JPH01152140A - ポリオレフィン系微孔性フィルム - Google Patents
ポリオレフィン系微孔性フィルムInfo
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- JPH01152140A JPH01152140A JP62326439A JP32643987A JPH01152140A JP H01152140 A JPH01152140 A JP H01152140A JP 62326439 A JP62326439 A JP 62326439A JP 32643987 A JP32643987 A JP 32643987A JP H01152140 A JPH01152140 A JP H01152140A
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- H01G—CAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/40—Separators; Membranes; Diaphragms; Spacing elements inside cells
- H01M50/489—Separators, membranes, diaphragms or spacing elements inside the cells, characterised by their physical properties, e.g. swelling degree, hydrophilicity or shut down properties
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01M50/409—Separators, membranes or diaphragms characterised by the material
- H01M50/411—Organic material
- H01M50/414—Synthetic resins, e.g. thermoplastics or thermosetting resins
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Organic Insulating Materials (AREA)
- Cell Separators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、新規なポリオレフィン系微孔性フィルムに
関する。この発明のポリオレフィン系微孔性フィルムは
電解コンデンサ、リチウム電池、バッテリー等の電解液
セパレータとしての用途を有する。
関する。この発明のポリオレフィン系微孔性フィルムは
電解コンデンサ、リチウム電池、バッテリー等の電解液
セパレータとしての用途を有する。
[従来の技術]
電解コンデンサ、リチウム電池、バッテリー等に用いら
れる電解液セパレータとして、古くからクラフト紙、マ
ニラ紙等の電解紙あるいは不織布が用いられているが、
最近は電気特性向上のために例えば特開昭51−188
51号、特開昭61−13614号、特開昭62−20
0716 @及び特公昭59−37292号に記載され
ているように、微孔性ポリオレフィンフィルムを用いる
ことが提案されている。
れる電解液セパレータとして、古くからクラフト紙、マ
ニラ紙等の電解紙あるいは不織布が用いられているが、
最近は電気特性向上のために例えば特開昭51−188
51号、特開昭61−13614号、特開昭62−20
0716 @及び特公昭59−37292号に記載され
ているように、微孔性ポリオレフィンフィルムを用いる
ことが提案されている。
[発明が解決しようとする問題点]
電解コンデンサ、リチウム電池等は、しばしばその構成
上、陽極側が、表面粗さが数μm程度と粗れている。こ
のため、ポリオレフィン微孔性フィルムを電解液セパレ
ータとして電解コンデンサやリチウム電池等に組込むと
、陽極側の表面によってフィルムが損傷され、その結果
、ショート率が増大し、もれ電流が増大するおそれがあ
るという問題がある。
上、陽極側が、表面粗さが数μm程度と粗れている。こ
のため、ポリオレフィン微孔性フィルムを電解液セパレ
ータとして電解コンデンサやリチウム電池等に組込むと
、陽極側の表面によってフィルムが損傷され、その結果
、ショート率が増大し、もれ電流が増大するおそれがあ
るという問題がある。
この発明の目的は、電解コンデンサやリチウム電池等の
電解液セパレータとして用いた場合に、表面が粗面化し
た陽極に押圧されてもフィルムがつぶれにくく、ショー
ト率や等価直列抵抗の増大が小さなポリオレフィン系微
