JPH01236211A - ビニルピロリドン共重合体第四級塩の製造方法 - Google Patents
ビニルピロリドン共重合体第四級塩の製造方法Info
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- JPH01236211A JPH01236211A JP6430088A JP6430088A JPH01236211A JP H01236211 A JPH01236211 A JP H01236211A JP 6430088 A JP6430088 A JP 6430088A JP 6430088 A JP6430088 A JP 6430088A JP H01236211 A JPH01236211 A JP H01236211A
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- A61K8/817—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a single or double bond to nitrogen or by a heterocyclic ring containing nitrogen; Compositions or derivatives of such polymers, e.g. vinylimidazol, vinylcaprolactame, allylamines (Polyquaternium 6)
- A61K8/8182—Copolymers of vinyl-pyrrolidones. Compositions of derivatives of such polymers
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ヘアーセツティング効果やヘアーコンディシ
ョニング効果を与える化粧品組成物の素材として有用な
ビニルピロリドン共重合体第四級塩の製造方法に関する
。
ョニング効果を与える化粧品組成物の素材として有用な
ビニルピロリドン共重合体第四級塩の製造方法に関する
。
毛髪をまとまり易くし、ブラッシング性や感触をよくす
る等所謂コンディショニング効果を与える素材として各
種のカチオン性ポリマーが知られている。
る等所謂コンディショニング効果を与える素材として各
種のカチオン性ポリマーが知られている。
なかでも、ビニルピロリドン共重合体第四級塩は薄膜形
成能を持ち、髪を非常に滑らかにし、6ミ1わた状態及
び乾いた状態でもブラッシングや櫛かけが容易で、高湿
度の条件でもカール保持性が良い等、諸機能に於て優れ
ている。
成能を持ち、髪を非常に滑らかにし、6ミ1わた状態及
び乾いた状態でもブラッシングや櫛かけが容易で、高湿
度の条件でもカール保持性が良い等、諸機能に於て優れ
ている。
ビニルピロリドン共重合体第四級塩は、従来、N−ビニ
ルピロリドンと相当するアミノアルキルアクリレート誘
導体とを共重合させ、次いで生成した共重合体を第四級
化剤で四級化して製造されている。
ルピロリドンと相当するアミノアルキルアクリレート誘
導体とを共重合させ、次いで生成した共重合体を第四級
化剤で四級化して製造されている。
しかしながら、上記従来法に於ては、水溶媒中で共で示される第四級アンモニウムアルキル
アクリレート誘導体とを、これら二つのモノマー以外の
第三の千ツマ−の共存下又は不存在下に共重合させるこ
とを特徴とする一般式 [11] (式中、AはN−ビニルピロリドン及び第四級アンモニ
ウムアルキルアクリレート誘導体鳳外の第三の千ツマー
単位を表わし、R’、II2.II3及びR4は補記と
同じ。また、Xは60〜90モルパーセント(モル%)
、yは10〜40モルパーセント(モル%)、zは0〜
30モルパーセント(モル%)を表わし、且つx+y+
Z=100である)。
、R1は水素原子又はメチル基を表わし、R2は水酸基
