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JP7471529B1 - 診断システム及び診断方法 - Google Patents

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JP7471529B1
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Abstract

学習装置(10)は、第1の加工プログラムによる加工シミュレーションをして第1のシミュレーションデータを取得するシミュレーションデータ取得部(102)と、第1の加工プログラムによる実加工をして第1の実加工データを取得する実加工データ取得部(103)と、第1のシミュレーションデータと第1の実加工データとの関係を学習し、第2の加工プログラムによる加工シミュレーションをして得られる第2のシミュレーションデータから、第2の加工プログラムによる実加工をして得られる第2の実加工データを予測するための学習済モデルを生成するモデル生成部(104)と、を備える。

Description

本開示は、診断システム及び診断方法に関する。
工作機械の分野では、加工プログラムに基づいて、工作機械に取り付けられた工具とワーク(被加工物)との位置関係を制御し、所望の形状に工具でワークを削り取る切削加工が行われている。切削加工では、工具が所定の形状でない場合(例えば工具の摩耗が進行している場合)、所望の形状にワークを加工できないことがある。近年、所望の加工を達成するため、工作機械の加工状態を診断する様々な試みがなされている。
上記の事情に関連する技術として、特許文献1には、制御情報に基づいて仮想的にワークを加工して得られる推定加工状態情報と、制御情報に基づいて実加工して得られる実加工状態情報との関係を学習する加工状態診断装置が開示されている。この加工状態診断装置は、所定の制御情報に基づいて加工して得られる加工状態情報と、対応する制御情報から推定される推定加工状態情報と前記学習した関係とから導出される実加工状態情報とを比較して、加工状態が異常であるか否かを診断することができる。
特開2021-026598号公報
しかしながら、特許文献1に記載の加工状態診断装置は、直線加工、溝加工、穴加工、コーナーR部加工など、複数の加工工程を含む推定加工状態情報と実加工状態情報との関係を学習しており、所定の制御情報に基づいて加工して得られる加工状態情報と、対応する制御情報から推定される推定加工状態情報と前記学習した関係とから導出される実加工状態情報との誤差が大きい。また、誤差が大きい加工状態情報と実加工状態情報とを比較して加工状態が異常であるか否かを診断するため、加工状態の診断結果も信頼できない。
本開示の目的は、上記の事情に鑑み、加工状態情報を精度良く推定し、加工状態が異常であるか否かを高信頼に診断する診断装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本開示に係る診断システムは、
予測装置と診断装置とを備え、
前記予測装置は、
学習装置により生成された学習済モデルを記憶する記憶手段と、
第2の加工プログラムによる加工シミュレーションをして第2のシミュレーションデータを取得するシミュレーションデータ取得手段と、
前記学習済モデルと前記第2のシミュレーションデータとに基づいて、第2の実加工データを予測する予測手段と、
を備え、
前記診断装置は、
前記第2の加工プログラムによる実加工をして前記第2の実加工データを取得する実加工データ取得手段と、
前記予測装置により予測された、前記第2の実加工データの予測データを取得する予測データ取得手段と、
前記第2の実加工データの特徴量と前記第2の実加工データの予測データの特徴量とに基づいて、加工に異常があるか否かを診断し、前記加工に異常があるか否かに加えて、前記第2の実加工データの特徴量と前記第2の実加工データの予測データの特徴量とに関する近似曲線を求め、求めた近似曲線に基づいて工具に異常があるか否かも診断する診断手段と、
を備え
前記学習済モデルは、前記学習装置により生成される学習済モデルであって、第1のシミュレーションデータと第1の実加工データとの関係の学習により得られる、前記第2のシミュレーションデータから前記第2の実加工データを予測するための学習済モデルであり、
前記第1のシミュレーションデータは、前記学習装置による、第1の加工プログラムによる加工シミュレーションにより得られ、
前記第1の実加工データは、前記学習装置による、前記第1の加工プログラムによる実加工をして得られる。
本開示によれば、実加工データを精度良く予測し、加工が異常であるか否かを高信頼に診断できる。
