JPH0117062Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0117062Y2 JPH0117062Y2 JP17348882U JP17348882U JPH0117062Y2 JP H0117062 Y2 JPH0117062 Y2 JP H0117062Y2 JP 17348882 U JP17348882 U JP 17348882U JP 17348882 U JP17348882 U JP 17348882U JP H0117062 Y2 JPH0117062 Y2 JP H0117062Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- click
- rotating body
- protrusion
- elastic piece
- elastic pieces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はテレビ等に用いるバンド切換えスイツ
チに関し、特に適正なバンド切換えが可能なバン
ド切換えスイツチを提供することを目的とするも
のである。
チに関し、特に適正なバンド切換えが可能なバン
ド切換えスイツチを提供することを目的とするも
のである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、ケースは上ケース1と下ケース2とからな
り、これら上ケース1と下ケース2は、図示しな
いが嵌合固定できるようになつており、この下ケ
ース2には、複数の孔3が一列に設けてある。4
はこの孔3内に回転自在に挿入されたバンド切換
え用の回転体であり、この回転体4の上面には、
ドライバー等の治具挿入用の溝4aを形成すると
共に、その下方外周面には、2つの突部からなる
クリツク突起4bを約180゜離れた対称位置に一対
形成してある。そして、これらクリツク突起4b
のうち一方のクリツク突起4bの下部には、クリ
ツク突起4bより肉厚のストツパー突起4cを形
成してある。
ると、ケースは上ケース1と下ケース2とからな
り、これら上ケース1と下ケース2は、図示しな
いが嵌合固定できるようになつており、この下ケ
ース2には、複数の孔3が一列に設けてある。4
はこの孔3内に回転自在に挿入されたバンド切換
え用の回転体であり、この回転体4の上面には、
ドライバー等の治具挿入用の溝4aを形成すると
共に、その下方外周面には、2つの突部からなる
クリツク突起4bを約180゜離れた対称位置に一対
形成してある。そして、これらクリツク突起4b
のうち一方のクリツク突起4bの下部には、クリ
ツク突起4bより肉厚のストツパー突起4cを形
成してある。
前記上ケース1の下面には、前記下ケース2の
孔3に対応して筒体5が複数個一列に設けてあ
る。この筒体5には軸方向に複数のスリツト6が
設けてあり、このスリツト6によつて筒体5は複
数の弾性片5a,5b,5cに分割される。これ
ら弾性片5a,5b,5cの内周壁には、前記回
転体4のクリツク突起4bと係合可能なクリツク
溝7が形成してあり、また各弾性片5a,5b,
5cのうち1つの弾性片を他の弾性片5b,5c
より一段短く形成し、これによつて筒体5の下部
に凹段部8を設けている。前記回転体4は、前記
ストツパー突起4cが前記凹段部8内に位置する
よう、前記筒体5内に回転可能に挿入され、回転
体4のクリツク突起4bが弾性片5a,5b,5
cのクリツク溝7と係合することにより、回転体
4は所定位置に保持される。また前記下ケース2
の孔3には、周壁の一部を平坦面にしたストツパ
ー部3aを一対形成してあり、両ストツパー部3
aは、長い方の弾性片5b,5cの外周壁と当接
してこれら弾性片5b,5cが外側に開くのを阻
止している。
孔3に対応して筒体5が複数個一列に設けてあ
る。この筒体5には軸方向に複数のスリツト6が
設けてあり、このスリツト6によつて筒体5は複
数の弾性片5a,5b,5cに分割される。これ
ら弾性片5a,5b,5cの内周壁には、前記回
転体4のクリツク突起4bと係合可能なクリツク
溝7が形成してあり、また各弾性片5a,5b,
5cのうち1つの弾性片を他の弾性片5b,5c
より一段短く形成し、これによつて筒体5の下部
に凹段部8を設けている。前記回転体4は、前記
ストツパー突起4cが前記凹段部8内に位置する
よう、前記筒体5内に回転可能に挿入され、回転
体4のクリツク突起4bが弾性片5a,5b,5
cのクリツク溝7と係合することにより、回転体
4は所定位置に保持される。また前記下ケース2
の孔3には、周壁の一部を平坦面にしたストツパ
ー部3aを一対形成してあり、両ストツパー部3
aは、長い方の弾性片5b,5cの外周壁と当接
してこれら弾性片5b,5cが外側に開くのを阻
止している。
次に、第3図及び第4図を基にバンド切換え操
作を説明する。回転体4を下ケース2の下方より
挿入し、上ケース1と下ケース2を嵌合して組立
てると、回転体4の上部は上ケース1に設けた筒
体5より突出する。前記上ケース1と下ケース2
が組立てられると、前記筒体5のうち長い方の弾
性片5b,5cは下ケース2の孔3内にはいり込
み、短い方の弾性片5aは下ケース2の上面に位
置する。従つて、前記筒体5のうち、長い方の両
弾性片5b,5cは、短い方の弾性片5aに近い
部分が前記両ストツパー部3aによつて外側へ開
くことを阻止されるが、短い方の弾性片5aのみ
は外側に自由に変形できる。この時、回転体4の
両クリツク突起4bは、第3図に示すように一方
が短い方の弾性片5aに形成したクリツク溝7に
係合し、他方が長い方の弾性片5b,5cに形成
したクリツク溝7に係合することにより、所望の
位置に保持される。バンド切換えを行ないたい場
合は、回転体4上部の溝4aにドライバー等の治
具を挿入して回転体4を回転すると、第4図に示
すようにクリツク突起4bによつて筒体5が外側
に開き、さらに回転体4を回転すると、クリツク
突起4bが隣りのクリツク溝7に係合するので、
この位置で再び回転体4を保持できる。この回転
体4の回転操作の際、前記ストツパー突起4cは
前記凹段部8内に位置しているため、回転体4を
左右に回転すると、ストツパー突起4cが長い方
の弾性片5b,5cの各側壁5d,5eに当接
し、それ以上回転することを阻止される。従つ
て、回転体4の回転角度は第3図の矢印Aで示す
範囲に制限され、適正なバンド切換えが可能とな
る。尚、本実施例においては、短い方の弾性片5
aに隣接する部分の両弾性片5b,5cをストツ
パー部3aによつて外側に開かないよう規制して
あるため、短い方の弾性片5aのクリツク溝7に
係合していたクリツク突起4bが過つて長い方の
弾性片5b,5c内にはいり込むことはなく、こ
のように、回転体4の回転角度を二通りの構造で
規制してあるので、バンド切換えは一層確実なも
のとなる。
作を説明する。回転体4を下ケース2の下方より
挿入し、上ケース1と下ケース2を嵌合して組立
てると、回転体4の上部は上ケース1に設けた筒
体5より突出する。前記上ケース1と下ケース2
が組立てられると、前記筒体5のうち長い方の弾
性片5b,5cは下ケース2の孔3内にはいり込
み、短い方の弾性片5aは下ケース2の上面に位
置する。従つて、前記筒体5のうち、長い方の両
弾性片5b,5cは、短い方の弾性片5aに近い
部分が前記両ストツパー部3aによつて外側へ開
くことを阻止されるが、短い方の弾性片5aのみ
は外側に自由に変形できる。この時、回転体4の
両クリツク突起4bは、第3図に示すように一方
が短い方の弾性片5aに形成したクリツク溝7に
係合し、他方が長い方の弾性片5b,5cに形成
したクリツク溝7に係合することにより、所望の
位置に保持される。バンド切換えを行ないたい場
合は、回転体4上部の溝4aにドライバー等の治
具を挿入して回転体4を回転すると、第4図に示
すようにクリツク突起4bによつて筒体5が外側
に開き、さらに回転体4を回転すると、クリツク
突起4bが隣りのクリツク溝7に係合するので、
この位置で再び回転体4を保持できる。この回転
体4の回転操作の際、前記ストツパー突起4cは
前記凹段部8内に位置しているため、回転体4を
左右に回転すると、ストツパー突起4cが長い方
の弾性片5b,5cの各側壁5d,5eに当接
し、それ以上回転することを阻止される。従つ
て、回転体4の回転角度は第3図の矢印Aで示す
範囲に制限され、適正なバンド切換えが可能とな
る。尚、本実施例においては、短い方の弾性片5
aに隣接する部分の両弾性片5b,5cをストツ
パー部3aによつて外側に開かないよう規制して
あるため、短い方の弾性片5aのクリツク溝7に
係合していたクリツク突起4bが過つて長い方の
弾性片5b,5c内にはいり込むことはなく、こ
のように、回転体4の回転角度を二通りの構造で
規制してあるので、バンド切換えは一層確実なも
のとなる。
本考案に係るバンド切換えスイツチは、上述の
如く、外周部にクリツク突起とストツパー突起を
形成した回転体と、この回転体が回転可能にはい
り込む筒体とからなり、この筒体には軸方向のス
リツトによつて複数の弾性片を設け、この弾性片
の内周壁には前記クリツク突起が係合するクリツ
ク溝を設け、さらに前記弾性片の一部に凹段部を
設け、この凹段部の両側壁と前記ストツパー突起
との当接によつて前記回転体の回動範囲を規制す
るようにしたことを特徴とするものであり、この
ような構成によつて適正なバンド切換えが可能と
なる。
如く、外周部にクリツク突起とストツパー突起を
