JPH01222418A - 電圧調整装置付変圧器 - Google Patents
電圧調整装置付変圧器Info
- Publication number
- JPH01222418A JPH01222418A JP63047384A JP4738488A JPH01222418A JP H01222418 A JPH01222418 A JP H01222418A JP 63047384 A JP63047384 A JP 63047384A JP 4738488 A JP4738488 A JP 4738488A JP H01222418 A JPH01222418 A JP H01222418A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- transformer
- series
- tap
- voltage regulator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電圧調整装置付変圧器に係り、特に主変圧器に
直列変圧器および調整変圧器を接続して成る電圧調整装
置付変圧器に関する。
直列変圧器および調整変圧器を接続して成る電圧調整装
置付変圧器に関する。
一般に、異なる電圧の二系統間で電力の授受を行なうと
共に、それら系統がいずれも直接接地方式である場合、
単巻変圧器を用いるのが経済的に有利である。この単巻
変圧器を電圧調整装置付変圧器とする場合、以下に述べ
る2つの方法が考えられる。
共に、それら系統がいずれも直接接地方式である場合、
単巻変圧器を用いるのが経済的に有利である。この単巻
変圧器を電圧調整装置付変圧器とする場合、以下に述べ
る2つの方法が考えられる。
その1つの方法は特開昭61−214409号公報に示
されるように、タップ巻線とタップ切換器を、電圧を切
換えようとする巻線の線路側に直接接続するものであり
、他の方法は、分路巻線の線路側に直列変圧器を接続し
、別に設けた調整変圧器によって直列変圧器の電圧を調
整するもので、第3図および第4図の如き構成となる。
されるように、タップ巻線とタップ切換器を、電圧を切
換えようとする巻線の線路側に直接接続するものであり
、他の方法は、分路巻線の線路側に直列変圧器を接続し
、別に設けた調整変圧器によって直列変圧器の電圧を調
整するもので、第3図および第4図の如き構成となる。
つまり両図に示すように、鉄心81に直列巻線1、分路
巻線2および三次巻線3をそれぞれ巻回して主変圧器1
0を構成し、鉄心82にこれを励磁する励磁巻線5およ
びタップ巻′Ns4とを巻回して調整変圧器20を構成
し、更に鉄心83に巻回した励磁巻線6と直列巻線7と
から直列変圧器30を構成している。直列変圧器30の
直列巻線7を主変圧器lOの分路巻線2の線路側へ直列
に接続し、また直列変圧器30の励磁巻線6と調整変圧
器20のタップ巻線4を並列に接続し、更に調整変圧器
20の励磁巻線5と主変圧器10の三次巻線3を並列に
接続している。
巻線2および三次巻線3をそれぞれ巻回して主変圧器1
0を構成し、鉄心82にこれを励磁する励磁巻線5およ
びタップ巻′Ns4とを巻回して調整変圧器20を構成
し、更に鉄心83に巻回した励磁巻線6と直列巻線7と
から直列変圧器30を構成している。直列変圧器30の
直列巻線7を主変圧器lOの分路巻線2の線路側へ直列
に接続し、また直列変圧器30の励磁巻線6と調整変圧
器20のタップ巻線4を並列に接続し、更に調整変圧器
20の励磁巻線5と主変圧器10の三次巻線3を並列に
接続している。
従来の前者による電圧調整装置付変圧器は、タップ巻線
およびタップ切換器が巻線の線路側に配置されるため、
それらの対地電圧が高くなって絶縁上の問題が生ずる。
およびタップ切換器が巻線の線路側に配置されるため、
それらの対地電圧が高くなって絶縁上の問題が生ずる。
特にタップ切換器は、タップ極性切換器とタップ選択器
とにそれぞれ可動部分を有するため、高電圧用とするに
は特別の配慮が必要で、構造が複雑になってしまう。そ
れ故、例えば500kVの系統と400kVの系統を連
系する場合、対地絶縁が400kV級のタップ切換器と
しなければならず、現実にはこのようなタップ切換器の
使用実績はない。従って、現実的には前者の電圧調整装
置付変圧器を採用するのは難しい。
とにそれぞれ可動部分を有するため、高電圧用とするに
は特別の配慮が必要で、構造が複雑になってしまう。そ
れ故、例えば500kVの系統と400kVの系統を連
系する場合、対地絶縁が400kV級のタップ切換器と
しなければならず、現実にはこのようなタップ切換器の
使用実績はない。従って、現実的には前者の電圧調整装
置付変圧器を採用するのは難しい。
一方、後者は、前者の如くタップ巻線4およびタップ切
換器を直接に巻線の線路側に接続していないので、タッ
プ巻線4およびタップ切換器の対地電圧を低く抑えるこ
とができ絶縁的に有利であるが、励磁巻線6および直列
巻線7を持つ直列液 。
換器を直接に巻線の線路側に接続していないので、タッ
プ巻線4およびタップ切換器の対地電圧を低く抑えるこ
とができ絶縁的に有利であるが、励磁巻線6および直列
巻線7を持つ直列液 。
圧器30を追加しなければならず、しかも、これら巻線
6,7はいずれもタップ巻線4と同等の容量が必要なの
で、経済的に不利である。従って、後者の電圧調整装置
付変圧器を実際に採用するには、経済性を高めることが
課題となっていた。
