JP7628724B2 - スロットマシン - Google Patents
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Description
AT機において、通常状態での吸込性能を高める手法として、遊技者に、特定の停止操作順(例えば、左→中→右の順押し)での遊技を強制すべく、特定の停止操作順以外で遊技が行われた場合にペナルティを課すペナルティ仕様が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ペナルティ仕様のAT機の前記内部抽選処理では、正解操作順が特定の停止操作順以外に設定された押し順小役(以下、押し順小役Aという)の当選確率が、正解操作順が前記特定の停止操作順に設定された押し順小役(以下、押し順小役Bという)の当選確率よりも高く設定される。通常状態中に遊技者は、ペナルティを課されることがないよう、前記特定の停止操作順にて遊技を進めることになるが、相対的に当選確率の高い押し順小役Bに当選したゲームで、前記特定の停止操作順で遊技を行った場合は、配当の大きな正解小役が入賞することはないため、結果として、通常状態の出玉を低く抑えることができる。
前記ゲーム開始操作に応じて、それぞれの外周面に複数種類の図柄が配された複数のリール(R1、R2、R3)を回転始動させるリール始動手段と、
前記複数のリール(R1、R2、R3)の回転始動の後、前記抽選手段による抽選の結果および前記複数のリール(R1、R2、R3)に対する停止指示操作に基づいて、当該停止指示操作に対応するリール(R1、R2、R3)を所定の最大引込範囲内で停止させる制御を行うリール制御手段と、
前記抽選手段による抽選の結果、ボーナス役(RB役)に当選し、該ボーナス役(RB役)が未だ入賞していないボーナス内部状態(RT1)での前記ボーナス役(RB役)の入賞に応じて、ボーナスゲーム(RT2)を開始するボーナスゲーム開始手段と、を備えている。
前記ボーナス内部状態(RT1)中の前記抽選手段による抽選の結果が、複数種類の前記指示対象当選態様(押し順ベルG2~G7)の何れかとなった指示対象ゲームにおいて、当選役として決定された複数種類の小役のうち、配当が最大の小役の入賞に必要な前記複数のリール(R1、R2、R3)に対する停止指示操作順たる正解操作順を指示する指示手段と、
前記指示手段を作動させない非作動ゲームにおいて、前記複数のリール(R1、R2、R3)に対する停止指示操作順が特定の操作順(左1st)でなかった場合に、該特定の操作順(左1st)であった場合に比べて、遊技者に不利な制御を実行するペナルティ手段と、を備え、
前記ボーナス内部状態(RT1)中の前記抽選手段による抽選において、複数種類の指示対象当選態様(押し順G2~G7)のうち、正解操作順が前記特定の操作順(左1st)に設定された第1の指示対象当選態様(押し順ベルG2~G3)の当選確率が、正解操作順が前記特定の操作順(左1st)以外に設定された第2の指示対象当選態様(押し順ベルG4~G7)の当選確率よりも小さく設定され、
前記ボーナス内部状態(RT1)中の規定数を3、前記ボーナスゲーム(RT2)中の規定数を2とする規定数設定手段と、
規定数設定手段により規定数が2に設定されている場合に、前記抽選手段の抽選対象たる全ての小役の配当を2または1の何れかに変更する小役配当変更手段と、を備え、
前記ボーナスゲーム(RT2)中に、前記抽選手段は、各小役の当選確率が前記ボーナス内部状態中(RT1)の当選確率以上となり、且つ、少なくとも何れか1の小役が必ず当選するような抽選を行うことを特徴としている。
図1は、本発明の実施形態に係るスロットマシン1の斜視図である。
スロットマシン1は、前面が開放された箱型の本体2と、本体2の前面を開閉可能に設けられた前扉3とを備えている。
本体2内には、上下方向の中央部より少し上方の位置に、左リールR1、中リールR2、および右リールR3が左右に並べて配置されている。左リールR1、中リールR2、および右リールR3はそれぞれ、ドラム状のリール枠の周面にリール帯を巻着した構成を有しており、リール枠の中心で左右方向に延びる軸を中心に回転可能に設けられている。各リール帯には、21個の図柄が周方向に並べて配列されている。
