JP7430038B2 - ビールテイスト飲料、およびビールテイスト飲料の製造方法 - Google Patents
ビールテイスト飲料、およびビールテイスト飲料の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7430038B2 JP7430038B2 JP2019109607A JP2019109607A JP7430038B2 JP 7430038 B2 JP7430038 B2 JP 7430038B2 JP 2019109607 A JP2019109607 A JP 2019109607A JP 2019109607 A JP2019109607 A JP 2019109607A JP 7430038 B2 JP7430038 B2 JP 7430038B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- beer
- taste beverage
- malt
- beverage according
- taste
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Alcoholic Beverages (AREA)
Description
が用いられる。原料として、麦芽が使用されることによって、麦芽由来の旨味や味わいが
豊かな飲料が製造できる。また、原料としてホップが使用されることによって、ホップ特
有の苦味や渋みおよびその他の香味により、苦味や香りが付与された飲料が製造できる。
しかし、原料に麦芽を多く用いると、飲料の安定性が低くなり、時間経過に伴い、濁り
が生じることがある。また、麦芽由来のタンパクや、麦芽およびホップ由来のポリフェノ
ールが重合し、飲料の品質に悪影響を与えることがある。
そこで、これらの問題を解決するために、原料に発芽豆類を使用し、麦芽を使用しない
発泡性アルコール飲料が開発された(特開2009-136186号公報(特許文献1))
。
来のタンパクおよびポリフェノールの含有量が少なくなり、ビールを想起させるうま味と
甘みが無くなってしまうため、ホップの苦味が目立ってしまう。このような苦味を抑制す
るためにホップの使用量を減らすとホップ特有の苦味がなくなり風味がなくなってしまう
。
そこで、麦芽に起因する濁りを抑制し、ビールを想起させるうま味と甘みを有するビー
ルテイスト飲料が求められている。
て、プロリンの含有量が所定の範囲内のビールテイスト飲料を提供する。
[1]
イソα酸の含有量が0.1質量ppm以下、および、プロリンの含有量が220~12
50μmol/Lである、ビールテイスト飲料。
[2]
プロリンの含有量が300~1100μmol/Lである、[1]に記載のビールテイ
スト飲料。
[3]
プロリンの少なくとも一部が麦芽由来である、[1]または[2]に記載のビールテイ
スト飲料。
[4]
[1]~[3]のいずれかに記載のビールテイスト飲料を製造する方法であって、
水および麦芽を含む原料に、酵母を添加して、アルコール発酵を行う工程を有する、ビ
ールテイスト飲料の製造方法。
[5]
ホップを配合する工程を有しない、[4]に記載のビールテイスト飲料の製造方法。
[6]
麦芽比率が5~20質量%である、[4]または[5]に記載のビールテイスト飲料の
製造方法。
[7]
さらに、酵母が資化可能な原料からなる群から選ばれる1種以上を配合する工程を有す
る、[4]~[6]のいずれかに記載のビールテイスト飲料の製造方法。
[8]
さらに、穀物に由来するスピリッツを添加する工程を有する、[4]~[7]のいずれ
かに記載のビールテイスト飲料の製造方法。
させるうま味と甘みを有するビールテイスト飲料が提供される。
本発明のビールテイスト飲料は、イソα酸の含有量が0.1質量ppm以下および、プ
ロリンの含有量が220~1250μmol/Lである、ビールテイスト飲料である。
ール含有またはノンアルコールの炭酸飲料をいう。つまり、本明細書のビールテイスト飲
料は、特に断わりがない場合、ビール風味を有するいずれの炭酸飲料をも包含する。した
がって、麦汁に酵母を添加して発酵させて製造される飲料に限定されず、エステルや高級
アルコール(例えば、酢酸イソアミル、酢酸エチル、n-プロパノール、イソブタノール
、アセトアルデヒド)等を含むビール香料が添加された炭酸飲料をも包含する。本明細書
において、「ビールを想起させるうま味と甘み」とは、ビール特有の美味しいうま味や甘
みを意味し、日本の酒税法において「ビール」に分類されないビールテイスト飲料(例え
ば、麦芽比率が低く日本の酒税法では発泡酒と称されるビールテイスト飲料など)であっ
