JP7565932B2 - ヒトの毛髪のケアおよび表面改質のための有効成分の組成物 - Google Patents
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Description
a)少なくとも1つの有機ケイ素化合物、および
b)少なくとも1つのカチオン性ポリマー
を含む、ケラチン物質の処理のための化粧剤により解決される。
・R1、R2は、共に水素原子を表し、
・Lは、直鎖の二価C1-C6アルキレン基、好ましくはプロピレン基(-CH2-CH2-CH2-)またはエチレン基(-CH2-CH2-)を表し、
・R3およびR4は、独立に、メチル基またはエチル基を表し、
・aは、数値3を表し、および
・bは、数値0を表す]
・R5、R5’、R5’’は、独立に、水素原子またはC1-C6アルキル基を表し、
・R6、R6’およびR6’’は、独立に、C1-C6アルキル基を表し、
・A、A’、A’’、A’’’およびA’’’’は、独立に、直鎖または分岐鎖C1-C20二価アルキレン基を表し、
・R7およびR8は、独立に、水素原子、C1-C6アルキル基、ヒドロキシC1-C6アルキル基、C2-C6アルケニル基、アミノC1-C6アルキル基または式(III):
・cは、1~3の整数を表し、
・dは、整数3-cを表し、
・c’は、1~3の整数を表し、
・d’は、整数3-c’を表し、
・c’’は、1~3の整数を表し、
・d’’は、整数3-c’’を表し、
・eは、0または1を表し、
・fは、0または1を表し、
・gは、0または1を表し、
・hは、0または1を表す
(ただし、e、f、gおよびhの少なくとも1つは0とは異なることを条件とする)]
の少なくとも1つの有機ケイ素化合物を含む。
C1-C6アルキル基の例は、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、n-ブチル基、s-ブチル基およびt-ブチル基、n-ペンチル基およびn-ヘキシル基である。プロピル、エチルおよびメチルは、好ましいアルキル基である。C2-C6アルケニル基の例は、ビニル、アリル、ブタ-2-エニル(but-2-enyl)、ブタ-3-エニル(but-3-enyl)およびイソブテニルであり、好ましいC2-C6アルケニル基は、ビニルおよびアリルである。ヒドロキシC1-C6アルキル基の好ましい例は、ヒドロキシメチル、2-ヒドロキシエチル、2-ヒドロキシプロピル、3-ヒドロキシプロピル、4-ヒドロキシブチル基、5-ヒドロキシペンチルおよび6-ヒドロキシヘキシル基であり;2-ヒドロキシエチル基が特に好ましい。アミノC1-C6アルキル基の例は、アミノメチル基、2-アミノエチル基、3-アミノプロピル基である。2-アミノエチル基が特に好ましい。直鎖の二価C1-C20アルキレン基の例としては、メチレン基(-CH2-)、エチレン基(-CH2-CH2-)、プロピレン基(-CH2-CH2-CH2-)およびブチレン基(-CH2-CH2-CH2-CH2-)が挙げられる。プロピレン基(-CH2-CH2-CH2-)が特に好ましい。3個のC原子の鎖長から、二価アルキレン基は分岐することもできる。分岐鎖の二価C3-C20アルキレン基の例は、(-CH2-CH(CH3)-)および(-CH2-CH(CH3)-CH2-)である。
・(3-アミノプロピル)トリエトキシシラン
例えば、(3-アミノプロピル)トリメトキシシランは、Sigma-Aldrichから購入できる。(3-アミノプロピル)トリエトキシシランもSigma-Aldrichから市販品として入手できる。
・R5およびR5’は、独立してメチル基またはエチル基を表し、
・cおよびc’は、共に数値3を表し、
・dおよびd’は、共に数値0を表す]
の少なくとも1つの有機ケイ素化合物を含む。
・eおよびfは、共に数値1を表し、
・gおよびhは、共に数値0を表し、
・AおよびA’は、互いに独立して、直鎖の二価C1-C6アルキレン基を表し、
・R7は、水素原子、メチル基、2-ヒドロキシエチル基、2-アルケニル基、2-アミノエチル基または式(III)の基を表す]
の少なくとも1つの有機ケイ素化合物を含む。
・eおよびfは、共に数値1を表し、
