JP7613982B2 - 運転支援システム - Google Patents
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Description
一方で、運転者の眠気に関して、その眠気レベルを検出し、その検出レベルに応じて、運転者に対する覚醒支援が必要であるか否かを判断し、必要である場合には、運転席を少なくとも一部の時間帯、筋緊張を促進する第1の周波数と筋緊張を抑制する第2の周波数と、を重畳した振動波形で振動させる技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
図1から図4を用いて、本実施形態に係る運転支援システム1について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る運転支援システム1は、乗員監視装置10と、判別装置20と、乗員刺激装置30と、運転支援装置100と、を含んで構成されている。
乗員監視装置10は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)、またはCIS(CMOSImage Sensor)等の撮像素子を内蔵し、撮像素子によって撮像された車両の乗員の画像(動画像、静止画像を含む)を取得するカメラを用いて、車両の乗員の身体状態等を監視する。
また、カメラは、光学式カメラと近赤外線カメラとの双方により構成されていることが好ましい。
なお、乗員監視装置10から得られる情報としては、目の開度や瞬きの回数、睡眠時間、休息時間、寝返り回数等を例示することができる。
なお、「走行状態」には、実際に車両が走行している状態だけでなく、車両が走行し得る状態を含む。
具体的には、乗員刺激装置30は、運転支援装置100が送信する制御信号に従い、作動モードの切替を適宜実行し、例えば、乗員の触覚、視覚、嗅覚、聴覚を刺激することにより、乗員にある種の違和感を与え、眠気等からの覚醒を促すよう作動する。
ここで、乗員刺激装置30としては、例えば、空調装置や照明装置、芳香発生装置、音響装置等を例示することができる。
なお、運転支援装置100の構成および処理の詳細については、後述する。
図2に示すように、本実施形態に係る運転支援装置100は、プロセッサー110と、メモリ120と、を含んで構成されている。
また、本実施形態においては、特に、後述する情報受信部111、睡眠判定部112、運転支援制御部113等の機能を実行する。
本実施形態においては、例えば、乗員監視装置10からの乗員監視情報等をRAMに格納する。
図2に示すように、プロセッサー110は、情報受信部111と、睡眠判定部112と、運転支援制御部113と、を含んで構成されている。
情報受信部111は、乗員監視装置10から受信した乗員監視情報をメモリ120内のRAMに格納する。
なお、睡眠判定部112は、睡眠時間(累積睡眠時間)を睡眠状態判定のための指標とする場合には、取得した睡眠時間が所定時間よりも長いか否かにより睡眠の深さを判定する。
ここで、「所定時間」は、図3に示すように、例えば、ここ1週間で乗員監視装置10において取得された監視情報に基づいて、運転者ごとに集計した1日ごとの車両内における累積睡眠時間により定める。
具体的には、図3を例にとると、運転者ごとに集計した1日ごとの車両内における累積睡眠時間の平均値により、「所定時間」を定めてもよいし、あるいは、運転者ごとに集計した1日ごとの車両内における累積睡眠時間の分布からピークとなっている時間により「所定時間」を定めてもよい。
なお、図3では、特定の1人についての例示を提示したが、運転をする可能性を有する車両の乗員については、同様のデータを備えている必要がある。
また、睡眠判定部112は、睡眠の質を睡眠状態判定のための指標とする場合には、取得した寝返り回数、レム睡眠、ノンレム睡眠等の睡眠の質に関する情報から得られる運転者の睡眠の質が所定のレベル以上であるのか否かにより睡眠の深さを判定する。
ここで、「所定のレベル」については、既に、知見として周知な情報を判断基準として判定を行ってもよい。
図4を用いて、本実施形態に係る運転支援装置100の処理について説明する。
