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JPH01232391A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

Info

Publication number
JPH01232391A
JPH01232391A JP63059619A JP5961988A JPH01232391A JP H01232391 A JPH01232391 A JP H01232391A JP 63059619 A JP63059619 A JP 63059619A JP 5961988 A JP5961988 A JP 5961988A JP H01232391 A JPH01232391 A JP H01232391A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
movement
visible image
amount
visible
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63059619A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Hamaguchi
浜口 晃
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP63059619A priority Critical patent/JPH01232391A/ja
Publication of JPH01232391A publication Critical patent/JPH01232391A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、放射線画像等の画像を表わす画像データに基
づいて、可視画像を表示する画像表示装置に関するもの
である。
(従来の技術) 放射線画像等の画像を表わす画像データを得、この画像
データに適切な画像処理を施した後、この画像データに
基づいて可視画像を表示することは種々の分野で行なわ
れている。たとえば、後の画像処理に適合するように設
計されたガンマ値の低いX線フィルムを用いてX線画像
を記録し、このX線画像が記録されたフィルムからX線
画像を読み取って電気信号に変換し、この電気信号(画
像データ)に画像処理を施した後、CRTデイスプレィ
装置等に可視画像として再生することにより、コントラ
スト、シャープネス、粒状性等の画質性能の良好な可視
画像を得ることのできるシステムが開発されている。
また本願出願人により、放射線(X線、α線。
β線、γ線、電子線、紫外線等)を照射するとこの放射
線エネルギーの一部が蓄積され、その後可視光等の励起
光を照射すると蓄積されたエネルギーに応じて輝尽発光
を示す蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)を利用して、人体
等の被写体の放射線画像情報を−Hシート状の蓄積性蛍
光体に記録し、この蓄積性蛍光体シートをレーザ光等の
励起光で走査して輝尽発光光を生ぜしめ、得られた輝尽
発光光を光電的に読み取って画像データを得、この画像
データに基づき被写体の放射線画像を写真感光材料等の
記録材料、CRTデイスプレィ装置等に可視像として出
力させる放射線画像記録再生システムがすでに提案され
ている(特開昭55−12429号、同56−1139
5号、同55(63472号、同5G−104f345
号、同55−116340号等)。
このシステムは、従来の銀塩写真を用いる放射線写真シ
ステムと比較して極めて広い放射線露出域にわたって画
像を記録しつるという実用的な利点を有している。すな
わち、蓄積性蛍光体においては、放射線露光量に対して
蓄積後に励起にょって輝尽発光する発光光の光量が極め
て広い範囲にわたって比例することが認められており、
従って種々の撮影条件により放射線露光量がかなり大幅
に変動しても、蓄積性蛍光体シートより放射される輝尽
発光光の光量を読取ゲインを適当な値に設定して光電変
換手段により読み取って電気信号に変換し、この電気信
号を用いて写真感光材料等の記録材料、CRTデイスプ
レィ装置等の画像表示装置に放射線画像を可視画像とし
て出力させることによって、放射線露光量の変動に影響
されない放射線画像を得ることができる。
ところで、CRTデイスプレィ装置等の画像表示装置に
可視画像を表示する場合に、単に表示するのみでなく、
