JP7632148B2 - タイヤ - Google Patents
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Description
本開示は、タイヤに関する。
下記特許文献1には、ドライ操安性を確保しつつウェット操安性を向上するとされている空気入りタイヤが記載されている。前記空気入りタイヤは、第1ショルダー陸部からタイヤ赤道面を跨ぎ、第2陸部まで連続して延在すると共に前記第2陸部内で終端する連通ラグ溝と、前記連通ラグ溝の終端部を通り、前記第2陸部のタイヤ軸方向の外側に配された第2最外周方向主溝から離間する副溝とが備えられている。
近年、ウェット性能のさらなる向上が望まれている。一方で、操縦安定性能や耐偏摩耗性能の低下を抑制する必要もある。
本開示は、以上のような実状に鑑み案出なされたもので、操縦安定性能や耐偏摩耗性能の悪化を抑制しつつ、ウェット性能を高めることができるタイヤを提供することを主たる目的としている。
本開示は、トレッド部を有するタイヤであって、前記トレッド部は、ショルダー周方向溝とトレッド端とで区分されたショルダー陸部を備え、前記ショルダー陸部は、複数のショルダー横溝によって、複数のショルダーブロック要素に区分されており、前記複数のショルダー横溝のそれぞれは、トレッド端からタイヤ軸方向内側に延びる第1部分と、前記第1部分に対して傾斜する前記ショルダー周方向溝側の第2部分と、前記第1部分と前記第2部分とが連なる連通部とを含むことにより、前記ショルダーブロック要素のそれぞれは、前記連通部でブロック外側に凸となる凸コーナ部を含み、前記凸コーナ部のブロック側壁は、前記第1部分に沿って延びる第1側壁と、前記第2部分に沿って延びる第2側壁と、前記第1側壁、前記第2側壁及びブロック踏面に跨る三角形状の第3側壁とを含み、前記第3側壁は、前記ショルダー横溝の溝底よりもタイヤ半径方向の外側で終端する。
本開示のタイヤは、上記の構成を採用したことによって、操縦安定性能や耐偏摩耗性能の悪化を抑制しつつ、ウェット性能を高めることができる。
以下、本開示の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態のタイヤ1のトレッド部2の拡大平面図である。本実施形態のタイヤ1は、例えば、商用車や小型トラック用であって、冬用やオールシーズン用の空気入りタイヤに好適に用いられる。但し、本開示は、例えば、重荷重用や乗用車用等の空気入りタイヤや、圧縮空気が充填されない非空気式のタイヤに採用することができる。
図1は、本実施形態のタイヤ1のトレッド部2の拡大平面図である。本実施形態のタイヤ1は、例えば、商用車や小型トラック用であって、冬用やオールシーズン用の空気入りタイヤに好適に用いられる。但し、本開示は、例えば、重荷重用や乗用車用等の空気入りタイヤや、圧縮空気が充填されない非空気式のタイヤに採用することができる。
図1に示されるように、本実施形態のトレッド部2は、ショルダー周方向溝3とトレッド端Teとで区分されたショルダー陸部5を備えている。ショルダー陸部5は、旋回走行時に、相対的に大きな横力が作用する領域であり、操縦安定性、耐偏摩耗性、ウェット性能への影響が大きい陸部である。本開示は、このようなショルダー陸部5に注目して、前記性能を改善するものである。
トレッド端Teは、正規リム(図示せず)にリム組みされかつ正規内圧が充填され、しかも無負荷である正規状態のタイヤ1に、正規荷重を負荷してキャンバー角0°で平面に接地させたときの最もタイヤ軸方向外側の接地位置である。特に断りがない場合、タイヤ1の各部の寸法等は、前記正規状態で測定された値である。また、タイヤ軸方向の両側のトレッド端Te間のタイヤ軸方向の距離がトレッド幅TW(図4に示す)である。
前記「正規リム」は、タイヤ1が基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ1毎に定めているリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば"Measuring Rim" である。
前記「正規内圧」は、タイヤ1が基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ1毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば "最高空気圧" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" である。