本開示の実施の形態1に係る加工システムの全体構成を示す図 本開示の実施の形態1に係る学習装置の機能的構成を説明する図 本開示の実施の形態1に係る予測装置の機能的構成を説明する図 本開示の実施の形態1に係る診断装置の機能的構成を説明する図 本開示の実施の形態1に係る端末装置の機能的構成を説明する図 本開示の実施の形態1に係る学習装置、予測装置、診断装置及び端末装置のハードウェア構成の一例を説明する図 本開示の実施の形態1に係る学習装置によるモデル生成の動作の一例を説明するフローチャート 本開示の実施の形態1に係る予測装置による実加工データの予測の動作の一例を説明するフローチャート 本開示の実施の形態2に係る診断装置による工具の異常診断の動作の一例を説明するフローチャート
以下、図面を参照しながら、本開示に係る学習装置、予測装置、診断装置及び診断システムを加工システムに適用した実施の形態を説明する。各図面においては、同一または同等の部分に同一の符号を付す。
(実施の形態1)
図1を参照しながら、実施の形態1に係る加工システム1を説明する。
加工システム1は、学習装置10と予測装置20と診断装置30とセンサ31と工作機械40と工具41とCNC(Computer Numerical Controller:数値制御装置)42と端末装置50とを備える。加工システム1は、例えば工場内の生産現場内に導入される加工システムである。
後述する通り、加工システム1では、加工シミュレーションフェーズ、実加工フェーズ、学習フェーズ、予測フェーズ及び診断フェーズの各フェーズが実行される。なお、「実加工」の用語は、仮想的な加工を意味する「加工シミュレーション」との違いを強調するために用いている。
次に、各装置の機能を概略的に説明する。詳細については後述する。
学習装置10は、予測装置20にて実加工データを予測するために必要な学習済モデルを、加工プログラムによる加工シミュレーションをして得られたシミュレーションデータと加工プログラムによる実加工をして得られた実加工データとに基づいて生成する。シミュレーションデータは、加工シミュレーション中に時系列的に得られた軸位置、工具軸方向切込み量、工具径方向切込み量、切削体積などのデータである。実加工データは、実加工中に時系列的に得られた軸位置、トルク軸速度などのデータである。学習装置10は、例えばパーソナルコンピュータ、サーバなどにより実現される。学習装置10は、本開示に係る学習装置の一例である。
予測装置20は、学習装置10が生成した学習済モデルに基づいて、シミュレーションデータから実加工データを予測する。予測装置20は、例えばパーソナルコンピュータ、サーバなどにより実現される。予測装置20は、本開示に係る予測装置の一例である。
診断装置30は、実加工中にセンサ31から得られた実加工データと予測装置20にて予測された実加工データ(予測データ)とを比較し、加工に異常があるか否かを診断する。センサ31は、工作機械40に設置され工作機械40の状態を検知する各種センサである。センサ31により、実加工中の軸位置、トルクなどの時系列データが得られる。診断装置30は、例えばPLC(Programmable Logic Controller:プログラマブルロジックコントローラ)、パーソナルコンピュータなどにより実現される。診断装置30は、本開示に係る診断装置の一例である。
工作機械40は、CNC42の制御に基づいて動作し、工作機械40が有する主軸に取り付けられた工具41と、工作機械40が有するテーブルまたは旋削主軸に固定されたワーク(被加工物)との位置関係が制御される。そして、主軸または旋削主軸が回転することで工具41またはワークが回転し、工具41がワークに接触することで工具41がワークの一部を削り取る切削加工が行われる。
端末装置50は、例えばFA(Factory Automation)用のパーソナルコンピュータである。端末装置50のユーザは、例えば工場内の作業者である。端末装置50はCAM(Computer Aided Manufacturing:コンピュータ支援製造)が搭載されており、ユーザの操作により、所望の加工を実現するための加工プログラムを生成する。生成された加工プログラムは、加工シミュレーションによるシミュレーションデータの取得、または実加工による実加工データの取得に用いられる。
上記の説明においては、各種データが複数の装置間で適宜やりとりされる。データのやりとりは、装置間の通信によるものであってもよいし、リムーバブルメディアを介したやりとりによるものであってもよい。以下では、説明を簡単にするため、各装置は必要に応じて図1に示す通信線にて接続されるものとする。
次に、上述した加工シミュレーションフェーズ、実加工フェーズ、学習フェーズ、予測フェーズ及び診断フェーズの各フェーズについて、概略的に説明する。
(1)加工シミュレーションフェーズ
加工シミュレーションフェーズでは、加工プログラムが端末装置50に入力され、端末装置50が入力された加工プログラムによる加工シミュレーションをしてシミュレーションデータを取得する。加工シミュレーションでは、加工プログラムの実行により得られる制御情報の通りに、仮想空間上で工具とワークとの位置関係を制御し、ワークから工具が通過する領域を除去することで、ワークの形状を評価する。シミュレーションデータは、加工シミュレーション中に時系列的に得られた軸位置、工具軸方向切込み量、工具径方向切込み量、切削体積などのデータである。シミュレーションデータは、後述する学習フェーズにて学習済モデルの生成に用いられる。
