JPH0116729B2 - - Google Patents
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- JPH0116729B2 JPH0116729B2 JP56037531A JP3753181A JPH0116729B2 JP H0116729 B2 JPH0116729 B2 JP H0116729B2 JP 56037531 A JP56037531 A JP 56037531A JP 3753181 A JP3753181 A JP 3753181A JP H0116729 B2 JPH0116729 B2 JP H0116729B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- gear
- tape reel
- support shaft
- binding
- Prior art date
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- Basic Packing Technique (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、テープリールから引き出されたテー
プを結束腕の起倒動に関連して被結束物に巻回さ
せ結束させる装置、特に、結束腕を傾倒動させて
被結束物の周りにテープを巻回させるときには、
テープリールをテープ巻戻し回転させて巻回テー
プのたるみを防止するとともに、結束腕を起立動
させるときには結束腕とテープリールとの間の回
転の伝達を断つてテープリールからのテープの不
必要な送出しを防止できるようにする結束装置の
改良に関する。
プを結束腕の起倒動に関連して被結束物に巻回さ
せ結束させる装置、特に、結束腕を傾倒動させて
被結束物の周りにテープを巻回させるときには、
テープリールをテープ巻戻し回転させて巻回テー
プのたるみを防止するとともに、結束腕を起立動
させるときには結束腕とテープリールとの間の回
転の伝達を断つてテープリールからのテープの不
必要な送出しを防止できるようにする結束装置の
改良に関する。
(従来の技術)
従来のこの種の装置は、例えば特開昭55−
143210号公報に開示されているように、テープリ
ールの支持軸と結束腕の枢軸部との間にベルト及
びプーリを含む回転伝達手段を設け、結束腕の傾
倒時に、回転伝達手段によりテープリールを巻戻
し方向に回転させることによつてテープにバツク
テンシヨンをかけるようにしていた。
143210号公報に開示されているように、テープリ
ールの支持軸と結束腕の枢軸部との間にベルト及
びプーリを含む回転伝達手段を設け、結束腕の傾
倒時に、回転伝達手段によりテープリールを巻戻
し方向に回転させることによつてテープにバツク
テンシヨンをかけるようにしていた。
(発明が解決しようとする課題)
しかし上記従来例では、回転伝達手段はベル
ト、プーリおよび歯車から構成されているため、
部品点数が多く構成が複雑であるとともに、ベル
トおよびプーリ間においてはすべりが生ずること
が避けられず、このため所望の巻戻し力が得られ
ないという欠点があつた。
ト、プーリおよび歯車から構成されているため、
部品点数が多く構成が複雑であるとともに、ベル
トおよびプーリ間においてはすべりが生ずること
が避けられず、このため所望の巻戻し力が得られ
ないという欠点があつた。
本発明は上記欠点を解決するためになされたも
ので、部品点数が少なくかつ所望の巻戻し力が得
られる結束装置を得ることを目的とする。
ので、部品点数が少なくかつ所望の巻戻し力が得
られる結束装置を得ることを目的とする。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するための本発明に固有の構成
は次のとおりである。
は次のとおりである。
前記結束腕の起倒動に連動して回転する固定歯
車と、 前記テープリールの支持軸に回転摺動自在に取
り付けられかつ前記固定歯車に噛合した可動歯車
と、 該可動歯車に突設され前記支持軸に形成された
凹溝に係合自在な係合部材と、 前記可動歯車を、前記係合部材が前記凹溝に係
合する方向に弾発付勢するばね部材と、 一端が前記可動歯車に係合し、他端が前記固定
歯車に設けられたカムに当接自在で、前記結束腕
の傾倒時に該他端が前記カムに当接しているとき
には前記係合部材が前記凹溝から離脱するように
前記ばね部材の弾発付勢力に抗して前記可動歯車
を押圧するレバーと、 前記可動歯車と前記支持軸との間に設けられ、
前記結束腕の起立時に該可動歯車から支持軸への
回転力の伝達を断つ回転伝達断続手段とを設けた
結束装置。
車と、 前記テープリールの支持軸に回転摺動自在に取
り付けられかつ前記固定歯車に噛合した可動歯車
と、 該可動歯車に突設され前記支持軸に形成された
凹溝に係合自在な係合部材と、 前記可動歯車を、前記係合部材が前記凹溝に係
合する方向に弾発付勢するばね部材と、 一端が前記可動歯車に係合し、他端が前記固定
歯車に設けられたカムに当接自在で、前記結束腕
の傾倒時に該他端が前記カムに当接しているとき
には前記係合部材が前記凹溝から離脱するように
前記ばね部材の弾発付勢力に抗して前記可動歯車
を押圧するレバーと、 前記可動歯車と前記支持軸との間に設けられ、
前記結束腕の起立時に該可動歯車から支持軸への
回転力の伝達を断つ回転伝達断続手段とを設けた
結束装置。
(作用)
結束に際して、結束腕を傾倒させると、これに
連動して固定歯車19が回転するとともにレバー
25の他端部25Bがカム26から外れるため、
可動歯車18に対するレバー25の押圧力よりも
ばね部材22の弾発付勢力が上回り、この結果可
動歯車18はばね部材22の弾発付勢力によつて
変位させられ、係合部材21が支持軸3の凹溝2
0Aに係合する。すなわち可動歯車18から支持
軸3への回転力の伝達が可能になる。いまこの可
動歯車18は固定歯車19に噛合しているので、
可動歯車18は固定歯車19の回転にともなつて
回転し、これとともに支持軸3が回転するため、
テープリールが巻戻し方向に回転する。
連動して固定歯車19が回転するとともにレバー
25の他端部25Bがカム26から外れるため、
可動歯車18に対するレバー25の押圧力よりも
ばね部材22の弾発付勢力が上回り、この結果可
動歯車18はばね部材22の弾発付勢力によつて
変位させられ、係合部材21が支持軸3の凹溝2
0Aに係合する。すなわち可動歯車18から支持
軸3への回転力の伝達が可能になる。いまこの可
動歯車18は固定歯車19に噛合しているので、
可動歯車18は固定歯車19の回転にともなつて
回転し、これとともに支持軸3が回転するため、
テープリールが巻戻し方向に回転する。
結束後、結束腕を起立方向に回動させると、固
定歯車19は上記と反対方向に回転し、これにと
もなつて可動歯車18も回転するが、回転伝達断
続手段17が設けられているので、可動歯車18
の回転力は支持軸3に伝達されず、このためテー
プリールが引出し方向に回転されることはない。
定歯車19は上記と反対方向に回転し、これにと
もなつて可動歯車18も回転するが、回転伝達断
続手段17が設けられているので、可動歯車18
の回転力は支持軸3に伝達されず、このためテー
プリールが引出し方向に回転されることはない。
(発明の効果)
前記のごとく、結束腕の傾倒時におけるテープ
リールの巻戻しは、可動歯車に突設された係合部
材が支持軸の凹溝に係合することによつて行われ
るので、可動歯車と支持軸との間にすべりが生ず
ることがなく、したがつて可動歯車の回転力が支
持軸に確実に伝達され、所望の巻戻し力が得られ
ることになる。
リールの巻戻しは、可動歯車に突設された係合部
材が支持軸の凹溝に係合することによつて行われ
るので、可動歯車と支持軸との間にすべりが生ず
ることがなく、したがつて可動歯車の回転力が支
持軸に確実に伝達され、所望の巻戻し力が得られ
ることになる。
またテープリールと結束腕とは歯車のみによつ
て連結され、ベルト、プーリ等は使用されていな
いので、部品点数が少なく、構成が簡素であるば
かりか摩耗の問題が生ぜず、したがつて耐用年数
においても優れている。
て連結され、ベルト、プーリ等は使用されていな
いので、部品点数が少なく、構成が簡素であるば
かりか摩耗の問題が生ぜず、したがつて耐用年数
においても優れている。
(実施例)
以下に図示の実施例につき本発明を詳細に説明
する。
する。
第1図ないし第4図において、1は基台で、該
基台1上に支持体2が固定され、支持体2の後方
(第1図中右方)部にテープリール支持軸3が回
転自在に保持され、該支持軸3にテープリール4
が取付けられている。テープリール4には結束用
テープTが装着されている。結束テープTとして
は粘着テープ、非粘着テープ、自着性テープ等が
使用できる。ここでは、支持軸3とテープリール
4との間に両者3,4を摩擦結合させる摩擦クラ
ツチ手段5が設けられており、この摩擦クラツチ
手段で両者3,4間に適度のすべりを生じさせる
ことができるようになつている。この摩擦力はナ
ツト5Aを回わすことにつて調整することができ
る。
基台1上に支持体2が固定され、支持体2の後方
(第1図中右方)部にテープリール支持軸3が回
転自在に保持され、該支持軸3にテープリール4
が取付けられている。テープリール4には結束用
テープTが装着されている。結束テープTとして
は粘着テープ、非粘着テープ、自着性テープ等が
使用できる。ここでは、支持軸3とテープリール
4との間に両者3,4を摩擦結合させる摩擦クラ
ツチ手段5が設けられており、この摩擦クラツチ
手段で両者3,4間に適度のすべりを生じさせる
ことができるようになつている。この摩擦力はナ
ツト5Aを回わすことにつて調整することができ
る。
支持体2の前方部には支軸6が回転自在に軸支
され、支軸6には結束腕7の基端部が固定されて
いる。結束腕7の先端部にはテープ切断刃8、テ
ープ押圧体9等の結束関係部品が取付けられ、結
束腕7の先端部に対応する基台1の他端部上には
テープ保持部10、テープ圧着台11等の結束関
係部品が取付けられている。また、基台1上の支
持体2とテープ圧着台11との間には被結束物を
保持するためのテーブル12が配設されている。
され、支軸6には結束腕7の基端部が固定されて
いる。結束腕7の先端部にはテープ切断刃8、テ
ープ押圧体9等の結束関係部品が取付けられ、結
束腕7の先端部に対応する基台1の他端部上には
テープ保持部10、テープ圧着台11等の結束関
係部品が取付けられている。また、基台1上の支
持体2とテープ圧着台11との間には被結束物を
保持するためのテーブル12が配設されている。
以上までの構成において、テープリール4に装
着された結束テープTの端は結束腕7に沿つて結
束腕7の先端部に導かれ、更に、結束腕7の先端
部から引出されて該引出端部が基台1上のテープ
保持部10に保持(挾持)される。そして、この
装置で、被結束物を結束するときは、結束腕7を
起立状態にしておいて、結束腕7の先端部と基台
1のテープ保持部10との間から、テープTを押
して被結束物を基台1上のテーブル12上に載せ
る。その後、結束腕7を基台1側に倒すとテープ
Tが被結束物に捲回され、該捲回端部がテープ圧
着台11とテープ押圧体9とで圧着され、該圧着
部の近傍がテープ切断刃8で切断される。そし
て、結束腕7を引上げる際に、テープTの新たな
端部がテープ保持部10に保持れる。結束腕7を
引上げた後、結束された被結束物を取出して1サ
イクルが終了する。以上の如く、結束腕7の起倒
動に関連して結束を行なうことができる。
着された結束テープTの端は結束腕7に沿つて結
束腕7の先端部に導かれ、更に、結束腕7の先端
部から引出されて該引出端部が基台1上のテープ
保持部10に保持(挾持)される。そして、この
装置で、被結束物を結束するときは、結束腕7を
起立状態にしておいて、結束腕7の先端部と基台
1のテープ保持部10との間から、テープTを押
して被結束物を基台1上のテーブル12上に載せ
る。その後、結束腕7を基台1側に倒すとテープ
Tが被結束物に捲回され、該捲回端部がテープ圧
着台11とテープ押圧体9とで圧着され、該圧着
部の近傍がテープ切断刃8で切断される。そし
て、結束腕7を引上げる際に、テープTの新たな
端部がテープ保持部10に保持れる。結束腕7を
引上げた後、結束された被結束物を取出して1サ
イクルが終了する。以上の如く、結束腕7の起倒
動に関連して結束を行なうことができる。
テープリール支持軸3と支軸6との間において
支持体2には中間軸13が固設されており、該中
間軸13には支軸6に固定された扇形歯車14と
噛合する歯車15が回転可能に取付けられてい
る。テープリール支持軸3にはスリーブ16が回
転伝達断続手段としての一方向クラツチ17を介
して取付けられており、スリーブ16には歯車1
8が回転可能且つ軸方向動可能に取付けられてい
る。歯車15には可動歯車18と噛合う固定歯車
19が一体に設けられている。ここで、歯車18
はスリーブ16上を軸方向動しても歯車19との
噛合状態を保つようにその歯幅が設定されてい
る。なお、結束腕7が起倒動した際に歯車15,
19が360゜以下の角度だけ回転するように、歯車
14,15の歯数比が設定されている。
支持体2には中間軸13が固設されており、該中
間軸13には支軸6に固定された扇形歯車14と
噛合する歯車15が回転可能に取付けられてい
る。テープリール支持軸3にはスリーブ16が回
転伝達断続手段としての一方向クラツチ17を介
して取付けられており、スリーブ16には歯車1
8が回転可能且つ軸方向動可能に取付けられてい
る。歯車15には可動歯車18と噛合う固定歯車
19が一体に設けられている。ここで、歯車18
はスリーブ16上を軸方向動しても歯車19との
噛合状態を保つようにその歯幅が設定されてい
る。なお、結束腕7が起倒動した際に歯車15,
19が360゜以下の角度だけ回転するように、歯車
14,15の歯数比が設定されている。
スリーブ16には歯車18の一端面と対向する
フランジ部20が一体に設けられており、このフ
ランジ部20には複数個の凹溝20Aが周方向に
形成されている。歯車18にはこの凹溝20Aに
係合可能なピン21,21(係合部材)が植設さ
れており、歯車18はばね22でフランジ部20
側に常時付勢されている。歯車18の他端面側に
は環状溝23Aを有するハブ部23が一体に形成
されており、支持体2に軸24を介して支持され
たレバー25の第1端25Aが環状溝23Aに係
合している。レバー25の第2端25Bは歯車1
9に取付けられた弧状カム26に当接可能となつ
ており、レバー25の第2端25Bがカム26の
第1面部26Aに当接しているときは、ピン21
は凹溝20Aから離れた位置に保たれ、レバー2
5の第2端25Bがカム26の第1面部26Aか
ら外れると、ピン21が凹溝20Aに係する。カ
ム26の第2面部26Bはピン21が凹溝20A
から外れないようにレバー21の動きを規制する
が、この第2面部は省略してもよい。
フランジ部20が一体に設けられており、このフ
ランジ部20には複数個の凹溝20Aが周方向に
形成されている。歯車18にはこの凹溝20Aに
係合可能なピン21,21(係合部材)が植設さ
れており、歯車18はばね22でフランジ部20
側に常時付勢されている。歯車18の他端面側に
は環状溝23Aを有するハブ部23が一体に形成
されており、支持体2に軸24を介して支持され
たレバー25の第1端25Aが環状溝23Aに係
合している。レバー25の第2端25Bは歯車1
9に取付けられた弧状カム26に当接可能となつ
ており、レバー25の第2端25Bがカム26の
第1面部26Aに当接しているときは、ピン21
は凹溝20Aから離れた位置に保たれ、レバー2
5の第2端25Bがカム26の第1面部26Aか
ら外れると、ピン21が凹溝20Aに係する。カ
ム26の第2面部26Bはピン21が凹溝20A
から外れないようにレバー21の動きを規制する
が、この第2面部は省略してもよい。
以上の如く、テープリール支持軸3と支軸6と
は歯車列(歯車14,15,19,18)を介し
て連結されており、一方クラツチ17は、結束腕
7が起立動するときにスリーブ16からテープリ
ール支持軸3への回転の伝達を断つようになつて
いる。
は歯車列(歯車14,15,19,18)を介し
て連結されており、一方クラツチ17は、結束腕
7が起立動するときにスリーブ16からテープリ
ール支持軸3への回転の伝達を断つようになつて
いる。
上記実施例において、結束腕7が第1図に示す
ように、起立位置にあるときは、レバー25の第
2端25Bはカム26の第1面部26Aに当接し
ており、このときレバー25によつてピン21は
凹溝20Aから離されているため、テープリール
支持軸3はスリーブ16とともに第1図中時計方
向に自由に回転できる。この状態のとき、上述し
た如く、結束腕7の先端部と基台1のテープ保持
部との間からテープTを押圧して被結束物を挿入
するわけであるが、被結束物でテープTを押圧す
ると、テープリール4は支持軸3と共に回転自由
な状態にあるため、テープリール4が回転し、テ
ープTを繰出す。このため、テープTがテープ保
持部ら抜けるような支障は全く生じない。
ように、起立位置にあるときは、レバー25の第
2端25Bはカム26の第1面部26Aに当接し
ており、このときレバー25によつてピン21は
凹溝20Aから離されているため、テープリール
支持軸3はスリーブ16とともに第1図中時計方
向に自由に回転できる。この状態のとき、上述し
た如く、結束腕7の先端部と基台1のテープ保持
部との間からテープTを押圧して被結束物を挿入
