JPH01176588A - 被熱転写シート - Google Patents
被熱転写シートInfo
- Publication number
- JPH01176588A JPH01176588A JP63000559A JP55988A JPH01176588A JP H01176588 A JPH01176588 A JP H01176588A JP 63000559 A JP63000559 A JP 63000559A JP 55988 A JP55988 A JP 55988A JP H01176588 A JPH01176588 A JP H01176588A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermal transfer
- silicone
- transfer sheet
- accepting layer
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims abstract description 41
- 229920001296 polysiloxane Polymers 0.000 claims abstract description 35
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 4
- 239000003086 colorant Substances 0.000 claims description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 abstract description 12
- 239000011347 resin Substances 0.000 abstract description 12
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 7
- 229920001225 polyester resin Polymers 0.000 abstract description 6
- 239000004645 polyester resin Substances 0.000 abstract description 6
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 abstract description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 4
- 125000002496 methyl group Chemical group [H]C([H])([H])* 0.000 abstract description 3
- -1 poly acrylic ester Chemical class 0.000 abstract description 3
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical group [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 abstract description 2
- 229920005668 polycarbonate resin Polymers 0.000 abstract description 2
- 239000004431 polycarbonate resin Substances 0.000 abstract description 2
- 229920005749 polyurethane resin Polymers 0.000 abstract description 2
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 abstract description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 15
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 15
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 11
- ZWEHNKRNPOVVGH-UHFFFAOYSA-N 2-Butanone Chemical compound CCC(C)=O ZWEHNKRNPOVVGH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- YXFVVABEGXRONW-UHFFFAOYSA-N Toluene Chemical compound CC1=CC=CC=C1 YXFVVABEGXRONW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- 241000519995 Stachys sylvatica Species 0.000 description 7
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 4
- 229920002545 silicone oil Polymers 0.000 description 4
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 3
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 3
- 239000000975 dye Substances 0.000 description 3
- 238000001454 recorded image Methods 0.000 description 3
- VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L Calcium carbonate Chemical compound [Ca+2].[O-]C([O-])=O VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 2
