[go: up one dir, main page]

JP7597665B2 - 建具 - Google Patents

建具 Download PDF

Info

Publication number
JP7597665B2
JP7597665B2 JP2021118971A JP2021118971A JP7597665B2 JP 7597665 B2 JP7597665 B2 JP 7597665B2 JP 2021118971 A JP2021118971 A JP 2021118971A JP 2021118971 A JP2021118971 A JP 2021118971A JP 7597665 B2 JP7597665 B2 JP 7597665B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
panel
surface material
blind device
room
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021118971A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023014808A (ja
Inventor
栄達 奈良
貢 北尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YKK AP Inc
Original Assignee
YKK AP Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YKK AP Inc filed Critical YKK AP Inc
Priority to JP2021118971A priority Critical patent/JP7597665B2/ja
Publication of JP2023014808A publication Critical patent/JP2023014808A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7597665B2 publication Critical patent/JP7597665B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Blinds (AREA)

Description

特許法第30条第2項適用 展示日 令和3年6月1日 展示場所 YKK60ビル 東京都墨田区亀沢3-22-1 YKK60ビル 1階
本発明は、室外側の外方面材よりも室内側となる位置にブラインド装置を備えた建具に関するものである。
建具には、断熱性を考慮して室内側及び室外側となる部分にそれぞれ面材を備えるとともに、これらの面材の間にブラインド装置を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特表2018-526553号公報
ところで、上述の建具では、室内側の内方面材が開閉可能に設けられ、かつ室外側の外方面材が開閉可能に設けられている。従って、両方の面材を開放すれば、室内を自然換気することが可能となる。しかしながら、外方面材を開放した場合には、流通する空気によってブラインド装置が揺れ動くことになり、安定した遮光性を得ることが難しい等の問題を来すおそれがある。
本発明は、上記実情に鑑みて、遮光性を損なうことなく自然換気することのできる建具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る建具は、上方建材、下方建材及び左右の側方建材によって構成される開口枠の内周側となる部分に外方面材を備えるとともに、前記外方面材よりも室内側となる位置に内方面材を備え、これら外方面材及び内方面材の間にブラインド装置を備えた建具であって、前記外方面材と前記下方建材との間には空気導入口が設けられ、前記外方面材から前記ブラインド装置の下方となる部分までの間には、前記外方面材と前記ブラインド装置との間への通気を制限し、かつ前記空気導入口から前記ブラインド装置と前記内方面材との間に通気を誘導する遮蔽部材が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、遮蔽部材によって外方面材とブラインド装置との間への通気が制限されるため、室内を自然換気した場合にもブラインド装置が揺れ動く事態を抑えることができ、遮光性が損なわれるおそれがなくなる。しかも、空気導入口からの通気がブラインド装置と内方面材との間に誘導されるため、ブラインド装置からの輻射熱が室内面材に伝達されるのを抑えることができ、遮熱性の点で有利となる。
本発明の実施の形態1である建具を適用した建築物の一部を室外側から見た図である。 図1に示した建築物の横断面図である。 図2におけるIII-III線断面図である。 図2におけるIV-IV線断面図である。 図1に示した建具を室内側から見た図である。 図1に示した建具の上枠部分を拡大した要部縦断面図である。 図1に示した建具の下枠部分を拡大した要部縦断面図である。 図1に示した建具の下枠部分を拡大した要部縦断面図である。 図1に示した建具の縦枠部分を拡大した要部横断面図である。 図1に示した建具の内方面材に適用する方立部分を拡大した要部横断面図である。 図1に示した建具の縦枠と外方面材との間に設けられる連結部材を示す要部拡大縦断面図である。 図1に示した建具の下枠と外方面材との間に設けられる連結部材を室内側から見た要部拡大図である。 本発明の実施の形態2である建具を適用した建築物の一部を室外側から見た図である。 図13に示した建築物の横断面図である。 図13に示した建具の内方面材に適用する袖面材部の縦断面図である。 図13に示した建具を室内側から見た図である。 図15の要部を拡大した縦断面図である。 図13に示した建具の内方面材に適用する方立部分を拡大した要部横断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明に係る建具の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、以下においては便宜上、見込み方向及び見付け方向という用語を用いる。見込み方向とは、図中の矢印Aで示すように、建具の奥行きに沿った方向である。見込み方向に沿った面については見込み面と称する場合がある。見付け方向とは、下枠等のように水平方向に沿って延在するものの場合、見込み方向に直交した上下に沿う方向である。縦枠等のように上下方向に沿って延在するものの場合には、見込み方向に直交した水平に沿う方向を見付け方向という。見付け方向に沿った面については、見付け面と称する場合がある。
