JP7464905B2 - 油水分離装置およびそれを用いたスカンジウムの精製方法 - Google Patents
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Description
用いられる有機溶媒は、抽出に作用する抽出剤を希釈剤で希釈したものである。
抽出の段階では、有機溶媒と被処理液(精錬工程での浸出液、または酸浸出液)を混合し、被処理液中の金属イオンを有機溶媒に移行(抽出)する。このとき溶媒に移行しなかったものは「抽出後の被処理液」(「抽残液」とも称する)に残る。ここで静置すると被処理液(水相)と有機溶媒(有機相)が比重差によって有機相が上、水相が下に分離し、「抽出後の有機溶媒」と「抽出後の被処理溶液」がそれぞれ回収される。
最終の逆抽出(「ストリッピング」とも称する)は、洗浄後の有機溶媒に新しい(金属イオンを含んでいない)酸溶液を添加し撹拌する。この逆抽出で、有機溶媒に抽出された金属イオンが抽出剤から酸溶液に移行(逆抽出)される。
しかし実際には静置して有機相と水相を分離しても、完全(理想的)には分離できない。それで、一部の有機溶媒は水に溶けて混じり、また含有する不純物が撹拌の影響で酸化される等が原因となって、水相と有機相の境界面に不定形固形物(クラッドなどと称される)が発生することもある。
油分が含まれた混合水はそのまま後工程で処理を継続すれば、製品品質に影響する可能性もあり、さらに排水処理工程を経て海域等へ放流したのでは、環境に影響する懸念もあり好ましくない。
このため、前述の油分混合水を油水分離装置に供給して油分を除去する処理が工業的には欠かせない。
このように溶媒抽出工程においては、浮遊物質も大量に発生し、クラッドの発生機会も多く、安定して操業を行うことは容易でなかった。
第2発明の油水分離装置は、第1発明において、前記中空糸膜フィルタが、孔径が1nm以上で100nm以下の濾材を用いていることを特徴とする。
第3発明の油水分離装置は、第1または第2発明において、前記除濁装置が、第1活性炭吸着塔およびその下流に設けられたカートリッジフィルタとからなることを特徴とする。
第4発明の油水分離装置は、第1、第2または第3発明において、前記油分混合水は、鉱石を酸で浸出した浸出液から溶媒抽出で得られた水相であることを特徴とする。
第5発明のスカンジウム精製方法は、前記請求項1、2または3記載の油水分離装置を用いて、スカンジウムを得ることを特徴とする。
第2発明によれば、濾材の孔径が、100nm以下であることから浮遊物質や不定形残渣を微細なものまで低減でき、1nm以上であることから閉塞が生じにくくなる。
第3発明によれば、第1活性炭吸着塔により油分混合水に含有される油分を吸着でき、さらにカートリッジフィルタで、浮遊物質や不定形残渣等の異物を除去できる。このため、油分と異物の大部分の除去を油水分離装置の前段で行えるので、後段で油分と微細異物の除去が効率的に行えるようになる。
第4発明によれば、油分に加え、微細な浮遊物質や不定形残渣も残っている水相でありながらppm未満のレベルまで異物を低減できる。
第5発明によれば、第1発明、第2発明または第3発明の油水分離装置を用いることにより、遊離有機でppm未満のレベルまで不純物が除去できるので、電池の電解質材料に好適な高純度のスカンジウムを得ることができる。
本発明の油水分離装置はあらゆる産業分野での油水分離に利用できる。以下の実施形態では、ニッケル精錬などの溶媒抽出工程で得られた水相の処理に用いられる場合を例にとって説明する。
本発明の一実施形態に係る油水分離装置1は、図1に示すように、除濁装置2と、コアレッサー30、第2活性炭吸着塔40、および中空糸膜フィルタ50から構成されており、上流から下流に向かってこの順に直列に接続されている。なお、図示の油水分離装置1では、除濁装置2は第1活性炭吸着塔10およびカートリッジフィルタ20からなるものが用いられている。
以下に、各構成機器の構成と機能を説明する。
(第1活性炭吸着塔10)
第1活性炭吸着塔10には、活性炭11が充填されている。活性炭は炭素物質に非常に多くの細孔を設けたもので、細孔のもつ物理的な吸着作用により微小油滴や水溶性の油分を吸着除去したり、各種の異物を吸着除去できる。
カートリッジフィルタ20には、各種のフィルタ交換可能な濾過器が用いられる。代表的にはフィルタシートをプリーツ状に折り曲げて円筒状にしたものを例示できる。この種の濾過器ではフィルタシートの目を通り抜けるときに異物を捕集する。本発明では主に油分混合水中の浮遊物質や不定形残渣等の異物除去に用いられる。
コアレッサー30は、油分混合水をフィルタに通し、微小な油滴をフィルタで捕捉し、油滴を凝集させてて粗大化させ、比重差により油水を分離する装置である。本発明では、第1活性炭吸着塔10で除去し切れていない油分を除去し水相と分離する点に使用目的がある。
第2活性炭吸着塔40は、第1活性炭吸着塔10と同様に活性炭41が充填されており、微小な油滴や水溶性の油分を除去する装置である。コアレッサー30では分離し切れていない油分を除去し、下流の中空糸膜フィルタ50への油分や異物の供給を可能な限り少なくするために設けられている。第2活性炭吸着塔40を通過した段階では、かなりの程度に油分や浮遊物質や不定形残渣が除去されることになる。
中空糸膜フィルタ50は、中心部が空洞(ストロー状)になった繊維を集めて濾材とした濾過器であり、繊維表面には微細な孔が多数あいた多孔質となっている。この中空糸膜を原水が通過する際に微量の異物を捕集することができる。
本発明では、超微細な中空糸膜を用いて、微量含有された油分や異物をフィルタ上に吸着させて除去するために用いられている。中空糸膜にナノメートル(nm)レベルでの分離性能をもつ精密濾過膜があり、このクラスまで浮遊物質等の異物を除去できれば超高純度な製品用途にも充分に対応できる。さらに中空糸膜フィルタ50では、微量含有された油分も効果的にフィルタ上に吸着させて分離できることに加えフィルタに目詰まりし難い特性もあるので、油分の除去に対しても大きな効果がある。
第1活性炭吸着塔10を最上流に配置したのは、浮遊物質を含んだ油分混合水をそのままコアレッサー30へ給液するとフィルタの表層部に浮遊物質が付着しフィルタが物理的に閉塞してしまう場合があるので、これを防止するためである。
すなわち、中空糸膜フィルタ50のフィルタが閉塞すると中空糸膜フィルタ50の油水分離性能が低下してしまい、さらに、中空糸膜フィルタ50の閉塞したフィルタを交換する頻度が増すために、操業コストや手間が増加してしまう。
本実施形態のように、第2活性炭吸着塔40で予め油分除去をしておくと、中空糸膜フィルタ50での負担がより軽くなり、微細な浮遊物質や不定形残渣を非常に低いレベルまで除去することができる。
溶媒抽出工程で得られた油分混合水は、図1に示すように、まず第1活性炭吸着塔10に供給され、含有される油分と異物が吸着除去される。第1活性炭吸着塔10から供給された油分混合水はカートリッジフィルタ20に供給され、さらに浮遊物質等の異物が除去される。カートリッジフィルタ20から供給された油分混合水はコアレッサー30に供給され油分が除去され油水分離される。コアレッサー30から排出される油分(有機溶媒)は溶媒抽出工程に送り返され、再び使用される。
(1)油分混合水に浮遊物質が含有されていても、第1活性炭吸着塔10およびカートリッジフィルタ20により油分の大部分とで浮遊物質等の異物を除去した後にコアレッサー30に供給するので、コアレッサー30のフィルタ31に浮遊物質等の異物が付着することを防止でき、油水分離性能の低下を防止できる。
図1の実施形態では、第1活性炭吸着塔10およびカートリッジフィルタ20により除濁装置2を構成している。除濁装置としては、上記のほか活性炭吸着塔単独やサンドフィルタなどの充填塔、フィルタプレス、バッグフィルタなどの加圧濾過機、砂濾過池、膜濾過機、カートリッジフィルタ単独などを用いることができる。
ただし、一般に、溶媒抽出工程で得られる油分混合水に含有される浮遊物質は低濃度であるから、本実施形態のように、低容量であり取扱の容易な活性炭充填塔やカートリッジフィルタを採用することが好ましい。
実施例および比較例ともに、溶媒抽出工程では、次の条件を満たす操業を行った。
<被処理液>
溶媒抽出に供する被処理液には、スカンジウム濃度が10g/Lの硫酸酸性溶液を用いた。また、鉄、クロムやアルミニウムなどの不純物も含有していた。
溶媒抽出工程での有機溶媒には、官能基がアミンである溶媒(Cognis社製、商品名Primene JM-T)を用い、希釈剤(商品名Swasol)で希釈して用いた。
上述の被処理液(硫酸酸性溶液、つまり酸浸出液)をNaOH濃度が200g/Lである水酸化ナトリウム溶液を用いてpHを調整し、上記の有機溶媒と混合した。
抽出装置にはミキサーセトラー型の抽出装置を用いた。上記の被処理液(硫酸酸性溶液)を約130リットル/分の流量で通液して溶媒抽出に付し、排出側に水相と油相を得た。なお、溶媒抽出での油相/水相の比は1/3とした。抽出は室温で行った。
上記の溶媒抽出工程で得た油分混合水を、図1に示す油水分離装置1を用いて油水分離した。
第1活性炭吸着塔10には、粒度0.5~1.7mmの活性炭360kgを充填し、油分混合水を単位時間当たりの流量(空間速度:SV)が10.8/hourとなる流量で通液した。
カートリッジフィルタ20には、濾過精度が10μmの孔径である装置を用いた。
コアレッサー30のフィルタには、直径が150mmで高さが480mmのサイズであり濾過孔径が2μmであるフィルタエレメントを12本束ねたものを用いた。
第2活性炭吸着塔40は、第1活性炭吸着塔10と同じ粒度0.5~1.7mmの活性炭360kgを充填し、コアレッサー30より排出された油分混合水を単位時間当たりの流量(空間速度:SV)が10.8(L/h)となる流量で通液した。
また中空糸膜フィルタ50には孔径17nmのフィルタを備えたクラレ株式会社製の商品名キャラクターを用いた。
中空糸膜フィルタ50を用いない以外は、実施例1と同様の装置を用いて油水分離した。
具体的には、比較例1に相当する従来のコアレッサーまでの処理では濁度が0.7あり有機分も残留していたが、実施例1である中空糸膜フィルタ50まででの濾過に付すことで、濁度が0.4にまで低下し、有機も除去できた。
具体的には、濃度100g/lのシュウ酸水溶液を添加し常温で4時間反応させてその後さらに撹拌を1時間継続してシュウ酸スカンジウムの粒子成長を促した。
また不純物品位は鉄、マンガン、アルミニウム、ニッケル、カルシウム、ケイ素など分析装置で検出された不純物成分の合計値を総浮遊物質量(TSS)として評価した。
表2に示したように、実施例1における中空糸膜フィルタ50を利用した濾過を行うことで、総合不純物品位、有機臭、製品の色に大きな差が生じ実施例1の効果を確認できた。
実施例1では、通液開始から60日目においても、回収有機量の低下は発生せず、当初の回収有機量を維持できた。また、60日の操業の間でカートリッジフィルタ20のフィルタ交換作業は発生しなかった。これらの結果は、総浮遊物質量(TSS)が約50ppmと少ないことから裏付けられる。
2 除濁装置
10 第1活性炭吸着塔
20 カートリッジフィルタ
30 コアレッサー
40 第2活性炭吸着塔
50 中空糸膜フィルタ
Claims (5)
- スカンジウムと異物を含有する油分混合水からスカンジウムを得る油水分離装置であって、
前記油分混合水から油分および異物を除去するための除濁装置と、
前記除濁装置から供給された油分混合水から油分を除去して油水分離するコアレッサーと、
前記コアレッサーから供給された油分混合水から水溶液の油分を除去する第2活性炭吸着塔と、
前記第2活性炭吸着塔から供給された処理液から微細な油分および微細な浮遊物質を除去するための中空糸膜フィルタとからなる
ことを特徴とする油水分離装置。 - 前記中空糸膜フィルタが、孔径が1nm以上で100nm以下の濾材を用いている
ことを特徴とする請求項1記載の油水分離装置。 - 前記除濁装置が、第1活性炭吸着塔およびその下流に設けられたカートリッジフィルタとからなる
ことを特徴とする請求項1または2記載の油水分離装置。 - 前記油分混合水は、鉱石を酸で浸出した浸出液から溶媒抽出で得られた水相である
ことを特徴とする請求項1、2または3記載の油水分離装置。 - 前記請求項1、2または3記載の油水分離装置を用いて、スカンジウムを得る
ことを特徴とするスカンジウム精製方法。
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