前記「正規荷重」は、タイヤ1が基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ1毎に定めている荷重であり、JATMAであれば "最大負荷能力" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY" である。
ショルダー陸部5は、複数のショルダー横溝7が設けられている。これにより、本実施形態のショルダー陸部5は、複数のショルダーブロック要素5aに区分されている。
ショルダー横溝7のそれぞれは、トレッド端Teからタイヤ軸方向内側に延びる第1部分11と、第1部分11に対して傾斜するショルダー周方向溝3側の第2部分12と、第1部分11と第2部分12とが連なる連通部13とを含んでいる。このようなショルダー横溝7は、多方向のエッジ成分を提供するので、ウェット性能を向上する。本実施形態のショルダーブロック要素5aは、連通部13でブロック外側に凸となる凸コーナ部15を含んでいる。
図2は、図1のショルダー横溝7の近傍の拡大図である。図3は、凸コーナ部15の斜視図である。図2、3に示されるように、凸コーナ部15のブロック側壁8(後述する第1横側壁8a)は、第1側壁17と第2側壁18と第3側壁19とを含んでいる。第1側壁17は、第1部分11に沿って延びている。第2側壁18は、第2部分12に沿って延びている。第3側壁19は、第1側壁17、第2側壁18及びブロック踏面9に跨って三角形状をなしている。このような第3側壁19は、連通部13での溝容積を増加して、排水抵抗が大きい連通部13内の排水をスムーズにして、これらの排出作用を高める。したがって、ウェット性能が向上する。
第3側壁19は、ショルダー横溝7の溝底7sよりもタイヤ半径方向の外側で終端している。これにより、ショルダーブロック要素5aの剛性の低下が抑えられ、操縦安定性能や耐偏摩耗性能の悪化が抑制される。
図4は、トレッド部2の平面図である。図4に示されるように、本実施形態のトレッド部2には、2本のショルダー周方向溝3と、ショルダー周方向溝3、3間に配された1本のミドル周方向溝4とが設けられている。これにより、トレッド部2は、例えば、一対のショルダー陸部5と、各ショルダー周方向溝3とミドル周方向溝4との間で区分される一対のミドル陸部6とを含んでいる。なお、トレッド部2は、このような態様に限定されるものではなく、それぞれ2本のショルダー周方向溝とミドル周方向溝とによって、一対のショルダー陸部と、一対のミドル陸部と、2本のミドル周方向溝に区分されるクラウン陸部(図示省略)とを有しても良い。
ショルダー周方向溝3は、本実施形態では、タイヤ周方向に連続して延びている。ショルダー周方向溝3は、例えば、タイヤ周方向に沿って直線状で延びている。このようなショルダー周方向溝3は、排水性能を向上する。
ミドル周方向溝4は、本実施形態では、タイヤ周方向に連続して延びている。ミドル周方向溝4は、例えば、タイヤ周方向に沿って直線状で延びている。これにより、排水性能がさらに向上する。本実施形態のミドル周方向溝4は、タイヤ赤道C上に配されている。なお、ミドル周方向溝4及びショルダー周方向溝3は、このような態様に限定されるものではなく、それぞれ、ジグザグ状、波状に延びる態様を採用し得る。
ミドル周方向溝4の溝幅W2は、ショルダー周方向溝3の溝幅W1よりも大きいのが望ましい。これにより、排水され難いタイヤ赤道C側において、排水性を高く確保することができる。特に限定されるものではないが、ミドル周方向溝4の溝幅W2は、ショルダー周方向溝3の溝幅W1の1.05倍以上が望ましく、1.10以上がさらに望ましく、1.30倍以下が望ましく、1.25倍以下がさらに望ましい。ショルダー周方向溝3の溝幅W1は、例えば、トレッド幅TWの5.0%以上が望ましく、6.0%以上がさらに望ましく、11.0%以下が望ましく、10.0%以下がさらに望ましい。
図5は、ショルダー陸部5を含むトレッド部2の拡大平面図である。図5に示されるように、ブロック側壁8は、本実施形態では、各溝の溝壁を形成するようにタイヤ半径方向に延びる面で構成される。ブロック側壁8は、例えば、路面と接地するブロック踏面9に連なっている。