そして、情報受信部111は、乗員監視装置10から受信した乗員監視情報をメモリ120内のRAMに格納する。
そして、睡眠判定部112から情報を受けた運転支援制御部113は、乗員刺激装置30の作動モードを従前通りに維持する(ステップS150)。
そして、睡眠判定部112から情報を受けた運転支援制御部113は、乗員刺激装置30の作動モードを従前のモードから変更する(ステップS140)。
以上、説明したように、本実施形態に係る運転支援システム1は、プロセッサー110が、乗員監視装置10において取得された乗員監視情報と判別装置20からの判別情報とを受信し、受信した乗員監視情報をメモリ120に格納し、判別情報が車両の停車状態を示す情報であるときに、車両の乗員のうち、少なくとも運転者の睡眠時間および睡眠の質に基づいて、乗員刺激装置30の作動モードを変更する。
つまり、運転者の睡眠状態が良好でない場合には、車両の安全走行に支障が生じる可能性が大きい。
そのため、運転支援装置100のプロセッサー110は、運転者の睡眠状態を判定し、睡眠状態が良好でない場合には、乗員刺激装置30の作動モードを変更し、車両の乗員に刺激を与えて車両の乗員に覚醒を促す。
これにより、安全走行のために、適切な運転支援を行うことができる。
そのため、運転を行う車両の乗員それぞれの所定時間を尺度に運転者の睡眠状態を判定できるため、精度の高い判定を行うことができる。
これにより、安全走行のために、適切な運転支援を行うことができる。
つまり、車両の乗員のうち、少なくとも運転者の累積睡眠時間が所定時間以上で、且つ、睡眠の質が所定レベル以上である場合には、車両の乗員のうち、少なくとも運転者の睡眠状態が良好であると考えられる。
そのため、このような場合には、運転支援装置100のプロセッサー110は、乗員刺激装置30の作動モードを変更しない。
これにより、安全走行のために、適切な運転支援を行うことができる。
<第2の実施形態>
図5から図8を用いて、本実施形態に係る運転支援システム1Aについて説明する。
図5に示すように、本実施形態に係る運転支援システム1Aは、乗員監視装置10と、判別装置20と、空調装置30Aと、情報取得装置40と、運転支援装置100Aと、を含んで構成されている。
なお、第1の実施形態と同一の符号を付す構成要素については、同一の機能を有することから、その詳細な説明は省略する。
より具体的には、空調装置30Aが、風向調整、温度調整、風量調整、外気取込み切換え等の機能を備えている場合には、例えば、夏場であれば、運転者の顔付近に、予め個人登録されている設定温度よりも温度の高い温風を当てたり、冬場であれば、運転者の顔付近に、予め個人登録されている設定温度よりも温度の低い冷風を当てたり、季節に拘わらず、外気導入のモードに変更し、外気温による刺激を与えたり、車室内の酸素量を増やすことにより脳の活動を活性化させて覚醒を促す等の作動モードの変更を例示することができる。
ここで、生体情報には、例えば、乗員それぞれのバイタルデータ等を含む。
車両内に設けられた情報取得装置40としては、車両に装備されたもの、スマートウォッチやスマートフォン等のように乗員が装着しているものを例示することができる。
また、車両外に設けられた情報取得装置40としては、家庭内における固定型のもの、可動型のものを含む。固定型のものとしては、寝室の天井や壁に設置されたものや据え置きタイプ、ベッドのマットレスに埋め込まれたもの等を例示することができる。可動型のものとしては、ロボット等に装備されたもの等を例示することができる。
なお、情報取得装置40から得られる情報としては、心拍数、血中酸素飽和度、心拍変動、呼吸数、体温、血圧、ヘモグロビンレベル、活動量、寝返り回数、睡眠状態、睡眠時間等を例示することができる。
ここで、寝返り回数、レム睡眠、ノンレム睡眠等の睡眠状態は、睡眠の質を含む睡眠状態を検知する指標として例示することができる。
なお、運転支援装置100Aの構成および処理の詳細については、後述する。
図6に示すように、本実施形態に係る運転支援装置100Aは、プロセッサー110Aと、メモリ120と、を含んで構成されている。