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 2
- 239000004014 plasticizer Substances 0.000 description 2
- 229920002050 silicone resin Polymers 0.000 description 2
- 239000004593 Epoxy Substances 0.000 description 1
- 239000004952 Polyamide Substances 0.000 description 1
- 229920001807 Urea-formaldehyde Polymers 0.000 description 1
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 1
- 125000003277 amino group Chemical group 0.000 description 1
- 239000003963 antioxidant agent Substances 0.000 description 1
- 239000012752 auxiliary agent Substances 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 229910000019 calcium carbonate Inorganic materials 0.000 description 1
- 125000003178 carboxy group Chemical group [H]OC(*)=O 0.000 description 1
- 239000008199 coating composition Substances 0.000 description 1
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- 238000004132 cross linking Methods 0.000 description 1
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 1
- 238000004043 dyeing Methods 0.000 description 1
- 125000003700 epoxy group Chemical group 0.000 description 1
- 150000002148 esters Chemical class 0.000 description 1
- 125000000524 functional group Chemical group 0.000 description 1
- 230000009477 glass transition Effects 0.000 description 1
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
- 125000002887 hydroxy group Chemical group [H]O* 0.000 description 1
- 239000003094 microcapsule Substances 0.000 description 1
- 239000000049 pigment Substances 0.000 description 1
- 229920002647 polyamide Polymers 0.000 description 1
- 229920006122 polyamide resin Polymers 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 description 1
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 125000002924 primary amino group Chemical group [H]N([H])* 0.000 description 1
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 description 1
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 1
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 1
- 238000000859 sublimation Methods 0.000 description 1
- 230000008022 sublimation Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 description 1
- 239000004416 thermosoftening plastic Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/50—Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
- B41M5/52—Macromolecular coatings
- B41M5/529—Macromolecular coatings characterised by the use of fluorine- or silicon-containing organic compounds
Landscapes
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、被熱転写シートに関し、特に熱昇華性染料等
を移行させて熱転写記録を行うに際し記録適性に優れ且
つマント調の被熱転写シートを提供するものである。
を移行させて熱転写記録を行うに際し記録適性に優れ且