ブロック側壁8は、本実施形態では、凸コーナ部15を形成する第1横側壁8aと、第1横側壁8aと対向する第2横側壁8bと、ショルダー周方向溝3を形成する第1縦側壁8cとを含んでいる。第1横側壁8aと第2横側壁8bとでショルダー横溝7が形成される。第1横側壁8aは、第1側壁17、第2側壁18及び第3側壁19を含んでいる。
トレッド端Teのタイヤ軸方向の外側には、バットレス領域Bが設けられる。バットレス領域Bは、正規状態のタイヤ1に、正規荷重を負荷してキャンバー角0°で平面に接地させたときに非接地となる領域である。
ショルダー横溝7の第1部分11は、本実施形態では、直線状に延びている。このような第1部分11は、ショルダー陸部5の剛性を高く維持する。第1部分11は、例えば、ショルダー陸部5からトレッド端Teよりもタイヤ軸方向の外側、換言すると、バットレス領域Bに延びている。
第1部分11のタイヤ軸方向に対する角度α1は、20度以下であるのが望ましい。これにより、ウェット路面に対して大きなトラクションを発揮することができる。角度α1及び後述する角度α2は、ショルダー横溝7の溝中心線7cで特定される。第1部分11の角度α1は、本実施形態では、バットレス領域Bで0度である。
第2部分12は、例えば、トレッド平面視において、円弧状に延びている。このような第2部分12は、接地による荷重を分散できるので、ショルダー横溝7の変形を抑制して、溝容積を高く維持するのに役立つ。第2部分12は、タイヤ軸方向に対する角度α2が、タイヤ軸方向の外側に向かって連続して小さくなっている。
第2部分12は、ショルダー周方向溝3から延びている。換言すると、ショルダー横溝7は、ショルダー陸部5を横断している。このようなショルダー横溝7は、高い排水性を有し、ウェット性能を向上する。ショルダーブロック要素5aは、本実施形態では、タイヤ周方向に隣接するショルダー横溝7、7によって区分されるショルダーブロック5Rとして形成される。なお、ショルダー横溝7は、このような態様に限定されるものではなく、例えば、タイヤ軸方向の内端(図示省略)が、ショルダー陸部5内で終端しても良い。
第2部分12は、第1部分11よりもタイヤ軸方向に対して大きな角度で傾斜している。このような第2部分12は、ショルダー横溝7の長さ(溝容積)を大きくして、ショルダー陸部5の踏面(ブロック踏面9と同じ)と路面との間の水膜を効果的に排出することができる。
第2部分12とショルダー周方向溝3との間の角度θ1は、30度以上が望ましく、35度以上がさらに望ましく、50度以下が望ましく、45度以下がさらに望ましい。角度θ1が30度以上であるので、第2部分12と隣接するショルダー陸部5の剛性の低下が抑制される。また、第2部分12内の水がスムーズにショルダー周方向溝3に排出される。角度θ1が50度以下であるので、接地時のショルダー陸部5の変形が抑制されて、第2部分12の溝幅が確保される。これにより、ウェット性能が高められる。角度θ1は、本明細書では、第1縦側壁8cと、第1縦側壁8cからタイヤ軸方向の外側へ10mm離間した位置での第2横側壁8bとの間の角度である。
図6は、図4のA-A線断面図である。図5、図6に示されるように、第2部分12の溝底12sでの溝幅Waが、第2部分12の長さの全範囲に亘って一定であるのが望ましい。このような第2部分12は、ショルダー陸部5のタイヤ軸方向内側の部分の剛性をより高めて、操縦安定性能の低下を抑える。溝底12sでの溝幅Waは、本明細書では、ショルダー横溝7を形成する第1横側壁8aと第2横側壁8bとのタイヤ半径方向の内端間の距離である。前記内端は、ショルダー横溝7の外側へ凸となって曲率半径が最小となる円弧部8rに形成される。
図7は、ショルダー陸部5の近傍の平面図である。図7に示されるように、第1部分11の溝幅W3は、第2部分12の溝幅W4よりも大きいのが望ましい。これにより、ショルダー周方向溝3や第2部分12内の水をトレッド端Teの外側に容易に排出することができるので、ウェット性能が高められる。特に限定されるものではないが、第1部分11の溝幅W3は、3mm以上が望ましく、4mm以上がより望ましく、7mm以下が望ましく、6mm以下がより望ましい。第2部分12の溝幅W4は、2.0~3.0mmが望ましい。第1部分11の溝幅W3は、ショルダー陸部5内の溝幅である。
第1部分11の溝深さ(図示省略)は、第2部分12の溝深さd2(図6に示す)と等しいのが望ましい。
第1部分11の溝深さは、第2部分12の溝深さd2の90%以上が望ましく、95%以上がさらに望ましく、110%以下が望ましく、105%以下がさらに望ましい。第1部分11の溝深さは、ショルダー陸部での深さである。