6,7はいずれもタップ巻線4と同等の容量が必要なの
で、経済的に不利である。従って、後者の電圧調整装置
付変圧器を実際に採用するには、経済性を高めることが
課題となっていた。
本発明の目的とするところは、全体として小型で経済的
な電圧調整装置付変圧器を提供するにある。
な電圧調整装置付変圧器を提供するにある。
本発明は上記目的を達成するために、主変圧器に直列変
圧器および調整変圧器を接続して成る電圧調整装置付変
圧器において、上記調整変圧器の励磁巻線と、上記主変
圧器の分路巻線とを並列に接続したことを特徴とする。
圧器および調整変圧器を接続して成る電圧調整装置付変
圧器において、上記調整変圧器の励磁巻線と、上記主変
圧器の分路巻線とを並列に接続したことを特徴とする。
本発明の電圧調整装置付変圧器は、上述の如く調整変圧
器の励磁巻線を主変圧器の分路巻線と並列に接続したた
め、三次巻線を特別に他の目的に使用しないのであれば
省略することができ、しかも分路巻線はそれに流れる電
流が従来より小さくなって小形化することができるので
、全体として小形で経済的なものとすることができる。
器の励磁巻線を主変圧器の分路巻線と並列に接続したた
め、三次巻線を特別に他の目的に使用しないのであれば
省略することができ、しかも分路巻線はそれに流れる電
流が従来より小さくなって小形化することができるので
、全体として小形で経済的なものとすることができる。
以下本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図は電圧調整装置付変圧器の巻線配置図であり、第
2図はその結線図である。
2図はその結線図である。
主変圧器lOは、鉄心81に巻回した直列巻線1、分路
巻線2および三次巻線3から成り、調整変圧器20は、
鉄心82に巻回した励磁巻線5とタップ巻線4とタップ
切換器から成る。また直列変圧器30は、鉄心83に巻
回した励磁巻線6と直列巻線7とから成る。直列変圧器
3oの直列巻線7は主変圧器lOの分路巻線2の線路側
へ直列に接続されており、また直列変圧器3oの励磁巻
線6は、調整変圧器20のタップ巻線4へ並列に接続さ
れている。更に、調整変圧器2oの励磁巻線5は、主変
圧器10の分路巻線2と並列に接続されている。
巻線2および三次巻線3から成り、調整変圧器20は、
鉄心82に巻回した励磁巻線5とタップ巻線4とタップ
切換器から成る。また直列変圧器30は、鉄心83に巻
回した励磁巻線6と直列巻線7とから成る。直列変圧器
3oの直列巻線7は主変圧器lOの分路巻線2の線路側
へ直列に接続されており、また直列変圧器3oの励磁巻
線6は、調整変圧器20のタップ巻線4へ並列に接続さ
れている。更に、調整変圧器2oの励磁巻線5は、主変
圧器10の分路巻線2と並列に接続されている。
図示の如く調整変圧器20の励磁巻線5は、従来の如く
三次巻線3に接続されるのではないがら、三次巻線3を
特別に他の目的で使用しないなら省略することができる
。また励磁巻線5を、主変圧器10の分路巻線2と並列
に接続したため、分路巻線2はそれに流れる電流I、を
従来よりも小さぐして小形化することが可能となる。
三次巻線3に接続されるのではないがら、三次巻線3を
特別に他の目的で使用しないなら省略することができる
。また励磁巻線5を、主変圧器10の分路巻線2と並列
に接続したため、分路巻線2はそれに流れる電流I、を
従来よりも小さぐして小形化することが可能となる。
これを−次電圧525々丁〔kV〕 (電圧調整なし)
、二次電圧:最高4g’3ih’ 〔kv) 、中央4
20/v’r (k V) 、最低357乃C〔kV〕
、三次電圧33[kV](電圧調整なし)、通過客ff
1900/3 (MVA)の変圧器に適用した結果で見
ると、従来技術によれば全巻線の最大容量の総計は43
8(MVA)であるのに対し、本実施例では332(M
VA)であり約76%になっている。このように全巻線
の容量(自己容量と呼ぶこともある)を約76%にでき
るため、全体を大幅に小形化することができる。言い換
えると、同一の通過容量に対して自己容量を大幅に小さ
くできるので、損失の小さな電圧調整装置付変圧器が得
られる。また各タップ位置における自己容量の変化につ
いて見ると、本実施例では最高タップ:276.4
(MVA) 、中央タップ: 120 (MVA)、最
低タップ: 332 (MVA)であるのに対して、従
来例ではそれぞれ276.4 (MVA) 、 1
20(MVA)、438 (MVA)であり、従来例よ
りも自己容量の変化を小さくすることができ、従って各
タップ位置におけるインピーダンスの変化を小さくする
ことができる。
、二次電圧:最高4g’3ih’ 〔kv) 、中央4
20/v’r (k V) 、最低357乃C〔kV〕
、三次電圧33[kV](電圧調整なし)、通過客ff
1900/3 (MVA)の変圧器に適用した結果で見
ると、従来技術によれば全巻線の最大容量の総計は43
8(MVA)であるのに対し、本実施例では332(M
VA)であり約76%になっている。このように全巻線
の容量(自己容量と呼ぶこともある)を約76%にでき
るため、全体を大幅に小形化することができる。言い換
えると、同一の通過容量に対して自己容量を大幅に小さ
くできるので、損失の小さな電圧調整装置付変圧器が得
られる。また各タップ位置における自己容量の変化につ
いて見ると、本実施例では最高タップ:276.4
(MVA) 、中央タップ: 120 (MVA)、最