・gおよびhは、共に数値0を表し、
・AおよびA’は互いに独立して、メチレン基(-CH2-)、エチレン基(-CH2-CH2-)またはプロピレン基(-CH2-CH2-CH2-)を表し、
・R7は、水素原子、メチル基、2-ヒドロキシエチル基、2-アルケニル基、2-アミノエチル基または式(III)の基を表す。
・3-(トリメトキシシリル)-N-[3-(トリメトキシシリル)プロピル]-1-プロパンアミン
・R9は、C1-C12アルキル基を表し、
・R10は、水素原子またはC1-C6アルキル基を表し、
・R11は、C1-C6アルキル基を表し、
・kは、1~3の整数であり、
・mは、整数3-kを表す]
の有機ケイ素化合物は、アルキルアルコキシシラン型またはアルキルヒドロキシシラン型のシランとも称されてよい。
[式中、
・R9は、C1-C12アルキル基を表し、
・R10は、水素原子またはC1-C6アルキル基を表し、
・R11は、C1-C6アルキル基を表し、
・kは、1~3の整数であり、および
・mは、整数3-kを表す]
の少なくとも1つのさらなる有機ケイ素化合物を含む。
・R9は、C1-C12アルキル基を表し、
・R10は、水素原子またはC1-C6アルキル基を表し、
・R11は、C1-C6アルキル基を表し、
・kは、1~3の整数であり、および
・mは、整数3-kを表す]
の少なくとも1つのさらなる有機ケイ素化合物を含む。
・R9は、C1-C12アルキル基を表し、
・R10は、水素原子またはC1-C6アルキル基を表し、
・R11は、C1-C6アルキル基を表し、
・kは、1~3の整数であり、
・mは、整数3-kを表す]
の少なくとも1つのさらなる有機ケイ素化合物を含む。
・メチルトリメトキシシラン
・0.5~5重量%の、(3-アミノプロピル)トリメトキシシラン、(3-アミノプロピル)トリエトキシシラン、(2-アミノエチル)トリメトキシシラン、(2-アミノエチル)トリエトキシシラン、(3-ジメチルアミノプロピル)トリメトキシシラン、(3-ジメチルアミノプロピル)トリエトキシシラン、(2-ジメチルアミノエチル)トリメトキシシランおよび(2-ジメチルアミノエチル)トリエトキシシランの群から選択される少なくとも1つの第一の有機ケイ素化合物、および
・3.2~10重量%の、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、エチルトリエトキシシラン、プロピルトリメトキシシラン、プロピルトリエトキシシラン、ヘキシルトリメトキシシラン、ヘキシルトリエトキシシラン、オクチルトリメトキシシラン、オクチルトリエトキシシラン、ドデシルトリメトキシシラン、ドデシルトリエトキシシラン、オクチルデシルトリメトキシシランおよびオクチルデシルトリエトキシシランからなる群から選択される少なくとも1つの第二の有機ケイ素化合物
を含むことを特徴とする。
i)モノアルキルクワット、および/または
ii)エステルクワット、および/または
iii)式(Tkat2)
の四級イミダゾリン
およびこれらの混合物
からなる群の少なくとも1つから選択されることが好ましい。
R12、R13、R14は、独立して、C1-C6アルキル基、C2-C6アルケニル基またはC2-C6ヒドロキシアルキル基を表し、
R15は、C8-C28アルキル基、好ましくはC10-C22アルキル基であり、および
X-は、生理学的に適合性があるアニオンを表す]
のカチオン性界面活性剤である、および/または
化粧品組成物は、好ましくは、式(VI):
R16は、C1-C6アルキル基を表し、
R17、R18は、独立して、C7-C27アルキル基、好ましくはC10-C22アルキル基を表し、および
X-は、生理学的に適合性があるアニオンを表す]
の少なくとも1つのカチオン性界面活性剤を含む、および/または
化粧品組成物は、好ましくは、式(VII):
R19、R20は、独立して、C1-C6アルキル基またはC2-C6ヒドロキシアルキル基を表し、
R21、R22は、独立して、C7-C27アルキル基、好ましくはC10-C22アルキル基を表し、および
X-は、生理学的に適合性があるアニオンを表す]
の少なくとも1つのカチオン性界面活性剤を含む、および/または
化粧品組成物は、好ましくは、式(VIII):
R23、R24は、独立して、C1-C6アルキル基、C2-C6アルケニル基またはC2-C6ヒドロキシアルキル基を表し、および
R25は、C8-C28アルキル基、好ましくはC10-C22アルキル基を表す]
の少なくとも1つのカチオン性界面活性剤を含む。
・飽和または不飽和の、分岐鎖または非分岐鎖C6~C22、好ましくはC10~C18、より好ましくはC12~C16アルキル基を含む、アルキルグルカミド、
・飽和または不飽和の、分岐鎖または非分岐鎖C6~C22、好ましくはC10~C18、より好ましくはC12~C16アルキル基を含む、アルキルフルクトシド、
・飽和または不飽和の、分岐鎖または非分岐鎖C6~C22、好ましくはC10~C18、より好ましくはC12~C16アルキル基を含む、アルキルグルコシド、および
・式R10(OR11)mOH[式中、R10は、直鎖または分岐鎖C6~C22、好ましくはC10~C18、より好ましくはC12~C16アルキル基を表し、R11は、C2~C4、好ましくはC2アルキル基を表し、mは、1~10、好ましくは2~6、より好ましくは2~6を表す]のアルキルアルコールアルコキシレート
からなる群から選択される非イオン性界面活性剤を好ましくは含む。
・8~24、好ましくは12~22、より好ましくは16~18個の炭素原子を含む直鎖または分岐鎖の、飽和または一価もしくは多価不飽和アルキルスルホネート、
・8~24、好ましくは12~22、より好ましくは16~18個のC原子を有する直鎖アルファ-オレフィンスルホネート、
・式R9-O-(CH2-CH2O)n-SO3X[式中、R9は、好ましくは、8~24、好ましくは12~22、より好ましくは16~18個の炭素原子を有する直鎖または分岐鎖の、飽和または一価もしくは多価不飽和アルキル基またはアルケニル基であり、nは0または1~12、より好ましくは2~4であり、Xはアルカリ金属イオンまたはアルカリ土類金属イオンまたはプロトン化トリエタノールアミンまたはアンモニウムイオンである]のアルキルサルフェートおよびアルキルポリグリコールエーテルサルフェート、
・8~24、好ましくは12~22、より好ましくは16~18個の炭素原子を含む直鎖または分岐鎖の、飽和または一価もしくは多価不飽和アルキルカルボン酸、
・8~24、好ましくは12~22、より好ましくは16~18個の炭素原子を含む直鎖または分岐鎖の、飽和または一価もしくは多価不飽和アルキルホスフェート、
・アルキル基が、分岐鎖または非分岐鎖C6~C22、好ましくはC10~C18、より好ましくはC12~C16アルキル基から選択されるアルキルイセチオネート、特にココイルイセチオン酸ナトリウム、
・アルキル基が、分岐鎖または非分岐鎖C6~C22、好ましくはC10~C18、より好ましくはC12~C16アルキル基から選択されるアルキルグリコシドカルボン酸、
・2個のアルキル基が、同じかまたは異なる、分岐鎖または非分岐鎖C2~C12、好ましくはC4~C10、より好ましくはC6~C8アルキル基から選択されるアルキルスルホサクシネート、
・アルキル基が、分岐鎖または非分岐鎖C6~C22、好ましくはC10~C18、より好ましくはC12~C16アルキル基から選択されるアルキルタウレート、
・アルキル基が、分岐鎖または非分岐鎖C6~C22、好ましくはC10~C18、より好ましくはC12~C16アルキル基から選択されるアルキルサルコシネート、
・8~24、好ましくは12~22、より好ましくは16~18個のC原子および1~6個の二重結合を有する不飽和脂肪酸のスルホネート、
からなる群から好ましくは選択され、アニオン性界面活性剤のカウンターイオンは、アルカリイオンまたはアルカリ土類金属イオンまたはプロトン化トリエタノールアミンまたはアンモニウムイオンである。
・少なくとも1つの飽和または不飽和の、分岐鎖または非分岐鎖C6~C22、好ましくはC10~C18、より好ましくはC12~C16アルキル基を含むアルキルベタイン、
・アルキルアンホジアセテート、または飽和もしくは不飽和の、分岐鎖もしくは非分岐鎖C6~C22、好ましくはC10~C18、より好ましくはC12~C16アルキル基を含み、アルカリまたはアルカリ土類金属カウンターイオンを有するアルキルアンホジアセテート、および
・少なくとも1つの飽和または不飽和の、分岐鎖または非分岐鎖C6~C22、好ましくはC10~C18、より好ましくはC12~C16アルキル基を含むアルキルアミドプロピルベタイン
からなる群から選択される。
・飽和または不飽和の、分岐鎖または非分岐鎖C6~C22、好ましくはC10~C18、より好ましくはC12~C16アルキル基を含むアルキルグルカミド、
・飽和または不飽和の、分岐鎖または非分岐鎖C6~C22、好ましくはC10~C18、より好ましくはC12~C16アルキル基を含むアルキルフルクトシド、
・飽和または不飽和の、分岐鎖または非分岐鎖C6~C22、好ましくはC10~C18、より好ましくはC12~C16アルキル基を含むアルキルグルコシド、
・式R10(OR11)mOH[式中、R10は、直鎖または分岐鎖C6~C22、好ましくはC10~C18、より好ましくはC12~C16アルキル基を表し、R11は、C2~C4、好ましくはC2アルキル基を表し、mは、1~10、好ましくは2~6、より好ましくは2~6を表す]のアルキルアルコールアルコキシレート、および
・式R12COOR13[式中、R12は、直鎖または分岐鎖C6~C22、好ましくはC10~C18、より好ましくはC12~C16アルキル基を表し、R13は、C1~C4、好ましくはC2アルキル基を表す]のアルキルエステル
からなる群から選択される。
本発明の好ましい態様は以下を包含する。
[1] a)少なくとも1つの有機ケイ素化合物、および
b)少なくとも1つのカチオン性ポリマー
を含む、ケラチン物質を処理するための化粧品組成物。
[2] 前記少なくとも1つの有機ケイ素化合物は、式(I)および/または(II)の化合物を含み、
式(I):
・R 1 、R 2 は、共に水素原子を表し、
・Lは、直鎖の二価C 1 -C 6 アルキレン基、好ましくはプロピレン基(-CH 2 -CH 2 -CH 2 -)またはエチレン基(-CH 2 -CH 2 -)を表し、
・R 3 、R 4 は、独立に、メチル基またはエチル基を表し、
・aは、数値3を表し、および
・bは、数値0を表し、
式(II):
・R 5 、R 5 ’、R 5 ’’、R 6 、R 6 ’およびR 6 ’’は、独立に、C 1 -C 6 アルキル基を表し、
・A、A’、A’’、A’’’およびA’’’’は、独立に、直鎖または分岐鎖C 1 -C 20 二価アルキレン基を表し、
・R 7 およびR 8 は、独立に、水素原子、C 1 -C 6 アルキル基、ヒドロキシC 1 -C 6 アルキル基、C 2 -C 6 アルケニル基、アミノC 1 -C 6 アルキル基、または式(III):
・cは、1~3の整数を表し、
・dは、整数3-cを表し、
・c’は、1~3の整数を表し、
・d’は、整数3-c’を表し、
・c’’は、1~3の整数を表し、
・d’’は、整数3-c’’を表し、
・eは、0または1を表し、
・fは、0または1を表し、
・gは、0または1を表し、
・hは、0または1を表す
(ただし、e、f、gおよびhからの残基の少なくとも1つが0とは異なることを条件とする)ことを特徴とする、[1]に記載のケラチン物質を処理するための化粧品組成物。
[3] 前記ケラチン物質を処理するための剤は、
・(3-アミノプロピル)トリメトキシシラン
・(3-アミノプロピル)トリエトキシシラン
・(2-アミノエチル)トリメトキシシラン
・(2-アミノエチル)トリエトキシシラン
・(3-ジメチルアミノプロピル)トリメトキシシラン
・(3-ジメチルアミノプロピル)トリエトキシシラン
・(2-ジメチルアミノエチル)トリメトキシシラン、および
・(2-ジメチルアミノエチル)トリエトキシシラン、
からなる群から選択される少なくとも1つの式(I)の有機ケイ素化合物を含むことを特徴とするか、
または、
前記ケラチン物質を処理するための剤は、
・3-(トリメトキシシリル)-N-[3-(トリメトキシシリル)プロピル]-1-プロパンアミン
・3-(トリエトキシシリル)-N-[3-(トリエトキシシリル)プロピル]-1-プロパンアミン
・N-メチル-3-(トリメトキシシリル)-N-[3-(トリメトキシシリル)プロピル]-1-プロパンアミン
