JP7401748B2 - 導電性粒体搭載基板の不要物除去装置 - Google Patents
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Description
このような形態で基板3上にボール2の搭載ミスが生じたり、基板3上やボール2上にほこり4が付着した場合には、それら不要物である搭載ミスボールやほこりを除去する必要があり、特許文献1の装置においては以下のようにして不要物を除去するようにしている。
すなわち、本願の図5(a)~図5(c)に簡略化して示すように、上記特許文献1の装置においては、エリアカメラによる上方からの二次元画像に基づいて、基板3上の搭載ミスボール2Xの水平面でのXY情報のみを取得し、その後、棒状の除去ヘッド19を搭載ミスボール2Xの上方に移動させてから所定高さ(基板3の表面の高さ)まで下降させることで、搭載ミスボール2Xを除去ヘッド19の下端の粘着部で接着して除去するようにしている。つまり、特許文献1の装置においては、搭載ミスボール2Xの高さ情報を取得せずに除去ヘッド19によって搭載ミスボール2Xを除去するようにしている。その結果、搭載ミスボール2Xの隣の良好に搭載されたボール2(良品ボール)までも除去ヘッド19で接着して除去する結果となっている(図5(b)、図5(c)参照)。
この場合には、その後の処理として、除去された良品ボールが搭載されていた基板3上の所要箇所3Aに、リペアヘッドによって再びボール2を搭載する必要があった(図5(c)の後の工程)。このように基板3上の所要箇所3Aにリペアヘッドによってボール2を再搭載する作動には2、3秒を要するため、全体として不要物の除去作業に要する作業時間が延びてしまうという問題が生じる。
しかも、近年、ボールの小径化(φ0.1mm)が進んでいるのに対して、除去ヘッドの粘着部(下端部)の小型化(数mm径)には限界があるため、該粘着部によって本来は除去する必要がない良品ボールを除去してしまう、という問題が発生しやすくなっている。
ところで、本願の図2、図4に示すように、カメラで撮像した基板の二次元画像からは判別できないが、ダブルボール2Xや良品ボールの上に載ったほこり4は、良品ボール2よりも高い位置にあるので、これらダブルボール2Xやほこり4は、隣接位置の良品ボール2を除去することなく除去できる可能性がある。そのためには、基板3上のボール2の高さ情報を得ることが考えられ、そのようにボール2の高さ情報を得るには、特許文献2に記載されるような高さセンサやステレオカメラを設けることが考えられる。しかしながら、この場合、高さセンサやステレオカメラ等の装置、および、これらの装置の出力結果から高さ情報を算出するための複雑な処理ソフトを準備する必要があり、装置の製造コストが上昇という問題が生じる。
上記除去動作は、上記除去ヘッドを基板上の所要位置における所定の第1の高さへ移動させる第1動作と、上記除去ヘッドを上記第1の高さよりも低い第2の高さまで移動させる第2動作とを備えており、
上記制御手段は、上記除去ヘッドによる第1動作を実行させ、その後、カメラで撮像された基板の画像を基にして上記第1動作によって不要物が基板上から除去されたか否かを判定し、第1動作によって不要物が除去されていない場合には、除去ヘッドによる上記第2動作を実行させることを特徴とするものである。
不要物除去装置1の図示しない隣接位置には、基板3の上面3aの所定箇所にボール2を搭載する搭載装置が設けられており、該搭載装置によって所定箇所に多数のボール2が搭載された基板3が、図示しないロボットによって不要物除去装置1のテーブル7上に供給されるようになっている。
