JPH01136719A - 可塑性板状体の成形方法 - Google Patents
可塑性板状体の成形方法Info
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- JPH01136719A JPH01136719A JP62296883A JP29688387A JPH01136719A JP H01136719 A JPH01136719 A JP H01136719A JP 62296883 A JP62296883 A JP 62296883A JP 29688387 A JP29688387 A JP 29688387A JP H01136719 A JPH01136719 A JP H01136719A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C53/00—Shaping by bending, folding, twisting, straightening or flattening; Apparatus therefor
- B29C53/02—Bending or folding
- B29C53/04—Bending or folding of plates or sheets
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Carpets (AREA)
- Passenger Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、高温下もしくは低温下で可塑性を有する合
成樹脂シートの単体、積層体、上記可塑性合成樹脂シー
トと織物、編物、不織布などの繊維シートまたはカーペ
ット、ニードルカーペットとの積層体等の可塑性板状体
を張出し加工、深絞り加工などによって複曲面を成形す
るための成形方法に関するものである。
成樹脂シートの単体、積層体、上記可塑性合成樹脂シー
トと織物、編物、不織布などの繊維シートまたはカーペ
ット、ニードルカーペットとの積層体等の可塑性板状体
を張出し加工、深絞り加工などによって複曲面を成形す
るための成形方法に関するものである。
(従来の技術)
熱可塑性合成樹脂シートその他の可塑性板状体を雄型や
雌型に真空や圧空を用いて、また雄型および雌型の双方
を用いて圧接し、上記の板状体に雄型や雌型の形状に応
じた複曲面を成形する場合、従来は、上記板状体の周縁
を多数のクランプで固定していた。なお、上記のクラン
プを水平および上下に摺動できるように設けてスプリン
グで引張り、上記板状体の伸びが多いときに上記クラン
プがスプリングの引張りに抗して摺動するようにしたも
のが知られている。
雌型に真空や圧空を用いて、また雄型および雌型の双方
を用いて圧接し、上記の板状体に雄型や雌型の形状に応
じた複曲面を成形する場合、従来は、上記板状体の周縁
を多数のクランプで固定していた。なお、上記のクラン
プを水平および上下に摺動できるように設けてスプリン
グで引張り、上記板状体の伸びが多いときに上記クラン
プがスプリングの引張りに抗して摺動するようにしたも
のが知られている。
(発明が解決しようとする問題点)
固定クランプを用いた場合は、可塑性板状体の固定クラ
ンプと型との間に存在するつなぎ部分に比べて型の内側
部分の伸びが大きく、上記つなぎ部分の伸びが小さいた
め、上記つなぎ部分およびクランプ部分(掴み代)のほ
ぼ全域が廃棄部分となり1歩留まりが低くなっていた。
ンプと型との間に存在するつなぎ部分に比べて型の内側
部分の伸びが大きく、上記つなぎ部分の伸びが小さいた
め、上記つなぎ部分およびクランプ部分(掴み代)のほ
ぼ全域が廃棄部分となり1歩留まりが低くなっていた。
特に、上記の固定クランプは、その全数が一平面内に配
置されているので、このクランプの配列平面に比べて型
の外周縁が上方または下方に位置しているときは、上記
のつなぎ部分が傾斜し、そのため歩留まりが一層低下す
るという問題があった。
置されているので、このクランプの配列平面に比べて型
の外周縁が上方または下方に位置しているときは、上記
のつなぎ部分が傾斜し、そのため歩留まりが一層低下す
るという問題があった。
また、クランプをスプリングで引張るようにした場合は
、可塑性板状体の張力によってクランプが摺動するので
、固定クランプに比べて歩留まりが幾らか上昇するが、