ても、飲用した際に「ビール」に近いうま味や甘みをもたらすものを、ビールを想起させ
るうま味と甘みを有するビールテイスト飲料という。
本発明の一態様のビールテイスト飲料の種類としては、例えば、アルコール含有のビー
ルテイスト飲料、アルコール度数が1(v/v)%未満のビールテイスト飲料等も含まれ
る。
いる。イソα酸は、ホップに多く含まれる苦味成分である。つまり、イソα酸の含有量が
0.1質量ppm以下であるビールテイスト飲料は、「ホップに由来する成分を実質的に
含まない」ビールテイスト飲料であることを意味する。
なお、本明細書において、「ホップに由来する成分を実質的に含まない」とは、ビール
テイスト飲料を製造する際に、原材料として、ホップおよびホップに由来する成分をいず
れも積極的に添加しないこと意味し、ビールテイスト飲料の製造の際にホップ由来の成分
が不可避的に混入する態様は包含する。
また、ビールテイスト飲料の原材料として、ホップおよびホップに由来する成分が積極
的に添加されているか否かは、酒税法、食品表示法、食品衛生法、JAS法、景品表示法
、健康増進法あるいは業界団体が定めた規約や自主基準等によって定められた原材料表示
から確認することもできる。例えば、ホップおよびホップに由来する成分が含まれている
場合、原材料表示の原材料名に「ホップ」のように表記される。一方、「ホップに由来す
る成分を実質的に含まない」ビールテイスト飲料では、原材料表示の原材料名に「ホップ
」との表記がされない。
によって苦味が目立ちやすくなるが、ホップに多く含まれるイソα酸の含有量が0.1質
量ppm以下に制限されているため、風味の優れたビールテイスト飲料となる。
上記観点から、本発明の一態様のビールテイスト飲料において、イソα酸の含有量は、
当該ビールテイスト飲料の全量(100質量%)基準で、0.1質量ppm以下であるが
、好ましくは0.05質量ppm以下、より好ましくは0.01質量ppm以下である。
なお、本明細書において、イソα酸の含有量は、改訂BCOJビール分析法(2013
年増補改訂)に記載の高速液体クロマトグラフィー(HPLC)分析法により測定された
値を意味する。
。プロリンとは、麦芽をはじめとした含窒素原料中に含まれるアミノ酸である。プロリン
は発酵ビールテイスト飲料の製造時の発酵工程において酵母によって栄養源として利用さ
れないため、最終製品であるビールテイスト飲料の風味に影響をもたらす。ビールテイス
ト飲料におけるプロリンの含有量を220~1250μmol/Lとすることによってビ
ールを想起させるうま味と甘みを向上させることができる。これらをさらに向上させる観
点からプロリンの含有量は300~1100μmol/Lが好ましく、570~1070
μmol/L以上がより好ましい。
プロリンはビールテイスト飲料の原料中に含まれるものであっても、製造工程において
別途添加されるもの(例えばプロリン精製物)であってもよい。本発明の好ましい態様に
おいて、ビールテイスト飲料に含まれるプロリンの少なくとも一部は麦芽由来である。上
記のとおり、プロリンは発酵工程で酵母によって資化されないため、ビールテイスト飲料
の原料として麦芽が含まれていれば、麦芽由来のプロリンが最終製品であるビールテイス
ト飲料に存在するといえる。 本発明のビールテイスト飲料のプロリンの含有量は、比較
的窒素含有量が多く、酵母が資化可能な原材料の使用量を調整することによって制御でき
る。具体的には、窒素含有量の多い麦芽等の使用量を増やすことによりプロリンの含有量
を増加させることができる。窒素含有量の多い原料としては、例えば、麦芽、大豆、酵母
エキス、エンドウ、未発芽の穀物などが挙げられる。また未発芽の穀物としては、例えば
、未発芽の大麦、小麦、ライ麦、カラス麦、オート麦、ハト麦、エン麦、大豆、エンドウ
等が挙げられる。あるいは、プロリンの精製物を原料として用いてもよい。
本発明に係るビールテイスト飲料のプロリンの含有量は、例えば、日立L-8800形高速ア
ミノ酸分析計を用いたアミノ酸自動分析法によって測定することができる。
が好ましい。
ポリフェノールとは、芳香族炭化水素の2個以上の水素がヒドロキシル基で置換された
化合物をいう。ポリフェノールとしては、例えば、フラボノール、イソフラボン、タンニ
ン、カテキン、ケルセチン、アントシアニンなどが挙げられる。
本発明における「総ポリフェノール量」とは、ビールテイスト飲料に含まれるこれらポ
リフェノールの総量である。
を10質量ppm以上とすることによって飲み応え、味の厚み、味わいを向上させること
ができる。これらをさらに向上させる観点から総ポリフェノール量は12質量ppm以上
が好ましく、14質量ppm以上がより好ましく、16質量ppm以上がより好ましく、
