JP7524651B2 - 汚染物質吸着シートを用いた排水処理方法及び排水処理装置 - Google Patents
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Description
かかる掘削ずりには、自然由来または人工的な汚染物質が含まれることがあるため、汚染物質を含む掘削ずりを含む建設残土を用いて盛土や埋め立て等を行う場合には、これらの汚染物質に対する有効な除去処理が求められる。
また、シートを製造して、かかるシート上に掘削ずりや建設廃材を積載し、汚染物質を吸着させる方法も提案されてきている。
200ml通水時間:A4サイズの環境汚染物質除去シートを市販の漏斗に透水性調節層が下になるように置き、中央部を押し込んで凹ませた状態で固定し、その上から200mlの水を注ぐ。水の全量が下に自重で落ちるまでの時間を測定し、200ml通水時間とした。
そこで、建設・土木分野や、排水処理業界においては、有効に重金属等の汚染物質を除去することができる汚染物質吸着シートを用いた排水処理方法等が期待されている。
また、本発明の他の目的は、上記本発明の汚染物質吸着シートを用いた排水処理方法を有効に実施することができる、排水処理装置を提供することである。
(1)本発明の汚染物質吸着シートを用いた排水処理方法は、不織布に重金属を吸着する吸着材が担持されているシートであって、前記不織布は単位面積あたり10~650g/m2であり、前記吸着材はシートあたり10~5000g/m2で平均粒径が3~100μmの粉末状であり、当該シートの透水係数が10-5cm/s以上である、少なくとも1枚の汚染物質吸着シートと、汚染物質を含む排水とを接触させて、排水から汚染物質を捕獲して排水を処理することを特徴とする、汚染物質吸着シートを用いた排水処理方法である。
(3)好ましくは、上記(2)の汚染物質吸着シートを用いた排水処理方法において、上記の処理水装置中に投入された汚染物質吸着シートは、ロール状又はシート状であることを特徴とする、汚染物質吸着シートを用いた排水処理方法である。
ここで、本発明において「排水」とは、重金属等の汚染物質が含まれる雨水や浸出水、更には地下水や工場からの排液等の、重金属等の汚染物質が含まれる液を総称するものである。
また、工場等の排液に含まれる重金属等の汚染物質を有効に捕獲できることにより、水質汚濁における有害物質処理施設などの代替処理として利用することができる
また、本発明の排水処理装置は、前記本発明の汚染物質吸着シートを用いた排水処理方法を有効に実施することを可能とすることができる。
更に、使用後の汚染物質吸着シートは、例えばセメント工場の燃料として利用することが可能である。
本発明の汚染物質吸着シートを用いた排水処理方法は、不織布に重金属を吸着する吸着材が担持されているシートであって、前記不織布は単位面積あたり10~650g/m2であり、前記吸着材はシートあたり10~5000g/m2であり、当該シートの透水係数が10-5cm/s以上である、少なくとも1枚の汚染物質吸着シートと、汚染物質を含む排水とを接触させて、排水から汚染物質を捕獲して排水を処理する、汚染物質吸着シートを用いた排水処理方法である。
以下、図面を参照しながら、本発明の排水処理装置を用いた排水処理方法を例示して説明する。
以下、掘削ずりの残土の盛土の下面に汚染物質吸着シートを敷設して、滲出水を当該汚染物質吸着シートに吸着させる、図1の仮設ヤード排水処理装置Aを例示して、排水処理方法を説明する。
図1に示すように、掘削ずりの残土4を、盛土する際に、原地盤1と残土の盛土4の間に、汚染物質吸着シート3を敷設する。雨水等により、盛土中に含まれる汚染物質が雨水等に溶け出し、この汚染水が下降して、下部に敷設されている、吸着シート3を透過する際に、当該吸着シート3中の吸着材に汚染水中の汚染物質が接触して吸着除去されることとなる。
これにより、土壌中に汚染物質が地下水に浸出することを防止できるとともに、土壌7中の帯水層6に汚染物質が流入することを抑制することも可能となる。
また、使用後の汚染物質吸着シートは、例えばセメント工場の燃料として利用することが可能である。
また、汚染物質吸着シート3を利用せずに盛土4の下に直接、遮水シート等の遮水構造物2を設置して、滲出水を処理水装置8に送水して、上記と同様に水処理することもできる。
また残土4の風等による飛散も抑制することができる。