基板3は薄板状をした一般的な電子回路基板やウェハであり、導電性粒体としてのボール2は1mm以下の同一球径をした導電性材料(半田、金、銀、銅等)からなる。図示しない搭載装置によって、図2に示すように基板3の上面3aの所定箇所に縦横等ピッチで多数のボール2が搭載されているが、このように多数のボール2が基板3の上面3aの所定箇所に搭載された際に、基板3上に不要なボール2Xが誤って載置されたり、ほこり4が付着することがある。つまり、図2~図4を参照して前述したように、基板3の上面3aに不要なエクストラボール2X(図3参照)が載置されたり、良品のボール2上にダブルボール2X(図4参照)が重なって載置されたりする搭載ミスボール2Xが生じたり、あるいは基板3の上面3aや良品のボール2上にほこり4が付着することがある。
そこで、本実施例は、このような基板3上に搭載ミスのボール2Xやほこり4等の不要物がある場合に、それら不要物の高さ情報を得ることなく速やかに基板3上から不要物を除去できるように構成されている。なお、上記ダブルボール(図4)、エクストラボール(図3)の他に、基板3の上面3aにおける搭載位置がずれた位置ズレボールや、誤って球径が異なるボールが搭載されるサイズ違いボール等も、本実施例による除去対象の不要物となっている。
テーブル7を跨いて門型フレーム18が、Y方向と直交する水平面のX方向に配置されており、この門型フレーム18の水平部18Aに、上記第1可動部材8と第2可動部材12がX方向に移動可能に取り付けられている。
第1可動部材8は、それに設けられた第2機構21によって水平部18Aに沿ってX方向に移動されるようになっており、第2可動部材8は、それに設けられた第3機構22によって水平部18Aに沿ってX方向に移動されるようになっている。第2機構21、第3機構22の作動は制御手段16によって制御されるようになっている。
制御手段16が上記第1機構17、第2機構21、第3機構22の作動を制御することで、テーブル7に載置された基板3と各可動部材8、12に配置された上記各ヘッド9、11、14及びカメラ13とを水平面のXY方向で相対移動させるようになっている。本実施例においては、上記第1機構17、第2機構21及び第3機構22によって移動機構15が構成されている。
他方、第2可動部材12には、基板3を上方から撮像するカメラ13と、リペアヘッド14が鉛直下方に向けて取り付けられている。カメラ13の作動は、制御手段16によって制御されるようになっており、カメラ13によって撮像された基板3及び基板3上の多数のボール2の画像は、制御手段16に送信されるようになっている。
リペアヘッド14は、第2可動部材12に設けられた第3昇降機構26によって昇降されるようになっており、この第3昇降機構26の作動は制御手段16によって制御されるようになっている。制御手段16が第3昇降機構26を作動させることで、リペアヘッド14を所要量昇降させるようになっている。基板3の所要位置にボール2を再搭載するリペア作業時に、リペアヘッド14の下端部にボール2を1つ保持して基板3上に搭載できるようになっている。
また、廃棄トレイ27の隣には、アルコール等の溶剤を含ませた吸収体28(スポンジ)が配置されている。この吸収体28は、フラックス転写ヘッド11の下端部を清掃するために配置されており、フラックス転写ヘッド11を吸収体28の上方に位置させてから所要量下降させることで、フラックス転写ヘッド11の下端部が吸収体28に接触してアルコール等で清掃されるようになっている。
また、吸収体28の隣には、接着剤としてのフラックスを貯溜したフラックストレイ29が配置されている。リペアヘッド14によってボール2を基板3の所要位置に搭載する前の段階で、フラックス転写ヘッド11をフラックストレイ29の上方に位置させてから所要量だけ下降させると、フラックス転写ヘッド11の下端部にフラックスが付着するようになっている。その後、フラックス転写ヘッド11が基板3上の所要箇所まで移動されてから下降されることで、フラックス転写ヘッド11から基板3の上面の所要箇所にフラックスが転写されるようになっている。
