JP7512675B2 - 通信端末、通信システム、通信方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
まず、図1乃至図28を用いて、第1の実施形態について説明する。
<通信ルート>
まず、図1を用いて、複数の電子黒板1a,1b間で描画しながらビデオ会議を行うための通信システムについて説明する。図1は、本実施形態の通信ルートを示した概略図である。なお、「ビデオ会議」ではなく「テレビ会議」と呼ばれる場合もある。また、ここでは、一例として、ビデオ会議について説明するが、打ち合わせや単なる会話等であってもよい。
図2は、電子黒板の使用イメージ図である。電子黒板1は、図2に示されているように、電子黒板1は、下部側に複数のキャスタが設けられた脚部151、脚部151の上部側に設けられた支柱152、支柱152上部側に設けられた電子黒板1の本体153、及び本体153の前面に設けられたディスプレイ180によって構成されている。本体153には、後述のCPU101等が内蔵されている。そして、利用者は、電子ペン190を用いて、ディスプレイ180に文字等のストローク画像を入力(描画)することができる。
次に、本実施形態のハードウェア構成を説明する。
図3は、電子黒板のハードウェア構成図である。図3に示されているように、電子黒板1は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、SSD(Solid State Drive)104、ネットワークI/F105、及び、外部機器接続I/F(Interface)106を備えている。
図4は、本実施形態に係る通信管理システム5のハードウェア構成図である。通信管理システム5の一例としてのコンピュータは、CPU501、ROM502、RAM503、HD(Hard Disk)504、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ505、ディスプレイ506、外部機器接続I/F(Interface)508、ネットワークI/F509、キーボード511、ポインティングデバイス512、DVD-RW(Digital Versatile Disk ReWritable)ドライブ514、メディアI/F516、及び、バスライン510を備えている。
続いて、図5を用いて、通信システムの全体構成について説明する。図5は、本発明の実施形態に係る通信システムの全体構成図である。
次に、図6乃至図11を用いて、本実施形態の機能構成について説明する。図6は、本実施形態に係る通信システムの各機能ブロック図である。
図6に示されているように、電子黒板1aは、送受信部11a、受付部12a、映像・音処理部13a、表示制御部(再生部)14a、判断部15a、画像処理部17a、近距離通信部18a、及び記憶・読出処理部19aを有している。これら各部は、図2に示されている各構成要素のいずれかが、SSD104からRAM103上に展開されたプログラムに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能、又は機能する手段である。また、電子黒板1aは、図2に示されているRAM103、及び図3に示されているSSD104によって構築される記憶部1000aを有している。
次に、電子黒板1aの各機能構成について説明する。送受信部11aは、主に、図3に示されているCPU101の処理、ネットワークI/F105及び外部機器接続I/F106によって実現され、通信ネットワーク100を介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(又は情報)の送受信を行う。つまり、送受信部11aは、送信手段及び受信手段としての機能を有する。また、送受信部11aは、開始部としての役割も果たし、電子黒板1b等の他の通信端末と通信を開始する処理を行なう。
図6に示されているように、電子黒板1bは、送受信部11b、受付部12b、映像・音処理部13b、表示制御部(再生部)14b、判断部15b、算出部16b、画像処理部17b、近距離通信部18b、及び記憶・読出処理部19bを有している。送受信部11b、受付部12b、映像・音処理部13b、表示制御部(再生部)14b、判断部15b、算出部16b、画像処理部17b、近距離通信部18b、及び記憶・読出処理部19bは、それぞれ、送受信部11a、受付部12a、映像・音処理部13a、表示制御部(再生部)14a、判断部15a、算出部16a、画像処理部17a、近距離通信部18a、及び記憶・読出処理部19aと同様の機能を有しているため、これらの説明を省略する。なお、送受信部11bは、送信手段及び受信手段の一例としての機能を有する。また、表示制御部(再生部)14bは、表示制御部(再生部)14aと同様に、ディスプレイ180に映像信号(画像信号)等を出力するための制御を行う表示制御手段の一例である。さらに、表示制御部(再生部)14bは、動画を再生するための再生部としての機能も有する。また、判断部15bは、判断部15aと同様に、判断手段として機能する。また、算出部16bは、算出部16aと同様に、算出手段の一例として機能する。
図6に示されているように、中継装置3は、転送部を兼ねた送受信部31、判断部35、及び記憶・読出処理部39を有している。これら各部は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503上に展開された中継用プログラムに従ったCPU501からの命令によって動作することで実現される機能又は機能する手段である。また、中継装置3は、図4に示されているRAM503、HD504によって構築される記憶部3000を有している。
次に、中継装置3の各機能構成について詳細に説明する。図6に示されている中継装置3の送受信部31は、主に、図4に示されているCPU301の処理、外部機器接続I/F308及びネットワークI/F309によって実現され、通信ネットワーク100を介して他の端末、装置、又はシステムと各種データ(又は情報)の送受信を行う。また、送受信部31は、転送部としての役割も果たし、所定の端末ら送信されて来た映像データ及び音データを、他の端末に転送する。
図6に示されているように、通信管理システム5は、送受信部51、認証部52、生成部53、選択部54、判断部55、算出部56及び記憶・読出処理部59を有している。これら各部は、図6に示されている各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503上に展開された通信管理用プログラムに従ったCPU501からの命令によって動作することで実現される機能又は機能する手段である。また、通信管理システム5は、図4に示されているHD504により構築される記憶部5000を有している。
図7は、認証管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図7に示されているような認証管理テーブルによって構成されている認証管理DB5001が構築されている。この認証管理テーブルでは、通信管理システム5によって管理される全ての電子黒板1の各端末IDに対して、各パスワードが関連付けられて管理される。例えば、図7に示されている認証管理テーブルにおいて、電子黒板1a(通信端末)の端末IDは「01aa」で、パスワードは「aaaa」であることが示されている。なお、パスワードは認証情報の一例であり、認証情報にはアクセストークンも含まれる。
図8は、端末管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図8に示されているような端末管理テーブルによって構成されている端末管理DB5002が構築されている。この端末管理テーブルでは、各電子黒板1(通信端末)を識別するための端末ID毎に、各電子黒板1を宛先とした場合の宛先名、各電子黒板1の稼動状態、後述のログイン要求情報が通信管理システム5で受信された受信日時、及び各電子黒板1(通信端末)のIPアドレスが関連付けられて管理される。例えば、図8に示されている端末管理テーブルにおいて、端末IDが「01aa」の電子黒板1aは、端末名が「日本 東京事業所 AA端末」で、稼動状態が「オンライン(通信可能)」で、通信管理システム5でログイン要求情報が受信された日時が「2015年4月10日の13時40分」で、この端末1aaのIPアドレスが「1.2.1.3」であることが示されている。なお、端末ID、宛先名、及び端末のIPアドレスは、各電子黒板1が、通信管理システム5によるサービスの提供を受けるために事前登録する際に記憶される。
図9は、宛先リスト管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図9に示されているような宛先リスト管理テーブルによって構成されている宛先リスト管理DB5003が構築されている。この宛先リスト管理テーブルでは、通信の開始を要求する電子黒板1(開始端末)の端末IDに対して、電子黒板1(宛先端末)の候補として登録されている宛先端末の端末IDが全て関連付けられて管理される。例えば、図9に示されている宛先リスト管理テーブルにおいて、端末IDが「01aa」である開始端末(電子黒板1a)から通信の開始を要求することができる宛先端末の候補は、端末IDが「01ba」の電子黒板1b等であることが示されている。この宛先端末の候補は、任意の開始端末から通信管理システム5に対する追加又は削除の要請により、追加又は削除されることで更新される。
図10は、セッション管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図10に示されているようなセッション管理テーブルによって構成されているセッション管理DB5004が構築されている。このセッション管理テーブルでは、各電子黒板(通信端末)と中継装置3との間で相互通信を行なうためのセッションを識別するための通信セッションID毎に、使用される中継装置3の中継装置ID、電子黒板1(開始端末)の端末ID、電子黒板1(宛先端末)の端末ID、宛先端末において映像データが受信される際の受信の遅延時間(ms)、及びこの遅延時間が示されている遅延情報を宛先端末から送られて来て通信管理システム5で受信された受信日時が関連付けられて管理される。例えば、図10に示されているセッション管理テーブルにおいて、セッションID「se01」を用いて実行された通信セッションで、中継装置(中継装置ID「111a」)は、端末IDが「01aa」の電子黒板と、端末IDが「01db」の電子黒板との間で、映像データ及び音データを中継しており、電子黒板(宛先端末)において「2015年4月10日の13時41分」時点における映像データの遅延時間が200(ms)であることが示されている。
図11は、中継装置管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図11に示されているような中継装置管理テーブルによって構成されている中継装置管理DB5005が構築されている。この中継装置管理テーブルでは、中継装置ID毎に、各中継装置3の稼動状態、稼動状態が示される状態情報が通信管理システム5で受信された受信日時、中継装置3のIPアドレス、及び、中継装置3における最大データ伝送速度(Mbps)が関連付けられて管理される。例えば、図11に示されている中継装置管理テーブルにおいて、中継装置IDが「111a」の中継装置3は、稼動状態が「オンライン」で、通信管理システム5で状態情報が受信された日時が「2014年4月10日の13時30分」で、この中継装置3のIPアドレスが「1.2.1.2」で、この中継装置3における最大データ伝送速度が100Mbpsであることが示されている。
次に、通信管理システム5の各機能構成について詳細に説明する。図6に示されている通信管理システム5の送受信部51は、主に、図4に示されているCPU501の処理、外部機器接続I/F508及びネットワークI/F509によって実現され、通信ネットワーク100を介して他の端末、装置、又はシステムと各種データ(又は情報)の送受信を行う。
図6に示されているように、画像保存装置7は、送受信部71、及び記憶・読出処理部79を有している。これら各部は、図6に示されている各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503上に展開された画像保存用プログラムに従ったCPU501からの命令によって動作することで実現される機能又は機能する手段である。また、画像保存装置7は、図4に示されているRAM503、HD504によって構築される記憶部7000を有している。
次に、画像保存装置7の各機能構成について詳細に説明する。図6に示されている画像保存装置7の送受信部71は、主に、図4に示されているCPU701の処理、外部機器接続I/F708及びネットワークI/F709によって実現され、通信ネットワーク100を介して他の端末、装置、又はシステムと各種データ(又は情報)の送受信を行う。
次に、図12乃至図26を用いて、第1の実施形態に係る通信システムにおける処理又は動作を説明する。
まず、図12及び図13を用いて、ログイン要求端末としての電子黒板1aが行なう通信の準備処理を説明する。なお、図12は、電子黒板間で遠隔通信を開始する準備段階の処理を示したシーケンス図である。図13は、電子黒板1aで表示される宛先リストの画面例である。なお、電子黒板1bがログイン共有を行う処理も電子黒板1aの処理と同様であるため、説明を省略する。
続いて、図14を用いて、電子黒板1aが電子黒板1bに対して遠隔通信を開始する処理を説明する。図14は、遠隔通信を開始する処理を示したシーケンス図である。
続いて、図15を用いて、電子黒板1aに表示されている資料画像(動画)及び入力されたストローク画像の通信処理について説明する。図15は、資料画像の画像データを共有する処理を示したシーケンス図である。ここでは、電子黒板1a,1bで資料画像の画像(動画)データを共有する場合であって、電子黒板1aで表示される資料画像(動画)が、画像保存装置7に記憶されるまでの処理について説明する。後述する図24のうち、(A)は動画をアップロード中の電子黒板1aの画面例、(B)は動画をダウンロード中の電子黒板1bの画面例である。
図17は、第1の実施形態に係る共有完了を判断する処理のフローチャートである。ステップS130で、電子黒板1aの判断部15aは、以下の処理を行う。
続いて、判断部151aは、全ての拠点からダウンロード完了通知を受信したか否かを判断する(ステップS130-2)。
本実施形態に係る通信システムにおいて、共有したデータが動画を示す動画データであった場合に以下の処理を行い、動画の再生箇所の同期をとるようにする。図18は、第1の実施形態に係る時間差の算出処理及び動画の再生処理を示したシーケンス図である。なお、図18のシーケンス図において、電子黒板1a、通信管理システム5及び電子黒板1bは、それぞれが有する固有の時計を用いて内部の時刻管理を実行する。そのため、各々に対して時刻のずれが生じることを前提とする。
図19は、NTPの基本概念について説明した図である。NTP(Network Time Protocol)とは、ネットワークに接続されたコンピュータや各種機器の時刻同期に用いられるプロトコルで、RFC 5905*1やRFC 7822*2で標準化されているものである。
図19に示されているように、電子黒板1aの時計が示す時刻と通信管理システム5の時計が示す時刻の時間差の算出方法について、以下の各式を用いて説明する。但し、時間差の算出にあたっては、図19で示された場合のほかに、通信管理システム5の時計が示す時刻と電子黒板1bの時計が示す時刻の時間差を算出する場合であってもよい。なお、それぞれの時刻T1,T2,T3及びT4は、以下の時刻を示すものとする。
T1・・・電子黒板1aが送信する問合せの送信時刻
T2・・・通信管理システム5が受信する問合せの受信時刻
T3・・・通信管理システム5が送信する応答の送信時刻
T4・・・電子黒板1aが受信する応答の受信時刻
●往復時間の算出公式
図20は、第1の実施形態に係るファイルの読出し及び動画の再生処理のフローチャートである。電子黒板1bが受信した時間差情報には、時間差がゼロ(0)の場合、時間差が正の値の場合及び時間差が負の値の場合の3通りが考えられる。図20では、この考え方にしたがって、以下の各処理を説明している。まず、電子黒板1bの記憶・読出し処理部19bは、ステップS150で受信したファイル名又は最後に記憶されたファイル名が示す動画ファイルを記憶部1000bから読み出す(ステップS153-21)。
T1・・・電子黒板1aが送信する問合せの送信時刻=12:00:01
T2・・・通信管理システム5が受信する問合せの受信時刻=12:00:03
T3・・・通信管理システム5が送信する応答の送信時刻=12:00:04
T4・・・電子黒板1aが受信する応答の受信時刻=12:00:04
とした場合、(式2)より、電子黒板1aと通信管理システム5との時間差tは、
t={(T3+T2)-(T1+T4)/2
={(12:00:04+12:00:03)-(12:00:01+12:00:04)}/2
=00:00:01
となり、+01秒の時間差が求められる。同様に、通信管理システム5と電子黒板1bとの間の時間差も求めることができ、その場合の時間差は、+02秒として求められる。つまり、電子黒板1aと電子黒板1bとの間には、+03秒の時間差があると求めることができる。以下、後述するケース2の時間差についても同様に求めることができる。
●再生開始時刻=受信した再生開始時刻情報+受信した時間差情報
=13:30:00+00:00:03
=13:30:03
●タイムカウンタ=00:00:00
として算出する(ステップS153-25参照)。
●再生開始時刻=受信した再生開始時刻情報
=13:30:00
●「00:00:00」+受信した時間差情報の絶対値
=00:00:00+00:00:02
=00:00:02
として算出する(ステップS153-26参照)。ケース2のタイムカウンタを算出する処理において、受信した時間差情報が負の値である場合は、「00:00:00」にその絶対値を加算する。つまり、電子黒板1a及び電子黒板1bの互いの時計の同時刻で動画を再生させる代わりに、電子黒板1b側で、再生される動画のタイムカウンタを受信した時間差情報分ずらして(進ませて)動画を再生させる。
図23は、第1の実施形態に係るストローク画像の表示処理及び動画の一時停止処理を示したシーケンス図である。また、図26(C)はケース1における動画再生を一時停止した電子黒板1aの画面例、図26(D)はケース1における動画再生を一時停止した電子黒板1bの画面例を示す図である。さらに、図28(C)はケース2における動画再生を一時停止した電子黒板1aの画面例、図28(D)はケース2における動画再生を一時停止した電子黒板1bの画面例を示す図である。
以上説明したように、第1の実施形態によれば、電子黒板1aは、再生開始通知として、電子黒板1a及び電子黒板1bの各々によって管理される現在時刻の時間差を示す時間差情報及び電子黒板1aと電子黒板1bが所定の動画の再生を開始する時刻を示す再生開始時刻情報を、通信管理システム5に対して送信する(S149)。さらに、再生開始時刻情報が示す時刻に、電子黒板1bと共有した所定の動画をディスプレイ180に再生するとともに、再生開始時刻情報をディスプレイ180に表示する(S153-1)。これにより、電子黒板1aは、電子黒板1bと共有した動画を再生する際に、電子黒板1bが電子黒板1aの再生タイミングと同期して共有した動画を再生させることができるようになる。つまり、同時刻において電子黒板1aで再生される動画と電子黒板1bで再生される動画の内容を一致させることができるようになるため、音声付きの動画が再生されている場合でも、複数の拠点において円滑なコミュニケーションを実現することができるという効果を奏する。
次に、図29を用いて、第2の実施形態に係る通信システムにおける処理又は動作を説明する。図29は、第2の実施形態に係る時間差の算出処理及び動画の再生処理を示したシーケンス図である。
以上説明したように、第2の実施形態によれば、通信管理システム5が実行する、通信管理システム5と電子黒板1bとの時間差を算出するための処理(図18のステップS146参照)に代わり、電子黒板1aの算出部16aが実行する(ステップS207)。これにより、通信管理システム5は、電子黒板1bとの時間差を算出する算出部56を有する必要がなく、システムを簡略化できる。さらに、電子黒板1aの算出部16aが、通信管理システム5との時間差と電子黒板1bとの時間差をともに算出するため、システム全体の処理の複雑化も回避できるという効果を奏する。
上記実施形態では、通信端末の一例として、電子黒板であるオフィス機器について説明したが、これに限るものではない。通信端末の他の例として、PC、スマートフォン、スマートウォッチ、カーナビゲーション端末等が含まれる。更に、通信端末には、医療機器が含まれる。医療機器の場合には、資料画像が患者の画像となる。
1b 電子黒板(通信端末の一例)
3 中継装置
5 通信管理システム
7 画像保存装置
11a 送受信部(送信手段の一例、受信手段の一例)
11b 送受信部(送信手段の一例、受信手段の一例)
14a 表示制御部(再生部)(表示制御手段の一例、再生手段の一例)
14b 表示制御部(再生部)(表示制御手段の一例、再生手段の一例)
15a 判断部(判断手段の一例)
15b 判断部(判断手段の一例)
16a 算出部(算出手段の一例)
16b 算出部(算出手段の一例)
51 送受信部(送信手段の一例、受信手段の一例)
52 認証部(認証手段の一例)
53 生成部(生成手段の一例)
54 選択部(選択手段の一例)
55 判断部(判断手段の一例)
56 算出部(算出手段の一例)
5001 認証管理DB
5002 端末管理DB
5003 宛先リスト管理DB
5004 セッション管理DB
5005 中継装置管理DB
Claims (10)
- 他の通信端末との間で共有した所定の動画を再生する通信端末であって、
前記所定の動画を再生するための再生開始通知を、当該通信端末及び前記他の通信端末との間の通信を管理する通信管理システムに送信する送信手段と、
前記所定の動画を表示手段に再生する再生手段と、
を有し、
前記送信手段は、前記再生開始通知として、当該通信端末と前記他の通信端末が前記所定の動画の再生を開始する時刻を示す再生開始時刻情報を、前記通信管理システムに対して送信し、
前記再生手段は、前記再生開始時刻情報が示す時刻に前記所定の動画を前記表示手段に再生し、前記再生開始時刻情報を前記表示手段に表示し、
前記再生開始時刻情報は、当該通信端末及び前記他の通信端末の各々によって管理される現在時刻の時間差を示す時間差情報に応じて算出される、
ことを特徴とする通信端末。 - 請求項1に記載の通信端末であって、
前記送信手段によって送信された前記再生開始通知に対する前記他の通信端末の応答として、前記他の通信端末が送信した応答通知を受信する受信手段を有することを特徴とする通信端末。 - 他の通信端末との間で共有した所定の動画を再生する通信端末であって、
前記所定の動画を再生するための再生開始通知を、当該通信端末及び前記他の通信端末との間の通信を管理する通信管理システムに送信する送信手段と、
前記所定の動画を表示手段に再生する再生手段と、
前記送信手段によって送信された前記再生開始通知に対する前記他の通信端末の応答として、前記他の通信端末が送信した応答通知と、前記通信管理システムに対して前記送信手段が送信した当該通信端末と前記通信管理システムとの時間差を問い合わせるための第1の問合せ情報に対する第1の応答情報とを受信する受信手段と、
前記第1の応答情報に含まれる前記第1の問合せ情報の受信時刻を示す第1の問合せ受信時刻情報及び前記第1の応答情報の送信時刻を示す第1の応答送信時刻情報に基づいて前記通信管理システムとの時間差を示す第1の時間差を算出する算出手段と、
を有し、
前記送信手段は、前記再生開始通知として、当該通信端末と前記他の通信端末が前記所定の動画の再生を開始する時刻を示す再生開始時刻情報を、前記通信管理システムに対して送信し、
前記再生手段は、前記再生開始時刻情報が示す時刻に前記所定の動画を前記表示手段に再生し、前記再生開始時刻情報を前記表示手段に表示し、
前記受信手段は、前記通信管理システムが送信した前記通信管理システムと前記他の通信端末との時間差を示す第2の時間差を第2の時間差情報として受信し、
前記算出手段は、前記算出した前記第1の時間差及び前記受信手段によって受信された前記第2の時間差情報に基づいて、当該通信端末及び前記他の通信端末の各々によって管理される現在時刻の時間差を示す時間差情報を算出する、
ことを特徴とする通信端末。 - 請求項3に記載の通信端末であって、
前記受信手段は、前記通信管理システムが送信した前記通信管理システムと前記他の通信端末との時間差を問い合わせるための第2の問合せ情報に対する前記他の通信端末からの第2の応答情報に含まれる前記第2の問合せ情報の受信時刻を示す第2の問合せ受信時刻情報、及び前記第2の応答情報の送信時刻を示す第2の応答送信時刻情報を受信し、
前記算出手段は、前記算出した前記第1の時間差、並びに、前記第2の問合せ受信時刻情報及び前記第2の応答送信時刻情報に基づいて、当該通信端末及び前記他の通信端末の各々によって管理される現在時刻の時間差を示す時間差情報を算出する、
ことを特徴とする通信端末。 - 前記再生手段は、前記他の通信端末が前記所定の動画の共有を完了した後、前記他の通信端末の前記所定の動画の共有が完了した旨を前記表示手段に表示することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の通信端末。
- 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の通信端末と、前記他の通信端末と、前記通信管理システムと、を有する通信システムであって、
前記他の通信端末は、前記通信端末が送信した前記時間差情報及び前記再生開始時刻情報を受信し、前記受信した前記時間差情報及び前記再生開始時刻情報に基づいて、前記通信端末との間で共有した前記所定の動画を再生する、
ことを特徴とする通信システム。 - 前記通信端末が管理する時刻情報よりも前記他の通信端末が管理する時刻情報が進んでいる場合に、当該他の通信端末は、前記再生開始時刻情報として、前記受信した再生開始時刻情報に前記受信した前記時間差情報を加えた情報が示す時刻に前記所定の動画を再生する、
ことを特徴とする請求項6に記載の通信システム。 - 前記通信端末が管理する時刻情報よりも前記他の通信端末が管理する時刻情報が遅れている場合に、当該他の通信端末は、前記再生開始時刻情報として、前記受信した再生開始時刻情報が示す時刻に前記所定の動画を再生する、
ことを特徴とする請求項6に記載の通信システム。 - 他の通信端末との間で共有した所定の動画を再生する通信端末が実行する通信方法であって、
前記所定の動画を再生するための再生開始通知を、当該通信端末及び前記他の通信端末との間の通信を管理する通信管理システムに送信する送信ステップと、
前記所定の動画を表示手段に再生する再生ステップと、
を有し、
前記送信ステップは、前記再生開始通知として、当該通信端末と前記他の通信端末が前記所定の動画の再生を開始する時刻を示す再生開始時刻情報を、前記通信管理システムに対して送信する処理を含み、
前記再生ステップは、前記再生開始時刻情報が示す時刻に前記所定の動画を前記表示手段に再生し、前記再生開始時刻情報を前記表示手段に表示する処理を含み、
前記再生開始時刻情報は、当該通信端末及び前記他の通信端末の各々によって管理される現在時刻の時間差を示す時間差情報に応じて算出される、
ことを特徴とする通信方法。 - コンピュータを、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の各手段として機能させるためのプログラム。
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