18質量ppm以上がより好ましく、20質量ppm以上がさらに好ましい。
他方、総ポリフェノール量が多過ぎると、飲料の混濁安定性が低下し、また飲み口も重
くなってしまう。そこで、本発明の飲料の総ポリフェノール量は60質量ppm以下であ
ることが好ましく、55質量ppm以下がより好ましく、50質量ppm以下がより好ま
しく、45質量ppm以下がより好ましく、40質量ppm以下がさらにさらに好ましい
。
本発明のビールテイスト飲料の総ポリフェノール量は、例えば、大麦麦芽、麦芽のハス
ク(穀皮)などのポリフェノール含有量の多い原材料の使用量を調整することによって制
御できる。具体的には、ポリフェノール含有量の多い麦芽等の原材料の使用量を増やすこ
とにより総ポリフェノール量を増加させることができる。
分析法(公益財団法人日本醸造協会発行、ビール酒造組合国際技術委員会〔分析委員会〕
編集2013年増補改訂)に記載されている方法によって測定することができる。
ールテイスト飲料のアルコール度数は限定されず、好ましくは0~20(v/v)%、よ
り好ましくは1~15(v/v)%、更に好ましくは3~10(v/v)%である。
なお、本明細書において、アルコール度数は、体積/体積基準の百分率(v/v%)で
示されるものとする。また、飲料のアルコール含有量は、公知のいずれの方法によっても
測定することができるが、例えば、振動式密度計によって測定することができる。
に由来するスピリッツを含有してもよい。
本明細書において、スピリッツとは、麦、米、そば、とうもろこし等の穀物を原料とし
て、麦芽または必要により酵素剤を用いて糖化し、酵母を用いて発酵させた後、更に蒸留
して得られる酒類を意味する。スピリッツの原材料である穀物としては、麦が好ましい。
うな琥珀色や黄金色、黒ビールのような黒色、または、無色透明であってもよく、あるい
は着色料などを添加して、所望の色を付けてもよい。ビールテイスト飲料の色は、肉眼で
も判別することができるが、全光線透過率や色度等によって規定してもよい。
0~4.5である。ビールテイスト飲料のpHが4.5以下であれば、微生物の発生を抑
制でき、pHが2.0以上であれば飲料の香味が向上し易い。
また、アルコールを含有するビールテイスト飲料のpHは、好ましくは3.0~4.5
であり、ノンアルコールビールテイスト飲料のpHは、好ましくは4.0未満である。
イスト飲料に軽快な飲み口を付与する観点から、アルコールを含むビールテイスト飲料の
場合は、好ましくは5~18質量%、より好ましくは8~15質量%、更に好ましくは1
1~13質量%である。また、ノンアルコールビールテイスト飲料の場合は、好ましくは
0.10~1.5重量%、より好ましくは0.20~1.1重量%、さらに好ましくは0
.30~0.80重量%である。
なお、本明細書における「総エキス量」は、アルコール度数が1(v/v)%以上の飲
料においては、日本の酒税法におけるエキス分、すなわち、温度15℃の時において原容
量100cm3中に含有する不揮発性成分のグラム数をいい、アルコール度数が1(v/
v)%未満の飲料においては、脱ガスしたサンプルをビール酒造組合国際技術委員会(B
COJ)が定める「ビール分析法 7.2 エキス」に従い測定したエキス値(質量%)
をいう。
は、ビン、ペットボトル、缶、または樽が挙げられるが、特に持ち運びが容易であるとの
観点から、缶、ビン、ペットボトルが好ましい。
なお、無色透明のビンやペットボトルを使用する場合、通常の缶や有色のビンでの場合
と異なり、太陽光や蛍光灯の光にさらされることになる。しかしながら、本発明の一態様
のビールテイスト飲料は、ホップに由来する成分を実質的に含有していないため、日光の
照射に起因した日光臭の発生が抑制される。そのため、本発明の一態様のビールテイスト
飲料は、このような無色透明のビンやペットボトルに充填することもできる。
、「1.1原材料」において詳述する。
本発明の一態様のビールテイスト飲料の主な原材料は、プロリン、ポリフェノール等を
含有する麦芽および水であり、ホップを実質的に使用しないが、その他に、甘味料、水溶
性食物繊維、苦味料または苦味付与剤、酸化防止剤、香料、酸味料等を用いてもよい。
子を発芽させて乾燥させ、除根したものをいい、産地や品種は、いずれのものであっても
よい。本発明においては、好ましくは大麦麦芽を用いる。大麦麦芽は、日本のビールテイ
スト飲料の原料として最も一般的に用いられる麦芽の1つである。大麦には、二条大麦、
六条大麦などの種類があるが、いずれを用いてもよい。さらに、通常麦芽のほか、色麦芽
なども用いることができる。なお、色麦芽を用いる際には、種類の異なる色麦芽を適宜組
み合わせて用いてもよいし、一種類の色麦芽を用いてもよい。