第1部分11の溝深さは、第2部分12の溝深さd2の90%以上が望ましく、95%以上がさらに望ましく、110%以下が望ましく、105%以下がさらに望ましい。第1部分11の溝深さは、ショルダー陸部での深さである。
連通部13は、ショルダー陸部5のタイヤ軸方向の中間5cよりもタイヤ軸方向の外側に配されている。これにより、相対的に大きい角度α2を有する第2部分12の長さが確保されるので、タイヤ1の転動を利用した排水作用が効果的に発揮される。上述の作用をさらに好適に発揮させるために、連通部13とトレッド端Teとの間のタイヤ軸方向の距離Laは、3mm以上が望ましく、4mm以上がさらに望ましく、7mm以下が望ましく、6mm以下がさらに望ましい。距離Laは、より具体的には、後述する接続部29とトレッド端Teとの間のタイヤ軸方向の距離である。
図3に示されるように、第3側壁19は、本実施形態では、ブロック踏面9との境界である踏面側エッジ21と、第1側壁17との境界である第1エッジ22と、第2側壁18との境界である第2エッジ23とを含んでいる。第1エッジ22及び第2エッジ23のそれぞれは、第1エッジ22と第2エッジ23との接続部29に向かってタイヤ半径方向の内側へ傾斜している。接続部29は、本実施形態では、連通部13に含まれる。接続部29は、例えば、第1エッジ22と第2エッジ23との折れ曲がりを形成する。本実施形態の接続部29は、第1部分11と第2部分12とを区分する。
踏面側エッジ21は、第1エッジ22及び第2エッジ23よりも長く形成されている。このような踏面側エッジ21は、凸コーナ部15の剛性の低下をさらに抑える。
図2に示されるように、踏面側エッジ21の長さL1は、トレッド平面視での接続部29と踏面側エッジ21との間の最短長さL2よりも大きく形成されている。このような第3側壁19は、凸コーナ部15の剛性の低下を一層、抑える。
特に限定されるものではないが、踏面側エッジ21の長さL1は、ショルダー陸部5のタイヤ軸方向の幅Wsの25%が望ましく、30%以上がさらに望ましく、45%以下が望ましく、40%以下がさらに望ましい。また、最短長さL2は、3mm以上が望ましく、4mm以上がさらに望ましく、7mm以下が望ましく、6mm以下がさらに望ましい。
第3側壁19は、例えば、トレッド端Teに繋がっている。このような第3側壁19は、より大きな横力の作用するトレッド端Teでのショルダーブロック要素5aの剛性を高く維持して、耐偏摩耗性能を向上しつつ、排水性能も向上する。本実施形態では、踏面側エッジ21と第1エッジ22との接続部27が、トレッド端Te上に配されている。なお、接続部27は、このような位置に限定されるものではなく、例えば、トレッド端Teからタイヤ軸方向の内外にショルダー陸部5の幅Wsの5%以内の範囲に配されていればよい。
接続部29は、ブロック踏面9から、ショルダー横溝7の最大溝深さd(図3に示す)の30%~50%の範囲に位置するのが望ましい。これにより、ショルダー横溝7内の排水がスムーズになるとともに、ショルダー陸部5の剛性の低下を抑えることができるので、ウェット性能の向上を図りつつ、操縦安定性能や耐偏摩耗性能の悪化を抑制することができる。このような作用をより効果的に発揮させるために、接続部29は、ブロック踏面9から、最大溝深さdの35%~45%の範囲に位置するのが一層望ましい。
図7に示されるように、トレッド平面視において、第2横側壁8bは、ショルダー周方向溝3からトレッド端Teまで連続してブロック内側に凸の円弧状に形成されている。このような第2横側壁8bは、ショルダー陸部5の剛性の低下を抑制するとともに、ショルダー横溝7内の水の流れをスムーズにする。第2横側壁8bは、タイヤ軸方向に対する角度が、ショルダー周方向溝3からトレッド端Teまで連続して小さくなっている。
図8は、ショルダー陸部5の近傍の平面図である。図8に示されるように、ショルダー陸部5は、本実施形態では、ショルダー傾斜サイプ31、ショルダー縦サイプ32及びショルダー横サイプ33をさらに含んでいる。本明細書では、「サイプ」とは、幅が1.5mm未満の切込み状体を意味する。また、周方向溝、横溝及びラグ溝を含む「溝」は、本明細書では、溝幅が1.5mm以上の溝状体を意味する。
ショルダー傾斜サイプ31は、本実施形態では、ショルダー周方向溝3からタイヤ軸方向の外側に向かって延び、ショルダーブロック5R内で終端している。ショルダー傾斜サイプ31は、例えば、ショルダー横溝7の第2部分12と並行に延びている。このようなショルダー傾斜サイプ31は、ウェット性能を高める。
ショルダー縦サイプ32は、本実施形態では、ショルダー陸部5内をタイヤ周方向と並行に延びる主部34と、主部34の両端に繋がり、主部34からタイヤ周方向で遠ざかる向きに延びる一対の副部35、35とを含んで形成される。副部35は、本実施形態では、トレッド端Teを越えることなくショルダーブロック5R内で終端している。このようなショルダー縦サイプ32は、ショルダー陸部5のタイヤ周方向の剛性のみを低下させて、セルフアライニングトルクパワー(SATP)を小さくする。これにより、タイヤ全体の等価コーナリングパワー(等価CP)が高められて、操縦安定性能の悪化がより一層抑制される。なお、前記等価CPは、コーナリングパワーをSATPで除した値である。また、SATPは、走行中のタイヤ1に1度のスリップ角が与えられたときのセルフアライニングトルク(SAT)である。さらに、SATは、トレッド接地面のタイヤ周方向線上での制動力と駆動力との総和で示される。本明細書では、前記「タイヤ周方向と並行」とは、タイヤ周方向に対する角度が0度を含むことは勿論、前記角度が20度以下の態様を含むものとする。
ショルダー縦サイプ32のタイヤ周方向の長さL3は、タイヤ周方向に隣接するショルダー横溝7、7間のタイヤ周方向の距離L4の50%以上が望ましい。これにより、上述の作用が効果的に発揮される。より詳しくは、ショルダー縦サイプ32の長さL3は、ショルダー横溝7、7間の距離L4の55%以上が望ましく、60%以上がさらに望ましく、75%以下が望ましく、70%以下がさらに望ましい。これにより、ショルダー陸部5のタイヤ軸方向の剛性の低下が抑制されて、操縦安定性能がより十分に維持される。
また、ショルダー縦サイプ32とショルダー傾斜サイプ31との間のタイヤ軸方向の最短距離L5は、ショルダー陸部5の幅Wsの10%以上が望ましく、15%以上がさらに望ましく、30%以下が望ましく、25%以下がさらに望ましい。
ショルダー横サイプ33は、本実施形態では、ショルダー縦サイプ32からタイヤ軸方向の外側に向かって延びている。ショルダー横サイプ33は、例えば、ショルダー陸部5からトレッド端Teを越えてバットレス領域Bまで延びている。本実施形態のショルダー横サイプ33は、タイヤ軸方向に沿って延びている。ショルダー横サイプ33は、例えば、ショルダー縦サイプ32に2本繋がっている。ショルダー横サイプ33は、本実施形態では、ショルダー縦サイプ32の主部34と副部35との接続位置に繋がっている。ショルダー横サイプ33は、本実施形態では、ショルダー陸部5に形成される内側部分33Aと、バットレス領域Bに形成される外側部分33Bとからなる。内側部分33Aのタイヤ軸方向の長さL6は、外側部分33Bのタイヤ軸方向の長さL7よりも小さく形成されている。内側部分33Aの長さL6は、外側部分33Bの長さL7の15%以上が望ましく、20%以上がさらに望ましく、35%以下が望ましく、30%以下がさらに望ましい。
図9は、図4のミドル陸部6の平面図である。図9に示されるように、ミドル陸部6には、ミドルラグ溝40と、ミドル陸部6を横断する第1ミドルサイプ41と、一端がミドル陸部6内に終端する第2ミドルサイプ42とが設けられている。第1ミドルサイプ41及び第2ミドルサイプ42は、本実施形態では、タイヤ周方向に隣接するミドルラグ溝40、40間に、それぞれ1本ずつ設けられている。
ミドルラグ溝40は、本実施形態では、ショルダー周方向溝3からタイヤ軸方向内側に向かって延びて、ミドル陸部6内で終端している。ミドルラグ溝40は、例えば、タイヤ軸方向と並行に延びている。ミドルラグ溝40は、本実施形態では、ミドル陸部6のタイヤ軸方向の中間6cよりもタイヤ軸方向の外側で終端している。このようなミドルラグ溝40は、ミドル陸部6の剛性の過度の低下を抑制する。ミドルラグ溝40のタイヤ軸方向の長さL9は、ミドル陸部6のタイヤ軸方向の幅Wmの20%以上が望ましく、25%以上がより望ましく、40%以下が望ましく、35%以下がより望ましい。本明細書では、前記「タイヤ軸方向と並行」とは、タイヤ軸方向に対する角度が0度を含むことは勿論、前記角度が20度以下の態様を含むものとする。
ミドルラグ溝40の溝幅W6は、タイヤ軸方向の外側に向かって連続して小さくなっている。このようなミドルラグ溝40は、ショルダー周方向溝3へその溝内の水をスムーズに排出し得る。ミドルラグ溝40の溝幅W6の最大値は、ミドル陸部6の幅Wmの5%以上が望ましく、10%以上がより望ましく、25%以下が望ましく、20%以下がより望ましい。