孔性フィルムを提供することである。
電解液セパレータとして用いた場合に、表面が粗面化し
た陽極に押圧されてもフィルムがつぶれにくく、ショー
ト率や等価直列抵抗の増大が小さなポリオレフィン系微
孔性フィルムを提供することである。
[問題点を解決するための手段]
本願発明者らは、鋭意研究の結果、ポリオレフィンフィ
ルムの平均孔径、空孔率及び圧縮ヤング率を最適化する
ことによって上記目的を達成できることを見出しこの発
明を完成した。
ルムの平均孔径、空孔率及び圧縮ヤング率を最適化する
ことによって上記目的を達成できることを見出しこの発
明を完成した。
すなわち、この発明は、平均孔径が0.05μmないし
5μm1空孔率が50%ないし85%、圧縮ヤング率が
0.2kMmm2以上であるポリオレフィン系微孔性フ
ィルムを提供する。
5μm1空孔率が50%ないし85%、圧縮ヤング率が
0.2kMmm2以上であるポリオレフィン系微孔性フ
ィルムを提供する。
この発明のポリオレフィン系微孔性フィルムを構成する
ポリオレフィンとは、エチレン、プロピレン、ブテン、
ペンテン、ヘキセン等に例示されるαオレフィンの単独
重合体あるいは共重合体及びこれらのブレンド物である
が、この中でもポリエチレン、ポリプロピレンが耐熱性
、耐寒性、機械特性が優れるので好ましく、よく使用さ
れる。
ポリオレフィンとは、エチレン、プロピレン、ブテン、
ペンテン、ヘキセン等に例示されるαオレフィンの単独
重合体あるいは共重合体及びこれらのブレンド物である
が、この中でもポリエチレン、ポリプロピレンが耐熱性
、耐寒性、機械特性が優れるので好ましく、よく使用さ
れる。
さらに、ポリプロピレンの中でも、極限粘度([δ])
が1.2〜3.3dl/g、より好ましくは1.3〜2
.7dl/g、ざらに好ましくは1.4〜2.4d11
0、数平均分子量(Mn)と重量平均分子!(MW)と
の比(Mw/Mn)が5以下、より好ましくは4.5以
下、アイソタクチックインデックス(I I>が93%
以上、より好ましくは96%以上のものは、結晶性が高
く、耐熱性、機械特性及び耐溶剤性等が特に良好である
ので好ましい。こうしたポリプロピレンの中でも特に好
ましいのは、溶融結晶化温度(TmC)が106℃以上
、好ましくは108℃以上、さらに好ましくは110℃
以上のものである。Tmcが106℃以上であると長期
間使用時の耐酸化劣化性等が良好となり信頼性が向上す
るので好ましい。
が1.2〜3.3dl/g、より好ましくは1.3〜2
.7dl/g、ざらに好ましくは1.4〜2.4d11
0、数平均分子量(Mn)と重量平均分子!(MW)と
の比(Mw/Mn)が5以下、より好ましくは4.5以
下、アイソタクチックインデックス(I I>が93%
以上、より好ましくは96%以上のものは、結晶性が高
く、耐熱性、機械特性及び耐溶剤性等が特に良好である
ので好ましい。こうしたポリプロピレンの中でも特に好
ましいのは、溶融結晶化温度(TmC)が106℃以上
、好ましくは108℃以上、さらに好ましくは110℃
以上のものである。Tmcが106℃以上であると長期
間使用時の耐酸化劣化性等が良好となり信頼性が向上す
るので好ましい。
また、素子製造中に加えられる熱に対する耐熱性の観点
から、ポリオレフィンの融点は120’C以上であるこ
とが好ましい。 この発明の電解コンデンサ用セパレー
タを構成するポリオレフィン系フィルム中の平均孔径は
0.05μmないし5μmであり、好ましくは0.6μ
mないし4μmである。平均孔径が0.05μmよりも
小さいと電解液セパレータとして用いた場合に等価直列
抵抗が大きくなり、5μmよりも大きいとショート発生
率が大きくなる。
から、ポリオレフィンの融点は120’C以上であるこ
とが好ましい。 この発明の電解コンデンサ用セパレー
タを構成するポリオレフィン系フィルム中の平均孔径は
0.05μmないし5μmであり、好ましくは0.6μ
mないし4μmである。平均孔径が0.05μmよりも
小さいと電解液セパレータとして用いた場合に等価直列
抵抗が大きくなり、5μmよりも大きいとショート発生
率が大きくなる。
また、ポリオレフィン中の空孔率は50%ないし85%
、好ましくは60%ないし75%である。
、好ましくは60%ないし75%である。
空孔率が50%未満であると電解液セパレータとして用
いた場合に電解液保持率が低くドライアップする確立が
高くなり、85%を超えると機械特性が劣化する。
いた場合に電解液保持率が低くドライアップする確立が
高くなり、85%を超えると機械特性が劣化する。
また、圧縮ヤング率は0.2kL/mm2以上であり、
好ましくは0.25k(J/mm2以上である。圧縮ヤ
ング率が0.2kMmm2未満であると、電解コンデン
サ、リチウム電池等の電解液セパレータとして組込んだ
際に粗面化した陽極に押圧されてフィルムがつぶれやす
くなり、ショートや等価直列抵抗の増大を引き起こす。
好ましくは0.25k(J/mm2以上である。圧縮ヤ
ング率が0.2kMmm2未満であると、電解コンデン
サ、リチウム電池等の電解液セパレータとして組込んだ
際に粗面化した陽極に押圧されてフィルムがつぶれやす
くなり、ショートや等価直列抵抗の増大を引き起こす。
また、圧縮ヤング率の上限は、特に限定されるものでは
ないが、通常1 、2 kg/mm2以下、好ましくは
0.8 kg/mm2以下である。なお、この発明のポ
リオレフィン系微孔性フィルムのように、空孔率が高い
にもかかわらず圧縮ヤング率を大きくするためには、フ
ィルムの長手方向あるいは幅方向に平行に切断した断面
から見た少なくとも一方の孔の構造が、見かけ上独立し
た花形状を有しており、該花形状を楕円として近似した
際の厚さ方向の軸長(a)と長手(あるいは幅)方向の
軸長(b)との比(b/g)が2以下、ざらに好ましく
は1.5以下とすることが好ましい。ざらに、b/gが
上記範囲であると、電解液中での抵抗も小さくなるので
好ましい。ここで特に最大強度方向に平向な断面が、上
述の楕円孔が見掛上ランダムに積層された構造であり、
かつ楕円孔の積層数[厚み方向層密度と称するコが20
以上、好ましくは30以上であると、ショート率、もれ
電流共に小さくなるので好ましい。
ないが、通常1 、2 kg/mm2以下、好ましくは
0.8 kg/mm2以下である。なお、この発明のポ
リオレフィン系微孔性フィルムのように、空孔率が高い
にもかかわらず圧縮ヤング率を大きくするためには、フ
ィルムの長手方向あるいは幅方向に平行に切断した断面
から見た少なくとも一方の孔の構造が、見かけ上独立し
た花形状を有しており、該花形状を楕円として近似した
際の厚さ方向の軸長(a)と長手(あるいは幅)方向の
軸長(b)との比(b/g)が2以下、ざらに好ましく
は1.5以下とすることが好ましい。ざらに、b/gが
上記範囲であると、電解液中での抵抗も小さくなるので
好ましい。ここで特に最大強度方向に平向な断面が、上
述の楕円孔が見掛上ランダムに積層された構造であり、
かつ楕円孔の積層数[厚み方向層密度と称するコが20
以上、好ましくは30以上であると、ショート率、もれ
電流共に小さくなるので好ましい。
また、フィルムの熱収縮率は特に限定されないが、熱収
縮率があまりにも大きいと高温下で細孔がつぶれやすく
なるので、120℃での熱収縮率が9%未満、好ましく
は4%未満であることが好ましい。
縮率があまりにも大きいと高温下で細孔がつぶれやすく
なるので、120℃での熱収縮率が9%未満、好ましく
は4%未満であることが好ましい。
また、フィルムを巻く際にフィルムの破断が起きないよ
うに、フィルムの長手方向の強度は好ましくは1 、8
k(J/ 15mm以上、さらに好ましくは2、0k(
1/ 15mm以上テアル。
うに、フィルムの長手方向の強度は好ましくは1 、8
k(J/ 15mm以上、さらに好ましくは2、0k(
1/ 15mm以上テアル。
フィルムの厚みは特に制限されないが10μmないし5
0μmが好ましく、さらに好ましくは20μmないし4
5μmである。
0μmが好ましく、さらに好ましくは20μmないし4
5μmである。
またフィルム表面の微細凹凸を形成することにより表面
処理をしない状態での濡れ張力を34ダイン/C…以上
としておくと長時間経時後での電解液の保持性が良好と
なるので好ましく、さらにまた、電解液の含浸性を良好
にするという観点から、親水化処理により濡れ張力を大
きくしておくと良い。すなわち、フィルムの濡れ張力は
35ダイン/Cm以上が好ましく、さらに好ましくは4
0ダイン/Cm以上である。このとき、親水化処理とし
ては、ノニオン系、アニオン系若しくはカチオン系界面
活性剤による処理、コロナ若しくはプラズマ処理、グラ
フト処理、紫外線処理又はこれらの組合せによって行な
うことができる。これらの中でも、ノニオン及び/ある
いはカチオン系の界面活性剤処理が、コスト性、処理効
果が高いので好ましく、ノニオン系としてはポリオキシ
エチレンノニルフェニルエーテル、ポリエチレンオキサ
イド付加物、アルキロールアミド等が挙げられる。また
、カチオン系としては、ドデシルベンゼンスルホン さらに、フィルムの幅方向の伸度は100%以上である
と、スリット時にクラックを生じにくくなるので好まし
い。
処理をしない状態での濡れ張力を34ダイン/C…以上
としておくと長時間経時後での電解液の保持性が良好と
なるので好ましく、さらにまた、電解液の含浸性を良好
にするという観点から、親水化処理により濡れ張力を大
きくしておくと良い。すなわち、フィルムの濡れ張力は
35ダイン/Cm以上が好ましく、さらに好ましくは4
0ダイン/Cm以上である。このとき、親水化処理とし
ては、ノニオン系、アニオン系若しくはカチオン系界面
活性剤による処理、コロナ若しくはプラズマ処理、グラ
フト処理、紫外線処理又はこれらの組合せによって行な
うことができる。これらの中でも、ノニオン及び/ある
いはカチオン系の界面活性剤処理が、コスト性、処理効
果が高いので好ましく、ノニオン系としてはポリオキシ
エチレンノニルフェニルエーテル、ポリエチレンオキサ
イド付加物、アルキロールアミド等が挙げられる。また
、カチオン系としては、ドデシルベンゼンスルホン さらに、フィルムの幅方向の伸度は100%以上である
と、スリット時にクラックを生じにくくなるので好まし
い。
この発明の電解コンデンサ用セパレータは以下のように
して製造することができるがこれに限定されるものでは
ない。ポリオレフィン樹脂100重量部に、ジシクロへ
キシルフタレート(DCHP)又はトリフェニルフォス
フエイト(TPP)のような塩化ビニル等の可塑剤とし
て使用されているフタル酸エステル又はリン酸エステル
等の有機固体80重量部から240重間部、好ましくは
100重量部から200重足部を配合し、溶融押出しし
た後、キレスティングドラム上で、あるいは水槽中で冷
却固化する。この際、キャストフィルムのネックダウン
比が好ましくは0.6ないし1.0、さらに好ましくは
0.8ないし1.0になるようにする。次にトリクロル
メタン、トリクロルエタン、アセ1ヘン、メチルエチル
ケトン、酢酸エチル、メタノール、トルエン、キシレン
等の有機固体の良溶媒を用いて、上記有機固体の添加量
の95%以上、好ましくは98%以上を抽出する。ここ
でポリオレフィン樹脂としてIIが93%以上のポリプ
ロピレンを用い、抽出時の温度を添加した有機固体の融
点−25℃以上、好ましくは有機固体の融点−15℃以
上で抽出することにより、該フィルムの溶融結晶化温度
が106℃以上となり優れた特性となるので好ましい。
して製造することができるがこれに限定されるものでは
ない。ポリオレフィン樹脂100重量部に、ジシクロへ
キシルフタレート(DCHP)又はトリフェニルフォス
フエイト(TPP)のような塩化ビニル等の可塑剤とし
て使用されているフタル酸エステル又はリン酸エステル
等の有機固体80重量部から240重間部、好ましくは
100重量部から200重足部を配合し、溶融押出しし
た後、キレスティングドラム上で、あるいは水槽中で冷
却固化する。この際、キャストフィルムのネックダウン
比が好ましくは0.6ないし1.0、さらに好ましくは
0.8ないし1.0になるようにする。次にトリクロル
メタン、トリクロルエタン、アセ1ヘン、メチルエチル
ケトン、酢酸エチル、メタノール、トルエン、キシレン
等の有機固体の良溶媒を用いて、上記有機固体の添加量
の95%以上、好ましくは98%以上を抽出する。ここ
でポリオレフィン樹脂としてIIが93%以上のポリプ
ロピレンを用い、抽出時の温度を添加した有機固体の融
点−25℃以上、好ましくは有機固体の融点−15℃以
上で抽出することにより、該フィルムの溶融結晶化温度
が106℃以上となり優れた特性となるので好ましい。
次に、ポリオレフィンのガラス転移点以上、融点−10
℃の温度下で少なくとも一軸に1.1〜9倍に延伸する
が、その際に延伸速度が5000%/分、さらに好まし
くは3000%/分以下の低速延伸プロセスを有してい
ることが好ましい。すなわち、本発明のフィルムを得る
ためには、低速延伸工程のみによっても良いが、通常の
高速延伸工程の後に低速延伸工程を行なう方法でも良く
、さらに、該高速延伸方向と該低速延伸方向とは直交す
る様にしておくと好ましい。
℃の温度下で少なくとも一軸に1.1〜9倍に延伸する
が、その際に延伸速度が5000%/分、さらに好まし
くは3000%/分以下の低速延伸プロセスを有してい
ることが好ましい。すなわち、本発明のフィルムを得る
ためには、低速延伸工程のみによっても良いが、通常の
高速延伸工程の後に低速延伸工程を行なう方法でも良く
、さらに、該高速延伸方向と該低速延伸方向とは直交す
る様にしておくと好ましい。
延伸後、ポリオレフィンの溶融結晶化温度以上で融点−
5℃以下の温度範囲で熱固定することが好ましい。
5℃以下の温度範囲で熱固定することが好ましい。
この発明のポリオレフィン系微孔性フィルムは、性能の
観点からポリオレフィンのみから成っていることが好ま
しいが、上記した平均空孔径、空孔率、圧縮ヤング率が
この発明の範囲内に入るならば、微量の不純物を含んで
いても差支えなく、また、例えば熱安定剤、酸化防止剤
、滑り剤、帯電防止剤等の添加剤やオレフィン以外のモ
ノマーを微量配合しても差支えない。特許請求の範囲で
いう「ポリオレフィン系微孔性フィルム」とはこのよう
な不純物、添加剤等を含んだポリオレフィン微孔性フィ
ルムをも包含する意味で用いている。
観点からポリオレフィンのみから成っていることが好ま
しいが、上記した平均空孔径、空孔率、圧縮ヤング率が
この発明の範囲内に入るならば、微量の不純物を含んで
いても差支えなく、また、例えば熱安定剤、酸化防止剤
、滑り剤、帯電防止剤等の添加剤やオレフィン以外のモ
ノマーを微量配合しても差支えない。特許請求の範囲で
いう「ポリオレフィン系微孔性フィルム」とはこのよう
な不純物、添加剤等を含んだポリオレフィン微孔性フィ
ルムをも包含する意味で用いている。
[発明の効果コ
この発明のポリオレフィン系微孔性フィルムは電解液セ
パレータとして用いた場合、表面が粗面化した陽極に押
圧された時にフィルムがつぶれにくく、その結果、ショ
ート発生率及び等価直列抵抗の変化が小さい。
パレータとして用いた場合、表面が粗面化した陽極に押
圧された時にフィルムがつぶれにくく、その結果、ショ
ート発生率及び等価直列抵抗の変化が小さい。
[特性の測定方法及び効果の評価方法1次にこの発明に
関する特性の測定方法及び効果の評価方法をまとめて示
す。
関する特性の測定方法及び効果の評価方法をまとめて示
す。
(1) 極限粘度([η])
ASTH−D−1601に準じ、試料0.1CIを13
5℃のテトラリン]00dに完全溶解させ、この溶液を
粘度計で135℃の恒温槽中で、測定した比粘度SJ:
り次式に従って極限粘度を求めた。
5℃のテトラリン]00dに完全溶解させ、この溶液を
粘度計で135℃の恒温槽中で、測定した比粘度SJ:
り次式に従って極限粘度を求めた。
[77]=S/(0,1X (1+0.22XS> )
(2) アイソタクチックインデックス(I I)試
料を130℃で2時間真空乾燥する。これから重ffi
W(Iftg)の試料を取り、ソックスレー抽出器に入
れ、沸ll!n−へブタンで12時間抽出する。
(2) アイソタクチックインデックス(I I)試
料を130℃で2時間真空乾燥する。これから重ffi
W(Iftg)の試料を取り、ソックスレー抽出器に入
れ、沸ll!n−へブタンで12時間抽出する。
次に、この試料を取り出し、アセトンで十分洗浄した後
、130℃で6時間真空乾燥し、その後手mw” <
my>を測定し、次式で求める。
、130℃で6時間真空乾燥し、その後手mw” <
my>を測定し、次式で求める。
II(%)= (W’ /W)Xi 00(3) 溶
融結晶化温度(TmC> 試料5m1tr走査型熱量計DSC−II型(Perk
inE1mer社製)にセットし、窒素気流下で280
℃まで昇温し、5分間保持した後に、20℃/分の降下
速度にて温度を下げる過程で、ポリオレフィンの結晶化
に伴う潜熱のピーク温度を溶融結晶化温度とする。
融結晶化温度(TmC> 試料5m1tr走査型熱量計DSC−II型(Perk
inE1mer社製)にセットし、窒素気流下で280
℃まで昇温し、5分間保持した後に、20℃/分の降下
速度にて温度を下げる過程で、ポリオレフィンの結晶化
に伴う潜熱のピーク温度を溶融結晶化温度とする。
(4) 数平均分子ω(Mn)及び重量平均分子量(
MW> ゲル浸透クロマトグラフによる。
MW> ゲル浸透クロマトグラフによる。
1、装置 : GPC−150C(WATER3)2
、カラム : 5hodex KF−808(昭和電工
)3、溶媒 二〇−ジクロルベンゼン(135℃)4
、試料濃度: 0.1 (wt/vol)%5、分子量
校正:単分散ポリスチレン基準(5) 平均孔径 サンプル表面の走査型電子顕微鏡(SEM)観察により
孔径の長袖及び短軸を測定し、平均長軸及び平均短軸の
相乗平均を平均孔径とする。
、カラム : 5hodex KF−808(昭和電工
)3、溶媒 二〇−ジクロルベンゼン(135℃)4
、試料濃度: 0.1 (wt/vol)%5、分子量
校正:単分散ポリスチレン基準(5) 平均孔径 サンプル表面の走査型電子顕微鏡(SEM)観察により
孔径の長袖及び短軸を測定し、平均長軸及び平均短軸の
相乗平均を平均孔径とする。
(6) 空孔率(Pr)
試料(10cmx 10cm)を流動パラフィンに24
時間浸漬し、表層の流動パラフィンを十分に拭き取った
後のmfi (W 2 >を測定し、該試料の浸漬前の
重ω(Wl)及び流動パラフィンの密度(ρ)より空孔
体積(Vo )を次式により求める。
時間浸漬し、表層の流動パラフィンを十分に拭き取った
後のmfi (W 2 >を測定し、該試料の浸漬前の
重ω(Wl)及び流動パラフィンの密度(ρ)より空孔
体積(Vo )を次式により求める。
Vo = (W2−Wt > /ρ
空孔率(Pr)は、見掛は体積(厚み、寸法より計算さ
れる値)■と空孔体積Voより次の式により計算される
。
れる値)■と空孔体積Voより次の式により計算される
。
Pr=Vo /Vx100 (%)
(7)圧縮ヤング率
サンプルを30mmx 30mmに切り取り、測定厚み
が900μm±30μmの範囲になるように適宜サンプ
ルを厚み方向に重ねる。次に5 mm/分の速度でサン
プルを厚み方向に圧縮した際のヤング率を測定し、圧縮
ヤング率(kg/mm2 )とする。
が900μm±30μmの範囲になるように適宜サンプ
ルを厚み方向に重ねる。次に5 mm/分の速度でサン
プルを厚み方向に圧縮した際のヤング率を測定し、圧縮
ヤング率(kg/mm2 )とする。
(8) 熱収縮率
試料より長さ200mm、幅1Qmmのテストサンプル
を切り取り、該サンプルを熱風オーブン中で39荷重下
で120℃の条件で15分間保持した後に取り出し、室
温に戻った状態で長さLを測定する。熱収縮率を次式に
より算出する。
を切り取り、該サンプルを熱風オーブン中で39荷重下
で120℃の条件で15分間保持した後に取り出し、室
温に戻った状態で長さLを測定する。熱収縮率を次式に
より算出する。
熱収縮率(%) = (200−L ) /200 x
100熱収縮率は、長手方向と幅方向を測定し、大きい
方の値を採用した。
100熱収縮率は、長手方向と幅方向を測定し、大きい
方の値を採用した。
(9) 濡れ張力
JISに6786に従い測定する。
00〉 ショート率
220μm、16Vの電解コンデンサを50個作製し、
製造直後の破壊個数及びtanδ異常のコンデンサ個数
を測定し、ショートしたものの割合を百分率で表わした
。
製造直後の破壊個数及びtanδ異常のコンデンサ個数
を測定し、ショートしたものの割合を百分率で表わした
。
01)厚み方向層密度
サンプルを液体窒素温度で凍結し、最大強度方向にそっ
てミクロトームで断面を切り出し、走査型電子顕微鏡(
SEM)にて断面の観察像を捕らえる。この観察像より
厚み方向に沿って空間分解能0.01〜0.03μmに
て該像の明暗(あるいは強度)情報を取り出し、高速フ
ーリエ変換(FFT)より該パワースペクトルを求め、
該スペクトルの最大ピーク(直流成分を除く)の波数[
主要波数(μm’)]を求め、該測定点での厚み方向層
密度を、(該測定点での厚み)X(該主要波数)で求め
る。以上の操作を任意の測定点について少なくとも5回
行ないその平均をもって、該サンプルの厚み方向層密度
とする。なお、SEMの倍率は、3000〜10000
倍が測定し易い。
てミクロトームで断面を切り出し、走査型電子顕微鏡(
SEM)にて断面の観察像を捕らえる。この観察像より
厚み方向に沿って空間分解能0.01〜0.03μmに
て該像の明暗(あるいは強度)情報を取り出し、高速フ
ーリエ変換(FFT)より該パワースペクトルを求め、
該スペクトルの最大ピーク(直流成分を除く)の波数[
主要波数(μm’)]を求め、該測定点での厚み方向層
密度を、(該測定点での厚み)X(該主要波数)で求め
る。以上の操作を任意の測定点について少なくとも5回
行ないその平均をもって、該サンプルの厚み方向層密度
とする。なお、SEMの倍率は、3000〜10000
倍が測定し易い。
参考文献: rFTTの使い方」産報出版、1981年
[実施例] 次にこの発明の実施例及び比較例を示し、この発明の効
果をより具体的に説明する。
[実施例] 次にこの発明の実施例及び比較例を示し、この発明の効
果をより具体的に説明する。
実施例1
ポリプロピレン樹脂として、三井ノーブレンJHパウダ
ー100重量部に対しジシクロへキシルフタレート(D
CHP)150重聞部とをブレンドし、Tダイより溶融
押出しし、キャスティングドラム上で5kV静電印加し
つつドラムに密着させて冷却固化した。このとき、キャ
ストフィルムのネックダウン比が0.9になるようにし
た。こうして得られたフィルムを50℃の1−i−i−
トリクロルエタン溶媒中で抽出を行ない、DCIPを抽
出した。
ー100重量部に対しジシクロへキシルフタレート(D
CHP)150重聞部とをブレンドし、Tダイより溶融
押出しし、キャスティングドラム上で5kV静電印加し
つつドラムに密着させて冷却固化した。このとき、キャ
ストフィルムのネックダウン比が0.9になるようにし
た。こうして得られたフィルムを50℃の1−i−i−
トリクロルエタン溶媒中で抽出を行ない、DCIPを抽
出した。
次に、該抽出フィルムを140℃のオーブン中でロール
延伸装置を用い長手方向に延伸速度3000%/分で3
.3倍に延伸し、150℃にて熱固定し巻き取った。
延伸装置を用い長手方向に延伸速度3000%/分で3
.3倍に延伸し、150℃にて熱固定し巻き取った。
このようにして得られたフィルムは圧縮ヤング率0.3
kMmm2 、溶融結晶化温度(Tmc)が119℃1
厚み方向層密度37であり、また他の特性及び電解コン
デンサの電解液セパレータとして用いた場合のショート
率を表に示す。
kMmm2 、溶融結晶化温度(Tmc)が119℃1
厚み方向層密度37であり、また他の特性及び電解コン
デンサの電解液セパレータとして用いた場合のショート
率を表に示す。
比較例1
実施例1で用いたポリプロピレン樹脂とジオクチルフタ
レート(DOP)とケイ酸粉末(アエロジル200、日
本アエロジル株式会社製)とを40=43:17(重f
fi比)のブレンド比で混合し、Tダイより溶融押出し
した。
レート(DOP)とケイ酸粉末(アエロジル200、日
本アエロジル株式会社製)とを40=43:17(重f
fi比)のブレンド比で混合し、Tダイより溶融押出し
した。
次にこのキャストフィルムを実施例1と同様にしてDO
Pを抽出し、長手方向に130℃にて3゜5倍に延伸し
、引き続き4倍に140℃にて幅方向に延伸した。
Pを抽出し、長手方向に130℃にて3゜5倍に延伸し
、引き続き4倍に140℃にて幅方向に延伸した。
このようにして得られたフィルムの特性及び電解コンデ
ンサの電解セパレータとして用いた場合のショート率を
を表に示す。表より、このフィルムは圧縮ヤング率が0
.15に9/mm2であり、厚みが70μmと厚いにも
かかわらず電解コンデンサを形成した際のショート率が
高いことがわかる。
ンサの電解セパレータとして用いた場合のショート率を
を表に示す。表より、このフィルムは圧縮ヤング率が0
.15に9/mm2であり、厚みが70μmと厚いにも
かかわらず電解コンデンサを形成した際のショート率が
高いことがわかる。
実施例2
ポリプロピレン樹脂として、三井ノーブレンEBパウダ
ー100重量部に対しDCHP160重量部とを二軸押
出機を用いブレンドしペレット化した。該ペレットを4
0mm押出機を用い、Tダイよりシート状に溶融押出し
、水槽中に導いて溶融シートを冷却固化した。またこの
時のネックダウン比は0.85であった。こうしてjq
られたフィルムを50℃の1−1−1−トリクロルエタ
ン溶媒中で抽出を行ない、D CHPを抽出した。
ー100重量部に対しDCHP160重量部とを二軸押
出機を用いブレンドしペレット化した。該ペレットを4
0mm押出機を用い、Tダイよりシート状に溶融押出し
、水槽中に導いて溶融シートを冷却固化した。またこの
時のネックダウン比は0.85であった。こうしてjq
られたフィルムを50℃の1−1−1−トリクロルエタ
ン溶媒中で抽出を行ない、D CHPを抽出した。
次に、該抽出フィルムを120℃に加熱した延伸ロール
にて20000%/分の延伸速度で3.5倍に延伸後、
140℃のステンタに導いて幅方向に3゛OO%/分の
延伸速度で1.4倍に延伸し巻き取った。
にて20000%/分の延伸速度で3.5倍に延伸後、
140℃のステンタに導いて幅方向に3゛OO%/分の
延伸速度で1.4倍に延伸し巻き取った。
このようにして得られたフィルムの特性を表に示すが、
空孔率が66%と高いにもかかわらず圧縮ヤング率が0
.35kMmm2と大きく、またTmcが116℃と高
く、厚み方向層密度51であり、ショート率も0%と優
れている。
空孔率が66%と高いにもかかわらず圧縮ヤング率が0
.35kMmm2と大きく、またTmcが116℃と高
く、厚み方向層密度51であり、ショート率も0%と優
れている。
Claims (3)
- (1) 平均孔径が0.05μmないし5μm、空孔率
が50%ないし85%、圧縮ヤング率が0.2kg/m
m^2以上であるポリオレフィン系微孔性フィルム。 - (2) アイソタクチックインデックスが93%以上、
極限粘度が1.2dl/gないし3.3dl/gのポリ
プロピレンから実質的になる特許請求の範囲第1項記載
のポリオレフィン系微孔性フィルム。 - (3) ポリプロピレンの溶融結晶化温度が106℃以
上であることを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載
のポリオレフィン系微孔性フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62326439A JP2503034B2 (ja) | 1987-08-28 | 1987-12-23 | ポリオレフィン系微孔性フィルム |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21291287 | 1987-08-28 | ||
JP62-212912 | 1987-08-28 | ||
JP62326439A JP2503034B2 (ja) | 1987-08-28 | 1987-12-23 | ポリオレフィン系微孔性フィルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01152140A true JPH01152140A (ja) | 1989-06-14 |
JP2503034B2 JP2503034B2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=26519492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62326439A Expired - Lifetime JP2503034B2 (ja) | 1987-08-28 | 1987-12-23 | ポリオレフィン系微孔性フィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2503034B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009238752A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Samsung Sdi Co Ltd | 電極組立体及びこれを具備する二次電池 |
US7666552B2 (en) | 2003-08-21 | 2010-02-23 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Lithium secondary battery and separator therefor |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60242035A (ja) * | 1984-04-27 | 1985-12-02 | Toa Nenryo Kogyo Kk | ポリエチレン微多孔膜の製造方法 |
JPS60255107A (ja) * | 1984-05-31 | 1985-12-16 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | 多孔化透過性ポリエチレンフイルム |
-
1987
- 1987-12-23 JP JP62326439A patent/JP2503034B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60242035A (ja) * | 1984-04-27 | 1985-12-02 | Toa Nenryo Kogyo Kk | ポリエチレン微多孔膜の製造方法 |
JPS60255107A (ja) * | 1984-05-31 | 1985-12-16 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | 多孔化透過性ポリエチレンフイルム |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7666552B2 (en) | 2003-08-21 | 2010-02-23 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Lithium secondary battery and separator therefor |
JP2009238752A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Samsung Sdi Co Ltd | 電極組立体及びこれを具備する二次電池 |
US8530097B2 (en) | 2008-03-27 | 2013-09-10 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Electrode assembly including film-like separator combined with ceramic separator and secondary battery having the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2503034B2 (ja) | 1996-06-05 |
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Legal Events
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