図6に示すように、プロセッサー110Aは、情報受信部111Aと、睡眠判定部112Aと、運転支援制御部113Aと、を含んで構成されている。
また、情報受信部111Aは、情報取得装置40から、例えば、心拍数、血中酸素飽和度、心拍変動、呼吸数、体温、血圧、ヘモグロビンレベル、活動量、寝返り回数、睡眠状態、睡眠時間等の生体情報を受信する。本実施形態においては、特に、運転者の睡眠時間や睡眠の質を含む生体状態に関する情報を受信する。
情報受信部111Aは、乗員監視装置10から受信した乗員監視情報と情報取得装置40から受信した生体情報とをメモリ120内のRAMに格納する。
なお、睡眠判定部112Aは、所定時間を乗員監視装置10において取得された乗員監視情報と、情報取得装置40において取得された生体情報に基づいて、運転者ごとに車両内外での累積睡眠時間により定める。
図7に示すように、「所定時間」は、例えば、ここ1週間で乗員監視装置10において取得された乗員監視情報と、情報取得装置40において取得された生体情報に基づいて、運転者ごとに集計した車両内外における1日ごとの累積睡眠時間により定める。
具体的には、図7を例にとると、運転者ごとに集計した車両内外における1日ごとの累積睡眠時間の平均値により、「所定時間」を定めてもよいし、あるいは、運転者ごとに集計した車両内外における1日ごとの累積睡眠時間の分布からピークとなっている時間を「所定時間」と定めてもよい。
なお、図7では、特定の1人についての例示を提示したが、運転をする可能性を有する車両の乗員については、同様のデータを備えている必要がある。
また、睡眠判定部112Aは、睡眠の質を睡眠状態判定のための指標とする場合には、取得した寝返り回数、レム睡眠、ノンレム睡眠等の睡眠の質に関する情報から得られる運転者の睡眠の質が所定のレベル以上であるのか否かにより判定を行う。
ここで、「所定のレベル」については、既に、知見として周知な情報を判断基準として判定を行ってもよい。
図8を用いて、本実施形態に係る運転支援装置100Aの処理について説明する。
そして、情報受信部111Aは、乗員監視装置10から受信した乗員監視情報と生体情報とをメモリ120内のRAMに格納する。
そして、睡眠判定部112Aから情報を受けた運転支援制御部113Aは、空調装置30Aの作動モードを従前通りに維持する(ステップS150)。
そして、睡眠判定部112Aから情報を受けた運転支援制御部113Aは、空調装置30Aの作動モードを従前のモードから変更する(ステップS220)。
以上、説明したように、本実施形態に係る運転支援システム1Aは、車両内外における乗員の睡眠情報を含む生体情報を取得する情報取得装置40をさらに備えている。
つまり、運転支援装置100Aのプロセッサー110Aは、乗員監視装置10に加え、情報取得装置40を備えることにより、乗員監視装置10から取得できる車室内の情報に加え、情報取得装置40から車室外での睡眠状態に関する生体情報を取得することが可能となる。
そのため、運転者のほぼ1日の睡眠状態を把握することができるため、睡眠状態に関して、精度の高い判定をすることができる。
つまり、運転者の睡眠状態が良好でない場合には、車両の安全走行に支障が生じる可能性が大きい。
そのため、運転支援装置100Aのプロセッサー110Aは、運転者の睡眠状態が良好でないと判断したときに、空調装置30Aの作動モードを変更し、運転者の触覚に刺激を与えて覚醒を促す。
これにより、安全走行のために、適切な運転支援を行うことができる。
そのため、運転を行う車両の乗員それぞれの所定時間を尺度に運転者の睡眠状態を判定できるため、精度の高い判定を行うことができる。
これにより、安全走行のために、適切な運転支援を行うことができる。
<第3の実施形態>
図9から図11を用いて、本実施形態に係る運転支援システム1Bについて説明する。
図9に示すように、本実施形態に係る運転支援システム1Bは、乗員監視装置10と、判別装置20と、照明装置30Bと、情報取得装置40と、運転支援装置100Bと、を含んで構成されている。
なお、第1の実施形態から第2の実施形態と同一の符号を付す構成要素については、同一の機能を有することから、その詳細な説明は省略する。
より具体的には、照明装置30Bが、点灯調整、色相調整、明度調整、彩度調整、照度調整等の機能を備えている場合には、例えば、車室灯の点灯を不規則に点滅させたり、日光に近い波長の光を点灯させる等の作動モードの変更を例示することができる。
なお、運転支援装置100Bの構成および処理の詳細については、後述する。
図10に示すように、運転支援装置100Bは、プロセッサー110Bと、メモリ120と、を含んで構成されている。なお、プロセッサー110Bの詳細については、後述する。
図10に示すように、プロセッサー110Bは、情報受信部111Aと、睡眠判定部112Aと、運転支援制御部113Bと、を含んで構成されている。
図11を用いて、本実施形態に係る運転支援装置100Bの処理について説明する。
そして、情報受信部111Aは、乗員監視装置10から受信した乗員監視情報と生体情報とをメモリ120内のRAMに格納する。
以上、説明したように、本実施形態に係る運転支援システム1Bにおける運転支援装置100Bのプロセッサー110Bは、乗員監視装置10において取得された乗員監視情報と判別装置20からの判別情報と情報取得装置40からの生体情報を受信し、受信した乗員監視情報と生体情報をメモリ120に格納し、判別情報が車両の停車状態を示す情報であるときに、車両の乗員のうち、少なくとも運転者の睡眠時間が所定時間未満で、且つ、前記睡眠の質が所定レベル未満であると判断した場合には、乗員刺激装置30としての照明装置30Bの作動モードを変更する。
つまり、運転者の睡眠状態が良好でない場合には、車両の安全走行に支障が生じる可能性が大きい。
そのため、運転支援装置100Bのプロセッサー110Bは、運転者の睡眠状態が良好でないと判断したときに、照明装置30Bの作動モードを変更し、運転者の視覚に刺激を与えて覚醒を促すことが可能となる。
これにより、安全走行のために、適切な運転支援を行うことができる。
図12から図14を用いて、本実施形態に係る運転支援システム1Cについて説明する。
図12に示すように、本実施形態に係る運転支援システム1Cは、乗員監視装置10と、判別装置20と、芳香発生装置30Cと、情報取得装置40と、運転支援装置100Cと、を含んで構成されている。
なお、第1の実施形態から第3の実施形態と同一の符号を付す構成要素については、同一の機能を有することから、その詳細な説明は省略する。
より具体的には、芳香発生装置30Cは、例えば、芳香剤の種別として、柑橘系の芳香剤を選択し、その芳香発生量を調整する等の作動モードの変更を例示することができる。
なお、運転支援装置100Cの構成および処理の詳細については、後述する。
図13に示すように、運転支援装置100Cは、プロセッサー110Cと、メモリ120と、を含んで構成されている。なお、プロセッサー110Cの詳細については、後述する。
図13に示すように、プロセッサー110Cは、情報受信部111Aと、睡眠判定部112Aと、運転支援制御部113Cと、を含んで構成されている。
図14を用いて、本実施形態に係る運転支援装置100Cの処理について説明する。
そして、情報受信部111Aは、乗員監視装置10から受信した乗員監視情報と生体情報とをメモリ120内のRAMに格納する。
以上、説明したように、本実施形態に係る運転支援システム1Cにおける運転支援装置100Cのプロセッサー110Cは、乗員監視装置10において取得された乗員監視情報と判別装置20からの判別情報と情報取得装置40からの生体情報を受信し、受信した乗員監視情報と生体情報をメモリ120に格納し、判別情報が車両の停車状態を示す情報であるときに、車両の乗員のうち、少なくとも運転者の睡眠時間が所定時間未満で、且つ、前記睡眠の質が所定レベル未満であると判断した場合には、乗員刺激装置30としての芳香発生装置30Cの作動モードを変更する。
つまり、運転者の睡眠状態が良好でない場合には、車両の安全走行に支障が生じる可能性が大きい。
そのため、運転支援装置100Cのプロセッサー110Cは、運転者の睡眠状態が良好でないと判断したときに、芳香発生装置30Cの作動モードを変更し、運転者の嗅覚に刺激を与えることにより、覚醒を促すことが可能となる。
そのため、安全走行のために、適切な運転支援を行うことができる。
図15から図17を用いて、本実施形態に係る運転支援システム1Dについて説明する。
図15に示すように、本実施形態に係る運転支援システム1Dは、乗員監視装置10と、判別装置20と、音響装置30Dと、情報取得装置40と、運転支援装置100Dと、を含んで構成されている。
なお、第1の実施形態から第4の実施形態と同一の符号を付す構成要素については、同一の機能を有することから、その詳細な説明は省略する。
より具体的には、音響装置30Dは、例えば、重低音の音楽を流したり、事前に運転者によって車両内のメモリに登録された運転者にゆかりのある人物の音声を流したり、耳障りな電子音を発したり、音量が不規則に変化する音楽を流す等の作動モードの変更を例示することができる。
なお、運転支援装置100Dの構成および処理の詳細については、後述する。
図16に示すように、運転支援装置100Dは、プロセッサー110Dと、メモリ120と、を含んで構成されている。
なお、プロセッサー110Dの詳細については、後述する。
図16に示すように、プロセッサー110Dは、情報受信部111Aと、睡眠判定部112Aと、運転支援制御部113Dと、を含んで構成されている。
図17を用いて、本実施形態に係る運転支援装置100Dの処理について説明する。
そして、情報受信部111Aは、乗員監視装置10から受信した乗員監視情報と生体情報とをメモリ120内のRAMに格納する。
以上、説明したように、本実施形態に係る運転支援システム1Dにおける運転支援装置100Dのプロセッサー110Dは、乗員監視装置10において取得された乗員監視情報と判別装置20からの判別情報と情報取得装置40からの生体情報を受信し、受信した乗員監視情報と生体情報をメモリ120に格納し、判別情報が車両の停車状態を示す情報であるときに、車両の乗員のうち、少なくとも運転者の睡眠時間が所定時間未満で、且つ、前記睡眠の質が所定レベル未満であると判断した場合には、乗員刺激装置30としての音響装置30Dの作動モードを変更する。
つまり、運転者の睡眠状態が良好でない場合には、車両の安全走行に支障が生じる可能性が大きい。
そのため、運転支援装置100Dのプロセッサー110Dは、運転者の睡眠状態が良好でないと判断したときに、音響装置30Dの作動モードを変更することにより、運転者の聴覚に刺激を与えて覚醒を促すことが可能となる。
これにより、安全走行のために、適切な運転支援を行うことができる。
例えば、上記実施形態においては、運転支援システム1~1D内に、運転支援装置100~100Dを設ける構成を示したが、乗員監視装置10の情報および情報取得装置40の情報を車両に接続されたサーバーに転送し、サーバーにおいて、運転支援装置100~100Dの制御処理を実行させる構成としてもよい。
このような構成とすることにより、多くの情報を迅速に処理して、運転者の覚醒を促すことによって、事故の発生リスクを低減することができる。
1A;運転支援システム
1B;運転支援システム
1C;運転支援システム
1D;運転支援システム
10;乗員監視装置
20;判別装置
30;乗員刺激装置
30A;空調装置
30B;照明装置
30C;芳香発生装置
30D;音響装置
40;情報取得装置
100;運転支援装置
100A;運転支援装置
100B;運転支援装置
100C;運転支援装置
100D;運転支援装置
110;プロセッサー
110A;プロセッサー
110B;プロセッサー
110C;プロセッサー
110D;プロセッサー
120;メモリ
111;情報受信部
111A;情報受信部
112;睡眠判定部
112A;睡眠判定部
113;運転支援制御部
113A;運転支援制御部
113B;運転支援制御部
113C;運転支援制御部
113D;運転支援制御部
Claims (8)
- 車両の乗員の身体状態を監視する乗員監視装置と、
前記車両の走行状態と停車状態とを判別する判別装置と、
前記車両の乗員に刺激を与えて覚醒を促す乗員刺激装置と、
前記乗員監視装置において取得された乗員監視情報に基づいて、前記乗員の睡眠時間が所定時間未満で、且つ、睡眠の質が所定レベル未満である場合に、前記車両の乗員の安全走行を確保するための前記乗員刺激装置の制御を実行する運転支援装置と、
を備え、
前記運転支援装置は、1つまたは複数のプロセッサーと、前記1つまたは複数のプロセッサーに通信可能に接続される1つまたは複数のメモリと、を備え、
前記1つまたは複数のプロセッサーは、前記乗員監視情報と前記判別装置からの判別情報とを受信し、該受信した前記乗員監視情報を前記1つまたは複数のメモリに格納し、前記判別情報が前記車両の前記停車状態を示す情報であるときに、前記車両の乗員のうち、少なくとも運転者の前記睡眠時間および前記睡眠の質に基づいて、前記乗員刺激装置の作動モードを変更し、前記所定時間を前記乗員監視装置において取得された乗員監視情報に基づいて、前記運転者ごとの車両内での累積睡眠時間により定める運転支援システム。 - 前記車両内外における前記乗員の睡眠情報を含む生体情報を取得する情報取得装置をさ
らに、備え、
前記1つまたは複数のプロセッサーが、前記情報取得装置から受信した前記生体情報を
前記1つまたは複数のメモリに格納し、前記乗員監視情報と、前記生体情報とに基づいて
、前記乗員の睡眠時間が前記所定時間以上で、且つ、睡眠の質が所定レベル以上であるか
否かを判定する請求項1に記載の運転支援システム。 - 前記1つまたは複数のプロセッサーは、前記所定時間を前記乗員監視装置において取得
された乗員監視情報あるいは前記情報取得装置において取得された前記生体情報の少なく
とも1つ以上の情報に基づいて、前記運転者ごとに集計した1日ごとの車両内外における
累積睡眠時間により定める請求項2に記載の運転支援システム。 - 前記乗員刺激装置が前記車両の空調装置であり、
前記1つまたは複数のプロセッサーは、前記判別情報が前記車両の前記停車状態を示す
情報であるときに、前記車両の乗員のうち、少なくとも前記運転者の前記睡眠時間が前記
所定時間未満で、且つ、前記睡眠の質が所定レベル未満であると判断した場合には、前記
空調装置の作動モードを変更する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の運転支援
システム。 - 前記乗員刺激装置が前記車両の室内の照明装置であり、
前記1つまたは複数のプロセッサーは、前記判別情報が前記車両の前記停車状態を示す
情報であるときに、前記車両の乗員のうち、少なくとも前記運転者の前記睡眠時間が前記
所定時間未満で、且つ、前記睡眠の質が所定レベル未満であると判断した場合には、前記
照明装置の作動モードを変更する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の運転支援
システム。 - 前記乗員刺激装置が前記車両の芳香発生装置であり、
前記1つまたは複数のプロセッサーは、前記判別情報が前記車両の前記停車状態を示す
情報であるときに、前記車両の乗員のうち、少なくとも前記運転者の前記睡眠時間が前記
所定時間未満で、且つ、前記睡眠の質が所定レベル未満であると判断した場合には、前記
芳香発生装置の作動モードを変更する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の運転
支援システム。 - 前記乗員刺激装置が前記車両の音響装置であり、
前記1つまたは複数のプロセッサーは、前記判別情報が前記車両の前記停車状態を示す
情報であるときに、前記車両の乗員のうち、少なくとも前記運転者の前記睡眠時間が前記
所定時間未満で、且つ、前記睡眠の質が所定レベル未満であると判断した場合には、前記
音響装置の作動モードを変更する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の運転支援
システム。 - 前記1つまたは複数のプロセッサーは、前記判別情報が前記車両の前記停車状態を示す
情報であるときに、前記車両の乗員のうち、少なくとも前記運転者の前記睡眠時間が前記
所定時間以上で、且つ、前記睡眠の質が所定レベル以上であると判断した場合には、前記
乗員刺激装置の作動モードを変更しない請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の運
転支援システム。
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