第1ミドルサイプ41は、例えば、タイヤ軸方向と並行に延びる軸方向部41Aと、軸方向部41Aよりもタイヤ軸方向に対して大きく傾斜する傾斜部41Bとを含んでいる。軸方向部41Aは、ショルダー周方向溝3からタイヤ軸方向の内側に向かって延びている。軸方向部41Aは、本実施形態では、直線状に延びている。軸方向部41Aは、ショルダー周方向溝3からタイヤ軸方向の内側へミドル陸部6の中間6cを越えて延びている。傾斜部41Bは、軸方向部41Aに繋がっており、軸方向部41Aよりもタイヤ赤道C側に配されている。傾斜部41Bは、例えば、ミドル周方向溝4に繋がっている。傾斜部41Bは、本実施形態では、軸方向部41Aに繋がる円弧状部41dを含んでいる。円弧状部41dは、タイヤ周方向のいずれか一方(図9のミドル陸部6では、下側)に凸に形成されている。このような円弧状部41dは、ミドル陸部6の剛性の過度の低下を抑制する。
第2ミドルサイプ42は、本実施形態では、ショルダー周方向溝3からタイヤ軸方向の内側に向かって延びてミドル陸部6内で終端している。第2ミドルサイプ42は、例えば、タイヤ軸方向と並行に延びている。第2ミドルサイプ42は、本実施形態では、ミドル陸部6の中間6cよりもタイヤ赤道C側で終端している。
以上、本開示の一実施形態のタイヤが詳細に説明されたが、本開示は、上記の具体的な実施形態に限定されることなく、種々の態様に変更して実施され得る。
図4の基本パターンを有するタイヤが試作された。そして、各試供タイヤのウェット性能、操縦安定性能及び耐偏摩耗性能がテストされた。各試供タイヤの共通仕様やテスト方法は、以下の通りである。
<ウェット性能、操縦安定性能及び耐偏摩耗性能>
各試供タイヤが下記テスト車両に装着された。テストドライバーが、前記テスト車両をウェットアスファルト路面及び乾燥アスファルト路面のテストコースにて走行させたときのそれぞれの安定性や操作性に基づくウェット性能及び操縦安定性能を官能により評価した。また、乾燥アスファルト路面を走行したのち、テストドライバーがトレッド部の偏摩耗の発生状況を観察して、耐偏摩耗性能を官能により評価した。結果は、それぞれ、実施例1を100とする評点で示される。数値が、大きい程優れている。
タイヤサイズ:205/65R16
リム:16×6.5J
内圧(kPa):390(前輪)/420(後輪)
車両:排気量2000ccの商用車
テストの結果が表1に示される。
表1の「ショルダー横サイプの本数」は、1本のショルダー縦サイプに繋がっているショルダー横サイプの本数である。
各試供タイヤが下記テスト車両に装着された。テストドライバーが、前記テスト車両をウェットアスファルト路面及び乾燥アスファルト路面のテストコースにて走行させたときのそれぞれの安定性や操作性に基づくウェット性能及び操縦安定性能を官能により評価した。また、乾燥アスファルト路面を走行したのち、テストドライバーがトレッド部の偏摩耗の発生状況を観察して、耐偏摩耗性能を官能により評価した。結果は、それぞれ、実施例1を100とする評点で示される。数値が、大きい程優れている。
タイヤサイズ:205/65R16
リム:16×6.5J
内圧(kPa):390(前輪)/420(後輪)
車両:排気量2000ccの商用車
テストの結果が表1に示される。
表1の「ショルダー横サイプの本数」は、1本のショルダー縦サイプに繋がっているショルダー横サイプの本数である。
テストの結果、実施例のタイヤは、操縦安定性能及び耐偏摩耗性能の低下が抑えられていることが確認できた。また、実施例のタイヤは、優れたウェット性能を有している。
[付記]
本開示は以下の態様を含む。
本開示は以下の態様を含む。
[本開示1]
トレッド部を有するタイヤであって、
前記トレッド部は、ショルダー周方向溝とトレッド端とで区分されたショルダー陸部を備え、
前記ショルダー陸部は、複数のショルダー横溝によって、複数のショルダーブロック要素に区分されており、
前記複数のショルダー横溝のそれぞれは、トレッド端からタイヤ軸方向内側に延びる第1部分と、前記第1部分に対して傾斜する前記ショルダー周方向溝側の第2部分と、前記第1部分と前記第2部分とが連なる連通部とを含むことにより、前記ショルダーブロック要素のそれぞれは、前記連通部でブロック外側に凸となる凸コーナ部を含み、
前記凸コーナ部のブロック側壁は、前記第1部分に沿って延びる第1側壁と、前記第2部分に沿って延びる第2側壁と、前記第1側壁、前記第2側壁及びブロック踏面に跨る三角形状の第3側壁とを含み、
前記第3側壁は、前記ショルダー横溝の溝底よりもタイヤ半径方向の外側で終端する、
タイヤ。
[本開示2]
前記第3側壁は、前記ブロック踏面との境界である踏面側エッジと、前記第1側壁との境界である第1エッジと、前記第2側壁との境界である第2エッジとを含み、
前記踏面側エッジが、前記第1エッジ及び前記第2エッジよりも長い、本開示1に記載のタイヤ。
[本開示3]
前記第1エッジと前記第2エッジとの接続部は、前記ショルダー横溝の最大溝深さの30%~50%の範囲に位置する、本開示2に記載のタイヤ。
[本開示4]
前記踏面側エッジの長さは、トレッド平面視での前記接続部と前記踏面側エッジとの間の最短長さよりも大きい、本開示3に記載のタイヤ。
[本開示5]
前記最短長さは、3~7mmである、本開示4に記載のタイヤ。
[本開示6]
前記第2部分は、前記ショルダー周方向溝から延びている、本開示1ないし5のいずれかに記載のタイヤ。
[本開示7]
前記連通部は、前記ショルダー陸部のタイヤ軸方向の中間よりもタイヤ軸方向の外側に配されている、本開示1ないし6のいずれかに記載のタイヤ。
[本開示8]
前記第1部分の溝幅は、前記第2部分の溝幅よりも大きい、本開示1ないし7のいずれかに記載のタイヤ。
[本開示9]
前記第1部分のタイヤ軸方向に対する角度は、20度以下である、本開示1ないし8のいずれかに記載のタイヤ。
[本開示10]
前記ショルダー周方向溝と前記第2部分との間の角度は、30~50度である、本開示1ないし9のいずれかに記載のタイヤ。
[本開示11]
前記第3側壁は、トレッド端に繋がっている、本開示1ないし10のいずれかに記載のタイヤ。
[本開示12]
前記第1部分は、トレッド端よりもタイヤ軸方向の外側に延びている、本開示1ないし11のいずれかに記載のタイヤ。
トレッド部を有するタイヤであって、
前記トレッド部は、ショルダー周方向溝とトレッド端とで区分されたショルダー陸部を備え、
前記ショルダー陸部は、複数のショルダー横溝によって、複数のショルダーブロック要素に区分されており、
前記複数のショルダー横溝のそれぞれは、トレッド端からタイヤ軸方向内側に延びる第1部分と、前記第1部分に対して傾斜する前記ショルダー周方向溝側の第2部分と、前記第1部分と前記第2部分とが連なる連通部とを含むことにより、前記ショルダーブロック要素のそれぞれは、前記連通部でブロック外側に凸となる凸コーナ部を含み、
前記凸コーナ部のブロック側壁は、前記第1部分に沿って延びる第1側壁と、前記第2部分に沿って延びる第2側壁と、前記第1側壁、前記第2側壁及びブロック踏面に跨る三角形状の第3側壁とを含み、
前記第3側壁は、前記ショルダー横溝の溝底よりもタイヤ半径方向の外側で終端する、
タイヤ。
[本開示2]
前記第3側壁は、前記ブロック踏面との境界である踏面側エッジと、前記第1側壁との境界である第1エッジと、前記第2側壁との境界である第2エッジとを含み、
前記踏面側エッジが、前記第1エッジ及び前記第2エッジよりも長い、本開示1に記載のタイヤ。
[本開示3]
前記第1エッジと前記第2エッジとの接続部は、前記ショルダー横溝の最大溝深さの30%~50%の範囲に位置する、本開示2に記載のタイヤ。
[本開示4]
前記踏面側エッジの長さは、トレッド平面視での前記接続部と前記踏面側エッジとの間の最短長さよりも大きい、本開示3に記載のタイヤ。
[本開示5]
前記最短長さは、3~7mmである、本開示4に記載のタイヤ。
[本開示6]
前記第2部分は、前記ショルダー周方向溝から延びている、本開示1ないし5のいずれかに記載のタイヤ。
[本開示7]
前記連通部は、前記ショルダー陸部のタイヤ軸方向の中間よりもタイヤ軸方向の外側に配されている、本開示1ないし6のいずれかに記載のタイヤ。
[本開示8]
前記第1部分の溝幅は、前記第2部分の溝幅よりも大きい、本開示1ないし7のいずれかに記載のタイヤ。
[本開示9]
前記第1部分のタイヤ軸方向に対する角度は、20度以下である、本開示1ないし8のいずれかに記載のタイヤ。
[本開示10]
前記ショルダー周方向溝と前記第2部分との間の角度は、30~50度である、本開示1ないし9のいずれかに記載のタイヤ。
[本開示11]
前記第3側壁は、トレッド端に繋がっている、本開示1ないし10のいずれかに記載のタイヤ。
[本開示12]
前記第1部分は、トレッド端よりもタイヤ軸方向の外側に延びている、本開示1ないし11のいずれかに記載のタイヤ。
1 タイヤ
5 ショルダー陸部
5a ショルダーブロック要素
7 ショルダー横溝
7s 溝底
8 ブロック側壁
9 ブロック踏面
11 第1部分
12 第2部分
13 連通部
15 凸コーナ部
17 第1側壁
18 第2側壁
19 第3側壁
5 ショルダー陸部
5a ショルダーブロック要素
7 ショルダー横溝
7s 溝底
8 ブロック側壁
9 ブロック踏面
11 第1部分
12 第2部分
13 連通部
15 凸コーナ部
17 第1側壁
18 第2側壁
19 第3側壁
Claims (12)
- トレッド部を有するタイヤであって、
前記トレッド部は、ショルダー周方向溝とトレッド端とで区分されたショルダー陸部を備え、
前記ショルダー陸部は、複数のショルダー横溝によって、複数のショルダーブロック要素に区分されており、
前記複数のショルダー横溝のそれぞれは、トレッド端からタイヤ軸方向内側に延びる第1部分と、前記第1部分に対して傾斜する前記ショルダー周方向溝側の第2部分と、前記第1部分と前記第2部分とが連なる連通部とを含むことにより、前記ショルダーブロック要素のそれぞれは、前記連通部でブロック外側に凸となる凸コーナ部を含み、
前記凸コーナ部のブロック側壁は、前記第1部分に沿って延びる第1側壁と、前記第2部分に沿って延びる第2側壁と、前記第1側壁、前記第2側壁及びブロック踏面に跨る三角形状の第3側壁とを含み、
前記第3側壁は、前記ショルダー横溝の溝底よりもタイヤ半径方向の外側で終端する、
タイヤ。 - 前記第3側壁は、前記ブロック踏面との境界である踏面側エッジと、前記第1側壁との境界である第1エッジと、前記第2側壁との境界である第2エッジとを含み、
前記踏面側エッジが、前記第1エッジ及び前記第2エッジよりも長い、請求項1に記載のタイヤ。 - 前記第1エッジと前記第2エッジとの接続部は、前記ショルダー横溝の最大溝深さの30%~50%の範囲に位置する、請求項2に記載のタイヤ。
- 前記踏面側エッジの長さは、トレッド平面視での前記接続部と前記踏面側エッジとの間の最短長さよりも大きい、請求項3に記載のタイヤ。
- 前記最短長さは、3~7mmである、請求項4に記載のタイヤ。
- 前記第2部分は、前記ショルダー周方向溝から延びている、請求項1ないし5のいずれか1項に記載のタイヤ。
- 前記連通部は、前記ショルダー陸部のタイヤ軸方向の中間よりもタイヤ軸方向の外側に配されている、請求項1ないし6のいずれか1項に記載のタイヤ。
- 前記第1部分の溝幅は、前記第2部分の溝幅よりも大きい、請求項1ないし7のいずれか1項に記載のタイヤ。
- 前記第1部分のタイヤ軸方向に対する角度は、20度以下である、請求項1ないし8のいずれか1項に記載のタイヤ。
- 前記ショルダー周方向溝と前記第2部分との間の角度は、30~50度である、請求項1ないし9のいずれか1項に記載のタイヤ。
- 前記第3側壁は、トレッド端に繋がっている、請求項1ないし10のいずれか1項に記載のタイヤ。
- 前記第1部分は、トレッド端よりもタイヤ軸方向の外側に延びている、請求項1ないし11のいずれか1項に記載のタイヤ。
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WO2016008615A1 (de) | 2014-07-14 | 2016-01-21 | Continental Reifen Deutschland Gmbh | Fahrzeugluftreifen |
JP7149114B2 (ja) | 2018-06-21 | 2022-10-06 | ローム株式会社 | アクチュエータおよびカメラモジュール |
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JP2006321253A (ja) | 2005-05-17 | 2006-11-30 | Bridgestone Corp | 重荷重用空気入りタイヤ |
WO2016008615A1 (de) | 2014-07-14 | 2016-01-21 | Continental Reifen Deutschland Gmbh | Fahrzeugluftreifen |
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