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JP7620848B2 - 同軸コネクタ - Google Patents

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JP7620848B2
JP7620848B2 JP2021156359A JP2021156359A JP7620848B2 JP 7620848 B2 JP7620848 B2 JP 7620848B2 JP 2021156359 A JP2021156359 A JP 2021156359A JP 2021156359 A JP2021156359 A JP 2021156359A JP 7620848 B2 JP7620848 B2 JP 7620848B2
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Description

本明細書に開示する技術は、同軸コネクタに関する。
同軸コネクタの一例として、下記特許文献1には、同軸ケーブルの端末に接続されたジャック(端子)を収容する端子収容室(端子収容部)が形成された外部ハウジング(ハウジング)と、前記外部ハウジングに取り付けられて前記ジャックを前記端子収容室内に係止(抜け止め)するリテーナと、を備える同軸コネクタが開示されている。前記ジャックは、外部コンタクトの外周方向に突出した輪帯(鍔部)を有し、前記外部ハウジングは、前記端子収容室の内部に収容された端子の前記輪帯を抜け止めするハウジングランスを備え、前記リテーナは、前記外部ハウジングに形成された係止穴(リテーナ差込孔)に挿入自在に形成され、前記輪帯を抜け止めする係止爪片(当接部)を有している。
特開2019-153464号公報
例えば、車両のドア等のように、使用中にケーブルに外力が加わる部分に用いられる同軸コネクタでは、ハウジングの端子収容部内に収容された端子が回転し、端子の接点同士が擦れて摩耗する可能性がある。このような事態を低減するため、ハウジングに、端子の回転を規制するためのストッパ(回り止め)が装着されることがあった。ハウジングに、端子を抜け止めして正規位置に保持するためのリテーナに加え、ストッパが装着される同軸コネクタでは、構成部品点数や組付作業の工程数が増加する。また、ハウジングに複数の差込孔が形成されることで強度が低下する懸念があり、コネクタ設計上の自由度も低下する。
本明細書に開示する技術は、上記事情に基づいて完成されたものであって、端子収容部に収容された端子の回転を規制しながら正規位置に保持可能な、簡易な構成の同軸コネクタを提供することを目的とする。
本明細書が開示する同軸コネクタは、同軸ケーブルに接続された端子が後方から挿入される端子収容部が内部に設けられたハウジングと、前記ハウジングに装着されるリテーナと、を備え、前記端子は、断面の外周が多角形をなすように圧着形成された圧着部と、当該端子が前記端子収容部に挿入された状態において前記圧着部の前記端子の挿入方向前側に位置し、前記圧着部よりも外周方向に突出するように形成された鍔部と、を有し、前記ハウジングには、前記端子の挿入方向と交差する方向に前記端子収容部の壁を貫通するリテーナ差込孔が形成され、前記リテーナは、前記端子が前記端子収容部の正規位置に収容され、当該リテーナが前記リテーナ差込孔から差し込まれて係止位置に装着された状態において、前記端子の前記圧着部の少なくとも一つの角部を含む外周に篏着される嵌着部と、前記端子の前記鍔部に後方から当接する当接部と、前記嵌着部と前記当接部との間において、前記嵌着部を前記端子の外周側に後退させた凹部と、を有する。
本開示によれば、端子収容部に収容された端子の回転を規制しながら正規位置に保持可能な、簡易な構成の同軸コネクタを提供できる。
図1は、実施形態に係る同軸コネクタが相手方の同軸コネクタに篏合されたコネクタ構造体の外観を示した斜視図である。 図2は、図1のコネクタ構造体の分解図である。 図3は、リテーナが係止位置に装着された同軸コネクタの一部切り欠き側面図である。 図4は、同軸コネクタに収容される端子の一の例の外観を示した斜視図である。 図5は、同軸コネクタに収容される端子の他の例の外観を示した斜視図である。 図6は、リテーナの斜視図である。 図7は、リテーナの正面図(前面及び後面)である。 図8は、図7のA-A’断面図である。 及び 図9A及び図9Bは、半挿入位置にある端子がリテーナによって正規位置に押し込まれる様子を模式的に示した説明図である。 図10は、図9BのB-B’断面図である。 図11は、図3の部分拡大図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様が列挙され説明される。