そのような穀物としては、例えば、麦芽には該当しない麦(大麦、小麦、ライ麦、カラス
麦、オート麦、ハト麦、エン麦等)、米(白米、玄米等)、とうもろこし、こうりゃん、
ばれいしょ、豆(大豆、えんどう豆等)、そば、ソルガム、粟、ひえ、およびそれらから
得られたデンプン、これらの抽出物(エキス)等が挙げられる。また、タンパクとしては
、大豆タンパク、エンドウ豆タンパク、酵母エキス、これらの分解物等が挙げられる。
麦芽の比率を抑制することが好ましい。麦芽の比率を抑制する場合、酵母が資化可能な原
料(炭素源、窒素源)を増量することが好ましい。酵母が資化可能な原料の炭素源として
は単糖、二糖、三糖、それらの糖液等が挙げられ、窒素源としては酵母エキス、大豆タン
パク、麦芽、大豆、酵母エキス、エンドウ、小麦麦芽、未発芽の穀物、これらの分解物等
が挙げられる。また未発芽の穀物としては、例えば、未発芽の大麦、小麦、ライ麦、カラ
ス麦、オート麦、ハト麦、エン麦、大豆、エンドウ等が挙げられる。
芽を用いることが好ましい。また、ビールテイスト飲料のプロリンの含有量を本発明で規
定される範囲内とするために、麦芽比率が5~20質量%であることが好ましく、10~
15質量%であることがさらに好ましい。
麦芽比率を上記の範囲内とすることにより、麦芽等に起因する濁りを抑制し、風味がよ
り優れたビールテイスト飲料を製造できる。
本明細書において、麦芽比率は、平成30年4月1日が施工日の酒税法および酒類行政
関係法令等解釈通達に従って計算された値を意味する。
の水飴等の糖類、三糖類以上の糖、糖アルコール、ステビア等の天然甘味料、人工甘味料
等が挙げられる。
これらの糖類の形態は、溶液等の液体であってもよく、粉末等の固体であってもよい。
また、デンプンの原料穀物の種類、デンプンの精製方法、および酵素や酸による加水分
解等の処理条件についても特に制限はない。例えば、酵素や酸による加水分解の条件を適
宜設定することにより、マルトースの比率を高めた糖類を用いてもよい。その他、スクロ
ース、フルクトース、グルコース、マルトース、トレハロース、マルトトリオースおよび
これらの溶液(糖液)等を用いることもできる。
また、人工甘味料としては、例えば、アスパルテーム、アセスルファムカリウム(アセ
スルファムK)、スクラロース、ネオテーム等が挙げられる。
ーガム分解物、ペクチン、グルコマンナン、アルギン酸、ラミナリン、フコイジン、カラ
ギーナン等が挙げられ、安定性や安全性等の汎用性の観点から、難消化性デキストリンま
たはポリデキストロースが好ましい。
という範囲内で、使用される苦味料または苦味付与剤は、特に限定されず、例えば、マン
ネンロウ、レイシ、姫茴香、杜松実、セージ、迷迭香、マンネンタケ、月桂樹、迷迭香、
マンネンタケ、クワシン、柑橘抽出物、ニガキ抽出物、コーヒー抽出物、茶抽出物、ゴー
ヤ抽出物、ハス胚芽抽出物、キダチアロエ抽出物、マンネンロウ抽出物、レイシ抽出物、
ローレル抽出物、セージ抽出物、キャラウェイ抽出物、ナリンギン、ニガヨモギおよびニ
ガヨモギ抽出物等が挙げられる。
られるものが使用でき、例えば、アスコルビン酸、エリソルビン酸、およびカテキン等が
挙げられる。
料は、ビール様の風味付けのために用いるものであり、発酵により発生する醸造成分等が
含まれる。ビール香料の具体例としてはエステルや高級アルコール等が挙げられ、更に具
体的には、酢酸イソアミル、n-プロパノール、イソブタノール、およびアセトアルデヒ
ド等が挙げられる。
エン酸、グルコン酸、酒石酸、乳酸、リンゴ酸、フィチン酸、酢酸、コハク酸、グルコノ
デルタラクトンまたはそれらの塩が挙げられる。
これらの酸味料の中でも、リン酸、クエン酸、グルコン酸、酒石酸、乳酸、リンゴ酸、
フィチン酸、酢酸、コハク酸またはそれらの塩が好ましく、リン酸、クエン酸、乳酸、酒
石酸、酢酸またはそれらの塩がより好ましい。
これらの酸味料は、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明の一態様のビールテイスト飲料に含まれる炭酸ガスは、原材料に含まれる炭酸ガ
スを利用してもよく、また、炭酸水との混和または炭酸ガスの添加等で溶解させてもよい
。
本発明の一態様のビールテイスト飲料は、アルコール発酵を行うため、この発酵工程で
生じた炭酸ガスをそのまま用いることができるが、適宜炭酸水を加えて、炭酸ガスの量を
調製してもよい。
よって表されるが、これは、本発明の効果を妨げない限り、特に限定されない。典型的に
は、飲料の炭酸ガス圧の上限は5.0kg/cm2、4.5kg/cm2、または4.0
kg/cm2であり、下限は0.20kg/cm2、0.50kg/cm2、または1.