表示部5は、左リールR1、中リールR2、および右リールR3と対向する位置に設けられている。表示部5の中央部には、左リールR1、中リールR2、および右リールR3の周面の一部を視認可能にするためのリール窓8が設けられている。左リールR1、中リールR2、および右リールR3の回転中は、リール窓8内に、左リールR1、中リールR2、および右リールR3の図柄が次々に現れる(図柄の変動表示)。左リールR1、中リールR2、および右リールR3が停止すると、リール窓8内に、左リールR1、中リールR2、および右リールR3のそれぞれ3個の図柄、合計9個の図柄が表示される(図柄の停止表示)。
兼用表示器23aは、ドット付きの2桁の7セグメント表示器で構成しており、兼用表示器23aの2桁の7セグメント部分は、クレジット数表示器CRと指示モニタNMとで兼用している。また、兼用表示器23aのドット部分は、有利区間ランプYLとして利用している。
有利区間ランプYLは、指示モニタNMに初回の識別情報を表示するまでは消灯状態、初回の識別情報の表示以降は後述する有利状態が終了するまで点灯状態とされる。
左ストップボタン15L→右ストップボタン15R→中ストップボタン15Cの順で各ストップボタンを操作することを「左→右→中」という。
中ストップボタン15C→右ストップボタン15R→左ストップボタン15Lの順で各ストップボタンを操作することを「中→右→左」という。
中ストップボタン15C→左ストップボタン15L→右ストップボタン15Rの順で各ストップボタンを操作することを「中→左→右」という。
右ストップボタン15R→左ストップボタン15L→中ストップボタン15Cの順で各ストップボタンを操作することを「右→左→中」という。
右ストップボタン15R→中ストップボタン15C→左ストップボタン15Lの順で各ストップボタンを操作することを「右→中→左」という。
<2-1.遊技機の電気的構成(主制御装置)>
図3は、スロットマシン1の電気的構成を示すブロック図である。
図示は省略するが、入出力ポート104には、本体2内に設けられ、設定値の選択(変更)時に操作する設定変更スイッチ及び設定変更ボタンが接続されている。設定変更スイッチは、設定キーを差し込んで時計回りに回転させることでオンとなるキースイッチ、設定変更ボタンはプッシュボタンにより構成している。
演出サブ制御装置100bには、CPU200、ROM201、RAM202、信号入力回路203、駆動回路204および乱数生成回路205が備えられている。
図4は、左リールR1、中リールR2および右リールR3の各周面(リール帯)に描かれている図柄の配列を示す図である。
以下、リール窓8内の上段に横一列に整列する3つの図柄停止位置PL1,PC1,PR1を結ぶラインを上段ラインL1、中段に横一列に整列する3つの図柄停止位置PL2,PC2,PR2を結ぶラインを中段ラインL2、下段に横一列に整列する3つの図柄停止位置PL3,PC3,PR3を結ぶラインを下段ラインL3、右下がりの斜めライン上に整列する3つの図柄停止位置PL1,PC2,PR3を結ぶラインを右下がりラインL4、右上がりの斜めライン上に整列する3つの図柄停止位置PL3,PC2,PR1を結ぶラインを右上がりラインL5という。
図6は、スロットマシン1における、前記内部抽選での抽選仕様が異なる遊技状態(以下、RT状態という)の遷移を示す図である。
図6に示す通り、スロットマシン1には、ボーナス非内部中RT0、ボーナス内部中RT1、及びボーナスゲームRT2の3種類のRT状態を搭載している。ボーナス非内部中RT0での内部抽選の結果、ボーナス役に当選すると、当該ボーナス役が入賞するまで、ボーナス内部中RT1へ移行する。ボーナス内部中RT1にてボーナス役が入賞すると、ボーナスゲームRT2を開始し、ボーナスゲームRT2の終了後は、ボーナス非内部中RT0へ移行する。
なお、スロットマシン1では、ボーナス非内部中RT0及びボーナス内部中RT1での規定数は3枚、ボーナスゲームRT2での規定数は2枚に設定している。
図7に示す如く、スロットマシン1では、ボーナス役としてRB役、小役としてベル1~ベル4、不正解ベル1~不正解ベル10、チェリー1~チェリー5、及びスイカの20通り、リプレイ役としてリプレイ1~リプレイ4の4通り、合計25通りの役を設定している。
RB役は、当然ながら、規定数が3枚のボーナス非内部中RT0でのみ内部抽選での抽選対象役とされ、ボーナス内部中RT1及び規定数が2枚のボーナスゲームRT2は、内部抽選での抽選対象役としない。
ベル1役の入賞図柄組合せは、有効ラインNL上に、「ベル」図柄が並ぶ図柄組合せに設定している。
ベル2役の入賞図柄組合せは、有効ラインNL上に、左リールR1及び中リールR2については「ベル」、右リールR3については「リプレイ」図柄がそれぞれ並ぶ図柄組合せに設定している。
ベル3役の入賞図柄組合せは、有効ラインNL上に、左リールR1及び右リールR3については「リプレイ」、中リールR2については「ベル」図柄がそれぞれ並ぶ図柄組合せに設定している。
ベル4役の入賞図柄組合せは、有効ラインNL上に、左リールR1については「チェリー」、中リールR2については「ベル」図柄がそれぞれ並べば、右リールR3については、何れの図柄が停止しても入賞となる図柄組合せに設定している。図中のANYの記載は、何れの図柄でもよい旨を示している。
ベル1~4役の入賞に対する配当はそれぞれ、規定数によって異なるように設定しており、規定数が2枚のときは1枚、規定数が3枚のときは10枚に設定している。
不正解ベル2役の入賞図柄組合せは、有効ラインNL上に、左リールR1については「ベル」、中リールR2については「スイカ」、右リールR3については「リプレイ」図柄がそれぞれ並ぶ図柄組合せに設定している。
不正解ベル3役の入賞図柄組合せは、有効ラインNL上に、左リールR1については「リプレイ」、中リールR2については「チェリー」、右リールR3については「スイカ」図柄がそれぞれ並ぶ図柄組合せに設定している。
不正解ベル4役の入賞図柄組合せは、有効ラインNL上に、左リールR1については「リプレイ」、中リールR2については「スイカ」、右リールR3については「スイカ」図柄がそれぞれ並ぶ図柄組合せに設定している。
不正解ベル5役の入賞図柄組合せは、有効ラインNL上に、左リールR1については「青7」、中リールR2については「チェリー」、右リールR3については「スイカ」図柄がそれぞれ並ぶ図柄組合せに設定している。
不正解ベル6役の入賞図柄組合せは、有効ラインNL上に、左リールR1については「青7」、中リールR2については「スイカ」、右リールR3については「スイカ」図柄がそれぞれ並ぶ図柄組合せに設定している。
不正解ベル7役の入賞図柄組合せは、有効ラインNL上に、左リールR1については「ブランク」、中リールR2については「青7」、右リールR3については「スイカ」図柄がそれぞれ並ぶ図柄組合せに設定している。
不正解ベル8役の入賞図柄組合せは、有効ラインNL上に、左リールR1については「ブランク」、中リールR2については「月」、右リールR3については「スイカ」図柄がそれぞれ並ぶ図柄組合せに設定している。
不正解ベル9役の入賞図柄組合せは、有効ラインNL上に、左リールR1については「ブランク」、中リールR2については「黒バー」、右リールR3については「スイカ」図柄がそれぞれ並ぶ図柄組合せに設定している。
不正解ベル10役の入賞図柄組合せは、有効ラインNL上に、左リールR1については「ブランク」、中リールR2については「白7」、右リールR3については「スイカ」図柄がそれぞれ並ぶ図柄組合せに設定している。
不正解ベル1~10役の入賞に対する配当はそれぞれ、規定数が2枚及び3枚の何れの場合でも1枚に設定している。
チェリー2役の入賞図柄組合せは、有効ラインNL上に、左リールR1については「チェリー」、中リールR2については「スイカ」、右リールR3については「スイカ」図柄がそれぞれ並ぶ図柄組合せに設定している。
チェリー3役の入賞図柄組合せは、有効ラインNL上に、左リールR1については「黒バー」、中リールR2については「チェリー」、右リールR3については「スイカ」図柄がそれぞれ並ぶ図柄組合せに設定している。
チェリー4役の入賞図柄組合せは、有効ラインNL上に、左リールR1については「黒バー」、中リールR2については「スイカ」、右リールR3については「スイカ」図柄がそれぞれ並ぶ図柄組合せに設定している。
チェリー5役の入賞図柄組合せは、有効ラインNL上に、左リールR1については「黒バー」、中リールR2については「リプレイ」、右リールR3については何れの図柄でもよい図柄組合せに設定している。
チェリー1~5役の入賞に対する配当はそれぞれ、規定数が2枚及び3枚の何れの場合でも1枚に設定している。
リプレイ1役の入賞図柄組合せは、有効ラインNL上に、「リプレイ」図柄が並ぶ図柄組合せに設定している。
リプレイ2役の入賞図柄組合せは、有効ラインNL上に、左リールR1については「青7」、中リールR2については「リプレイ」、右リールR3については「リプレイ」図柄がそれぞれ並ぶ図柄組合せに設定している。
リプレイ3役の入賞図柄組合せは、有効ラインNL上に、左リールR1については「白7」、中リールR2については「リプレイ」、右リールR3については「ベル」図柄がそれぞれ並ぶ図柄組合せに設定している。
リプレイ4役の入賞図柄組合せは、有効ラインNL上に、左リールR1については「白7」、中リールR2については「リプレイ」、右リールR3については「青7」図柄がそれぞれ並ぶ図柄組合せに設定している。
リプレイ1~4役は、規定数が3枚のボーナス非内部中RT0及びボーナス内部中RT1でのみ、内部抽選での抽選対象役とされ、ボーナスゲームRT2では内部抽選での抽選対象役としない。
押し順ベル抽選区分G2~G7の何れかに当選したゲームでは、停止操作順が、正解操作順と合致した場合には、停止操作タイミングにかかわらず配当が10枚のベル1~4役の何れかが入賞するが、正解操作順と合致しなかった場合には、ベル1~4役の何れも入賞することはなく、停止操作タイミングによって、配当が1枚の不正解ベル1~10役の何れかが入賞するか、入賞を取りこぼす。
押し順ベル抽選区分G3は、ベル3~4役と、不正解ベル1~7役とが重複当選する抽選区分で、正解操作順は、左→右→中の順に設定している。
押し順ベル抽選区分G4は、ベル1役と、不正解ベル1~6役と、不正解ベル8役とが重複当選する抽選区分で、正解操作順は、中→左→右の順に設定している。
押し順ベル抽選区分G5は、ベル2役と、不正解ベル1~6役と、不正解ベル9役とが重複当選する抽選区分で、正解操作順は、中→右→左の順に設定している。
押し順ベル抽選区分G6は、ベル3役と、不正解ベル1~6役と、不正解ベル10役とが重複当選する抽選区分で、正解操作順は、右→中→左の順に設定している。
押し順ベル抽選区分G7は、ベル4役と、不正解ベル1~9役とが重複当選する抽選区分で、正解操作順は、右→左→中の順に設定している。
レア小役抽選区分G9は、スイカ役が単独当選する抽選区分である。レア小役抽選区分G9に当選したゲームでは、停止操作タイミングによって、配当が4枚のスイカ役が入賞するか、入賞を取りこぼす。
なお、図9及び図10は、各抽選区分の当選範囲に相当する抽選値を設定値毎に示している。なお、内部抽選処理での乱数値の範囲は0~65535のため、設定値毎の各抽選区分の当選確率は、抽選値/65536により算出できる。
ボーナス抽選区分G1の抽選値は、設定値にかかわらず16384、その当選確率は1/4に設定している。上述の通り、ボーナス非内部中RT0に、ボーナス抽選区分G1に当選すると、ボーナス内部中RT1へ移行するが、ボーナス内部中RT1に移行後は、内部抽選の対象役からRB役を除外するため、ボーナス内部中RT1において、ボーナス抽選区分G1に当選した場合は、リプレイ1~4役の重複当選となる。
押し順ベル抽選区分G4~G7の抽選値はそれぞれ、設定値にかかわらず8000、その当選確率は約1/8.19に設定している。
レア小役抽選区分G8の抽選値は、設定値が1の場合は1600、設定値が2の場合は1660、設定値が3の場合は1768、設定値が4の場合は1884、設定値が5の場合は1960、設定値が6の場合は2048にそれぞれ設定している。
レア小役抽選区分G9の抽選値は、設定値が1の場合は546、設定値が2の場合は565、設定値が3の場合は585、設定値が4の場合は607、設定値が5の場合は630、設定値が6の場合は655にそれぞれ設定している。
リプレイ抽選区分G10の抽選値は、設定値が1の場合は7006、設定値が2の場合は6927、設定値が3の場合は6799、設定値が4の場合は6661、設定値が5の場合は6562、設定値が6の場合は6449にそれぞれ設定している。
なお、ボーナス非内部中RT0及びボーナス内部中RT1中の内部抽選の結果、抽選区分G1~G10の何れにも当選しない所謂ハズレとなることはなく、必ず抽選区分G1~G10の何れかに当選するように構成している。
ボーナスゲームRT2での内部抽選では、全小役重複抽選区分G11のみを抽選対象としており、抽選値は、設定値にかかわらず65536、その当選確率は1/1に設定している。上述の通り、ボーナスゲームRT2、即ちRBゲームにて全小役重複抽選区分G11に当選したゲームでは、停止操作順及びタイミングにかかわらず、ベル1~4役、不正解ベル1~10役、チェリー1~5役及びスイカ役の何れかが入賞するが、上述の通り、RBゲームでの規定数は2枚、規定数2枚の場合は全ての小役の配当を1枚に設定しているので、入賞に対する配当は1枚である。また、上述の通り、RBゲームは、RBゲーム中に払い出されたメダル枚数が8枚を超えたゲームで終了する。従い、RBゲームは、2枚のメダル投入に対して1枚の配当が得られるというゲームを、9ゲーム繰り返して終了し、結果、RBゲーム終了時はRBゲーム開始時に比べて9枚メダルが減ることになる。従い、RBゲームはメダルが減るボーナス、即ち、スロットマシン1は、所謂減るボ仕様を採用している。
従い、上記の前提2から、シミュレーション試験におけるメダル増加期間は、ボーナス非内部中RT0になるが、上述の通り、平均4ゲームという極めて短い期間で終了し、1ゲームあたりのメダル純増枚数も約4.2枚に設定している(図8及び図9から算出できる)ため、シミュレーション試験で型式試験不適合になることはないように設計している。
本スロットマシン1は、図9に示す如く、押し順ベルG2~G7の当選確率に偏りのあるペナルティ仕様を採用しており、従来の減るボ手法を用いた場合、RBゲームにおける前記正解小役抽選区分の抽選値は、最低でも、通常時の押し順ベルG2~G7の抽選値のうち、最も高い抽選値である8000よりも大きくする必要がある。
従い、ペナルティ仕様のスロットマシンに、従来の減るボ手法を適用した場合、通常時のペナルティ対象押し順小役の当選確率の高さに起因して、ボーナス中の正解小役抽選区分の当選確率も高くせざるを得ず、結果として、ボーナス中に所望の吸込み性能を得られなくなってしまうことがある。
次に、スロットマシン1での遊技の詳細について説明する。
図11は、スロットマシン1における、指示機能に係る遊技状態遷移を示す図である。
非有利状態中においては、有利区間ランプYLは消灯状態とされ、内部抽選処理の結果に応じて有利状態移行抽選を実行し、該有利状態移行抽選に当選すると有利状態に移行する。
そして、第1有利状態にて、AT状態移行抽選に当選するか、当該AT状態移行抽選に当選することなく、実行ゲーム数が天井ゲーム数に到達すると、AT状態へ移行する。有利区間ランプYLは、AT状態への移行とともに、消灯状態から点灯状態とされる。
そして、AT状態が終了すると、非有利状態へ転落し、これとともに有利区間ランプYLも、点灯状態から消灯状態とされる。
従い、AT状態は、AT状態を継続可能な権利、具体的には、残りゲーム数や残りセットストック数を消費し尽くしたこと、及びリミッタ機能の作動の何れかによって、終了する。
図6を参照して説明したように、スロットマシン1のRT状態は、RT0~RT3のうちの何れかとなるが、このうち、ボーナス非内部中RT0は、設定変更後のRT状態である。設定変更時には、指示機能に係る遊技状態も非有利状態とされる。また、ボーナス非内部中RT0では、上述の有利状態移行抽選を行わないこととしている。
従って、ボーナス非内部中RT0に滞在中に、有利状態に移行することはなく、ボーナス非内部中RT0滞在中は、非有利状態とされる。
図12は、スロットマシン1の非有利状態中の処理の流れを示すフローチャートである。
非有利状態中には、まず、ステップS1201にて内部抽選処理を実行し、ステップS1202にて、左→中→右または左→右→中の順番(まとめて以下、左1stという)にて停止操作が行われたかを判断する。ステップS1202にてイエスと判断した場合には、ステップS1203にて有利状態移行抽選処理を実行する。次のステップS1204では、ステップS1203の有利状態移行抽選処理にて当選したか否かを判断し、イエスと判断した場合には、ステップS1205にて有利状態開始処理を実行後、第1有利状態を開始すべく、ステップS1206にて第1有利状態中処理を開始してリターンする。
具体的に、ステップS1203の有利状態移行抽選処理は、内部抽選処理の結果、抽選区分G1~G7の何れかに当選したゲームで実行することとし、その当選確率は50%に設定している。また、ステップS1205の有利状態開始処理では、上述した有利状態中の実行遊技数や、差枚数等の各種カウンタの初期化処理等、有利状態開始時に必要な各種初期化処理を実行する。
図13は、スロットマシン1の第1有利状態中の処理の流れを示すフローチャートである。
第1有利状態中には、まず、ステップS1301にて内部抽選処理を実行し、ステップS1302にて、左1stにて停止操作が行われたかを判断する。ステップS1302にてイエスと判断した場合には、ステップS1303にてAT状態移行抽選処理を実行する。一方、ステップS1302にてノーと判断した場合、即ち左1st以外の順番で停止操作が行われた場合には、ペナルティとしてステップS1303のAT状態移行抽選処理をスキップして、ステップS1304へ移行する。AT移行抽選処理の詳細については説明を省略する。
ステップS1304では、消化ゲーム数を1インクリメントし、次のステップS1305では、消化ゲーム数が天井ゲーム数に至ったか否かを判断する。なお、消化ゲーム数には、前述の有利状態開始処理(S1205)にて、初期値としてゼロをセットしている。
ステップS1305にてノーと判断した場合には、ステップS1306にて、ステップS1303のAT状態移行抽選処理にて当選したか否かを判断し、イエスと判断した場合には、ステップS1307へ移行する。ステップS1305にてイエスと判断した場合にも、ステップS1307へ移行する。ステップS1307では、AT状態を開始すべく、AT状態中処理を開始してリターンする。
一方、ステップS1306にてノーと判断した場合には、ステップS1301に戻り、第1有利状態を継続する。
図14は、スロットマシン1のAT状態(第2有利状態)中の処理の流れを示すフローチャートである。
AT状態中には、まず、ステップS1401にて内部抽選処理を実行し、ステップS1402にて、押し順ベルG2~G7の何れかに当選したか否かを判断する。ステップS1402にてイエスと判断した場合、即ち、押し順ベルG2~G7の何れかに当選したゲームでは、ステップS1403~S1406の処理を行うが、これについては後述する。一方、ステップS1402にてノーと判断した場合にはステップS1407に移行する。
ステップS1407では、内部抽選結果に応じて、AT状態継続の対価として消費され、消費し尽くされるとAT終了となるパラメータ(以下、AT継続権という)の上乗せ抽選処理を実行し、当選した場合には、AT継続権の上乗せを行う。次のステップS1408では、指示モードが低純増モードの場合に、高純増モードへ昇格させるか否かを決定するモードアップ抽選処理を実行する。指示モードについては後述する。次のステップS1409では、AT継続権の有無や、リミッタ作動条件を満たしたか否かを確認することによりAT状態を継続するか否かを判断し、イエスと判断した場合には、ステップS1401に戻りAT状態を継続する一方、ノーと判断した場合には、ステップS1410にて有利状態終了処理の実行後、ステップS1411にて非有利状態中処理を開始してリターンする。具体的に有利状態終了処理では、終了させるべき有利状態の制御に用いていた、指示機能に関わる一切の情報をクリアする。
次に、ステップS1403~S1406の処理について説明する。
スロットマシン1の指示モードとは、AT状態中の押し順ベルG2~G7当選時の指示機能の作動モードのことをいい、指示モードとして、100%指示機能を作動させる高純増モードと、一定の割合で指示機能を作動させない低純増モードとを有しており、AT状態開始時の指示モードは低純増モードとし、上述のステップS1408のモードアップ抽選処理にて当選した後は、高純増モードとされる。
図15に、指示実行抽選処理の内容を示す。
上述したように、スロットマシン1ではペナルティ仕様を採用しているので、正解操作順が左1stに設定された押し順ベルG2及びG3の当選確率が4000/65536であるのに対し、左1st以外に設定された押し順ベルG4~G7の当選確率は8000/65536と高くなっている。
このため、例えば、押し順ベルG2~G7の何れに当選した場合でも一律の確率で指示実行抽選を行った場合、指示しないと決定したゲーム(以下、指示なしゲームという)においても、押し順ベルG4~G7に当選している確率が、押し順ベルG2及びG3に当選している確率よりも高くなる。即ち、指示なしゲームでは、左1st以外の順番で停止操作を行ったほうが、左1stの順番で停止操作を行った場合よりも、正解操作順に合致する確率が高くなる。よって、AT状態中の指示なしゲームにおいて、左1st以外の順番で停止操作を行う遊技者と、左1stの順番で停止操作を行う遊技者とで、不公平が生じてしまう問題がある。
具体的には、図15に示す如く、押し順ベルG2及びG3に当選したゲームでの指示実行抽選当選確率は50%、押し順ベルG4~G7に当選したゲームでの指示実行抽選当選確率は75%にそれぞれ設定した。
また、図15の最終行に記載の通り、低純増モードでは、押し順ベルG2~G7当選ゲーム全体での指示実行抽選当選確率は70%に設定している。
R1 左リール
R2 中リール
R3 右リール
14 スタートレバー
15L 左ストップボタン
15C 中ストップボタン
15R 右ストップボタン
100a 主制御装置
101 CPU
102 ROM
Claims (1)
- 1回のゲームの実行に必要な規定数分の遊技媒体がベットされた状態でのゲーム開始操作に応じて、複数種類の役から入賞を許容する当選役を抽選する抽選手段と、
前記ゲーム開始操作に応じて、それぞれの外周面に複数種類の図柄が配された複数のリールを回転始動させるリール始動手段と、
前記複数のリールの回転始動の後、前記抽選手段による抽選の結果および前記複数のリールに対する停止指示操作に基づいて、当該停止指示操作に対応するリールを所定の最大引込範囲内で停止させる制御を行うリール制御手段と、
前記抽選手段による抽選の結果、第1種特別役物に係るボーナス役に当選し、該ボーナス役が未だ入賞していないボーナス内部状態での前記ボーナス役の入賞に応じて、ボーナスゲームを開始するボーナスゲーム開始手段と、を備えたスロットマシンにおいて、
前記ボーナス内部状態中の前記抽選手段による抽選の結果には、配当の異なる複数種類の小役が前記当選役として決定され、その当選役として決定された複数種類の小役の組合せが互いに異なる複数種類の指示対象当選態様を含むとともに、該複数種類の指示対象当選態様のうち、少なくとも1の指示対象当選態様の当選確率は、他の指示対象当選態様の当選確率とは異なり、
前記ボーナス内部状態中の前記抽選手段による抽選の結果が、前記複数種類の前記指示対象当選態様の何れかとなった指示対象ゲームにおいて、当選役として決定された複数種類の小役のうち、配当が最大の小役の入賞に必要な前記複数のリールに対する停止指示操作順たる正解操作順を指示する指示手段と、
前記指示手段を作動させない非作動ゲームにおいて、前記複数のリールに対する停止指示操作順が特定の操作順でなかった場合に、該特定の操作順であった場合に比べて、遊技者に不利な制御を実行するペナルティ手段と、
前記指示対象ゲームにおいて、当該指示対象ゲームにて当選した前記指示対象当選態様に対応する作動確率に基づいて、前記指示手段を作動させるか否かを決定する作動決定手段と、
前記ボーナス内部状態中の規定数を3、前記ボーナスゲーム中の規定数を2とする規定数設定手段と、
前記規定数設定手段により規定数が2に設定されている場合に、前記抽選手段の抽選対象たる全ての小役の配当を1に変更する小役配当変更手段と、を備え、
各指示対象当選態様に対応する前記作動確率は、前記作動決定手段により前記指示手段を作動させないとされる前記指示対象ゲームの発生確率が、全ての指示対象当選態様で均等となるように定められており、
前記ボーナスゲーム中に、前記抽選手段は、各小役の当選確率が前記ボーナス内部状態中の当選確率以上となり、且つ、少なくとも何れか1の小役が必ず当選するような抽選を行い、
前記所定の最大引込範囲は、前記ボーナス内部状態中と前記ボーナスゲーム中とで変化することなく、全てのリールについて一定であることを特徴とする、スロットマシン。
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