(1)本開示に係る同軸コネクタは、同軸ケーブルに接続された端子が後方から挿入される端子収容部が内部に設けられたハウジングと、前記ハウジングに装着されるリテーナと、を備え、前記端子は、断面の外周が多角形をなすように圧着形成された圧着部と、当該端子が前記端子収容部に挿入された状態において前記圧着部の前記端子の挿入方向前側に位置し、前記圧着部よりも外周方向に突出するように形成された鍔部と、を有し、前記ハウジングには、前記端子の挿入方向と交差する方向に前記端子収容部の壁を貫通するリテーナ差込孔が形成され、前記リテーナは、前記端子が前記端子収容部の正規位置に収容され、当該リテーナが前記リテーナ差込孔から差し込まれて係止位置に装着された状態において、前記端子の前記圧着部の少なくとも一つの角部を含む外周に篏着される嵌着部と、前記端子の前記鍔部に後方から当接する当接部と、前記嵌着部と前記当接部との間において、前記嵌着部を前記端子の外周側に後退させた凹部と、を有する、同軸コネクタである。
上記(1)の構成によれば、嵌着部が回り止め部として機能することで端子の回転が規制され、当接部が抜け止め部として機能することで端子が後方に抜け止めされる。リテーナが嵌着部と当接部とを兼備しているため、リテーナを装着するだけで、端子の抜け止めと回り止めを行うことができる。ここで、同軸ケーブルの周囲に嵌め込まれた端子金具の鍔部後側を加締めることで圧着部が形成される端子では、鍔部と圧着部との間に、圧着部よりも径の大きな不完全圧着部が形成される。この点、上記構成では、リテーナの当接部と嵌着部との間に凹部が設けられ、凹部が不完全圧着部の逃がし部として機能することで、不完全圧着部に干渉されることなく、嵌着部を圧着部の外周に嵌着させることができる。この結果、簡易な構成により、同軸コネクタにおいて、回転を規制しながら端子を端子収容部の正規位置に保持可能となる。
(2)本開示に係る同軸コネクタにおいて、前記リテーナは、前記当接部における前記リテーナの差込方向側の端部に、前記差込方向に向かうにつれて後方に傾斜した傾斜部を有することが好ましい。
端子が端子収容部内の正規位置よりも後方の半挿入位置にある状態でリテーナ差込孔からリテーナが差し込まれると、まず径方向に突出した鍔部に、当接部の差込側の端部が当接する。上記(2)の構成によれば、この端部に、後方に傾斜する傾斜部が設けられていることで、リテーナをさらに押し込むと傾斜部によって鍔部が前方に押圧され、端子が正規位置まで移動する。このように、リテーナを差し込んで係止位置まで押し込むだけで、半挿入位置にあった端子を正規位置に移動させて収容できる。
(3)本開示に係る同軸コネクタにおいて、前記リテーナは、前記ハウジングに取り付けられる際の前後方向中心面について、対称な構造とされていることが好ましい。
上記(3)の構成によれば、リテーナの前後を考慮することなく装着作業を行うことができ、作業効率が向上する。また、向かい合わせに接続される雄型の端子と雌型の端子をそれぞれ収容する雄雌の同軸コネクタの両方に適用できるため、部品を共通化でき、部品管理が容易となる。
[本開示の実施形態の詳細]
以下に、本開示の実施形態が説明される。本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
<実施形態>
図1から図11を参照しつつ、実施形態について説明する。
本開示では、同軸コネクタが相手方の同軸コネクタに対向する側、すなわち図3に示す同軸コネクタについては図3の左側を前(逆側を後)とする。以下の説明では、便宜上、図3の上側を上(逆側を下)とするが、同軸コネクタ及びコネクタ構造体は、任意の姿勢で用いることができる。リテーナについては、当該リテーナがハウジングに取り付けられたときの姿勢を基準として説明する。また、リテーナがハウジングに差し込まれる方向(上から下へ向かう方向)を、差込方向と称することがある。図4,5を除く各図面の一部には、直交座標系XYZのX軸、Y軸及びZ軸を示しており、各軸方向が各図において同一方向となるように描かれている。Z軸方向が上下方向、Y軸方向が前後方向、X軸方向が左右方向を表す。なお、複数の同一部材については、一の部材に符号を付して他の部材の符号は省略することがある。
(コネクタ構造体)
図1及び図2は、本実施形態に係る同軸コネクタ1を含んで構成されるコネクタ構造体100を示している。コネクタ構造体100は、同軸ケーブルC1の端末に接続された雄型の端子T100を収容する雄型の同軸コネクタ1と、同軸ケーブルC2の端末に接続された雌型の端子T200を収容する雌型の同軸コネクタ2と、が篏合されてなる。図2に示すように、雄型の同軸コネクタ1は、前方に突出する円筒形のフード部13を有する雄型のハウジング10と、このハウジング10に装着されるリテーナ50と、を備える。また、雌型の同軸コネクタ2は、フード部13が挿篏される篏合筒部を前部に有する雌型のハウジング20と、このハウジング20に装着されるリテーナ50と、を備える。なお、図には示されていないが、コネクタ構造体100は、雄型の同軸コネクタ1を保持する雄フレームと、雌型の同軸コネクタ2を保持する雌フレームと、をさらに有し、雄フレーム及び雌フレームに設けられたロック構造によって、両同軸コネクタ1,2を篏合状態に維持できるようになっている。
図2に示すように、コネクタ構造体100では、雄型のハウジング10に装着されるリテーナ50と、雌型のハウジング20に装着されるリテーナ50は同じ構造であり、部品の共通化が可能とされている。以下では、主に雄型の同軸コネクタ1について説明する。
(ハウジング)
図3は、同軸コネクタ1の一部切り欠き側面図である。図2及び図3に示すように、同軸コネクタ1のハウジング10は、略直方体形の雄側本体部11の前面から、略円筒形のフード部13が前方に向かって突設された形状をなす。ハウジング10には、例えば絶縁性の合成樹脂を一体成型したものを使用できる。図3に示すように、ハウジング10の内部には、雄側本体部11及びフード部13を前後方向に貫通する端子収容部15が形成されている。この端子収容部15内に、同軸ケーブルC1の端末に接続されたが端子T100が後方から挿通され、収容される。
図3等に示すように、雄側本体部11の下面には、前端を自由端とする片持ち状に形成され、上下方向に撓み変形可能なランス17が、自然状態において端子収容部15の内部に突出するように形成されている。また、雄側本体部11の上面には、端子収容部15の上壁を貫通するリテーナ差込孔19が形成されている。雄側本体部11におけるリテーナ差込孔19の側方には、端子収容部15の左壁及び右壁を貫通する一対のリテーナ係止孔18が形成されている(図10参照)。
(同軸ケーブル)
同軸ケーブルC1,C2には、例えば、内導体と、内導体の外周に配された誘電体と、誘電体の外周に配された編組線等からなる外導体と、外導体の外周を被覆する絶縁体と、を備えた同軸ケーブルを使用できる。端末処理された同軸ケーブルに接続される同軸端子は、例えば、内導体に接続される中心コンタクトと、中心コンタクトを保持するインシュレータと、インシュレータを保持する外部コンタクトと、外導体に圧着される金属スリーブと、を備えて構成される。
(端子)
図4は、同軸コネクタ1に収容される雄型の端子T100を示し、図5は、同軸コネクタ2に収容される雌型の端子T200を示している。
端子T100,T200はそれぞれ、基端側において同軸ケーブルC1,C2に圧着された圧着部T111,T211と、先端側において相手側端子に接続される円筒形の先端部T121,T221と、圧着部T111,T211の前側に位置して外周方向に突出された鍔部T131,T231と、を有する。鍔部T131,T231と、先端部T121,T221との間には、鍔部T131,T231と略同じ外径となるように突出された前側鍔部T132,T232が設けられている。
雌型の端子T200の先端部T221は、雄型の端子T100の先端部T121の外周側にほぼ緊密に嵌合されるように形成されている。雄型の端子T100を正規位置に収容する同軸コネクタ1と、雌型の端子T200を正規位置に収容する同軸コネクタ2とが篏合されると、雄型の端子T100の先端部T121が、雌型の端子T200の先端部T221に挿篏され、例えば先端部T121,T221の内部に保持された中心コンタクト同士が当接して、両端子T100,T200が電気的に接続される。
圧着部T111,T211は、端末処理した同軸ケーブルC1,C2の外周に端子金具を嵌め込んだ後、鍔部T131,T231の後側を加締めることにより、断面の外周が多角形をなすように同軸ケーブルC1,C2に圧着される。本実施形態では、断面が六角形となるように圧着されている場合について例示する。本実施形態において、雄型の端子T100の圧着部T111と、雌型の端子T200の圧着部T211は、外形が同じ形状されている。
上記のように圧着部T111,T211を加締め形成する場合、鍔部T131,T231との境界ぎりぎりまで端子を圧着することは難しい。このため、図4及び図5に示すように、両端子T100,T200において、鍔部T131,T231と圧着部T111,T211との間に、鍔部T131,T231より小径だが圧着部T111,T211よりも大径な不完全圧着部T141,T241が形成される。
(リテーナ)
図6から図8は、雄型のハウジング10及び雌型のハウジング20に装着されるリテーナ50を示している。図6から図8における白抜き矢印は、リテーナ50の差込方向を表している。図6等に示すように、リテーナ50は、本体部51と、本体部51からリテーナ50の差込方向すなわち下方に向かって二股状に突出する一対の脚部53と、本体部51の左方及び右方において下端を自由端とする片持ち状に形成された撓み変形可能な一対の腕部55と、腕部55の下端よりも下方において本体部51から左方及び右方に突出する一対の腰部57と、を有している。腕部55において、自由端である下端部には、左右方向に突出する係止爪55Aが形成されている。図7等に示すように、係止爪55Aの上面は略水平面とされ、下面は上方に向かって外側に拡がる傾斜面とされている。
図8等に示すように、本体部51、脚部53及び腰部57は、前面が略面一となるように形成されている。この前面が当接部50Aであって、後述するようにリテーナ50が係止位置に装着されると、正規位置に収容された端子T100の鍔部T131の後面に当接する(図9B参照)。
図6及び図7に示すように、一対の脚部53の間においてリテーナ50の差込側に位置する下面には、圧着部T111の少なくとも1つの角部を含む外周にほぼ緊密に嵌着される形状の嵌着部53Aが形成されている。また、図6及び図8に示すように、嵌着部53Aの前側は、嵌着部53Aが圧着部T111の外周に篏着された状態において端子T100の外周側に後退するように切り欠かれ、凹部53Bが形成されている。凹部53Bは、その前後方向の寸法が、鍔部T131後面から圧着部T111前端までの寸法と略同等もしくは若干大きくなるように形成されている。また、凹部53Bの深さ寸法は、圧着部T111外周面から不完全圧着部T141外周面までの高さ寸法より大きく、鍔部T131外周面までの高さ寸法と略同等以下とされている。さらに、図6及び図8に示すように、脚部53の突出端部の前面すなわち当接部50Aの差込方向側の端部には、下方に向かうにつれて後方に傾斜する傾斜部53Cが形成されている。
なお、リテーナ50は、図8に示す前後方向中心面Pについて、対称な構造とされている。すなわち、リテーナ50の後面も図7に示す前面と同様の形状とされている。
(リテーナの装着)
続いて、リテーナ50がハウジング10の係止位置に装着される様子について、図9Aから図11を参照しつつ説明する。
図9Aは、端子収容部15に後方から挿入される端子T100が、正規位置まで到達しない半挿入位置にある状態で、リテーナ50がリテーナ差込孔19から差し込まれたときの様子を示している。この状態では、ハウジング10下面のランス17は、鍔部T131に当接して下方に撓み変形している。図9Aに白抜き矢印で示すように、リテーナ50は、前面の当接部50Aをリテーナ差込孔19の前側の開口縁に沿わせながら、脚部53から下方に差し込まれる。脚部53の突出端が端子収容部15の内部に進入すると、最初に、脚部53の突出端部の前面に形成された傾斜部53Cが、半挿入位置にある端子T100の鍔部T131の後面角部に当接する。このままリテーナ50を押し込むと、リテーナ50が下方に移動するのに伴い、図9Aに黒矢印で示すように、傾斜部53Cによって鍔部T131が前方に押圧され、端子T100が正規位置まで移動する。
図9Bに示すように、リテーナ50が押し込まれ、係止位置に装着されると、鍔部T131はランス17の前端よりも前方に移動し、ランス17の付勢が解除され回復変形して鍔部T131の後方に位置することで、鍔部T131ひいては端子T100の後方への移動が規制される。同時に、リテーナ50前面の当接部50Aが鍔部T131後面に当接することで、当接部50Aが抜け止め部として機能し、端子T100の後方への移動が二重に規制される。