以下、例えば、通水路10に、汚染物質吸着シート3で構成されるフィルター層を設けて、排水を一定の方向に流しながら当該排水中に含有される汚染物質を吸着する、図2の通水排水処理装置Bを例示して、排水処理方法を説明する。
また、排水の通水速度は、当該汚染物質吸着シートに、排水中に含まれる汚染物質が十分に接触して吸着されるように、適宜調整する。
これにより、処理水中に汚染物質が含有されることを防止できるとともに、環境的に安全に処理水を流出することが可能となる。
かかる場合には、処理水に含まれる汚染物質濃度を評価することで、必要に応じて、設置または投入した汚染物質吸着シートを交換することができる。
好ましくは、タンクに処理水が流出できる出口を設けて、出口濃度を評価することが、評価の容易性の点より好ましい。
図3Aは、汚染物質吸着材が不織布繊維に担持された状態を模式的に示す図であり、図3Bは、図3A中のX部分を拡大して模式的に示した図である。
本発明の排水処理方法に用いられ、また本発明の排水処理装置に適用される汚染物質吸着シート3を構成する不織布11は、重金属等の汚染物質を吸着する吸着材12を担持できれば特に限定されるものではなく、市場で入手できる任意の不織布を用いることができる。
また、不織布11は、不織布を構成する通常の公知の任意の有機繊維を使用することができ、かかる有機繊維としては、親水性有機繊維や疎水性有機繊維が挙げられ、好ましくは疎水性有機繊維からなることが長期に強度を保持して有効な耐久性を備える点から望ましい。
これらの不織布繊維としては、例えば、パルプ、古紙パルプ、リンター、麻、綿、ケナフ等から調製される天然セルロース繊維や、レーヨン、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン-プロピレン共重合体などのポリオレフィン系繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド、ポリイミド、エチレン-酢酸ビニル共重合体(EVA)、スチレン-エチレン共重合体、スチレン-アクリル共重合体、水溶性熱可塑性ポリビニルアルコール(PVA)等のポリビニルアルコール系樹脂等の繊維を例示することができる。
不織布の一般的な製造工程としては、原料繊維からウェブを形成するウェブ形成工程と、ウェブ中の原料繊維を結合させる繊維結合工程とを有する方法があり、ウェブ形成工程としてエアレイド法が採用された不織布(エアレイド不織布)や、ウェブ形成工程としてカーディング法が採用された不織布がある。また、不織布の形態としては、例えばウェブ形成工程の違いに基いて、乾式不織布、湿式不織布、スパンボンド不織布、メルトブローン不織布などがあり、いずれのものも使用することが可能である。
目付がかかる範囲であると、軽量で施工性がよく、汚染物質を良好に捕獲することができる汚染物質吸着シートを得ることができる。
汚染物質を含む汚染水が汚染物質吸着シート上に滞留すると、汚染水が汚染物質吸着シートと十分に接触することなく、当該シートの周囲にあふれてしまい、汚染物質を有効に除去することができなくなるため、本発明の汚染物質吸着シートの透水係数を上記範囲として当該シートが高い透水性を有することとして、建設・土木工事等から発生する掘り起こし残土等から浸出する汚染物質を含む汚染水等を汚染物質吸着シートに通過させやすくし、掘り起こし残土等に含まれる汚染物質を含む汚染水等と汚染物質吸着シートとを効率的に接触させて、汚染物質を有効に捕獲除去することを可能とする。
また、汚染水が汚染物質シート中の汚染物質吸着材と十分に接触する時間なく直ちに通過してしまうことは、汚染物質を有効に吸着除去することができない場合もあるため、好ましくは透水係数が10-1cm/s以下であることが望ましい。
好ましくは、当該吸着材は、粉末状であることが、不織布繊維に広く分散されて担持されることができるため望ましい。また、粉末形態とすることで汚染排水と速やかに反応することが可能であり、汚染物質である重金属等を効率的に吸着して捕獲することができる。
かかる粉末の平均粒径は、好ましくは3~100μm、より好ましくは30~100μmであることが、汚染水の透水性を良好に保持するために望ましい。
当該成分を含有するドロマイト系化合物としては、例えば、MgO、CaCO3、CaMg(CO3)2を主成分とする半焼成ドロマイトが挙げられる。
前記ドロマイトは、市場で入手し得る任意のものを用いることができ、産地は問わない。