を有していてもよい炭素数1〜4の低級アルキレン基を
表わし、RJ、R’は夫々独立してメチル基又はエチル
基を表わす。)で示される第四級アンモニウムアルキル
アクリレート誘導体とを、これら二つのモノマー以外の
第三の千ツマ−の共存下又は不存在下に共重合させるこ
とを特徴とする一般式 [11] (式中、AはN−ビニルピロリドン及び第四級アンモニ
ウムアルキルアクリレート誘導体鳳外の第三の千ツマー
単位を表わし、R’、II2.II3及びR4は補記と
同じ。また、Xは60〜90モルパーセント(モル%)
、yは10〜40モルパーセント(モル%)、zは0〜
30モルパーセント(モル%)を表わし、且つx+y+
Z=100である)。
で示されるビニルピロリドン共重合体第四級塩の製造方
法の発明である。
法の発明である。
一般式 [I]及び [11] に於けるR1としては
、水素原子又はメチル基が挙げられ、R2としてはメチ
レン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基等、炭
素数1〜4の低級アルキレン基又はこれらに水酸基がつ
いた基が挙げられ、1113.R4としては夫々独立し
てメチル基又はエチル基が挙げられる。
、水素原子又はメチル基が挙げられ、R2としてはメチ
レン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基等、炭
素数1〜4の低級アルキレン基又はこれらに水酸基がつ
いた基が挙げられ、1113.R4としては夫々独立し
てメチル基又はエチル基が挙げられる。
本発明で用いられるN−ビニルピロリドン及び第四級ア
ンモニウムアルキルアクリレート1銹導体以外の第三の
モノマーとしては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸
、アクリルアミド、N−メチルアクリルアミド、N−エ
チルアクリルアミド、ビニルスルホン酸、スチレンスル
ホン酸、アリルスルホン酸、メタアリルスルホン酸 等
や、例えば−数式 [II[] (式中、l(l、R7及びR3は前記と同じ。)で示さ
れるアミノアルキルアクリレート誘導体等、N−ビニル
ピロリドンと共重合し得る水溶性千ツマ−か全て挙げら
れ、特に制約はないが、得られた共重合体の水溶状か特
に良いと言う点で、−数式[I[1]で示されるアミノ
アルキルアクリレート誘導体がより好ましく用いられる
。
ンモニウムアルキルアクリレート1銹導体以外の第三の
モノマーとしては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸
、アクリルアミド、N−メチルアクリルアミド、N−エ
チルアクリルアミド、ビニルスルホン酸、スチレンスル
ホン酸、アリルスルホン酸、メタアリルスルホン酸 等
や、例えば−数式 [II[] (式中、l(l、R7及びR3は前記と同じ。)で示さ
れるアミノアルキルアクリレート誘導体等、N−ビニル
ピロリドンと共重合し得る水溶性千ツマ−か全て挙げら
れ、特に制約はないが、得られた共重合体の水溶状か特
に良いと言う点で、−数式[I[1]で示されるアミノ
アルキルアクリレート誘導体がより好ましく用いられる
。
−a式[rl]に於けるAは上記N−ビニルピロリドン
と共重合し得るモノマーのモノマー単位を表わし、また
、x、y、zは60〜90モル%、10〜40モル%、
及び0〜30モル%を夫々表わす。但し、X + y
+ z = 100である。
と共重合し得るモノマーのモノマー単位を表わし、また
、x、y、zは60〜90モル%、10〜40モル%、
及び0〜30モル%を夫々表わす。但し、X + y
+ z = 100である。
本発明の製造方法は、N−ビニルピロリドンと上記−数
式[I]で示される四級化されたアミノアルキルアクリ
レート誘導体、即ち第四級アンモニウムアルキルアクリ
レート誘導体とをこれら二つの千ツマー以外の第三のモ
ノマーの共存下又は不存在下にこれらモノマーの二重結
合がビニル1n合を起こすような条件で反応させること
により容易に実施することができる。即ち、例えば常圧
ド、窒素、アルゴン等の不活性ガスの雰囲気下に置く等
、遊離酸素の不存在下に、適当なラジカル触媒、例えば
2.2°−アゾビス(2−メチルプロピオン酸メチル)
、2.2−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)等
のアゾ系重合開始剤、又は過酸化水素、第三級ブチルパ
ーオキサイド等の過酸化物系重合開始剤等を用いて重合
を開始させ、共重合反応させればよい。
式[I]で示される四級化されたアミノアルキルアクリ
レート誘導体、即ち第四級アンモニウムアルキルアクリ
レート誘導体とをこれら二つの千ツマー以外の第三のモ
ノマーの共存下又は不存在下にこれらモノマーの二重結
合がビニル1n合を起こすような条件で反応させること
により容易に実施することができる。即ち、例えば常圧
ド、窒素、アルゴン等の不活性ガスの雰囲気下に置く等
、遊離酸素の不存在下に、適当なラジカル触媒、例えば
2.2°−アゾビス(2−メチルプロピオン酸メチル)
、2.2−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)等
のアゾ系重合開始剤、又は過酸化水素、第三級ブチルパ
ーオキサイド等の過酸化物系重合開始剤等を用いて重合
を開始させ、共重合反応させればよい。
共重合反応に於けるモル比はN−ビニルピロリドン60
〜90モル%に対して第四級アンモニウムアルキルアク
リレート誘導体が10〜40モル%、第三のモノマーが
0〜30モル%となるよう選定すればよい。また、重合
開始剤の使用量は、千ツマ−の総量に対し通常0.05
〜2.0%の範囲から目的に応じて適宜選択すればよく
、必要であわばこれを数回に分けて添加する等は任意で
ある。
〜90モル%に対して第四級アンモニウムアルキルアク
リレート誘導体が10〜40モル%、第三のモノマーが
0〜30モル%となるよう選定すればよい。また、重合
開始剤の使用量は、千ツマ−の総量に対し通常0.05
〜2.0%の範囲から目的に応じて適宜選択すればよく
、必要であわばこれを数回に分けて添加する等は任意で
ある。
反応温度は通常50〜100℃程度、好ましくは80〜
95℃程度が選択されるが、最終的には目的とする共重
合体の分子量等に応じて適宜選択されるべきものである
ことは言うまでもない。重合時間は反応温度その他の反
応条件や目的とする共重合体の分子量等により若干異な
るか、通常は4〜6時間程度で充分である。
95℃程度が選択されるが、最終的には目的とする共重
合体の分子量等に応じて適宜選択されるべきものである
ことは言うまでもない。重合時間は反応温度その他の反
応条件や目的とする共重合体の分子量等により若干異な
るか、通常は4〜6時間程度で充分である。
本発明に於て用いられる一般式[I]で示される第四級
アンモニウムアルキルアクリレート誘導体は、例えば、
−数式[I11] (式中、li、R2及びR3は前記と同じ。)で示され
るアミノアルキルアクリレート誘導体を第四級化剤、例
えば−数式[IV] (R’) 250. [rV ](式中
、R4は前記と同じ。)で示されるジアルキル硫酸と常
法に従って反応させることにより容易に得られる。即ち
、例えば−数式[I11]で示されるアミノアルキルア
クリレート誘導体を理論量の0.5〜1.0倍モルのジ
アルキル硫酸と、室温付近、即ち15〜40℃程度で3
0分乃至2時間程度反応させれば目的とする第四級アン
モニウムアルキルアクリレート誘導体が容易に得られる
から、このようにして得られたものをN−ビニルピロリ
ドンとの反応に用いればよい。
アンモニウムアルキルアクリレート誘導体は、例えば、
−数式[I11] (式中、li、R2及びR3は前記と同じ。)で示され
るアミノアルキルアクリレート誘導体を第四級化剤、例