門型フレーム18の他方の脚部18Cには、テーブル7の高さに合わせてボール補充トレイ31が設けられており、このボール補充トレイ31に、複数の補充用のボール2が載置されている。上記リペアヘッド14がボール補充トレイ31上に位置してから所要量下降されることで、リペアヘッド14の下端部にボール補充トレイ31内のボール2が1つ保持されるようになっている。その後、ボール2を保持したリペアヘッド14が、基板3上の所要箇所まで移動されてから下降されることで、基板3における所要箇所にボール2が再度、搭載されるようになっている。
先ず、図1ないし図2に示すように、多数のボール2が搭載された基板3が処理領域Aにおけるテーブル7上に供給されると、移動機構15によって第2可動部材12がテーブル7上の基板3の上方まで移動されて停止する。すると、カメラ13によって基板3の全域が上方側から撮像されて、該カメラ13によって撮像された基板3と多数のボール2の画像は制御手段16へ送信される。
すると、制御手段16は、カメラ13によって撮像された基板3上の多数のボール2の画像と予め記憶したボール2の正しい搭載箇所のデータを比較して、搭載ミスボール2Xやほこり4等の不要物が載置されている箇所のXY座標を取得する(図7のS1)。
次に、移動機構15により第2可動部材12を基板3上からずれた位置に移動させてから、第1可動部材8を介して除去ヘッド9を基板3上の搭載ミスボール2XのあるXY座標の上方に位置させる。その後、第1昇降機構24により除去ヘッド9を第1の高さH1まで下降させる(図6(a)、図6(c)、図7のS2参照)。
ここで、本実施例における第1の高さH1とは、図6(a)及び図6(c)に示すように、基板3の上面3aに良好に搭載されたボール2の頂部(上端)よりもボール2の球径の約半分程、上の高さとなっている。
そして、このように除去ヘッド9が第1の高さH1まで下降されると、図6(a)に示すように、基板3上の不要物がダブルボール2Xの場合、及びほこり4がボール2上に載っていれば、この第1の高さH1に下降された除去ヘッド9の下端部(粘着部)によってダブルボール2Xやほこり4が接着・保持される(図6(b)参照)。この後、第1昇降機構24により除去ヘッド9を元の上方の高さ位置まで上昇させるので、除去ヘッド9によって不要物としてのダブルボール2Xやほこり4が取り除かれるようになっており、その後、第1可動部材8を介して除去ヘッド9が廃棄トレイ27の上まで移動されてから不要物としてのダブルボール2Xやほこり4等が上述した粘着シートにより除去されて、廃棄トレイ27上に廃棄される。
この後、第2可動部材12を基板3上まで移動させて停止させてから、カメラ13によって基板3を撮像し、撮像された基板3の画像が制御手段16に送信される。すると、制御手段16は、カメラ13が撮像した基板3の画像を基にして、先に不要物があった所定箇所に何も不要物がないこと、つまり不要物が除去されていることを確認したら、この時点で当該位置での不要物の除去作業を終了し、次に除去すべき不要物がある位置まで第2可動部材12を所要位置に移動させる(図7のS3、S100参照)。
そこで、このように第1の高さH1まで除去ヘッド9を下降させたにも拘らず、エクストラボール2X等の不要物が除去されていないことが確認された場合には、除去ヘッド9を再度、不要物であるエクストラボール2Xまたはほこり4の上まで移動させてから、第1昇降機構24により除去ヘッド9を第2の高さH2まで下降させる(図6(e)、図7のS3、S4参照)。
ここで、第2の高さH2とは、上記第1の高さH1よりも低い高さであって、除去ヘッド9の下端部である粘着部が基板3の上面3aと同じとなる高さとなっている。
そして、このように除去ヘッド9が第2の高さH2まで下降されると、図6(e)に示すように、第2の高さH2まで下降された除去ヘッド9の下端部(粘着部)によって不要物としてのエクストラボール2Xやほこり4が接着・保持される。なお、その際には不要物であるエクストラボール2Xやほこり4の他に、それらの隣接位置で良好に搭載された2個の良品ボール2も除去ヘッド9の下端部に接着されることになる。
