JP7362395B2 - ハード系パン類用小麦粉組成物 - Google Patents
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Description
ソフト系パン類は、外皮(クラスト)及び内層(クラム)が柔らかく口溶けの良い食感を有するパンの一群であり、例えば食パン、ドッグロール、バターロール等が挙げられる。ソフト系パン類は、副原料により保水性が増すために柔らかい食感が持続し易いという利点がある。
ハード系パン類は、外皮(クラスト)がパリッとし且つサックリとした食感で、内層(クラム)が不規則な多孔質性構造でもっちりとした食感を有することを特徴とするパンの一群である。ハード系パン類として、バゲット、バタール、パリジャン、フィセル、ブール、エピ、フォンデュ、クッペ、パン・ド・カンパーニュ、パン・オ・ルヴァン、パン・コンプレなどのフランスパン類が代表的であり、ドイツやイタリアといった小麦文化圏の各国にも同様のパン類があることが知られている。ハード系パン類は、保水性の源泉となる副原料をほとんど使用しないため、製造後すみやかに硬くパサついた食感になりやすいという欠点がある。
このようなハード系パン類の問題を解決するために種々検討されている。改良剤としては、トランスグルタミナーゼ(特許文献1)、デキストラン(特許文献2)、乳化油脂組成物(特許文献3)を使用することが提案されており、ソフトな食感を長時間維持するには効果があるが、ハード系パン類に求められる食感(特にもっちりとした内層の食感)が十分に引き出されるとは言い難い。製パン方法としては、小麦粉を湯で捏ね上げた湯種製パン法(特許文献4、特許文献5)をハード系パン類に適用することが可能ではあるが、作業工程が煩雑になるとともに労力を必要とする。また、ハード系パン類用生地を低温長時間発酵させる製パン方法が知られており、これによりパリッとした外皮及びもっちりとした内層のハード系パン類が得られ、その食感の経時劣化が起こり難いが、発酵をコントロールする設備や長時間にわたるスペースの確保が必要になるため、製造効率が良いとは言い難い。
[1]GBSSI-A1の酵素活性を欠損しておらず、GBSSI-B1及びGBSSI-D1の酵素活性を欠損し、かつ、SSIIa-A1、SSIIa-B1及びSSIIa-D1のうちのいずれか2つの酵素活性を欠損したコムギの収穫物を製粉して得られた小麦粉(GA-SX小麦粉)を小麦粉全量に対して15質量%以上含有する、小麦粉からなるハード系パン類用小麦粉組成物。
[2]前記GA-SX小麦粉が、GBSSI-A1の酵素活性を欠損しておらず、GBSSI-B1及びGBSSI-D1の酵素活性を欠損し、かつ、SSIIa-A1の酵素活性を欠損しておらず、SSIIa-B1及びSSIIa-D1の酵素活性を欠損したコムギの収穫物を製粉して得られた小麦粉(GA-SA小麦粉)である、前記[1]に記載のハード系パン類用小麦粉組成物。
[3]GBSSI-A1の酵素活性を欠損しておらず、GBSSI-B1及びGBSSI-D1の酵素活性を欠損し、かつ、SSIIa-A1、SSIIa-B1及びSSIIa-D1のうちのいずれか2つの酵素活性を欠損したコムギの収穫物を製粉して得られた小麦粉(GA-SX小麦粉)を穀粉の全量に対して15質量%以上含有する、ハード系パン類用プレミックス粉。
[4]前記GA-SX小麦粉が、GBSSI-A1の酵素活性を欠損しておらず、GBSSI-B1及びGBSSI-D1の酵素活性を欠損し、かつ、SSIIa-A1の酵素活性を欠損しておらず、SSIIa-B1及びSSIIa-D1の酵素活性を欠損したコムギの収穫物を製粉して得られた小麦粉(GA-SA小麦粉)である、前記[3]に記載のハード系パン類用プレミックス粉。
[5]前記[1]又は[2]に記載のハード系パン類用小麦粉組成物又は前記[3]又は[4]に記載のハード系パン類用プレミックス粉を含むハード系パン類用生地。
[6]前記[5]に記載のハード系パン類用生地を焼成する工程を含む、ハード系パン類の製造方法。
[7]前記[5]に記載のハード系パン類用生地を焼成してなる、ハード系パン類。
普通系コムギは、異質6倍体であり、その染色体には同祖染色体であるA、B、Dの3つのゲノムがそれぞれ1~7番まで存在する(1A~7A、1B~7B、1D~7D)。
「GBSSI」とは、アミロースの合成に関与する顆粒結合性澱粉合成酵素であり、GBSSI-A1、GBSSI-B1、GBSSI-D1が、それぞれ7A、4A、7D染色体上に座乗する遺伝子によってコードされている。
