JP7538433B2 - シートへのセンシング部材の配置構造 - Google Patents
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Description
また、以下では、シートクッションやシートバックにセンシング部材(生体センサーやハーネス)が設けられている場合について説明するが、この他にも、シートのヘッドレストやネックレスト、アームレスト、フットレスト、オットマン等のいわゆる補助支持部にセンシング部材が設けられている場合もあり、本発明はこのように補助支持部にセンシング部材が形成されている場合にも適用される。
そして、後述するブロワー20(後述する図4参照)から送り込まれた空気が貫通孔30Bを通って通気路30内に送られ、通気路30内を流通した空気が通気路30の送風口30Cから乗員に向けて吹き出されるようになっている。
また、パンフレーム17Bと後端部側の連結部材17Cとの間には、複数のSバネ17Dが架設されている。
ブロワー20は、モーター20Aやファン20B、ダクト22等を備えており、ダクト22は前述した通気路30の貫通孔30Bに接続されている。そして、ブロワー20は、ファン20Bの回転により図示しない吸い込み口から吸い込んだ空気を、ダクト22や貫通孔30Bを介して通気路30に向けて送り込むようになっている。
なお、ブロワー20は、シートクッション11とシートバック14の両方にそれぞれ設けられていてもよく、あるいは、シートクッション11とシートバック14のいずれか一方に設けられており、そこから他方の通気路30にも空気を送り込むように構成することも可能である。また、シート10は、このほか、ヒーター等の構造を有していてもよい。
そして、生体センサー1A,1Bは、ハーネス2A,2Bを介して外部電源から電力の供給を受けるとともに、検出した生体情報をハーネス2A,2Bを介して外部装置に伝達するようになっている。
ここで、電磁波とは、100MHz程度の電波やマイクロ波を始め、赤外光、可視光、紫外光、X線等を含む広義の電磁波を意味しており、人体に悪影響を及ぼさない範囲で好適な電磁波が使用される。
具体的には、電磁波の透過を妨害する部材あるいは妨害するおそれのある部材が、生体センサー1から照射される電磁波の照射中心Cを遮らず、また、そのような部材が電磁波の照射範囲R内にできるだけ入らないような位置に配置されることが望ましい。
すなわち、本発明において、センシング部材は、基本的に、シート10のいかなる箇所に設けることも可能である。
例えば、本実施形態のように、シート10に通気路30(図2参照)が設けられ、ブロワー20(図4参照)から温風や冷風等の空気を通気路30に送り込み、送風口30Cから乗員Aに向けて吹き出すことで暖房や冷房を行う機能をシート10が有している場合がある。
そして、このように生体センサー1やハーネス2により通気路30での空気の流通が阻害されると、通気路30内に乱流が生じてしまい空気の圧力損失が生じるため、シート10の表皮13,15に設けた送風口30Cからの空気の吹き出し量が減少してしまう。そのため、送風口30Cから吹き出す温風や冷風が設定された量よりも少なくなってしまったり、温風や冷風が吹き出さなくなってしまう等の問題が生じ得る。
そのため、本実施形態では、生体センサー1やハーネス2等のセンシング部材をシート10に設けられた通気路30内に設ける配置する場合には、生体センサー1やハーネス2等のセンシング部材を配置する位置は、通気路30の中心αを避けた位置に配置されるようになっている。
そのため、生体センサー1やハーネス2等のセンシング部材をシート10の通気路30内に配置しても、シート10が有している暖房や冷房を行う機能が害されにくくなり、冷暖房機能を発揮させやすくなる(あるいはセンシング部材により機能が阻害されにくくなる)。
そのため、通気路30がカーブする部分βには、生体センサー1等のセンシング部材を設けないことが望ましい。
なお、生体センサー1をブロワー20等に配置する場合には、生体センサー1が照射する電磁波等が乗員Aに届くようにするために、生体センサー1が配置される位置の上方のパンフレーム17B等に孔を設けたり電磁波等を透過する部材でパンフレーム17B等を形成するなど必要な措置が取られる。
この場合、生体センサー1の面1aが通気路30の壁面30aから突き出たり凹んだりしていると、その部分で通気路30内に乱流が生じる可能性が生じるが、上記のように構成して、生体センサー1の面1aが通気路30の壁面30aと面一になるようにすれば、通気路30内で空気がスムーズに流れる。このように、上記の構成では、生体センサー1が通気路30における空気の流通を阻害しない態様で設けられるため、通気路30内に乱流が生じることが抑制され、生体センサー1により通気路30における空気の流通が阻害されにくくなる。
