JP7439463B2 - 横型穀類脱皮装置 - Google Patents
横型穀類脱皮装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7439463B2 JP7439463B2 JP2019202976A JP2019202976A JP7439463B2 JP 7439463 B2 JP7439463 B2 JP 7439463B2 JP 2019202976 A JP2019202976 A JP 2019202976A JP 2019202976 A JP2019202976 A JP 2019202976A JP 7439463 B2 JP7439463 B2 JP 7439463B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- grain
- roll
- frame
- grindstone roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B02—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
- B02B—PREPARING GRAIN FOR MILLING; REFINING GRANULAR FRUIT TO COMMERCIAL PRODUCTS BY WORKING THE SURFACE
- B02B3/00—Hulling; Husking; Decorticating; Polishing; Removing the awns; Degerming
- B02B3/04—Hulling; Husking; Decorticating; Polishing; Removing the awns; Degerming by means of rollers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B02—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
- B02B—PREPARING GRAIN FOR MILLING; REFINING GRANULAR FRUIT TO COMMERCIAL PRODUCTS BY WORKING THE SURFACE
- B02B7/00—Auxiliary devices
- B02B7/02—Feeding or discharging devices
Landscapes
- Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
Description
このような傾斜型の穀類脱皮装置では、排出口を閉じた状態で、供給口から供給された穀類が重力により精穀室を通過して排出口に達し、精穀室を通過する間に砥石ロールの回転によって攪拌されながら研削され、表皮が除去される。
さらに、精穀室の排出口付近に多量の穀類が充満するので、圧力が高まって穀類が砕かれ、細粒が増加する。
この横形研削式精穀機は、スクリーンが周方向に分割し、分割された各スクリーンを研削ロールの軸芯から偏心させて、研削ロールの回転方向上手側における研削ロールが異種面との間隔を大にし、下手側に至るにしたがって順次その間隔を小にしてあり、間隔が小さく穀類の密度が高い滞留部分で脱皮した後、間隔が広がった部分に達した穀類を旋回させながら研削ロールの全面で研削する。このため、研削ロールを水平に設置したことと相俟って、研削ロールの局部的な磨耗を抑制することができ、砕粒も少なくて済む。
本発明が解決しようとする課題は、研削効率がよく、砕粒が発生しにくく、砥石ロールの局部的な磨耗を抑制でき、しかも、砥石ロールの外周面とスクリーンの間隙を簡単に調整できる横型穀類脱皮装置を提供することにある。
請求項2に係る発明は、前記スクリーンフレームの軸心の位置を、軸方向に直交する断面において、左右へ調節可能としてあることを特徴とする請求項1に記載の横型穀類脱皮装置である。
請求項3に係る発明は、前記スクリーンフレームの軸心の位置を、軸方向に直交する断面において、上下へ調節可能としてあることを特徴とする請求項1に記載の横型穀類脱皮装置である。
請求項4に係る発明は、前記スクリーンの上部と砥石ロールの外周面との間隔より、前記スクリーンの下部と砥石ロールの外周面との間隔が広くなるよう、前記スクリーンフレームの軸心の位置を調節してあることを特徴とする請求項3に記載の横型穀類脱皮装置である。
また、別発明として、以下のものでもよい。
手段1は、横型穀類脱皮装置であって、砥石ロールと、該砥石ロールを囲み、砥石ロールとの間に精穀室を形成する筒状のスクリーンと、前記スクリーンが固定されたスクリーンフレームとを備え、前記スクリーンフレームの軸心の位置を前記砥石ロールの軸心に対して調節可能として、前記スクリーンと砥石ロールの外周面との間隙の幅を調整可能としてあることを特徴とする横型穀類脱皮装置ある。
また、スクリーンフレームを移動するだけで、スクリーン全体が砥石ロールに対して偏心するため、スクリーンの湾曲形状が変形することなく、その形状を保ったままスクリーンと砥石フレームの外周面との間隙を、煩雑な作業を行うことなく簡単に調整することができる。