なお、加工プログラムにより行われる加工工程は、直線加工、溝加工、穴加工などの複数の加工工程を含むが、加工プログラムには各加工工程を識別する記述はなされていないことが多い。この加工シミュレーションフェーズでは、取得したシミュレーションデータから各加工工程を識別することで、シミュレーションデータを加工工程毎に区分する。具体的には、シミュレーションデータの時系列的な変化を捉え、シミュレーションデータを加工工程毎に区分する。例えば、工具径方向切込み量が工具径に近しい値に変化した点で、加工工程が溝加工に遷移したと識別できる。例えば、工具がドリルに変化した点で、加工工程が穴加工に遷移したと識別できる。また、この加工シミュレーションフェーズにて識別した加工工程の情報に基づいて、後述する実加工フェーズにて実加工データを加工工程毎に区分する。
なお、この加工シミュレーションフェーズにて、加工シミュレーションの際に実行される加工プログラムは、後述する予測フェーズにて実加工データの予測の際に実行される加工プログラムとは異なる。例えば、この加工シミュレーションフェーズにて、加工シミュレーションの対象となる加工プログラムが加工プログラムXであり、予測フェーズにて実加工データの予測の対象となる加工プログラムが加工プログラムYである、ということを意味する。以下、区別のため、この加工シミュレーションフェーズにおける加工プログラムを「第1の加工プログラム」、シミュレーションデータを「第1のシミュレーションデータ」という。
(2)実加工フェーズ
実加工フェーズでは、第1の加工プログラムが工作機械40に入力され、工作機械40で実加工が行われる。診断装置30は、実加工中にセンサ31から得られたデータを実加工データとして取得する。実加工データは、実加工中に時系列的に得られた軸位置、トルクなどのデータである。実加工データは、後述する学習フェーズにて学習済モデルの生成に用いられる。
なお、上記(1)加工シミュレーションフェーズにて識別した加工工程の情報に基づいて、実加工データを加工工程毎に区分する。具体的には、シミュレーションデータと実加工データとの時系列的な位相を合わせ、シミュレーションデータと同じように、実加工データを加工工程毎に区分してもよい。以下、区別のため、この実加工フェーズで得られた実加工データを「第1の実加工データ」という。
なお、この実加工フェーズにて、工作機械40の工具41は劣化していないことが好ましい。この実加工フェーズで得られる第1の実加工データは、後述する学習フェーズにて学習済モデルの生成に用いられ、工具41が劣化していると第1のシミュレーションデータと第1の実加工データとの関係を劣化した工具で切削した第1の実加工データで学習してしまうため、加工が異常であるか否かを高信頼に診断できない。
(3)学習フェーズ
学習フェーズでは、上記(1)加工シミュレーションフェーズにて取得された加工工程毎の第1のシミュレーションデータと、上記(2)実加工フェーズにて取得された加工工程毎の第1の実加工データとが学習装置10に入力され、学習装置10が入力された第1のシミュレーションデータと第1の実加工データとを関係付けた学習済モデルを生成する。生成された学習済モデルは、後述する予測フェーズにて、シミュレーションデータから実加工データを予測するために用いられる。ここでいう「シミュレーションデータ」は、学習済モデルの生成に利用されなかったシミュレーションデータのことを指す。この学習済モデルを用いると、実加工を行うことなく、シミュレーションデータから実加工データを予測することができる。
後述する予測フェーズによる予測の精度をあげるために、つまり高精度な予測をするための学習済モデルを生成するために、複数の第1のシミュレーションデータと第1の実加工データとで学習してもよい。
(4)予測フェーズ
予測フェーズでは、(1)加工シミュレーションフェーズと同じように、端末装置50で第1の加工プログラムとは異なる加工プログラムによる加工シミュレーションをしてシミュレーションデータを取得する。以下、区別のため、この予測フェーズにおける加工プログラムを「第2の加工プログラム」、シミュレーションデータを「第2のシミュレーションデータ」という。
次に、端末装置50で取得した加工工程毎の第2のシミュレーションデータと上記(3)学習フェーズにて生成された学習済モデルとが予測装置20に入力され、予測装置20が実加工データを予測する。予測した実加工データは、後述する診断フェーズにて加工が異常であるか否かの診断に用いられる。以下、区別のため、この予測フェーズにおける予測した実加工データを「第2の実加工データ(予測データ)」という。また、後述する診断フェーズにて第2の加工プログラムによる実加工をして得られる実加工データを「第2の実加工データ」という。
(5)診断フェーズ
診断フェーズでは、(2)実加工フェーズと同じように、診断装置30で第2の加工プログラムによる実加工をして第2の実加工データを取得する。次に、診断装置30で上記(4)予測フェーズにて予測された第2の実加工データ(予測データ)を取得する。診断装置30で、第2の実加工データと第2の実加工データ(予測データ)とを比較して、加工に異常があるか否かを診断する。
以上の上記(1)から(5)の各フェーズにより、実施の形態1に係る加工システム1によれば、実加工を行うことなく、加工工程毎の第2のシミュレーションデータから加工工程毎の第2の実加工データ(予測データ)を予測することができる。また、実施の形態1に係る加工システム1によれば、第2の実加工データと第2の実加工データ(予測データ)とを比較して、加工に異常があるか否かを診断することができる。
次に、図2を参照しながら、学習装置10の機能的構成を説明する。学習装置10は、通信部101とシミュレーションデータ取得部102と実加工データ取得部103とモデル生成部104と記憶部105とを備える。
通信部101は、外部装置と通信し、必要に応じて各種データを送受信する。通信部101は、例えばネットワークインタフェースにより実現される。
シミュレーションデータ取得部102は、(1)加工シミュレーションフェーズにて端末装置50が生成した加工工程毎の第1のシミュレーションデータを取得する。シミュレーションデータ取得部102は、例えば通信部101を介した通信により端末装置50が生成した第1のシミュレーションデータを取得する。シミュレーションデータ取得部102は、本開示に係るシミュレーションデータ取得手段の一例である。
実加工データ取得部103は、(2)実加工フェーズにて診断装置30が取得した加工工程毎の第1の実加工データを取得する。実加工データ取得部103は、例えば通信部101を介した通信により診断装置30が取得した第1の実加工データを取得する。実加工データ取得部103は、本開示に係る実加工データ取得手段の一例である。
モデル生成部104は、シミュレーションデータ取得部102が取得した加工工程毎の第1のシミュレーションデータと実加工データ取得部103が取得した加工工程毎の第1の実加工データとに基づいて、第2のシミュレーションデータから第2の実加工データを予測するための学習済モデルを生成する。モデル生成部104は、生成した学習済モデルを記憶部105に記憶する。モデル生成部104は、例えば重回帰分析、サポートベクタマシン、ランダムフォレスト、勾配ブースティング木(決定木)などの機械学習手法により生成される。モデル生成部104は、本開示に係るモデル生成手段の一例である。
上記の通り、モデル生成部104は、加工工程毎の第1のシミュレーションデータと、加工工程毎の第1の実加工データとに基づいて、学習済モデルを生成する。そのため、生成される学習済モデルは、加工工程毎に最適化されたものとなる。そのため、後述する通り、加工工程毎に第2の実加工データ(予測データ)を予測することにより、精度良く実加工データを予測することができる。
記憶部105は、モデル生成部104が生成した学習済モデルを記憶する。記憶部105は、本開示に係る記憶手段の一例である。
次に、図3を参照しながら、予測装置20の機能的構成を説明する。予測装置20は、通信部201とモデル取得部202とシミュレーションデータ取得部203と予測部204と記憶部205とを備える。
通信部201は、外部装置と通信し、必要に応じて各種データを送受信する。通信部201は、例えばネットワークインタフェースにより実現される。
モデル取得部202は、(3)学習フェーズにて学習装置10が生成した学習済モデルを取得して記憶部205に記憶する。モデル取得部202は、例えば通信部201を介して学習装置10の記憶部105に記憶された学習済モデルを取得し、記憶部205に記憶する。
シミュレーションデータ取得部203は、(4)予測フェーズにて端末装置50が生成した加工工程毎の第2のシミュレーションデータを取得する。シミュレーションデータ取得部203は、例えば通信部201を介した通信により端末装置50が生成した第2のシミュレーションデータを取得する。
予測部204は、記憶部205に記憶された学習済モデルを参照し、シミュレーションデータ取得部203が取得した加工工程毎の第2のシミュレーションデータを学習済モデルに入力して、加工工程毎の第2の実加工データ(予測データ)を予測する。予測部204は、本開示に係る予測手段の一例である。
記憶部205は、モデル取得部202が取得した学習済モデルを記憶する。
次に、図4を参照しながら、診断装置30の機能的構成を説明する。診断装置30は、通信部301と実加工データ取得部302と予測データ取得部303と診断部304と記憶部305とを備える。
通信部301は、外部装置と通信し、必要に応じて各種データを送受信する。通信部301は、例えばネットワークインタフェースにより実現される。
実加工データ取得部302は、通信部301を介してセンサ31から得られたデータを加工工程毎の第2の実加工データとして取得する。具体的には、実加工データ取得部302は、工作機械40の実加工中にセンサ31から得られたデータを加工工程毎の第2の実加工データとして取得する。実加工データ取得部302は、取得した第2の実加工データを記憶部305に記憶する。
予測データ取得部303は、予測装置20により予測された第2の実加工データ(予測データ)を取得する。予測データ取得部303は、第2の実加工データ(予測データ)を記憶部305に記憶する。取得した予測データ取得部303は、本開示に係る予測データ取得手段の一例である。
診断部304は、実加工データ取得部302で取得した第2の実加工データと予測データ取得部303で取得した第2の実加工データ(予測データ)とを比較して、加工に異常があるか否かを診断する。診断部304は、本開示に係る診断手段の一例である。
記憶部305は、実加工データ取得部302が取得した加工工程毎の第2の実加工データと、予測データ取得部303で取得した第2の実加工データ(予測データ)とを記憶する。
次に、図5を参照しながら、端末装置50の機能的構成を説明する。端末装置50は、通信部501とシミュレーション実行部502と記憶部503とを備える。
通信部501は、外部装置と通信し、必要に応じて各種データを送受信する。通信部501は、例えばネットワークインタフェースにより実現される。
シミュレーション実行部502は、加工プログラムが入力され、入力された加工プログラムによる加工シミュレーションをしてシミュレーションデータを取得する。シミュレーション実行部502は、取得したシミュレーションデータを記憶部503に記憶する。
記憶部503は、シミュレーション実行部502が取得した加工工程毎のシミュレーションデータを記憶する。
次に、学習装置10、予測装置20、診断装置30及び端末装置50(以下、「学習装置10等」という)のハードウェア構成の一例について、図6を参照しながら説明する。図6に示す学習装置10等は、例えばパーソナルコンピュータ、マイクロコントローラ、PLCなどのコンピュータにより実現される。
学習装置10等は、バス1000を介して互いに接続された、プロセッサ1001と、メモリ1002と、インタフェース1003と、二次記憶装置1004と、を備える。
プロセッサ1001は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。プロセッサ1001が、二次記憶装置1004に記憶された動作プログラムをメモリ1002に読み込んで実行することにより、学習装置10等の各機能が実現される。
メモリ1002は、例えば、RAM(Random Access Memory)により構成される主記憶装置である。メモリ1002は、プロセッサ1001が二次記憶装置1004から読み込んだ動作プログラムを記憶する。また、メモリ1002は、プロセッサ1001が動作プログラムを実行する際のワーキングメモリとして機能する。
インタフェース1003は、例えばシリアルポート、USB(Universal Serial Bus)ポート、ネットワークインタフェースなどのI/O(Input/Output)インタフェースである。インタフェース1003により通信部101、通信部201、通信部301及び通信部501の機能が実現される。
二次記憶装置1004は、例えば、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)である。二次記憶装置1004は、プロセッサ1001が実行する動作プログラムを記憶する。二次記憶装置1004により、記憶部105、記憶部205、記憶部305及び記憶部503の機能が実現される。
次に、図7を参照しながら、学習装置10によるモデル生成の動作の一例を説明する。図7に示す動作は、例えばユーザが学習装置10を操作し、学習モデルの生成を指示したときに実行される。また、図7に示す動作を開始するに当たり、(1)加工シミュレーションフェーズ及び(2)実加工フェーズが既に実行されているものとする。
学習装置10のシミュレーションデータ取得部102は、加工工程毎の第1のシミュレーションデータを取得する(ステップS101)。
続いて、学習装置10の実加工データ取得部103は、加工工程毎の第1の実加工データを取得する(ステップS102)。
学習装置10のモデル生成部104は、ステップS101にて取得した第1のシミュレーションデータとステップS102にて取得した第1の実加工データとに基づいて、学習済モデルを生成して記憶部105に記憶する(ステップS103)。そして学習装置10はモデル生成の動作を終了する。
次に、図8を参照しながら、予測装置20による実加工データの予測の動作の一例を説明する。図8に示す動作は、例えばユーザが予測装置20を操作し、実加工データの予測を指示したときに実行される。また、図8に示す動作を開始するに当たり、(3)学習フェーズが既に実行され学習済モデルが生成されているものとする。
予測装置20のモデル取得部202は、学習済モデルを取得して記憶部205に記憶する(ステップS201)。ただし、例えば最新の学習済モデルが既に記憶部205に記憶されている場合には必ずしもこの動作は実行しなくてもよい。