このように案内面3を設けると、通気路30内の空気の流れが生体センサー1の方には向かわず、案内面3によってスムーズに流れ、生体センサー1を通気路30における空気の流通を阻害しない態様で設けることができる。そのため、このように構成すれば、通気路30内に生体センサー1等を設けても通気路30内に乱流が生じることが抑制され、生体センサー1等により通気路30における空気の流通が阻害されにくくなる。
また、生体センサー1が例えば光電式の場合には、案内面3を、生体センサー1が照射する光を透過する透明な材料で形成することが可能である。
このように構成すると、通気路30の角隅部γに配置された生体センサー1が案内面3によって通気路30の角隅部γの空気の流れから隔離され、空気が案内面3によってスムーズに流れる。そのため、通気路30の角隅部γに生体センサー1等を設けても通気路30内に乱流が生じることが抑制され、生体センサー1等により通気路30における空気の流通が阻害されにくくすることができる。
なお、図10では(後述する図11(B)においても同様)、案内面3を平面状に形成する場合を示したが、案内面3を曲面状に形成してもよい。
そのため、上記のように生体センサー1をシート10のクッションパッド12に形成された通気路30に設ける場合、生体センサー1を、送風口30Cに対向する位置に配置するように構成することが好ましい。
上記のいずれのように構成しても、生体センサー1によって通気路30内に乱流が生じることが抑制され、生体センサー1により通気路30における空気の流通が阻害されにくくなる。
そのため、センシング部材によって通気路30内に乱流が生じることが抑制され、センシング部材によって通気路30における空気の流通が阻害されにくくなる。
この場合、例えば図12に示すように、振動発電素子40を車両100に設ける。その際、振動発電素子40をシート10に設けてもよいが、より振動が生じやすい車両100のエンジンや、サスペンション等のシャシ等に設けてもよい。
<開示の概要>
以上の記載によれば、以下の(1)~(15)の発明が開示されている。
(1) 乗員が着座するシートに、通気路と、乗員の生体情報を検出するための非接触型のセンシング部材とが設けられており、前記センシング部材は、前記通気路における空気の流通を阻害しない位置に又は態様で設けられていることを特徴とするシートへのセンシング部材の配置構造が開示されている。
(2) 乗員が着座するシートに、通気路と、乗員の生体情報を検出するための非接触型のセンシング部材とが設けられており、前記センシング部材は、前記通気路の中心を避けた位置に配置されていることを特徴とするシートへのセンシング部材の配置構造が開示されている。
(3) (1)又は(2)の配置構造において、前記センシング部材は、前記シートのクッションパッドに形成された前記通気路に配置されていることを特徴とする配置構造が開示されている。
(4) (1)から(3)のいずれかの配置構造において、前記センシング部材は、前記シートのクッションパッドに形成された前記通気路に空気を供給するためのブロアー及び/又はダクトに配置されていることを特徴とする配置構造が開示されている。
(5) (1)から(3)のいずれかの配置構造において、前記センシング部材は、前記シートのクッションパッドに形成された前記通気路に空気を供給するためのブロアー及び/又はダクトの近傍には配置されないことを特徴とする配置構造が開示されている。
(6) (1)から(5)のいずれかの配置構造において、前記センシング部材は、生体センサーを含み、前記生体センサーが前記通気路内に配置されていることを特徴とする配置構造が開示されている。
(7) (6)の配置構造において、前記生体センサーは、前記通気路に露出する面が、前記通気路の壁面と面一になるように前記通気路の壁面に埋め込まれていることを特徴とする配置構造が開示されている。
(8) (6)又は(7)の配置構造において、前記通気路には、乗員に向けて空気を吹き出すための送風口が形成されており、前記シートのクッションパッドに形成された前記通気路に設けられた前記生体センサーは、前記送風口に対向する位置に配置されていることを特徴とする配置構造が開示されている。
(9) (6)から(8)のいずれかの配置構造において、前記生体センサーは、前記通気路内の空気が当該生体センサーには向かわず、かつ、滑らかに流れるように前記通気路内の空気を案内する案内面を備えることを特徴とする配置構造が開示されている。
(10) (9)の配置構造において、前記案内面は、前記通気路の角隅部に配置された前記生体センサーを前記通気路の前記角隅部の空気の流れから隔離することを特徴とする配置構造が開示されている。
(11) (9)又は(10)の配置構造において、前記生体センサーは、電磁波を照射するように構成されており、前記案内面は、前記生体センサーが照射する電磁波を透過する材料で形成されていることを特徴とする配置構造が開示されている。