さらに、穀類の粒径、穀類の種類等に応じてスクリーンと砥石ロールの外周面との間隙を調整できるので、汎用性が高い。
図1乃至図9は、本発明の第1の実施形態を示す。
図1は第1の実施形態を示す横型穀類脱皮装置の斜視図であり、図2は第1の実施形態を示す横型穀類脱皮装置の側面図であり、図3は第1の実施形態に係る機体の斜視図であり、図4は第1の実施形態に係るスクリーン及びスクリーンフレームの要部斜視図であり、図5及び図6はスクリーン、スクリーンフレーム及び抵抗フラップの分解斜視図であり、図7は第1の実施形態を示す横型穀類脱皮装置の一部を破断した斜視図であり、図8及び図9は第1の実施形態を示す横型穀類脱皮装置の要部断面図である。
なお、以下の説明において、断面とは、軸方向(前後方向)に直交する断面であり、上下左右は、この断面における方向をいう。
また、機体2の後端部の上面には穀類供給ホッパ3が設けられ、穀類供給ホッパ3から供給された穀類が精穀室19内に搬送されるようになっている。
蓋5にはおもりとなる分銅を取り付けておらず、蓋5に軽く圧力が加わると開いて精品排出口4が開放されるようになっている。
機体2の内部の穀類が移動する部分の後端寄り、中間部及び前端部には、それぞれ軸方向に直交する支持プレート7b,7c,7dが立設される。隔壁7a及び支持プレート7b,7c,7dの中央部には貫通孔8が形成されている。
また、スクリーン10の左右両側部には張出し片10aが形成され、スクリーン10の内周面には、穀類供給ホッパ3から精穀室19に投入された穀類を精品排出口4に向かって送る螺旋状のガイドプレート12が設けられる。ガイドプレート12は、スクリーン10の外周からボルトによって取り付けられている。
外枠11cの内径はスクリーン10の内径とほぼ同じであり、外径は内枠11aの外径より大きく形成されている。
そして、スクリーンフレーム11の外枠11cと支持プレート7b,7c,7dとは、左右両側の上下部において、外枠11c及び支持プレート7b,7c,7dの内のいずれか一方に形成された左右方向に長い長孔9と、長孔9に摺動自在に挿通されて他方を貫通するボルト17を介して固定されている。本実施形態では、長孔9は、支持プレート7b、7dに取り付けられる外枠11cと支持プレート7cとに設けられている。
なお、ボルト17を緩めた状態で、外枠11cに設けた取っ手16を引っ張ることにより、簡単にスクリーンフレーム11及びスクリーン10を左右に移動させることができる。
砥石ロール18が時計回りをする場合に、このように精穀室19の右側を狭くすると、穀類の回転搬送における落下流となる精穀室19の狭い部分に滞留しやすくなり、効率的な脱皮が可能となる。
抵抗フラップ14は、精穀室19内の穀類を砕かないよう、ゴム等の比較的柔らかい素材より成り、その径方向外側面の複数個所には操作ボルト15が取り付けられている。操作ボルト15は側部カバー2aを貫通して機体2の外部に露出し、その先端にはハンドル6が設けられる。
また、フラップフレーム13はスクリーン10及びスクリーンフレーム11に固定されているので、スクリーンフレーム11を左右に移動させると、抵抗フラップ14も移動する。この抵抗フラップ14により、更に脱皮を効率的に行うことが可能となる。
抵抗フラップ14を通過した穀類は砥石ロール18の回転によって旋回しながら砥石ロール18の全面で研削され、スクリーン10のガイドプレート12で精品排出口4に向かって移送される。
除去された表皮はスクリーン10に形成された孔を通して精穀室19の外部に排出され、機体2の底部から排出される。
以下、本発明の第2の実施形態について、図10及び図11と共に説明する。なお、第1の実施形態と同様の部分については説明を省略し、主に異なる部分について説明する。
このようにすれば、穀類が滞留しづらい精穀室19の上部を狭くし、圧力がかかるため上部においても脱皮が効率的に行われる。また、精穀室19の上部と下部の圧力差が小さくなり、この結果、研削ムラが少なくなり、落下した大量の穀類が下部に詰まったり、高圧によって砕粒が発生するのを防止できる。
本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。例えば以下のようなものも含まれる。
2 機体
2a 側部カバー
2b 駆動室
3 穀類供給ホッパ
4 精品排出口
5 蓋
6 ハンドル
7a 隔壁
7b,7c,7d 支持プレート
8 貫通孔
9 長孔
10 スクリーン
10a 張出し片
11 スクリーンフレーム
11a 内枠
11b 連結枠
11c 外枠
12 ガイドプレート
13 フラップフレーム
14 抵抗フラップ
15 操作ボルト
16 取っ手
17 ボルト
18 砥石ロール
19 精穀室
Claims (4)
- 横型穀類脱皮装置であって、
砥石ロールと、該砥石ロールを囲み、砥石ロールとの間に精穀室を形成する筒状のスクリーンと、前記スクリーンが固定されたスクリーンフレームとを備え、
前記スクリーンフレームの軸心の位置を前記砥石ロールの軸心に対して調節可能として、前記スクリーンと砥石ロールの外周面との間隙の幅を調整可能としてある
ことを特徴とする横型穀類脱皮装置。 - 前記スクリーンフレームの軸心の位置を、軸方向に直交する断面において、左右へ調節可能としてあることを特徴とする請求項1に記載の横型穀類脱皮装置。
- 前記スクリーンフレームの軸心の位置を、軸方向に直交する断面において、上下へ調節可能としてあることを特徴とする請求項1に記載の横型穀類脱皮装置。
- 前記スクリーンの上部と砥石ロールの外周面との間隔より、前記スクリーンの下部と砥石ロールの外周面との間隔が広くなるよう、前記スクリーンフレームの軸心の位置を調節してあることを特徴とする請求項3に記載の横型穀類脱皮装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019202976A JP7439463B2 (ja) | 2019-11-08 | 2019-11-08 | 横型穀類脱皮装置 |
CN202080077381.7A CN114667189B (zh) | 2019-11-08 | 2020-10-26 | 卧式谷类脱皮装置 |
EP20885225.1A EP4056275A4 (en) | 2019-11-08 | 2020-10-26 | Horizontal type grain hulling device |
PCT/JP2020/040130 WO2021090725A1 (ja) | 2019-11-08 | 2020-10-26 | 横型穀類脱皮装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019202976A JP7439463B2 (ja) | 2019-11-08 | 2019-11-08 | 横型穀類脱皮装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021074666A JP2021074666A (ja) | 2021-05-20 |
JP7439463B2 true JP7439463B2 (ja) | 2024-02-28 |
Family
ID=75849036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019202976A Active JP7439463B2 (ja) | 2019-11-08 | 2019-11-08 | 横型穀類脱皮装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP4056275A4 (ja) |
JP (1) | JP7439463B2 (ja) |
CN (1) | CN114667189B (ja) |
WO (1) | WO2021090725A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115475674B (zh) * | 2022-10-20 | 2023-07-07 | 鱼台县三高机械有限公司 | 一种碾米机的压力自动调节结构 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015112550A (ja) | 2013-12-12 | 2015-06-22 | 株式会社サタケ | 搗精装置 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6057821B2 (ja) * | 1980-05-15 | 1985-12-17 | 質郎 谷 | 大豆やこうりやんの脱皮処理方法 |
MX159213A (es) * | 1984-05-14 | 1989-04-20 | Felipe Salete Garces | Ensamble de criba y rotor para maquinas descascaradoras,descortezadoras,pulidoras y blanqueadoras de granos |
CN2069300U (zh) * | 1990-03-14 | 1991-01-16 | 陈兴富 | 小麦脱皮机 |
JPH0957123A (ja) * | 1995-08-18 | 1997-03-04 | Seirei Ind Co Ltd | 横形研削式精穀機の除糠用スクリ−ン |
CN101433363B (zh) * | 2007-11-16 | 2010-11-03 | 王德臣 | 鲜玉米粒的脱皮方法及速冻鲜玉米粒脱皮机 |
CN101480627B (zh) * | 2009-02-04 | 2012-04-04 | 陈硕 | 米筛有多种排列通风槽的碾米机 |
CN203253467U (zh) * | 2013-03-26 | 2013-10-30 | 牧羊有限公司 | 一种瀑布式碾米机 |
CN104249007B (zh) * | 2014-09-29 | 2016-08-17 | 湖北天明粮油设备有限公司 | 一种抛光机 |
CN104307736A (zh) * | 2014-09-30 | 2015-01-28 | 湖北金谷粮食机械有限公司 | 大米加工圆筒初清筛 |