0kg/cm2であり、これらの上限および下限のいずれを組み合わせてもよい。例えば
、飲料の炭酸ガス圧は、0.20kg/cm2以上5.0kg/cm2以下、0.50k
g/cm2以上4.5kg/cm2以下、または、1.0kg/cm2以上4.0kg/
cm2以下であってよい。
本明細書において、ガス圧とは、特別な場合を除き、容器内におけるガス圧をいう。
圧力の測定は、当業者によく知られた方法、例えば20℃にした試料をガス内圧計に固
定した後、一度ガス内圧計の活栓を開いてガスを抜き、再び活栓を閉じ、ガス内圧計を振
り動かして指針が一定の位置に達したときの値を読み取る方法を用いて、または市販のガ
ス圧測定装置を用いて測定することができる。
本発明の一態様のビールテイスト飲料は、本発明の効果を妨げない範囲で、必要に応じ
て、様々な添加物を添加してもよい。
そのような添加物としては、例えば、着色料、泡形成剤、発酵促進剤、酵母エキス、ペ
プチド含有物等のタンパク質系物質、アミノ酸等の調味料が挙げられる。
着色料は、飲料にビール様の色を与えるために使用するものであり、カラメル色素など
を用いることができる。泡形成剤は、飲料にビール様の泡を形成させるため、あるいは飲
料の泡を保持させるために使用するものであり、大豆サポニン、キラヤサポニン等の植物
抽出サポニン系物質、コーン、大豆などの植物タンパク、およびペプチド含有物、ウシ血
清アルブミン等のタンパク質系物質、酵母エキスなどを適宜使用することができる。
発酵促進剤は、酵母による発酵を促進させるために使用するものであり、例えば、酵母
エキス、米や麦などの糠成分、ビタミン、ミネラル剤などを単独または組み合わせて使用
することができる。
本発明の一態様のビールテイスト飲料は、容器に詰められた容器詰飲料であってもよい
。容器詰飲料にはいずれの形態・材質の容器を用いてもよく、容器の例としては、ビン、
缶、樽またはペットボトルが挙げられるが、特に持ち運びが容易であるとの観点から、缶
、ビンやペットボトルが好ましい。
本発明の一態様のビールテイスト飲料の製造方法としては、水および麦芽を含む原料に
、酵母を添加して、アルコール発酵を行う工程(1)を有することが好ましく、さらに下
記工程(2)および(3)を有してもよい。
・工程(3):穀物に由来するスピリッツを添加する工程。
例えば、工程(1)でアルコール発酵を行った原料液に、工程(2)として、酵母が資
化可能な原料を配合してもよく、また、工程(2)として、水および麦芽と共に、酵母が
資化可能な原料を配合して、発酵前の原料を調製した後、工程(1)として、酵母が資化
可能な原料を含む原料に対してアルコール発酵を行ってもよい。
同様に、工程(3)についても、同様に、それぞれの工程を行う順序は特に限定されず
、例えば、工程(3)で行う各成分の配合は、工程(1)の前の発酵前の原料に対して行
ってもよく、工程(1)の後の発酵後の原料に対して行ってもよい。
とが好ましい。本発明の製造方法がホップを配合する工程を有さない場合でも、不可避的
に混入する態様までを除外するわけではない。
工程(1)は、水および麦芽を含む原料に、酵母を添加して、アルコール発酵を行う工
程である。
原料の調製方法としては、原料を仕込釜または仕込槽に投入し、必要に応じてアミラー
ゼ等の酵素を添加し、糊化、糖化を行わせ、ろ過して煮沸し、清澄タンクにて凝固タンパ
ク等の固形分を取り除く。その後、さらに酵母を添加して発酵させ、ろ過機等で酵母を取
り除き、必要に応じて水や香料、酸味料、色素等の添加剤を加えて、原料を調製すること
ができる。
なお、酸化防止剤、苦味付与剤、香料、酸味料、色素等は、発酵工程後において所定量
添加してもよいが、糊化・糖化工程を含む製造工程中の任意のタイミングで添加してもよ
く、添加タイミングは限定されない。
慮して適宜選択することができ、例えば、Weihenstephan-34株等の市販の酵母を用いるこ
とができる。
酵母は、酵母懸濁液のまま原料に添加しても良いし、遠心分離あるいは沈降により酵母
を濃縮したスラリーを原料に添加してもよい。また、遠心分離の後、完全に上澄みを取り
除いたものを添加しても良い。酵母の原液への添加量は適宜設定できるが、例えば、5×
106cells/ml~1×108cells/ml程度である。
できるが、例えば、通常のビールや発泡酒の製造のための発酵条件である、8~25℃、
5~10日間、の条件で発酵させてもよい。発酵工程の途中で発酵液の温度(昇温または
降温)もしくは圧力を変化させてもよい。
の製造で行われる工程を行ってもよい。
工程(2)は酵母が資化可能な原料1種以上を配合する工程である。工程(2)におけ
る酵母が資化可能な原料としては、窒素源および炭素源となる麦芽以外の原料であり、例
えば、エンドウ豆、トウモロコシ、コメ、大豆、酵母エキスなどを用いることができるが
、これら以外の原料を用いることも可能である。なお、これらの原料もビールテイスト飲
料の呈味と香りに影響を与えるので飲用者の嗜好に合わせて適宜選択するのが好ましい。
また、工程(3)は、穀物に由来するスピリッツを添加する工程である。
合してもよく、発酵後の原料に対して配合してもよい。また、一度に添加してもよく、複
数回に分けて添加してもよい。
また、酵母が資化可能な原料およびスピリッツを同時に配合し、工程(2)および(3
)を同時に行ってもよい。
さらに、工程(2)および(3)を行う際に、他の添加剤も同時に配合してもよい。
れ、製品として市場に流通する。
ビールテイスト飲料の容器詰め方法としては、特に限定されず、当業者に周知の容器詰
め方法を用いることができる。容器詰め工程によって、本発明のビールテイスト飲料は容
