JPH01191087A - 放射線検出器 - Google Patents
放射線検出器Info
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- JPH01191087A JPH01191087A JP63014445A JP1444588A JPH01191087A JP H01191087 A JPH01191087 A JP H01191087A JP 63014445 A JP63014445 A JP 63014445A JP 1444588 A JP1444588 A JP 1444588A JP H01191087 A JPH01191087 A JP H01191087A
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Landscapes
- Light Receiving Elements (AREA)
- Measurement Of Radiation (AREA)
- Luminescent Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は計算機利用X線断層像撮影袋! (X線CT装
置)に用いる複数のシンチレータと光電変換素子からな
る多素子固体放射線検出器に係り、特にシンチレータか
らの光の有効活用および検出器感度−様性向上に好適な
検出器構造に関する。
置)に用いる複数のシンチレータと光電変換素子からな
る多素子固体放射線検出器に係り、特にシンチレータか
らの光の有効活用および検出器感度−様性向上に好適な
検出器構造に関する。
従来の多結晶質シンチレータを用いた放射線検出器では
特願昭53−142408号に記載のようにシンチレー
タ表面は粗面の状態もしくはある程度鏡面に近く処理さ
れてはいるが、シンチレータ表面での光の有効利用に関
しては特に配慮されていなかった。
特願昭53−142408号に記載のようにシンチレー
タ表面は粗面の状態もしくはある程度鏡面に近く処理さ
れてはいるが、シンチレータ表面での光の有効利用に関
しては特に配慮されていなかった。
上記従来技術は多結晶質シンチレータ表面の特別な処理
が施されて居らず、光の有効利用に関しての配慮がされ
ていない、したがって一般に屈折率の高いシンチレータ
からの発光は空気中には放射されに<<、また放射され
た場合でもその光は散乱して拡散してしまうため受光素
子への集光率が下り放射線検出器としての効率が低下す
ると言う問題があった。
が施されて居らず、光の有効利用に関しての配慮がされ
ていない、したがって一般に屈折率の高いシンチレータ
からの発光は空気中には放射されに<<、また放射され
た場合でもその光は散乱して拡散してしまうため受光素
子への集光率が下り放射線検出器としての効率が低下す
ると言う問題があった。
本発明のRIMは多結晶質シンチレータの表面での光損
失を極力少なくシ、シンチレータからの発光を有効に利
用し、放射線検出器の効率を向上させることにある。
失を極力少なくシ、シンチレータからの発光を有効に利
用し、放射線検出器の効率を向上させることにある。
上記課題は、第1図に示すように、非晶質シンチレータ
(1)の表面を鏡面もしくは鏡面に近くなるように研磨
し平滑とした後、多結晶質シンチレータの粒界の凹部が
埋まり、かつ最外面が平滑になる程度の厚さの透明な膜
2を形成し、さらにその表面に光反射膜3を形成するこ
とにより達成される。
(1)の表面を鏡面もしくは鏡面に近くなるように研磨
し平滑とした後、多結晶質シンチレータの粒界の凹部が
埋まり、かつ最外面が平滑になる程度の厚さの透明な膜
2を形成し、さらにその表面に光反射膜3を形成するこ
とにより達成される。
第1図に示す非晶質の凝結シンチレータ1からの光は屈
折率がシンチレータ1よりも小さく、空気よりも大きな
光透明膜2を設けることによりシンチレータ粒子から放
射されやすくなり、光透明膜2に導かれる。この光透明
膜2は凝結シンチレータ1の粒子界面を埋めてその外側
が平滑になる程度の厚さであり膜の表面はほぼ鏡面に近
い状態となっているため、外側表面に光反射率の高い金
属反射膜3で被われるとシンチレータ側は光反射鏡とな
る。したがって上記光透明膜2に導かれた光6は間膜2
を透過し、金属反射膜と光透明膜との界面で反射され、
再びシンチレータ1へ戻される。これによりシンチレー
タ1からの光6の光路を選定させることが可能となる。
折率がシンチレータ1よりも小さく、空気よりも大きな
光透明膜2を設けることによりシンチレータ粒子から放
射されやすくなり、光透明膜2に導かれる。この光透明
膜2は凝結シンチレータ1の粒子界面を埋めてその外側
が平滑になる程度の厚さであり膜の表面はほぼ鏡面に近
い状態となっているため、外側表面に光反射率の高い金
属反射膜3で被われるとシンチレータ側は光反射鏡とな
る。したがって上記光透明膜2に導かれた光6は間膜2
を透過し、金属反射膜と光透明膜との界面で反射され、
再びシンチレータ1へ戻される。これによりシンチレー
タ1からの光6の光路を選定させることが可能となる。
このようにして再びシンチレータ1の方向へ戻された光
は、シンチレータの光取出し面4へと導かれ、光取出し
面λ に設けられたー厚の光透明膜4から集光されて放射され
る。さらに光取出し面以外に設けられた金属反射膜3は
外部からの光7がシンチレータ内部へ入るのを防いでい
る。
は、シンチレータの光取出し面4へと導かれ、光取出し
面λ に設けられたー厚の光透明膜4から集光されて放射され
る。さらに光取出し面以外に設けられた金属反射膜3は
外部からの光7がシンチレータ内部へ入るのを防いでい
る。
以下1本発明の一実施例を第1図により説明する。シン
チレータ粒子1を樹脂(ポリスチレン樹脂、エポキシ樹
脂、メチルメタアクリレート樹脂等)により凝結、また
は加圧焼結(熱間加圧、熱間静水圧加圧等)した多結品
質シンチレータの表面を研磨し、平滑な面とする。この
場合、非晶質であるため表面は複数のシンチレータ粒子
1の界面が存在することにより完全な鏡面を得ることは
困難である。したがって不完全鏡面に直に光反射膜3を
設けても光が散乱し光反射膜本来の役割を果せない、そ
こで本発明においてはシンチレータ粒子1間の界面の凹
凸を被い平滑な面を得るために、光学的に透明な膜2を
形成する。この膜は、通常シンチレータ材は光屈折率が
1.8〜3と大きい物質が多く臨界角が小さいため、発
光した光はシンチレータ界面で全反射され再びシンチレ
ータ内に戻ってしまう確率が高くシンチレータから空気
中には出にくいと言う間層を解決すべく設、けるもので
、その屈折率はシンチレータと空気との中間の値、すな
わち1〜2程度の物質が望ましい。
チレータ粒子1を樹脂(ポリスチレン樹脂、エポキシ樹
脂、メチルメタアクリレート樹脂等)により凝結、また
は加圧焼結(熱間加圧、熱間静水圧加圧等)した多結品
質シンチレータの表面を研磨し、平滑な面とする。この
場合、非晶質であるため表面は複数のシンチレータ粒子
1の界面が存在することにより完全な鏡面を得ることは
困難である。したがって不完全鏡面に直に光反射膜3を
設けても光が散乱し光反射膜本来の役割を果せない、そ
こで本発明においてはシンチレータ粒子1間の界面の凹
凸を被い平滑な面を得るために、光学的に透明な膜2を
形成する。この膜は、通常シンチレータ材は光屈折率が
1.8〜3と大きい物質が多く臨界角が小さいため、発
光した光はシンチレータ界面で全反射され再びシンチレ
ータ内に戻ってしまう確率が高くシンチレータから空気
中には出にくいと言う間層を解決すべく設、けるもので
、その屈折率はシンチレータと空気との中間の値、すな
わち1〜2程度の物質が望ましい。
(例えば、SiO2+ MgF 21エポキシ樹脂。
メチルメタアクリレート樹脂、ポリスチレン樹脂等)、
膜の形成法としては蒸着、スパッタリング。
膜の形成法としては蒸着、スパッタリング。
イオンブレーティング、スピニングコート。
CVD法、ディッピング法1等があるが、いずれの場合
にも膜形成後の膜の表面が平滑な鏡面となることか望ま
しい、膜の厚さは界面の凹部の深さにより異なるが、光
の取出し面4を除く他の面では1〜30μm程度とし、
光の取出し面4においλ では−とする、これらの膜の表面には光を反射させる光
反射膜3を設ける。光反射膜3はAQ。
にも膜形成後の膜の表面が平滑な鏡面となることか望ま
しい、膜の厚さは界面の凹部の深さにより異なるが、光
の取出し面4を除く他の面では1〜30μm程度とし、
光の取出し面4においλ では−とする、これらの膜の表面には光を反射させる光
反射膜3を設ける。光反射膜3はAQ。
A g e A uなどの金属を用い、膜厚500人〜
1500人の厚さに蒸着(スパッタリング、イオンブレ
ーティングを含む)により形成する。金属は物質により
不安定なものも有るのでさらにその表面をSiO2,T
iO2などの膜で保護すれば酸化、硫化等の化学変化を
防止できる。このようにして形成された形成体を第2図
に示すようにSiフォトダイオード8上に光取出し面4
とSiフォトダイオードの受光面9が密着するように設
置して固体放射線検出器を形成する。Siフォトダイオ
ード8がアレイ状の物の場合には受光面9と上記シンチ
レータ成形体の光取り出し面4との間を30μm以下と
なるように密着すると隣接する素子間へのクロストーク
は減少させることが出来る。
1500人の厚さに蒸着(スパッタリング、イオンブレ
ーティングを含む)により形成する。金属は物質により
不安定なものも有るのでさらにその表面をSiO2,T
iO2などの膜で保護すれば酸化、硫化等の化学変化を
防止できる。このようにして形成された形成体を第2図
に示すようにSiフォトダイオード8上に光取出し面4
とSiフォトダイオードの受光面9が密着するように設
置して固体放射線検出器を形成する。Siフォトダイオ
ード8がアレイ状の物の場合には受光面9と上記シンチ
レータ成形体の光取り出し面4との間を30μm以下と
なるように密着すると隣接する素子間へのクロストーク
は減少させることが出来る。
また、受光素子はSiフォトダイオード以外の光電管、
光電子増倍管、マルチチャンネルプレート、その他生導
体受光素子を含む光電変換素子にも応用できる。
光電子増倍管、マルチチャンネルプレート、その他生導
体受光素子を含む光電変換素子にも応用できる。
X線光子5は光反射膜3および光透明膜2を透過してシ
ンテレ−。夕粒子1に当るとシンチレータ粒子1からは
X線光子5に比例した量の可視光6が発せられる。G
d x○2S : Pr、F、Ceの場合、500nm
〜900nmの範囲内の波長のスペクトル分布を示す光
を発する。この光6は4π方向に放射され直接光取出し
面4′に向うものと、シンチレータ凝結体の中を透過し
て周囲を被っている光透過膜2に達するものがある。こ
の光透過膜2は、シンチレータ粒子1間の界面を埋め、
かつシンチレータ粒子1の研磨表面に密着されている。
ンテレ−。夕粒子1に当るとシンチレータ粒子1からは
X線光子5に比例した量の可視光6が発せられる。G
d x○2S : Pr、F、Ceの場合、500nm
〜900nmの範囲内の波長のスペクトル分布を示す光
を発する。この光6は4π方向に放射され直接光取出し
面4′に向うものと、シンチレータ凝結体の中を透過し
て周囲を被っている光透過膜2に達するものがある。こ
の光透過膜2は、シンチレータ粒子1間の界面を埋め、
かつシンチレータ粒子1の研磨表面に密着されている。
光透過膜2はMgFIit Sio2.エポキシ樹脂な
どの光屈折率が1.5〜2.0程度の透明膜で膜の厚さ
1μm〜30μmとなっている。
どの光屈折率が1.5〜2.0程度の透明膜で膜の厚さ
1μm〜30μmとなっている。
この膜がシンチレータに密着されているとシンチレータ
内の光の臨界角が大きくなり、シンチレータから外に出
やすくなる。シンチレータを飛び出した光6は光透明膜
2を透過し膜の外側を被った光反射率の高いAQ、Ag
などの金属光反射膜3と透明膜2との界面で反射され再
びシンチレータ1側に戻される。このようにしてシンチ
レータ1からの発光6は最終的には全て光取出し面4′
に集光される。光取出し面の研磨により平滑な鏡面とし
た表面に設けられた透明膜4は光屈折率が1.5〜1.
8程度の範囲内の透明な物質1例えば、MgF 2,5
i02などの膜で、その厚さはシンチレータ1からの発
光スペクトル波長に対しλ/4の値となる厚さとし、シ
ンチレータ1からの光を最も外へ導きやすい状態となっ
ているため、集光された光6は効率よく光取出し面から
外部に放射される。放射された光6は第2図に示すよう
にSiフォトダイオード8の受光面9に導かれ光感変換
され電流として取り出される。したがってこの電流はシ
ンチレータに入射するX線の強度に比 ・倒した量とな
り放射線検出器が形成される。
内の光の臨界角が大きくなり、シンチレータから外に出
やすくなる。シンチレータを飛び出した光6は光透明膜
2を透過し膜の外側を被った光反射率の高いAQ、Ag
などの金属光反射膜3と透明膜2との界面で反射され再
びシンチレータ1側に戻される。このようにしてシンチ
レータ1からの発光6は最終的には全て光取出し面4′
に集光される。光取出し面の研磨により平滑な鏡面とし
た表面に設けられた透明膜4は光屈折率が1.5〜1.
8程度の範囲内の透明な物質1例えば、MgF 2,5
i02などの膜で、その厚さはシンチレータ1からの発
光スペクトル波長に対しλ/4の値となる厚さとし、シ
ンチレータ1からの光を最も外へ導きやすい状態となっ
ているため、集光された光6は効率よく光取出し面から
外部に放射される。放射された光6は第2図に示すよう
にSiフォトダイオード8の受光面9に導かれ光感変換
され電流として取り出される。したがってこの電流はシ
ンチレータに入射するX線の強度に比 ・倒した量とな
り放射線検出器が形成される。
第3図は上記検出器の長平方向の各部位における感度の
分布を測定したもので曲線■はシンチレータ表面に上記
のような光透明膜2および光反射膜3が無い場合の測定
結果であり1曲線■は本発明による上記光透明膜2.光
反射膜3および光取出し面の光透明膜4を設けた場合の
測定結果を示す。
分布を測定したもので曲線■はシンチレータ表面に上記
のような光透明膜2および光反射膜3が無い場合の測定
結果であり1曲線■は本発明による上記光透明膜2.光
反射膜3および光取出し面の光透明膜4を設けた場合の
測定結果を示す。
曲線■では均−感度部がほとんど無いのに対し1本発明
による構造では曲線■に示すように、感度の均一部が広
がり、検出器端の感度も高くなっている。
による構造では曲線■に示すように、感度の均一部が広
がり、検出器端の感度も高くなっている。
本発明によれば、放射線検出器内の感度の一様性範囲が
2〜3倍広がり、絶対感度も約30%向上すると共に多
素子検出器の素子間の感度、感度均一性の向上が図れる
ため、X線CT装置に用いた場合、特にアーチファクト
の少ない画像が得られると言う効果がある。
2〜3倍広がり、絶対感度も約30%向上すると共に多
素子検出器の素子間の感度、感度均一性の向上が図れる
ため、X線CT装置に用いた場合、特にアーチファクト
の少ない画像が得られると言う効果がある。
第1図は本発明の一実施例のシンチレータの断面図、第
2図はシンチレータと受光素子とを組合わせた放射線検
出器の一実施例を示す一部欠斜視図、第3図は本発明に
よる放射線検出器の検出器内感度−様性の実測値を示す
図である。 1・・・シンチレータ粒子、2・・・光透明膜、3・・
・光反射膜、4・・・光透明膜、4′・・・光透明膜付
光取出し面、5・・・X線光子、6・・・光、7・・・
外光、8・・・受光素子、9・・・受光素子受光面、1
0・・・基板。 第7目 $21
2図はシンチレータと受光素子とを組合わせた放射線検
出器の一実施例を示す一部欠斜視図、第3図は本発明に
よる放射線検出器の検出器内感度−様性の実測値を示す
図である。 1・・・シンチレータ粒子、2・・・光透明膜、3・・
・光反射膜、4・・・光透明膜、4′・・・光透明膜付
光取出し面、5・・・X線光子、6・・・光、7・・・
外光、8・・・受光素子、9・・・受光素子受光面、1
0・・・基板。 第7目 $21
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、シンチレータと半導体受光素子とを組み合わせた放
射線多素子固体検出器において、シンチレータ多面体の
先取り出し面を除くその他の多面表面に光学的に透明で
光屈折率がシンチレータ材料よりも小さな物質からなる
3μm厚以上の膜を設け、シンチレータ表面の凹凸を被
い、上記透明膜の表面を鏡面とし、さらに上記透明膜鏡
面表面上に金属膜の光反射面を設けることおよび上記シ
ンチレータ多面体の光取り出し面を鏡面とし、表面に上
記光学的に透明で光屈折率がシンチレータ材料よりも小
さな物質の薄膜をλ/4の厚さで設けたことを特徴とす
る放射線検出器。 2、前記シンチレータとしてGd_2O_2S:Pr、
Ce、Fの凝結体を用いる事を特徴とする特許請求の範
囲1項記載の放射線検出器。 3、前記シンチレータGd_2O_2S:Pr、Ce、
Fを凝結する手段として熱間静水圧加圧法 (HIP)を用いる事を特徴とする特許請求の範囲第1
項もしくは第2項記載の放射線検出器。 4、前記シンチレータGd_2O_2S:Pr、Ce、
Fを凝結する手段として、透明な樹脂をバインダーとし
て用いる事を特徴とする特許請求の範囲第1項もしくは
第2項記載の放射線検出器。 5、前記透明膜にSiO_2、MgF_2を用いること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の放射線検出器
。 6、前記金属膜の光反射面にAl、Ag、Auを用いる
ことを特徴とした特許請求の範囲第1項記載の放射線検
出器。 7、前記金属膜の厚さを750Å〜1500Åとするこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項もしくは第6項記
載の放射線検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63014445A JPH01191087A (ja) | 1988-01-27 | 1988-01-27 | 放射線検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63014445A JPH01191087A (ja) | 1988-01-27 | 1988-01-27 | 放射線検出器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01191087A true JPH01191087A (ja) | 1989-08-01 |
Family
ID=11861228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63014445A Pending JPH01191087A (ja) | 1988-01-27 | 1988-01-27 | 放射線検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01191087A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0355229A (ja) * | 1989-07-24 | 1991-03-11 | Sekisui Plastics Co Ltd | 異種原料による同時成形方法 |
JPH05196742A (ja) * | 1991-08-21 | 1993-08-06 | General Electric Co <Ge> | 反射および保護膜を有するソリッドステート放射線イメージャ |
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