(12) (1)から(11)のいずれかの配置構造において、前記センシング部材は、生体センサーと外部装置とを電気的に接続するためのハーネスを含み、前記ハーネスが前記通気路内に配置されていることを特徴とする配置構造が開示されている。
(13) (12)の配置構造において、前記ハーネスは、前記通気路の壁面に沿うように配置されていることを特徴とする配置構造が開示されている。
(14) (1)から(13)のいずれかの配置構造において、前記センシング部材は、前記通気路がカーブする部分には設けられないことを特徴とする配置構造が開示されている。
(15) (1)から(14)のいずれかの配置構造において、前記センシング部材は、生体センサー及びハーネスを含み、前記シートに設けられた前記生体センサーと車両に設けられた振動発電素子とを前記ハーネスで接続し、前記ハーネスを介して前記振動発電素子から前記生体センサーに電力を供給するように構成されていることを特徴とする配置構造が開示されている。
<効果>
(1)の発明によれば、センシング部材は、シートに設けられた通気路における空気の流通を阻害しない位置に又は態様で設けられているので、センシング部材によって通気路内に乱流が生じることが抑制され、センシング部材によって通気路における空気の流通が阻害されることを抑制することができる。そのため、シートが、通気路の送風口から乗員に向けて温風や冷風を吹き出して暖房や冷房を行う機能等を有している場合に、シートにセンシング部材を設けても、シートが有する冷暖房機能等の機能を害しにくくなり、シートの機能を発揮させやすくなる。
(2)の発明によれば、センシング部材は、シートに設けられた通気路の中心を避けた位置に配置されているので、センシング部材によって通気路内に乱流が生じることが抑制され、センシング部材によって通気路における空気の流通が阻害されることを抑制することができる。そのため、シートが、通気路の送風口から乗員に向けて温風や冷風を吹き出して暖房や冷房を行う機能等を有している場合に、シートにセンシング部材を設けても、シートが有する冷暖房機能等の機能を害しにくくなり、シートの機能を発揮させやすくなる。
(3)の発明によれば、センシング部材は、シートのクッションパッドに形成された通気路に配置されているので、シートのクッションパッドに形成された通気路にセンシング部材を配置する場合も上記の有用な作用効果を奏することが可能となる。
(4)の発明によれば、センシング部材は、シートのクッションパッドに形成された通気路に空気を供給するためのブロアー及び/又はダクトに配置されているので、温度が低いとセンサー機能が十分に発揮されない生体センサー等をブロアー等に配置することで、ブロワーが通気路に暖気を送り込む際に生体センサー等が温められて、生体センサー等を機能させやすくなる。
(5)の発明によれば、センシング部材は、シートのクッションパッドに形成された通気路に空気を供給するためのブロアー及び/又はダクトの近傍には配置されないので、高温に弱いタイプの生体センサー等を高温になる場合があるブロアー等の近傍に配置しないことで、ブロワー等の熱で生体センサー等が高温になることが防止されるため、生体センサー等を機能させやすくなる。
(6)の発明によれば、センシング部材は、生体センサーを含み、生体センサーが通気路内に配置されているので、シートのクッションパッドに形成された通気路内に生体センサーを配置する場合も上記の有用な作用効果を奏することが可能となる。
(7)に記載の発明によれば、生体センサーは、通気路に露出する面が、通気路の壁面と面一になるように通気路の壁面に埋め込まれているので、通気路内で空気が生体センサーを埋め込んだ部分でもスムーズに流れるようになり、生体センサーが通気路における空気の流通を阻害しにくくなるため、通気路内に乱流が生じることが抑制され、生体センサーにより通気路における空気の流通が阻害されにくくなる。
(8)に記載の発明によれば、通気路には、乗員に向けて空気を吹き出すための送風口が形成されており、シートのクッションパッドに形成された通気路に設けられた生体センサーは、送風口に対向する位置に配置されているので、生体センサーから電磁波等を乗員に照射してセンシングを行う場合、電磁波等がシートの構成部材に妨げられずに送風口を通過して乗員に照射されるため、電磁波等の乗員への照射効率が向上しやすくなり、生体センサーの感度を向上させやすくなる。
(9)の発明によれば、生体センサーは、通気路内の空気が当該生体センサーには向かわず、かつ、滑らかに流れるように通気路内の空気を案内する案内面を備えるので、通気路内に生体センサーを設けても通気路内に乱流が生じることが抑制され、生体センサーにより通気路における空気の流通が阻害されにくくなる。
