JPH01212657A - ブレーキ圧制御装置 - Google Patents
ブレーキ圧制御装置Info
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- JPH01212657A JPH01212657A JP3618788A JP3618788A JPH01212657A JP H01212657 A JPH01212657 A JP H01212657A JP 3618788 A JP3618788 A JP 3618788A JP 3618788 A JP3618788 A JP 3618788A JP H01212657 A JPH01212657 A JP H01212657A
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- brake
- wheels
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野) ・
本発明は車両ブレーキの制動力制御に関し、特に、制動
力による車軸回転速度の低下が急激で路面に対する車輪
のすべりが大きい場合には制動力をゆるめて車輪の回転
をうながして路面に対する車輪のすべりを低減するアン
チスキッド制御に関する。
力による車軸回転速度の低下が急激で路面に対する車輪
のすべりが大きい場合には制動力をゆるめて車輪の回転
をうながして路面に対する車輪のすべりを低減するアン
チスキッド制御に関する。
(従来の技術)
走行路面が水濡れしているときや凍結しているときに車
両の走行中にブレーキをかけると、路面に対して車輪が
スリップして車輪の回転が急速に停止し、車両が路面上
をすべることがあり、これは走行速度が高いときや急ブ
レーキのときに起り易い、車両は前進しているのに車輪
が停止(ロック)すると操舵が困難になり車両事故を起
し易い。
両の走行中にブレーキをかけると、路面に対して車輪が
スリップして車輪の回転が急速に停止し、車両が路面上
をすべることがあり、これは走行速度が高いときや急ブ
レーキのときに起り易い、車両は前進しているのに車輪
が停止(ロック)すると操舵が困難になり車両事故を起
し易い。
そこで従来においては、車軸回転速度を検出してその加
速度を演算し、車速と車輪回転速度よりスリップ率 5=1−車輪・回転速度/車速 を演算して、ブレーキ中のスリップ率Sが所定値sh以
上のときにはブレーキ′圧を下げて車輪回転を回復する
ようにしている。なお、スリップしているときには車速
は正確に検出できない、そこで従来は車輪回転速度をも
とに各種演算で、車速と見なす基準速度を演算して、こ
れをスリップ率演算において車速として用いる1例えば
4輪車の場合、最高速の車軸速度を基準速度(車速)と
している。
速度を演算し、車速と車輪回転速度よりスリップ率 5=1−車輪・回転速度/車速 を演算して、ブレーキ中のスリップ率Sが所定値sh以
上のときにはブレーキ′圧を下げて車輪回転を回復する
ようにしている。なお、スリップしているときには車速
は正確に検出できない、そこで従来は車輪回転速度をも
とに各種演算で、車速と見なす基準速度を演算して、こ
れをスリップ率演算において車速として用いる1例えば
4輪車の場合、最高速の車軸速度を基準速度(車速)と
している。
この種のアンチスキッド制御は、例えば特開昭59−2
06246号公報に開示されている。この公報に開示の
アンチスキッド制御装置は、高圧および低圧を発生する
ブレーキ圧源と車輪ブレーキの間に減圧用の電磁開閉弁
と増圧用の電磁開閉弁を介挿し、減圧用の電磁開閉弁で
車輪ブレーキと前記低圧との間を開、閉し、増圧用の電
磁開閉弁で車軸ブレーキと前記高圧との間を開、閉する
ようにしている。減圧用の電磁開閉弁を開、増圧用の電
磁開閉弁を閑とすると車軸ブレーキは減圧となる。
06246号公報に開示されている。この公報に開示の
アンチスキッド制御装置は、高圧および低圧を発生する
ブレーキ圧源と車輪ブレーキの間に減圧用の電磁開閉弁
と増圧用の電磁開閉弁を介挿し、減圧用の電磁開閉弁で
車輪ブレーキと前記低圧との間を開、閉し、増圧用の電
磁開閉弁で車軸ブレーキと前記高圧との間を開、閉する
ようにしている。減圧用の電磁開閉弁を開、増圧用の電
磁開閉弁を閑とすると車軸ブレーキは減圧となる。
(発明が解決しようとする問題点)
上述のように各車輪につき、そのスリップ率を算出する
ので、本来は車速(車速対応の車輪回転速度)が必要で
あるが、車軸スリップ中の車速を正確に検出する手段は
存在せず(例えば車速メータは車輪回転速度を示すもの
である)、車軸がスリップする場合車速は車輪回転速度
とは合致しない、そこで従来は、4輪車の場合には、4
輪の回転速度のうち最も高いものを車速と推定するとか
、前輪の回転速度の平均値と後輪の回転速度の平均値の
内、高い方を車速と推定するとかして、一応車速(基準
速度)を推定し、これと各車輪の回転速度から各車輪の
スリップ率を演算している。したがって各車輪の、演算
したスリップ率は、実スリップ率を正確に示すものでは
なく、各車輪のアンチスキッドのためのブレーキ圧制御
は車輪それぞれの挙動に正確には対応しない。
ので、本来は車速(車速対応の車輪回転速度)が必要で
あるが、車軸スリップ中の車速を正確に検出する手段は
存在せず(例えば車速メータは車輪回転速度を示すもの
である)、車軸がスリップする場合車速は車輪回転速度
とは合致しない、そこで従来は、4輪車の場合には、4
輪の回転速度のうち最も高いものを車速と推定するとか
、前輪の回転速度の平均値と後輪の回転速度の平均値の
内、高い方を車速と推定するとかして、一応車速(基準
速度)を推定し、これと各車輪の回転速度から各車輪の
スリップ率を演算している。したがって各車輪の、演算
したスリップ率は、実スリップ率を正確に示すものでは
なく、各車輪のアンチスキッドのためのブレーキ圧制御
は車輪それぞれの挙動に正確には対応しない。
本発明は車輪それぞれのスリップ対応のブレーキ圧制御
を正確に行なうことを目的とする。
を正確に行なうことを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明のブレーキ圧制御装置は、車輪ブレーキにブレー
キ圧を与える手段;電気付勢に応答して車輪ブレーキの
ブレーキ圧を減圧する減圧手段;車軸ブレーキの、車軸
にブレーキ圧を与える手段に加わる車輪回転方向の荷重
を検出する検出手段;該検出手段が検出した荷重の変化
率を検出する変化率検出手段;および、前記変化率が荷
重の所定速度以上の低下を示すものとなるとこれに応答
して前記減圧手段を電気付勢する減圧制御手段;を備え
る。
キ圧を与える手段;電気付勢に応答して車輪ブレーキの
ブレーキ圧を減圧する減圧手段;車軸ブレーキの、車軸
にブレーキ圧を与える手段に加わる車輪回転方向の荷重
を検出する検出手段;該検出手段が検出した荷重の変化
率を検出する変化率検出手段;および、前記変化率が荷
重の所定速度以上の低下を示すものとなるとこれに応答
して前記減圧手段を電気付勢する減圧制御手段;を備え
る。
(作用)
車軸ブレーキにブレーキ圧を与える手段が動作すると、
車輪ブレーキ圧が上昇を始め、車輪が制動される。第1
図に示すように、車両が矢印19方向に前進していると
きに車輪ブレーキにブレーキ圧が加わると、車輪ブレー
キが車軸11の回転を止めようとし、車軸11と路面1
6の間に制動力17が発生する。この制動力17は、車
軸11に対しては、車軸を更に継続して回転させようと
する回転力を与える。車軸11がエンジン動力で時計方
向20に回転駆動されていることと、この制動力17に
よる時計方向20の回転駆動力により、車輪ブレーキの
、車輪にブレーキ圧を与える手段に、車輪回転方向20
の荷重が加わる。そこで、車輪ブレーキにブレーキ圧を
加えたときには、車軸回転方向の荷重を検出する検出手
段の検出荷重が増大する。ブレーキ圧により車輪がロッ
クするか、あるいはその前に、路面に対する車輪のスリ
ップ率が大きくなって制動力17が急減し、これにより
該検出手段の検出荷重が急減する0以上により、変化率
検出手段が検出する変化率は、+(荷重増大)で増大し
、そしである所で零(荷重ピーク)となって次いで−(
荷重低下)となって変化率の絶対値は荷重の低下速度を
示す、車輪がロック傾向になるとこの低下速度が高い、
このように変化率が所定速度以上の荷重の低下を示すも
の(車軸ロック傾向)となると、減圧制御手段がこれに
応答して減圧手段を電気付勢する。減圧手段はこの電気
付勢に応答して車輪ブレーキのブレーキ圧を減圧する。
車輪ブレーキ圧が上昇を始め、車輪が制動される。第1
図に示すように、車両が矢印19方向に前進していると
きに車輪ブレーキにブレーキ圧が加わると、車輪ブレー
キが車軸11の回転を止めようとし、車軸11と路面1
6の間に制動力17が発生する。この制動力17は、車
軸11に対しては、車軸を更に継続して回転させようと
する回転力を与える。車軸11がエンジン動力で時計方
向20に回転駆動されていることと、この制動力17に
よる時計方向20の回転駆動力により、車輪ブレーキの
、車輪にブレーキ圧を与える手段に、車輪回転方向20
の荷重が加わる。そこで、車輪ブレーキにブレーキ圧を
加えたときには、車軸回転方向の荷重を検出する検出手
段の検出荷重が増大する。ブレーキ圧により車輪がロッ
クするか、あるいはその前に、路面に対する車輪のスリ
ップ率が大きくなって制動力17が急減し、これにより
該検出手段の検出荷重が急減する0以上により、変化率
検出手段が検出する変化率は、+(荷重増大)で増大し
、そしである所で零(荷重ピーク)となって次いで−(
荷重低下)となって変化率の絶対値は荷重の低下速度を
示す、車輪がロック傾向になるとこの低下速度が高い、
このように変化率が所定速度以上の荷重の低下を示すも
の(車軸ロック傾向)となると、減圧制御手段がこれに
応答して減圧手段を電気付勢する。減圧手段はこの電気
付勢に応答して車輪ブレーキのブレーキ圧を減圧する。
この減圧により車輪のブレーキ圧が低下し、この低下に
伴って車輪の回転速度が上昇を始め、車軸ロックが回避
される。
伴って車輪の回転速度が上昇を始め、車軸ロックが回避
される。
このように本発明によれば、スリップ率を算出すること
なく、ブレーキによる車輪のロック傾向を判定してアン
チスキッドのためのブレーキ減圧を行なうことができる
。車軸それぞれで前記ブレーキ圧制御を実行して各車輪
それぞれのスリップを合理的に調整し得るので、各車輪
のアンチスキッド制御が正確となる。
なく、ブレーキによる車輪のロック傾向を判定してアン
チスキッドのためのブレーキ減圧を行なうことができる
。車軸それぞれで前記ブレーキ圧制御を実行して各車輪
それぞれのスリップを合理的に調整し得るので、各車輪
のアンチスキッド制御が正確となる。
本発明の他の目的および特徴は1図面を参照した以下の
実施例の説明より明らかになろう。
実施例の説明より明らかになろう。
(実施例)
第1図に本発明の一実施例の前左車輪の車輪ブレーキの
概要を示し、第2図に車輪ブレーキを拡大して示す、こ
の例はディスクブレーキであり。
概要を示し、第2図に車輪ブレーキを拡大して示す、こ
の例はディスクブレーキであり。
マウンティング4は、ねじ15でナックルアーム14に
固定され、ナックルアーム14はショックアブソーバ1
2に溶接されている。この例では、マウンティング4と
、シリンダ2fLのディスクブレーキパッド7の間に、
断熱部材27を介して荷重センサ3fLを介挿している
。荷重センサ3fしは、ダイアフラムにストレインゲー
ジを接合した圧力センサ形のものであって、センサ3f
+−に押し力又は引き力が作用したとき、ストレインゲ
ージの抵抗が変化するのを利用し、予めストレインゲー
ジに一定電圧をかけてセンサに加わる力に比例する出力
電圧を得るセンサである。
固定され、ナックルアーム14はショックアブソーバ1
2に溶接されている。この例では、マウンティング4と
、シリンダ2fLのディスクブレーキパッド7の間に、
断熱部材27を介して荷重センサ3fLを介挿している
。荷重センサ3fしは、ダイアフラムにストレインゲー
ジを接合した圧力センサ形のものであって、センサ3f
+−に押し力又は引き力が作用したとき、ストレインゲ
ージの抵抗が変化するのを利用し、予めストレインゲー
ジに一定電圧をかけてセンサに加わる力に比例する出力
電圧を得るセンサである。
出力電圧は、押し力のときと引き力のときのいずれにお
いても、センサに加わる力に比例し、力が大きくなると
増大する。1はVばね、5はハーネス、6はパッドサポ
ート、8はアンチスキール。
いても、センサに加わる力に比例し、力が大きくなると
増大する。1はVばね、5はハーネス、6はパッドサポ
ート、8はアンチスキール。
9はピストン、10はウェアインジケータ、13はディ
スクロータである。荷重センサ3fLに電気信号線5が
接続されている。
スクロータである。荷重センサ3fLに電気信号線5が
接続されている。
車両が前進(矢印19)しているときにシリンダ2fL
にブレーキ圧が加わると、ブレーキパッド7に、車輪の
回転方向(矢印18)に力が加わり、この力が荷重セン
サ3fLに加わり、荷重センサ3fLが該荷重に比例す
る電圧(荷重零のときより高いレベル)を発生する。ブ
レーキ圧が上昇してこの荷重が大きくなるとこの検出電
圧レベルも上昇する。ブレーキ圧が緩められるとこの検
出電圧レベルが低下する。車輪ロックのときには、この
検出電圧が急激に低下する。
にブレーキ圧が加わると、ブレーキパッド7に、車輪の
回転方向(矢印18)に力が加わり、この力が荷重セン
サ3fLに加わり、荷重センサ3fLが該荷重に比例す
る電圧(荷重零のときより高いレベル)を発生する。ブ
レーキ圧が上昇してこの荷重が大きくなるとこの検出電
圧レベルも上昇する。ブレーキ圧が緩められるとこの検
出電圧レベルが低下する。車輪ロックのときには、この
検出電圧が急激に低下する。
車両が後進(矢印19と逆向き)しているときにシリン
ダ2fLにブレーキ圧が加わると、ブレーキパッド7に
、車輪の回転方向(矢印18と逆向き)に力が加わり、
この力が荷重センサ3fLに加わり、荷重センサ3fL
が該荷重に比例する電圧を発生する。この電圧の挙動は
車両が前進しているときと同様であり、ブレーキ圧が上
昇してこの荷重が大きくなるとこの検出電圧レベルが上
昇する。ブレーキ圧が緩められるとこの検出電圧レベル
が低下する。車輪ロックのときには、この検出電圧が急
激に低下する。
ダ2fLにブレーキ圧が加わると、ブレーキパッド7に
、車輪の回転方向(矢印18と逆向き)に力が加わり、
この力が荷重センサ3fLに加わり、荷重センサ3fL
が該荷重に比例する電圧を発生する。この電圧の挙動は
車両が前進しているときと同様であり、ブレーキ圧が上
昇してこの荷重が大きくなるとこの検出電圧レベルが上
昇する。ブレーキ圧が緩められるとこの検出電圧レベル
が低下する。車輪ロックのときには、この検出電圧が急
激に低下する。
第3a図に、上述の荷重センサを用いた本発明の一実施
例の構成を示す、ブレーキペダル41をドライバ(運転
者)が踏込むと、踏込み量に対応したブレーキ圧が、電
磁切換弁43,43A。
例の構成を示す、ブレーキペダル41をドライバ(運転
者)が踏込むと、踏込み量に対応したブレーキ圧が、電
磁切換弁43,43A。
44および44Aを介して前輪右車輪FRのブレーキシ
リンダ2fr、前輪左車軸FLのブレーキシリンダ2f
L−後輪右車輪RRのブレーキシリンダ2rrおよび後
輪左車軸RLのブレーキシリンダ2rl−に加わる。
リンダ2fr、前輪左車軸FLのブレーキシリンダ2f
L−後輪右車輪RRのブレーキシリンダ2rrおよび後
輪左車軸RLのブレーキシリンダ2rl−に加わる。
電磁切換弁43,43A、44および44Aは。
2位置3方弁であり、その電気コイルに通電がないとき
には、第3a図に示すように、車輪ブレーキのシリンダ
2fr〜2rLをブレーキマスクシリンダ42のブレー
キ圧出力ポートに接続している(増圧設定)、この出力
ポートには、電気モータ49で駆動されるポンプ48,
48Aの高圧出力(吐出)ボートが連通している。ポン
プ48゜48Aの低圧出力(吸入)ポートにはリザーバ
50.5OAが接続されている。電磁切換弁43゜43
A、44および44Aは、その電気コイルに通電がある
ときには、車輪ブレーキシリンダ2fr〜2rLを、ポ
ンプ48,48Aの低圧出力ポートに接続する(減圧設
定)。
には、第3a図に示すように、車輪ブレーキのシリンダ
2fr〜2rLをブレーキマスクシリンダ42のブレー
キ圧出力ポートに接続している(増圧設定)、この出力
ポートには、電気モータ49で駆動されるポンプ48,
48Aの高圧出力(吐出)ボートが連通している。ポン
プ48゜48Aの低圧出力(吸入)ポートにはリザーバ
50.5OAが接続されている。電磁切換弁43゜43
A、44および44Aは、その電気コイルに通電がある
ときには、車輪ブレーキシリンダ2fr〜2rLを、ポ
ンプ48,48Aの低圧出力ポートに接続する(減圧設
定)。
前古車輪FR,前左車軸PL、後右車軸RRおよび後左
車輪RLのブレーキシリンダ2fr〜2rLのブレーキ
パッドに車輪回転方向に加わる荷重は、荷重センサ3f
rt 3fLt 3rrおよび3rLが検出する。
車輪RLのブレーキシリンダ2fr〜2rLのブレーキ
パッドに車輪回転方向に加わる荷重は、荷重センサ3f
rt 3fLt 3rrおよび3rLが検出する。
リザーバ50のブレーキオイルはポンプ48で吸引され
て第1電磁切換弁43と第4電磁切換弁44Aに供給さ
れ、リザーバ50Aのブレーキオイルはポンプ48Aで
吸引されて第2電磁切換弁43Aと第3電磁切換弁44
に供給される。
て第1電磁切換弁43と第4電磁切換弁44Aに供給さ
れ、リザーバ50Aのブレーキオイルはポンプ48Aで
吸引されて第2電磁切換弁43Aと第3電磁切換弁44
に供給される。
第1〜4電磁切換弁43.43A、44および44Aの
電気コイル、電気モータ49ならびに荷重センサ3fr
〜3rLは電子制御装置!60に接続されている。
電気コイル、電気モータ49ならびに荷重センサ3fr
〜3rLは電子制御装置!60に接続されている。
電子制御袋!!60の構成を第3b図に示す、荷重セン
サ3frは信号処理回路31で通電されて。
サ3frは信号処理回路31で通電されて。
荷重検出信号(車軸FRにブレーキが作用していないと
きに定レベルで、車両前進時にブレーキが作用すると該
定レベルより高く、後進時にブレーキが作用したときも
該定レベルより高い電圧)を発生し、これを信号処理回
路31が増幅してローパスフィルタ32に与える。ロー
パスフィルタ32で高周波ノイズを除去された検出信号
は微分回路33に与えられる。微分回路33は、荷重検
出信号を微分した信号(車両前進でブレーキがかかり、
シリンダのブレーキパッドの荷重が増大するときに+、
ブレーキの解放又は車輪ロック傾向により荷重が低下す
るときに−であり、車両後進でブレーキがかかったとき
も同様である)を発生する。この微分信号は反転増幅器
34で極性を反転されて、車輪ロック傾向判定用の比較
器35Aの正相入力端(+)に印加される。比較器35
Aは、正相入力端(+)の電圧が逆相入力端(−)の電
圧V ref以上のときに高レベルHを、そうでないと
きには低レベルLを出力する。比較器35Aの出力はタ
イマ38のトリガ入力端に印加される。
きに定レベルで、車両前進時にブレーキが作用すると該
定レベルより高く、後進時にブレーキが作用したときも
該定レベルより高い電圧)を発生し、これを信号処理回
路31が増幅してローパスフィルタ32に与える。ロー
パスフィルタ32で高周波ノイズを除去された検出信号
は微分回路33に与えられる。微分回路33は、荷重検
出信号を微分した信号(車両前進でブレーキがかかり、
シリンダのブレーキパッドの荷重が増大するときに+、
ブレーキの解放又は車輪ロック傾向により荷重が低下す
るときに−であり、車両後進でブレーキがかかったとき
も同様である)を発生する。この微分信号は反転増幅器
34で極性を反転されて、車輪ロック傾向判定用の比較
器35Aの正相入力端(+)に印加される。比較器35
Aは、正相入力端(+)の電圧が逆相入力端(−)の電
圧V ref以上のときに高レベルHを、そうでないと
きには低レベルLを出力する。比較器35Aの出力はタ
イマ38のトリガ入力端に印加される。
タイマ38は、そのトリガ入力端の信号の、低レベルL
から高レベルHへの立上りに応答してその出力をLから
Hに切換えると共に時限TtI−開始し1時限Tが経過
したときにその出力をト1からLに戻す。
から高レベルHへの立上りに応答してその出力をLから
Hに切換えると共に時限TtI−開始し1時限Tが経過
したときにその出力をト1からLに戻す。
以上に説明した減圧制御回路61の構成により。
車両前進中にブレーキがかかって、車輪FRがロック傾
向になるときに、荷重センサ3frの検出信号レベルが
比較的に高い速度で低下し、微分回路33の出力が−V
ref未満になると、比較器35Aの出力がLからHに
反転し、タイマ38がスタートしてその出力をLから減
圧指示のHに切換える。
向になるときに、荷重センサ3frの検出信号レベルが
比較的に高い速度で低下し、微分回路33の出力が−V
ref未満になると、比較器35Aの出力がLからHに
反転し、タイマ38がスタートしてその出力をLから減
圧指示のHに切換える。
車両後進中にブレーキがかかつて、車輪FRがロック傾
向になるときも同様である。
向になるときも同様である。
タイマ38の出力はソレノイドドライバ33SOに与え
られ、このドライバ33SDが、タイマ38の出力がH
になると電磁切換弁43に通電し、タイマ38の出力が
Lのときには通電しない、電磁切換弁43は、それに通
電があると、ブレーキシリンダ2frをリザーバ50に
接続し、通電がないときにはブレーキシリンダ2frを
マスクシリンダ42に接続する。
られ、このドライバ33SDが、タイマ38の出力がH
になると電磁切換弁43に通電し、タイマ38の出力が
Lのときには通電しない、電磁切換弁43は、それに通
電があると、ブレーキシリンダ2frをリザーバ50に
接続し、通電がないときにはブレーキシリンダ2frを
マスクシリンダ42に接続する。
以上により、車輪FRにブレーキが加えられてそれがロ
ック傾向を示すと、タイマ38の出力がHとなって電磁
切換弁43が、シリンダ2frをリザーバ50に接続す
る。これ番こよりシリンダ2frが減圧される。すなわ
ち車輪PRのブレーキ力が下がる。タイマ38は時間T
の後に出力をHからLに戻す、すると電磁切換弁43が
、シリンダ2frをマスクシリンダ42に接続する。こ
れによりシリンダ2frが増圧される。すなわち車輪F
Rのブレーキ力が上がる。これにより車輪FRがまたロ
ック傾向になると、上述の減圧が行なわれる。
ック傾向を示すと、タイマ38の出力がHとなって電磁
切換弁43が、シリンダ2frをリザーバ50に接続す
る。これ番こよりシリンダ2frが減圧される。すなわ
ち車輪PRのブレーキ力が下がる。タイマ38は時間T
の後に出力をHからLに戻す、すると電磁切換弁43が
、シリンダ2frをマスクシリンダ42に接続する。こ
れによりシリンダ2frが増圧される。すなわち車輪F
Rのブレーキ力が上がる。これにより車輪FRがまたロ
ック傾向になると、上述の減圧が行なわれる。
第4図に、前右車輪FRの前進回転中にそれにブレーキ
が加わり車輪FRがロック傾向となったときに現われる
減圧タイミングを示す、第4図中、Tはタイマ38の時
限値である。ロック傾向は。
が加わり車輪FRがロック傾向となったときに現われる
減圧タイミングを示す、第4図中、Tはタイマ38の時
限値である。ロック傾向は。
微分電圧の絶対値(第4図で荷重の変化率)を基準電圧
Vrefと比較して判定している。
Vrefと比較して判定している。
タイマ38の出力がHのときには、それがオアゲート6
5を介してリトリガブル(再トリガ)モノマルチバイブ
レータ66のトリガ入力端に印加されるので、タイマ3
8の出力がLからHになったときに、バイブレータ66
の出力がLからHになると共に、バイブレータ66が時
限Tl11を開始する。バイブレータ66は9時限T+
++の間に、再度入力がLからHになると、H出力継続
したまま、そこからまた新たに時限Tmを開始する。
5を介してリトリガブル(再トリガ)モノマルチバイブ
レータ66のトリガ入力端に印加されるので、タイマ3
8の出力がLからHになったときに、バイブレータ66
の出力がLからHになると共に、バイブレータ66が時
限Tl11を開始する。バイブレータ66は9時限T+
++の間に、再度入力がLからHになると、H出力継続
したまま、そこからまた新たに時限Tmを開始する。
リトリガブルモノマルチバイブレータ66の出力がHで
ある間、モータドライバ67がモータ49に通電し、モ
ータ49がポンプ48,48Aを駆動する。
ある間、モータドライバ67がモータ49に通電し、モ
ータ49がポンプ48,48Aを駆動する。
荷重センサ3frに減圧制御回路61が接続されている
のと同様に、・荷重センサ3fL、3rrおよび3rL
に、それぞれ減圧制御回路62,63および64が接続
されており、これらの回路の構成は回路61の構成と同
一である。しかして減圧制御回路62,63および64
は、それぞれ減圧を指示するH出力を、それぞれ電磁切
換弁43A。
のと同様に、・荷重センサ3fL、3rrおよび3rL
に、それぞれ減圧制御回路62,63および64が接続
されており、これらの回路の構成は回路61の構成と同
一である。しかして減圧制御回路62,63および64
は、それぞれ減圧を指示するH出力を、それぞれ電磁切
換弁43A。
44および44Aに与えると共に、オアゲート65にも
与える。
与える。
したがって、前左車輪FL、後右車輪RRおよび後左車
輪RLも、それぞれ独立に減圧制御される。いずれかの
車輪のブレーキ圧を減圧するときには、すなわち回路6
1〜64の少くとも1つがH出力を発生すると、、モー
タ49が通電されてポンプ48,48Aが駆動される。
輪RLも、それぞれ独立に減圧制御される。いずれかの
車輪のブレーキ圧を減圧するときには、すなわち回路6
1〜64の少くとも1つがH出力を発生すると、、モー
タ49が通電されてポンプ48,48Aが駆動される。
以上の通り1本発明によれば、車輪のそれぞれについて
、車速(車輪のスリップ率判定のための基準速度)を参
照することなく、アンチスキッドのために各車軸のブレ
ーキ圧を、各車軸独立に制御することができ、車速(基
準速度)の演算やスリップ率の演算が不要となる。従来
は車速(基準速度)の演算が不正確であったので、ブレ
ーキ圧は不正確とならざるを得ないが1本発明では、荷
重検出を正確にすることにより、より正確なブレーキ圧
制御が可能となる。
、車速(車輪のスリップ率判定のための基準速度)を参
照することなく、アンチスキッドのために各車軸のブレ
ーキ圧を、各車軸独立に制御することができ、車速(基
準速度)の演算やスリップ率の演算が不要となる。従来
は車速(基準速度)の演算が不正確であったので、ブレ
ーキ圧は不正確とならざるを得ないが1本発明では、荷
重検出を正確にすることにより、より正確なブレーキ圧
制御が可能となる。
i1図は車両の前右車軸を示す側面図、第2図は該前右
車輪に組込まれたディスクブレーキと本発明の一実施例
の荷重センサ3fLとの組合せ関係を示す拡大側面図で
ある。 第3a図は、本発明の一実施例の構成を示すブロック図
、第3b図は第3a図に示す電子制御装置t!60の構
成を示すブロック図である。 第4図は、第3b図に示す減圧制御回路61の各部の電
気信号を示すタイムチャートである。 1:vばね 2fr〜2r、−ニジリンダ
(車輪ブレーキ)3fr〜3rL:荷重センサ(検出手
段)4:マウンティング5:電気信号線
6:パツドサポート7:ブレーキパッド(車軸にブ
レーキ圧を与える手段)8:アンチスキール
9:ピストン10:ウェアインジケータ
11:タイヤ゛12:ショックアブソーバ 13
:ディスクローよ14:ナックルアーム
15:ねじ16:路面 17:制
動力の方向18:荷重の方向 19:車
両の進行方向20:車輪の回転方向 27:
断熱部材FR:前右前古車軸 FL:前左
車軸RR:後右車軸 RL:後左車輪
33:微分回路(変化率検出手段) 35A、35B:
比較器(減圧制御手段)41ニブレーキペダル
42ニブレーキマスクシリンダ43.43A、44
,44A :電磁切換弁(減圧手段) 48.48A:
ボンブ49:モータ (42,48,4!A i車
軸にブレーキ圧を与える手段)50.50A:リザーバ
6o:電子制御装置61〜64:減圧
制御回路 東1図 声2図
車輪に組込まれたディスクブレーキと本発明の一実施例
の荷重センサ3fLとの組合せ関係を示す拡大側面図で
ある。 第3a図は、本発明の一実施例の構成を示すブロック図
、第3b図は第3a図に示す電子制御装置t!60の構
成を示すブロック図である。 第4図は、第3b図に示す減圧制御回路61の各部の電
気信号を示すタイムチャートである。 1:vばね 2fr〜2r、−ニジリンダ
(車輪ブレーキ)3fr〜3rL:荷重センサ(検出手
段)4:マウンティング5:電気信号線
6:パツドサポート7:ブレーキパッド(車軸にブ
レーキ圧を与える手段)8:アンチスキール
9:ピストン10:ウェアインジケータ
11:タイヤ゛12:ショックアブソーバ 13
:ディスクローよ14:ナックルアーム
15:ねじ16:路面 17:制
動力の方向18:荷重の方向 19:車
両の進行方向20:車輪の回転方向 27:
断熱部材FR:前右前古車軸 FL:前左
車軸RR:後右車軸 RL:後左車輪
33:微分回路(変化率検出手段) 35A、35B:
比較器(減圧制御手段)41ニブレーキペダル
42ニブレーキマスクシリンダ43.43A、44
,44A :電磁切換弁(減圧手段) 48.48A:
ボンブ49:モータ (42,48,4!A i車
軸にブレーキ圧を与える手段)50.50A:リザーバ
6o:電子制御装置61〜64:減圧
制御回路 東1図 声2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 車輪ブレーキにブレーキ圧を与える手段; 電気付勢に応答して車輪ブレーキのブレーキ圧を減圧す
る減圧手段; 車輪ブレーキの、車輪にブレーキ圧を与える手段に加わ
る車輪回転方向の荷重を検出する検出手段; 該検出手段が検出した荷重の変化率を検出する変化率検
出手段;および、 前記変化率が所定速度以上の荷重の低下を示すものとな
るとこれに応答して前記減圧手段を電気付勢する減圧制
御手段; を備えるブレーキ圧制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3618788A JPH01212657A (ja) | 1988-02-18 | 1988-02-18 | ブレーキ圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3618788A JPH01212657A (ja) | 1988-02-18 | 1988-02-18 | ブレーキ圧制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01212657A true JPH01212657A (ja) | 1989-08-25 |
Family
ID=12462725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3618788A Pending JPH01212657A (ja) | 1988-02-18 | 1988-02-18 | ブレーキ圧制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01212657A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008189309A (ja) * | 2008-03-14 | 2008-08-21 | Toyota Motor Corp | 車輪接地荷重の変化率に応じて制駆動力制御態様を変更する車輌 |
-
1988
- 1988-02-18 JP JP3618788A patent/JPH01212657A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008189309A (ja) * | 2008-03-14 | 2008-08-21 | Toyota Motor Corp | 車輪接地荷重の変化率に応じて制駆動力制御態様を変更する車輌 |
JP4720837B2 (ja) * | 2008-03-14 | 2011-07-13 | トヨタ自動車株式会社 | 車輪接地荷重の変化率に応じて制駆動力制御態様を変更する車輌 |
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