・N-メチル-3-(トリエトキシシリル)-N-[3-(トリエトキシシリル)プロピル]-1-プロパンアミン
・2-[ビス[3-(トリメトキシシリル)プロピル]アミノ]-エタノール
・2-[ビス[3-(トリエトキシシリル)プロピル]アミノ]エタノール
・3-(トリメトキシシリル)-N,N-ビス[3-(トリメトキシシリル)プロピル]-1-プロパンアミン
・3-(トリエトキシシリル)-N,N-ビス[3-(トリエトキシシリル)プロピル]-1-プロパンアミン
・N1,N1-ビス[3-(トリメトキシシリル)プロピル]-1,2-エタンジアミン
・N1,N1-ビス[3-(トリエトキシシリル)プロピル]-1,2-エタンジアミン
・N,N-ビス[3-(トリメトキシシリル)プロピル]-2-プロペン-1-アミン、および
・N,N-ビス[3-(トリエトキシシリル)プロピル]-2-プロペン-1-アミン
からなる群から選択される少なくとも1つの式(II)の有機ケイ素化合物を含むことを特徴とする、[1]または[2]に記載のケラチン物質を処理するための化粧品組成物。
[4] 前記式(I)の有機ケイ素化合物は、前記化粧品組成物の総重量を基準にして、0.01~10重量%、好ましくは0.02~8重量%、より好ましくは0.05~6重量%、最も好ましくは0.1~4重量%の量で化粧品組成物中に存在することを特徴とする、および/または
前記式(II)の有機ケイ素化合物は、前記化粧品組成物の総重量を基準にして、0.01~10重量%、好ましくは0.02~9重量%、より好ましくは0.05~8重量%、さらにより好ましくは0.1~7重量%、最も好ましくは0.1~6重量%の量で存在することを特徴とする、および/または
前記式(I)の有機ケイ素化合物は、3-(トリエトキシシリル)-N-[3-(トリエトキシシリル)プロピル]-1-プロパンアミンである、および/または前記式(II)の有機ケイ素化合物は、(3-アミノプロピル)トリエトキシシランであることを特徴とする、[1]~[3]のいずれかに記載のケラチン物質を処理するための化粧品組成物。
[5] 前記ケラチン物質を処理するための組成物は、式(IV):
・メチルトリメトキシシラン
・メチルトリエトキシシラン
・エチルトリメトキシシラン
・エチルトリエトキシシラン
・プロピルトリメトキシシラン
・プロピルトリエトキシシラン
・ヘキシルトリメトキシシラン
・ヘキシルトリエトキシシラン
・オクチルトリメトキシシラン
・オクチルトリエトキシシラン
・ドデシルトリメトキシシラン
・ドデシルトリエトキシシラン
・オクタデシルトリメトキシシランおよび
・オクタデシルトリエトキシシラン
からなる群から好ましくは選択される、少なくとも1つの有機ケイ素化合物を含むことを特徴とする、[1]~[4]のいずれかに記載のケラチン物質を処理するための化粧品組成物。
[6] 前記カチオン性ポリマーは、カチオン性形式電荷、好ましくは、アミン基、アミド基または四級化窒素基を有するモノマー単位から構成され、前記カチオン性形式電荷を有するモノマー単位の量は、前記カチオン性形式電荷以外の形式電荷を有するモノマー単位の量を超えることを特徴とするか、または前記カチオン性ポリマーは、アクリルアミドプロピルトリモニウムクロリド/アクリルアミドコポリマー、アクリルアミドプロピルトリモニウムクロリド/アクリレートコポリマー、アクリレート/オクチルアクリルアミド/ジフェニルアモジメチコンコポリマー、アジピン酸/ジエチレントリアミンコポリマー、アジピン酸/ジメチルアミノヒドロキシプロピルジエチレントリアミンコポリマー、アジピン酸/エポキシプロピルジエチレントリアミンコポリマー、アジピン酸/イソフタル酸/ネオペンチルグリコール/トリメチロールプロパンコポリマー、アミノエチルプロパンジオール-アクリレート/アクリルアミドコポリマー、ジエチレングリコールアミン/エピクロロヒドリン/ピペラジンコポリマー、ポリアクリルアミド、ポリクオタニウム-1、ポリクオタニウム-2、ポリクオタニウム-4、ポリクオタニウム-5、ポリクオタニウム-6、ポリクオタニウム-7、ポリクオタニウム-8、ポリクオタニウム-9、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-11、ポリクオタニウム-12、ポリクオタニウム-13、ポリクオタニウム-14、ポリクオタニウム-15、ポリクオタニウム-16、ポリクオタニウム-17、ポリクオタニウム-18、ポリクオタニウム-19、ポリクオタニウム-20、ポリクオタニウム-22、ポリクオタニウム-24、ポリクオタニウム-27、ポリクオタニウム-28、ポリクオタニウム-29、ポリクオタニウム-30、ポリクオタニウム-31、ポリクオタニウム-32、ポリクオタニウム-33、ポリクオタニウム-34、ポリクオタニウム-35、ポリクオタニウム-36、ポリクオタニウム-37、ポリクオタニウム-39、ポリクオタニウム-45、ポリクオタニウム-46、ポリクオタニウム-47、ポリクオタニウム-48、ポリクオタニウム-49、ポリクオタニウム-50、ポリクオタニウム-55、ポリクオタニウム-56、ポリクオタニウム-67、ポリクオタニウム-72、ビニルアミン/ビニルアルコールコポリマー、四級化ポリビニルアルコール、カチオン性アルキルポリグリコシド、キトサンおよびビニルカプロラクタム/VP/ジメチルアミノエチルメタクリレートコポリマーからなる群から選択され、特にカチオン性ポリマーがキトサンであることを特徴とする、[1]~[5]のいずれかに記載のケラチン物質を処理するための化粧品組成物。
[7] 前記カチオン性ポリマーは、前記化粧品組成物の総重量を基準にして、0.1~10重量%、好ましくは0.5~8重量%、より好ましくは1~6重量%の量で前記化粧品組成物中に存在することを特徴とする、[1]~[6]のいずれかに記載のケラチン物質を処理するための化粧品組成物。
[8] 前記化粧品組成物は、グリセロール、尿素、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸のシラノールエステル、パンテノール、タウリン、セラミド、フィトステロール、アロエベラ抽出物、クレアチン、クレアチニン、ヒアルロン酸ナトリウム、多糖類、ビオサッカリドガム-1、キュウリ抽出物、ブチレングリコール、プロピレングリコール、メチルプロパンジオール、エチルヘキシルグリセリン、ソルビトール、アミノ酸、グリシン、グリシンソイ、特に好ましいアミノ酸であるヒスチジン、チロシンまたはトリプトファン、アミノ酸誘導体、乳酸、ラクテート、特に、乳酸ナトリウム、および/またはエチルヘキシルオキシグリセロールからなる群から好ましくは選択される、さらなる皮膚保湿剤である成分c)をさらに含むことを特徴とする、[1]~[7]のいずれかに記載のケラチン物質を処理するための化粧品組成物。
[9] 前記ケラチン物質を処理するための化粧品組成物は、構造的に相互に異なる少なくとも2つの有機ケイ素化合物を含むことを特徴とする、[1]~[8]のいずれかに記載のケラチン物質を処理するための化粧品組成物。
[10] 前記ケラチン物質を処理するための組成物は、前記ケラチン物質を処理するための組成物の総重量を基準にして、
・0.5~3重量%の、(3-アミノプロピル)トリメトキシシラン、(3-アミノプロピル)トリエトキシシラン、(2-アミノエチル)トリメトキシシラン、(2-アミノエチル)トリエトキシシラン、(3-ジメチルアミノプロピル)トリメトキシシラン、(3-ジメチルアミノプロピル)トリエトキシシラン、(2-ジメチルアミノエチル)トリメトキシシラン、および(2-ジメチルアミノエチル)トリエトキシシランの群から選択される少なくとも1つの第一の有機ケイ素化合物、および
・3.2~7重量%の、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、エチルトリエトキシシラン、プロピルトリメトキシシラン、プロピルトリエトキシシラン、ヘキシルトリメトキシシラン、ヘキシルトリエトキシシラン、オクチルトリメトキシシラン、オクチルトリエトキシシラン、ドデシルトリメトキシシラン、ドデシルトリエトキシシラン、オクタデシルトリメトキシシランおよびオクタデシルトリエトキシシランからなる群から選択される少なくとも1つの第二の有機ケイ素化合物
を含むことを特徴とする、[1]~[9]のいずれかに記載のケラチン物質を処理するための化粧品組成物。
[11] ケラチン物質のケアのための、および/または
ケラチン物質の表面を疎水化するための、
[1]~[10]のいずれかに記載のケラチン物質を処理するための化粧品組成物の使用。
Claims (11)
- a)少なくとも1つの有機ケイ素化合物、および
b)少なくとも1つのカチオン性ポリマー
を含むケラチン物質を処理するための化粧品組成物であって、
前記少なくとも1つの有機ケイ素化合物は式(I):
[式中
・R 1 、R 2 は、互いに独立して、水素原子またはC 1 -C 6 アルキル基を表し、
・Lは、直鎖の二価C 1 -C 6 アルキレン基を表し、
・R 3 、R 4 は、独立に、メチル基またはエチル基を表し、
・aは、数値3を表し、および
・bは、数値0を表す]
の有機ケイ素化合物および式(IV):
・R 9 は、C 1 -C 12 アルキル基を表し、
・R 10 は、水素原子またはC 1 -C 6 アルキル基を表し、
・R 11 は、C 1 -C 6 アルキル基を表し、
・kは、1~3の整数であり、および
・mは、整数3-kを表す]
の有機ケイ素化合物を含み、
前記少なくとも1つのカチオン性ポリマーはキトサンである、化粧品組成物。 - 前記少なくとも1つの有機ケイ素化合物は、式(II)の化合物を含み、
式(II):
・R5、R5’、R5’’、R6、R6’およびR6’’は、独立に、C1-C6アルキル基を表し、
・A、A’、A’’、A’’’およびA’’’’は、独立に、直鎖または分岐鎖C1-C20二価アルキレン基を表し、
・R7およびR8は、独立に、水素原子、C1-C6アルキル基、ヒドロキシC1-C6アルキル基、C2-C6アルケニル基、アミノC1-C6アルキル基、または式(III):
・cは、1~3の整数を表し、
・dは、整数3-cを表し、
・c’は、1~3の整数を表し、
・d’は、整数3-c’を表し、
・c’’は、1~3の整数を表し、
・d’’は、整数3-c’’を表し、
・eは、0または1を表し、
・fは、0または1を表し、
・gは、0または1を表し、
・hは、0または1を表す
(ただし、e、f、gおよびhからの残基の少なくとも1つが0とは異なることを条件とする)ことを特徴とする、請求項1に記載のケラチン物質を処理するための化粧品組成物。 - 前記ケラチン物質を処理するための化粧品組成物は、
・(3-アミノプロピル)トリメトキシシラン
・(3-アミノプロピル)トリエトキシシラン
・(2-アミノエチル)トリメトキシシラン
・(2-アミノエチル)トリエトキシシラン
・(3-ジメチルアミノプロピル)トリメトキシシラン
・(3-ジメチルアミノプロピル)トリエトキシシラン
・(2-ジメチルアミノエチル)トリメトキシシラン、および
・(2-ジメチルアミノエチル)トリエトキシシラン、
からなる群から選択される少なくとも1つの式(I)の有機ケイ素化合物を含むことを特徴とする、請求項1または2に記載のケラチン物質を処理するための化粧品組成物。 - 前記ケラチン物質を処理するための化粧品組成物は、
・3-(トリメトキシシリル)-N-[3-(トリメトキシシリル)プロピル]-1-プロパンアミン
・3-(トリエトキシシリル)-N-[3-(トリエトキシシリル)プロピル]-1-プロパンアミン
・N-メチル-3-(トリメトキシシリル)-N-[3-(トリメトキシシリル)プロピル]-1-プロパンアミン
・N-メチル-3-(トリエトキシシリル)-N-[3-(トリエトキシシリル)プロピル]-1-プロパンアミン
・2-[ビス[3-(トリメトキシシリル)プロピル]アミノ]-エタノール
・2-[ビス[3-(トリエトキシシリル)プロピル]アミノ]エタノール
・3-(トリメトキシシリル)-N,N-ビス[3-(トリメトキシシリル)プロピル]-1-プロパンアミン
・3-(トリエトキシシリル)-N,N-ビス[3-(トリエトキシシリル)プロピル]-1-プロパンアミン
・N1,N1-ビス[3-(トリメトキシシリル)プロピル]-1,2-エタンジアミン
・N1,N1-ビス[3-(トリエトキシシリル)プロピル]-1,2-エタンジアミン
・N,N-ビス[3-(トリメトキシシリル)プロピル]-2-プロペン-1-アミン、および