(10)の発明によれば、案内面は、通気路の角隅部に配置された生体センサーを通気路の角隅部の空気の流れから隔離するので、生体センサーを通気路の角隅部に配置しても、案内面によって角隅部で空気がスムーズに流れるため、通気路内に乱流が生じることが抑制され、生体センサーにより通気路における空気の流通が阻害されにくくなる。
(11)の発明によれば、生体センサーは、電磁波を照射するように構成されており、案内面は、生体センサーが照射する電磁波を透過する材料で形成されているので、生体センサーから照射された電磁波が、案内面によって妨げられにくい状態で案内面を透過するため、生体センサーから照射された電磁波が乗員に照射されやすくなる。
(12)の発明によれば、センシング部材は、生体センサーと外部装置とを電気的に接続するためのハーネスを含み、ハーネスが通気路内に配置されているので、通気路内にハーネスを配置した場合も上記の有用な作用効果を奏することが可能となる。
(13)の発明によれば、ハーネスは、通気路の壁面に沿うように配置されているので、通気路内を流れる空気がハーネスに沿ってスムーズに流れるため、ハーネスを通気路における空気の流通を阻害しにくい態様で設けることが可能となり、通気路内に乱流が生じることが抑制され、ハーネスにより通気路における空気の流通が阻害されにくくなる。
(14)の発明によれば、センシング部材は、通気路がカーブする部分には設けられないので、空気の流れに乱流が生じやすい通気路がカーブする部分に生体センサーやハーネスが配置されないため、生体センサーやハーネスにより通気路における空気の流通が阻害されにくくなる。
(15)の発明によれば、センシング部材は、生体センサー及びハーネスを含み、シートに設けられた生体センサーと車両に設けられた振動発電素子とをハーネスで接続し、ハーネスを介して振動発電素子から生体センサーに電力を供給するように構成されているので、シートが、通気路の送風口から乗員に向けて温風や冷風を吹き出して暖房や冷房を行う機能等を有している場合に、シートに生体センサーやハーネスを設けても、シートが有する冷暖房機能等の機能が害されにくくなり、シートの機能を発揮させやすくなる。
1a 面
2 ハーネス(ハーネス、センシング部材)
3 案内面
10 シート
12 クッションパッド
20 ブロワー
22 ダクト
30 通気路
30a 壁面
30C 送風口
40 振動発電素子
100 車両
A 乗員
α 通気路の中心
β 通気路がカーブする部分
γ 通気路の角隅部
Claims (6)
- 乗員が着座するシートに、通気路と、前記乗員の生体情報を検出するための非接触型のセンシング部材とが設けられており、
前記通気路の一部をなす凹部が前記シートのクッションパッドに設けられ、
カバー部材が前記凹部を覆って前記クッションパッドに設けられることで前記通気路が形成されており、
前記通気路内を流通した空気が前記カバー部材の送風口から前記乗員に向けて吹き出されるようになっており、
前記センシング部材が生体センサーを含み、
前記生体センサーが前記通気路の角隅部に配置され、
案内面が前記角隅部をなす2面に対して斜めに前記2面をつなぎ、
前記生体センサーが前記2面と前記案内面によって囲われた領域に配置される
ことを特徴とするシートへのセンシング部材の配置構造。 - 前記生体センサーは、前記送風口に対向する位置に配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載のシートへのセンシング部材の配置構造。 - 前記生体センサーは、電磁波を照射するように構成されており、
前記案内面は、前記生体センサーが照射する電磁波を透過する材料で形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のシートへのセンシング部材の配置構造。 - 前記センシング部材は、前記生体センサーと外部装置とを電気的に接続するためのハーネスを含み、
前記ハーネスが前記通気路内に配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のシートへのセンシング部材の配置構造。 - 前記ハーネスは、前記通気路の壁面に沿うように配置されていることを特徴とする請求項4に記載のシートへのセンシング部材の配置構造。
- 前記センシング部材はハーネスを含み、
前記シートに設けられた前記生体センサーと車両に設けられた振動発電素子とを前記ハーネスで接続し、前記ハーネスを介して前記振動発電素子から前記生体センサーに電力を供給するように構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のシートへのセンシング部材の配置構造。
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