JPH01149840A - 樹脂発泡体の製造方法 - Google Patents
樹脂発泡体の製造方法Info
- Publication number
- JPH01149840A JPH01149840A JP62308248A JP30824887A JPH01149840A JP H01149840 A JPH01149840 A JP H01149840A JP 62308248 A JP62308248 A JP 62308248A JP 30824887 A JP30824887 A JP 30824887A JP H01149840 A JPH01149840 A JP H01149840A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- resin foam
- foaming
- aid
- blowing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Molding Of Porous Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、電線の被覆をはじめ、シート、ホース、チュ
ーブ等への適用に好適な樹脂発泡体の製造方法に関する
ものである。
ーブ等への適用に好適な樹脂発泡体の製造方法に関する
ものである。
[従来の技術]
樹脂は、発泡させることにより電気特性、可撓性、熱絶
縁性等の各種特性の向上を図れるばかりでなく、軽量化
、低価格化も図れるため、幅広い用途に適用されている
。
縁性等の各種特性の向上を図れるばかりでなく、軽量化
、低価格化も図れるため、幅広い用途に適用されている
。
従来、樹脂発泡体は、熱溶融押出可能な樹脂、発泡剤及
び発泡助剤を押出機に導入し、これらを均一に分散させ
てから押出して発泡させることにより製造されておりζ
発泡助剤としては窒化硼素が一般に使用されている。
び発泡助剤を押出機に導入し、これらを均一に分散させ
てから押出して発泡させることにより製造されておりζ
発泡助剤としては窒化硼素が一般に使用されている。
[発明が解決しようとする問題点]
近年、樹脂発泡体の発泡度を70%以上に高発泡化する
ことが各方面で検討されているが、上記した従来の製造
方法では、高発泡化することが極めて困難であり、特に
厚さ1mm以下の発泡体の場合に難しい。
ことが各方面で検討されているが、上記した従来の製造
方法では、高発泡化することが極めて困難であり、特に
厚さ1mm以下の発泡体の場合に難しい。
本発明は、上記に基づいてなされたものであり、70%
以上の高発泡体を容易に得ることができる樹脂発泡体の
製造方法の提供を目的とするものである。
以上の高発泡体を容易に得ることができる樹脂発泡体の
製造方法の提供を目的とするものである。
[問題点を解決するための手段]
本発明の樹脂発泡体の製造方法は、発泡助剤として平均
粒径が0.2μm以下のチタン系超微粒子を用いること
を特徴とするものである。
粒径が0.2μm以下のチタン系超微粒子を用いること
を特徴とするものである。
本発明において、熱溶融押出し可能な樹脂としては、低
密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエ
チレン、ポリプロピレン、エチレン−αオレフィン共重
合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレンとアク
リル系モノマとの共重合体、ポリブタンなどがあげられ
る。また、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアル
キルビニルエーテル共重合体(PFA)、テトラフルオ
ロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FE
P)、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体(E
TFE)、エチレン−クロロトリフルオロエチレン共重
合体(ECTFE)、ビニリデンフルオライド(PVd
F)などのふっ素糸樹脂もあげられる。
密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエ
チレン、ポリプロピレン、エチレン−αオレフィン共重
合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレンとアク
リル系モノマとの共重合体、ポリブタンなどがあげられ
る。また、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアル
キルビニルエーテル共重合体(PFA)、テトラフルオ
ロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FE
P)、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体(E
TFE)、エチレン−クロロトリフルオロエチレン共重
合体(ECTFE)、ビニリデンフルオライド(PVd
F)などのふっ素糸樹脂もあげられる。
発泡剤としては、アゾジカルボンアミド、4,4′−オ
キシビスベンゼンスルホニルヒドラジド等の化学発泡剤
、窒素、アルゴン、炭酸ガス等の不活性気体、メタン、
プロパン、ブタン、ペンタン等の炭化水素、ジクロロジ
フルオロメタン、ジクロロモノフルオロメタン、モノク
ロロジフルオロメタン、モノクロロペンタフルオロエタ
ン、トリクロロモノフルオロメタン、トリクロロトリフ
ルオロメタン等のハリゲン化ぶつ化炭化水素といったも
のがあげられる。
キシビスベンゼンスルホニルヒドラジド等の化学発泡剤
、窒素、アルゴン、炭酸ガス等の不活性気体、メタン、
プロパン、ブタン、ペンタン等の炭化水素、ジクロロジ
フルオロメタン、ジクロロモノフルオロメタン、モノク
ロロジフルオロメタン、モノクロロペンタフルオロエタ
ン、トリクロロモノフルオロメタン、トリクロロトリフ
ルオロメタン等のハリゲン化ぶつ化炭化水素といったも
のがあげられる。
発泡剤の添加方法としては、予め樹脂に発泡剤を含浸、
溶解させてもよく、また、押出機中に発泡剤を注入する
方法でもよい。
溶解させてもよく、また、押出機中に発泡剤を注入する
方法でもよい。
発泡助剤として使用されるチタン系超微粒子は、チタン
を含むものであればよく、酸化チタン、−酸化チタン、
チタン酸ジルコン酸鉛、チタン酸鉛、ランタン酸・ジル
コン酸・チタン酸鉛を代表とする。結晶形状は、アナタ
ーゼ型、ルチル型、アモルファスのいずれでもよいが、
平均粒径が0.2μm以下のものを使用することにより
、発泡度を著しく向上することが可能となる。特に、0
.05μm以下が好ましい。
を含むものであればよく、酸化チタン、−酸化チタン、
チタン酸ジルコン酸鉛、チタン酸鉛、ランタン酸・ジル
コン酸・チタン酸鉛を代表とする。結晶形状は、アナタ
ーゼ型、ルチル型、アモルファスのいずれでもよいが、
平均粒径が0.2μm以下のものを使用することにより
、発泡度を著しく向上することが可能となる。特に、0
.05μm以下が好ましい。
なお、樹脂発泡体は架橋、非架橋のいずれでもよい。架
橋する場合は、電子線、γ線等の電離性放射線の照射に
よる方法が好ましい。
橋する場合は、電子線、γ線等の電離性放射線の照射に
よる方法が好ましい。
[発明の実施例]
第1表の各側に示す成分からなるコンパウンドを押出機
のホッパーから供給し、押出機の中間部でモノクロロペ
ンタフルオロエタンを4〜6kg/Cm”Gの圧力で注
入して溶融樹脂中に均一に分散させてから外径0.3m
mの導体外周に押出し被覆して厚さ0.3mmの発泡絶
縁被覆を形成した。
のホッパーから供給し、押出機の中間部でモノクロロペ
ンタフルオロエタンを4〜6kg/Cm”Gの圧力で注
入して溶融樹脂中に均一に分散させてから外径0.3m
mの導体外周に押出し被覆して厚さ0.3mmの発泡絶
縁被覆を形成した。
なお、発泡体の押出条件は、30 m m押出機を用い
、L/D = 25、圧縮比−2,5である。シリンダ
の設定温度は、ポリエチレンの場合は180℃、ふっ素
樹脂の場合は290℃である。
、L/D = 25、圧縮比−2,5である。シリンダ
の設定温度は、ポリエチレンの場合は180℃、ふっ素
樹脂の場合は290℃である。
実施例及び比較例の発泡絶縁被覆の発泡度について評価
した結果を第1表に示す。なお、発泡度は次式から求め
た。
した結果を第1表に示す。なお、発泡度は次式から求め
た。
発泡度−(1−(ρ/ρ。)] X100 [%1(
ρ:発泡体の比重、ρ。:非発泡体の比重)第1表から
明らかな通り、実施例1〜5では70%以上の高発泡体
が得られたのに対し、比較例1〜3では60%程度の発
泡度しか達成できなかった。
ρ:発泡体の比重、ρ。:非発泡体の比重)第1表から
明らかな通り、実施例1〜5では70%以上の高発泡体
が得られたのに対し、比較例1〜3では60%程度の発
泡度しか達成できなかった。
「発明の効果」
以上説明してきた通り、本発明によれば70%を越える
高発泡の樹脂発泡体を容易に実現することができる。
高発泡の樹脂発泡体を容易に実現することができる。
7一
Claims (1)
- (1)熱溶融押出可能な樹脂、発泡剤及び発泡助剤を押
出機に導入し、溶融樹脂中に発泡剤及び発泡助剤を均一
に分散させてから押出して樹脂発泡体を製造する方法に
おいて、上記発泡助剤として平均粒径が0.2μm以下
のチタン系超微粒子を用いることを特徴とする樹脂発泡
体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62308248A JPH01149840A (ja) | 1987-12-04 | 1987-12-04 | 樹脂発泡体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62308248A JPH01149840A (ja) | 1987-12-04 | 1987-12-04 | 樹脂発泡体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01149840A true JPH01149840A (ja) | 1989-06-12 |
Family
ID=17978722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62308248A Pending JPH01149840A (ja) | 1987-12-04 | 1987-12-04 | 樹脂発泡体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01149840A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5622663A (en) * | 1995-06-14 | 1997-04-22 | Dow Corning Corporation | Method for preparing a continuous foam profile containing a filamentary core |
WO2003000792A1 (fr) * | 2001-06-26 | 2003-01-03 | Daikin Industries, Ltd. | Composition de resine et procede de production associe, fil electrique a mousse isolante |
JP2011073209A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Dainippon Printing Co Ltd | 発泡化粧シート |
-
1987
- 1987-12-04 JP JP62308248A patent/JPH01149840A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5622663A (en) * | 1995-06-14 | 1997-04-22 | Dow Corning Corporation | Method for preparing a continuous foam profile containing a filamentary core |
WO2003000792A1 (fr) * | 2001-06-26 | 2003-01-03 | Daikin Industries, Ltd. | Composition de resine et procede de production associe, fil electrique a mousse isolante |
US7241826B2 (en) | 2001-06-26 | 2007-07-10 | Daikin Industries, Ltd. | Resin composition, process for production thereof, and foam-insulated electric wire |
JP2008174752A (ja) * | 2001-06-26 | 2008-07-31 | Daikin Ind Ltd | 樹脂組成物及びその製造方法並びに発泡電線 |
US7884148B2 (en) * | 2001-06-26 | 2011-02-08 | Daikin Industries, Ltd. | Resin composition, method of producing same, and foam-insulated electric wire |
JP2012001733A (ja) * | 2001-06-26 | 2012-01-05 | Daikin Industries Ltd | 樹脂組成物及びその製造方法並びに発泡電線 |
JP2011073209A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Dainippon Printing Co Ltd | 発泡化粧シート |
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