低タップ: 332 (MVA)であるのに対して、従
来例ではそれぞれ276.4 (MVA) 、 1
20(MVA)、438 (MVA)であり、従来例よ
りも自己容量の変化を小さくすることができ、従って各
タップ位置におけるインピーダンスの変化を小さくする
ことができる。
以上説明したように本発明は、主変圧器の分路巻線と並
列に、調整変圧器の励磁巻線を接続するようにしたため
、分路巻線を小形にすることができると共に、三次巻線
は特別の目的で使用しないなら省略することができ、全
体を小形で経済的な電圧調整装置付変圧器とすることが
できる。
列に、調整変圧器の励磁巻線を接続するようにしたため
、分路巻線を小形にすることができると共に、三次巻線
は特別の目的で使用しないなら省略することができ、全
体を小形で経済的な電圧調整装置付変圧器とすることが
できる。
第1図は本発明の一実施例による電圧調整装置付変圧器
の巻線配置図、第2図は第1図の結線図、第3図は従来
の電圧調整装置付変圧器の巻線配置図、第4図は第3図
の結線図である。 1・・・・・・直列巻線、2・・・・・・分路巻線、3
・旧・・三次巻線、4・・・・・・タップ巻線、5・・
・・・・励磁巻線、6・・・・・・直列巻線、7・・・
・・・励磁巻線、IO・・・・・・主変圧器、20・・
・・・・調整変圧器、30・・・・・・直列変圧器。 第1図 ’30 第2図 第3図 第4図
の巻線配置図、第2図は第1図の結線図、第3図は従来
の電圧調整装置付変圧器の巻線配置図、第4図は第3図
の結線図である。 1・・・・・・直列巻線、2・・・・・・分路巻線、3
・旧・・三次巻線、4・・・・・・タップ巻線、5・・
・・・・励磁巻線、6・・・・・・直列巻線、7・・・
・・・励磁巻線、IO・・・・・・主変圧器、20・・
・・・・調整変圧器、30・・・・・・直列変圧器。 第1図 ’30 第2図 第3図 第4図
Claims (1)
- 1.少なくとも直列巻線と分路巻線を有する主変圧器と
、励磁巻線とタップ巻線を有する調整変圧器と、励磁巻
線と直列巻線を有する直列変圧器とから成り、上記主変
圧器の上記分路巻線の線路側に上記直列変圧器の上記直
列巻線を接続し、上記調整変圧器の上記タップ巻線と上
記直列変圧器の上記励磁巻線を並列接続して成る電圧調
整装置付変圧器において、上記調整変圧器の上記励磁巻
線を、上記主変圧器の上記分路巻線と並列に接続したこ
とを特徴とする電圧調整装置付変圧器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63047384A JPH01222418A (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | 電圧調整装置付変圧器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63047384A JPH01222418A (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | 電圧調整装置付変圧器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01222418A true JPH01222418A (ja) | 1989-09-05 |
Family
ID=12773609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63047384A Pending JPH01222418A (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | 電圧調整装置付変圧器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01222418A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103065775A (zh) * | 2012-12-24 | 2013-04-24 | 保定天威保变电气股份有限公司 | 旁柱调压线圈自平衡式变压器 |
CN104361984A (zh) * | 2014-12-02 | 2015-02-18 | 山东电力设备有限公司 | 超高压自耦电力变压器的恒磁通调压结构 |
CN105655110A (zh) * | 2014-11-20 | 2016-06-08 | 特变电工沈阳变压器集团有限公司 | 一种单油箱双器身自耦变压器 |
-
1988
- 1988-03-02 JP JP63047384A patent/JPH01222418A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103065775A (zh) * | 2012-12-24 | 2013-04-24 | 保定天威保变电气股份有限公司 | 旁柱调压线圈自平衡式变压器 |
CN105655110A (zh) * | 2014-11-20 | 2016-06-08 | 特变电工沈阳变压器集团有限公司 | 一种单油箱双器身自耦变压器 |
CN104361984A (zh) * | 2014-12-02 | 2015-02-18 | 山东电力设备有限公司 | 超高压自耦电力变压器的恒磁通调压结构 |
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