形成した回転体と、この回転体が回転可能にはい
り込む筒体とからなり、この筒体には軸方向のス
リツトによつて複数の弾性片を設け、この弾性片
の内周壁には前記クリツク突起が係合するクリツ
ク溝を設け、さらに前記弾性片の一部に凹段部を
設け、この凹段部の両側壁と前記ストツパー突起
との当接によつて前記回転体の回動範囲を規制す
るようにしたことを特徴とするものであり、この
ような構成によつて適正なバンド切換えが可能と
なる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は上ケー
スと下ケースの断面斜視図、第2図は回転体と筒
体の斜視図、第3図は回転体と筒体の係合状態を
示す平面図、第4図は回転体のクリツク突起が筒
体を広げた状態を示す平面図である。 4……回転体、4b……クリク突起、4c……
ストツパー突起、5……筒体、5a,5b,5c
……弾性片、6……スリツト、7……クリツク
溝、8……凹段部。
スと下ケースの断面斜視図、第2図は回転体と筒
体の斜視図、第3図は回転体と筒体の係合状態を
示す平面図、第4図は回転体のクリツク突起が筒
体を広げた状態を示す平面図である。 4……回転体、4b……クリク突起、4c……
ストツパー突起、5……筒体、5a,5b,5c
……弾性片、6……スリツト、7……クリツク
溝、8……凹段部。
Claims (1)
- 外周部にクリツク突起とストツパー突起を形成
した回転体と、この回転体が回転可能にはいり込
む筒体とからなり、この筒体には軸方向のスリツ
トによつて複数の弾性片を設け、この弾性片の内
周壁には前記クリツク突起が係合するクリツク溝
を設け、さらに前記弾性片の一部に凹段部を設
け、この凹段部の両側壁と前記ストツパー突起と
の当接によつて前記回転体の回動範囲を規制する
ようにしたことを特徴とするバンド切換えスイツ
チ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17348882U JPS5977735U (ja) | 1982-11-18 | 1982-11-18 | バンド切換えスイツチ |
DE19833332397 DE3332397A1 (de) | 1982-11-18 | 1983-09-08 | Drehschalter fuer frequenzbereiche eines fernsehempfaengers |
GB08330341A GB2130796B (en) | 1982-11-18 | 1983-11-14 | Band selector switches |
CA000441273A CA1226888A (en) | 1982-11-18 | 1983-11-16 | Band selector switch |
US06/552,503 US4579018A (en) | 1982-11-18 | 1983-11-17 | Band selector switch |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17348882U JPS5977735U (ja) | 1982-11-18 | 1982-11-18 | バンド切換えスイツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5977735U JPS5977735U (ja) | 1984-05-25 |
JPH0117062Y2 true JPH0117062Y2 (ja) | 1989-05-18 |
Family
ID=30377922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17348882U Granted JPS5977735U (ja) | 1982-11-18 | 1982-11-18 | バンド切換えスイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5977735U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61133520A (ja) * | 1984-12-03 | 1986-06-20 | 松下電器産業株式会社 | 切替スイッチ |
-
1982
- 1982-11-18 JP JP17348882U patent/JPS5977735U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5977735U (ja) | 1984-05-25 |
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