(実施の形態1)
図1~図5は、本発明の実施の形態1である建具を示したものである。ここで例示する建具は、ビル等の建築物の外壁に適用されるものである。本実施の形態1の建築物は、鉄筋コンクリートから成る四角形状のパネル1によって外壁を構成したもので、外壁に設けた長方形状の開口部に建具を備えている。建具は、建築物の室内空間となる高さに取り付けられるもので、枠体(開口枠)10と、枠体10の内周側となる部分に配設した内方面材20、ブラインド装置30及び外方面材40とを備えて構成してある。枠体10は、上枠(上方建材)11、下枠(下方建材)12及び左右の縦枠(側方建材)13を四周枠組みすることによって構成したものである。上枠11、下枠12及び左右の縦枠13は、アルミニウム合金等の金属によって成形した押し出し形材であり、長手に沿った全長がほぼ一様の断面を有するように構成してある。
上枠11は、図6に示すように、室内側に配置される内方上枠部11aと、室外側に配置される外方上枠部11bとを一体に成形したものである。内方上枠部11aは、断面が長方形の筒状を成すものである。この内方上枠部11aには、上方戸当り片11c、2つの上方ロックピン受片11d及び2つ上方アンカー係止片11eが設けてある。上方戸当り片11cは、内方上枠部11aの内周側となる見込み面において室外側の隅部から内周側に向けてほぼ鉛直に延在したもので、延在縁部において室内に臨む部分にシール装着溝11c1を有している。2つの上方ロックピン受片11dは、内方上枠部11aの内周側となる見込み面において中間となる部分からそれぞれ内周側に向けて延在したもので、延在縁部が互いに近接する方向に屈曲している。2つの上方ロックピン受片11dの屈曲した部分の間には、隙間が確保してある。上方アンカー係止片11eは、内方上枠部11aの外周側となる見込み面において室外側となる隅部及び室内側となる隅部からそれぞれ外周側に向けて延在した後、互いに近接する方向に屈曲したものである。
外方上枠部11bは、断面がほぼ直角三角形の筒状を成すものである。より具体的に説明すると、外方上枠部11bは、内方上枠部11aの外周側となる見込み面において室外側の隅部から室外に向けてほぼ水平に延在した見込み部分11b1と、室外側の上方アンカー係止片11eの外周端から外周側に向けてほぼ鉛直に延在した見付け部分11b2と、これらの見込み部分11b1及び見付け部分11b2の間を結ぶように室外に向けて漸次内周側となるように傾斜した斜辺部分11b3とを有した直角三角形状を成している。外方上枠部11bの見込み方向に沿った寸法は、内方上枠部11aの見込み方向に沿った寸法のほぼ2倍となるように設定してある。外方上枠部11bの内周側となる見込み面には、弾性材から成る止水材14が設けてある。止水材14は、取り付け片部14aの室外側に位置する縁部から鉛直下方に向けて水切り片部14bが延在したもので、上枠11において縦枠13の相互間となる部分の全長にわたる部分に配設してある。
下枠12は、図7、図8に示すように、室内側に配置される内方下枠部12aと、室外側に配置される外方下枠部12bとを一体に成形したものである。内方下枠部12aは、断面が長方形の筒状を成すもので、見込み方向に沿った寸法が内方上枠部11aとほぼ同一となるように構成してある。この内方下枠部12aには、下方戸当り片12c、2つの下方ロックピン受片12d及び2つ下方アンカー係止片12eが設けてある。下方戸当り片12cは、内方下枠部12aの内周側となる見込み面において室外側の隅部から内周側に向けてほぼ鉛直に延在したもので、延在縁部において室内に臨む部分にシール装着溝12c1を有している。2つの下方ロックピン受片12dは、内方下枠部12aの内周側となる見込み面において中間となる部分からそれぞれ内周側に向けて延在したもので、延在縁部が互いに近接する方向に屈曲している。2つの下方ロックピン受片12dの屈曲した部分の間には、隙間が確保してある。下方アンカー係止片12eは、内方下枠部12aの外周側となる見込み面において室外側となる隅部及び室内側となる隅部からそれぞれ外周側に向けて延在した後、互いに近接する方向に屈曲したものである。
外方下枠部12bは、断面がほぼ台形の筒状を成すものである。より具体的に説明すると、外方下枠部12bは、内方下枠部12aの室外に臨む見付け面においてほぼ中間となる部分から室外に向けて漸次外周側となるように傾斜した斜辺部分12b1と、室外側の下方アンカー係止片12eの外周端から外周側に向けてほぼ鉛直に延在した下底部分12b2と、斜辺部分12b1の延在縁部から外周に向けてほぼ鉛直に延在した上底部分12b3と、上底部分12b3及び下底部分12b2の間を結ぶ方にほぼ水平に延在した見込み部分12b4とを有した台形状を成している。外方下枠部12bの見込み方向に沿った寸法は、内方下枠部12aの見込み方向に沿った寸法のほぼ2倍となるように設定してある。
左右の縦枠13は、互いに対称形状となるもので、図9に示すように、平板状を成す縦枠基部13aを有している。縦枠基部13aは、見込み方向に沿った寸法が上枠11の見込み方向に沿った寸法とほぼ同一となるように形成したもので、見込み方向に沿って上下に延在している。この縦枠基部13aには、室内側となる部分に側方戸当り片13b、2つの側方ロックピン受片13c及び2つ側方アンカー係止片13dが設けてある。側方戸当り片13bは、縦枠基部13aの内周側となる見込み面において上枠11の上方戸当り片11cに対応する見込み位置から内周側に向けてほぼ鉛直に延在したもので、延在縁部において室内に臨む部分にシール装着溝13b1を有している。2つの側方ロックピン受片13cは、縦枠基部13aの内周側となる見込み面において上枠11の上方ロックピン受片11dに対応する見込み位置からそれぞれ内周側に向けて延在したもので、延在縁部が互いに近接する方向に屈曲している。2つの側方ロックピン受片13cの屈曲した部分の間には、隙間が確保してある。側方アンカー係止片13dは、縦枠基部13aの外周側となる見込み面において室内側となる端縁部及び側方戸当り片13bよりもわずかに室外側となる部分からそれぞれ外周側に向けて延在した後、互いに近接する方向に屈曲したものである。