この後、第1昇降機構24により除去ヘッド9を元の上方の高さまで上昇させることで、エクストラボール2Xやほこり4が基板3上から取り除かれ(図6(f)参照)、その後、第1可動部材8を介して除去ヘッド9を廃棄トレイ27の上方まで移動させてから不要物としてのダブルボール2Xやほこり4の保持状態を解放する。これにより、解放された不要物としてのエクストラボール2Xやほこり4、及び2個の良品ボール2が廃棄トレイ27上に廃棄される。
この後、第2可動部材12を基板3上まで移動させて停止させてから、カメラ13によって基板3を撮像し、該撮像された基板3の画像を基にして制御手段16は、先に不要物として搭載ミスボールがあった所要箇所3Aに不要物があるか否かを確認し(図7のS5)、仮に不要物があることが確認されたら上記作業工程S4の処理と同様の処理を繰り返す。つまり、再度、除去ヘッド9を第2の高さH2まで下降させて不要物を保持して除去作業を行う。なお、仮に不要物があることが確認されたら、警報としてのアラーム音をならせて現場の作業者に報知するようにしても良い。
他方、カメラ13で撮像された基板3の画像を基にして、先に不要物があった所要箇所3Aに不要物があるか否かを確認した結果、そこに不要物がないこと(不要物が除去されたこと)が確認されたら、先に撮像済みのカメラ13による画像を基にして、良品ボール2が除去ヘッド9によって取り除かれた所要箇所3AのXY座標を取得する(図7のS6)。この良品が載置されていた所要箇所3Aには、再度、ボール2を搭載する必要がある(図6(f)参照)。そして、基板3における所要箇所3Aにボール2を再搭載する作業がリペア作業であり、この後、リペア作業は以下のようにして行われる。
本実施例では、リペア作業は、フラックス転写ヘッド11及びリペアヘッド14を用いて行われる。つまり、この後、第1可動部材8を介してフラックス転写ヘッド11を吸収体28の上方に位置させてから第2昇降機構25によりフラックス転写ヘッド11を所要量昇降させることで、フラックス転写ヘッド11の下端部を清掃する。
その後、フラック転写ヘッド11をフラックストレイ29の上方まで移動させてから、第2昇降機構25によりフラックス転写ヘッド11を所要量、昇降させることで、該フラックス転写ヘッド11の下端部にフラックスを付着させる(図7のS7)。
この後、第1可動部材8を介して、フラックス転写ヘッド11を、先に良品ボール2が除去された所要箇所3Aの上方に位置させてから停止させ、その後、第2昇降機構25を所要量昇降させることで、フラックス転写ヘッド11の下端部により基板3上の所要箇所3Aにフラックスを付着させる(図7のS7)。
この後、第1可動部材8を介してフラックス転写ヘッド11を基板3上からずれた位置へ移動させた後に、第2可動部材12を介してリペアヘッド14をボール補充トレイ31の上方まで移動させ、その後、第3昇降機構26を所要量、昇降させることで、リペアヘッド14の下端にボール2を1つ保持する。
この後、第2可動部材12を介してリペアヘッド14を基板3上における再度搭載すべき所要箇所3Aの上方に位置させる。その後、リペアヘッド14が第3昇降機構26により所要量、昇降されることで、リペアヘッド14に保持されていた新たなボール2が所要箇所3Aに搭載され、フラックスにより接着される(図7のS8)。
この後、第2可動部材12を介してリペアヘッド14を基板3上からずれた位置へ移動させる一方、カメラ13を上記再搭載させた基板3の所要箇所3Aの上方に位置させて、その箇所のボール2を撮像する。
そして、カメラ13が撮像した基板3とボール2画像を基にして、基板3へのボール2の再搭載が成功したことが確認されると、その位置でのリペア作業が終了するので、次に不要物の除去処理が必要な基板3の箇所に対して不要物の除去及びリペア作業を行う(図7のS9、S100)。