摺動方向が限定されているから、つなぎ部分の伸びが型
の内側部分よりも小さくなることは、上記固定クランプ
の場合と同様であり、上記歩留まりの上昇は極く僅かで
あった。
、可塑性板状体の張力によってクランプが摺動するので
、固定クランプに比べて歩留まりが幾らか上昇するが、
摺動方向が限定されているから、つなぎ部分の伸びが型
の内側部分よりも小さくなることは、上記固定クランプ
の場合と同様であり、上記歩留まりの上昇は極く僅かで
あった。
しかも、型の形状によってスプリングの弾力、配列密度
を変えたり、疲労により弾力の変化したスプリングを交
換したりする作業が極めて面倒であった。
を変えたり、疲労により弾力の変化したスプリングを交
換したりする作業が極めて面倒であった。
この発明は、クランプ部と製品化される型の内側部分と
の間のつなぎ部分のみを伸長可能にして歩留まりを向上
させることができる成形方法を提供するものである。
の間のつなぎ部分のみを伸長可能にして歩留まりを向上
させることができる成形方法を提供するものである。
(問題点を解決するための手段)
第1図に示すように、可塑性板状体1を任意の手段で雄
型または雌型に圧接して賦形する熱可塑性板状体の成形
方法において、上記可塑性板状体1の周縁および中央の
不要部分のうち少なくとも上記周縁のクランプ部内側に
沿ってあらがしめ多数の短い切り目2または孔を断続的
に設ける。
型または雌型に圧接して賦形する熱可塑性板状体の成形
方法において、上記可塑性板状体1の周縁および中央の
不要部分のうち少なくとも上記周縁のクランプ部内側に
沿ってあらがしめ多数の短い切り目2または孔を断続的
に設ける。
上記の可塑性板状体は、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル
、ポリプロピレン等の熱可塑性合成樹脂シートの単体ま
たは2種以上の熱可塑性合成樹脂シートの積層体のいず
れでもよく、また上記熱可塑性合成樹脂シートの単体ま
たは積層体にナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン
等の合成繊維からなるパイルカーペット、ニードルカー
ペット、不織布、織物1編物などの繊維シートを積層し
たものでもよい。
、ポリプロピレン等の熱可塑性合成樹脂シートの単体ま
たは2種以上の熱可塑性合成樹脂シートの積層体のいず
れでもよく、また上記熱可塑性合成樹脂シートの単体ま
たは積層体にナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン
等の合成繊維からなるパイルカーペット、ニードルカー
ペット、不織布、織物1編物などの繊維シートを積層し
たものでもよい。
上記の可塑性板状体1に設ける切り目2は、第1図に示
す短い直線状のもののほが、第2図(、)に示すように
短い直線の両端に破れ防止用の小さい円孔をあけたもの
、第4図(a)に示すように倒V字形の両端に小さい円
孔をあけたもの、第8図(a)に示すように波形の両端
に小さい円孔をあけたもの、第9図(a)に示すように
倒U字形の両端に小さい円孔をあけたもの等のいずれで
もよく。
す短い直線状のもののほが、第2図(、)に示すように
短い直線の両端に破れ防止用の小さい円孔をあけたもの
、第4図(a)に示すように倒V字形の両端に小さい円
孔をあけたもの、第8図(a)に示すように波形の両端
に小さい円孔をあけたもの、第9図(a)に示すように
倒U字形の両端に小さい円孔をあけたもの等のいずれで
もよく。
また上記第4図(a)の倒V字形、第8図(a)の波形
、第9図(a)の倒U字形等において両端の円孔を省略
したものでもよい。また、上記の切り目2は、第1図、
第2図(a)、第4図(a)、第8図(a)および第9
図(a)に示すように1列に配列してもよく、第3図(
a)、第5図(a)および第7図(a)に示される千鳥
配列にしてもよく、また第6図(a)に示すように形状
の異なる2種以上の切り目2を混合して配列してもよい
。
、第9図(a)の倒U字形等において両端の円孔を省略
したものでもよい。また、上記の切り目2は、第1図、
第2図(a)、第4図(a)、第8図(a)および第9
図(a)に示すように1列に配列してもよく、第3図(
a)、第5図(a)および第7図(a)に示される千鳥
配列にしてもよく、また第6図(a)に示すように形状