表示した可視画像の一部を表示画面上で移動させて位置
合わせをしたり、複数の可視画像を表示画面上に同時に
表示させて、この複数の可視画像の位置を相対的に移動
させて重ね合わせたりすることもよく行なわれている。
たとえば、上記蓄積性蛍光体シートを用いて人体の病気
の診断を行なうシステムにおいて、同一被写体の通常の
撮影と造影撮影(造影剤を投与した被写体を撮影したも
の)のそれぞれから得られた画像データに基づく可視画
像を表示画面上で重ね合わせて引き算し、造影剤の分布
の様子を観察すること等が行なわれている。
表示された可視画像の移動量等を画像表示装置に指示す
るために、いわゆるマウスやトラックボール等の画像移
動操作手段がよく用いられる。この画像移動操作手段は
、可動部を有しく画像移動操作手段の全体が一体的に移
動するものである場合を含む)、この可動部をたとえば
手で持って動かすことにより、この動きを画像表示装置
に伝えて、この可動部の動きに応じて表示された可視画
像を移動させるように構成されているものであり、可視
画像の移動量等を簡便に指示入力できることから近年多
用されているものである。
(発明が解決しようとする課題) 上記画1m移動操作手段(以下、「マウス」で代表させ
る。)を用いて画像表示装置に表示された可視画像を移
動させるには、従来は、マウスの移動量と比例するよう
に、可視画像の移動量が定められていた。
したがって、可視画像を表示画面上で大きく移動させた
いときは、マウスを大きく移動させ、可視画像の位置を
微調整するときはマウスをわずかに移動させていた。
ところが、可視画像を大きく移動させる場合に合わせて
マウスの単位移動量あたりの可視画像の移動量を定める
と、可視画像の位置を微調整する場合に、マウスのわず
かな動きでも可視画像が大きく動いてしまい微:JS整
が非常にやりにくいという問題が生ずる。一方、マウス
の単位移動量あたりの可視画像の移動量を微調整の場合
に合うように定めておくと、マウスを大きく移動させて
も可視画像はわずかにしか移動せず、可視画像を大きく
移動させる場合に非常にやりにくく作業効率が悪いとい
う問題が生ずる。また、マウスの単位移動量あたりの可
視画像の移動量を粗調整用と微調整用との2段階に切り
替えるシステムもあるが、切り替えがわずられしいとい
う問題がある。特に上記造影撮影と通常撮影の可視画像
を表示画面上で重ね合わせて引き算をする場合等におい
ては、2つの可視画像を非常に精密に重ね合わせる必要
があるため、可視画像を大きく移動させる場合から、微
調整を行なう場合までの広範囲をカバーするためには3
〜4段階の切替えが必要となり、この切替えを行なうこ
とは非常にわずられしく、作業の効率を低下させる原因
となるという問題を生ずる。
本発明は、上記問題に鑑み、上記切替え等を行なうこと
なく、可視画像の表示画面上での大きな移動から位置の
精密な微調整までを行なうことのできる画像移動操作手
段を有する画像表示装置を提f共することを目的とする
ものである。
(課題を解決するための手段) 第1図は、本発明の画像表示装置の構成を明示した全体
構成図である。
本発明の画像表示装置は、 画像データに基づいて可視画像を表示する表示手段1、 可動部を有し、表示手段1に表示された可視画像を表示
画面内で移動させるために、該可動部の移動量および移
動速度を表わす情報を入力する画像移動操作手段2、お
よび 画像移動操作手段2から人力された上記情報に基づいて
、可視画像の移動量を求め、これら可視画像の移動量を
表わす情報を表示手段1に向けて出力する画像移動制御
手段3を有し、 画像移動制御手段3が上記可動部の移動量と移動速度と
を表わす情報に基づいて、該移動速度が上昇するほど上
記可動部の単位移動量あたりの可視画像の移動量(以下
、画像移動量と呼ぶ。)を増加させるように、可視画像
の移動量を求めるものであり、 表示手段1が、画像移動制御手段3で求められた可視画
像の移動量を表わす情報に基づいて、表示手段1に表示
された可視画像を移動させるものであることを特徴とす
るものである。
ここで、上記画像移動操作手段2の可動部は、画像移動
操作手段2の一部のみが動くものであってもよく、また
は画像移動操作手段2の全体が一体的に動き、たとえば
机上のランダムパターンを光電的に読み取ってその動き
を認識するようなものであってもよい。
また、上記「該移動速度が上昇するほど上記可動部の単
位移動量あたりの可視画像の移動量(以下、画像移動量
と呼ぶ。)を増加させるように、可視画像の移動量を求
める」とは、上記可動部の移動速度が上昇するほど、画
像移動量が全体として上昇する傾向にあればよく、上記
可動部の移動速度の上昇に伴って画像移動量が単調に増
加する場合だけでなく、上記可動部の移動速度が変化し
ても画像移動量が変化しない領域を一部に含む等、たと
えば画像移動量が階段状に変化するもの、または、画像
移動量が大きくなりすぎないように、上記可動部の移動
速度が大きな領域では画像移動量が変化しないようにし
たもの等が含まれる。
(作  用) 本発明の画像表示装置は、画像移動操作手段2を動かす
オペレータの心理を利用したものである。
すなわちオペレータ可視画像を表示画面上で大きく動か
そうとするときは、画像移動操作手段2を大きく移動さ
せるとともに早く移動させる。一方、可視画像の位置を
微調整するときは、画像移動操作手段2をわずかにかつ
ゆっくりと移動させようとする。本発明は、画像移動操
作手段2の移動量だけでなく、移動速度も考慮すること
により、上記目的を達成したものである。
すなわち、本発明の画像表示装置は、上記画像移動制御
手段3が、画像移動操作手段2の可動部の移動量と移動
速度とを表わす情報に基づいて、該移動速度が上昇する
ほど上記可動部の単位移動量あたりの可視画像の移動量
を増加させるように、可視画像の移動量を求め、求めら
れた可視画像の移動量を表わす情報を表示手段1に向け
て出力し、表示手段1が、この情報に基づいて、表示手
段1に表示された可視画像を移動させるものであるため
、画像移動操作手段2の可動部が、大きくしかも早く動
かされたときには、可視画像が非常に大きく動き、わず
かにしかもゆっくりと動かされたときには、可視画像は
ほんのわずかしか動かず、上記可動部の単位移動量あた
りの可視画像の移動量を数段階に切替える必要がなく、
可視画像の大きな動きから精密な微:J!J整までの広
いレンジを包括的にカバーすることができる。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例について、図面を参照して説明す
る。
第2図は、後述する本発明の画像表示装置の一例と接続
される画像読取装置の一実施例の斜視図である。
この装置は、前述した、放射線を照射するとこの放射線
エネルギーの一部が蓄積され、その後可視光等の励起光
を照射すると蓄積されたエネルギーに応じて輝尽発光を
示す蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)を用いた装置である
図示しない撮影装置において、人体等の被写体に放射線
が照射されて撮影が行なわれ、この被写体の放射線画像
が蓄積性蛍光体シートに蓄積記録される。
この撮影の行なわれた蓄積性蛍光体シー)11が、第2
図に示す画像読取装置の所定位置にセットされる。
このようにしてセットされた蓄積性蛍光体シート11は
モータ12により駆動されるエンドレスベルト等のシー
ト搬送手段13により、矢印Y方向に搬送(副走査)さ
れる。一方、レーザ光源14から発せられた励起光15
はモータIBにより駆動され矢印Z方向に高速回転する
回転多面鏡17によって反射偏向され、fθレンズ等の
集束レンズ18を通過した後、ミラー19により光路を
変えて前記シートIIに入射し前記副走査の方向(矢印
Y方向)と略垂直な矢印X方向に主走査する。この励起
光I5が照射されたシート11の箇所からは、蓄積記録
されている放射線画像情報に応じた光量の輝尽発光光2
0が発散され、この輝尽発光光20は光ガイド21によ
って導かれ、フォトマルチプライヤ(光電子増倍管)2
2によって光電的に検出される。上記光ガイド21はア
クリル板等の導光性材料を成形して作られたものであり
、直線状をなす入射端面21aが蓄積性蛍光体シートI
I上の主走査線に沿って延びるように配され、円環状に
形成された出射端面21bにフォトマルチプライヤ22
の受光面が結合されている。入射端面21aから光ガイ
ド21内に入射した輝尽発光光20は、光ガイド21の
内部を全反射を繰り返して進み、出射端面21bから出
射してフォトマルチプライヤ22に受光され、前記放射
線画像情報を担持する輝尽発光光20の光量がフォトマ
ルチプライヤ22によって検出される。フォトマルチプ
ライヤ22から出力されたアナログ信号S1は増幅器2
3によって増幅され、A/D変換器24において各画素
について10ビツトの信号となるようにディジタル化さ
れ、必要十分な精度の画像データS2が得られる。この
ようにして得られた、各画素あたりIOビットのディジ
タルの画像データS2はメモリ25に一旦入力され、記
憶される。1枚の蓄積性蛍光体シート11全面に対応す
る画像データS2がメモリ25に記憶されると、このメ
モリ25に記憶された画像データS2か後述する画像表
示装置に向けて送信される。この送信が完了して、メモ
リ25が次の画像データを記憶し得る状態になるまで、
次の蓄積性蛍光体シートの読取りは行なわれない。
第3図は、本発明の画像表示装置の構成の一例を示した
図である。
この画像表示装置200は、中央処理ユニット(以下、
CPUと略す)31、たとえばICメモリ等で構成され
作動中のプログラムや各種のフラグ等を記憶しておく主
メモリ32、前述した画像読取部100が接続されたイ
ンターフェイス33、インターフェイス33を経由して
入力された画像データS2に適切な画像処理を施す2台
の画像処理ユニット(以下、ALUと略す)34.35
、コンソール用CRTデイスプレィ38aが接続された
コンソール用CRTデイスプレィ制御ユニット3B、コ
ンソール用キーボード37bが接続されたコンソール用
キーボード制御ユニット37.3台の画像表示用CRT
デイスプレィ制御ユニット42.43.44と画像移動
操作手段としてのマウス45とが接続され、画像データ
をどの画像表示用CRT制御ユニット42,43゜44
に送るかを制御する画像データ転送制御ユニット38、
磁気ディスクユニット39、および磁気ディスクユニッ
ト40aが接続された10ビツト・8ビツト変換ユニツ
ト40から構成され、上記各ユニット等31〜40はパ
スライン41で互いに接続されている。
また、各画像表示用CRTデイスプレィ制御ユニット4
2.43.44には、各画像表示用CRTデイスプレィ
42a、43a、44aが接続されている。これら制御
ユニット42.43.44とCRTデイスプレィ42a
、43a、44aにより第1図に示す表示手段1の一例
を構成している。
画像読取装置100(第2図参照)からインターフェイ
ス33を経由して入力された画像データS2は、まず磁
気ディスクユニット40aに一旦記憶される。ここで、
前述したように、画像データS2は各画素あたり10ビ
ツトの信号であり、一方磁気ディスクユニット42aは
、信号を8ビット単位で記憶するように構成されている
ため、画像データS2を磁気ディスクユニット40aに
入力して記憶する際には、10ビツトの画像データS2
が8ビット単位に変換されて記憶され、磁気ディスクユ
ニット40aから画像データS2を読み出す際には、8
ビット単位の信号がlOビットの画像データに変換され
て読み出される。
コンソール用CRTデイスプレィ制御ユニット36とコ
ンソール用CRTデイスプレィ36a1およびコンソー
ル用キーボード37とコンソール用キーボード37bは
、この装置200の作動状態の確認、作動の指示等を行
なうためのものである。また磁気ディスクユニット39
はプログラム保存用として用いられており、この磁気デ
ィスクユニット39に記憶されたプログラムが主メモリ
32に転送されて実行される。
磁気ディスクユニット40aから読み出された画像デー
タS2は、画像データに施す画像処理の種類に応じてA
LU34またはALU35に入力されて適切な画像処理
が施される。画像処理の施された画像データは画像デー
タ転送制御ユニット38を経由して画像表示用CRTデ
イスプレィ制御ユニット42,43.44のいずれかに
転送され、画像表示用CRTデイスプレィ42a、43
a、44aのいずれかに放射線画像が再生表示される。
画像表示用CRTデイスプレィ42a、43a、44a
が複数台接続されていることにより、たとえば同一被写
体を異なる角度から撮影することにより得られた複数種
類の画像データのそれぞれに基づく可視画像を同時に再
生表示して比較することや、被写体の現在の状態を表わ
す画像データと過去の状態を表わす画像データとに基づ
く可視画像を同時に再生表示して経時変化を調べること
等が可能となる。
また、同一被写体の造影撮影と通常の撮影との両者から
得られた画像データに基づく2つの可視画像を同時に同
一の画像表示用CRTデイスプレィに表示し、この2つ
の可視画像の一方を表示画面上で移動させて他方と重ね
合わせることにより、この2つの可視画像の差を表示し
て、造影剤の分布状態を観察すること等も行なわれる。
第4図は、1つのCRTデイスプレィに表示された、同
一被写体の2つの可視画像を示した図である。
CRTデイスプレィ50に表示された2つの可視画像5
1.52は、表示された初期の位置は図に示すように互
いにずれている。また、可視画像51は、一部の領域5
1aのみがたとえば造影剤等の影響で可視画像52と異
なっている。このとき、可視画像52を表示画面50a
上で移動させて可視画像51と重ね合わせ、この2つの
可視画像の差を求めて表示するようにすれば、上記一部
の領域51aのみを浮き上がらせて表示することができ
る。
上記重ね合わせを行なう場合やその細画像表示用CRT
デイスプレィ42a、43a、44aに表示された可視
画像を表示画面上で移動させるには、マウス45をオペ
レータが手で動かすことにより行なわれる。マウス45
の動きの情報は、画像データ転送制御ユニット38に入
力される。画像データ転送制御ユニット38は、各画像
表示用CRTデイスプレィ42a、43a、44aに表
示された可視画像を表示画面内で移動させる画像移動制
御手段を兼ねており、マウス45の動きの情報に基づい
て、各画像表示用CRTデイスプレィ42a、43a、
44aに表示された可視画像を表示画面内で移動する。
3台の画像表示用CRTデイスプレィ42a、43a、
44aのうちどの画像表示用CRTデイスプレィに表示
された可視画像を移動させるかについての指示はキーボ
ード37bから入力される。
上記移動の際、可視画像を表示画面上の一端から他端ま
で大きく動かす必要がある場合もあり、たとえば表示画
面の各画素の1/2程度にまで微妙に位置調整する必要
のある場合もある。
第5図は、画像データ転送制御ユニット38で行なわれ
る、マウス45の動きの情報を得て各画像表示用CRT
デイスプレィ42a、43a、44aに表示された可視
画像を移動させるための手順を示したフローチャートで
ある。
マウス45を用いて3台の画像表示用CRTデイスプレ
ィ42a、43a、44aのうちどの画像表示用CRT
デイスプレィに表示された可視画像を移動させるかにつ
いての指示がキーボード37bから入力された後、この
フローチャートに従って可視画像の移動が行なわれる。
マウス45が使用されている間、所定時間間隔毎のタイ
マ割込により、第5図に示した手順が実行される。
先ずマウスの位置を送信するように、マウスに対して位
置信号送信命令が発せられ(ステップ53)、しばらく
時期(ステップ54)シた後、マウスから送信された、
マウスの現時点の位置を示す位置信号が受信される(ス
テップ55)。この位置信号が受信されると、次に、こ
の位置信号に基づいて、以下の演算が行なわれる(ステ
ップ55)。
繰り返しタイマ割込みが入力された時点におけるマウス
の位置がそれぞれ(XI、Yl)、  (X2 、Y2
 ) 、・・””、(X、−1、Y、−1)、(Xn 
Y n ) 、・・・・・・と受信されたとする。ここ
でXl(i−1,2,・・・、ns・・・)はマウスの
横方向の位置を示し、Yl  (1−1,2,−・・、
nl・・・)はマウスの縦方向の位置を示すものとする
第5図に示すフローチャートに従って順次受信される位
置信号の時間間隔Δtはあらかじめ定められているため
、n回目の位置信号(Xn、Yn)を受信したとき、 ・・・・・・(1) の式にしたがってマウスの移動速度Vが求められる。
次に、この移動速度Vが上昇するほど、マウスの単位移
動量あたりの可視画像の移動量が増加するように、上記
移動速度Vの関数f’ (v)のテーブルが参照され、
上記移動速度Vに応じて関数f’ (v)の値が定めら
れる。
第6A図〜第6C図は、上記移動速度Vの関数r (v
)の各種関数形の例を表わした図である。
第6A図では移動速度Vが上昇するほど関数r(v)の
値が階段状に上昇している。第6B図では、移動速度V
の値が小さい領域Aでは、関数f’ (v)の値は移動
速度Vと比例して上昇し、移動速度Vの値の大きい領域
Bでは、関数f’ (v)の値は移動速度Vの値にかか
わらず一定となる。これは、移動速度Vが大きくなって
も可視画像の移動速度の上昇が制限されることを意味し
ている。第6C図は、移動速度Vの値の小さな領域Cと
大きな領域Eでは関数f’ (v)の変化率を小さくし
、中間の領域りでは関数f’ (v)の変化率を大きく
している。これは、第6B図の場合と同様に移動速度V
の値の大きな領域Eにおいて可視画像の移動速度が上昇
しすぎないように制限するとともに、移動速度Vの値の
小さな領域Cでは、可視画像の移動速度が小さくなりす
ぎないように制限することを意味している。
関数f’ (v)は、第6A図〜第6C図に例として示
すように各種の関数形をとることができるが、共通して
いる点は、移動速度Vが上昇するにしたがって関数r 
(v)の値が全体として上昇する傾向にある点である。
以上のようにして、マウスの移動速度Vの値に従って関
数r (v)の値が求められると、可視画像の横方向、
縦方向の移動量をそれぞれΔX、ΔYとしたとき、この
ΔX、ΔYが、 ΔX−f’(v)X  (Xn  −Xn−r  ) 
  ・・・・・12a)ΔY−f’(v)X (Yn 
 Y−+ )  −−(2b)の式にしたがって求めら
れる。
第5図に示すフローチャートのステップ55において、
上記アルゴリズムに従って可視画像の移動量ΔX、ΔY
が求められると、この可視画像の移動量ΔX、ΔYを表
わす信号が、あらがしめキーボード37bから指示され
た画像表示用CRTデイスプレィ制御ユニット42.4
3.44 (第3図参照)に送られて、対応する画像表
示用CRTデイスプレィ42a、43a、44aに表示
されている可視画像が表示画面上で移動される(ステッ
プ56)。
このようにマウス45の移動量のみではなく移動速度V
考慮して、この移動速度Vが上昇するほどマウスの単位
移動量あたりの可視画像の移動量を増加させるようにし
たため、オペレータが可視画像の移動量を切替えたりし
なくても、表示された可視画像を大きく移動させる場合
がら可視画像の位置を微妙に調整する場合までの広いレ
ンジにわたって、十分な速度と精度とをもって可視画像
を移動させて位置合わせを行なうことができる。
上記実施例では、放射線画像を表わす画像データを表示
画面上に表示する場合について説明したが、本発明の画
像表示装置は放射線画像を扱う場合だけでなく、画像デ
ータに基づいて表示手段に可視画像を表示し、この可視
画像を移動させる場合に広〈実施することができるもの
である。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明の画像表示装置は、
画像移動制御手段が画像移動操作手段の可動部の移動量
と移動速度とを表わす情報に基づいて、該移動速度が上
昇するほど上記可動部の単位移動量あたりの可視画像の
移動量を増加させるように、可視画像の移動量を求める
ものであり、表示手段が画像移動制御手段で求められた
、可視画像の移動量を表わす情報に基づいて、該表示手
段に表示された可視画像を移動させるものであるため、
オペレータが画像移動操作手段の可動部の単位移動量あ
たりの可視画像の移動量の設定を切替えたりする必要が
なく、可視画像を大きく移動させることから精密な位置
の微調整を行なうことまでの広範囲にわたって可視画像
の移動操作を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の画像表示装置の構成を明示した全体
構成図、 第2図は、本発明の画像表示装置の一例と接続される画
像読取装置の一実施例の斜視図、第3図は、本発明の画
像表示装置の構成の一例を示した図、 第4図は、1つのCRTデイスプレィに表示された、同
一被写体の2つの可視画像を示した図、第5図は可視画
像を移動させるための手順を示したフローチャート、 第6A図〜第6C図は、マウスの移動速度Vに応じて定
められた関数r(v)の関数形の各種例を示した図であ
る。 1・・・表示手段     2・・・画像移動操作手段
3・・・画像移動制御手段 42.43.44・・・画像表示用CRTデイスプレィ
制御ユニット 42a、43a、44a 、 50=−画像表示用CR
Tデイスプレィ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 画像データに基づいて可視画像を表示する表示手段、 可動部を有し、前記表示手段に表示された前記可視画像
    を表示画面内で移動させるために、該可動部の移動量と
    移動速度とを表わす情報を入力する画像移動操作手段、
    および 該画像移動操作手段から入力された前記情報に基づいて
    、前記可視画像の移動量を求め、前記可視画像の移動量
    を表わす情報を前記表示手段に向けて出力する画像移動
    制御手段を有し、 該画像移動制御手段が前記可動部の移動量と移動速度と
    を表わす情報に基づいて、該移動速度が上昇するほど前
    記可動部の単位移動量あたりの前記可視画像の移動量を
    増加させるように、前記可視画像の移動量を求めるもの
    であり、 前記表示手段が、前記画像移動制御手段で求められた前
    記可視画像の移動量を表わす情報に基づいて、該表示手
    段に表示された前記可視画像を移動させるものであるこ
    とを特徴とする画像表示装置。
JP63059619A 1988-03-14 1988-03-14 画像表示装置 Pending JPH01232391A (ja)

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