器に充填・密閉される。容器詰め工程には、いずれの形態・材質の容器を用いてもよく、
容器の例としては、「1.4 容器詰飲料」に記載の容器が挙げられる。
は制限されない。
なお、以下の実施例および比較例で調製したビールテイスト飲料の評価は、同一の6人
のパネラーが、各ビールテイスト飲料の臭いの確認および試飲をし、以下のように行った
。
実施例および比較例で調製し、4℃程度まで冷却したビールテイスト飲料を、各パネラ
ーが試飲し、「ビールを想起させるうま味と甘みのバランス」をそれぞれ下記基準によっ
て3段階で評価した。なお、「ビールを想起させるうま味と甘みのバランス」の評価前に
、予め、それぞれの評価が「2」となるサンプルを用意し、各パネラー間での基準の統一
を図った。
(ビールを想起させるうま味と甘みの評価)
・「3」: ビールを想起させるうま味と甘みのバランスが非常によい。
・「2」: ビールを想起させるうま味と甘みのバランスがよい。
・「1」: ビールを想起させるうま味と甘みのバランスが悪い。
そして、6人のパネラーの平均値を基に、以下の基準で評価をし、2以上を合格とした
。
実施例および比較例で調製し、20℃で15週間保存した飲料を、以下の手順で混濁安
定性を測定した。
(1)試料を0℃の恒温水槽に入れ48時間保持する。
(2)試料を均一にする為、軽く振盪する。
(3)気泡の消えるまで再び0℃恒温水槽に数分間保持する。
(4)濁度計(シグリスト社製 LabScat)により混濁度を測定する。
(混濁安定性の評価)
・「3」:混濁度が50Helm未満。
・「2」:混濁度が50Helm以上100Helm未満。
・「1」:混濁度が100Helm以上。
また、各パネラーが試飲した際の、「ビールを想起させるうま味と甘みのバランス」お
よび「混濁安定性」に基づき総合評価を、下記基準によって3段階で評価した。
・「〇」:「ビールを想起させるうま味と甘みのバランス」および「混濁度」の評価の両
者が2.5以上。
・「△」:「○」および「×」に該当しない。
・「×」:「ビールを想起させるうま味と甘みのバランス」および「混濁度」の評価のど
ちらか一方が2未満。
粉砕した大麦麦芽を、52℃で保持された温水40Lが入った仕込槽に投入した後、5
2℃で30分間保持し、続いて70℃で40分間、さらに76℃で5分間と段階的に温度
を上げて保持した後、濾過して麦芽粕を除去し麦汁を得た。前記麦汁を煮沸釜に投入し、
糖液(糖化スターチ、加藤化学株式会社製)、酵母エキス(HY-YEST504、KE
RRY社製)、大豆たんぱく分解物(ハイニュートDC、不二製油株式会社製)の原料混
合物を添加し、温水で100Lに調整した。飲料中の麦芽比率、酵母エキスおよび大豆タ
ンパク分解物の投入量は表1に示す。比較例4では、さらにイソホップ(ISO HOP
)を麦汁に投入した。
続いて麦汁を煮沸してから冷却した後、得られた醗酵前液にビール酵母を添加して約1
週間発酵させた後、さらに約1週間の熟成期間を経て、酵母をろ過で除去して、エキス調
整水、および小麦に由来するスピリッツを添加しビールテイスト飲料を調製した。
は表1に示すとおりであった。
また、総エキス量、総ポリフェノール量、イソα酸の含有量は、改訂BCOJビール分
析法(公益財団法人日本醸造協会発行、ビール酒造組合国際技術委員会〔分析委員会〕編
集2013年増補改訂)に記載されている方法に基づいて測定した。
プロリン量は、日立L-8800形高速アミノ酸分析計を用いたアミノ酸自動分析法によって
以下の手順で測定した。
(1)試料を遠心処理(15000rpm、5min)し、沈殿物を除く。
(2)0.02N HClで2倍希釈する。
(3)希釈後のサンプルを関東化学(株)製のHLC-DISK13水系(0.2μm)フィルターでろ過
する。
(4)(3)で調製した試料を日立L-8800形高速アミノ酸分析計(株式会社 日立ハイテクフィ
ールディング製)で分析を実施する。なお、使用するガードカラムはガードカラムセット
P/N855-5268(株式会社 日立ハイテクフィールディング製)、分離カラムは標準アミノ酸
分析カラムP/N855-3506(株式会社 日立ハイテクフィールディング製)を使用する。
いても、各パネラー間での2段階以上の評価の差異は確認されなかった。
バランスが良好であり、混濁安定性も高かった。これに対して、比較例1のビールテイス
ト飲料は水っぽさを感じるものであった。また、比較例2および3のビールテイスト飲料
の混濁安定性は低かった。また、比較例4のビールテイスト飲料は、苦味が顕著に目立ち
、ビールを想起させるうま味と甘みのバランスが極めて悪かった。
Claims (15)
- プロリンを含み、麦芽比率が5質量%以上、イソα酸の含有量が0.1質量ppm以下、プロリンの含有量が1250μmol/L以下、総ポリフェノール量が10質量ppm以上、および、総エキス量が15.0質量%以下である、ビールテイスト飲料(ただし、エタノール含有量が1質量%未満の飲料を除く)。
- プロリンの含有量が220~1250μmol/Lである、請求項1に記載のビールテイスト飲料。
- 総ポリフェノール量が10~60質量ppmである、請求項1または2に記載のビールテイスト飲料。
- アルコール度数が3(v/v)%以上である、請求項1~3のいずれかに記載のビールテイスト飲料。
- アルコール度数が3~20(v/v)%である、請求項1~4のいずれかに記載のビールテイスト飲料。
- 原材料として、麦を含む、請求項1~5のいずれかに記載のビールテイスト飲料。
