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JP7648366B2 - 収容什器 - Google Patents

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Description

本発明は、棚状の収容空間に物品を収納する空間を形成する収容什器に関する。
従来、オフィスや研究施設、病院、学校などの執務空間において使用される棚状の収納庫の収容空間に仕切り板を設け、物品収納のための容器を形成するものが知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
特開2004-49432号公報 特開平9-282932号公報
特許文献1及び特許文献2に記載された容器を事務作業に使用する書類や文房具等を収納するために適用しようとすると、開口部が狭く書類や物品の収納がし難くなるという課題がある。また、このような容器は、設置対象物に固定されておらず機密物を保管する際の物品の管理性に課題がある。
本発明は、収容空間において物品を収納自在にする共に、物品の管理性を向上することができる収納什器を提供することを目的とする。
本発明は、上側及び下側が閉塞されるとともに、前後方向前側に開口する収容空間を内部に有する什器本体と、前記収容空間の少なくとも一つに収容され、前記収容空間を左右方向に仕切って、前記収容空間の一部に物品を保管可能な物品保管空間を形成する物品収納ユニットと、を備え、前記物品収納ユニットは、内部に前記物品保管空間を形成する筐体と、前記筐体に設けられ、前記物品保管空間と外部との間を開閉可能に設けられた蓋部と、前記物品保管空間から前記筐体を前記什器本体に固定可能な固定部と、を備える収納什器である。
本発明によれば、物品収納ユニットによって収容空間を仕切り、物品保管空間内を形成することができる。物品収納ユニットは、収容空間の開口側から見て任意の位置に固定部によって固定できるため、使用者の利便性が向上する。
本発明の前記筐体は、前記物品保管空間の前記左右方向における両側を閉塞する一対の側板を有する箱状に形成されていてもよい。
本発明によれば、筐体の両側が閉塞されているため、収容空間の開口側から見て左右のいずれか一方の側に任意に固定された場合において、物品保管空間を確保することができる。
本発明の前記筐体は、前記収容空間を閉塞する上面に沿って配された頂板と、前記収容空間を閉塞する下面に沿って配置された底板とを有し、前記頂板と前記底板との間に前記前後方向の一方側に開口する開口部が形成され、前記蓋部は、前記開口部を閉塞していてもよい。
本発明によれば、蓋部が筐体に設けられていることにより、物品保管空間を閉塞でき、収容空間において物品を保管することができる。
本発明の前記筐体は、前記物品保管空間を上下方向に仕切る上部載置部を備えていてもよい。
本発明によれば、上部載置部が設けられていることにより、収容空間が下方に位置している場合に、使用者が使用頻度の高い物品を収納し易くなる。
本発明は、前記秘密保持空間を保持するように前記蓋部の閉状態を維持する錠前部を備えていてもよい。
本発明によれば、蓋部の閉状態を維持する錠前部が設けられていることにより、物品保管空間に機密物を収容できる。
本発明によれば、棚状の収容空間において物品を収納自在にする共に、物品の管理性を向上することができる。
本発明の実施形態に係る収納什器の構成を示す斜視図である。 物品収納ユニットの蓋部の開状態を示す前面方向の斜視図である。 物品収納ユニットの蓋部の開状態を示す背面方向の斜視図である。 物品収納ユニットにおける上部載置部の構成を示す斜視図である。 変形例に係る物品収納ユニットの構成を示す斜視図である。 変形例に係る物品収納ユニットの構成を示す断面斜視図である。 変形例に係る物品収納ユニットの構成を示す断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態に係る収納什器の構成について説明する。以下、棚の開口があり、収納対象物を出し入れする側を前側として説明する。
図1に示されるように、収納什器1は、複数の収容空間Sを内部に有する什器本体2と、収容空間Sに設けられた物品収納ユニット10とを備える。収容空間Sは、収納什器1の内部空間Wにおいて棚状に上下に複数設けられている。収容空間Sは1つでもよい。収容空間Sは、それぞれ上側及び下側が閉塞されるとともに、前後方向前側に開口している。什器本体2は、例えば、机の天板の下方の空間に設置される。什器本体2は、室内の壁に接して設けられるものであってもよい。
什器本体2は、書類等の収納対象物を収納及び整理するための整理棚である。什器本体2は、床面等の載置面に設置される底板3を備える。底板3は、矩形の板状に形成されている。底板3の短手の両側面から両側面から上方の直交方向に起立して一対の縦杆4,5が配置されている。一対の縦杆4,5は、矩形の板状に形成されている。
一対の縦杆4,5の上端には、底板3と対向して頂板6が配置されている。頂板6は、矩形の板状に形成されている。底板3、一対の縦杆4,5、頂板6によって内部空間Wが形成されている。内部空間Wにおける背面側の矩形の開口は、背面板7によって塞がれている。背面板7は、底板3、一対の縦杆4,5、頂板6によって形成された収容空間Sにおける背面側の端部に固定されるように矩形の板状に形成されている。
什器本体2の内部には、内部空間Wを水平方向に仕切る棚板8が設けられている。棚板8は、矩形の板状に形成されている。棚板8は、内部空間Wにおいて任意の高さに調整されて取り付けられる。棚板8は、例えば、短手の両側面が一対の縦杆4,5に支持されている。収容空間Sが1つである場合、棚板8は底板3であってもよい。
棚板8は、例えば、内部空間Wにおいて複数の収容空間Sを形成する。本実施形態においては、棚板8は、上部の収容空間Sを所定寸法(例えば、A4サイズ)の書類を収容する高さに調整されて固定されている。
収容空間Sにおいて前後方向前側に矩形の開口が形成されている。棚板8は、複数個設けられていてもよい。底板3、一対の縦杆4,5、頂板6、背面板7、棚板8は、例えば、金属板を折り曲げ加工して組み合わせて所定の厚みを有する板状に形成されている。これにより、底板3、一対の縦杆4,5、頂板6、背面板7、棚板8は、所定の曲げ剛性が確保されている。
収容空間Sには、物品収納ユニット10が固定されている。物品収納ユニット10は、例えば、収容空間Sにおいて開口方向から見て任意の位置に固定されている。物品収納ユニット10は、収容空間Sの少なくとも一つに収容され、収容空間Sを上下方向及び前後方向に交差する左右方向に仕切って、収容空間Sの一部に物品を保管可能な物品保管空間Bを形成する。物品収納ユニット10は、収容空間Sにおいて左右方向における左側或いは右側のいずれか一方の側に寄せて設置されてもよいし、左右方向における任意の位置に設置して仕切りとして用いられてもよい。
図2に示されるように、物品収納ユニット10は、内部に物品保管空間Bを形成する筐体11と、筐体11に設けられ、物品保管空間Bと自体の外部との間を開閉可能に設けられた蓋部20と、蓋部20に取り付けられて物品保管空間Bの内部に配置され、物品を収容する物品収納部Cと、物品保管空間Bから筐体11を什器本体2に固定可能な固定部30と、を備える。
筐体11は、複数の収容空間Sを開口方向から見て左右方向に仕切り、内部に物品保管空間Bを形成する。物品保管空間Bは、上下方向にA4サイズの収容物を収容可能に形成されている。筐体11は、複数の収容空間Sの開口方向から見て少なくとも両側面を閉塞して物品保管空間Bを形成する箱状に形成されている。
筐体11は、収容空間Sを閉塞する上面に沿って配された頂板15と、収容空間Sを閉塞する下面に沿って配置された底板12とを有する。筐体11は、頂板15と底板12との間に前後方向の一方側に開口する略矩形の開口部が形成されている。蓋部20は、開口部を閉塞している。底板12は、例えば、矩形の板状に形成されている。底板12は、短手方向の一辺が正面となるように棚板8に設置される。
底板12は、例えば、後述のように棚板8に固定するための固定部が設けられている。底板12の長手方向の両辺には、一対の側板13,14が上方の直交方向に起立して設けられている。一対の側板13,14は、矩形の板状に形成されている。一対の側板13,14の上端には、一対の側板13,14の上端を架設する頂板15が設けられている。頂板15は、例えば、什器本体2の頂板6の下面に接触するように、或いはわずかな間隔において離間するように配置される。頂板15は、矩形の板状に形成されている。頂板15には、什器本体2の開口方向から見て凹凸状にリブが形成されていてもよい。
筐体11の背面には、開口が形成されている。この開口は、筐体11が複数の収容空間Sに固定された状態において、背面板7に閉塞される。この開口は、板状体により閉塞されてもよい。上記構成により、筐体11の内部には、底板12、一対の側板13,14、頂板15、背面板7に囲まれて物品保管空間Bが形成される。筐体11において、物品保管空間Bの前面の開口側(複数の収容空間Sの開口側)には、開閉自在な蓋部20が設けられている。蓋部20は、例えば、複数の収容空間Sの開口の高さと略同一に形成されている。底板12、一対の側板13,14、頂板15、例えば、金属板を加工して板状に形成されている。蓋部20は、例えば、金属板を折り曲げ加工して組み合わせて所定の厚みを有する板状に形成されている。
底板12、一対の側板13,14、頂板15、蓋部20は、パンチングメタル、棒状体、メッシュ板を用いて物品保管空間Bが視認されるように形成されていてもよい。即ち、筐体11は、ルーバー状、メッシュ状に形成されていてもよい。また、筐体11は、透明、半透明の樹脂板を用いて物品保管空間Bが視認されるように形成されていてもよい。
蓋部20は、例えば、筐体11に対して複数の収容空間Sの開口から突出するように水平方向にスライド自在に開閉する。蓋部20の物品保管空間Bに面した裏面側には、例えば、筐体11の内部に収容される物品を収容する物品収納部Cを備える。物品収納部Cは、物品保管空間Bの上部に配置された上部載置部C1及び物品保管空間Bの下部に配置された下部載置部C2を備える。上部載置部C1は、物品保管空間Bを上下方向に仕切るように配置されている。上部載置部C1は、上部が開口した箱状(トレイ)に形成されている。
図3及び図4に示されるように、上部載置部C1は、蓋部20の裏面に片持ちにより支持されている。蓋部20の裏面には、上部載置部C1を固定するための複数の固定穴21が設けられている。蓋部20の裏面には、鉛直方向に配置された固定穴21群が蓋部20の鉛直方向に沿った一対の長辺側に近位して2列形成されている。固定穴21は、長手方向が鉛直方向に沿った矩形の貫通孔に形成されている。
上部載置部C1の前面には、固定穴21に係止するための一対のフック部Fが形成されている。フック部Fは、上部載置部C1の前面方向に突出して形成されている。フック部Fの基端には、下方に切欠きが形成されている。上記構成により、フック部Fを固定穴21に挿入し、上部載置部C1を下方に移動し、切欠きを蓋部20の裏面の板に係止すると、フック部Fと上部載置部C1の正面とが協働して上部載置部C1を蓋部20の裏面側に片持ちにより支持する。
フック部Fは、上部載置部C1に載置される物品の荷重により生じるモーメントに対抗する強度が確保されている。フック部Fを高さが異なる固定穴21に係止することにより、上部載置部C1の高さ方向における取り付け位置を変更することができる。
下部載置部C2は、上部が開口した箱状に形成されている。下部載置部C2の前面は、蓋部20の裏面側に固定されている。これにより、下部載置部C2は、蓋部20の裏面側に片持ちにより支持されている。上記構成により、蓋部20、上部載置部C1、下部載置部C2は、一体に形成されている。