また、市場で入手し得る任意の半焼成ドロマイトや、市場で入手し得る任意のドロマイトを焼成して得られた半焼成ドロマイトを用いることができ、産地や原料ドロマイトの組成等は問わない。半焼成ドロマイトは、分解反応が完全に完了するまでドロマイトを焼成して得られるものではなく、MgO、CaMg(CO3)2及びCaCO3を必須成分として含むものである。
半焼成ドロマイト中に含まれるCaMg(CO3)2相を定量して、上記範囲内のCaMg(CO3)2相残留量の半焼成ドロマイトを好適に用いることで、原料となるドロマイト鉱石の産地による組成の相違や、焼成温度等の焼成条件の設定などに関係なく、ドロマイトが最大に優れた重金属等吸着性能を有することが更に可能となる。
ドロマイトを焼成する温度は、特に限定されず、通常ドロマイトを焼成して半焼成ドロマイトを製造する温度、例えば650~1000℃で焼成することができる。残留CaMg(CO3)2相の含有量が、0.4≦x≦35.4(質量%)となるように焼成すれば焼成時間も特に制限されるものではない。
かかる吸着材中のMgOは、含有されるドロマイト系化合物由来のものであり、具体的には、ドロマイトを焼成して得られた半焼成ドロマイト等由来のものであり、更に好ましくは半焼成ドロマイト由来のものである。
MgO含有量が14質量%未満では、鉛やフッ素等に対する吸着能力が低下する場合があったり、約23質量%を超えると、MgOのpHがアルカリ性であるため、汚染水中の汚染物質を吸着したあとの雨水等の水のpHが10以上のアルカリ性を示す場合があり、望ましくない。
一例として21質量%のMgOを含有する半焼成ドロマイトを使用した場合においては、吸着材中の半焼成ドロマイト配合比を80~99質量%とすることにより、本発明に用いる吸着材中のMgOの含有量を16~21質量%とすることができるが、使用するドロマイト系材料に応じて、上記配合比率の制約を受けるものではない。
酸性硫酸塩としては、例えば、硫酸第一鉄、硫酸アルミニウム等が例示でき、好ましくは硫酸第一鉄を含有する。
酸性硫酸塩を含有することにより、硫酸第一鉄のようにその高い還元作用によって、砒素や六価クロム等の重金属等に対して、より有効に捕獲することができるとともに、酸性であるため、他のドロマイト系化合物中の含有材料の配合比率を調整することで、当該吸着材を用いて処理した処理水を中性付近に保持することを可能とする。
かかる割合で、吸着材中に、ドロマイト系化合物と酸性硫酸塩とを含むことが望ましい。
また上記吸着材を適用することで、汚染物質を吸着後の雨水等の処理水を、中性付近に維持することが可能である。
これにより、汚染物質を吸着する性能を有効に発揮することができるとともに、上記不織布に効果的に吸着材を担持させることが可能となる。
・半焼成ドロマイト(粉末):栃木県葛生産のドロマイトを焼成
・酸性硫酸塩:硫酸第一鉄一水和物粉末
その結果を表1に示す。
各シート中の吸着材の担持量を、それぞれ下記表2~4に示す。
なお、不織布の目付、吸着材の担持量、平均粒径、透水係数は以下の方法により測定した値である。
・不織布の目付:JIS L 1913:2010一般不織布試験方法の6.2 単位面積当たりの質量(ISO法)に準拠した値である。
・吸着材の平均粒径:マイクロトラックMT3000II(日機装(株)製)にて測定した値である。
・吸着材の担持量:電子天秤にて、吸着材を担持させた不織布シートの質量から、不織布の質量を減じて、吸着材の担持量を計算した値である。
・透水係数:JIS A 1218に準じて測定した値である。
上記例1~14及び参考例1~6の各汚染物質吸着シートを、縦×横が30cm×25cmの各試験シートにして、下記の各試験を実施した。
(試験例1 砒素(As)吸着試験)
汚染物質として、重金属である砒素を用いた吸着試験を実施した。
具体的には、砒素(ひ素標準液(As-1000) 関東化学社製(株))を水に1mg/Lとなるように溶解させて、砒素水溶液を調製した。前記砒素水溶液100mlを、250mlのポリ容器に投入して、各試験シート30×25cm/枚を4分割して、投入した。
次いで、60分間、振とう後、ろ過して、残存溶液中の砒素濃度(mg/l)を測定した。
その結果を、上記表2~4に示す。
施工性は、曲げやすさ(伸び率(%))で評価した。
具体的には、各試験シートの縦方向の伸び率を、JIS L 1913:2010 一般不織布試験方法の「6.3 引張強さ及び伸び率 (ISO法)」に準拠して測定した。
その結果を、上記表2~3に示す。
なお、上記表2~3中の評価基準は以下のとおりである。
◎:100%以上
〇:80以上~100%未満
△:50以上~80%未満