- 原材料の麦の少なくとも一部として、麦芽には該当しない麦を含む、請求項6に記載のビールテイスト飲料。
- 原材料として、酵母エキスを含む、請求項1~7のいずれかに記載のビールテイスト飲料。
- 原材料として、大豆、大豆タンパク、およびこれらの分解物を含む、請求項1~8のいずれかに記載のビールテイスト飲料。
- 麦芽比率が20質量%以下である、請求項1~9のいずれかに記載のビールテイスト飲料。
- スピリッツを含む、請求項1~10のいずれかに記載のビールテイスト飲料。
- pHが3.0~4.5である、請求項1~11のいずれかに記載のビールテイスト飲料。
- 総エキス量が5質量%以上である、請求項1~12のいずれかに記載のビールテイスト飲料。
- 発酵飲料である、請求項1~13のいずれかに記載のビールテイスト飲料。
- 混濁度が100Helm未満である、請求項1~14のいずれかに記載のビールテイスト飲料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019109607A JP7430038B2 (ja) | 2018-12-27 | 2019-06-12 | ビールテイスト飲料、およびビールテイスト飲料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018245826A JP6600735B1 (ja) | 2018-12-27 | 2018-12-27 | ビールテイスト飲料、およびビールテイスト飲料の製造方法 |
JP2019109607A JP7430038B2 (ja) | 2018-12-27 | 2019-06-12 | ビールテイスト飲料、およびビールテイスト飲料の製造方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018245826A Division JP6600735B1 (ja) | 2018-12-27 | 2018-12-27 | ビールテイスト飲料、およびビールテイスト飲料の製造方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020103272A JP2020103272A (ja) | 2020-07-09 |
JP2020103272A5 JP2020103272A5 (ja) | 2022-06-14 |
JP7430038B2 true JP7430038B2 (ja) | 2024-02-09 |
Family
ID=89806732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019109607A Active JP7430038B2 (ja) | 2018-12-27 | 2019-06-12 | ビールテイスト飲料、およびビールテイスト飲料の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7430038B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4317391A4 (en) | 2021-03-29 | 2025-04-16 | Asahi Group Holdings Ltd | LOW-ALCOHOLIC BEER-FLAVOR DRINK AND PROCESS FOR MAKING SAME |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010148371A (ja) | 2008-12-24 | 2010-07-08 | Sapporo Breweries Ltd | 発泡性アルコール飲料及びその製造方法 |
WO2014057954A1 (ja) | 2012-10-09 | 2014-04-17 | 花王株式会社 | ビアテイスト飲料 |
JP2014128251A (ja) | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Suntory Holdings Ltd | 新規ビールテイスト飲料 |
JP2015122970A (ja) | 2013-12-25 | 2015-07-06 | 花王株式会社 | ビアテイスト飲料 |
WO2016084240A1 (ja) | 2014-11-28 | 2016-06-02 | 花王株式会社 | 麦芽エキス含有飲料 |
JP2016144409A (ja) | 2015-02-06 | 2016-08-12 | キリン株式会社 | 飲み応えと厚みを有するノンアルコールビールテイスト飲料 |
JP2017006077A (ja) | 2015-06-24 | 2017-01-12 | キリン株式会社 | ビールらしい苦味や後キレを有するビールテイスト飲料 |
-
2019
- 2019-06-12 JP JP2019109607A patent/JP7430038B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010148371A (ja) | 2008-12-24 | 2010-07-08 | Sapporo Breweries Ltd | 発泡性アルコール飲料及びその製造方法 |
WO2014057954A1 (ja) | 2012-10-09 | 2014-04-17 | 花王株式会社 | ビアテイスト飲料 |
JP2014128251A (ja) | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Suntory Holdings Ltd | 新規ビールテイスト飲料 |