上記の構成を有する上枠11、下枠12及び左右の縦枠13は、図2~図4に示すように、左右の縦枠13の上端部間に上枠11を連結するとともに、左右の縦枠13の下端部間に下枠12を連結することによって枠体10を構成し、それぞれがパネル1に固定されることになる。
内方面材20は、枠体10において室内側となる部分に配設した2つの方立21と、主面材部210及び2つの袖面材部220とを備えて構成してある。方立21は、それぞれ縦枠13と平行となるように設けたもので、枠体10の内部を左右に3分割している。図示の例では、縦枠13からそれぞれ等距離となり、かつ方立21の相互間距離が方立21と縦枠13との間の距離よりも大きくなる位置(図示の例では6倍以上となる位置)にそれぞれ方立21が設けてある。方立21は、アルミニウム合金等の金属によって成形した押し出し形材であり、長手に沿った全長がほぼ一様の断面を有するように構成してある。本実施の形態1では、図10に示すように、角筒状を成す方立基部21aを備えた方立21を例示している。方立基部21aは、見込み方向に沿った寸法が上枠11の内方上枠部11aとほぼ同じ寸法となるように構成したもので、両側となる見込み面にそれぞれ方立戸当り片21b及び2つの方立ロックピン受片21cを有している。方立戸当り片21bは、方立基部21aの見込み面において室外側の隅部から突出するように延在したもので、延在縁部において室内に臨む部分にシール装着溝21b1を有している。縦枠13に近接した方立戸当り片21bのシール装着溝21b1には、縦枠13のシール装着溝13b1、上枠11のシール装着溝11c1及び下枠12のシール装着溝12c1で一連となるように袖窓用シール部材16が装着してある。縦枠13から離反した方立戸当り片21bのシール装着溝21b1には、上枠11のシール装着溝11c1及び下枠12のシール装着溝12c1で一連となるように主窓用シール部材17が装着してある。2つの方立ロックピン受片21cは、方立基部21aの見込み面において上枠11の上方ロックピン受片11dに対応する見込み位置からそれぞれ突出するように延在したもので、延在縁部が互いに近接する方向に屈曲している。2つの方立ロックピン受片21cの屈曲した部分の間には、隙間が確保してある。
主面材部210は、図2~図4に示すように、長方形状を成す複層ガラス211の四周に内方主上框212、内方主下框213、左右の内方主縦框214を装着することによって構成したものである。本実施の形態1の主面材部210は、枠体10及び方立21との間に、いわゆる内開き窓を構成するもので、室内側から見て右側となる内方主縦框214と、これに隣接する方立21との間にヒンジ215を備え、上下に沿ったヒンジ215軸を中心として室内側に開くことが可能である。主面材部210を閉じた場合には、内方主上框212、内方主下框213及び左右の内方主縦框214が同時に主窓用シール部材17に当接した状態となり、方立21の相互間の開口を閉塞することが可能である。
2つの袖面材部220は、それぞれ長方形状を成す複層ガラス221の四周に内方袖上框222、内方袖下框223、左右の内方袖縦框224を装着することによって構成したものである。本実施の形態1の袖面材部220は、枠体10及び方立21との間に、いわゆる縦すべり出し窓を構成するもので、内方袖上框222と上枠11との間及び内方袖下框223と下枠12との間にそれぞれリンク機構(図示せず)を備え、方立21に隣接する内方袖縦框224が戸先となって室内側に突出するように開くことが可能である。それぞれの袖面材部220を閉じた場合には、内方袖上框222、内方袖下框223及び左右の内方袖縦框224が同時に袖窓用シール部材16に当接した状態となり、方立21と縦枠13との間の開口を閉塞することが可能である。主面材部210を構成する内方主上框212、内方主下框213、内方主縦框214及び袖面材部220を構成する内方袖上框222、内方袖下框223、内方袖縦框224は、アルミニウム合金等の金属によって成形した押し出し形材であり、長手に沿った全長がほぼ一様の断面を有するように構成してある。図示の例では、内方袖上框222、内方袖下框223、内方袖縦框224として互いに同一の断面形状を有するものを適用している。
図には明示していないが、主面材部210及び袖面材部220には、枠体10及び方立21との間にロックピンによる施錠装置が設けてある。すなわち、主面材部210及び袖面材部220には、外周となる部分にロックピンが移動可能に配設してあり、閉じた状態でロックピンを枠体10のロックピン受部材18及び方立21のロックピン受部材18に係合させることで開く方向への移動を阻止するようにしている。ロックピン受部材18は、枠体10及び方立21のロックピン受片11d,12d,13c,21cに固定してある。ここで、ロックピン受片11d,12d,13c,21cは、相互間に隙間を確保した位置に2つ設けてあるとともに、延在縁部が互いに近接する方向に屈曲したものである。従って、ロックピン受部材18を固定する場合の裏板18aを相互間の隙間から挿入することが可能となり、ロックピン受片11d,12d,13c,21cにロックピン受部材18を固定する作業を容易化することが可能となる。
ブラインド装置30は、ヘッドボックス31とボトムレール32との間に複数のスラット33を備えて構成したもので、ヘッドボックス31を介して外方上枠部11bの内周側となる見込み面の室内側となる部分に吊り下げ保持してある。このブラインド装置30は、縦枠13の相互間にわたる寸法を有しており、操作コード34を介して適宜操作することによりボトムレール32が上下に移動し、もっとも下方に移動した場合に内方面材20の室外に臨む表面全面を覆うことが可能である。
縦枠13の下端部相互間においてブラインド装置30のボトムレール32に対向する部分には、遮蔽部材35が設けてある。遮蔽部材35は、アルミニウム合金等の金属によって成形した押し出し形材であり、長手に沿った全長がほぼ一様の断面を有するように構成してある。本実施の形態1では、図7に示すように、ブラインド受部35aと、シールド板部35bとを有した遮蔽部材35を適用している。ブラインド受部35aは、主にボトムレール32がもっとも下方に配置された場合にボトムレール32に当接するもので、平板状を成す基壁部35a1と、基壁部35a1においてボトムレール32よりも室外側に位置する部分及び基壁部35a1においてボトムレール32よりも室内側に位置する部分からそれぞれ上方に向けて突出した規制壁部35a2とを有している。基壁部35a1は、ブラインド装置30がもっとも下方まで引き出された場合にボトムレール32が載置されるものである。規制壁部35a2の相互間距離は、ボトムレール32が容易に収容可能となるように、ボトムレール32の幅よりも大きく構成してある。シールド板部35bは、室内側に設けた規制壁部35a2の下縁部から下方に向けて延在した後に湾曲し、室外側に向けて漸次下方となるように傾斜延在したものである。シールド板部35bの長手に沿った寸法は、ブラインド受部35aよりも短く、後述するアタッチメント53の相互間距離とほぼ等しい。シールド板部35bの延在縁部は、後述する外方面材40の外方下框43において室内に臨む見付け面に当接している。
外方面材40は、図1~図4に示すように、長方形状を成す合わせガラス41の四周に外方框材である外方上框42、外方下框43、左右の外方縦框44を装着することによって構成したもので、枠体10の室外側となる部分に配設してある。本実施の形態1の外方面材40では、枠体10の内周側となる見込み面の範囲内に配設してあり、室外に臨む見付け面が枠体10の室外に臨む見付け面よりも室内側に位置している。すなわち、枠体10において内方面材20が設けられた部分よりも室外側、つまり外方上枠部11bと、外方下枠部12bと、縦枠13において側方戸当り片13bよりも室外側となる部分とによって囲まれる範囲内に収まるように外方面材40が設けてある。外方面材40の外形寸法は、上下に沿った寸法が内方面材20の主面材部210よりも大きく、かつ左右に沿った寸法が2つの袖面材部220において外周側に位置する内方袖縦框224の相互間距離とほぼ等しくなるように設定してある。外方面材40を枠体10の内周側となる部分に配置した場合には、枠体10の上枠11、下枠12及び左右の縦枠13との間にそれぞれ隙間を確保することが可能である。外方面材40を構成する外方上框42、外方下框43、外方縦框44は、アルミニウム合金等の金属によって成形した押し出し形材であり、長手に沿った全長がほぼ一様の断面を有するように構成してある。図示の例では、外方上框42、外方下框43、外方縦框44として互いに同一の断面形状を有するものを適用している。
この外方面材40には、外方上框42及び外方下框43にそれぞれ一つずつフック部材45が設けてあるとともに、左右の外方縦框44にそれぞれ3つずつフック部材45が互いに間隔をもって設けてある。フック部材45は、図11に示すように、平板状を成す固定板部45aと、固定板部45aの上縁部から室内に向けてほぼ直角に屈曲して延在する天板部45bと、天板部45bの延在縁部から下方に向けてほぼ直角に屈曲して延在する係止板部45cとを一体に成形したものである。それぞれのフック部材45は、外方框材42,43,44に裏板46を配置し、固定板部45aを介して裏板46にネジ47を螺合することにより外方框材42,43,44の室内に臨む見付け面に固定してある。図12に示すように、外方下框43に設けたフック部材45には、天板部45bに位置決め孔45dが追加で加工してある。位置決め孔45dは、天板部45bの左右に沿った寸法のほぼ中央となる部分に形成した断面が円形の貫通孔である。
上記の構成を有する外方面材40は、それぞれの外方框材42,43,44に設けたフック部材45を、枠体10に設けたフック受け部材50,51に係合させることにより、上枠11、下枠12及び左右の縦枠13との間にそれぞれ隙間を確保した状態で枠体10に支持させてある。
上枠11及び縦枠13に設けたフック受け部材50は、平板状を成す受側固定板部50aと、受側固定板部50aの下縁部から室外に向けてほぼ直角に屈曲して延在する底板部50bと、底板部50bの延在縁部から上方に向けてほぼ直角に屈曲して延在する受板部50cとを一体に成形したものである。受板部50cの板厚は、フック部材45において固定板部45aと係止板部45cとの相互間隔とほぼ等しく設定してある。上枠11のフック受け部材50は、上方ブラケット52を介して上枠11の内周側となる見込み面のほぼ中央となる部分に1つ固定してあり、縦枠13のフック受け部材50は、アタッチメント53を介して縦枠13の内周側となる見込み面に3つずつ固定してある。
上方ブラケット52は、図6に示すように、上枠11の見込み面に取り付ける枠取付板部52aと、フック部材45の受側固定板部50aに連結する受取付板部52bとを有したもので、受取付板部52bがブラインド装置30のヘッドボックス31よりも室外側に位置する状態で上枠11に取り付けてある。上方ブラケット52を介して上枠11に取り付けるフック受け部材50は、外方上框42に設けたフック部材45の天板部45bを受板部50cの上面に当接させた場合に、外方上框42が上枠11の上方戸当り片11cの内周位置よりも外周側に位置し、かつ外方下框43が下枠12の下方戸当り片12cの内周位置よりも外周側に位置するように設定してある。
アタッチメント53は、図9に示すように、断面がほぼ長方形の筒状を成すもので、縦枠13の内周側となる見込み面において上枠11と下枠12との間の全長にわたる部分に取り付けてある。縦枠13の見込み面からのアタッチメント53の突出寸法は、縦枠13に設けた側方戸当り片13bの突出寸法よりも大きく、かつ袖面材部220において外周側に位置する内方袖縦框224の内周位置よりも小さくなるように設定してある。本実施の形態1では、アタッチメント53の内周位置が外方縦框44の内周位置とほぼ一致するように構成してある。アタッチメント53には、室内に臨む部分に取付溝53aが設けてある。取付溝53aは、開口の幅よりも内部の幅を大きく形成したアリ溝状を成すもので、開口の幅がフック受け部材50を嵌合することのできる寸法に形成してある。上述したフック受け部材50は、受側固定板部50aを取付溝53aに挿入するとともに、アタッチメント53の中空部に裏板54を配設し、受側固定板部50aを介して裏板54にネジ55を螺合することにより、アタッチメント53に固定してある。本実施の形態1では、外方面材40の外方縦框44に設けたフック部材45に対応して、アタッチメント53の上端部、中間部及び下端部の3カ所にフック受け部材50が設けてある。
一方、下枠12に設けたフック受け部材51は、図8に示すように、見込み方向に沿ってほぼ水平に延在する平板状の下板部51aと、下板部51aの室外側となる縁部から上方に向けてほぼ鉛直に延在した平板状の縦板部51bとを有したものである。縦板部51bの板厚は、フック部材45において固定板部45aと係止板部45cとの相互間隔とほぼ等しく設定してある。このフック受け部材51は、下板部51aと下枠12の内周側となる見込み面との間に斜めのスペーサ56を介在させた状態でほぼ中央となる部分に1つ固定してある。縦板部51bの上端面には、その中央となる部分に位置決め突起51cが設けてある。位置決め突起51cは、枠体10の内周側となる見込み面に対してほぼ中央となる位置に外方面材40が配置された場合に、外方下框43に設けたフック部材45の位置決め孔45dに嵌合するように構成してある。
上述のフック受け部材50,51を設けた枠体10に対して外方面材40を支持させるには、フック部材45の係止板部45cがフック受け部材50,51の受板部50c及び縦板部51bよりも上方に位置した状態で室外側から外方面材40を挿入する。その後、フック部材45の固定板部45aをフック受け部材50,51の受板部50c及び縦板部51bに当接させ、そのまま外方面材40を下方に移動させれば、フック部材45の固定板部45aと係止板部45cとの間にフック受け部材50,51の受板部50c及び縦板部51bが嵌合されるとともに、フック部材45の天板部45bにフック受け部材50,51の受板部50c及び縦板部51bが当接した状態となる。このとき、下枠12に設けたフック部材45の位置決め孔45dにフック受け部材51の位置決め突起51cが嵌合することにより、枠体10に対する外方面材40の左右方向に沿った位置が規定される。
この状態においては、フック部材45とフック受け部材50,51とが互いに係合することにより、枠体10に対する外方面材40の見込み方向の移動及び下方への移動が阻止されることになる。さらに、実施の形態1の建具では、図6に示すように、上枠11に設けたフック受け部材50の受側固定板部50aに室外側からロックネジ57を螺合することにより、枠体10に対する外方面材40の上方への移動を阻止するようにしている。すなわち、ロックネジ57は、いわゆる六角穴付きネジと称されるもので、円柱状を成す頭部57aが外方上框42に設けたフック部材45の天板部45bに近接する状態でフック受け部材50に螺合してある。これにより、フック部材45の天板部45bがロックネジ57の頭部に当接することで外方面材40の枠体10に対する上方への移動が阻止されることになり、すべてのフック部材45がフック受け部材50,51からの逸脱が阻止された状態となる。
上記のようにして枠体10に外方面材40が支持された状態においては、上枠11に設けた止水材14の水切り片部14bが外方上框42の外周側に位置する見込み面に圧接された状態となる。従って、上方のパネル1を伝ってきた雨水等の水が外方面材40よりも室内側に浸入する事態が招来されるおそれがない。また、枠体10の下方部に設けた遮蔽部材35は、シールド板部35bの延在縁部が外方下框43の室内に臨む見付け面に当接された状態となる。従って、外方面材40の外方下框43から遮蔽部材35までの間においては、上下方向の通気が遮断された状態にある。
一方、枠体10の縦枠13と外方面材40の外方縦框44との間、及び下枠12と外方下框43との間には、常時隙間が確保された状態にある。従って、内方面材20の主面材部210や袖面材部220を開けば、外方面材40については何らの操作を行うことなく室内を自然換気することが可能となる。しかも、外方下框43の外周側となる見込み面が下方戸当り片12cの内周位置よりも外周側に位置し、かつ縦枠13と外方縦框44との隙間についてはアタッチメント53が室内側に位置している。つまり、外方面材40を介して内方面材20に至る通気通路は、図7、図9中の矢印Bで示すように、いずれも一旦内周側に屈曲した形状となっている。従って、外方面材40と枠体10との隙間を通じて直接内方面材20に水が到達する事態が招来されることがなく、雨水等の室外の水が室内側に浸入するおそれもない。
ここで、上述したように、外方面材40の外方下框43から遮蔽部材35までの間においては、上下方向の通気が遮断された状態にある。従って、ブラインド装置30を下げた状態において自然換気を行った場合にも、外方下框43と下枠12との間の空気導入口B1を通じて外方面材40を通過した空気は、ブラインド装置30のスラット33を通過して室内側に到達することがない。これにより、室内を自然換気した状態においてもブラインド装置30のスラット33が揺れ動く事態が招来されるおそれがなく、安定した遮光性を得ることが可能となる。加えて、空気導入口B1を通じて外方面材40を通過した空気は、遮蔽部材35によって室内側に誘導された後、ブラインド装置30と内方面材20との間において上方に流れるようになる。この結果、例えばブラインド装置30が日射によって加熱された場合にも、ブラインド装置30と内方面材20との間を通過する空気によってブラインド装置30からの輻射熱が室内側に到達する事態が防止され、遮熱性を向上させることが可能となる。さらに、上述の建具では、外方面材40として合わせガラス41を適用している。従って、台風等の暴風時に飛来物が衝突したとしても、この飛来物が外方面材40を突き抜けて室内側に到達する事態を防止することが可能となる。
(実施の形態2)
図13~図17は、本発明の実施の形態2である建具を示したものである。ここで例示する建具は、実施の形態1と同様、ビル等の建築物の外壁に適用されるもので、実施の形態1とは、方立21、袖面材部220、止水材14、ブラインド装置30、遮蔽部材35及び外方面材40が異なっている。以下、実施の形態1と異なる点について詳述し、実施の形態1と同様の構成については同一の符号を付して詳細説明を省略する。
実施の形態2の方立(側方建材)321は、方立基部21a、方立戸当り片21b及び2つの方立ロックピン受片21cに加え、方立基部21aの室外に臨む見付け面に面材支持部321dを有するものである。面材支持部321dは、方立基部21aから室外に向けて突出したもので、見付け方向に沿った寸法が方立基部21aとほぼ同じである。面材支持部321dの延在縁部には、アタッチメント部321eが設けてある。アタッチメント部321eは、断面がほぼ長方形の筒状を成すもので、2つの方立321において互いに近接する方向に向けて突出している。アタッチメント部321eの室外に臨む見付け面の位置は、実施の形態1で示したアタッチメント53の室外に臨む見付け面とほぼ同じである。面材支持部321dからのアタッチメント部321eの突出寸法は、方立321に設けた方立戸当り片21bの突出寸法よりも小さくなるように設定してある。アタッチメント部321eには、室内に臨む部分に取付溝53aを介して上端部、中間部及び下端部の3カ所にフック受け部材50が設けてある。
袖面材部230は、アルミニウム合金等の金属によって外形がほぼ長方形の箱状に構成したもので、外周側となる見込み面に当接ヒレ部231を有している。当接ヒレ部231は、袖面材部230の見込み面において室内側となる部分から外周に向けて延在したもので、延在縁部において室外に臨む部分に袖窓用内方シール部材232が装着してある。袖窓用内方シール部材232は、袖面材部230の四周で一連となるもので、袖面材部230を閉じた場合に、上枠(上方建材)11、下枠(下方建材)12、縦枠13及び方立321の室内側に位置するロックピン受片11d,12d,13c,21cに圧接することが可能である。
止水材14、ブラインド装置30、遮蔽部材35及び外方面材40については、それぞれ左右の方立321の相互間に設けられるように、左右方向に沿った寸法のみが実施の形態1と異なる点であり、その他の構成については実施の形態1と同様である。また、実施の形態2においては、主面材部210のみが内方面材に相当するため、図中においては符号20は用いていない。
上記のように構成した実施の形態2の建具においては、上枠11に設けた止水材14の水切り片部14bが外方上框42の外周側に位置する見込み面に圧接された状態となる。従って、上方のパネル1を伝ってきた雨水等の水が外方面材40よりも室内側に浸入する事態が招来されるおそれがない。なお、袖面材部230については、外方面材40によって覆われていないものの、室外側に袖窓用シール部材16が介在し、室内側に袖窓用内方シール部材232が介在しているため、雨水等の水が室内側に浸入するおそれはない。
一方、枠体10の方立321と外方面材40の外方縦框44との間、及び下枠12と外方下框43との間には、常時隙間が確保された状態にある。従って、内方面材20の主面材部210を開けば、外方面材40については何らの操作を行うことなく室内を自然換気することが可能となる。しかも、外方下框43の外周側となる見込み面が下方戸当り片12cの内周位置よりも外周側に位置し、かつ方立321と外方縦框44との隙間についてはアタッチメント部321eが室内側に位置している。つまり、外方面材40を介して内方面材20に至る通気通路は、図7、図18中の矢印Bで示すように、いずれも一旦内周側に屈曲した形状となっている。従って、外方面材40と下枠12及び方立321との隙間を通じて直接内方面材20の主面材部210に水が到達する事態が招来されることがなく、雨水等の室外の水が室内側に浸入するおそれがない。さらに、枠体10の下方部に設けた遮蔽部材35は、シールド板部35bに設けた気密材35cが外方下框43の室内に臨む見付け面に圧接された状態となる。従って、自然換気を行っている際においても、空気導入口B1を通じて外方面材40を通過した空気が、外方面材40の外方下框43と遮蔽部材35との間を通じて上方に進行することはなく、ブラインド装置30のスラット33が揺れ動く事態が招来されるおそれがない。加えて、上述の建具では、外方面材40として合わせガラス41を適用している。従って、台風等の暴風時に飛来物が衝突したとしても、この飛来物が室内側に突き抜ける事態を防止することが可能となる。但し、外方面材40としては、必ずしも合わせガラス41を適用する必要はない。袖面材部230については、上述したように金属によって箱状に構成したものであるため、同様に、飛来物が室内側に突き抜ける事態を招来するおそれがない。
なお、上述した実施の形態1及び実施の形態2では、縦枠と外方面材の間に通気通路が確保された建具を例示しているが、下枠と外方面材との間に通気通路の空気導入口があれば良い。さらに、外方面材の外方下框に接触するように遮蔽部材を設けているが、外方面材との間であれば、必ずしも外方下框である必要はない。
以上のように、本発明に係る建具は、上方建材、下方建材及び左右の側方建材によって構成される開口枠の内周側となる部分に外方面材を備えるとともに、前記外方面材よりも室内側となる位置に内方面材を備え、これら外方面材及び内方面材の間にブラインド装置を備えた建具であって、前記外方面材と前記下方建材との間には空気導入口が設けられ、前記外方面材から前記ブラインド装置の下方となる部分までの間には、前記外方面材と前記ブラインド装置との間への通気を制限し、かつ前記空気導入口から前記ブラインド装置と前記内方面材との間に通気を誘導する遮蔽部材が設けられていることを特徴としている。
この発明によれば、遮蔽部材によって外方面材とブラインド装置との間への通気が制限されるため、室内を自然換気した場合にもブラインド装置が揺れ動く事態を抑えることができ、遮光性が損なわれるおそれがなくなる。しかも、空気導入口からの通気がブラインド装置と内方面材との間に誘導されるため、ブラインド装置からの輻射熱が室内面材に伝達されるのを抑えることができ、遮熱性の点で有利となる。
また本発明は、上述した建具において、前記ブラインド装置は、ボトムレールの上方に複数のスラットを備えて構成されたものであり、前記遮蔽部材は、前記ボトムレールが載置可能となる位置に配置されたブラインド受部材と、前記ブラインド受部材から前記外方面材の下縁部に向けて延在したシールド板部材とを備えて構成されていることを特徴としている。
この発明によれば、ボトムレールを載置するブラインド受部材を遮蔽部材の一部として適用しているため、部品点数が増える事態を防止することができる。ブラインド受部材とシールド板部材とは一体であっても良いし、別体に構成しても構わない。
また本発明は、上述した建具において、前記ブラインド装置は、前記上方建材から下方に吊り下げ保持されたものであり、前記ブラインド受部材は、前記ボトムレールが載置される基壁部と、前記基壁部の室外側に位置する縁部及び前記基壁部の室内側に位置する縁部からそれぞれ上方に向けて突出した規制壁部とを有して構成されていることを特徴としている。
この発明によれば、ボトムレールの見込み方向に沿った移動が規制壁部によって抑えられるため、ブラインド装置が揺れ動く事態をより確実に防止することが可能となる。
10 枠体、11 上枠、12 下枠、13 縦枠、20 内方面材、30 ブラインド装置、32 ボトムレール、33 スラット、35 遮蔽部材、35a ブラインド受部、35a1 基壁部、35a2 規制壁部、35b シールド板部、40 外方面材、43 外方下框、321 方立、B1 空気導入口

Claims (3)

  1. 上方建材、下方建材及び左右の側方建材によって構成される開口枠の内周側となる部分に外方面材を備えるとともに、前記外方面材よりも室内側となる位置に内方面材を備え、これら外方面材及び内方面材の間にブラインド装置を備えた建具であって、
    前記外方面材と前記下方建材との間には空気導入口が設けられ、
    前記外方面材から前記ブラインド装置の下方となる部分までの間には、前記外方面材と前記ブラインド装置との間への通気を制限し、かつ前記空気導入口から前記ブラインド装置と前記内方面材との間に通気を誘導する遮蔽部材が設けられていることを特徴とする建具。
  2. 前記ブラインド装置は、ボトムレールの上方に複数のスラットを備えて構成されたものであり、
    前記遮蔽部材は、前記ボトムレールが載置可能となる位置に配置されたブラインド受部材と、前記ブラインド受部材から前記外方面材の下縁部に向けて延在したシールド板部材とを備えて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の建具。
  3. 前記ブラインド装置は、前記上方建材から下方に吊り下げ保持されたものであり、
    前記ブラインド受部材は、前記ボトムレールが載置される基壁部と、前記基壁部の室外側に位置する縁部及び前記基壁部の室内側に位置する縁部からそれぞれ上方に向けて突出した規制壁部とを有して構成されていることを特徴とする請求項2に記載の建具。
JP2021118971A 2021-07-19 2021-07-19 建具 Active JP7597665B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021118971A JP7597665B2 (ja) 2021-07-19 2021-07-19 建具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021118971A JP7597665B2 (ja) 2021-07-19 2021-07-19 建具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023014808A JP2023014808A (ja) 2023-01-31
JP7597665B2 true JP7597665B2 (ja) 2024-12-10

