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JP7552915B2 - フェルール回転かん合部および光スイッチ - Google Patents

フェルール回転かん合部および光スイッチ Download PDF

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JP7552915B2
JP7552915B2 JP2023541161A JP2023541161A JP7552915B2 JP 7552915 B2 JP7552915 B2 JP 7552915B2 JP 2023541161 A JP2023541161 A JP 2023541161A JP 2023541161 A JP2023541161 A JP 2023541161A JP 7552915 B2 JP7552915 B2 JP 7552915B2
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Description

本発明は、主に光ファイバネットワークにおいてシングルモード光ファイバを用いた光線路の経路を切り替えるために用いるフェルール回転かん合部及びこれを用いた光スイッチに関する。
光を光のまま経路切替を行う全光スイッチとして、マルチコアファイバが挿入された円筒フェルールを回転させることによって切り替えを行う方式(例えば、特許文献1参照。)が提案されている。これにより、レンズやプリズム等の光学部品を不要とし、光スイッチ構成の簡略化が可能となる。
特開平2-82212
B.Jian,"The Non-Contact Connector:A New Category of Optical Fiber Connector," 2015 Optical Fiber Communications Conference and Exhibition(OFC),W2A.1,2015. 荒生 肇、矢加部 祥、上原 史也、佐々木 大、島津 貴之、"低損失/低嵌合力を特徴とする耐ダスト光多心コネクタFlexAirConnecT," 2018 年7 月・SEIテクニカルレビュー、第193号、pp.26-31、2018.
しかしながら、特許文献1に記載のマルチコアファイバが挿入された円筒フェルールを用いた光経路切替では、フェルールがスリーブに密着挿入することにより中心軸を合わせており、フェルールとスリーブ間の摩擦力により、回転の駆動に大きなエネルギーが必要であり大きな電力を要する。さらに、フェルールが回転する際に、向かい合うファイバ端面に傷をつけて接続損失などの光学特性の劣化を防ぐ目的で、フェルールが回転するたびにフェルール端面を引き離す機構が必要であり、回転の駆動に余計なエネルギーを要する。そのため、特許文献1には、光経路切替に要するエネルギーの削減という課題があった。
一方、光ファイバを挿入した円筒フェルールにおいて、あらかじめ間隙を設けてファイバ接触を行わない接続形態(例えば、非特許文献1)により接触によるファイバ端面の傷を防止する方法もある。しかし、間隙によりファイバ端面間に生じる空気層を原因とした反射による信号劣化を抑制するため、反射を防止するための特殊コーティングが必要となり、コストが増加する。そのため、非特許文献1には、光経路切替の構造に対するコストの削減という課題があった。
また、反射を防止するための別の方法として、フェルール端面を斜めに研磨する方法(例えば、非特許文献2)もある。しかし、斜めに研磨したフェルールでは、回転による切替の際にフェルール端面の干渉が発生する、又は、大きな間隙を要するために接続損失が大きくなる。そのため、非特許文献2には、光経路切替の構造による干渉や接続損失の低減という課題があった。
前記課題を解決するために、本発明は、光経路切替における安定的な光学特性を低消費電力で、かつ、より経済的に実現できるフェルール回転かん合部及びこれを用いた光スイッチを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示のフェルール回転かん合部および光スイッチは、中心軸に平行かつ中心軸から同一距離にシングルコアファイバが配置された2つのフェルールそれぞれの一端が凸形状であり、2つのフェルールのどちらかに一方に対してスプリングによる押圧を加えることで、2つのフェルールの一端の先端部を中心軸が一致するように突き合わせ、いずれか一方のフェルールを中心軸を中心として回転させる。
具体的には、本開示に係るフェルール回転かん合部は、
フェルール断面において中心から同一の円周上に一又は複数のシングルコアファイバのコア中心が配置された第1のフェルールと、
フェルール断面において中心から、前記第1のフェルールにおける前記シングルコアファイバのコア中心が配置された前記円周と同じ直径の円周上に複数のシングルコアファイバのコア中心が配置された第2のフェルールと、
前記第1のフェルール及び前記第2のフェルールの中心軸が一致するように前記第1のフェルールの一端及び前記第2のフェルールの一端が挿入される中空部を有し、前記第1のフェルール又は前記第2のフェルールが回転可能なように、前記第1のフェルール及び前記第2のフェルールの各外径と前記中空部の内径との間に所定の隙間が設けられている円筒のスリーブと、
前記第1のフェルールの他端に取り付けられ、前記第1のフェルールと中心軸が同軸である円形のつばを有する第1のフランジと、
前記第2のフェルールの他端に取り付けられ、前記第2のフェルールと中心軸が同軸である円形のつばを有する第2のフランジと、
前記第1のフェルール及び前記第2のフェルールが突き合わされる向きに前記第1のフランジ又は前記第2のフランジに押圧を加えるスプリングと、
前記第1のフェルール、前記第2のフェルール、前記スリーブ、前記第1のフランジ、及び前記第2のフランジを、前記第1のフェルール及び前記第2のフェルールの中心軸が一致するように保持する保持具と、を備え、
前記第1のフェルールの一端は、
前記中心軸方向に凸形状であり、前記第1のフェルールに配置された前記シングルコアファイバの端面が露出する円環部と、前記円環部よりも内側にあり、かつ、前記円環部よりも前記中心軸方向に突出している先端部と、からなり、
前記第2のフェルールの一端は、
前記中心軸方向に凸形状であり、前記第2のフェルールに配置された前記シングルコアファイバの端面が露出する円環部と、前記円環部よりも内側にあり、かつ、前記円環部よりも前記中心軸方向に突出している先端部と、からなり、
前記第1のフェルールの先端部と前記第2のフェルールの先端部とが突き合わされる。
例えば、本開示に係るフェルール回転かん合部は、
前記第1のフェルールの先端部及び前記第2のフェルールの先端部がフラット面である。
例えば、本開示に係るフェルール回転かん合部は、
前記第1のフェルール及び前記第2のフェルールのそれぞれにおいて、前記先端部と前記円環部とがなす角度が5度以上である。
例えば、本開示に係るフェルール回転かん合部は、
前記第1のフェルールの円環部に露出するシングルコアファイバの端面と、当該シングルコアファイバに光軸が一致する前記第2のフェルールの円環部に露出するシングルコアファイバの端面との間隙が20μm以下である。
例えば、本開示に係るフェルール回転かん合部は、
前記第1のフランジのつば又は前記第2のフランジのつばは、外縁に溝を有し、
前記保持具は、前記溝とかん合する形状の突起部を有し、前記突起部を前記溝にかん合させて前記第1のフランジ又は前記第2のフランジの前記中心軸を中心とする回転を防ぐ。
具体的には、本開示に係る光スイッチは、
前記フェルール回転かん合部と、
前記フェルール回転かん合部の前記第1のフェルール及び前記第2のフェルールのどちらか一方を前記中心軸を中心として回転させる回転機構と、を具備する。
具体的には、本開示に係る光スイッチは、
前記フェルール回転かん合部と、
前記フェルール回転かん合部の前記第1のフランジ及び前記第2のフランジのうち、回転可能な一方を前記中心軸を中心として回転させる回転機構と、を具備する。
本発明は、中心軸に平行かつ中心軸から同一距離にシングルコアファイバが配置された2つのフェルールそれぞれの一端が凸形状であり、2つのフェルールのどちらかに一方に対してスプリングによる押圧を加えることで、2つのフェルールの一端の先端部を中心軸が一致するように突き合わせ、いずれか一方のフェルールを中心軸を中心として回転させる。これにより、対向する光ファイバの端面同士が接触せず、接触によって光ファイバの端面にキズがつくことによる接続損失などの光学特性の劣化を防ぐことができる。また、対向する光ファイバの端面同士を非平行とすることで光の反射量を減らすことができるので、反射コーティングを要せず、より経済的なフェルール回転かん合部および光スイッチを提供することができる。
さらに、本発明は、光スイッチングを行うフェルール回転かん合部の2つのフェルールの一方を軸回転可能な機構としているため、アクチュエータで必要となるエネルギー、すなわちトルク出力を限りなく小さくすることが可能であり、低消費電力化が可能である。また、フェルールの軸回転以外の方向における光軸ずれ量は、フェルール回転かん合部においてスリーブ及びスプリングにより保証されているために、低損失化が可能となる。加えて、本発明にはコリメートや特別な防振機構を具備しておらず、フェルールやスリーブといった一般的に広く用いられている光接続部品から構成されているため小型かつ経済的である。
なお、上記各発明は、可能な限り組み合わせることができる。
本開示によれば、光経路切替における安定的な光学特性を低消費電力で、かつ、より経済的に実現できるフェルール回転かん合部及びこれを用いた光スイッチを提供することができる。
本発明の使用形態の一例を示す。 本発明の実施形態に係るフェルール回転かん合部の構成図である。 本発明の実施形態に係るフェルール回転かん合部の固定フランジ側の断面図である。 本発明の実施形態に係る固定側フェルールの一端を正面から表した模式図である。 本発明の実施形態に係る回転側フェルールの一端を正面から表した模式図である。 本発明の実施形態に係るフェルール回転かん合部のフェルール及び円筒スリーブを長手方向に沿った面で表した模式図である。 フェルール外径とスリーブ内径のクリアランスに対する過剰損失の関係の一例を示す。 本発明の実施形態に係るフェルール回転かん合部のフェルールの一端近傍をより詳細に示した模式図である。 先端部と円環部とがなす角度と反射減衰量の関係の一例を示す。 光ファイバの間隙に対する過剰損失の関係の一例を示す。 本発明のフェルール回転かん合部を用いた光スイッチの構成図である。 コア配置半径に対する回転角度ずれによる接続損失の関係の一例を示す。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、以下に示す実施形態に限定されるものではない。これらの実施の例は例示に過ぎず、本開示は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施することができる。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施形態)
図1は本発明の実施形態の一例を示す図である。本実施形態は、光が入力側光ファイバS01から入射され、出力側光ファイバS04へ出射する形態を説明するが、光の方向は逆でもよい。本発明は、前段光スイッチ構成部S00に接続された入力側光ファイバS01を、前段光スイッチ構成部S00において光スイッチ間光ファイバS02の特定のポートに切り替えて、光スイッチ間光ファイバS02のポートを、後段光スイッチ構成部S03において所望の出力側光ファイバS04に切り替えることを可能とする。本発明は、前段光スイッチ構成部S00及び後段光スイッチ構成部S03に該当する光スイッチである。以下、前段光スイッチ構成部S00を光スイッチS00と、後段光スイッチ構成部S03を光スイッチS03と略記する。光スイッチS00と光スイッチS03は左右反転の関係にあり、構成が同一であるため、以下、光スイッチS00を用いて詳細な構成を示す。
図2は本発明の実施形態に係るフェルール回転かん合部S20の構成図である。
本実施形態に係る光スイッチS00が有するフェルール回転かん合部S20は、
フェルール断面において中心から同一の円周上に一又は複数のシングルコアファイバのコア中心が配置された第1のフェルールS1と、
フェルール断面において中心から、第1のフェルールS1におけるシングルコアファイバのコア中心が配置された円周と同じ直径の円周上に複数のシングルコアファイバのコア中心が配置された第2のフェルールS2と、
第1のフェルールS1及び第2のフェルールS2の中心軸が一致するように第1のフェルールS1の一端及び第2のフェルールS2の一端が挿入される中空部を有し、第1のフェルールS1又は第2のフェルールS2が回転可能なように、第1のフェルールS1及び第2のフェルールS2の各外径と前記中空部の内径との間に所定の隙間が設けられている円筒のスリーブS3と、
第1のフェルールS1の他端に取り付けられ、第1のフェルールS1と中心軸が同軸である円形のつばS4aを有する第1のフランジS4と、
第2のフェルールS2の他端に取り付けられ、第2のフェルールS2と中心軸が同軸である円形のつばS5aを有する第2のフランジS5と、
第1のフェルールS1及び第2のフェルールS2が突き合わされる向きに第1のフランジS4又は第2のフランジS5に押圧を加えるスプリングS6と、
第1のフェルールS1、第2のフェルールS2、スリーブS3、第1のフランジS4、及び第2のフランジS5を、第1のフェルールS1及び第2のフェルールS2の中心軸が一致するように保持する保持具S7と、
を備える。
第1のフェルールS1の一端及び第2のフェルールS2の一端は、中心軸が一致するように円筒スリーブS3の中空部に挿入される。
第1のフランジS4は、第1のフェルールS1の他端に取り付けられる円形のつばS4a、及び第1のフェルールS1の他端とつばS4aを挟んで接続される本体部S4bを有する。
第2のフランジS5は、第2のフェルールS2の他端に取り付けられる円形のつばS5a、及び第2のフェルールS2の他端とつばS5aを挟んで接続される本体部S5bを有する。
スプリングS6は、第1のフェルールS1の一端及び第2のフェルールS2の一端同士が突き合わされるように押圧を加えることができれば、構成は任意である。例えば、スプリングS6は、図2に示すように、本体部S4bを内部に含みながらつばS4aに取り付けられ、本体部S4b側からつばS4aに押圧を加えてもよい。本体部S4bを内部に含んでいなくてもよく、また、複数のスプリングが取り付けられてもよい。スプリングS6は、第1のフランジS4に取り付けられるのと同様に、第2のフランジS5に取り付けられてもよい。
フェルール回転かん合部S20の第1のフランジS4付近の断面図の一例を図3に示す。図3のA-A断面図は、固定側光ファイバS9の長軸に垂直な面での断面を表す。図3のB-B断面図は、第1の光ファイバS9の長軸に沿った面での断面を表す。
本実施形態に係るフェルール回転かん合部S20は、
第1のフランジS4のつばS4aは、外縁に溝を有し、
保持具S7は、溝とかん合する形状の突起部S8を有し、突起部S8を溝にかん合させて第1のフランジS4の中心軸を中心とする回転を防いでもよい。
つばS4aの溝及び突起部S8の形状は、これらがかん合可能であれば任意である。例えば、図3のA-A断面図に示すように、突起部S8が矩形状であって、つばS4aが突起部S8と同様の矩形状の溝を有し、これらがかん合することで第1のフランジS4の中心軸を中心とする回転を防いでもよい。
また、つばS4aの溝及び突起部S8は、第1の光ファイバS9の長軸方向の長さも任意である。例えば、図3のB-B断面図に示すように、つばS4aの溝が第1の光ファイバS9の長軸方向に貫通しており、かつ、突起部S8の第1の光ファイバS9の長軸方向の長さが、つばS4aの第1の光ファイバS9の長軸方向の厚さよりも長く、つばS4aの溝の全体と、突起部S8の一部とがかん合してもよいがこれに限定されない。
なお、第1のフランジS4のつばS4aが溝を有し、つばS4aの溝と突起部S8とをかん合させている例を示すが、第2のフランジS5において同様の構造で第2のフランジS5の中心軸を中心とする回転を防いでもよく、この場合、第1のフランジS4を回転させることで光経路切替を実現してもよい。なお、当該フェルール回転かん合部において、フェルール、並びにフランジにおいて、回転のための駆動力を低減するために、ベアリングや低摩擦加工を施してもよい。
第1の光ファイバS9は図1の入力側光ファイバS01に対応し、第2の光ファイバS10は図1の光スイッチ間光ファイバS02に対応する。第1の光ファイバS9から光を入射した場合、第1のフェルールS1が固定され、第2のフェルールS2を回転させることで第1の光ファイバS9を第2の光ファイバS10の任意の1心と接続させ、入射した光を第2の光ファイバS10の1心から出力させることのできる光スイッチS00であり、1xNのリレー型光スイッチとして使用できるものである。逆に、第2の光ファイバS10から光を入射することも可能である。例えば、第2の光ファイバS10のうちの複数のシングルコアファイバに光を入射し、第2のフェルールS2を回転させることで第2の光ファイバS10の任意の1心を第1の光ファイバS9と接続させ、入射した複数の光の中から選択した1つの光のみを第1の光ファイバS9から出力することができる。また、図1のように、光スイッチを複数組み合わせることにより、N×Nの光スイッチを構成することが可能である。ここで、第1のフェルールS1を1心としたが、複数の光ファイバを配置することも可能である。また、第1のフェルールS1を1心とし、第2のフェルールS2を複数心とすることとしたが、第2のフェルールS2を1心とし、第1のフェルールS1を複数心とすることも可能である。この場合、第1の光ファイバS9は図1の光スイッチ間光ファイバS02に対応し、第2の光ファイバS10は図1の入力側光ファイバS01に対応する。以下では、第1のフェルールS1を1心とし、第2のフェルールS2を複数心とし、さらに、第1のフェルールS1を固定側フェルールとし、第2のフェルールを回転側フェルールとする光スイッチS00について説明する。以降、第1の光ファイバを固定側光ファイバとし、第2の光ファイバを回転側光ファイバとする。
本実施形態に係るフェルール回転かん合部S20においては、後述するように、
固定側フェルールS1の一端は、
中心軸方向に凸形状であり、固定側フェルールS1に配置された固定側光ファイバS9の端面が露出する円環部S12と、円環部S12よりも内側にあり、かつ、円環部S12よりも中心軸方向に突出している先端部S11と、からなり、
回転側フェルールS2の一端は、
中心軸方向に凸形状であり、回転側フェルールS2に配置された回転側光ファイバS10の端面が露出する円環部S12と、円環部S12よりも内側にあり、かつ、円環部S12よりも中心軸方向に突出している先端部S11と、からなり、
固定側フェルールS1の先端部S11と回転側フェルールS2の先端部S11とが突き合わされる。
図4は本発明の実施形態に係る固定側フェルールS1の一端を正面から表した模式図である。図4に示すように固定側光ファイバS9のコア中心が固定側フェルールS1の中心に対してコア配置半径Rcoreの円の円周上に配置されていることを特徴とする。図4では1心の固定側光ファイバS9がy軸(x=0)上に配置された例を挙げているが、固定側光ファイバS9のコア中心がコア配置半径Rcoreを有する円の円周上に配置されていればよく、これに限らない。また、固定側光ファイバS9は先端部S11の外側に配置された円環の円環部S12に配置されている。さらに、固定側光ファイバS9の端面は、円環部S12に露出している。
図5は本発明の実施形態に係る回転側フェルールS2の一端を正面から表した模式図である。図に示すように複数の回転側光ファイバS10のそれぞれのコア中心が回転側フェルールS2の中心に対してコア配置半径Rcoreの円の円周上に配置されていることを特徴とする。図5では合計8つの回転側光ファイバS10が配置された例を挙げているが、コア配置半径Rcoreを有する円の円周上に複数の回転側光ファイバS10のコア中心が配置されていればよく、これに限らない。また、回転側光ファイバS10は、固定側光ファイバS9と同様に、先端部S11の外側に配置された円環の円環部S12に配置されている。さらに、回転側光ファイバS10の端面は、円環部S12に露出している。
固定側光ファイバS9と回転側光ファイバS10の接続における透過損失をできるだけ小さくすることが重要であり、回転側光ファイバS10の各コアは、固定側光ファイバS9のコアと同程度のモードフィールド径を有する点で同じ光学特性である方が望ましい。また、軸ずれによる過剰損失をできるだけ小さくすることが重要であり、回転側フェルールS2のフェルール外径S13は、固定側フェルールS1のフェルール外径S13と同程度である方が望ましい。
本実施形態では、固定側光ファイバS9及び回転側光ファイバS10は石英ガラスで形成されることとするが、通信波長帯の信号光を通信可能な光ファイバであればよく、これに限らない。なお、本実施形態では、固定側フェルールS1及び回転側フェルールS2の先端部S11がフラット形状の面である例を示すが、先端部S11はフラット形状である必要はなく、例えば、固定側フェルールS1及び回転側フェルールS2のうち一方を凸形状とし、もう一方を凸形状と密着する凹形状にしてもよい。
図6は本発明の実施形態に係るフェルール回転かん合部S20のフェルール及び円筒スリーブを長手方向に沿った面で表した模式図である。固定側光ファイバS9を挿入した固定側フェルールS1と、回転側光ファイバS10を挿入した回転側フェルールS2が、それらのフェルール外径S13に対してサブμm程度一回り大きい内径S14を有する円筒スリーブS3で調心されており、軸ずれを一定許容範囲に制御し、回転側フェルールS2の軸回転を妨げないようにするためにサブμm程度の僅かなクリアランスCを固定側フェルールS1及び回転側フェルールS2に対して設けている。また、固定側フェルールS1と回転側フェルールS2の端面同士を突き合わせるため、円筒スリーブS3の長手方向の長さS21は、固定側フェルールS1の長手方向の長さと回転側フェルールS2の長手方向の長さを足し合わせた長さS22、つまり、固定側フランジS4と回転側フランジS5の間の距離よりも短く設定される。
図7は固定側フェルールS1及び回転側フェルールS2のフェルール外径S13と円筒スリーブS3のスリーブ内径S14のクリアランスCに対する過剰損失Tcの関係の一例を示す図である。光ファイバ間の光結合において、ファイバコアの軸ずれは過剰損失の要因となる。過剰損失の増大は光経路の全長を制限する要因となるため、ファイバコアの軸ずれを小さくすることが必要となる。ここで、フェルール外径S13とスリーブ内径S14のクリアランスCはファイバコアの軸ずれに相当するため、フェルール外径S13とスリーブ内径S14のクリアランスC(単位:μm)と過剰損失Tc(単位:dB)の関係は数1に表すことができる。
Figure 0007552915000001
ここでW及びWはそれぞれ固定側光ファイバS9及び回転側光ファイS10のコアのモードフィールド半径であり、図7は固定側光ファイバS9及び回転側光ファイバS10コアのモードフィールド径が、ともに9μmの時の損失を示す図である。例えば、クリアランスCが0.7μm以下となるように、フェルール外径S13及びスリーブ内径S14を加工した場合、最大過剰損失を約0.1dB以下に抑えることができる。また、最大過剰損失を0.2dBに設定するとクリアランスCが1μm以下になるようにフェルール外径S13とスリーブ内径S14を加工する必要がある。
図8は本発明の実施形態に係るフェルール回転かん合部S20のフェルールの一端近傍をより詳細に示した模式図である。固定側フェルールS1及び回転側フェルールS2の一端は、中心軸方向に凸形状である。固定側フェルールS1及び回転側フェルールS2はそれぞれの先端部S11が突き合わされている。固定側光ファイバS9及び回転側光ファイバS10は、前述したように、固定側フェルールS1及び回転側フェルールS2の円環部S12に配置されており、端面が露出している。固定側光ファイバS9及び回転側ファイバS10は、回転による切り替えの際にそれぞれの端面が接触して傷つくことを防止するため、端面が先端部S11より後退している。また、固定側光ファイバS9及び回転側光ファイバS10の端面では、反射による信号特性劣化を抑制するため、先端部S11と円環部S12とがなす角度θが制御されている。なお、本実施形態では、円環部S12の端面は、図8において、先端部S11から後退する方向に直線状に形成されている例を示すが、円環部S12は直線形状である必要はなく、例えば、球面形状にしてもよい。
図9は先端部S11に対する円環部S12の角度θと反射減衰量Rの関係の一例を示す図である。フェルール回転かん合部S20において、固定側光ファイバS9の端面と回転側光ファイバS10の端面との間に屈折率の異なる領域があると反射によって信号特性が劣化する。図8に示す本発明の構成において、固定側光ファイバS9の端面と回転側光ファイバS10の端面の間に間隙Gがあり、石英ガラスと空気は屈折率が異なるため、反射を低減する工夫が必要である。本発明では円環部S12の角度θを制御することにより、反射を低減することとしている。先端部S11に対する円環部S12の角度θ(単位:度)と反射減衰量R(単位:dB)の関係は数2に表すことができる。
Figure 0007552915000002
ここでn、ω、λはそれぞれ光ファイバの屈折率、光ファイバコアのモードフィールド半径、信号波長である。また、Rはフラット端面での反射減衰量であり、数3に表すことができる。
Figure 0007552915000003
ここでnは受光媒体の屈折率である。本実施形態では、波長λが1310nmでモードフィールド半径ωが4.5μmの場合に、フラット端面での反射減衰量Rが14.7dBであり、例えば、先端部S11に対する円環部S12の角度を5度以上にすることによって、40dB以上の反射減衰量Rを保持することができる。
図10は間隙Gに対する過剰損失Tの関係の一例を示す図である。固定側光ファイバS9と回転側光ファイバS10との間の光結合において、固定側光ファイバS9の端面と回転側光ファイバS10の端面との間に間隙Gが存在すると、固定側光ファイバS9の出射光の分布が広がり、回転側光ファイバS10のコアとの結合効率が減少するため、過剰損失の要因となる。間隙G(単位:μm)と過剰損失T(単位:dB)の関係は数4に表すことができる。
Figure 0007552915000004
ここでW及びWはそれぞれ固定側光ファイバS9及び回転側光ファイバS10のコアのモードフィールド半径であり、図10は固定側光ファイバS9及び回転側光ファイバS10のコアのモードフィールド径が、ともに9μmの時の損失を示す図である。例えば、固定側光ファイバS9の端面と回転側光ファイバS10の端面との間の間隙Gが20μm以下となるように調整することによって、過剰損失を0.1dB以下に抑えることができる。
図11は本発明のフェルール回転かん合部S20を用いた光スイッチの構成図である。本開示に係る光スイッチは、フェルール回転かん合部S20と、フェルール回転かん合部S20の第1のフェルールS1及び第2のフェルールS2のどちらか一方を中心軸を中心として回転させる回転機構S15と、を具備する。
ここで、本開示に係る光スイッチの回転機構S15は、第1のフランジS4及び第2のフランジS5のうち、回転可能な一方を中心軸を中心として回転させてもよい。例えば、図2及び図3に示すようなフェルール回転かん合部S20の構造により、第1のフランジS4の回転が止められている場合には、回転機構S15は、図11に示すように、第2のフランジS5に接続され、第2のフランジS5を回転させる。
アクチュエータS16は制御回路S17からの信号により任意の角度回転を行う。回転側フランジS5は、アクチュエータS16の出力が回転機構S15を介して伝達されることにより回転する。回転側光ファイバS10には回転によるねじれを許容するための一定の余長部を設けてもよい。
次に、図11におけるアクチュエータS16と図4で述べた固定側フェルールS1、並びに図5で述べた回転側フェルールS2に係る要件について説明する。アクチュエータS16には、制御回路S17からのパルス信号により任意の角度ステップで回転を行い、角度ステップ毎で一定の静止トルクを有する駆動機構となっており、例えば、ステッピングモータが用いられる。なお、アクチュエータS16は、制御回路S17からのパルス信号により任意の角度ステップで回転を行い、角度ステップ毎で一定の静止トルクを有する駆動機構となっていれば、これ以外の方法を用いてもよい。回転速度や回転角度は制御回路17からのパルス信号の周期とパルス数で決定され、角度ステップや静止トルクは減速ギヤを介して調整されたものでもよい。なお、前述のとおり、フェルール回転かん合部S20における回転側フェルールS2は軸回転するように設計されているため、回転側フェルールS2の回転角度の保持に必要な静止トルクはアクチュエータS16によって付与されるものであるという特徴を有する。
これにより、切り替え後の静止時において電力を必要としない自己保持機能を有し、かつ、光経路を切り替える際の駆動エネルギーを限りなく小さくすることが可能であり、低消費電力な光スイッチを提供することが可能である。
ここで、ステッピングモータにおいて、電源供給停止時に角度位置が保持される角度ステップ数を静止角度ステップ数と定義すると、静止角度ステップ数は回転側光ファイバS10の同じコア配置半径Rcoreを有するコア数の自然数倍であることを特徴とする。
また、フェルール回転かん合部S20における回転角度ずれによる接続損失をT(単位:dB)、ステッピングモータの静止角度精度に係る回転角度ずれをΦ(単位:°)、コア配置半径Rcore(単位:μm)とした場合、これらの関係は数6に表すことができる。
Figure 0007552915000005
コア配置半径Rcoreに対する回転角度ずれによる接続損失Tの関係の一例を図12に示す。一般的にステッピングモータの角度精度は3~5%程度であり、図12では、回転角度ずれΦが0.05度とした。コア配置半径Rcoreが大きいほど接続損失が大きくなり、厳しい静止角度精度が求められ、例えば接続損失0.1dBとすれば、モードフィールド径(MFD)が9μmのとき、コア配置半径Rcoreを800μm以下にする必要がある。また、モードフィールド径がより大きな光ファイバを用いる場合には、接続損失を低減することも可能である。
本発明は、中心軸に平行かつ中心軸から同一距離にシングルコアファイバが配置された2つのフェルールそれぞれの一端が凸形状であり、2つのフェルールのどちらかに一方に対してスプリングによる押圧を加えることで、2つのフェルールの一端の先端部を中心軸が一致するように突き合わせ、いずれか一方のフェルールを中心軸を中心として回転させることにより、対向する光ファイバを切り替えることが可能である。2つのフェルールの一端を凸形状とし、2つのフェルールの一端における先端部S11を中心軸が一致するように突き合わせて、いずれか一方のフェルールを回転させることにより、対向する光ファイバの端面同士が接触せず、接触によって光ファイバの端面にキズがつくことによる接続損失などの光学特性の劣化を防ぐことができる。また、対向する光ファイバの端面同士を非平行とすることで光の反射量を減らすことができるので、反射コーティングを要せず、より経済的なフェルール回転かん合部および光スイッチを提供することができる。
さらに、本発明は、光スイッチングを行うフェルール回転かん合部の入力側及び出力側の一方を軸回転可能な機構としているため、アクチュエータで必要となるエネルギー、すなわちトルク出力を限りなく小さくすることが可能であり、低消費電力化が可能である。また、回転側フェルールS2の軸回転以外の方向における光軸ずれ量は、スリーブS3により保証されているために、低損失化が可能となる。加えて、本発明にはコリメートや特別な防振機構を具備しておらず、フェルールやスリーブといった一般的に広く用いられている光接続部品から構成されているため小型かつ経済的である。
従って、本発明により、温度や振動等の外的要因に対して安定的な光学特性を低消費電力で、かつ、より経済的に実現できるフェルール回転かん合部および光スイッチを提供することが可能である。その結果、光ファイバネットワークのシングルモード光ファイバを用いた光線路において、場所を問わず、あらゆる設備において、経路を切り替える光スイッチに利用することが可能である。
なお、上記各発明は、可能な限り組み合わせることができる。
本開示に係るフェルール回転かん合部および光スイッチは、光通信産業に適用することができる。
S00:前段光スイッチ構成部
S01:入力側光ファイバ
S02:光スイッチ間光ファイバ
S03:後段光スイッチ構成部
S04:出力側光ファイバ
S1:第1のフェルール
S2:第2のフェルール
S3:円筒スリーブ
S4:第1のフランジ
S5:第2のフランジ
S6:スプリング
S7:保持具
S8:フランジ固定用突起部
S9:第1の光ファイバ
S10:第2の光ファイバ
S11:先端部
S12:円環部
S13:フェルール外径
S14:スリーブ内径
S15:回転機構
S16:アクチュエータ
S17:制御回路
S20:フェルール回転かん合部
S21:円筒スリーブの長手方向の長さ
S22:第1のフェルールの長手方向の長さと第2のフェルールの長手方向の長さを足し合わせた長さ

Claims (7)

  1. フェルール断面において中心から同一の円周上に一又は複数のシングルコアファイバのコア中心が配置された第1のフェルールと、
    フェルール断面において中心から、前記第1のフェルールにおける前記シングルコアファイバのコア中心が配置された前記円周と同じ直径の円周上に複数のシングルコアファイバのコア中心が配置された第2のフェルールと、
    前記第1のフェルール及び前記第2のフェルールの中心軸が一致するように前記第1のフェルールの一端及び前記第2のフェルールの一端が挿入される中空部を有し、前記第1のフェルール又は前記第2のフェルールが回転可能なように、前記第1のフェルール及び前記第2のフェルールの各外径と前記中空部の内径との間に所定の隙間が設けられている円筒のスリーブと、
    前記第1のフェルールの他端に取り付けられ、前記第1のフェルールと中心軸が同軸である円形のつばを有する第1のフランジと、
    前記第2のフェルールの他端に取り付けられ、前記第2のフェルールと中心軸が同軸である円形のつばを有する第2のフランジと、
    前記第1のフェルール及び前記第2のフェルールが突き合わされる向きに前記第1のフランジ又は前記第2のフランジに押圧を加えるスプリングと、
    前記第1のフェルール、前記第2のフェルール、前記スリーブ、前記第1のフランジ、及び前記第2のフランジを、前記第1のフェルール及び前記第2のフェルールの中心軸が一致するように保持する保持具と、を備え、
    前記第1のフェルールの一端は、
    前記中心軸方向に凸形状であり、前記第1のフェルールに配置された前記シングルコアファイバの端面が露出する円環部と、前記円環部よりも内側にあり、かつ、前記円環部よりも前記中心軸方向に突出している先端部と、からなり、
    前記第2のフェルールの一端は、
    前記中心軸方向に凸形状であり、前記第2のフェルールに配置された前記シングルコアファイバの端面が露出する円環部と、前記円環部よりも内側にあり、かつ、前記円環部よりも前記中心軸方向に突出している先端部と、からなり、
    前記第1のフェルールの先端部と前記第2のフェルールの先端部とが突き合わされる
    ことを特徴とするフェルール回転かん合部。
  2. 前記第1のフェルールの先端部及び前記第2のフェルールの先端部がフラット面であることを特徴とする請求項1に記載のフェルール回転かん合部。
  3. 前記第1のフェルール及び前記第2のフェルールのそれぞれにおいて、前記先端部と前記円環部とがなす角度が5度以上である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のフェルール回転かん合部。
  4. 前記第1のフェルールの円環部に露出するシングルコアファイバの端面と、当該シングルコアファイバに光軸が一致する前記第2のフェルールの円環部に露出するシングルコアファイバの端面との間隙が20μm以下である
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のフェルール回転かん合部。
  5. 前記第1のフランジのつば又は前記第2のフランジのつばは、外縁に溝を有し、
    前記保持具は、前記溝とかん合する形状の突起部を有し、前記突起部を前記溝にかん合させて前記第1のフランジ又は前記第2のフランジの前記中心軸を中心とする回転を防ぐことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のフェルール回転かん合部。
  6. 請求項1から4のいずれかに記載のフェルール回転かん合部と、
    前記フェルール回転かん合部の前記第1のフェルール及び前記第2のフェルールのどちらか一方を前記中心軸を中心として回転させる回転機構と、を具備する、
    ことを特徴とする光スイッチ。
  7. 請求項5に記載のフェルール回転かん合部と、
    前記フェルール回転かん合部の前記第1のフランジ及び前記第2のフランジのうち、回転可能な一方を前記中心軸を中心として回転させる回転機構と、を具備する、
    ことを特徴とする光スイッチ。
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