つマント調の被熱転写シートを提供するものである。
「従来の技術」
昇華性染料等の転写画像を受ける被熱転写シートとして
は、上質紙、コート紙、キャスト塗被紙、合成紙、フィ
ルム等の基材に熱可塑性のポリエステル、ポリアミド、
ポリウレタン等の樹脂、さらに必要に応じてこれらの樹
脂に微粉末シリカや炭酸カルシウム等の顔料を混合分散
した塗被組成物を塗被して受容層を形成したものが知ら
れている。
は、上質紙、コート紙、キャスト塗被紙、合成紙、フィ
ルム等の基材に熱可塑性のポリエステル、ポリアミド、
ポリウレタン等の樹脂、さらに必要に応じてこれらの樹
脂に微粉末シリカや炭酸カルシウム等の顔料を混合分散
した塗被組成物を塗被して受容層を形成したものが知ら
れている。
一般に受容層は染着濃度を高めるためにガラス転移点の
低い樹脂で形成されることが多く、又画像の転写抜け(
以下、白抜けと称する)を防止するために高平滑処理等
の様々な工夫がなされている。この為、従来の被熱転写
シートは下記の如き欠点を有している。即ち、 ■ 熱転写シートと被熱転写シートを重ねてサーマルヘ
ッド等で加熱されると両者が粘着しようとする傾向、所
謂融着現象(スティッキングと称する)が起き易い。
低い樹脂で形成されることが多く、又画像の転写抜け(
以下、白抜けと称する)を防止するために高平滑処理等
の様々な工夫がなされている。この為、従来の被熱転写
シートは下記の如き欠点を有している。即ち、 ■ 熱転写シートと被熱転写シートを重ねてサーマルヘ
ッド等で加熱されると両者が粘着しようとする傾向、所
謂融着現象(スティッキングと称する)が起き易い。
■ 画像形成後、被熱転写シートの画像面が他の用紙類
と接触した場合に融着くブロッキングと称する)したり
、汚したりする。
と接触した場合に融着くブロッキングと称する)したり
、汚したりする。
■ 一般に受像層が高平滑化されているために光沢の良
い高濃度画像を得る上からは望ましいが、マント調(低
光沢)で高濃度の記録画像を必要とするような場合には
その対応に苦慮している。
い高濃度画像を得る上からは望ましいが、マント調(低
光沢)で高濃度の記録画像を必要とするような場合には
その対応に苦慮している。
この為、離型性の改善のためにシリコーン樹脂を添加す
ることが提案(特開昭60−34898)されてはいる
が、この方法ではスティンキングやブロッキングは改善
されるものの、受像層をマント化する点では期待できな
い。
ることが提案(特開昭60−34898)されてはいる
が、この方法ではスティンキングやブロッキングは改善
されるものの、受像層をマント化する点では期待できな
い。
「発明が解決しようとする問題点」
本発明は、上記の如く、熱転写記録に付随して起こるス
テイキングやブロッキング等の欠点を改善し、且つ高濃
度でマット調の記録画像を与える被熱転写シートを提供
するものである。
テイキングやブロッキング等の欠点を改善し、且つ高濃
度でマット調の記録画像を与える被熱転写シートを提供
するものである。
1問題を解決する為の手段」
本発明は、加熱により、色材転写シートから色材を受理
する受容層を設けた被熱転写シートにおいて、該受容層
中に平均粒子径0.5〜20μmのシリコーン粒子が含
有されていることを特徴とする被熱転写シートである。
する受容層を設けた被熱転写シートにおいて、該受容層
中に平均粒子径0.5〜20μmのシリコーン粒子が含
有されていることを特徴とする被熱転写シートである。
「作用」
上記の如く、本発明は受容層中にシリコーン粒子が含有
されていることを特徴とするものであり、加熱により有
色染料を受理する受容層としては、具体的に下記の様な
樹脂が用いられる。
されていることを特徴とするものであり、加熱により有
色染料を受理する受容層としては、具体的に下記の様な
樹脂が用いられる。
即ち、ポリエステル樹脂、ポリアクリル酸エステル樹脂
、ポリカーボネート樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミ
ド樹脂、尿素樹脂等である。又、本発明で用いられるシ
リコーン粒子は、シロキサン結合が二次元及び/又は三
次元に伸びた構造を有し、ケイ素原子に少なくとも1個
のメチル基を含有するメチルポリシロキサン粒子であり
、側鎖や末端にアミノ基、エポキシ基、カルボキシル基
、ヒドロキシ基等の官能基を有していても良い。更に、
耐熱性を付与するためには、三次元に架橋した網状構造
のものがより好ましく用いられる。
、ポリカーボネート樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミ
ド樹脂、尿素樹脂等である。又、本発明で用いられるシ
リコーン粒子は、シロキサン結合が二次元及び/又は三
次元に伸びた構造を有し、ケイ素原子に少なくとも1個
のメチル基を含有するメチルポリシロキサン粒子であり
、側鎖や末端にアミノ基、エポキシ基、カルボキシル基
、ヒドロキシ基等の官能基を有していても良い。更に、
耐熱性を付与するためには、三次元に架橋した網状構造
のものがより好ましく用いられる。
受容層の厚みは通常3〜50μmであり、用途により適
宜変えることができる。受容層の厚みによって添加され
るシリコーン粒子の粒径がある程度制限されることにな
るが、本発明で用いられるシリコーン粒子の平均粒子径
としては0.5〜20μm、より好ましくは1〜15μ
m程度のものが用いられる。因に、平均粒子径が0.5
μm未満であると所望とする発明の効果が得られず、2
0μmより大きくなると塗被液調成時にシリコーン粒子
の分散安定性が低下し且つ受容層表面の平滑性が低下す
る。
宜変えることができる。受容層の厚みによって添加され
るシリコーン粒子の粒径がある程度制限されることにな
るが、本発明で用いられるシリコーン粒子の平均粒子径
としては0.5〜20μm、より好ましくは1〜15μ
m程度のものが用いられる。因に、平均粒子径が0.5
μm未満であると所望とする発明の効果が得られず、2
0μmより大きくなると塗被液調成時にシリコーン粒子
の分散安定性が低下し且つ受容層表面の平滑性が低下す
る。
又、このようなシリコーン粒子の使用量はシリコーン粒
子の組成、構造、粒子径等により異なり限定されるもの
ではないが、通常受容層を構成する樹脂に対して1〜2
0重量%、より好ましくは2〜15重量%の範囲であり
、1重量%未満であれば所望とするシリコーン粒子の添
加効果が十分に発揮されず、20重量%を越すと画像濃
度の低下を招いたり、白抜けが発生し易くなる。
子の組成、構造、粒子径等により異なり限定されるもの
ではないが、通常受容層を構成する樹脂に対して1〜2
0重量%、より好ましくは2〜15重量%の範囲であり
、1重量%未満であれば所望とするシリコーン粒子の添
加効果が十分に発揮されず、20重量%を越すと画像濃
度の低下を招いたり、白抜けが発生し易くなる。
本発明に用いられるシリコーン粒子の好ましい具体例と
しては、例えばトスパール120(平均粒子径2μm)
、トスパール240(平均粒子径4μm)(以上、東芝
シリコーン製) 、X−52−590B(平均粒子径1
0μm) 、X −52−590(平均粒子径5μm)
(以上、信越シリコーン製)等の三次元架橋を有するメ
チルポリシロキサンが挙げられる。
しては、例えばトスパール120(平均粒子径2μm)
、トスパール240(平均粒子径4μm)(以上、東芝
シリコーン製) 、X−52−590B(平均粒子径1
0μm) 、X −52−590(平均粒子径5μm)
(以上、信越シリコーン製)等の三次元架橋を有するメ
チルポリシロキサンが挙げられる。
尚、シリコーン粒子が本発明に記載の如き効果を示す理
由については必ずしも明らかではないが、以下のような
理由によるものと考えられる。
由については必ずしも明らかではないが、以下のような
理由によるものと考えられる。
即ち、本願発明者等は被膜性のあるシリコーン樹脂の代
わりに被膜性の少ないシリコーン粒子に着目し、種々検
討を重ねた。結果として、本願特許請求の範囲に記載の
如き特定のシリコーン粒子を受像層に添加することによ
り、シリコーンのも2離型特性を維持し且つ白抜けの生
じない範囲で塗被層面が程よく粗面化されるためにマン
ト性を有する優れた被熱転写シートが得られるものと推
察される。
わりに被膜性の少ないシリコーン粒子に着目し、種々検
討を重ねた。結果として、本願特許請求の範囲に記載の
如き特定のシリコーン粒子を受像層に添加することによ
り、シリコーンのも2離型特性を維持し且つ白抜けの生
じない範囲で塗被層面が程よく粗面化されるためにマン
ト性を有する優れた被熱転写シートが得られるものと推
察される。
次に、受容層の形成方法について述べる。予め、所要の
シリコーン粒子を受容層の主成分である樹脂中に混入、
攪拌し塗被液を調成する。得られた塗被液を一般公知の
塗被装置、例えばバーコータ、ブレードコータ、グラビ
アコータ、ロッドコータ、サイズプレス等の塗工機によ
り乾燥重量が1〜20g / m、より好ましくは3〜
Log/r+?程度になるように塗布、乾燥して受容層
が形成される。更に必要に応じてシリコーン粒子の有す
る効果を損なわない範囲で紫外線吸収剤、酸化防止剤、
可塑剤等の各種助剤を適宜添加することもできる。尚、
受容層を設ける基材としては、従来の被熱転写シートに
用いられるものと同様に、上質紙、コート紙、キャスト
塗被紙、合成紙、フィルム等が用途に応じて適宜用いら
れ、必要があれば、これら基材上に各種の中間層を設け
た後に受容層を形成しても良い。又、中間層としては受
容層を形成している樹脂に対し可塑剤として作用する化
合物を内包したマイクロカプセル、中空樹脂粒子や発泡
性の合成樹脂を含有した断熱層、弾性体成分を含有せし
めた弾性体層等が挙げられるが勿論これらに限定される
ものではない。
シリコーン粒子を受容層の主成分である樹脂中に混入、
攪拌し塗被液を調成する。得られた塗被液を一般公知の
塗被装置、例えばバーコータ、ブレードコータ、グラビ
アコータ、ロッドコータ、サイズプレス等の塗工機によ
り乾燥重量が1〜20g / m、より好ましくは3〜
Log/r+?程度になるように塗布、乾燥して受容層
が形成される。更に必要に応じてシリコーン粒子の有す
る効果を損なわない範囲で紫外線吸収剤、酸化防止剤、
可塑剤等の各種助剤を適宜添加することもできる。尚、
受容層を設ける基材としては、従来の被熱転写シートに
用いられるものと同様に、上質紙、コート紙、キャスト
塗被紙、合成紙、フィルム等が用途に応じて適宜用いら
れ、必要があれば、これら基材上に各種の中間層を設け
た後に受容層を形成しても良い。又、中間層としては受
容層を形成している樹脂に対し可塑剤として作用する化
合物を内包したマイクロカプセル、中空樹脂粒子や発泡
性の合成樹脂を含有した断熱層、弾性体成分を含有せし
めた弾性体層等が挙げられるが勿論これらに限定される
ものではない。
上記のようにして得られた被熱転写シートは、熱転写シ
ートの熱転写層(色材)と受容層とが接するように重ね
て用いられ、画像情報に応じた熱エネルギーを与えるこ
とによって熱転写が行われ記録画像が得られる。
ートの熱転写層(色材)と受容層とが接するように重ね
て用いられ、画像情報に応じた熱エネルギーを与えるこ
とによって熱転写が行われ記録画像が得られる。
「実施例」
以下に、本発明をより具体的に説明するために実施例を
記載するが、勿論これらに限定されるものではない。尚
、例中の部は重量部を示す。
記載するが、勿論これらに限定されるものではない。尚
、例中の部は重量部を示す。
実施例1
基材として、合成紙(ユポFPG−150/王子油化)
を用い、下記組成の被熱転写受像層塗被液(以下、受像
層塗液と称する)を乾燥後の重量が8g/mになるよう
にワイヤーバーを用いて塗布、乾燥し被熱転写シートを
得た。この時の乾燥条件は70℃で2分間、さらに樹脂
中の溶剤を飛散させるために続けて同温度で1時間の乾
燥を行った。
を用い、下記組成の被熱転写受像層塗被液(以下、受像
層塗液と称する)を乾燥後の重量が8g/mになるよう
にワイヤーバーを用いて塗布、乾燥し被熱転写シートを
得た。この時の乾燥条件は70℃で2分間、さらに樹脂
中の溶剤を飛散させるために続けて同温度で1時間の乾
燥を行った。
受像層塗液
バイロン200(ポリエステル樹脂/東洋紡績製)15
