JPH0118961Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0118961Y2 JPH0118961Y2 JP1982035830U JP3583082U JPH0118961Y2 JP H0118961 Y2 JPH0118961 Y2 JP H0118961Y2 JP 1982035830 U JP1982035830 U JP 1982035830U JP 3583082 U JP3583082 U JP 3583082U JP H0118961 Y2 JPH0118961 Y2 JP H0118961Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- heat source
- heat
- flange
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Electric Stoves And Ranges (AREA)
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、熱源を設けた基台の上方に、該熱源
からの輻射熱を側方に輻射する輻射空間を存して
中央の開口を有する炉縁台を設けるようにした暖
房器に関する。
からの輻射熱を側方に輻射する輻射空間を存して
中央の開口を有する炉縁台を設けるようにした暖
房器に関する。
元来この種暖房器においては、熱源からの熱気
の一部が輻射空間から炉縁台の下面に回り込んで
該炉縁台の加熱を生じ、又該炉縁台の周縁部に熱
気の上昇気流を生じてこれが暖房器を囲む人の顔
面に当り、不快感を与えることがある等の不都合
を伴う。
の一部が輻射空間から炉縁台の下面に回り込んで
該炉縁台の加熱を生じ、又該炉縁台の周縁部に熱
気の上昇気流を生じてこれが暖房器を囲む人の顔
面に当り、不快感を与えることがある等の不都合
を伴う。
従来、かかる不都合を解消すべく、熱源の周囲
に放熱筒を設け、該放熱筒の上端に中央に孔の有
る板体を取付けると共に、該板体の上方に天板を
〓間を存して取付けて、該板体と該天板とで炉縁
台を構成し、更に該天板に形成した中央の開口
に、中央に孔の有る皿状板を装着して、熱源から
の熱気を該放熱筒と該板体の孔と該皿状板の孔と
を介して上方に導くようにしたものは知られてい
るが(特公昭39−27459号公報)、このものでは熱
気が天板の開口中央部に集中して流れ、そのため
開口中央部に手をかざすと熱過ぎそこから離れる
と採暖を得られなくなつて手焙りを良好に行い得
られなくなり、又皿状板と板体の孔を通して異物
が熱源に落下するおそれがある。更に上記のもの
では、天板の開口に、皿状板をその外周上縁のフ
ランジが天板の上面に着座するように装着するを
一般としており、ここでフランジは伝熱によつて
かなり高温になるため、フランジに不用意に手を
触れて火傷を負うおそれがある。
に放熱筒を設け、該放熱筒の上端に中央に孔の有
る板体を取付けると共に、該板体の上方に天板を
〓間を存して取付けて、該板体と該天板とで炉縁
台を構成し、更に該天板に形成した中央の開口
に、中央に孔の有る皿状板を装着して、熱源から
の熱気を該放熱筒と該板体の孔と該皿状板の孔と
を介して上方に導くようにしたものは知られてい
るが(特公昭39−27459号公報)、このものでは熱
気が天板の開口中央部に集中して流れ、そのため
開口中央部に手をかざすと熱過ぎそこから離れる
と採暖を得られなくなつて手焙りを良好に行い得
られなくなり、又皿状板と板体の孔を通して異物
が熱源に落下するおそれがある。更に上記のもの
では、天板の開口に、皿状板をその外周上縁のフ
ランジが天板の上面に着座するように装着するを
一般としており、ここでフランジは伝熱によつて
かなり高温になるため、フランジに不用意に手を
触れて火傷を負うおそれがある。
本考案は、上記の不都合を解消した使い勝手の
良好な暖房器を提供することをその目的とするも
ので、熱源1を設けた基台2の上方に、該熱源1
からの輻射熱を側方に輻射する輻射空間3を存し
て中央の開口4を有する炉縁台5を設ける暖房器
において、該輻射空間3に該熱源1を囲む耐熱性
ガラスその他の熱透過性材料から成る外筒6を設
けると共に、該開口4を該炉縁台5の厚み方向中
間に上向きの段差面4aを有する段付形状に形成
して、該開口4に汁受皿10をその外周上縁に形
成したフランジ10aが該段差面4aに着座する
ように装着し、該汁受皿10に該外筒6の上端を
臨ませる底部中央の透孔11を形成すると共に、
該汁受皿10上に、該透孔11の上方に〓間を存
して対向する保護板12を該フランジ10aと同
レベルかそれより下方に位置するように設けるこ
とを特徴とする。
良好な暖房器を提供することをその目的とするも
ので、熱源1を設けた基台2の上方に、該熱源1
からの輻射熱を側方に輻射する輻射空間3を存し
て中央の開口4を有する炉縁台5を設ける暖房器
において、該輻射空間3に該熱源1を囲む耐熱性
ガラスその他の熱透過性材料から成る外筒6を設
けると共に、該開口4を該炉縁台5の厚み方向中
間に上向きの段差面4aを有する段付形状に形成
して、該開口4に汁受皿10をその外周上縁に形
成したフランジ10aが該段差面4aに着座する
ように装着し、該汁受皿10に該外筒6の上端を
臨ませる底部中央の透孔11を形成すると共に、
該汁受皿10上に、該透孔11の上方に〓間を存
して対向する保護板12を該フランジ10aと同
レベルかそれより下方に位置するように設けるこ
とを特徴とする。
図示のもので基台2は、内筐7とその外周の木
枠8とで構成され、該内筐7の上面に円筒形の燃
焼プレート1aを有するガス赤外線バーナから成
る熱源1を載置し、更に該熱源1の載置部外周に
環状の受枠9を取付けて、これに外筒6の下端を
支承させ、該外筒6の上端を炉縁台5の中央の開
口4に施す上記した汁受皿10の透孔11に例え
ば第2図示の如く嵌合させ、或いは第3図示の如
く該透孔11内に挿入させ、更に該汁受皿10上
に上記した保護板12の上方から五徳枠13を載
置して、該五徳枠13上にやかん等を載置し得る
ようにした。尚、該保護板12は耐熱ガラスその
他の熱透過材料で形成されるものとして、熱効率
を向上させる。
枠8とで構成され、該内筐7の上面に円筒形の燃
焼プレート1aを有するガス赤外線バーナから成
る熱源1を載置し、更に該熱源1の載置部外周に
環状の受枠9を取付けて、これに外筒6の下端を
支承させ、該外筒6の上端を炉縁台5の中央の開
口4に施す上記した汁受皿10の透孔11に例え
ば第2図示の如く嵌合させ、或いは第3図示の如
く該透孔11内に挿入させ、更に該汁受皿10上
に上記した保護板12の上方から五徳枠13を載
置して、該五徳枠13上にやかん等を載置し得る
ようにした。尚、該保護板12は耐熱ガラスその
他の熱透過材料で形成されるものとして、熱効率
を向上させる。
図面で14は内筐7内に配置したガスノズルを
示し、該内筐7には木枠8に形成した通気孔15
から燃焼用空気が供給されるようにし、又前記し
た受枠9にも通気孔16を形成して、外筒6内に
外気を導き、該外筒6の冷却や、又熱源1を上記
の如くバーナとしたときの2次空気の供給が行わ
れるようにした。
示し、該内筐7には木枠8に形成した通気孔15
から燃焼用空気が供給されるようにし、又前記し
た受枠9にも通気孔16を形成して、外筒6内に
外気を導き、該外筒6の冷却や、又熱源1を上記
の如くバーナとしたときの2次空気の供給が行わ
れるようにした。
尚、熱源1は電気ヒータ等であつても勿論良
い。
い。
図面で17は基台2と炉縁台5との連結棒、1
8はガードを示す。
8はガードを示す。
次いでその作動を説明するに、熱源1の作動に
よれば、該熱源1からの輻射熱が矢示Aの如く外
筒6を介して輻射空間3から側方に輻射され、暖
房器を囲む人の膝や足元等が暖められる。
よれば、該熱源1からの輻射熱が矢示Aの如く外
筒6を介して輻射空間3から側方に輻射され、暖
房器を囲む人の膝や足元等が暖められる。
又、該熱源1からの熱気は、外筒6内を上昇し
て保護板12に当つた後該保護板12の周囲に分
散して開口4内を矢示Bの如く上昇し、開口4の
中央部に集中して熱気が流れる従来技術と異なり
手焙りにより採暖を良好に行い得られ、更に該保
護板12により熱源1への異物の落下も防止され
る。
て保護板12に当つた後該保護板12の周囲に分
散して開口4内を矢示Bの如く上昇し、開口4の
中央部に集中して熱気が流れる従来技術と異なり
手焙りにより採暖を良好に行い得られ、更に該保
護板12により熱源1への異物の落下も防止され
る。
ところで、汁受皿10のフランジ10aを上記
の如く段差面4aに着座させて、フランジ10a
に不用意に手が触れないようにしても、保護板1
2を汁受皿10のフランジ10aよりも上方位置
に設けると、保護板12の下部間〓から外方に向
う熱気が段差面4aの上方の開口縁部に当つて該
部が加熱され、ここに手が触れると火傷を負う心
配があるが、本考案の如く保護板12をフランジ
10aと同レベルかそれより下方に設けておけ
ば、外方に向う熱気は汁受皿10の周壁部に当つ
て上昇するようになり、段差面4aの上方の開口
縁部は熱気による加熱から保護され、炉縁台5の
上面の開口縁の近傍部分に物を載置したり手を触
れたりしても危険はない。
の如く段差面4aに着座させて、フランジ10a
に不用意に手が触れないようにしても、保護板1
2を汁受皿10のフランジ10aよりも上方位置
に設けると、保護板12の下部間〓から外方に向
う熱気が段差面4aの上方の開口縁部に当つて該
部が加熱され、ここに手が触れると火傷を負う心
配があるが、本考案の如く保護板12をフランジ
10aと同レベルかそれより下方に設けておけ
ば、外方に向う熱気は汁受皿10の周壁部に当つ
て上昇するようになり、段差面4aの上方の開口
縁部は熱気による加熱から保護され、炉縁台5の
上面の開口縁の近傍部分に物を載置したり手を触
れたりしても危険はない。
このように本考案によるときは、外筒6により
炉縁台5の下面への熱気の回り込みを防止できる
と共に、汁受皿10上に設けた保護板12により
熱源1への異物の落下を防止でき、而も該外筒6
を介して上昇する熱気を該保護板12によりその
周囲に分散して炉縁台5の開口4内に導くことが
できるため、手焙りによる採暖を良好に行い得ら
れる。更に、該開口4に装着する汁受皿10のフ
ランジ10aを炉縁台5の上面に対し窪んだ位置
に有る該開口4内の段差面4aに着座させるた
め、該フランジ10aに不用意に手が触れる必要
がなく、而も前記保護板12を該フランジ10a
と同レベルかそれより下方に設けるため、該保護
板12により熱気が外方に流れても該段差面4a
の上方の開口縁部は熱気による加熱から保護さ
れ、炉縁台5の上面の開口縁近傍に手を置いても
火傷を負うような必要はなく、使い勝手の良好な
暖房器が得られる効果を有する。
炉縁台5の下面への熱気の回り込みを防止できる
と共に、汁受皿10上に設けた保護板12により
熱源1への異物の落下を防止でき、而も該外筒6
を介して上昇する熱気を該保護板12によりその
周囲に分散して炉縁台5の開口4内に導くことが
できるため、手焙りによる採暖を良好に行い得ら
れる。更に、該開口4に装着する汁受皿10のフ
ランジ10aを炉縁台5の上面に対し窪んだ位置
に有る該開口4内の段差面4aに着座させるた
め、該フランジ10aに不用意に手が触れる必要
がなく、而も前記保護板12を該フランジ10a
と同レベルかそれより下方に設けるため、該保護
板12により熱気が外方に流れても該段差面4a
の上方の開口縁部は熱気による加熱から保護さ
れ、炉縁台5の上面の開口縁近傍に手を置いても
火傷を負うような必要はなく、使い勝手の良好な
暖房器が得られる効果を有する。
第1図は本案暖房器の1例の斜視図、第2図は
その截断側面図、第3図は変形例の要部の截断側
面図である。 1……熱源、2……基台、3……輻射空間、4
……開口、4a……段差面、5……炉縁台、6…
…外筒、10……汁受皿、10a……フランジ、
11……透孔、12……保護板。
その截断側面図、第3図は変形例の要部の截断側
面図である。 1……熱源、2……基台、3……輻射空間、4
……開口、4a……段差面、5……炉縁台、6…
…外筒、10……汁受皿、10a……フランジ、
11……透孔、12……保護板。
Claims (1)
- 熱源1を設けた基台2の上方に、該熱源1から
の輻射熱を側方に輻射する輻射空間3を存して中
央の開口4を有する炉縁台5を設ける暖房器にお
いて、該輻射空間3に該熱源1を囲む耐熱性ガラ
スその他の熱透過性材料から成る外筒6を設ける
と共に、該開口4を該炉縁台5の厚み方向中間に
上向きの段差面4aを有する段付形状に形成し
て、該開口4に汁受皿10をその外周上縁に形成
したフランジ10aが該段差面4aに着座するよ
うに装着し、該汁受皿10に該外筒6の上端を臨
ませる底部中央の透孔11を形成すると共に、該
汁受皿10上に、該透孔11の上方に〓間を存し
て対向する保護板12を該フランジ10aと同レ
ベルかそれより下方に位置するように設けること
を特徴とする暖房器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3583082U JPS58141101U (ja) | 1982-03-16 | 1982-03-16 | 暖房器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3583082U JPS58141101U (ja) | 1982-03-16 | 1982-03-16 | 暖房器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58141101U JPS58141101U (ja) | 1983-09-22 |
JPH0118961Y2 true JPH0118961Y2 (ja) | 1989-06-02 |
Family
ID=30047290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3583082U Granted JPS58141101U (ja) | 1982-03-16 | 1982-03-16 | 暖房器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58141101U (ja) |
-
1982
- 1982-03-16 JP JP3583082U patent/JPS58141101U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58141101U (ja) | 1983-09-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6739241B2 (en) | Camping coffee maker | |
JPH0118961Y2 (ja) | ||
JP2553956Y2 (ja) | 玉子焼き用調理器 | |
KR101836984B1 (ko) | 숯불 화로 | |
JP3783365B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JPS6138015Y2 (ja) | ||
JPS6244250Y2 (ja) | ||
JPS6122171Y2 (ja) | ||
KR101840688B1 (ko) | 세라믹 조리 용기용 열전도 패드 | |
JPS5956621A (ja) | 加熱調理器 | |
JPS6040172Y2 (ja) | 炊飯器 | |
JPS5838517A (ja) | 炊飯器 | |
JP3684759B2 (ja) | ランプヒータを発熱体とするコンロ | |
JPH0246818Y2 (ja) | ||
JPS589688Y2 (ja) | 調理テ−ブル | |
KR200185547Y1 (ko) | 고기 구이기 열판 | |
JPS6016071Y2 (ja) | 電気調理器 | |
JPS6022895Y2 (ja) | 炊飯器等の蓋体 | |
JPH0431451Y2 (ja) | ||
KR0130029B1 (ko) | 가스취반기 | |
JPH0248724Y2 (ja) | ||
JPH0555771B2 (ja) | ||
JPH0535824Y2 (ja) | ||
JP2002243231A (ja) | 暖気集熱送風機 | |
JPH0445642Y2 (ja) |