他方、カメラ13が撮像した画像を基にして、リペア作業を行ったにも拘わらず、ボール補充トレイ31からのボール2の取出しミスや途中落下により、所要箇所3Aへのボール2の再搭載が失敗し、再搭載すべきボール2が搭載されていないことが確認された場合には、前の工程と同じ処理を再度行うようになっている(図7のS9)。なお、仮に所要箇所3Aへの再搭載が失敗していることが確認されたら、警報としてのアラーム音をならせて現場の作業者に報知するようにしても良い。なお、工程S9において再搭載したボール2の搭載位置がずれて搭載ミスボール2Xとなってしまった場合は工程S1に戻って一連の動作をやり直すようにしても良い。
他方、第1の高さH1まで除去ヘッド9を下降させて、不要物が除去されていないことが判明した場合には、その後、除去ヘッド9を第1の高さH1よりも低い第2の高さH2まで下降させることで不要物の除去作業を行い、その後にボール2を再度、所要箇所3Aに再搭載するリペア作業を行うようになっている。
このような本実施例によれば、基板3上の搭載ミスボール2Xやほこり4等の不要物の高さ情報を得るためのセンサ等の特別な構成を設けることなく、本来、除去する必要がない良品ボール2の除去を可及的に抑制することができる。それにより、本実施例によれば、従来と比較して基板3から不要物を除去するための作業時間を短縮することが可能である。
また、上記実施例においては、導電性粒体として球状のボール2を想定しているが、導電性粒体としては円柱状のピンであっても良い。
また、除去ヘッド9としては、上記実施例とは異なり、吸引ノズルを用いた方式であっても良い。
さらに、上記実施例においては、処理領域Aのテーブル7上に載置された基板3をカメラ13で撮影し、このカメラ13で撮影した画像を基にして、基板3上に搭載ミスボール2Xやほこり4等の不要物があることを検出しているが、上記特許文献1にあるように、図示しない搭載装置側の検査装置のカメラによって事前に基板を撮像し、その撮像された画像を基にして基板3上に不要物があることを検出してから、上述した要領で不要物除去装置1により不要物を除去するようにしても良い。
2X‥搭載ミスボール 3‥基板
4‥ほこり 7‥テーブル
9‥除去ヘッド 13‥カメラ
15‥移動機構 16‥制御手段
24‥第1昇降機構 H1‥第1の高さ
H2‥第2の高さ
Claims (2)
- 上面の所定箇所の複数の導電性粒体が搭載された基板が載置されるテーブルと、テーブルに載置された基板を上方から撮像するカメラと、テーブルに載置された基板上の不要物を保持して取り除く除去ヘッドと、上記除去ヘッドとテーブル上の基板とを相対的に昇降させる昇降機構と、上記テーブル上の基板と上記除去ヘッドとを水平面において相対移動させる移動機構と、上記カメラで撮像された基板の画像を基にして上記昇降機構および移動手段の作動を制御して、上記除去ヘッドに基板上の不要物を保持させて取り除く除去動作を実行させる制御手段とを備えた導電性粒体搭載基板の不要物除去装置において、
上記除去動作は、上記除去ヘッドを基板上の所要位置における所定の第1の高さへ移動させる第1動作と、上記除去ヘッドを上記第1の高さよりも低い第2の高さまで移動させる第2動作とを備えており、
上記制御手段は、上記除去ヘッドによる第1動作を実行させ、その後、カメラで撮像された基板の画像を基にして上記第1動作によって不要物が基板上から除去されたか否かを判定し、第1動作によって不要物が除去されていない場合には、除去ヘッドによる上記第2動作を実行させることを特徴とする導電性粒体搭載基板の不要物除去装置。 - 上記第1の高さは、基板の上面から当該基板に良好に搭載された導電性粒体の頂部よりも高い高さとなっており、上記第2の高さは、基板の上面から当該基板に良好に搭載された導電性粒体の頂部よりも低い高さであることを特徴とする請求項1に記載の導電性粒体搭載基板の不要物除去装置。
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