JP2015122970A (ja) | 2013-12-25 | 2015-07-06 | 花王株式会社 | ビアテイスト飲料 |
WO2016084240A1 (ja) | 2014-11-28 | 2016-06-02 | 花王株式会社 | 麦芽エキス含有飲料 |
JP2016144409A (ja) | 2015-02-06 | 2016-08-12 | キリン株式会社 | 飲み応えと厚みを有するノンアルコールビールテイスト飲料 |
JP2017006077A (ja) | 2015-06-24 | 2017-01-12 | キリン株式会社 | ビールらしい苦味や後キレを有するビールテイスト飲料 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020103272A (ja) | 2020-07-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6703173B1 (ja) | ビールテイスト飲料、およびビールテイスト飲料の製造方法 | |
JP6676813B1 (ja) | ビールテイスト飲料、およびビールテイスト飲料の製造方法 | |
JP7610976B2 (ja) | 発酵ビールテイスト飲料 | |
JP2020162602A (ja) | ビールテイスト飲料 | |
JP2021013349A (ja) | ビールテイスト飲料、およびビールテイスト飲料の製造方法 | |
JP6622898B1 (ja) | ビールテイスト飲料、およびビールテイスト飲料の製造方法 | |
JP2021013343A (ja) | ビールテイスト飲料、およびビールテイスト飲料の製造方法 | |
JP6706373B1 (ja) | ビールテイスト飲料、およびビールテイスト飲料の製造方法 | |
JP2022177283A (ja) | ビールテイスト飲料 | |
JP2020195317A (ja) | ビールテイスト飲料 | |
JP7455899B2 (ja) | ビールテイスト飲料、およびビールテイスト飲料の製造方法 | |
JP6622896B1 (ja) | ビールテイスト飲料、およびビールテイスト飲料の製造方法 | |
JP7430038B2 (ja) | ビールテイスト飲料、およびビールテイスト飲料の製造方法 | |
JP7281347B2 (ja) | ビールテイスト飲料、およびビールテイスト飲料の製造方法 | |
JP6676812B1 (ja) | ビールテイスト飲料、およびビールテイスト飲料の製造方法 | |
JP7281345B2 (ja) | ビールテイスト飲料、およびビールテイスト飲料の製造方法 | |
JP6703172B1 (ja) | ビールテイスト飲料、およびビールテイスト飲料の製造方法 | |
JP6600735B1 (ja) | ビールテイスト飲料、およびビールテイスト飲料の製造方法 | |
JP6622897B1 (ja) | ビールテイスト飲料、およびビールテイスト飲料の製造方法 | |
JP6622895B1 (ja) | ビールテイスト飲料、およびビールテイスト飲料の製造方法 | |
JP2022065660A (ja) | ビールテイスト飲料、およびビールテイスト飲料の製造方法 | |
JP7281346B2 (ja) | ビールテイスト飲料、およびビールテイスト飲料の製造方法 | |
JP6676811B1 (ja) | ビールテイスト飲料、およびビールテイスト飲料の製造方法 | |
JP6692970B1 (ja) | ビールテイスト飲料、およびビールテイスト飲料の製造方法 | |
JP7449673B2 (ja) | 非甘味性飲料、および非甘味性飲料の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211224 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220606 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20221014 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221028 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230124 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230323 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20230704 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230922 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20231002 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240109 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240130 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7430038 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |