JP7491104B2 - ボールエンドミル - Google Patents
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Description
2 シャンク部
3 切刃部
4 先端逃げ面
5 切屑排出溝
6 外周刃
7 第1のギャッシュ
7a 第1のギャッシュ7の第1の壁面
7b 第1のギャッシュ7の底面
7c 第1のギャッシュ7の溝底部
7d 第1のギャッシュ7の第2の壁面
7e チャンファー面
7f 第1のギャッシュ7の溝底位置
8 底刃
8a 長底刃
8b 短底刃
9 第2のギャッシュ
9a 第2のギャッシュ9の底面
9b 第2のギャッシュ9の溝底位置
O エンドミル本体1の軸線
T エンドミル回転方向
C エンドミル回転中心
P 底刃8の軸線O回りの回転軌跡がなす半球の中心
Q 第1のギャッシュ7の溝底部7cと第2のギャッシュ9との交差部
R 底刃8の軸線O回りの回転軌跡がなす半球の半径
R1 第1のギャッシュ7の溝底部7cの軸線Oに直交する断面における最小の曲率半径
R2 第2のギャッシュ9の底面9aの軸線Oに直交する断面における最小の曲率半径
H チャンファー面7eの底刃8の中心Pに対する半径方向の幅
L1 エンドミル本体1の先端側の第1の壁面7aおよび底面7bと第2のギャッシュ9との交差稜線
M1 底刃8の中心Pから第1の壁面7aと第2のギャッシュ9との交差稜線L1がなす凸曲線に接する接線
θ1 接線M1が底刃8の中心Pよりも先端側の軸線Oに対してなす角度
M2 底刃8の中心Pから溝底部7Cと第2のギャッシュ9との交差部Qを通る直線
θ2 直線M2が底刃8の中心Pよりも先端側の軸線Oに対してなす角度
N1 第1のギャッシュ捩れ線
N2 第2のギャッシュ捩れ線
α 第1のギャッシュ捩れ線N1の軸線Oに対する捩れ角
β 第2のギャッシュ捩れ線N2の軸線Oに対する捩れ角
F1 第2のギャッシュ9に交差して軸線Oに直交する断面における軸線Oと第1のギャッシュ7の溝底位置7fとを結ぶ直線
F2 直線F1と同じ断面における軸線Oと第2のギャッシュ9の溝底位置9bとを結ぶ直線
γ 直線F1、F2の交差角
Claims (12)
- 軸線回りにエンドミル回転方向に回転させられるエンドミル本体の先端部外周に、このエンドミル本体の先端逃げ面に開口して上記軸線方向の後端側に延びる切屑排出溝が形成されるとともに、この切屑排出溝の先端部には、上記切屑排出溝の底面を上記エンドミル本体の内周側に切り欠くように凹溝状の第1のギャッシュが形成され、この第1のギャッシュのエンドミル回転方向を向く第1の壁面の先端外周側の辺稜部には、上記軸線回りの回転軌跡が該軸線上に中心を有して先端側に凸となる半球面状をなす底刃が形成されたボールエンドミルであって、
上記第1のギャッシュは、上記第1の壁面と、上記エンドミル本体の先端外周側を向く底面と、この底面と上記第1の壁面との間に延びる溝底部とを備えているとともに、
上記第1のギャッシュの少なくとも上記第1の壁面には、上記底刃と間隔をあけて、上記第1の壁面をさらに切り欠くように凹溝状の第2のギャッシュが形成されており、
上記第2のギャッシュの上記軸線に直交する断面における最小の曲率半径は、上記第1のギャッシュの上記溝底部の上記軸線に直交する断面における最小の曲率半径よりも大きいことを特徴とするボールエンドミル。 - 上記第2のギャッシュは、上記第1のギャッシュの上記第1の壁面から上記溝底部を越えて上記底面に渡って形成されており、
上記溝底部と上記第2のギャッシュとの交差部を通り上記第1の壁面に直交する直線に沿って該第1の壁面に対向する方向から見て、上記底刃の上記軸線回りの回転軌跡がなす半球の上記中心から上記交差部を通る直線が上記底刃の中心から先端側に延びる上記軸線に対してなす角度が、40°~85°の範囲内とされていることを特徴とする請求項1に記載のボールエンドミル。 - 上記第2のギャッシュの上記軸線に直交する断面における最小の曲率半径が、上記底刃の上記軸線回りの回転軌跡がなす半球の半径Rに対して0.03×R~0.2×Rの範囲内とされていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のボールエンドミル。
- 上記第1のギャッシュの上記溝底部の上記軸線に直交する断面における最小の曲率半径が、上記底刃の上記軸線回りの回転軌跡がなす半球の半径Rに対して0.005×R~0.15×Rの範囲内とされていることを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載のボールエンドミル。
- 上記エンドミル本体の先端外周側における上記第1の壁面と上記第2のギャッシュとの交差稜線と上記底刃との間の上記第1の壁面はチャンファー面とされており、
上記エンドミル本体の先端部の側面図において、上記チャンファー面の上記底刃の上記軸線回りの回転軌跡がなす半球の上記中心に対する半径方向の線を引いた場合に、上記半径方向の線が上記チャンファー面と交わる2点間の距離を、上記チャンファー面の上記底刃の上記軸線回りの回転軌跡がなす半球の上記中心に対する半径方向の幅とするとき、上記幅は、上記軸線方向の先端側が後端側よりも大きいことを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載のボールエンドミル。 - 上記チャンファー面の上記底刃の上記軸線回りの回転軌跡がなす半球の上記中心に対する半径方向の幅は、上記中心よりも上記軸線方向の先端側の領域において、上記チャンファー面の上記軸線方向の先端側において最も幅広とされて、後端側に向かうに従い漸次幅狭となり、続く後端側では幅狭のまま一定の大きさとされていることを特徴とする請求項5に記載のボールエンドミル。
- 上記軸線方向の後端側において一定とされた上記チャンファー面の上記底刃の上記軸線回りの回転軌跡がなす半球の上記中心に対する半径方向の幅が、上記底刃の上記軸線回りの回転軌跡がなす半球の半径Rに対して0.03×R~0.25×Rの範囲内とされていることを特徴とする請求項6に記載のボールエンドミル。
- 上記溝底部と上記第2のギャッシュとの交差部を通り上記第1の壁面に直交する直線に沿って該第1の壁面に対向する方向から見て、上記エンドミル本体の先端側における上記第1の壁面と上記第2のギャッシュとの交差稜線は上記軸線方向の先端側に凸となる凸曲線状をなしており、
上記底刃の上記軸線回りの回転軌跡がなす半球の上記中心から上記エンドミル本体の先端側における上記交差稜線がなす凸曲線に接する接線が上記底刃の上記軸線回りの回転軌跡がなす半球の上記中心から先端側に延びる上記軸線に対してなす角度が、35°~75°の範囲内とされていることを特徴とする請求項5から請求項7のうちいずれか一項に記載のボールエンドミル。 - 上記第1のギャッシュと上記第2のギャッシュとは、上記軸線方向の後端側に向かうに従いエンドミル回転方向とは反対側に向かって捩れるように形成されており、
上記第2のギャッシュの上記軸線に直交する断面における最小の曲率半径となる円弧の上記軸線からの距離が最短となる溝底位置を上記軸線方向に繋げた第2のギャッシュ捩れ線の上記軸線に対する捩れ角が、
上記第1のギャッシュの上記溝底部の上記軸線に直交する断面における最小の曲率半径となる円弧の上記軸線からの距離が最短となる溝底位置を上記軸線方向に繋げた第1のギャッシュ捩れ線の上記軸線に対する捩れ角よりも大きいことを特徴とする請求項1から請求項8のうちいずれか一項に記載のボールエンドミル。 - 上記第2のギャッシュ捩れ線の上記軸線に対する捩れ角と、上記第1のギャッシュ捩れ線の上記軸線に対する捩れ角との差が、2°~15°の範囲内とされていることを特徴とする請求項9に記載のボールエンドミル。
- 上記第1のギャッシュ捩れ線を上記軸線に対する捩れ角のまま上記軸線方向の後端側に延長したときの上記第2のギャッシュに交差して上記軸線に直交する断面における上記軸線と上記第1のギャッシュの溝底位置とを結ぶ直線に対して、
同じ断面における上記軸線と上記第2のギャッシュの溝底位置とを結ぶ直線が、上記軸線を中心としてエンドミル回転方向にずれていることを特徴とする請求項9または請求項10に記載のボールエンドミル。 - 上記断面における上記軸線と上記第1のギャッシュの溝底位置とを結ぶ直線と、上記軸線と上記第2のギャッシュの溝底位置とを結ぶ直線との交差角が5°~30°の範囲内とされていることを特徴とする請求項11に記載のボールエンドミル。
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