CN208554329U (zh) * | 2018-05-25 | 2019-03-01 | 彭才贵 | 一种立式碾米机 |
-
2019
- 2019-11-08 JP JP2019202976A patent/JP7439463B2/ja active Active
-
2020
- 2020-10-26 EP EP20885225.1A patent/EP4056275A4/en active Pending
- 2020-10-26 CN CN202080077381.7A patent/CN114667189B/zh active Active
- 2020-10-26 WO PCT/JP2020/040130 patent/WO2021090725A1/ja unknown
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015112550A (ja) | 2013-12-12 | 2015-06-22 | 株式会社サタケ | 搗精装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021074666A (ja) | 2021-05-20 |
EP4056275A4 (en) | 2023-10-25 |
EP4056275A1 (en) | 2022-09-14 |
CN114667189B (zh) | 2024-05-10 |
CN114667189A (zh) | 2022-06-24 |
WO2021090725A1 (ja) | 2021-05-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2599837C2 (ru) | Способ и устройство для производства муки и/или крупки | |
US6293478B1 (en) | Milling device with double milling passage, apparatus using the device, and method using the device | |
US9427740B2 (en) | Vertical top-fed grain mill | |
JPH09108585A (ja) | 粒状体の解砕整粒装置および環状空間型スクリーン | |
US8439288B2 (en) | Feed device with two rotary valves which are variable independently of each other | |
TWI717524B (zh) | 研磨型橫式精米機 | |
JP7439463B2 (ja) | 横型穀類脱皮装置 | |
JPH11138024A (ja) | 精穀機 | |
CN201337916Y (zh) | 多功能立式砂辊剥皮机 | |
US293047A (en) | Milling apparatus | |
CN201921712U (zh) | 组合碾米机 | |
JPH01254263A (ja) | 堅軸型摩擦切削式精穀機 | |
JP2018537281A (ja) | ロータ、粉砕機、空気吸引ケーシング、および粉砕機用の粉砕エレメント | |
CN206315859U (zh) | 直列式研磨筛分机 | |
RU2480285C1 (ru) | Плющилка зерна | |
JP4823081B2 (ja) | 摩擦精穀ロール及び摩擦精穀機 | |
US6299081B1 (en) | Tube mill | |
JPH05277389A (ja) | 竪形ローラミル | |
KR101932391B1 (ko) | 커피 원두 분쇄장치 | |
US445071A (en) | Crushing-mill | |
KR101676856B1 (ko) | 정미기 | |
KR101751705B1 (ko) | 미분기 | |
JP2001212473A (ja) | 石臼装置 | |
US627579A (en) | Pulverizing-machine. | |
US223769A (en) | Mill for reducing |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220916 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20231017 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231024 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240116 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240129 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7439463 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |