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JPH01214754A - 組成比定量装置 - Google Patents

組成比定量装置

Info

Publication number
JPH01214754A
JPH01214754A JP63040142A JP4014288A JPH01214754A JP H01214754 A JPH01214754 A JP H01214754A JP 63040142 A JP63040142 A JP 63040142A JP 4014288 A JP4014288 A JP 4014288A JP H01214754 A JPH01214754 A JP H01214754A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
peak
compounds
composition ratio
sample
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63040142A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2605081B2 (ja
Inventor
Manabu Shimomura
学 下村
Katsuaki Shirato
白土 勝章
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP63040142A priority Critical patent/JP2605081B2/ja
Publication of JPH01214754A publication Critical patent/JPH01214754A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2605081B2 publication Critical patent/JP2605081B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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  • Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)
  • Electron Tubes For Measurement (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はGC/MS(ガスクロマトグラフ/質量分析計
)を用いて複数の化合物を含む試料の組成比を測定する
組成比定量装置に関するものである。
(従来技術) ガスクロマトグラフによる組成比定量法は、クロマトグ
ラムのピークの面積が各化合物の含有量に比例するのを
利用して組成比を求めるものである。例えば修正百分率
法では として定義される。ここに補正係数は一定の測定状態で
のピーク面積に対する各化合物の含有量の比すなわち分
析感度を表すもので、成分化合物毎に異なるものである
。この方法によれば比較的高精度に組成比が求められる
が、ピーク面積を計測するためにはクロマトグラムにお
いて種々の化合物のピーク波形を完全に分離させる必要
があるために、ガスクロマトグラフの分離カラムを長く
しなければならず、そのために分析時間が長くかかると
いう欠点があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は上記の点に鑑み、クロマトグラムの各ピーク波
形が完全に分離していなくても個々の化、合物の含有量
を正確に求めることができ、従って従来法に比し短時間
の計測で組成比を求めることができるような組成比定量
装置を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明による組成比定量装置においては、GC/MSを
使用して各成分化合物A、B、・・・に含まれた特定の
フラグメントイオン(質m ml + m2 r・・・
)の含有量を測定するようにし、ピーク波形が近接した
複数の化合物A、Bをそれぞれ単独に分析した時の上記
特定のフラグメントの感度(イオン検出強度) P a
+、P b+、P at、P byを予め記憶しておく
記憶部と、試料分析時に質量分析部の設定質量数ml 
+ rrl gにおけるGC/MSの出力D r 、 
D tと上記各フラグメントイオンの感度Pa+、Pb
t等とにより各時点での各化合物A、Bの含有m M 
a 、 M bを演算すると共に、複数時点での各化合
物の含有量M a 、 M bでそれぞれ形成されるク
ロマトグラムのピーク面積を算出することにより、試料
中の各化合物A、Hの含有量を求める演算部とを備えた
ものである。
(作用) まずピーク波形が互いに近接した2種類の化合物A、H
については、各化合物を特徴づけるようなフラグメント
イオン(例えばOHやCOOHなど)を2種類選んで、
各化合物をそれぞれ単独に分析した時に各化合物の単位
濃度中に含まれているフラグメントイオンの感度(検出
出力)Pad。
Pa、及びPb、、Pb、を予め測定して記憶しておく
この場合、2種類のフラグメントイオン(質m数I’l
l 1 + mt )はいずれも一方の化合物に固有で
ある必要はない。
次に実際の分析すなわち両化合物A、13を含む試料の
分析において、質量分析部の設定質量数m33m、での
GC/MSの出力D I、 D zと上記各フラグメン
トイオンの感度Pa+、Pb+及びPat、Pbtとか
ら連立方程式 %式% 但し Pad:例えばlμgの化合物Aをクロマトグラ
フに導入したときA中のフ ラグメントイオンm、による単独 出力のピーク値 Pbn:  〃  化合物B  ”  ml  〃p3
.;tt  化合物A  //m2  〃pb、:  
”  化合物B  ”  mt  ”D、:実試料測定
でA、B両成分混合ピークが出ている間の一時点におけ
る 質量数m、における複合出力 り、:同じく質量数m、における複合出力Ma:上記計
測時点の化合物Aの含有量Mb二同計測時点での化合物
Bの含有量を解き、その時点における各化合物の含有N
 M a 。
Mbを求める。
このような処理を1個の複合ピーク波形の複数時点につ
いて行い、各時点毎に得られるM a 、 M bをプ
ロブトすることによって形成される二つのクロマトゲラ
ムのピーク面積を算出すれば、各化合物の試料中の含有
量が得られるのである。
(実施例) 第1図は本発明装置の実施例を示したもので、GC/M
SIの出力をマイクロコンピュータを用いた演算部2に
よって処理し、プリンタ3あるいはCRT4に出力する
。5は記憶部で、演算プログラム及び上記各感度などが
記憶される。
上記の装置を用いて組成比が未知の試料を測定するに当
たり、まずピーク波形が互いに重なり合う各化合物A、
Hの1種類を含み且つその濃度が分かっている標準試料
を予めGC/MSIにより分析し、それぞれの化合物に
特徴的なフラグメントイオン(質量数m 、 、 m 
2 )についてのイオンクロマトグラムを測定する。こ
うして得られたイオンシロマドグラムを演算部2で処理
して各ピーク面積を計算し、それぞれ化合物A、Hの1
μgに対する感度Pa+、Pb+、Pat、Pbtを求
めて記憶部5に記憶させる。
次に組成比が未知の試料を分析する。第2図はガスクロ
マトグラフの出力であるトータルイオンクロマトグラム
(T I G)における各化合物A。
B、C,D、・・・のピーク波形を示したもので、完全
に分離している化合物C,Dについては、そのピーク面
積の比を求めることにより試料中での組成比を容易に算
出することができる。またこのTICの代わりに、予め
感度が求められているフラグメントのイオンクロマトグ
ラムを使用することも可能である。
第2図のクロマトグラムでは、2種類の化合物A、Bの
ピークが重なった複合ピークA+Hについては、個々の
化合物A、Bの組成比を算出することができない。従っ
てその場合には前述のように予め測定されている2種の
フラグメント(m + 。
m 、 )の感度、すなわち各化合物A、Bをそれぞれ
単独に分析した際に各化合物の!μg中に含まれていた
特定のフラグメント(例えばOHとCO0+1)による
GC/MSの出力Pa+、Pa2及びPb+。
Pb、を使用し、複合ピークA+Hの計測時において、
各質量数m 、 、 m 2におけるGC/MSの出力
D + 、 D zと上記P al 、 P b+及び
P at、 P btとから前述の連立方程式の解とし
て、その時点における各化合物の含有量M a 、 M
 bを算出する。
1個の複合ピーク波形については複数時点で上述のよう
な計測が行われるので、各時点毎に得られるM a 、
 M bをプロット(実際にプロットする必要はないカ
リすれば二つのクロマトグラムが形成される。従ってこ
れらのピーク面積を算出することによって各化合物A、
Hの試料中の含有量が得られ、これらが化合物C,Dな
どの含ff量と共にプリンタ3あるいはCRT4に表示
される。
なお上記の実施例では複合ピークとして2種の化合物が
重なり合った例を示したが、必ずしも2種類である必要
はなく、例えば第4図に示すように4種類であってもよ
い。その場合には同図に示すように、各化合物A、B、
C,Dについて特徴的な4種のフラグメントm+ + 
rrl t + rrl31 fY14についてイオン
クロマトグラムを求めればよい。またこれらのフラグメ
ントは必ずしも各化合物に固有のものである必要はなく
、たとえ各フラグメントがすべての化合物A、B、C,
Dに共通のものであっても、4元連立方程式の解として
各化合物の含有量M a 、 M b 、 M c 、
 M dを求めることができる。
また第5図に示すように、複合ピークを構成する3種以
上の化合物A、B、Cのうち2種の化合物A、Bが完全
に分離している場合には、この2種について同一のフラ
グメントmjを使用することもできる。
(発明の効果) 本発明によれば上述のように、複数の化合物が重なり合
った複合ピークを分析する際に、予め感度の分かってい
る複数のフラグメントについてのGC/MSの出力と各
感度とを用いた連立方程式を解くことによって、試料中
の各化合物の含有量を求めることができるものであるか
ら、クロマトグラムの各ピーク波形をガスクロマトグラ
フにより完全に分離しなくても個々の化合物の含有量を
正確に求めることができ、従って従来のように分離カラ
ムを長くする必要がないので、短時間の計測で組成比を
求めることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示すブロック図、第2
図及び第3図は同上の動作説明図、第4図は他の実施例
の動作説明図、第5図は更に他の実施例の動作説明図で
ある。 Δ、B・・・試料中の各化合物

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)試料に含まれている化合物を分析してそのイオン
    クロマトグラムを出力するGC/MSと、互いにピーク
    波形の重なった複数の化合物A、Bをそれぞれ単独に分
    析した時の各単位濃度中に含まれている質量m_1、m
    _2の複数のフラグメントイオン検出強度Pa_1、P
    a_2、Pb_1、Pb_2を予め記憶しておく記憶部
    と、試料分析時に上記各フラグメントイオンの質量数m
    _1、m_2でのGC/MSの出力D_1、D_2と上
    記各フラグメントイオン検出強度Pa_1、Pb_1、
    Pa_2、Pb_2とから連立方程式Pa_1・Ma+
    Pb_1・Mb=D_1 Pa_2・Ma+Pb_2・Mb=D_2 の解Ma、Mbを演算すると共に、複数時点での各解M
    a、Mbによりそれぞれ形成されるクロマトグラムのピ
    ーク面積を算出する演算部とを備えて成ることを特徴と
    する組成比定量装置。
JP63040142A 1988-02-23 1988-02-23 組成比定量装置 Expired - Fee Related JP2605081B2 (ja)

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JPH01214754A true JPH01214754A (ja) 1989-08-29
JP2605081B2 JP2605081B2 (ja) 1997-04-30

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006105699A (ja) * 2004-10-01 2006-04-20 Maruzen Pharmaceut Co Ltd ペプチドの定量方法
JP2013506843A (ja) * 2009-10-02 2013-02-28 メタボロン,インコーポレイテッド 複雑な混合物における小分子成分分析のための装置及び関連する方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006105699A (ja) * 2004-10-01 2006-04-20 Maruzen Pharmaceut Co Ltd ペプチドの定量方法
JP2013506843A (ja) * 2009-10-02 2013-02-28 メタボロン,インコーポレイテッド 複雑な混合物における小分子成分分析のための装置及び関連する方法

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JP2605081B2 (ja) 1997-04-30

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