JP7403760B2 - 医療用接続具 - Google Patents
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Description
壁と、前記規制壁の軸方向先端側に形成された摺動壁と、を含み、前記受入部は、前記一対の頂面同士を接続すると共に前記挿入部の径方向において前記一対の頂面に対して内側に凹んだ凹壁によって形成され、前記挿入部が前記外筒部に挿入される過程で、前記爪部が前記摺動壁から前記受入部に受け入れられることで、前記規制壁により、前記挿入部が前記外筒部から抜去されることが規制された規制状態となり、前記凹壁は、前記規制状態において前記外筒部が前記挿入部に対して前記挿入部の軸回りの第1方向に相対回転した場合と前記規制状態において前記外筒部が前記挿入部に対して前記第1方向とは反対方向の第2方向に相対回転した場合とのうち、少なくとも一方の場合において、前記爪部を前記頂面に押し上げることで前記規制状態を解除するように形成されている、医療用接続具である。
れているため、外筒部を挿入部に対して相対回転させる過程において、規制状態が解除されてから、爪部が回転規制壁に当接することとなる。そのため、使用者は、規制状態を解除するために、爪部が回転規制壁に当接するまで外筒部を挿入部に対して相対回転させればよく、外筒部の挿入部に対する回転量を目視によって確認しなくとも、爪部が回転規制壁に当接した感触で規制状態の解除を認識することができる。その結果、規制状態を容易に解除することができる。
図1は、実施形態1に係る医療用接続具が連結された状態を示す図である。また、図2は、実施形態1に係る医療用接続具が分離した状態を示す図である。図1及び図2に示すように、実施形態1に係る医療用接続具100は、第1のラインとしての流体ラインである流体チューブ200に設けられた第1コネクタ10と、第2のラインとしての輸液ラインである輸液チューブ300に設けられた第2コネクタ20とを有する。流体チューブ200と輸液チューブ300は、共に、内部に流体を流通可能となっている。本明細書において、輸液ラインとは、輸液を患者の体内へ注入するための経路のことを指す。輸液ラインは、例えば、輸液バッグから患者に穿刺される針まで、輸液を移送する。図1及び図2に示す例では、輸液ラインは、輸液チューブ300により構成されている。また、本明細書において、流体ラインとは、輸液ラインに流体を混注するための経路のことを指す。流体ラインは、添加ラインとも呼ばれ、例えば、輸液ラインを流れる輸液とは別の輸液や薬液を混注する。また、流体ラインとしては、内部に流体を流通し得るチューブやシリンジ等を例示することができる。図1及び図2に示す例では、流体ラインは、流体チューブ200により構成されている。医療用接続具100は、第1コネクタ10と第2コネクタ20とが連結されることで、流体チューブ200と輸液チューブ300とを連通させ、輸液チューブ300に流体チューブ200内の流体を混注可能とするものである。以下、医療
用接続具100を構成する第1コネクタ10と第2コネクタ20について説明する。なお、本明細書において、コネクタの先端側とは、相手側のコネクタと接続される側を指し、コネクタの基端側とは、第1のライン(本例では輸液ライン)又は第2のライン(本例では流体ライン)と接続される側を指す。
図3は、第1コネクタ10が流体チューブ200に接続された状態を示す断面図である。図3では、第1コネクタ10の軸方向に沿う断面を示している。図3に示すように、第1コネクタ10は、流体チューブ200の末端に接続されている。第1コネクタ10は、針ハブ1と針管2とフード3とを有する。
る。これにより、第1コネクタ10が更に把持し易くなっている。フード3の材料として、塩化ビニルやポリカーボネート等の合成樹脂が例示される。
図6は、第2コネクタ20が輸液チューブ300に接続された状態を示す断面図である。図6では、第2コネクタ20の軸方向に沿う断面を示している。図7は、第2コネクタ20の斜視図である。図8は、第2コネクタ20の側面図である。図9は、第2コネクタ20を軸方向の先端側から見た図である。図6に示すように、第2コネクタ20は、輸液チューブ300の末端部に接続されている。但し、第2コネクタ20は、輸液チューブ300の中途に接続されるものであってもよい。本実施形態に係る第2コネクタ20は、混注部とも呼ぶことができる。第2コネクタ20は、ハウジング4とゴム状弾性体5とカバー部材6とを有する。
いる。
以下、医療用接続具100の着脱操作について説明する。先ず、第1コネクタ10と第2コネクタ20とが分離した状態から第1コネクタ10と第2コネクタ20とを連結する操作について説明する。第1コネクタ10と第2コネクタ20は、挿入部7がフード3に挿入されることで連結される。図11は、挿入部7をフード3に挿入する様子を示す図である。挿入部7をフード3に挿入するには、先ず、図11に示すように、挿入部7とフード3とを同軸とし、挿入部7とフード3の先端部同士が向き合った姿勢とする。次に、2つの着脱手段対8Pの何れか一方と一対の爪部33,33とが軸方向に沿って並ぶように、挿入部7とフード3とを周方向に位置合わせした状態で、フード3を挿入部7に対して挿入部7の基端側へ軸方向に相対移動させ、挿入部7の先端をフード3に挿入させる。このとき、爪部33がガイド部84内をスライドすることで、爪部33が一対の案内壁841,841によって周方向の両側から挟まれ、挿入部7とフード3との軸回りの相対回転が規制される。その結果、挿入部7がフード3に挿入される過程において、挿入部7とフード3とが周方向に位置合わせされた状態が維持され、爪部33が係合部83の摺動壁832に導かれる。また、一対の案内壁841,841が先端部において基端部よりも間隔が広くなるように形成されていることから、爪部33を一対の案内壁841,841の間に導入し易くなっている。
2の針先がゴム状弾性体5を貫通し、流体チューブ200と輸液チューブ300とが連通した状態となる。このようにして、第1コネクタ10と第2コネクタ20とが連結されることで、流体チューブ200と輸液チューブ300とが連通される。
うに、フード3の第1方向への相対回転に伴って爪部33が側壁8521上を摺動し、針管2から離れる方向(即ち、径方向外側)にフード3が弾性変形する。図14(a)に示す状態からフード3を更に相対回転させると、爪部33が側壁8521によって頂面82に押し上げられ、図14(b)に示すように、爪部33が受入部81から抜け出す。これにより、規制壁831によって爪部33の挿入部7の軸方向先端側への相対移動が規制された規制状態が解除される。その結果、フード3を挿入部7に対して挿入部7の軸方向先端側に相対移動させて挿入部7をフード3から抜去し、第1コネクタ10と第2コネクタ20とを分離することが可能となる。なお、規制状態が解除された状態には、規制状態と比較して挿入部を外筒部から抜去し易い状態も含まれ得る。つまり、爪部33が多少の段差を乗り越えながら挿入部7がフード3から抜去されてもよい。
ここで、図15は、比較例に係る医療用接続具を示す図である。比較例は、図3等に示した第1コネクタ10を用いる点で実施形態に係る医療用接続具100と同様であり、第2コネクタが、着脱手段8に代えて、爪部33をガイドするガイド溝9を有する点で医療用接続具100と大きく相違する。図15に示すように、ガイド溝9は、比較例に係る第2コネクタ30における挿入部7の外周面に形成されており、挿入部7の先端側から基端側へ挿入部7の軸方向に延在する軸方向溝91と、軸方向溝91の基端部から連続して挿入部7の周方向に延在する周方向溝92と、を有する。また、周方向溝92の中途部分には、突起93が溝の内壁から突出している。以下、比較例に係る医療用接続具の着脱操作について、実施形態に係る医療用接続具100との相違点を中心に説明する。
部7に対して挿入部7の基端側へ挿入部7の軸方向に相対移動させる。爪部33が軸方向溝91の基端部に当接するまでフード3が軸方向に相対移動すると、フード3に対する挿入部7の挿入操作が完了し、第1コネクタ10と第2コネクタ30とが連結される。次に、フード3の爪部33が挿入部7の周方向溝92内をスライドするように、フード3を挿入部7に対して挿入部7の軸回りに相対回転させる。爪部33が突起93を越えて周方向溝92の所定位置に至ることで、爪部33と周方向溝92とが係合し、爪部33が挿入部7の先端側へ軸方向に相対移動することが周方向溝92の内壁によって規制される。その結果、挿入部7がフード3から抜去されることが規制された規制状態となる。規制状態では、突起93が爪部33に当接することによって、フード3が挿入部7に対して相対回転することが抑制される。これにより、第1コネクタ10と第2コネクタ30との連結が保持される。第1コネクタ10と第2コネクタ20とを分離する場合には、第1コネクタ10と第2コネクタ20とを連結する場合とは逆の操作を行う。即ち、先ず、爪部33が周方向溝92内をスライドするように、フード3を挿入部7に対して連結時とは逆方向に相対回転させることにより、爪部33と周方向溝92との係合を解除する。爪部33が突起93を乗り越えて軸方向溝91の基端部に至るまでフード3を相対回転させた後に、爪部33が軸方向溝91内をスライドするように、フード3を挿入部7の先端側に軸方向に相対移動させることで、挿入部7がフード3から抜去され、第1コネクタ10と第2コネクタ30とが分離する。
以下、比較例との対比により、本実施形態に係る医療用接続具100の作用・効果について説明する。上述のように、本実施形態に係る医療用接続具100は、第1のラインとしての流体チューブ200に設けられる第1コネクタ10と、第2のラインとしての輸液チューブ300に設けられる第2コネクタ20と、を備え、第1コネクタ10と第2コネクタ20とが連結されることで、輸液チューブ300と流体チューブ200とを連通させる。また、第1コネクタ10は、筒状のフード3と、フード3の内周面に突設された爪部33と、を有し、第2コネクタ20は、フード3に挿入可能な円筒状の挿入部7を有する。また、挿入部7の外周面には、第2コネクタ20に対して第1コネクタ10を着脱可能とする着脱手段8が形成されており、着脱手段8は、フード3の爪部33を受け入れ可能な空間である受入部81と、受入部81を周方向両側から挟むように形成された一対の頂面82,82と、受入部81の軸方向先端側の端部を画定する規制壁831と、規制壁831の軸方向先端側に形成された摺動壁832と、を含む。また、受入部81は、一対の頂面82,82同士を接続すると共に挿入部7の径方向において一対の頂面82,82に対して内側に凹んだ凹壁85によって形成されている。そして、医療用接続具100は、挿入部7がフード3に挿入されることで、第1コネクタ10と第2コネクタ20とが連結されるように構成されており、挿入部7がフード3に挿入される過程では、爪部33が摺動壁832を乗り越えて受入部81に受け入れられることで、規制壁831により、挿入部7がフード3から抜去されることが規制された規制状態となる。そして、凹壁85は、規制状態においてフード3が挿入部7に対して挿入部7の軸回りの第1方向に相対回転した場合と規制状態においてフード3が挿入部7に対して第1方向とは反対方向の第2方向に相対回転した場合とのうち、少なくとも一方の場合において、爪部33を頂面82に押
し上げることで規制状態を解除するように形成されている。
い構造となっていた。これに対して、本実施形態に係る医療用接続具100は、連結時に明確な手応え乃至音が生じる連結構造とすることで、コネクタの連結が完了したことを使用者に明確に認識させることができる。
3を摺動壁832に導く(案内する)案内壁841,841を有する。これによると、爪部33と係合部83とを確実に係合させ、規制状態とすることができる。なお、上述の説明では、着脱手段8に案内壁841が一対設けられている場合について説明したが、本発明はこれに限定せず、案内壁841が単独で設けられていてもよい。但し、案内壁841は、一対である場合が好ましく、これにより安定して爪部33を摺動壁832に導くことができる。更に、一対の案内壁841,841を、先端部において基端部よりも間隔が広くなるように形成することで、爪部33を一対の案内壁841,841の間に導入し易くすることができる。なお、上述の説明では、案内壁841が溝であるガイド部84の内壁として形成される場合について説明したが、案内壁841は、溝の内壁でなくともよく、挿入部7の外周面に突設された凸部の壁面として形成されてもよい。
説明したが、本発明は、これに限定しない。フード3と挿入部7とが独立して移動又は回転してもよいし、第1コネクタ10ごとフード3が移動又は回転してもよいし、第2コネクタ20ごと挿入部7が移動又は回転してもよい。
図18は、実施形態1の変形例に係る第1コネクタがシリンジに接続された状態を示す断面図である。図18では、第1コネクタの軸方向に沿う断面を示している。図18に示すように、変形例に係る第1コネクタ10Aは、流体ラインとしてのシリンジ200Aに設けられる点で、図3等に示した第1コネクタ10と大きく相違する。シリンジ200Aの先端部に形成されたルアーチップ201には、筒状のアダプタ101の基端部が挿入されている。第1コネクタ10Aは、アダプタ101の先端部にフード3の基端部が挿入固定されることで、シリンジ200Aに接続されている。なお、第1コネクタ10Aは、アダプタ101を設けずに、シリンジ200Aの先端部に直接接続されてもよい。
図19は、実施形態2に係る医療用接続具の第2コネクタの側面図である。図19に示すように、実施形態2に係る医療用接続具は、第2コネクタ20Bの着脱手段8が回転規制壁87を有さない点で、実施形態1に係る医療用接続具100と大きく相違し、その他の点では実施形態1と同様である。以下、実施形態2に係る医療用接続具について、実施形態1に係る医療用接続具100との相違点を中心に説明し、医療用接続具100との共通の構成については同一の符号を付すことにより詳細な説明を省略する。
2・・・・・針管
3・・・・・針保護フード
4・・・・・ハウジング
41・・・・開口
42・・・・先端部
43・・・・基端部
44・・・・中間部
5・・・・・ゴム状弾性体
6・・・・・カバー部材
7・・・・・挿入部
8・・・・・着脱手段
81・・・・受入部
82・・・・頂面
83・・・・係合部
831・・・規制壁
832・・・摺動壁
84・・・・ガイド部
841・・・案内壁
85・・・・凹壁
851・・・底壁
852・・・側壁
86・・・・押出壁
87・・・・回転規制壁
10・・・・第1コネクタ
20・・・・第2コネクタ
100・・・医療用接続具
200・・・流体チューブ(第1のラインの一例)
300・・・輸液チューブ(第2のラインの一例)
Claims (6)
- 内部に流体を流通可能な第1のラインと第2のラインとのうち前記第1のラインに設けられる第1コネクタと、前記第2のラインに設けられる第2コネクタと、を備え、前記第1コネクタと前記第2コネクタとが連結されることで、前記第1のラインと前記第2のラインとを連通させる、医療用接続具であって、
前記第1コネクタは、筒状の外筒部と、前記外筒部の内周面に突設された爪部と、を有し、
前記第2コネクタは、前記外筒部に挿入可能な円筒状の挿入部を有し、
前記挿入部の外周面には、前記第2コネクタに対して前記第1コネクタを着脱可能とする着脱手段が形成され、
前記着脱手段は、前記外筒部の前記爪部を受け入れ可能な空間である受入部と、前記受入部を周方向両側から挟むように形成された一対の頂面と、前記受入部の軸方向先端側の端部を画定する規制壁と、前記規制壁の軸方向先端側に形成された摺動壁と、を含み、
前記受入部は、前記一対の頂面同士を接続すると共に前記挿入部の径方向において前記一対の頂面に対して内側に凹んだ凹壁によって形成され、
前記挿入部が前記外筒部に挿入される過程で、前記爪部が前記摺動壁から前記受入部に受け入れられることで、前記規制壁により、前記挿入部が前記外筒部から抜去されることが規制された規制状態となり、
前記凹壁は、前記規制状態において前記外筒部が前記挿入部に対して前記挿入部の軸回りの第1方向に相対回転した場合と前記規制状態において前記外筒部が前記挿入部に対して前記第1方向とは反対方向の第2方向に相対回転した場合とのうち、少なくとも一方の場合において、前記爪部を前記頂面に押し上げることで前記規制状態を解除するように形成されている、
医療用接続具。 - 前記着脱手段は、前記受入部から前記頂面に押し上げられた前記爪部に当接する押出壁を有し、
前記押出壁は、前記爪部に前記押出壁が当接した状態から、前記外筒部が前記挿入部に対する回転方向へそれ以上相対回転すると、前記爪部を前記挿入部の軸方向先端側へ押し出すように形成されている、
請求項1に記載の医療用接続具。 - 前記着脱手段は、前記受入部から前記頂面に押し上げられた前記爪部に当接することで、前記外筒部が前記挿入部に対する回転方向へそれ以上相対回転することを規制する、回転規制壁を有する、
請求項1又は2に記載の医療用接続具。 - 前記着脱手段は、前記挿入部の軸方向に沿って前記挿入部の先端側から前記摺動壁に向かって延在し、前記挿入部が前記外筒部に挿入される過程で前記爪部を前記摺動壁に導く案内壁を有する、
請求項1から3の何れか一項に記載の医療用接続具。 - 前記凹壁は、前記規制状態において前記外筒部が前記挿入部に対して前記挿入部の軸回りの第1方向に相対回転した場合と前記規制状態において前記外筒部が前記挿入部に対して前記挿入部の軸回りの前記第2方向に相対回転した場合との両方の場合において、前記爪部を前記頂面に押し上げることで前記規制状態を解除するように形成されている、
請求項1から4の何れか一項に記載の医療用接続具。 - 前記外筒部には、一対の前記爪部が前記外筒部の周方向において離間して形成され、
前記挿入部には、前記一対の爪部に対応した一対の着脱手段からなる着脱手段対が少なくとも2つ以上形成されている、
請求項1から5の何れか一項に記載の医療用接続具。
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Citations (2)
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JP2010233893A (ja) | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Nipro Corp | 医療用ライン接続具 |
US20120192968A1 (en) | 2009-09-04 | 2012-08-02 | Olivier Bonnal | Selectively sealable male needleless connectors and associated methods |
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Patent Citations (2)
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