図10に示すように、リテーナ50の腰部57がリテーナ係止孔18の下側の開口縁に当接するまで押し込まれた位置が、係止位置である。リテーナ50が係止位置まで押し込まれると、中心軸方向に撓み変形しながらリテーナ差込孔19を通過した腕部55が回復変形し、係止爪55Aの上面がリテーナ係止孔18の上側の開口縁に当接する。これにより、リテーナ50が上方に抜け止めされ、ハウジング10に係止される。
図11は、図3に示されている係止位置に装着されたリテーナ50の近傍の部分拡大図である。図10及び図11に示すように、リテーナ50が係止位置に装着されると、一対の脚部53間の下面に形成された嵌着部53Aは、端子T100の圧着部T111の外周にほぼ緊密に篏着される。嵌着部53Aが圧着部T111の少なくとも1つの角部を含む外周に嵌着されることで、嵌着部53Aが回り止め部(ストッパ)として機能し、同軸ケーブルC1に外力が加えられた場合の端子T100の回転が規制される。
このとき、図11に示すように、リテーナ50において、端子T100の鍔部T131と圧着部T111の間に形成された不完全圧着部T141には、凹部53Bが対向配置される。凹部53Bが不完全圧着部T141の逃がし部として機能することで、不完全圧着部T141と嵌着部53Aとが干渉することなく、リテーナ50を係止位置まで押し込んで装着できるようになっている。
(実施形態の作用効果)
続いて、本実施形態の効果について説明する。
本実施形態の同軸コネクタ1は、同軸ケーブルC1に接続された端子T100が後方から挿入される端子収容部15が内部に設けられたハウジング10と、ハウジング10に装着されるリテーナ50と、を備え、端子T100は、外周が多角形をなすように圧着形成された圧着部T111と、当該端子T100が端子収容部15に挿入された状態において圧着部T111の前側に位置し、圧着部T111よりも外周方向に突出するように形成された鍔部T131と、を有し、ハウジング10には、端子T100の挿入方向と交差する方向に端子収容部15の壁を貫通するリテーナ差込孔19が形成され、リテーナ50は、端子T100が端子収容部15の正規位置に収容され、当該リテーナ50がリテーナ差込孔19から差し込まれて係止位置に装着された状態において、端子T100の圧着部T111の少なくとも一つの角部を含む外周に篏着される嵌着部53Aと、端子T100の鍔部T131に後方から当接する当接部50Aと、嵌着部53Aと当接部50Aとの間において、嵌着部53Aを端子T100の外周側に後退させた凹部53Bと、を有する、同軸コネクタ1である。
本実施形態の同軸コネクタ1によれば、嵌着部53Aが回り止め部として機能することで端子T100の回転が規制され、当接部50Aが抜け止め部として機能することで端子T100が後方に抜け止めされる。リテーナ50が嵌着部53Aと当接部50Aとを兼備しているため、リテーナ50を装着するだけで、端子T100の抜け止めと回り止めを行うことができる。ここで、同軸ケーブルC1の周囲に嵌め込まれた端子金具の鍔部T131後側を加締めることで圧着部T111が形成される端子では、圧着部T111における断線を防ぐため、鍔部T131との境界部分に向かって同軸ケーブルC1の圧縮応力を徐々に低減しながら圧着が行われる。よって、鍔部T131と圧着部T111との間に圧着部T111よりも径の大きな不完全圧着部T141(いわゆるベルマウス)が形成される。この点、上記構成では、リテーナ50の当接部50Aと嵌着部53Aとの間に凹部53Bが設けられ、凹部53Bが不完全圧着部T141の逃がし部として機能することで、不完全圧着部T141に干渉されることなく、嵌着部53Aを圧着部T111の外周に嵌着させることができる。この結果、回転を規制しながら端子T100を端子収容部15の正規位置に保持可能な、簡易な構成の同軸コネクタ1を提供できる。
なお、本実施形態の同軸コネクタ1において、リテーナ50は、当該リテーナ50のハウジング10への差込方向に向かって二股状に突出する一対の脚部53を有し、脚部53の前面に当接部50Aが形成され、一対の脚部53の間における差込方向側の面に嵌着部53Aが形成され、嵌着部53Aの前側が端子T100の外周側に後退するように切り欠かれて凹部53Bが形成されている。
また、本実施形態の同軸コネクタ1において、リテーナ50は、当接部50Aにおけるリテーナ50の差込方向側の端部に、差込方向に向かうにつれて後方に傾斜した傾斜部53Cを有する。
端子T100が正規位置よりも後方の半挿入位置にある状態でリテーナ差込孔19からリテーナ50が差し込まれると、まず径方向に突出した鍔部T131に、当接部50Aの差込側の端部が当接する。本実施形態に係る同軸コネクタ1によれば、この端部に、後方に傾斜する傾斜部53Cが設けられていることで、リテーナ50をさらに押し込むと傾斜部53Cによって鍔部T131が前方に押圧され、端子T100が前方の正規位置まで移動する。このように、リテーナ50を差し込んで係止位置まで押し込むだけで、半挿入位置にあった端子T100を正規位置に移動させて収容できる。
また、本実施形態の同軸コネクタ1において、リテーナ50は、ハウジング10に取り付けられる際の前後方向中心面Pについて、対称な構造とされている。
このような同軸コネクタ1によれば、リテーナ50の前後を考慮することなく装着作業を行うことができ、作業効率が向上する。また、向かい合わせに接続される雄型の端子T100と雌型の端子T200をそれぞれ収容する雄雌の同軸コネクタ1,2の両方に適用できるため、部品を共通化でき、部品管理が容易となる。
<他の実施形態>
本開示は上記記述及び図面によって説明された実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本明細書に開示された技術の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、同軸コネクタが1つの端子を収容するものとして記載したが、これに限定されない。複数の端子を収容するハウジングに1つのリテーナが取り付けられる同軸コネクタでは、リテーナに、当接部(抜け止め部)、嵌着部(回り止め部)、及び凹部(逃がし部)をそれぞれ複数設けることで、複数の端子の抜け止めと回り止めを行うことができる。
(2)上記実施形態に記載したハウジングは一例に過ぎず、これらは上記とは異なる形状に形成されていてもよい。同軸コネクタは、雄型及び雌型のコネクタを備えるコネクタ構造体を形成するものに限定されない。
1,2…同軸コネクタ
10…ハウジング
11…雄側本体部
13…フード部
15…端子収容部
17…ランス
18…リテーナ係止孔
19…リテーナ差込孔
20…ハウジング
50…リテーナ
50A…当接部
51…本体部
53…脚部
53A…嵌着部
53B…凹部
53C…傾斜部
55…腕部
55A…係止爪
57…腰部
100…コネクタ構造体
C1,C2…同軸ケーブル
T100,T200…端子
T111,T211…圧着部
T121,T221…先端部
T131,T231…鍔部
T132,T232…前側鍔部
T141,T241…不完全圧着部
P…(リテーナの)前後方向中心面

Claims (3)

  1. 同軸ケーブルに接続された端子が後方から挿入される端子収容部が内部に設けられたハウジングと、
    前記ハウジングに装着されるリテーナと、を備え、
    前記端子は、
    断面の外周が多角形をなすように前記同軸ケーブルに圧着された圧着部と、
    相手側端子に接続される円筒形の先端部と、
    当該端子が前記端子収容部に挿入された状態において前記圧着部と前記先端部との間に位置し、前記圧着部よりも外周方向に突出するように形成された鍔部と、を有し、
    前記ハウジングには、前記端子の挿入方向と交差する方向に前記端子収容部の壁を貫通するリテーナ差込孔が形成され、
    前記リテーナは、前記端子が前記端子収容部の正規位置に収容され、当該リテーナが前記リテーナ差込孔から差し込まれて係止位置に装着された状態において、
    前記端子の前記圧着部の少なくとも一つの角部を含む外周に篏着される嵌着部と、
    前記端子の前記鍔部に後方から当接する当接部と、
    前記嵌着部と前記当接部との間において、前記嵌着部を前記端子の外周側に後退させた凹部と、を有する、同軸コネクタ。
  2. 前記リテーナは、前記当接部における前記リテーナの差込方向側の端部に、前記差込方向に向かうにつれて後方に傾斜した傾斜部を有する、請求項1に記載の同軸コネクタ。
  3. 前記リテーナは、前記ハウジングに取り付けられる際の前後方向中心面について、対称な構造とされている、請求項1又は請求項2に記載の同軸コネクタ。
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