予測装置20のシミュレーションデータ取得部203は、加工工程毎の第2のシミュレーションデータを取得する(ステップS202)。
予測装置20の予測部204は、ステップS201にて記憶部205に記憶された学習済モデルを参照し、ステップS202にて取得された加工工程毎の第2のシミュレーションデータから加工工程毎の第2の実加工データ(予測データ)を予測する(ステップS203)。そして予測装置20は、実加工データの予測の動作を終了する。
以上、実施の形態1に係る加工システム1を説明した。実施の形態1に係る加工システム1によれば、第1の加工プログラムによる加工シミュレーションをして得られた加工工程毎の第1のシミュレーションデータと、第1の加工プログラムによる実加工をして得られた加工工程毎の第1の実加工データとに基づいて生成された学習済モデルを参照し、第2の加工プログラムによる加工シミュレーションをして得られる加工工程毎の第2のシミュレーションデータから、加工工程毎の第2の実加工データ(予測データ)を実加工を行うことなく予測できる。
また、実施の形態1に係る加工システム1によれば、加工工程毎の第1のシミュレーションデータと加工工程毎の第1の実加工データとに基づいて生成された学習済モデルを用いて、第2の実加工データ(予測データ)を加工工程毎に予測するので、診断装置30にて加工工程毎の第2の実加工データと第2の実加工データ(予測データ)とを比較して、加工に異常があるか否かを診断できる。
(実施の形態2)
実施の形態2は、以下に説明するように、実施の形態1において予測された実加工データ(予測データ)を、工具の異常診断に活用するものである。
工作機械が実加工を多数回実行すると、工作機械が備える工具が摩耗する。そのため、実加工状態に基づいて工具に異常があるか否かを診断する技術が必要とされる。例えば、工作機械のセンサ類が実加工の実行中に検出したセンサ値に基づいて工具を診断することが考えられる。
工作機械により製造される製造物が量産品である場合、各実加工において加工条件は同一となる。そのため、例えばセンサ値と異常の有無とを関係付けて学習した学習済モデルを生成することにより、当該学習済モデルとセンサ値とに基づいて工具の異常診断をすることができる。
しかし、工作機械により製造される製造物が量産品ではなく一品物である場合、各実加工において加工形状や加工工程が異なる。そのため、一品物の製造に使用される工具の異常診断に用いる学習済モデルは、上述の量産品と同じように複数同一加工データから学習済モデルを生成することができない。
実施の形態2は、実加工中に得られる実加工データと加工プログラムによる加工シミュレーションをして得られるシミュレーションデータから予測する実加工データ(予測データ)とに基づいて、工具の異常診断を行うものである。
実施の形態2に係る加工システム1の全体構成は、図1に示す実施の形態1と同様である。ただし、以下に説明するように、診断装置30の機能が一部異なる。また、実施の形態2においては、(1)加工シミュレーションフェーズ、(2)実加工フェーズ及び(3)学習フェーズは、工具41が劣化していないときに実行されているものとする。実施の形態2に係る加工システム1は、本開示に係る診断システムの一例である。
実施の形態2において、診断装置30は、センサ31により得られた第2の実加工データと、予測装置20により予測された第2の実加工データ(予測データ)とに基づいて、工作機械40の工具41に異常があるか否かを診断する。実施の形態2に係る診断装置30は、本開示に係る診断装置の一例である。
実施の形態2に係る診断装置30の機能的構成のうち、実施の形態1と異なる点を説明する。
診断部304は、実加工データ取得部302で取得した第2の実加工データの特徴量と予測データ取得部303で取得した第2の実加工データ(予測データ)の特徴量とに基づいて、工具41に異常があるか否かを診断する。診断部304は、本開示に係る診断手段の一例である。
上記の特徴量として、例えば実加工中におけるトルクの平均値、分散、最大/最小値、中間値、歪度、凸度などを使用することができる。簡易的な例として、診断部304は、予測データにおけるトルクの平均値と、実加工データにおけるトルクの平均値との差が閾値以上となっているときに、工具41に異常があると診断することが考えられる。例えば工具41の特性が既知であり、劣化するとトルクが上昇するものである場合、予測データにおけるトルクの平均値よりも実加工データにおけるトルクの平均値が大幅に上回っているときに、工具41に異常があると考えられる。なお、加工工程により予測データと実加工データとの特徴量の乖離は上回る場合だけでなく、下回る場合もある。
以下に説明するような、より複雑な例も考えられる。例えば、時系列的に変化する第2の実加工データの特徴量と第2の実加工データ(予測データ)の特徴量とに基づいて、横軸を経過時間、縦軸を第2の実加工データの特徴量と第2の実加工データ(予測データ)の特徴量との差としたときの分布に関する近似曲線を求め、当該近似曲線に基づいて工具41の異常判定をすることが考えられる。なお、ここでいう近似曲線は、回帰直線などの「直線」も含む。
例えば、近似曲線として回帰直線を求め、回帰直線の傾きが閾値以上となったときに工具41に異常があると診断する、といったことが考えられる。これは、第2の実加工データの特徴量と第2の実加工データ(予測データ)の特徴量との差が大きくなるほど回帰直線の傾きが大きくなるからである。つまり、回帰直線の傾きが大きいほど、第2の実加工データと第2の実加工データ(予測データ)とに乖離がある、つまりは工具41が劣化している、と考えられる。
あるいは、例えばカーブフィッティングにより近似曲線を求め、求めた近似曲線に変曲点が出現したときに工具41に異常があると診断する、といったことも考えられる。変曲点は、特徴量の差の変化率が正から負あるいは負から正に反転する点であるため、特徴量の差の傾向が大きく変化する点といえる。工具41が劣化していないときにはそのような大きな変化は生じないと考えられるので、変曲点が出現したときには、工具41が劣化している、と考えられる。
診断部304は、工具41に異常があるか否かを診断すると、診断結果を報知する。診断部304は、例えば診断装置30に接続された図示しない表示・警報部に診断結果を警報音やメッセージで出力する。また、診断結果の報知の形態は工作機械40のCNC42の画面にメッセージ表示し、警報音の出力や、工具41を使用した新たな加工を中止する。
次に、図9を参照しながら、診断装置30による工具の異常診断の動作の一例を説明する。図9に示す動作は、上記の(1)から(4)までのフェーズが実行されたのちに実加工が行われたときに実行される。
診断装置30の実加工データ取得部302は、センサ31から第2の実加工データを取得する(ステップS301)。
診断装置30の予測データ取得部303は、予測装置20が予測した第2の実加工データ(予測データ)を取得する(ステップS302)。
診断装置30の診断部304は、ステップS301にて取得された第2の実加工データの特徴量とステップS302にて取得された第2の実加工データ(予測データ)の特徴量とに基づいて、工具41に異常があるか否かを診断する(ステップS303)。
診断部304は、ステップS303の診断結果を報知する(ステップS304)。そして診断装置30は、工具の異常診断の動作を終了する。
以上、実施の形態2に係る加工システム1を説明した。実施の形態2に係る加工システム1によれば、第2の実加工データの特徴量と第2のシミュレーションデータから予測した第2の実加工データ(予測データ)の特徴量とに基づいて、工具41に異常があるか否かを診断する。第2の実加工データと第2の実加工データ(予測データ)とは、加工工程毎に区分されたデータであるため、工作機械40が加工するワークが量産品でない場合でも、適切に工具41に異常があるか否かを診断することができる。
(変形例)
実施の形態2において、診断装置30が工具41の異常診断をするものとしたが、診断装置30とは異なる装置が異常診断をするものとしてもよい。例えば、診断装置30が第2の実加工データをパーソナルコンピュータに出力し、当該パーソナルコンピュータが第2の実加工データと第2の実加工データ(予測データ)とを取得して工具41の異常診断をするものとしてもよい。この場合、当該パーソナルコンピュータが図4に示す実加工データ取得部302と予測データ取得部303と診断部304とに相当する機能を備えるものとする。当該パーソナルコンピュータは、本開示に係る診断装置の一例である。
各実施の形態において、学習装置10、予測装置20、診断装置30及び端末装置50は、それぞれ別個の装置となっていた。しかし、1の装置によりこれらの装置のうち2以上の装置の機能をまとめてもよい。例えばサーバ、パーソナルコンピュータまたは装置40のCNC42に個々の装置の機能を包含し、ネットワーク、CPUバスなどによる通信にて必要な各種データをやりとりするものとしてもよい。
図6に示すハードウェア構成においては、学習装置10等が二次記憶装置1004を備えている。しかし、これに限らず、二次記憶装置1004を学習装置10等の外部に設け、インタフェース1003を介して学習装置10等と二次記憶装置1004とが接続される形態としてもよい。この形態においては、USBフラッシュドライブ、メモリカードなどのリムーバブルメディアも二次記憶装置1004として使用可能である。
また、図6に示すハードウェア構成に代えて、ASIC(Application Specific Integrated Circuit:特定用途向け集積回路)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などを用いた専用回路により学習装置10等を構成してもよい。また、図6に示すハードウェア構成において、学習装置10等の機能の一部を、例えばインタフェース1003に接続された専用回路により実現してもよい。
学習装置10等で用いられるプログラムは、CD-ROM(Compact Disc Read Only)、DVD(Digital Versatile Disc)、USBフラッシュドライブ、メモリカード、HDDなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布することが可能である。そして、係るプログラムを特定のまたは汎用のコンピュータにインストールすることによって、当該コンピュータを学習装置10等として機能させることが可能である。
また、上述のプログラムをインターネット上の他のサーバが有する記憶装置に格納しておき、当該サーバから上述のプログラムがダウンロードされるようにしてもよい。
本開示は、本開示の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、本開示を説明するためのものであり、本開示の範囲を限定するものではない。つまり、本開示の範囲は、実施の形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の開示の意義の範囲内で施される様々な変形が、本開示の範囲内とみなされる。
1 加工システム、10 学習装置、20 予測装置、30 診断装置、31 センサ、40 工作機械、41 工具、42 CNC、50 端末装置、101 通信部、102 シミュレーションデータ取得部、103 実加工データ取得部、104 モデル生成部、105 記憶部、201 通信部、202 モデル取得部、203 シミュレーションデータ取得部、204 予測部、205 記憶部、301 通信部、302 実加工データ取得部、303 予測データ取得部、304 診断部、305 記憶部、501 通信部、502 シミュレーション実行部、503 記憶部、1000 バス、1001 プロセッサ、1002 メモリ、1003 インタフェース、1004 二次記憶装置。

Claims (2)

  1. 予測装置と診断装置とを備え、
    前記予測装置は、
    学習装置により生成された学習済モデルを記憶する記憶手段と、
    第2の加工プログラムによる加工シミュレーションをして第2のシミュレーションデータを取得するシミュレーションデータ取得手段と、
    前記学習済モデルと前記第2のシミュレーションデータとに基づいて、第2の実加工データを予測する予測手段と、
    を備え、
    前記診断装置は、
    前記第2の加工プログラムによる実加工をして前記第2の実加工データを取得する実加工データ取得手段と、
    前記予測装置により予測された、前記第2の実加工データの予測データを取得する予測データ取得手段と、
    前記第2の実加工データの特徴量と前記第2の実加工データの予測データの特徴量とに基づいて、加工に異常があるか否かを診断し、前記加工に異常があるか否かに加えて、前記第2の実加工データの特徴量と前記第2の実加工データの予測データの特徴量とに関する近似曲線を求め、求めた近似曲線に基づいて工具に異常があるか否かも診断する診断手段と、
    を備え
    前記学習済モデルは、前記学習装置により生成される学習済モデルであって、第1のシミュレーションデータと第1の実加工データとの関係の学習により得られる、前記第2のシミュレーションデータから前記第2の実加工データを予測するための学習済モデルであり、
    前記第1のシミュレーションデータは、前記学習装置による、第1の加工プログラムによる加工シミュレーションにより得られ、
    前記第1の実加工データは、前記学習装置による、前記第1の加工プログラムによる実加工をして得られる、
    診断システム
  2. 1以上のコンピュータによって実行される診断方法であって、
    第2の加工プログラムによる加工シミュレーションをして第2のシミュレーションデータを取得し、
    学習装置により生成された学習済モデルと前記第2のシミュレーションデータとに基づいて、第2の実加工データを予測し、
    前記第2の加工プログラムによる実加工をして前記第2の実加工データを取得し、
    前記第2の実加工データの特徴量と前記第2の実加工データの予測データの特徴量とに基づいて、加工に異常があるか否かを診断し、
    前記加工に異常があるか否かに加えて、前記第2の実加工データの特徴量と前記第2の実加工データの予測データの特徴量とに関する近似曲線を求め、求めた近似曲線に基づいて工具に異常があるか否か診断し
    前記学習済モデルは、第1のシミュレーションデータと第1の実加工データとの関係の学習により得られる、前記第2のシミュレーションデータから前記第2の実加工データを予測するための学習済モデルであり、
    前記第1のシミュレーションデータは、第1の加工プログラムによる加工シミュレーションにより得られ、
    前記第1の実加工データは、前記第1の加工プログラムによる実加工をして得られる、
    診断方法。
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