えば−数式[IV] (R’) 250. [rV ](式中
、R4は前記と同じ。)で示されるジアルキル硫酸と常
法に従って反応させることにより容易に得られる。即ち
、例えば−数式[I11]で示されるアミノアルキルア
クリレート誘導体を理論量の0.5〜1.0倍モルのジ
アルキル硫酸と、室温付近、即ち15〜40℃程度で3
0分乃至2時間程度反応させれば目的とする第四級アン
モニウムアルキルアクリレート誘導体が容易に得られる
から、このようにして得られたものをN−ビニルピロリ
ドンとの反応に用いればよい。
尚、−数式[II+1で示されるアミノアルキルアクリ
レート誘導体の例を挙げると、次の通りである。
レート誘導体の例を挙げると、次の通りである。
(1)ジメチルアミノメチルアクリレート(2)ジメチ
ルアミノメチルメタクリレート(3)ジエチルアミノメ
チルアクリレート(4)ジエチルアミノメチルメタクリ
レート(5)ジメチルアミノエチルアクリレート(6)
ジメチルアミノエチルメタクリレート(7)ジエチルア
ミノエチルアクリレート(8)ジエチルアミノエチルメ
タクリレート(9)ジメチルアミノ−2−ヒドロキシエ
チルアクリレート QQIジメチルアミノ−2−ヒドロキシエチルメタクリ
レート 00ジエチルアミノ−2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト (転)ジエチルアミノ−2−ヒドロキシエチルメタクリ
レート 員ジメチルアミノー2−ヒドロキシプロピルアクリレー
ト (14)ジメチルアミノ−2−ヒドロキシプロピルメタ
クリレート 0タジエチルアミノー2−ヒドロキシプロピルアクリレ
ート Clll0ジエチルアミノ−2−ヒドロキシプロピルメ
タクリレート αηジメチルアミノブチルアクリレート(lIIIジメ
チルアミノブチルメタクリレートαJジエチルアミノブ
チルアクリレートCcllジエチルアミノブチルメタク
リレート従来、ビニルピロリドン共重合体第四級塩の製
造に当っては、四級化反応は共重合の後行なわれていた
ため四級化反応が極めて遅く、全体の反応時間は数十時
間又はそれ以上と非常に長時間を要していたが、本発明
の如く千ツマ−の四級化反応後共重合させると極めて短
時間の反応で所望の四級化反応を充分に行なうことがで
きるため、全体の反応時間は著しく短時間となり、本発
明の方法によると従来法と比較して極めて短時間のうち
に所望の四級化及び共重合反応を行なうことかできる。
ルアミノメチルメタクリレート(3)ジエチルアミノメ
チルアクリレート(4)ジエチルアミノメチルメタクリ
レート(5)ジメチルアミノエチルアクリレート(6)
ジメチルアミノエチルメタクリレート(7)ジエチルア
ミノエチルアクリレート(8)ジエチルアミノエチルメ
タクリレート(9)ジメチルアミノ−2−ヒドロキシエ
チルアクリレート QQIジメチルアミノ−2−ヒドロキシエチルメタクリ
レート 00ジエチルアミノ−2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト (転)ジエチルアミノ−2−ヒドロキシエチルメタクリ
レート 員ジメチルアミノー2−ヒドロキシプロピルアクリレー
ト (14)ジメチルアミノ−2−ヒドロキシプロピルメタ
クリレート 0タジエチルアミノー2−ヒドロキシプロピルアクリレ
ート Clll0ジエチルアミノ−2−ヒドロキシプロピルメ
タクリレート αηジメチルアミノブチルアクリレート(lIIIジメ
チルアミノブチルメタクリレートαJジエチルアミノブ
チルアクリレートCcllジエチルアミノブチルメタク
リレート従来、ビニルピロリドン共重合体第四級塩の製
造に当っては、四級化反応は共重合の後行なわれていた
ため四級化反応が極めて遅く、全体の反応時間は数十時
間又はそれ以上と非常に長時間を要していたが、本発明
の如く千ツマ−の四級化反応後共重合させると極めて短
時間の反応で所望の四級化反応を充分に行なうことがで
きるため、全体の反応時間は著しく短時間となり、本発
明の方法によると従来法と比較して極めて短時間のうち
に所望の四級化及び共重合反応を行なうことかできる。
IH+られた共重合体はいずれも水溶状に著しく優れ、
分子量は反応条件(反応温度、反応時間、触媒量等)を
適宜選択することにより数万〜数百万のものが任意に得
られる。
分子量は反応条件(反応温度、反応時間、触媒量等)を
適宜選択することにより数万〜数百万のものが任意に得
られる。
以下に実施例を示すが、本発明はこれらの実施例によっ
て何等の制約を受けるものではない。
て何等の制約を受けるものではない。
(実施例)
実施例1゜
ジメチルアミノエチルアクリレート12.8gにジエチ
ル硫酸13.8gを25〜30℃で加え、同′4A度で
1時間反応させた。これに、N−ビニルピロリドン40
g、蒸留水267rnlを加え、窒素置換後、2.2−
アゾビス(2−メチルプロピオン酸メチル)0.3gを
0.1gずつ3回に分けて添加し、この間80〜85℃
で5時間重合反応を行ない、目的のビニルピロリドン共
重合体第四級塩の澄明水溶液を得た。固形分20.1%
。残存モノマー0.3%。5%水溶液粘度623cps
。
ル硫酸13.8gを25〜30℃で加え、同′4A度で
1時間反応させた。これに、N−ビニルピロリドン40
g、蒸留水267rnlを加え、窒素置換後、2.2−
アゾビス(2−メチルプロピオン酸メチル)0.3gを
0.1gずつ3回に分けて添加し、この間80〜85℃
で5時間重合反応を行ない、目的のビニルピロリドン共
重合体第四級塩の澄明水溶液を得た。固形分20.1%
。残存モノマー0.3%。5%水溶液粘度623cps
。
比較のため、上記と同様に水溶媒を用い、敏初にN−ビ
ニルピロリドンをジメチルアミノエチルアクリレートと
共重合させ、次いでこれをジエチル硫酸と反応させたと
ころ、四級化反応の反応速度は極めてdく、引続き32
時間反応させても不充分であり、溶状も微温していた。
ニルピロリドンをジメチルアミノエチルアクリレートと
共重合させ、次いでこれをジエチル硫酸と反応させたと
ころ、四級化反応の反応速度は極めてdく、引続き32
時間反応させても不充分であり、溶状も微温していた。
実施例2〜5
ジメチルアミノエチルメタクリレート14.1gにジエ
チル硫酸8.3〜13.8g(理論量×0.6〜1.0
)を25〜30℃で加え、同温度で1時間反応させた。
チル硫酸8.3〜13.8g(理論量×0.6〜1.0
)を25〜30℃で加え、同温度で1時間反応させた。
こわに、N−ビニルピロリドン40g、蒸留水239〜
272−を加え、窒素置換後、2.2−アソビス(2−
メチルプロピオン酸メチル)O,]gを0.1gずつ3
回に分けて添加し、この間80〜85℃で5時間重合反
応を行ない、目的のビニルピロリドン共重合体第四級塩
の澄明水溶液を得た。結果を表1に示す。
272−を加え、窒素置換後、2.2−アソビス(2−
メチルプロピオン酸メチル)O,]gを0.1gずつ3
回に分けて添加し、この間80〜85℃で5時間重合反
応を行ない、目的のビニルピロリドン共重合体第四級塩
の澄明水溶液を得た。結果を表1に示す。
表 1
実施例6゜
N−ビニルピロリドン80g、ジメチルアミノエチルメ
タクリレート28.2g、蒸留水530gを混合し、こ
むにジエチル硫酸24.8gを25±2℃で加え、同温
度で1時間反応させた。窒素置換後、2.2−アゾビス
(2−メチルプロピオン酸メチル) o、6gを0.
2gずつ3回に分けて添加し、この間85〜90℃で5
時間重合反応を行ない、 5目的のビニルピロリドン
共重合体第四級塩の澄明水溶液を得た。固形分20.6
%。残存モノマー0.3%。5%水溶液粘度140cp
s。
タクリレート28.2g、蒸留水530gを混合し、こ
むにジエチル硫酸24.8gを25±2℃で加え、同温
度で1時間反応させた。窒素置換後、2.2−アゾビス
(2−メチルプロピオン酸メチル) o、6gを0.
2gずつ3回に分けて添加し、この間85〜90℃で5
時間重合反応を行ない、 5目的のビニルピロリドン
共重合体第四級塩の澄明水溶液を得た。固形分20.6
%。残存モノマー0.3%。5%水溶液粘度140cp
s。
実施例7゜
N−ビニルピロリドン80g、ジメチルアミノエチルメ
タクリレート20g1蒸留水470gを混合し、これに
ジエチル硫酸IL6gを25±2℃で加え、同温度で1
時間反応させた。窒素置換後、2.2−アゾビス(2−
メチルプロピオン酸メチル) 0.6gを0.2gず
つ3回に分けて添加し、この間90〜95℃で5時間重
合反応を行ない、目的のビニルピロリドン共重合体第四
級塩の澄明水溶液を得た。固形分20.0%。残存子ツ
マ−0,1%。
タクリレート20g1蒸留水470gを混合し、これに
ジエチル硫酸IL6gを25±2℃で加え、同温度で1
時間反応させた。窒素置換後、2.2−アゾビス(2−
メチルプロピオン酸メチル) 0.6gを0.2gず
つ3回に分けて添加し、この間90〜95℃で5時間重
合反応を行ない、目的のビニルピロリドン共重合体第四
級塩の澄明水溶液を得た。固形分20.0%。残存子ツ
マ−0,1%。
5%水溶液粘度75cps。
本発明は、ビニルピロリドン共重合体第四級塩の改善さ
れた製造方法を提供するものであり、本発明の製造法に
よれば、水溶媒中、短時間の反応で水溶状に著しく慢れ
たビニルピロリドン共重合体第四級塩が容易に且つ効率
的に得られる点にin著な効果を奏するものである。
れた製造方法を提供するものであり、本発明の製造法に
よれば、水溶媒中、短時間の反応で水溶状に著しく慢れ
たビニルピロリドン共重合体第四級塩が容易に且つ効率
的に得られる点にin著な効果を奏するものである。
特許出願人 和光純薬工業株式会社
Claims (2)
- (1)N−ビニルピロリドンと一般式[ I ]▲数式、
化学式、表等があります▼[ I ] (式中、R^1は水素原子又はメチル基を表わし、R^
2は水酸基を有していてもよい炭素数1〜4の低級アル
キレン基を表わし、R^3、R^4は夫々独立してメチ
ル基又はエチル基を表わす。)で示される第四級アンモ
ニウムアルキルアクリレート誘導体とを、これら二つの
モノマー以外の第三のモノマーの共存下又は不存在下に
共重合させることを特徴とする一般式[II] ▲数式、化学式、表等があります▼[II] (式中、AはN−ビニルピロリドン及び第四級アンモニ
ウムアルキルアクリレート誘導体以外の第三のモノマー
単位を表わし、R^1、R^2、R^3及びR^4は前
記と同じ。また、xは60〜90モルパーセント、yは
10〜40モルパーセント、zは0〜30モルパーセン
トを表わし、且つx+y+z=100である。)で示さ
れるビニルピロリドン共重合体第四級塩の製造方法。 - (2)一般式[III] ▲数式、化学式、表等があります▼[III] (式中、R^1、R^2及びR^3は前記と同じ。)で
示されるアミノアルキルアクリレート誘導体を一般式[
IV] (R^4)_2SO_4[IV] (式中、R^4は前記と同じ。)で示されるジアルキル
硫酸と反応させて得られる一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] (式中、R^1、R^2、R^3及びR^4は前記と同
じ。)で示される第四級アンモニウムアルキルアクリレ
ート誘導体をN−ビニルピロリドンと共重合体させる請
求項(1)に記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6430088A JPH01236211A (ja) | 1988-03-17 | 1988-03-17 | ビニルピロリドン共重合体第四級塩の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP6430088A JPH01236211A (ja) | 1988-03-17 | 1988-03-17 | ビニルピロリドン共重合体第四級塩の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH01236211A true JPH01236211A (ja) | 1989-09-21 |
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Family Applications (1)
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JP6430088A Pending JPH01236211A (ja) | 1988-03-17 | 1988-03-17 | ビニルピロリドン共重合体第四級塩の製造方法 |
Country Status (1)
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JP (1) | JPH01236211A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0779318A1 (en) | 1995-12-14 | 1997-06-18 | Wako Pure Chemical Industries, Ltd. | Silicon-containing block copolymer |
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-
1988
- 1988-03-17 JP JP6430088A patent/JPH01236211A/ja active Pending
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