の異なる2種以上の切り目2を混合して配列してもよい
。
また、上記の合成樹脂板状体1における孔3は、第10
図に示される円形のもの、第11図に示されるスロット
状のもの、第12図に示される菱形のもの等のいずれで
もよく、これらを1列、複数列または千鳥に配列するこ
とができ、また第2図(a)ないし第9図(a)の切り
目2または形状の異なる孔3と混合して配列することが
できる。
図に示される円形のもの、第11図に示されるスロット
状のもの、第12図に示される菱形のもの等のいずれで
もよく、これらを1列、複数列または千鳥に配列するこ
とができ、また第2図(a)ないし第9図(a)の切り
目2または形状の異なる孔3と混合して配列することが
できる。
(作用)
可塑性板状体1のクランプ部と型との間のつなぎ部分が
切り目2または孔3の存在によって他の部分よりも伸び
易くなるので、可塑性板状体1に雄型または雌型が圧接
されて上記の可塑性板状体1の張力が増大し始めると、
上記のつなぎ部分が最初に伸びて切り口2または孔3が
変形し、例えば第1図の短い直線状の切り目2はほぼ三
角形の孔2aに変形し、また第2図ないし第9図におい
て(a)図の切り目が(b)図の孔にそれぞれ変形し、
かつ張力の大きい部分はど大きく変形し、上記可塑性板
状体1の型内部分はほとんど伸びない。
切り目2または孔3の存在によって他の部分よりも伸び
易くなるので、可塑性板状体1に雄型または雌型が圧接
されて上記の可塑性板状体1の張力が増大し始めると、
上記のつなぎ部分が最初に伸びて切り口2または孔3が
変形し、例えば第1図の短い直線状の切り目2はほぼ三
角形の孔2aに変形し、また第2図ないし第9図におい
て(a)図の切り目が(b)図の孔にそれぞれ変形し、
かつ張力の大きい部分はど大きく変形し、上記可塑性板
状体1の型内部分はほとんど伸びない。
そして、この型内部分は、成形が進み、型の周縁に可塑
性板状体1が強く押しつけられ、上記の周縁において可
塑性板状体1がスリップしなくなった後に伸ばされる。
性板状体1が強く押しつけられ、上記の周縁において可
塑性板状体1がスリップしなくなった後に伸ばされる。
したがって、つなぎ部分の伸びが従来よりも増加し、型
内部分の伸びが従来よりも減少する。
内部分の伸びが従来よりも減少する。
なお、型の形状により型内部分の伸びが大きくなる部分
の両側のつなぎ部分に切り口2または孔3を他部よりも
密に配列することにより、型内部分の伸びが均一化され
る。また、切り目2および孔3の形によってもつなぎ部
分の伸びが異なり。
の両側のつなぎ部分に切り口2または孔3を他部よりも
密に配列することにより、型内部分の伸びが均一化され
る。また、切り目2および孔3の形によってもつなぎ部
分の伸びが異なり。
例えば第1図および第2図の短い直線状の切り目2より
も第4図の倒V字形の切り目2の方がつなぎ部分を伸び
易くするので、同一形状の切り目2または孔3を密に配
列する代りに、つなぎ部分を伸び易くする形状の切り目
2または孔3を設けることができ、特に型内部分の伸び
が大きい部分に対しては、倒V字形等の上記つなぎ部分
を伸び易くする形状の切り目2または孔3を密に配列す
ることができる。なお、1枚の可塑性板状体1を2以上
の区域に分け、並列する2以上の型を用いて上記2以上
の区域を同時に成形する場合は、上記2以上の区域の境
界線に沿って上記の切り目2または孔3を設けることに
より、2以上の型内部分の伸びを均一に揃えることがで
きる。また、上記可塑性板状体1の型内部分であっても
、成形終了後に孔あけ等によって除去される不要部分に
は。
も第4図の倒V字形の切り目2の方がつなぎ部分を伸び
易くするので、同一形状の切り目2または孔3を密に配
列する代りに、つなぎ部分を伸び易くする形状の切り目
2または孔3を設けることができ、特に型内部分の伸び
が大きい部分に対しては、倒V字形等の上記つなぎ部分
を伸び易くする形状の切り目2または孔3を密に配列す
ることができる。なお、1枚の可塑性板状体1を2以上
の区域に分け、並列する2以上の型を用いて上記2以上
の区域を同時に成形する場合は、上記2以上の区域の境
界線に沿って上記の切り目2または孔3を設けることに
より、2以上の型内部分の伸びを均一に揃えることがで
きる。また、上記可塑性板状体1の型内部分であっても
、成形終了後に孔あけ等によって除去される不要部分に
は。
前記の切り目2もしくは孔3、または第13図に示すよ
