JP7539258B2 - 被加工物の加工方法 - Google Patents
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Description
本発明の実施形態に係る加工装置を図面に基づいて説明する。図1及び図2は、実施形態に係る加工装置の構成例を示す斜視図である。
次いで、実施形態1に係る被加工物の加工方法を説明する。図3は、実施形態1による被加工物の加工方法を示すフローチャートである。
保持ステップ1001は、保持テーブル10で被加工物200を保持するステップである。保持ステップ1001の実施前に、被加工物200は、カセット41またはカセット46から搬送ユニット77によって引き出され、仮置き部43に載置されている。保持ステップ1001において、加工装置1は、制御ユニット100が搬入アーム71を制御し、搬入アーム71は、仮置き部43に載置された切削前の被加工物200を吸引して保持したのち、Y1側に移動し、搬出入領域520に配置された保持テーブル10の保持面11の上に被加工物200を載置する。また、保持ステップ1001では、加工装置1は、制御ユニット100が真空吸引源を制御して、保持面11に載置された被加工物200を吸引保持する。こののち、切削ステップ1002及び待機ステップ1003へ進む。実施形態1では、切削ステップ1002と待機ステップ1003とが同時に進行する態様を説明する。
切削ステップ1002は、保持テーブル10で保持された被加工物200を切削ブレード21で切削するステップである。切削ステップ1002では、加工装置1は、制御ユニット100が加工送りユニットを制御して、保持テーブル10をX1側に向けて加工領域510まで移動させ、制御ユニット100が切削ユニット20を制御して、保持テーブル10と切削ユニット20の切削ブレード21とを被加工物200のストリートに沿って相対的に移動させながら、切削ブレード21によって被加工物200に切削溝を形成する。切削ステップの実施中に、待機ステップ1003を実施する。
待機ステップ1003は、事前に設定された待機位置で、次に切削加工する被加工物200を搬入アーム71で保持して待機するステップである。待機ステップ1003では、制御ユニット100が搬入アーム71を制御し、仮置き部43に載置されて次に切削する被加工物200を吸引して保持したのち、図1に示す第1の待機位置300又は図2に示す第2の待機位置400のいずれかの位置で待機する。前述したように、第1の待機位置300は、図1に示すように、保持テーブル10の移動経路110の上方(例えば、蛇腹16のY方向の中央部の上方)である。第1の待機位置300のY方向の位置は、例えば保持テーブル10が次に加工すべき被加工物200を受け取る際に搬出入領域520において位置づけられるY方向の位置と同一であることが好ましい。また、第2の待機位置400は、図2に示すように、移動経路110からY2側に所定距離離れた位置(例えば仮置き部43の上方)である。第2の待機位置400は、移動経路110からできるだけY方向に離隔していることが好ましい。なお、待機位置は、制御ユニット100に事前に設定することができる。事前の設定は、加工対象となる被加工物200ごとの加工条件としてオペレーターが設定してもよく、工場責任者や装置メーカーが事前に設定してもよい。このように、待機位置として、第1の待機位置300及び第2の待機位置400のいずれかを適宜に選択可能である。切削ステップ1002及び待機ステップ1003が終了すると、搬出ステップ1004へ進む。
搬出ステップ1004は、加工が終了した被加工物200を保持テーブル10から搬出するステップである。搬出ステップ1004では、制御ユニット100が加工送りユニットを制御し、保持テーブル10をX2側の搬出入領域520まで移動させる。また、制御ユニット100が搬出アーム74を制御し、搬出アーム74が、加工後の被加工物200を保持テーブル10から搬出して洗浄ユニット44に載置し、洗浄ユニット44が被加工物200を洗浄する。洗浄が終了すると、搬出アーム74が被加工物200を仮置き部43まで移動させ、その後被加工物200は、搬送ユニット77によりカセット41またはカセット46に収容される。この搬出ステップの一連の流れと並行してまたは前後に加工装置1は次に加工する被加工物200を保持テーブル10に搬送する搬入ステップ1005を実施する。
搬入ステップ1005は、次に加工する被加工物200を保持テーブル10に搬入するステップである。搬入ステップ1005の前の状態では、前述した待機ステップ1003で説明したように、搬入アーム71が被加工物200を吸引して保持したまま第1の待機位置300又は第2の待機位置400の位置で待機している。搬入ステップ1005では、制御ユニット100が搬入アーム71を制御し、保持テーブル10の上に被加工物200を載置する。なお、その後、切削ステップ1002へ進み、カセット41とカセット46との内部の被加工物200の全ての切削が終了するまで繰り返して前述の工程を繰り返す。
次いで、実施形態1の変形例1について簡単に説明する。変形例1では、待機ステップ1003において、搬入アーム71が待機位置に移動する前に下記の処理を行っても良い。
(1)仮置き部43に被加工物200を載置し、径方向のピンが内側に移動し被加工物200にピンが当たることで被加工物200の中心出しをする。
(2)被加工物200に、結晶方位を示すノッチまたはオリエンテーションフラットが設けられる。仮置き部43に設置されたカメラ(図示せず)によって、仮置き部43に載置された被加工物200の仮置き部43に設置されたカメラ(図示せず)を検出する。
(3)仮置き部43に被加工物200を載置し、仮置き部43に設置されたカメラ(図示せず)によって、エッジを検出し中心位置ずれを検出する。