するわけであるが、被結束物でテープTを押圧す
ると、テープリール4は支持軸3と共に回転自由
な状態にあるため、テープリール4が回転し、テ
ープTを繰出す。このため、テープTがテープ保
持部ら抜けるような支障は全く生じない。
被結束物をテーブル12上に載置した後、結束
腕7を基台1側へ倒すときは、巻回余剰のテープ
Tをテープリール4に巻戻す必要がある。本発明
にあつては、結束腕7を倒し始めるとレバー25
の第2端25Bがカム26の第1面部26Aから
外れ、ピン21が凹講20Aに係合して結束腕7
の回転が歯車14,15,19,18、スリーブ
16及び一方向クラツチ17を介してテープリー
ル支持軸3に伝達され、テープリール4が支持軸
3とともにテープ換戻し回転をする。テープリー
ル支持軸3の余分な回転は摩擦クラツチ手段5の
すべり作用によつて吸収される。ここで、摩擦ク
ラツチ手段の摩擦結合力を弱めれば、テープTの
緊締力は弱まり、摩擦結合力を強めれば、テープ
Tの緊締力は強まり、被結束物はしつかりと結束
される。
腕7を基台1側へ倒すときは、巻回余剰のテープ
Tをテープリール4に巻戻す必要がある。本発明
にあつては、結束腕7を倒し始めるとレバー25
の第2端25Bがカム26の第1面部26Aから
外れ、ピン21が凹講20Aに係合して結束腕7
の回転が歯車14,15,19,18、スリーブ
16及び一方向クラツチ17を介してテープリー
ル支持軸3に伝達され、テープリール4が支持軸
3とともにテープ換戻し回転をする。テープリー
ル支持軸3の余分な回転は摩擦クラツチ手段5の
すべり作用によつて吸収される。ここで、摩擦ク
ラツチ手段の摩擦結合力を弱めれば、テープTの
緊締力は弱まり、摩擦結合力を強めれば、テープ
Tの緊締力は強まり、被結束物はしつかりと結束
される。
次に、結束が終つて結束腕7を起立動させる
と、ピン21は凹溝20Aに係合しているため、
結束腕7の回転はスリーブ16に伝達されるが、
一方向クラツチ17によつてテープリール支持軸
3への回転伝達が断たれる。従つて、テープリー
ル4がテープ送り出し方向に回転駆動されること
はない。こうして、結束腕7が起立位置に復帰す
るとレバー25の第2端25Bがカム26の第1
面部26Aに当接してピン21が凹所20Aから
外れ、テープリール4がフリーとなる。
と、ピン21は凹溝20Aに係合しているため、
結束腕7の回転はスリーブ16に伝達されるが、
一方向クラツチ17によつてテープリール支持軸
3への回転伝達が断たれる。従つて、テープリー
ル4がテープ送り出し方向に回転駆動されること
はない。こうして、結束腕7が起立位置に復帰す
るとレバー25の第2端25Bがカム26の第1
面部26Aに当接してピン21が凹所20Aから
外れ、テープリール4がフリーとなる。
以上一実施例につき説明したが、本考案は上記
実施例のみに限定されるものではなく、例えば、
次のような変形例も包含する。
実施例のみに限定されるものではなく、例えば、
次のような変形例も包含する。
テープリールと結束腕とを連結する歯車列の
態様は上記以外のいかなる態様であつてもよ
く、また、結束腕起立動時にテープリールと結
束腕との間の回転の伝達を断つ回転伝達断続手
段は一方向クラツチに限られず、またこの回転
伝達断続手段をテープリールと結束腕との間の
回転伝達経路途中のいかなる箇所にいかなる態
様で設けてもよい。
態様は上記以外のいかなる態様であつてもよ
く、また、結束腕起立動時にテープリールと結
束腕との間の回転の伝達を断つ回転伝達断続手
段は一方向クラツチに限られず、またこの回転
伝達断続手段をテープリールと結束腕との間の
回転伝達経路途中のいかなる箇所にいかなる態
様で設けてもよい。
結束腕起立時にテープリールを回転自由にす
るための機構は上記回転伝達断続手段と一体に
設けてもよく、また、これらに摩擦クラツチ機
構を一体的に組込んでもよい。
るための機構は上記回転伝達断続手段と一体に
設けてもよく、また、これらに摩擦クラツチ機
構を一体的に組込んでもよい。
第1図は本発明の一実施例を示す結束装置の正
面図。第2図は第1図に示す装置の要部裏面図。
第3図は第1図に示す装置の要部下面図。第4図
は第2図におけるA―A線断面図。 1…基台、3…支持軸、4…テープリール、7
…結束腕、14,15,18,19…歯車、17
…一方向クラツチ(回転伝達断続手段)、18…
可動歯車、19…固定歯車、20A…凹溝、21
…ピン、25…レバー。
面図。第2図は第1図に示す装置の要部裏面図。
第3図は第1図に示す装置の要部下面図。第4図
は第2図におけるA―A線断面図。 1…基台、3…支持軸、4…テープリール、7
…結束腕、14,15,18,19…歯車、17
…一方向クラツチ(回転伝達断続手段)、18…
可動歯車、19…固定歯車、20A…凹溝、21
…ピン、25…レバー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 回転自在のテープリールを備えた基台に、傾
倒動作により前記テープリールから引き出された
テープを被結束物に巻回させかつその巻回端を結
束する結束腕を起倒可能に枢着し、前記テープリ
ールと前記結束腕とを、該結束腕が傾倒動した際
にテープリールにテープ巻取り回転を与えるよう
に連結した結束装置において、 前記結束腕の起倒動に連動して回転する固定歯
車と、 前記テープリールの支持軸に回転摺動自在に取
り付けられかつ前記固定歯車に噛合した可動歯車
と、 該可動歯車に突設され前記支持軸に形成された
凹溝に係合自在な係合部材と、 前記可動歯車を、前記係合部材が前記凹溝に係
合する方向に弾発付勢するばね部材と、 一端が前記可動歯車に係合し、他端が前記固定
歯車に設けられたカムに当接自在で、前記結束腕
の傾倒時に該他端が前記カムに当接しているとき
には前記係合部材が前記凹溝から離脱するように
前記ばね部材の弾発付勢力に抗して前記可動歯車
を押圧するレバーと、 前記可動歯車と前記支持軸との間に設けられ、
前記結束腕の起立時に該可動歯車から支持軸への
回転力の伝達を断つ回転伝達断続手段とを設けた
ことを特徴とする結束装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3753181A JPS57153813A (en) | 1981-03-16 | 1981-03-16 | Bundling device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3753181A JPS57153813A (en) | 1981-03-16 | 1981-03-16 | Bundling device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57153813A JPS57153813A (en) | 1982-09-22 |
JPH0116729B2 true JPH0116729B2 (ja) | 1989-03-27 |
Family
ID=12500110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3753181A Granted JPS57153813A (en) | 1981-03-16 | 1981-03-16 | Bundling device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57153813A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5972204U (ja) * | 1982-11-06 | 1984-05-16 | セイレイ工業株式会社 | 結束機におけるテンシヨンロ−ラの空転防止構造 |
US6488458B2 (en) | 1996-02-23 | 2002-12-03 | Hitachi, Ltd. | Taper implant and a screw-fastening structure using a taper implant with female threads |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5934567B2 (ja) * | 1979-07-17 | 1984-08-23 | マックス株式会社 | 結束装置のテ−プ引締め機構 |
-
1981
- 1981-03-16 JP JP3753181A patent/JPS57153813A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57153813A (en) | 1982-09-22 |
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