うな十字形の切り目4その他任意形状の切り目、孔を設
けることにより、これらの切り目2゜4もしくは孔3の
周縁に伸びを集中させ、製品となる部分の伸びを低く抑
制することができる。
うな十字形の切り目4その他任意形状の切り目、孔を設
けることにより、これらの切り目2゜4もしくは孔3の
周縁に伸びを集中させ、製品となる部分の伸びを低く抑
制することができる。
(実施例)
長方形の可塑性板状体1を第14図の樋状に成形した。
可塑性板状体1としては、ナイロン製不織布とポリエチ
レンシートのバックコートとからなる幅1550ms、
長さ2115m、厚さ8圃のものを用い、対向する2辺
に幅20mmのクランプ部をとり、その内側に幅10I
Imのつなぎ部をとり、このつなぎ部に第1図の短い直
線状の切り目2を1列に設けた。そして、この可塑性板
状体1の全面にLooms間隔で直線を縦横に描き、成
形後の各部の直線の間隔を測定して伸びを求めた。ただ
し成形は、雄型および雌型を用いて行ない、得られた製
品10の左右両側縁10aの高さは100■、左右の両
側底部10bの幅は450閣、中央斜面10cの高さは
120nm、中央山部10dの幅は2001mであった
。上記衣に直線状の切り目2の長さを異にする実施例1
〜3.および切り目2を有しない比較例1について得ら
れた各部の成形後の伸び(%)を記す。
レンシートのバックコートとからなる幅1550ms、
長さ2115m、厚さ8圃のものを用い、対向する2辺
に幅20mmのクランプ部をとり、その内側に幅10I
Imのつなぎ部をとり、このつなぎ部に第1図の短い直
線状の切り目2を1列に設けた。そして、この可塑性板
状体1の全面にLooms間隔で直線を縦横に描き、成
形後の各部の直線の間隔を測定して伸びを求めた。ただ
し成形は、雄型および雌型を用いて行ない、得られた製
品10の左右両側縁10aの高さは100■、左右の両
側底部10bの幅は450閣、中央斜面10cの高さは
120nm、中央山部10dの幅は2001mであった
。上記衣に直線状の切り目2の長さを異にする実施例1
〜3.および切り目2を有しない比較例1について得ら
れた各部の成形後の伸び(%)を記す。
表
上記衣で明らかなように、切り口2の間隔を変えないで
長さのみを変えると、切り目2が長い程。
長さのみを変えると、切り目2が長い程。
型内の伸びが少なくなり、切り目2の長さを2001に
したときの伸び(%)は、切り目2を設けない比較例の
伸び(%)の58%に大幅に減少する。
したときの伸び(%)は、切り目2を設けない比較例の
伸び(%)の58%に大幅に減少する。
次に、ポリ塩化ビニルからなる熱可塑性合成樹脂シート
の上面にポリエステル繊維製のニードルカーペットを積
層した可塑性板状体1を用意し、第15図の自動車の内
装用マット11を成形した。
の上面にポリエステル繊維製のニードルカーペットを積
層した可塑性板状体1を用意し、第15図の自動車の内
装用マット11を成形した。
図中、床部11aの右上方につなぎ部11bが、更にそ
の右上方にクランプ部11cがそれぞれ示されており、
中央には長さ方向の凸条lidおよび幅方向の凸条11
eがクロス状に形成されている。上記の球部分11aの
幅すなわち型幅りは1200mmであった。また、成形
後の凸条lid、lieの交差部の上面を通る二点鎖線
Pに沿って測定した上記球部分11aの両端8.8間の
長さは1420ma+であった。この場合は、つなぎ部
11bに切り目2や孔3を設けない比較例2およびつな
ぎ部11bに第2図の倒V字形の切り目2(長さQ=5
5m、両端の幅b=10m、隣接する切り目2の間隔m
=30■)を設けた実施例4について、成形に必要なつ
なぎ部11bの幅t(膿)を比較したところ、比較例2
の幅tは110Iであったのに対し、実施例4は110
1I1でよく、比較例の約9%に減少した。したがって
、クランプ部11cを除く原反幅(L+2t)は、比較
例4の1420mmに対し、実施例4が1220nys
、比較例4の約86%であり、実施例4は、可塑性板状
体1が比較例2に比べて約14%節約され、しかも製品
となる球部分11a、凸条11d。
の右上方にクランプ部11cがそれぞれ示されており、
中央には長さ方向の凸条lidおよび幅方向の凸条11
eがクロス状に形成されている。上記の球部分11aの
幅すなわち型幅りは1200mmであった。また、成形
後の凸条lid、lieの交差部の上面を通る二点鎖線