「SSIIa」とは、アミロペクチンの分岐鎖合成に関与する澱粉合成酵素であり、SSIIa-A1、SSIIa-B1、SSIIa-D1が、それぞれ7A、7B、7D染色体上に座乗する遺伝子によってコードされている。
GA-SA小麦粉:GBSSI-A1の酵素活性を欠損しておらず、GBSSI-B1及びGBSSI-D1の酵素活性を欠損し、かつ、SSIIa-A1の酵素活性を欠損しておらず、SSIIa-B1及びSSIIa-D1の酵素活性を欠損したコムギの収穫物を製粉して得られた小麦粉;
GA-SB小麦粉:GBSSI-A1の酵素活性を欠損しておらず、GBSSI-B1及びGBSSI-D1の酵素活性を欠損し、かつ、SSIIa-B1の酵素活性を欠損しておらず、SSIIa-A1及びSSIIa-D1の酵素活性を欠損したコムギの収穫物を製粉して得られた小麦粉;
GA-SD小麦粉:GBSSI-A1の酵素活性を欠損しておらず、GBSSI-B1及びGBSSI-D1の酵素活性を欠損し、かつ、SSIIa-D1の酵素活性を欠損しておらず、SSIIa-A1及びSSIIa-B1の酵素活性を欠損したコムギの収穫物を製粉して得られた小麦粉。
これらのうち、GA-SA小麦粉が好ましい。
GA-SX小麦粉は、公知の方法、例えば、特開2013-188206号記載の方法に従って、製造することができる。
本発明のハード系パン類用プレミックス粉が小麦粉以外の穀粉を含む場合、ハード系パン類用プレミックス粉に含まれる穀粉全体の質量に対する小麦粉全量の割合は好ましくは50質量%以上であり、より好ましくは75質量%以上、最も好ましくは90質量%以上である。
本発明のハード系パン類用生地が小麦粉以外の穀粉を含む場合、ハード系パン類用生地に含まれる穀粉全体の質量に対する小麦粉全量の割合は好ましくは50質量%以上であり、より好ましくは75質量%以上、最も好ましくは90質量%以上である。
本発明のハード系パン類用生地において、油脂の含有量は好ましくは穀粉100質量部に対して5質量部以下であり、より好ましくは2質量部以下、なお好ましくは1質量部以下、さらに好ましくは0.5質量部以下、最も好ましくは油脂を含まない。
本発明のハード系パン類用生地において、糖類の含有量は好ましくは穀粉100質量部に対して4質量部以下であり、より好ましくは2質量部以下、なお好ましくは1質量部以下、さらに好ましくは0.5質量部以下、最も好ましくは砂糖を含まない。
本発明のハード系パン類用生地において、好ましくは卵を含まない。
本発明のハード系パン類は、GA-SX小麦粉を含む、前記ハード系パン類用小麦粉組成物又は前記ハード系パン類用プレミックス粉を使用する以外は常法に従って製造することが出来る。
例えば、中種法やストレート(直捏法)法、低温長時間発酵法が挙げられる。
ストレート法(直捏法)は、全材料を最初から混ぜて生地を製造する方法である。例えば全材料を配合、混捏し、生地をつくり、該生地を発酵した後、適当な大きさに分割し、室温でベンチタイムをとり、成形、ホイロを行なった後、焼成する。
また中種法は、材料を2段階に分けて混ぜ、生地を製造する方法である。例えば小麦粉の一部にイーストと水を加えて中種生地をつくり1次発酵を行ない、残りの材料と混捏し、生地をつくる。その後室温でフロアタイムをとり、適当な大きさに分割した後、室温でベンチタイムをとり、成形、ホイロを行なった後、焼成する。
低温長時間発酵法では、全材料を前日に仕込み、低温発酵させた生地を用いて翌日にパンを製造する方法である。例えば、全材料を混捏して生地をつくり、冷蔵庫で一晩かけて発酵を行なう。その後室温でフロアタイムをとり、適当な大きさに分割した後、室温でベンチタイムをとり、成形、ホイロを行なった後、焼成する。
生地の発酵温度や発酵時間は各方法により適宜調整することが可能である。ここで、発酵時間が長くなると、生地の発酵が進みすぎて炭酸ガスの発生量が過剰となり、一方でグルテンの生成が多くなる。生地は発酵により発生した炭酸ガスによって膨張するが、炭酸ガスの発生が過剰となるとグルテンがパン生地の膨張力に耐え切れなくなって損傷を受け、その結果ハード系パン類では内層のグルテンによる骨格が脆弱になってパンボリュームが小さくなり、またパサつきがある食感となる。それと同時に外皮は硬くなってパリッと感が損なわれる。また、糖類がイーストによって消費されてパンの甘味が弱くなる。
適当な発酵条件として、一般的なハード系パン類の製造方法としては、例えばストレート法では25~30℃で2.5~3.5時間、低温長時間発酵法では4~5℃で16~24時間、生地を発酵する。また、一般的には低温長時間発酵法によって品質のより良いハード系パン類を得ることができることが知られている。
本発明のハード系パン類の製造方法では、いずれの方法においても生地の発酵時間を大幅に短縮することができる。また発酵時間が一般的な時間より長くなっても、発酵の進みすぎによるグルテンの損傷を受けにくい。例えば、好ましくは25~30℃で0.4時間以上、さらに好ましくは0.7~5.5時間生地を発酵することにより、標準的なストレート法によって得られるハード系パン類と同等またはそれ以上の品質のハード系パン類を得ることができる。また好ましくは4~5℃で5時間以上、さらに好ましくは7~20時間生地を発酵することにより、標準的な低温長時間発酵法によって得られるハード系パン類と同等またはそれ以上の品質のハード系パン類を得ることができる。
さらに好ましくは25~30℃で1.5~3.5時間発酵することにより、一般的な低温長時間発酵法において得られるより良い品質のハード系パン類と同等またはそれ以上の品質のハード系パン類を得ることができる。
下記表1の配合表記載の原料をミキサー(エスケーミキサー社製SK-20)に投入し、低速5粉、中速3分ミキシングした。27℃・相対湿度80%で3時間発酵させ、300g/個に分割後、25分間のベンチタイムを取り、成型し、27℃・相対湿度80%で50分間ホイロ後、クープを入れ、240℃に予熱した固定釜に投入し、240℃で25分間焼成し、フランスパンを得た。
上記配合表記載の水を70質量部とした以外は同様の原料をミキサー(エスケーミキサー社製SK-20)に投入し、低速7分、中速1分ミキシングした。27℃・相対湿度80%で30分間発酵させた後にパンチを行い、さらに27℃・相対湿度80%で30分間発酵させた後、乾燥しないように樹脂製フィルムで密封して低温(5℃)で18時間発酵させた。300g/個に分割し、芯温が18℃になるまで復温させ、成型し、27℃・相対湿度80%で50分間ホイロ後、クープを入れ、240℃に予熱した固定釜に投入し、240℃で25分間焼成し、フランスパンを得た。
製造例1及び製造例2に従って製造したフランスパンを室温で静置し、製造1日後の食感を、熟練パネラー10名により下記表2の官能評価表の基準に従って評価した。なお、製造例1に従って製造したフランスパン(比較例4:3時間発酵のストレート法)の製造1日後の食感を3点とし、製造例2に従って製造したフランスパン(比較例7:18時間発酵の低温長時間発酵法)の製造1日後の食感を4点とした。なお製造例1に従って製造したフランスパン(比較例4:3時間発酵のストレート法)の製造直後(焼成後粗熱をとった状態)の食感は4.5点、製造例2に従って製造したフランスパン(比較例7:18時間発酵の低温長時間発酵法)の製造直後の食感は5点であった。
標準的な小麦粉(クラシック:日本製粉株式会社)またはGA-SA小麦粉を使用し、表3記載の発酵時間とした以外は製造例1に従ってフランスパンを製造し、評価例1に従って評価した。結果を表3に示す。なお、参考として従来食感に優れているとされる低温長時間発酵法(5℃で18時間発酵)によって製造したフランスパン(製造例2)を比較例7として示した。
*比較例7の発酵時間は、発酵温度5℃における発酵時間である。
標準的な小麦粉(クラシック:日本製粉株式会社)またはGA-SA小麦粉を使用し、低温(5℃)における発酵を表4記載の時間で行った以外は製造例2に従ってフランスパンを製造し、評価例1に従って評価した。結果を表4に示す。
以上の結果から、低温長時間発酵法においても、GA-SA小麦粉のみをフランスパンの原料小麦粉として使用することで、1/3の発酵時間で従来の品質のフランスパンと同等の品質になり、発酵時間を大幅に短縮できることが判った。
標準的な小麦粉及びGA-SA小麦粉を表5に記載の配合とし、発酵時間を1時間とした以外は製造例1(ストレート法)に従ってフランスパンを製造し、評価例1に従って食感を評価した。結果を表5に示す。
Claims (16)
- GBSSI-A1の酵素活性を欠損しておらず、GBSSI-B1及びGBSSI-D1の酵素活性を欠損し、かつ、SSIIa-A1、SSIIa-B1及びSSIIa-D1のうちのいずれか2つの酵素活性を欠損したコムギの収穫物を製粉して得られた小麦粉(GA-SX小麦粉)を小麦粉全量に対して15質量%以上含有する、ハード系パン類の製造方法におけるハード系パン類用の生地を得る工程において生地の発酵時間を短縮するための、小麦粉からなるハード系パン類用小麦粉組成物。
- 前記GA-SX小麦粉が、GBSSI-A1の酵素活性を欠損しておらず、GBSSI-B1及びGBSSI-D1の酵素活性を欠損し、かつ、SSIIa-A1の酵素活性を欠損しておらず、SSIIa-B1及びSSIIa-D1の酵素活性を欠損したコムギの収穫物を製粉して得られた小麦粉(GA-SA小麦粉)である、請求項1に記載のハード系パン類用小麦粉組成物。
- ハード系パン類用の生地を得る工程が、ストレート法または低温長時間発酵法である、請求項1または2に記載のハード系パン類用小麦粉組成物。
- GBSSI-A1の酵素活性を欠損しておらず、GBSSI-B1及びGBSSI-D1の酵素活性を欠損し、かつ、SSIIa-A1、SSIIa-B1及びSSIIa-D1のうちのいずれか2つの酵素活性を欠損したコムギの収穫物を製粉して得られた小麦粉(GA-SX小麦粉)を穀粉の全量に対して15質量%以上含有する、ハード系パン類の製造方法におけるハード系パン類用の生地を得る工程において生地の発酵時間を短縮するための、ハード系パン類用プレミックス粉。
- 前記GA-SX小麦粉が、GBSSI-A1の酵素活性を欠損しておらず、GBSSI-B1及びGBSSI-D1の酵素活性を欠損し、かつ、SSIIa-A1の酵素活性を欠損しておらず、SSIIa-B1及びSSIIa-D1の酵素活性を欠損したコムギの収穫物を製粉して得られた小麦粉(GA-SA小麦粉)である、請求項4に記載のハード系パン類用プレミックス粉。
- ハード系パン類用の生地を得る工程が、ストレート法または低温長時間発酵法である、請求項4または5に記載のハード系パン類用プレミックス粉。
- 請求項1~3に記載のハード系パン類用小麦粉組成物又は請求項4~6に記載のハード系パン類用プレミックス粉を含むハード系パン類用生地。
- 請求項1~3に記載のハード系パン類用小麦粉組成物又は請求項4~6に記載のハード系パン類用プレミックス粉を使用してハード系パン類用生地を得る工程、及び
得られた生地を焼成する工程を含む、ハード系パン類の製造方法。 - ハード系パン類用の生地を得る工程がストレート法であり、
生地の発酵時間が0.7~2時間である、請求項8に記載の製造方法。 - ハード系パン類用の生地を得る工程が低温長時間発酵法であり、
生地の発酵時間が3~12時間である、請求項8に記載の製造方法。 - ハード系パン類の製造方法におけるハード系パン類用の生地を得る工程において生地の発酵時間を短縮する方法であって、
GBSSI-A1の酵素活性を欠損しておらず、GBSSI-B1及びGBSSI-D1の酵素活性を欠損し、かつ、SSIIa-A1、SSIIa-B1及びSSIIa-D1のうちのいずれか2つの酵素活性を欠損したコムギの収穫物を製粉して得られた小麦粉(GA-SX小麦粉)を小麦粉全量に対して15質量%以上含有する、小麦粉からなるハード系パン類用小麦粉組成物を使用する、前記方法。 - 前記GA-SX小麦粉が、GBSSI-A1の酵素活性を欠損しておらず、GBSSI-B1及びGBSSI-D1の酵素活性を欠損し、かつ、SSIIa-A1の酵素活性を欠損しておらず、SSIIa-B1及びSSIIa-D1の酵素活性を欠損したコムギの収穫物を製粉して得られた小麦粉(GA-SA小麦粉)である、請求項11に記載の方法。
- ハード系パン類用の生地を得る工程が、ストレート法または低温長時間発酵法である、請求項11または12に記載の方法。
- GBSSI-A1の酵素活性を欠損しておらず、GBSSI-B1及びGBSSI-D1の酵素活性を欠損し、かつ、SSIIa-A1、SSIIa-B1及びSSIIa-D1のうちのいずれか2つの酵素活性を欠損したコムギの収穫物を製粉して得られた小麦粉(GA-SX小麦粉)を小麦粉全量に対して15質量%以上含有する、小麦粉からなるハード系パン類用小麦粉組成物の、ハード系パン類の製造方法におけるハード系パン類用の生地を得る工程において生地の発酵時間を短縮するための使用。
- 前記GA-SX小麦粉が、GBSSI-A1の酵素活性を欠損しておらず、GBSSI-B1及びGBSSI-D1の酵素活性を欠損し、かつ、SSIIa-A1の酵素活性を欠損しておらず、SSIIa-B1及びSSIIa-D1の酵素活性を欠損したコムギの収穫物を製粉して得られた小麦粉(GA-SA小麦粉)である、請求項14に記載の使用。
- ハード系パン類用の生地を得る工程が、ストレート法または低温長時間発酵法である、請求項14または15に記載の使用。
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