×:50%未満
表2~3中の耐久性は、引張強さ(引張強力)で評価した。
具体的には、各試験シートの縦方向の引張強力(N/5cm)を、JIS L 1913:2010 一般不織布試験方法の「6.3 引張強さ及び伸び率 (ISO法)」に準拠して測定した。
その結果を、上記表2~3に示す。
なお、上記表2~3中の評価基準は以下のとおりである。
◎:1000(N/5cm)以上
〇:500以上~1000(N/5cm)未満
△:300以上~500(N/5cm)未満
×:300(N/5cm)未満
表4中の耐久性は、粉漏れ評価した。
具体的には、各試験シートの表面に担持された吸着材粉の吹き出し状態を確認するとともに、手でシートを持って、3回叩き、吸着材粉のシートからの漏れ具合を目視で確認した。
その結果を、上記表4に示す。
なお、上記表4中の評価基準は以下のとおりである。
◎:吸着材粉の吹き出し、粉漏れ無し
〇:吸着材粉の吹き出しは無いが、若干の吸着材粉漏れ有り
△:若干の吸着材粉の吹き出し有り且つ若干の吸着材粉の漏れ有り
×:吸着材粉の吹き出し有り且つ吸着材粉の漏れ有り
表4中の排水性は、各試験シートに水を10ccスポイトで滴下し、滴下直後から120秒後の間の水の浸透状況を確認した。
その結果を、上記表4に示す。
なお、上記表4中の評価基準は以下のとおりである
◎:滴下直後10秒以内に10ccの水がすぐに浸透する
〇:滴下直後から11~60秒かけて水が徐々に浸透する
△:水が徐々に浸透するが、シート表面に水が残存している
×:水がシート上にほとんど残存しており浸透していない
2・5・・・遮水構造物
3・・・・・汚染物質吸着シート
4・・・・・残土・盛土
6・・・・・帯水層
7・・・・・土壌
8・・・・・処理水装置
9・・・・・モニタリング装置
10・・・・通水路
11・・・・不織布
12・・・・吸着材
A・・・・・仮設ヤード排水処理装置
B・・・・・通水排水処理装置
Claims (4)
- 不織布に重金属を吸着する吸着材が担持されているシートであって、前記吸着材はドロマイト系化合物と硫酸第一鉄とが質量比で80:20~60:40で混合した吸着材であり、前記不織布は単位面積あたり10~650g/m2であり、前記吸着材はシートあたり10~5000g/m2で平均粒径が3~100μmの粉末状であり、当該シートの透水係数が10-5cm/s以上である、少なくとも1枚の汚染物質吸着シートと、汚染物質を含む排水とを接触させて、排水から汚染物質を捕獲して排水を処理する、排水処理方法であって、汚染物質を含有する残土、建設発生土又は汚泥の下部に、上記汚染物質吸着シートを少なくとも1枚敷設し、該汚染物質吸着シートの下部であって原地盤との間に遮水構造物を設置し、当該残土、建設発生土又は汚泥からの滲出水に含まれる汚染物質を前記汚染物質吸着シートで捕獲処理し、当該汚染物質吸着シートを透水した前記遮水構造物上の処理水を輸送手段により処理水装置に送水することを特徴とする、汚染物質吸着シートを用いた排水処理方法。
- 請求項1記載の汚染物質吸着シートを用いた排水処理方法において、上記の処理水装置中に、汚染物質吸着シートを更に投入することを特徴とする、汚染物質吸着シートを用いた排水処理方法。
- 請求項2記載の汚染物質吸着シートを用いた排水処理方法において、上記の処理水装置中に投入された汚染物質吸着シートは、ロール状又はシート状であることを特徴とする、汚染物質吸着シートを用いた排水処理方法。
- 不織布に重金属を吸着する吸着材が担持されているシートであって、前記吸着材はドロマイト系化合物と硫酸第一鉄とが質量比で80:20~60:40で混合した吸着材であり、前記不織布は単位面積あたり10~650g/m2であり、前記吸着材はシートあたり10~5000g/m2で平均粒径が3~100μmの粉末状であり、当該シートの透水係数が10-5cm/s以上である汚染物質吸着シートが、汚染物質を含有する残土、建設発生土又は汚泥の下部に、少なくとも1枚敷設され、該汚染物質吸着シートの下部であって原地盤との間に遮水構造物が設置され、当該残土、建設発生土又は汚泥からの滲出水に含まれる汚染物質を前記汚染物質吸着シートで捕獲処理し、当該汚染物質吸着シートを透水し前記遮水構造物上の処理水が処理水装置に輸送される輸送手段と、該輸送手段により送水された処理水を貯蔵する処理水装置とを備えることを特徴とする、汚染物質吸着シートを用いた排水処理装置。
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