Pに沿って測定した上記球部分11aの両端8.8間の
長さは1420ma+であった。この場合は、つなぎ部
11bに切り目2や孔3を設けない比較例2およびつな
ぎ部11bに第2図の倒V字形の切り目2(長さQ=5
5m、両端の幅b=10m、隣接する切り目2の間隔m
=30■)を設けた実施例4について、成形に必要なつ
なぎ部11bの幅t(膿)を比較したところ、比較例2
の幅tは110Iであったのに対し、実施例4は110
1I1でよく、比較例の約9%に減少した。したがって
、クランプ部11cを除く原反幅(L+2t)は、比較
例4の1420mmに対し、実施例4が1220nys
、比較例4の約86%であり、実施例4は、可塑性板状
体1が比較例2に比べて約14%節約され、しかも製品
となる球部分11a、凸条11d。
lieの肉厚が増し、地透は等の欠点が解消して品質が
向上する。
向上する。
(発明の効果)
この発明は、可塑性板状体が成形に際してクランプされ
るクランプ部と型で成形されて製品となる型内部分との
間のつなぎ部分に任意形状の切り目または孔を設けるも
のであるから、このつなぎ部分の伸びが従来よりも増加
し、型内部分の伸びが従来よりも減少する。したがって
、つなぎ部分を従来よりも狭くすることができて歩留ま
りが向上し、製品となる型内部分の厚みが増し、特に可
塑性板状体の表面層がカーペットの場合には、地透けが
解消して品質が向上する。
るクランプ部と型で成形されて製品となる型内部分との
間のつなぎ部分に任意形状の切り目または孔を設けるも
のであるから、このつなぎ部分の伸びが従来よりも増加
し、型内部分の伸びが従来よりも減少する。したがって
、つなぎ部分を従来よりも狭くすることができて歩留ま
りが向上し、製品となる型内部分の厚みが増し、特に可
塑性板状体の表面層がカーペットの場合には、地透けが
解消して品質が向上する。
第1図はこの発明の実施態様を例示する斜視図、第2図
ないし第9図の(a)はそれぞれ形状または配列を異に
する切り目の平面図、(b)は上記切り目の変形により
生じた孔の平面図、第10図ないし第12図はそれぞれ
形状を異にする孔の平面図、第13図はクロス形切り目
の平面図、第14図は実施例1〜3の樋状体の断面図、
第15図は実施例4の自動車の内装用カーペットの斜視
図である。 1:可塑性板状体、2.14:切り目、3:孔。 特許出願人 杉原縫農工業株式会社 代理人 弁理士 吉 1)了 司 第5図 第8図 第9図 第10図 第11図第14図
ないし第9図の(a)はそれぞれ形状または配列を異に
する切り目の平面図、(b)は上記切り目の変形により
生じた孔の平面図、第10図ないし第12図はそれぞれ
形状を異にする孔の平面図、第13図はクロス形切り目
の平面図、第14図は実施例1〜3の樋状体の断面図、
第15図は実施例4の自動車の内装用カーペットの斜視
図である。 1:可塑性板状体、2.14:切り目、3:孔。 特許出願人 杉原縫農工業株式会社 代理人 弁理士 吉 1)了 司 第5図 第8図 第9図 第10図 第11図第14図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 〔1〕可塑性板状体を任意の手段で雄型または雌型に圧
接して賦形する可塑性板状体の成形方法において、上記
可塑性板状体の周縁および中央の不要部分のうち少なく
とも上記周縁のクランプ部内側に沿ってあらかじめ多数
の短い切り目または孔を断続的に設けることを特徴とす
る可塑性板状体の成形方法。 〔2〕可塑性板状体が可塑性合成樹脂シートおよび繊維
製カーペットの積層体である特許請求の範囲第1項記載
の可塑性板状体の成形方法。 〔3〕切り目または孔が千鳥配列の複数列に設けられる
特許請求の範囲第1項または第2項記載の可塑性板状体
の成形方法。 〔4〕切り目または孔の形状の異なるものが混合して設
けられる特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか
に記載の可塑性板状体の成形方法。 〔5〕切り目が可塑性板状体の周縁とほぼ平行な短い直
線状に形成される特許請求の範囲第1項ないし第4項の
いずれかに記載の可塑性板状体の成形方法。 〔6〕切り目が可塑性板状体の周縁とほぼ平行な倒V字
形もしくは倒U字形に形成される特許請求の範囲第1項
ないし第4項のいずれかに記載の可塑性板状体の成形方
法。 〔7〕切り目が可塑性板状体の周縁とほぼ平行な直線に
沿った波形状に形成される特許請求の範囲第1項または
第4項のいずれかに記載の可塑性板状体の成形方法。 〔8〕孔が可塑性板状体の周縁と平行な長孔である特許
請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載の可塑
性板状体の成形方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62296883A JPH01136719A (ja) | 1987-11-25 | 1987-11-25 | 可塑性板状体の成形方法 |
KR1019880011114A KR930010434B1 (ko) | 1987-11-25 | 1988-08-30 | 가소성 판상체의 성형방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62296883A JPH01136719A (ja) | 1987-11-25 | 1987-11-25 | 可塑性板状体の成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH01136719A true JPH01136719A (ja) | 1989-05-30 |
Family
ID=17839400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62296883A Pending JPH01136719A (ja) | 1987-11-25 | 1987-11-25 | 可塑性板状体の成形方法 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01136719A (ja) |
KR (1) | KR930010434B1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008037025A (ja) * | 2006-08-09 | 2008-02-21 | Calsonic Kansei Corp | 真空成形用樹脂シート |
JP2009119540A (ja) * | 2007-11-13 | 2009-06-04 | Sintokogio Ltd | スリット加工機構およびスリット加工方法 |
JP2017052197A (ja) * | 2015-09-10 | 2017-03-16 | トヨタ紡織株式会社 | 成形体の製造方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS49117560A (ja) * | 1973-03-14 | 1974-11-09 | ||
JPS5787313A (en) * | 1980-11-20 | 1982-05-31 | Kotobukiya Furonte Kk | Molding of automobile carpet and its mold |
JPS5915287A (ja) * | 1982-07-16 | 1984-01-26 | 株式会社ピーエフユー | 表示装置 |
JPS5945114A (ja) * | 1982-09-08 | 1984-03-13 | Hitachi Chem Co Ltd | 真空成形法 |
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1987
- 1987-11-25 JP JP62296883A patent/JPH01136719A/ja active Pending
-
1988
- 1988-08-30 KR KR1019880011114A patent/KR930010434B1/ko not_active IP Right Cessation
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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KR890007877A (ko) | 1989-07-06 |
KR930010434B1 (ko) | 1993-10-25 |
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