次いで、実施形態2に係る被加工物の加工方法を説明する。実施形態2に係る被加工物の加工方法は、前述した実施形態1の加工方法に対してドレスステップを追加している。図4は、実施形態2による被加工物の加工方法を示すフローチャートである。なお、実施形態1と同じステップについては同一符号を付けて説明を省略する。
ドレスステップ2005は、搬出ステップ1004の実施後に、切削ブレード21でドレッサーボード210を切削して切削ブレード21をドレスするステップである。ドレスステップ2005では、制御ユニット100が第2の保持テーブル18を制御し、吸引源で吸引することにより、第2の保持テーブル18の上に載置されたドレッサーボード210を第2の保持テーブル18上に保持する。また、制御ユニット100が切削ユニット20を制御して、第2の保持テーブル18と切削ユニット20の切削ブレード21とを移動させながら、切削ブレード21によってドレッサーボード210に切削溝を形成することにより切削ブレード21をドレスする。こののち、搬入ステップ1005へ進む。搬入ステップ1005は第1の実施形態と同様である。なお、本発明においては、搬入ステップ1005は、ドレスステップ2005が終了した後に行ってもよく、また、ドレスステップ2005を行っている途中で行ってもよい。
次いで、実施形態3に係る被加工物の加工方法を説明する。実施形態3に係る被加工物の加工方法は、前述した実施形態1の加工方法に対して刃先位置確認ステップを追加している。図5は、実施形態3による被加工物の加工方法を示すフローチャートである。なお、実施形態1と同じステップについては同一符号を付けて説明を省略する。
搬出ステップ1004の実施後に刃先位置確認ステップ3005を行う。刃先位置確認ステップ3005は、切削ブレード21でシリコンピース(確認用被加工物)を切削して切削溝の形状から切削ブレード21の刃先の位置を検出するステップである。刃先位置確認ステップ3005では、制御ユニット100が確認テーブル19を制御し、確認テーブル19の上にシリコンピース(確認用被加工物)を保持させる。また、制御ユニット100が切削ユニット20を制御して、切削ユニット20の切削ブレード21によってシリコンピース(確認用被加工物)に切削溝を形成する。さらに、制御ユニット100が撮像ユニット30を制御し、撮像ユニット30がシリコンピースの切削溝の形状を撮像し、この撮像した切削溝の形状から切削ブレード21の刃先の位置を検出する。こののち、第1の実施形態と同様の搬入ステップ1005へ進む。
変形例2に係る被加工物の加工方法を図6に基づいて説明する。図6は、被加工物の外縁を切削ブレードで面取りしている状態を一部断面で示す側面図である。
10 保持テーブル
18 第2の保持テーブル
19 確認テーブル
20 切削ユニット
21 切削ブレード
71 搬入アーム
74 搬出アーム
110 移動経路
200 被加工物
210 ドレッサーボード
1001 保持ステップ
1002 切削ステップ
1003 待機ステップ
1004 搬出ステップ
1005 搬入ステップ
2005 ドレスステップ
3005 刃先位置確認ステップ
Claims (4)
- 被加工物を保持する保持テーブルと、
該保持テーブルに保持された被加工物を切削する切削ブレードを有する切削ユニットと、
該保持テーブルを該保持テーブルの保持面と平行なX方向に加工送りする加工送りユニットと、
該保持テーブルへ被加工物を搬入する搬入アームと、
該保持テーブルから被加工物を搬出する搬出アームと、
制御ユニットと、を備えた加工装置において、
該保持テーブルで被加工物を保持する保持ステップと、
該保持テーブルに保持された被加工物を切削する切削ステップと、
次に加工する被加工物を該搬入アームで保持し待機する待機ステップと、
加工が終了した被加工物を該保持テーブルから搬出する搬出ステップと、
該制御ユニットが該待機ステップにおいて該次に加工する被加工物を保持した該搬入アームを制御して、該搬入アームに保持された該次に加工する被加工物を保持テーブルに搬入する搬入ステップと、を有し、
該制御ユニットは、該待機ステップにおいて、該被加工物の切削加工が行われている状態においては、次に加工する被加工物を保持した該搬入アームが待機する待機位置を、第1の待機位置と第2の待機位置とのうち事前に設定されたいずれかに選択するとともに、
該第1の待機位置は、該保持ステップにおいて該保持テーブルが位置付けられる搬出入領域の該保持テーブルの該保持面に対して垂直な方向の上方であり、
該第2の待機位置は、該保持ステップにおいて該保持テーブルが位置付けられる搬出入領域から該X方向と交差しかつ該保持テーブルの該保持面と平行なY方向に所定距離離れた位置であることを特徴とする被加工物の加工方法。 - 該加工装置は、該切削ブレードをドレスするドレッサーボードを保持する第2の保持テーブルをさらに備え、
該搬入ステップの前に、
該切削ブレードで該ドレッサーボードを切削して該切削ブレードをドレスするドレスステップ、
をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の被加工物の加工方法。 - 該保持テーブルに隣接し、
該切削ブレードを切り込ませ切削溝の形状から該切削ブレードの刃先の位置を検出する確認用被加工物を保持する確認テーブルをさらに有し、
該搬入ステップの前に、
該切削ブレードで該確認用被加工物を切削する刃先位置確認ステップを
さらに備える事を特徴とする請求項1に記載の被加工物の加工方法。 - 該切削ユニットは、
対向する一対のスピンドルにそれぞれ固定された一対の該切削ブレードを有し、
該切削ブレードをそれぞれ被加工物の外縁の所定の切削深さに位置づけた状態で該保持テーブルを回転させることで、
被加工物の外縁を面取りする事を特徴とする請求項1に記載の被加工物の加工方法。
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