上部載置部C1、下部載置部C2の蓋部20に対する固定方法は上記の限りでなく、蓋部20の裏面側に枠状のフレーム(不図示)を固定して、フレーム状に上部載置部C1、下部載置部C2を載置するようにしてもよい。下部載置部C2の下方には蓋部20、上部載置部C1、下部載置部C2を筐体11に対して移動自在に支持するレール部Rが設けられている。
レール部Rは、筐体11の前面側の開口から伸縮自在に形成された2段式のスライドレールである。レール部Rは、2段以上に伸縮自在に形成されていてもよい。レール部Rは、一対の側板13,14の物品保管空間B側に面した裏面側に設けられた一対のアウターレールR1と、アウターレールR1に対して移動するインナーレールR2とを備える。アウターレールR1は、例えば、水平方向に沿って取り付けられた長尺部材である。アウターレールR1は、例えば、C断面に形成された内溝を有する。
インナーレールR2は、アウターレールR1の内溝に沿って前後方向に摺動する移動部材である。インナーレールR2には、例えば、アウターレールR1の内溝を走行する1個以上の車輪が設けられていてもよい。インナーレールR2は、下部載置部C2の下方に固定されている。レール部Rにより、蓋部20、上部載置部C1、下部載置部C2は、筐体11に対して前面から突出するように移動自在に支持される。
レール部Rは、底板12と下部載置部C2の底面との間に敷設されていてもよい。即ち、レール部Rは、下部載置部C2を開口から水平方向に突出するように移動自在に支持するものであってもよい。
物品収納ユニット10は、複数の収容空間Sにおける所定位置に固定される。物品収納ユニット10は、例えば、複数の収容空間Sにおける開口から見て左側或いは右側のいずれか一方に固定される。物品収納ユニット10は、収容空間に固定するための固定部30を備える。
固定部30は、筐体11の内部から筐体11を什器本体2側に固定する固定具である。固定部30は、例えば、底板12に形成された少なくとも1つの貫通孔12Hと、貫通孔12Hと棚板8とを共締めする少なくとも1つのビスPと、棚板8に形成されたビス穴とを備える。棚板8には、貫通孔12Hの数、位置に対応して少なくとも1つのビス穴(不図示)が形成されている。ビス穴は、底板3に設けられていてもよい。図示された貫通孔12Hの位置は、一例であり、底板12において他の位置に形成されていてもよい。貫通孔は、底板12だけでなく、頂板15、一対の側板13,14に設けられていてもよい。この場合、物品収納ユニット10は、棚板8だけでなく、頂板6、縦杆4,5に固定されてもよい。
棚板8側に形成されたビス穴は、所定の位置に予め形成されている。ビス穴には、棚板8の内部側にナット(不図示)が固定されていてもよい。ビス穴は、使用者が使用時にドリル等を用いて形成してもよい。ビスPは、例えば、ネジやタッピングビスであり、ドライバーやレンチ等の工具を用いて取り付けられる。ビスPは、蝶ボルト、つまみネジ等の工具を必要としないビス、ネジが用いられてもよい。
蓋部20には物品保管空間Bを保持するように蓋部20の閉状態を維持する錠前部Kが設けられている(図1及び図2参照)。錠前部Kは、筐体11側の閉状態を維持するように設けられている。錠前部Kは、例えば、シリンダー錠(不図示)とシリンダー錠に設けられた係止部(不図示)とを備える。係止部は、シリンダー錠に鍵が挿入されて施錠方向に回転した際に連動して回転し、蓋部20の上部に設けられた開口22から上方に突出する。
係止部は、例えば、突出した状態において頂板15に設けられた被係止部(不図示)に引っ掛けられ、蓋部20の前方への移動を制限し、閉状態を維持する。係止部は、シリンダー錠に鍵が挿入されて開錠方向に回転した際に蓋部20の内部に収納され、被係止部との引っ掛かりが解除される。蓋部20は、錠前部Kの開錠によって前方方向へ移動自在となる。
錠前部Kが設けられていることにより、蓋部20を閉状態に保持して物品保管空間Bを閉塞し、利用者の機密品を保管する機密保管空間を形成することができる。錠前部Kが施錠状態である場合、蓋部20が閉状態となり、固定部30のビスPを取り外すことができず、物品収納ユニット10の持ち出しが制限される。
錠前部Kが開錠状態である場合、蓋部20が移動自在となり、固定部30のビスPを取り外すことができる。これにより、物品収納ユニット10は、複数の収容空間Sにおける一対の縦杆4,5のいずれか一方側、或いは複数の収容空間Sにおける任意の位置に自在に移動され、再びビスPによって棚板8に固定される。錠前部Kは、蓋部20の上部だけでなく、他の位置に固定されていてもよい。錠前部Kは、蓋部20だけでなく、筐体11側に設けられていてもよい。
上述したように、本発明によれば、筐体によって棚状の収容空間を仕切り、物品保管空間内を形成することができる。筐体は、収容空間の開口側から見て左右のいずれか一方の側に任意に固定部によって固定できるため、収納什器を移動した場合においても筐体の取り付け位置を変更でき、使用者の利便性が向上する。
本発明によれば、筐体の両側面が閉塞されているため、収容空間の開口側から見て左右のいずれか一方の側に任意に固定された場合において、物品保管空間を確保することができる。本発明によれば、蓋部が筐体に設けられていることにより、物品保管空間を閉塞でき、収容空間において物品を保管することができる。
本発明によれば、上部載置部が設けられていることにより、収容空間が下方に位置している場合に、使用者が使用頻度の高い物品を収納し易くなる。本発明によれば、蓋部の閉状態を維持する錠前部が設けられていることにより、物品保管空間に機密物を収容できる。
[変形例]
上記の物品収納ユニット10は、蓋部20が引き出し式に開閉自在に設けられていた。蓋部20の開閉方法は、これに限らず蝶番により開閉されるものであってもよい。以下の説明では、上記実施形態と同一の構成については同一の名称及び符号を用い、重複する説明は適宜省略する。
図5及び図6に示されるように、変形例に係る物品収納ユニット10Aは、筐体11と、筐体11に蝶番Tを介して開閉自在に取り付けられた蓋部20とを備える。蓋部20は、例えば、筐体11の前側の開口に対して開閉する。蝶番は、例えば、開口の下側に設けられている。蓋部20は、蝶番Tにより下辺を回転軸に筐体11に対して上開きに開閉する。蝶番Tは、例えば、ヒンジ構造を有する。蝶番Tは、可撓性を有する板状体により形成されていてもよい。
蓋部20の上部と筐体11の開口の上部側との間には、例えば、磁気吸着するマグネットキャッチ(不図示)やマグネットラッチ(不図示)が設けられている。筐体11の開口の上部側には、錠前部Kが設けられている。錠前部Kは、閉状態において、係止部K1が蓋部20の上端に形成された係止孔20Kに係止される。
蓋部20の開状態において、筐体11の開口から物品保管空間Bが開放される。物品保管空間Bには、上部載置部C3が設けられている。上部載置部C3は、例えば、物品保管空間B内において、蓋部20が開状態において物品保管空間Bの開口方向に引き出し自在に取り付けられている。上部載置部C3は、例えば、上面が開口したトレイ状に形成されている。上部載置部C3の開口の周囲には、水平方向に突出したフランジ部Gが延在して形成されている。フランジ部は、長手方向において延在して形成されている一対のフランジ部材G1を有する。
図7に示されるように、筐体11の側板13,14の物品保管空間B側には、例えば、一対のフランジ部材G1を支持するレール部R5が設けられている。レール部R5は、側板13,14の所定の高さ位置において水平方向に沿って延在して形成されている。フランジ部材G1は、レール部R5に載置されている。レール部R5は、フランジ部材を上下から挟持するように形成されていてもよい。蓋部20の開状態において、上部載置部C3を開口側に向かって水平方向に引き出すと、フランジ部材G1は、レール部R5上を移動する。これにより、上部載置部C3内に収納した物品を開口から取り出すことができる。
上述したように、変形例に係る物品収納ユニット10Aによれば、蓋部20が蝶番Tにより開閉自在に設けられているので、装置構成を簡略化することができる。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した変形例を適宜組み合わせ、または置換して構成してもよい。例えば、物品収納ユニット10は、什器本体2の部材を利用して、少なくとも側板13,14のうちのいずれか一方及び蓋部20を備えていればよく、物品保管空間Bを形成してもよい。
蓋部20は、引き出しにより水平方向に開閉するものだけでなく、蝶番により開閉するものであってもよい。この場合、蓋部20は、鉛直方向に沿った回転軸回りに左右開きのいずれかに開閉するものであってもよい。この場合、上部載置部C1、下部載置部C2は、筐体11に対して開状態の蓋部20の開口から水平方向に引き出し自在に取り付けられていてもよい。
物品収納ユニット10は、上部の収容空間Sだけでなく、上部の収容空間Sに比して下方の収容空間Sに固定されてもよい。蓋部20は、筐体11と一体に形成されていてもよい。この場合、筐体11及び蓋部20は、可撓性を有するように形成されていてもよく、蓋部20を開閉自在にしてもよい。
1…収納什器、2…什器本体、3…底板、4、5…縦杆、6…頂板、6A…把手、7…背面板、8…棚板、10、10A…物品収納ユニット、11…筐体、12…底板、12H…貫通孔、13、14…側板、15…頂板、20…蓋部、20K…係止孔、21…固定穴、22…開口、30…固定部、B…物品保管空間、C…物品収納部、C1、C3…上部載置部、C2…下部載置部、F…フック部、G…フランジ部、G1…フランジ部材、H…貫通孔、K…錠前部、K1…係止部、P…ビス、R…レール部、R1…アウターレール、R2…インナーレール、R5…レール部、S…収容空間、T…蝶番、W…内部空間

Claims (5)

  1. 上側及び下側が閉塞されるとともに、前後方向前側に開口する収容空間を内部に有する什器本体と、
    前記収容空間の少なくとも一つに収容され、前記収容空間を左右方向に仕切って、前記収容空間の一部に物品を保管可能な物品保管空間を形成する物品収納ユニットと、を備え、
    前記物品収納ユニットは、
    内部に前記物品保管空間を形成する筐体と、
    前記筐体に設けられ、前記物品保管空間と外部との間を開閉可能に設けられた蓋部と、
    前記物品保管空間から前記筐体を前記什器本体に取り付け又は取り外し可能な固定部と、を備え、
    前記収容空間の左右方向の寸法は、前記物品収納ユニットの左右方向の寸法よりも大きく、
    前記物品収納ユニットは、前記筐体を前記什器本体から取り外した状態において、同一の前記収容空間での左右方向の位置を移動可能であり、
    前記固定部は、前記収容空間での前記筐体の前記什器本体への取り付け位置を変更可能である、収納什器。
  2. 前記筐体は、前記物品保管空間の前記左右方向における両側を閉塞する一対の側板を有する箱状に形成されている、
    請求項1に記載の収納什器。
  3. 前記筐体は、前記収容空間を閉塞する上面に沿って配された頂板と、前記収容空間を閉塞する下面に沿って配置された底板とを有し、前記頂板と前記底板との間に前記前後方向の一方側に開口する開口部が形成され、
    前記蓋部は、前記開口部を閉塞している、
    請求項1又は2に記載の収納什器。
  4. 前記筐体は、前記物品保管空間を上下方向に仕切る上部載置部を備える、請求項1から3のうちいずれか1項に記載の収納什器。
  5. 前記蓋部の閉状態を維持して前記物品保管空間を保持する錠前部を備える、請求項1から4のうちいずれか1項に記載の収納什器。
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