JPH01202385A - 金属板材のレーザ溶接方法 - Google Patents
金属板材のレーザ溶接方法Info
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- JPH01202385A JPH01202385A JP63025646A JP2564688A JPH01202385A JP H01202385 A JPH01202385 A JP H01202385A JP 63025646 A JP63025646 A JP 63025646A JP 2564688 A JP2564688 A JP 2564688A JP H01202385 A JPH01202385 A JP H01202385A
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- JP
- Japan
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- laser beam
- laser
- cutting
- metal plates
- metal plate
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- Pending
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- 239000002184 metal Substances 0.000 title claims abstract description 20
- 238000003466 welding Methods 0.000 title claims description 21
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 8
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 abstract description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 3
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Laser Beam Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
し発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、金属板材のレーザ溶接方法に係り、待にレー
ザ光線による板材の突合わせ溶接に関するものである。
ザ光線による板材の突合わせ溶接に関するものである。
(従来の技術)
周知のようにレーザ加工は、高エネルギー密度を有する
ビームによる加工であるから加工条件およびレーザの選
択により、適用可能な被加工材の種類が多くなると共に
同一の加工設備で穴明け。
ビームによる加工であるから加工条件およびレーザの選
択により、適用可能な被加工材の種類が多くなると共に
同一の加工設備で穴明け。
切断、溶接、熱処理の異なる加工ができ、加工表面に微
小スポットとして集光できるから加工ひずみや熱変形の
少ない加工ができ、真空を必要としないから加工装置が
単純化され、作業も容易になる等従来にない優れた加工
方法である。
小スポットとして集光できるから加工ひずみや熱変形の
少ない加工ができ、真空を必要としないから加工装置が
単純化され、作業も容易になる等従来にない優れた加工
方法である。
ところで、金属板材をレーザ光線で突合わせ溶接する場
合、レーザ光線をレンズで集光して溶接部に照射する関
係上、この溶接部の隙間を0.1#程度以内に設定する
必要があり、この寸法に設定できない場合には、溶接部
に空隙等の欠陥が生じるかまたは全く溶接できない事態
が生じる。
合、レーザ光線をレンズで集光して溶接部に照射する関
係上、この溶接部の隙間を0.1#程度以内に設定する
必要があり、この寸法に設定できない場合には、溶接部
に空隙等の欠陥が生じるかまたは全く溶接できない事態
が生じる。
このため、健全なレーザ光線による突合わせ溶接を得る
ためには、材料の溶接面の切断精度を向上させたり、セ
ツティングを綿密に行う等の対策が要求される。
ためには、材料の溶接面の切断精度を向上させたり、セ
ツティングを綿密に行う等の対策が要求される。
(発明が解決しようとする課題)
しかし、材料の切断精度を向上させるためには、熟練と
長い加工時間を必要とし、セツティングを綿密に行うた
めには特殊な治具を必要としたり所要時間が長くなるの
で、特に複雑な形状の材料をレーザ光線で突合わせ溶接
する場合、非常に困難な作業となり、溶接箇所が俵ける
という不具合の発生する恐れがあった。
長い加工時間を必要とし、セツティングを綿密に行うた
めには特殊な治具を必要としたり所要時間が長くなるの
で、特に複雑な形状の材料をレーザ光線で突合わせ溶接
する場合、非常に困難な作業となり、溶接箇所が俵ける
という不具合の発生する恐れがあった。
そこで、本発明の目的は、レーザ光線を用い、上記した
ような不具合の発生することがなく、容易にかつ健全な
突合わせ溶接部を得られる金属板材のレーザ溶接方法を
提供することにある。
ような不具合の発生することがなく、容易にかつ健全な
突合わせ溶接部を得られる金属板材のレーザ溶接方法を
提供することにある。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段および作用)本発明は、一
対の金属板材をそれぞれレーザ光線で垂直方向から7〜
15°傾斜した切断面となるように切断し、この両切断
面を接触するように突合わせ、この突合わせ部にレーザ
光線を照射して接合するようにしたものであり、レーザ
切断の持つ柔軟性という利点を生かし、容易にかつ信頼
性の高い溶接部を得るようにしたものである。
対の金属板材をそれぞれレーザ光線で垂直方向から7〜
15°傾斜した切断面となるように切断し、この両切断
面を接触するように突合わせ、この突合わせ部にレーザ
光線を照射して接合するようにしたものであり、レーザ
切断の持つ柔軟性という利点を生かし、容易にかつ信頼
性の高い溶接部を得るようにしたものである。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。ま
ず、金属板材の切断面の加工方法は、第1図に示すよう
に金属板材1に、レーザノズル2を傾斜(θで示す)さ
せ、このレーザノズル2からレーザ光線3を照射して切
断し、切断面を得る。
ず、金属板材の切断面の加工方法は、第1図に示すよう
に金属板材1に、レーザノズル2を傾斜(θで示す)さ
せ、このレーザノズル2からレーザ光線3を照射して切
断し、切断面を得る。
この加工は、突合わせ溶接する両方の金属板材に対して
行う。ただし、両方の切断面の傾斜は対応したものとす
る。なお、同図の1aは、スクラップとなる部分である
。
行う。ただし、両方の切断面の傾斜は対応したものとす
る。なお、同図の1aは、スクラップとなる部分である
。
次に、第2図に示すように、上記したような切断面を持
つ金属板材1と4を相互の切断面が密着するように突合
わせ、この突合わせた部分に、レーザ光線3を上方から
かつ紙面に対し垂直方向に移動させながら照射し、レー
ザ溶接部5を形成して両金属板材1と4を溶接する。
つ金属板材1と4を相互の切断面が密着するように突合
わせ、この突合わせた部分に、レーザ光線3を上方から
かつ紙面に対し垂直方向に移動させながら照射し、レー
ザ溶接部5を形成して両金属板材1と4を溶接する。
この場合、レーザ光線の照射位置が第3図に示すように
左右にずれ(δ)だとしても溶接ができ、第4図に示す
従来の場合のように全く溶接できないことを回避でき、
溶接不健全性をまぬがれることができる。
左右にずれ(δ)だとしても溶接ができ、第4図に示す
従来の場合のように全く溶接できないことを回避でき、
溶接不健全性をまぬがれることができる。
本発明者らの研究によれば、上記したレーザ光線で切断
面を加工する場合、傾斜角θは、7〜15°が可能で望
ましくは7〜10°であり、この程度の傾斜角であれば
、金属板材をレーザ光線で容易にかつシャープに切断で
き、また、例えば板厚2mの板材を突合わせ溶接する場
合、レーザ光線のずれ(δ)が0.25#程度になって
も、実用上支障のない良好の溶接部を得ることができた
。
面を加工する場合、傾斜角θは、7〜15°が可能で望
ましくは7〜10°であり、この程度の傾斜角であれば
、金属板材をレーザ光線で容易にかつシャープに切断で
き、また、例えば板厚2mの板材を突合わせ溶接する場
合、レーザ光線のずれ(δ)が0.25#程度になって
も、実用上支障のない良好の溶接部を得ることができた
。
一方、上記した切断面の加工と溶接は、いずれもレーザ
光線により行うから、被溶接材を異なる加工セクション
間で移動させなくてもよく、搬送に伴なう作業工程の煩
雑ざや能率低下を防ぐことができる。
光線により行うから、被溶接材を異なる加工セクション
間で移動させなくてもよく、搬送に伴なう作業工程の煩
雑ざや能率低下を防ぐことができる。
なお、上記した実施例では、使用するレーザ光線の種別
を特に限定してはいないが、大出力が容易に得られるC
O2レーザなどを活用するのが望ましい。
を特に限定してはいないが、大出力が容易に得られるC
O2レーザなどを活用するのが望ましい。
[発明の効果]
本発明は、以上のように構成されているから、容易でか
つ信頼性を向上した突合わせ溶接部が得られる金属板材
のレーザ溶接方法を提供することができる。
つ信頼性を向上した突合わせ溶接部が得られる金属板材
のレーザ溶接方法を提供することができる。
第1図は本発明の実施例における切断面の加工方法を示
す説明図、第2図は本発明の実施例における溶接方法を
示す説明図、第3図は本発明の実施例の効果を示す説明
図、第4図は第3図に対応する従来の溶接方法の欠点を
示す説明図である。 1.4・・・金属板材 3・・・レーザ光線 5.5a、5b・・・レーザ溶接部 (8733)代理人 弁理士 猪 股 祥 晃(ばか
1名) 第2図 第4図
す説明図、第2図は本発明の実施例における溶接方法を
示す説明図、第3図は本発明の実施例の効果を示す説明
図、第4図は第3図に対応する従来の溶接方法の欠点を
示す説明図である。 1.4・・・金属板材 3・・・レーザ光線 5.5a、5b・・・レーザ溶接部 (8733)代理人 弁理士 猪 股 祥 晃(ばか
1名) 第2図 第4図
Claims (1)
- 一対の金属板材をそれぞれレーザ光線で垂直方向から7
〜15°傾斜した切断面となるように切断し、この両切
断面を接触するように突合わせ、この突合わせ部に前記
レーザ光線を照射して接合するようにしたことを特徴と
する金属板材の突合わせ溶接方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63025646A JPH01202385A (ja) | 1988-02-08 | 1988-02-08 | 金属板材のレーザ溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63025646A JPH01202385A (ja) | 1988-02-08 | 1988-02-08 | 金属板材のレーザ溶接方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01202385A true JPH01202385A (ja) | 1989-08-15 |
Family
ID=12171592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63025646A Pending JPH01202385A (ja) | 1988-02-08 | 1988-02-08 | 金属板材のレーザ溶接方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01202385A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6060682A (en) * | 1997-11-13 | 2000-05-09 | Westbroek; Wido | Overlapping joint for laser welding of tailored blanks |
JP2006235218A (ja) * | 2005-02-24 | 2006-09-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 電源装置 |
JP7294565B1 (ja) * | 2022-04-26 | 2023-06-20 | Jfeスチール株式会社 | 突合せレーザビーム溶接方法 |
WO2023210064A1 (ja) * | 2022-04-26 | 2023-11-02 | Jfeスチール株式会社 | 突合せレーザビーム溶接方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61273275A (ja) * | 1985-05-29 | 1986-12-03 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | ビ−ム溶接方法 |
JPS6284888A (ja) * | 1985-10-08 | 1987-04-18 | Toshiba Corp | レ−ザによる切断溶接方法およびその装置 |
JPS62212085A (ja) * | 1986-03-10 | 1987-09-18 | Kobe Steel Ltd | 複合金属板の突合わせ溶接方法 |
JPS62240185A (ja) * | 1986-04-14 | 1987-10-20 | Mitsubishi Electric Corp | レ−ザビ−ム加工方法 |
-
1988
- 1988-02-08 JP JP63025646A patent/JPH01202385A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS61273275A (ja) * | 1985-05-29 | 1986-12-03 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | ビ−ム溶接方法 |
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WO2023210064A1 (ja) * | 2022-04-26 | 2023-11-02 | Jfeスチール株式会社 | 突合せレーザビーム溶接方法 |
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