・N,N-ビス[3-(トリエトキシシリル)プロピル]-2-プロペン-1-アミン
からなる群から選択される少なくとも1つの式(II)の有機ケイ素化合物を含むことを特徴とする、請求項2に記載のケラチン物質を処理するための化粧品組成物。 - 前記式(I)の有機ケイ素化合物は、前記化粧品組成物の総重量を基準にして、0.01~10重量%の量で化粧品組成物中に存在することを特徴とする、請求項1~4のいずれかに記載のケラチン物質を処理するための化粧品組成物。
- 前記式(I)の有機ケイ素化合物は、(3-アミノプロピル)トリエトキシシランであることを特徴とする、請求項1~5のいずれかに記載のケラチン物質を処理するための化粧品組成物。
- 前記式(IV)の有機ケイ素化合物は、
・メチルトリメトキシシラン
・メチルトリエトキシシラン
・エチルトリメトキシシラン
・エチルトリエトキシシラン
・プロピルトリメトキシシラン
・プロピルトリエトキシシラン
・ヘキシルトリメトキシシラン
・ヘキシルトリエトキシシラン
・オクチルトリメトキシシラン
・オクチルトリエトキシシラン
・ドデシルトリメトキシシラン
・ドデシルトリエトキシシラン
・オクタデシルトリメトキシシランおよび
・オクタデシルトリエトキシシラン
からなる群から選択されることを特徴とする、請求項1~6のいずれかに記載のケラチン物質を処理するための化粧品組成物。 - 前記カチオン性ポリマーは、前記化粧品組成物の総重量を基準にして、0.1~10重量%の量で前記化粧品組成物中に存在することを特徴とする、請求項1~7のいずれかに記載のケラチン物質を処理するための化粧品組成物。
- 前記化粧品組成物は、グリセロール、尿素、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸のシラノールエステル、パンテノール、タウリン、セラミド、フィトステロール、アロエベラ抽出物、クレアチン、クレアチニン、ヒアルロン酸ナトリウム、多糖類、ビオサッカリドガム-1、キュウリ抽出物、ブチレングリコール、プロピレングリコール、メチルプロパンジオール、エチルヘキシルグリセリン、ソルビトール、アミノ酸、グリシン、グリシンソイ、ヒスチジン、チロシンまたはトリプトファン、アミノ酸誘導体、乳酸、ラクテートおよび/またはエチルヘキシルオキシグリセロールからなる群から選択される、さらなる皮膚保湿剤である成分c)をさらに含むことを特徴とする、請求項1~8のいずれかに記載のケラチン物質を処理するための化粧品組成物。
- 前記ケラチン物質を処理するための組成物は、前記ケラチン物質を処理するための組成物の総重量を基準にして、
・0.5~3重量%の、(3-アミノプロピル)トリメトキシシラン、(3-アミノプロピル)トリエトキシシラン、(2-アミノエチル)トリメトキシシラン、(2-アミノエチル)トリエトキシシラン、(3-ジメチルアミノプロピル)トリメトキシシラン、(3-ジメチルアミノプロピル)トリエトキシシラン、(2-ジメチルアミノエチル)トリメトキシシラン、および(2-ジメチルアミノエチル)トリエトキシシランの群から選択される少なくとも1つの第一の有機ケイ素化合物、および
・3.2~7重量%の、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、エチルトリエトキシシラン、プロピルトリメトキシシラン、プロピルトリエトキシシラン、ヘキシルトリメトキシシラン、ヘキシルトリエトキシシラン、オクチルトリメトキシシラン、オクチルトリエトキシシラン、ドデシルトリメトキシシラン、ドデシルトリエトキシシラン、オクタデシルトリメトキシシランおよびオクタデシルトリエトキシシランからなる群から選択される少なくとも1つの第二の有機ケイ素化合物
を含むことを特徴とする、請求項1~9のいずれかに記載のケラチン物質を処理するための化粧品組成物。 - ケラチン物質のケアのための、および/または
ケラチン物質の表面を疎水化するための、
請求項1~10のいずれかに記載のケラチン物質を処理するための化粧品組成物の使用。
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