Family

ID=85130420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021118971A Active JP7597665B2 (ja) 2021-07-19 2021-07-19 建具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7597665B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003185186A (ja) 2001-12-20 2003-07-03 Ohbayashi Corp 通気方向制御装置及びこれを具備した建物
JP2009150099A (ja) 2007-12-20 2009-07-09 Ykk Ap株式会社 窓装置
JP2009270251A (ja) 2008-04-30 2009-11-19 Ykk Ap株式会社 カーテンウォール
JP6242688B2 (ja) 2011-03-03 2017-12-06 セレン フォトニクス リミテッド 半導体装置及び製造方法
JP2018526553A (ja) 2015-07-30 2018-09-13 ジーエイエイチシー コンプレックス ウィンドウズ カンパニー リミテッドGahc Complex Windows Co.,Ltd. カーテンウォール二重外被システム建具及びその施工方法
JP2020172849A (ja) 2019-04-10 2020-10-22 三協立山株式会社

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003185186A (ja) 2001-12-20 2003-07-03 Ohbayashi Corp 通気方向制御装置及びこれを具備した建物
JP2009150099A (ja) 2007-12-20 2009-07-09 Ykk Ap株式会社 窓装置
JP2009270251A (ja) 2008-04-30 2009-11-19 Ykk Ap株式会社 カーテンウォール
JP6242688B2 (ja) 2011-03-03 2017-12-06 セレン フォトニクス リミテッド 半導体装置及び製造方法
JP2018526553A (ja) 2015-07-30 2018-09-13 ジーエイエイチシー コンプレックス ウィンドウズ カンパニー リミテッドGahc Complex Windows Co.,Ltd. カーテンウォール二重外被システム建具及びその施工方法
JP2020172849A (ja) 2019-04-10 2020-10-22 三協立山株式会社

Also Published As

Publication number Publication date
JP2023014808A (ja) 2023-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6532608B2 (ja) カーテンウォール二重外被システム建具及びその施工方法
US8631850B2 (en) Window assembly
KR200491614Y1 (ko) 오염방지 및 내진 구조를 갖는 마감패널 조립체
KR102368036B1 (ko) 커튼월 창 단열구조체
CA3020159C (en) Window, shutter or door with adjustable mounting frame
JP7597665B2 (ja) 建具
KR101969379B1 (ko) 커튼월 유닛
KR102312383B1 (ko) 차양방충망 내재형 고효율 커튼 월
JP7636285B2 (ja) 建具
KR102554639B1 (ko) 개폐창을 가진 커튼 월
KR102173709B1 (ko) 커튼 월
KR102094367B1 (ko) 고단열/고강도 커튼 월 창
KR102284824B1 (ko) 커튼 월
KR200496027Y1 (ko) 건설 현장용 소음 방지 패널
KR101763385B1 (ko) 햇빛 차단 시스템이 부착된 단열복합창
KR102216412B1 (ko) 에너지 절약형 커튼 월
KR102216414B1 (ko) 에너지 절약형 커튼 월
KR101603047B1 (ko) 공동주택의 외부 난간을 이용한 레일식 차양 덧문 시스템
JP7369087B2 (ja) 建具
JP6981826B2 (ja) エアフロー構造
KR200490700Y1 (ko) 창호
JP7377158B2 (ja) 建具
JP6770114B2 (ja) 建具
JP7121162B2 (ja) サッシ
KR20140144889A (ko) 접이식 창틀

Legal Events

Date Code Title Description
A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20210726

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240418

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20241031

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20241105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20241128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7597665

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150