部 トスパール240(シリコーン粒子/東芝シリコーン製
;平均粒子径4μm) 0.75部トルエン
/メチルエチルケトン(1/1)85部 上記のようにして得た被熱転写シートを用いて、日立製
作所製ビデオプリンタVY−50によりシアン、マゼン
タ−、イエローの3原色の熱転写を行い、画像濃度、ス
ティッキング、白抜け、光沢の測定評価を行った。得ら
れた結果を表1に示した。
部 トスパール240(シリコーン粒子/東芝シリコーン製
;平均粒子径4μm) 0.75部トルエン
/メチルエチルケトン(1/1)85部 上記のようにして得た被熱転写シートを用いて、日立製
作所製ビデオプリンタVY−50によりシアン、マゼン
タ−、イエローの3原色の熱転写を行い、画像濃度、ス
ティッキング、白抜け、光沢の測定評価を行った。得ら
れた結果を表1に示した。
比較例1
実施例1において受像層塗液からシリコーン粒子を除外
した以外は、実施例1と同様の方法で被熱転写シートを
得、同様な方法で熱転写を行い、得られた結果を表1に
示した。
した以外は、実施例1と同様の方法で被熱転写シートを
得、同様な方法で熱転写を行い、得られた結果を表1に
示した。
比較例2
実施例1において、下記の組成の受像層塗液を用いた以
外は同様にして被熱転写シートを得、同様な方法で熱転
写を行い、得られた結果を表1に示した。
外は同様にして被熱転写シートを得、同様な方法で熱転
写を行い、得られた結果を表1に示した。
受像層塗液
バイロン200(ポリエステル樹脂/東洋紡績製)15
部 KF−393(アミノ変性シリコーンオイル/信越シリ
コーン製)0.4部 X−22−393(エポキシ変性シリコーンオイル/信
越シリコーン製)0.4部 トルエン/メチルエチルケトン(1/1)85部実施例
2 8一 実施例1において、下記組成の受像層塗液を用いた以外
は実施例1と同様にして被熱転写シートを得、同様な方
法で熱転写を行い、得られた結果を表1に示した。
部 KF−393(アミノ変性シリコーンオイル/信越シリ
コーン製)0.4部 X−22−393(エポキシ変性シリコーンオイル/信
越シリコーン製)0.4部 トルエン/メチルエチルケトン(1/1)85部実施例
2 8一 実施例1において、下記組成の受像層塗液を用いた以外
は実施例1と同様にして被熱転写シートを得、同様な方
法で熱転写を行い、得られた結果を表1に示した。
受像N塗液
バイロン200(ポリエステル樹脂/東洋紡績製)7.
5部 バイロン290(ポリエステル樹脂/東洋紡績製)7.
5部 トスパール120(シリコーン粒子/東芝シリコーン製
;平均粒子径2μm)1.5部 KF−393(アミノ変性シリコーンオイル/信越シリ
コーン製)0.2部 X−22−293(エポキシ変性シリコーンオイル/信
越シリコーン製)0.2部 トルエン/メチルエチルケトン(1/1)85部 比較例3 実施例2において、受像層塗液からトスパール120を
除外した以外は実施例2と同様にして被熱転写シートを
得、同様な方法で熱転写を行い、得られた結果を表1に
示した。
5部 バイロン290(ポリエステル樹脂/東洋紡績製)7.
5部 トスパール120(シリコーン粒子/東芝シリコーン製
;平均粒子径2μm)1.5部 KF−393(アミノ変性シリコーンオイル/信越シリ
コーン製)0.2部 X−22−293(エポキシ変性シリコーンオイル/信
越シリコーン製)0.2部 トルエン/メチルエチルケトン(1/1)85部 比較例3 実施例2において、受像層塗液からトスパール120を
除外した以外は実施例2と同様にして被熱転写シートを
得、同様な方法で熱転写を行い、得られた結果を表1に
示した。
実施例3
X施例2において、トスパール120 1.5部の代わ
りにX−52−590B (シリコーン粒子/信越シリ
コーン製)1部を用いた以外は同様にして被熱転写シー
トを得、同様な方法で熱転写を行い、得られた結果を表
1に示した。
りにX−52−590B (シリコーン粒子/信越シリ
コーン製)1部を用いた以外は同様にして被熱転写シー
トを得、同様な方法で熱転写を行い、得られた結果を表
1に示した。
「効果」
表1の結果から明らかなように、本発明の各実施例で得
られた被熱転写シートはいずれも白抜けけや融着現象が
見られず、しかもマント調(光沢値が低い)で画像濃度
の優れたものであった。
られた被熱転写シートはいずれも白抜けけや融着現象が
見られず、しかもマント調(光沢値が低い)で画像濃度
の優れたものであった。
表1
(備考)
濃度 ; 数値が高い程高濃度
白抜け; ○ 問題なし
スティッキング;○ スティッキングなし× スティッ
キングあり 光沢 ; 数値が高い程高光沢
キングあり 光沢 ; 数値が高い程高光沢
Claims (1)
- 加熱により、色材転写シートから色材を受理する受容層
を設けた被熱転写シートにおいて、該受容層中に平均粒
子径0.5〜20μmのシリコーン粒子が含有されてい
ることを特徴とする被熱転写シート。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63000559A JP2559440B2 (ja) | 1988-01-05 | 1988-01-05 | 被熱転写シート |
JP63000599A JPH01179663A (ja) | 1987-12-16 | 1988-01-05 | 高力価甘味剤の凝集化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63000559A JP2559440B2 (ja) | 1988-01-05 | 1988-01-05 | 被熱転写シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01176588A true JPH01176588A (ja) | 1989-07-12 |
JP2559440B2 JP2559440B2 (ja) | 1996-12-04 |
Family
ID=11477080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63000559A Expired - Fee Related JP2559440B2 (ja) | 1987-12-16 | 1988-01-05 | 被熱転写シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2559440B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02151492A (ja) * | 1988-12-05 | 1990-06-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 感熱転写記録用受像体の製造方法及び受像体 |
US6057265A (en) * | 1996-12-18 | 2000-05-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Medium, ink sheet and image-receiving sheet for thermal transfer printing |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012177761A (ja) * | 2011-02-25 | 2012-09-13 | Ricoh Co Ltd | 中間転写ベルト、その製造方法、及び該中間転写ベルトを用いた画像形成装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60212394A (ja) * | 1984-04-09 | 1985-10-24 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | 受像体 |
JPS61258792A (ja) * | 1985-05-11 | 1986-11-17 | Hitachi Ltd | 熱転写用受像紙 |
JPH01160687A (ja) * | 1987-12-18 | 1989-06-23 | Iwasaki Tsuneo | 昇華型感熱転写記録用受容体 |
-
1988
- 1988-01-05 JP JP63000559A patent/JP2559440B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60212394A (ja) * | 1984-04-09 | 1985-10-24 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | 受像体 |
JPS61258792A (ja) * | 1985-05-11 | 1986-11-17 | Hitachi Ltd | 熱転写用受像紙 |
JPH01160687A (ja) * | 1987-12-18 | 1989-06-23 | Iwasaki Tsuneo | 昇華型感熱転写記録用受容体 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02151492A (ja) * | 1988-12-05 | 1990-06-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 感熱転写記録用受像体の製造方法及び受像体 |
US6057265A (en) * | 1996-12-18 | 2000-05-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Medium, ink sheet and image-receiving sheet for thermal transfer printing |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2559440B2 (ja) | 1996-12-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0694232B2 (ja) | 昇華転写記録用被熱転写シートの製造方法 | |
JPH0671834B2 (ja) | 受像体 | |
JPS61283595A (ja) | 被熱転写シ−ト | |
JPS61237694A (ja) | 被熱転写シ−ト | |
JPS62189195A (ja) | 被熱転写シ−ト | |
JP2763606B2 (ja) | 昇華型熱転写用受像媒体 | |
JP2925699B2 (ja) | 熱転写カバーフイルム | |
JPH01176588A (ja) | 被熱転写シート | |
JPH0239995A (ja) | 昇華型熱転写用受像媒体 | |
JPH0725223B2 (ja) | 被熱転写シ−ト | |
JPS62116189A (ja) | 昇華性色素使用の感熱転写記録用の受像体 | |
JPH06328871A (ja) | 熱転写受容シート | |
JP3561332B2 (ja) | 昇華型熱転写記録用印画紙 | |
JP3114977B2 (ja) | 熱転写シート | |
JP2572025B2 (ja) | 染料及び該染料を含む熱転写シート | |
JPH01127387A (ja) | 被熱転写シート | |
JPH05229265A (ja) | 熱転写受像シート | |
JP2713339B2 (ja) | 被熱転写シート | |
JP2674638B2 (ja) | 被熱転写シートの製造方法 | |
JP2845470B2 (ja) | 染料熱転写画像受容シート | |
JPH02305688A (ja) | 熱転写記録用受像シート | |
JPH04112087A (ja) | 感熱転写記録用の被転写シート | |
JPH04163092A (ja) | 感熱転写記録媒体 | |
JPH0243092A (ja) | 昇華型熱転写用愛像媒体 | |
JPH04197785A (ja) | 昇華型熱転写用受像媒体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |