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JP7349122B2 - 筒状編地の製造方法 - Google Patents

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JP7349122B2
JP7349122B2 JP2019046387A JP2019046387A JP7349122B2 JP 7349122 B2 JP7349122 B2 JP 7349122B2 JP 2019046387 A JP2019046387 A JP 2019046387A JP 2019046387 A JP2019046387 A JP 2019046387A JP 7349122 B2 JP7349122 B2 JP 7349122B2
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Description

本発明は、高摩擦材料が露出してなる滑り止め部を有する筒状編地及びその製造方法に関する。
靴下や手袋などの筒状編地では、着用者の肌や外部の靴や把持物等に対する滑り止め機能を持たせた滑り止め部を設ける場合がある。
そして、滑り止め部を有する従来の筒状編地としては、編地にシリコーンゴム等の高摩擦材料をコーティングして滑り止め部に滑り止め機能を持たせるものがあった(例えば、特許文献1を参照。)
特開2014-43662号公報
従来のように、編地に高摩擦材料をコーティングして滑り止め部に滑り止め機能を持たせる場合には、比較的煩雑なコーティング工程が必要となって、筒状編地製品のコストダウンを阻害する要因となる。更に、高摩擦材料をコーティングしたコーティング部の厚みがその周囲よりも大きくなることで、編地に凹凸が生じ、この凹凸が着用者の装着感を阻害する要因となる。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、高摩擦材料が露出してなる滑り止め部を有する筒状編地及びその製造方法において、装着感や品質の低下を抑制しながら低コストで筒状編地の滑り止め部に滑り止め機能を持たせることができる技術を提供する点にある。
本発明の第1特徴構成は、高摩擦材料が露出してなる滑り止め部を有する筒状編地を製造する筒状編地の製造方法であって、
前記高摩擦材料製の芯糸を溶解除去可能な巻糸でカバーリングしてなるカバーリング糸を用いて前記滑り止め部を編成する編成工程と、
前記編成工程で編成された前記滑り止め部から前記巻糸を溶解除去して前記芯糸を露出させる溶解除去工程と、を備えた点にある。
また、本発明に係る筒状編地の特徴構成は、高摩擦材料が露出してなる滑り止め部を有する筒状編地であって、本発明に係る筒状編地の製造方法で製造されて、前記滑り止め部において前記高摩擦材料製の芯糸が外部に露出された状態で編み込まれて構成されている点にある。
本構成によれば、上記編成工程で編成された滑り止め部に対して上記溶解除去工程が施されて、当該滑り止め部の編成に用いられたカバーリング糸から巻糸が溶解除去されるので、滑り止め部が、高摩擦材料製の芯糸が外部に露出された状態で編み込まれた編地として構成されることになる。よって、この外部に露出する高摩擦材料製の芯糸により編地自身が滑り止め機能を有する滑り止め部を筒状編地に設けることができる。
このような方法で滑り止め部を構成すれば、滑り止め機能を持たせるために高摩擦材料を編地にコーティングする必要がないため、コストダウンや装着感の向上を図ることができる。更に、編成工程において、高摩擦材料製の芯糸をそのまま編み込むことには給糸不良等が発生しやすいために困難ではあるが、本構成では、高摩擦材料製の芯糸をそのまま編みこむのではなく、溶解除去可能な巻糸でカバーリングしてなるカバーリング糸として編み込むので、給糸不良等を抑制しながら、芯糸の破断や伸縮による品質低下を防止することができる。
従って、本発明により、装着感や品質の低下を抑制しながら低コストで筒状編地の滑り止め部に滑り止め機能を持たせることができる筒状編地及びその製造方法を提供することができる。
本発明の第2特徴構成は、前記芯糸がエラストマー製の糸である点にある。
本構成によれば、カバーリング糸の芯糸として簡単に入手可能なシリコーンゴム、天然ゴム、ウレタンゴム等のエラストマー製の糸を用いることができる。そして、溶解除去工程後の滑り止め部は、エラストマー製の糸が外部に露出された状態で編み込まれた編地となるので、当該エラストマー製の芯糸により編地自身が滑り止め機能を有する滑り止め部を筒状編地に設けることができる。
本発明の第3特徴構成は、前記編成工程において、表糸及び裏糸のうちの一方をカバーリング糸とすると共に他方を非溶解性の糸として、前記滑り止め部を編成する点にある。
本構成によれば、溶解除去工程後の滑り止め部では、表目側及び裏目側のうちの一方側において高摩擦材料製の芯糸が露出された状態となると共に他方側において非溶解性の表糸が露出された状態となる。よって、表目側及び裏目側の一方側のみに滑り止め機能を有する滑り止め部を筒状編地に設けることができる。
本発明の第4特徴構成は、前記編成工程において、前記カバーリング糸を柄糸として非溶解性の地糸に給糸して前記滑り止め部を編成する点にある。
本構成によれば、溶解除去工程後の滑り止め部では、柄糸が給糸されていない非柄部分において非溶解性の地糸が露出され、柄糸が給糸された柄部分が高摩擦材料製の芯糸が露出された状態となる。よって、滑り止め部において滑り止め機能を有する柄部分の占有面積や配置等を調整することにより、当該滑り止め部における滑り止め機能の程度や状態等を適切なものに設定することができる。
本発明の第5特徴構成は、前記編成工程において、前記カバーリング糸のみで前記滑り止め部を編成する点にある。
本構成によれば、例えば表糸及び裏糸の両方をカバーリング糸とする形態や表糸としてカバーリング糸を用いて裏糸を省略する形態で、編成工程においてカバーリング糸のみで滑り止め部を編成するので、溶解除去工程後の滑り止め部では、表目側及び裏目側の両方で高摩擦材料製の芯糸が露出された状態となる。よって、表目側及び裏目側の両方に滑り止め機能を有する滑り止め部を筒状編地に設けることができる。
本発明の第6特徴構成は、前記編成工程において、前記カバーリング糸をコース方向又はウェール方向で飛ばして編み込む点にある。
本構成によれば、溶解除去工程後の滑り止め部では、高摩擦材料製の芯糸がコース方向又はウェール方向で飛ばして編み込まれた状態となる。よって、滑り止め部において滑り止め機能を有する芯糸が飛ばす目数等の状態を調整することにより、当該滑り止め部における滑り止め機能の程度や状態等を適切なものに設定しながら、芯糸が飛ばされた部分によって通気性を向上させることができる。
本発明の第7特徴構成は、前記筒状編地が靴下であり、
前記滑り止め部が、足底部、踵部、及び履き口、ふくらはぎ部から選択される少なくとも一部に設けられている点にある。
本構成によれば、筒状編地として靴下を製造するにあたり、装着感や品質の低下を抑制しながら低コストで、靴下の足底部(例えば指の付け根部分)や踵部(例えば踵の前方部分)や履き口(例えば全周又は後方部分)やふくらはぎ部(例えば最太部分を挟んだ上下部分)に滑り止め機能を有する滑り止め部を設けることができる。
本発明の第8特徴構成は、前記筒状編地が手袋であり、
前記滑り止め部が、指部、履き口、及び手のひら部から選択される少なくとも一部に設けられている点にある。
本構成によれば、筒状編地として手袋を製造するにあたり、装着感や品質の低下を抑制しながら低コストで、手袋の指部(例えば指先部分)や履き口(例えば全周)や手のひら部に滑り止め機能を有する滑り止め部を設けることができる。
フットカバーの外観構造を示す斜視図 図1のフットカバーの着用時の状態を示す断面図 カバーリング糸の構造を示す図 編地の構造を示す図 履き口後方の構造を示す図 アンクル丈ソックスの構造を示す図 ハイソックスの構造を示す図 手袋の構造を示す図 別実施形態でのカバーリング糸の構造を示す図
〔第1実施形態〕
本発明の第1実施形態として、図1~図5を参照し、筒状編地1としてのフットカバー10について説明する。
本実施形態のフットカバー10は、図2に示すように、ハイヒール等の靴17を履くときに着用しても、殆どが靴17の内側に隠れて見えなくなって、素足で靴17を履いているように見える靴下として構成されている。
フットカバー10は、図4に示すように、公知の全自動丸編み機によって一体的に編成された編地7で構成されており、かかる編地7は、表目に表れる表糸7aと、当該表糸7aに添えて給糸されて裏目に表れる裏糸7b、これら表糸7a及び裏糸7bの地糸に対して適宜給糸されて柄を形成するための柄糸7c等で構成されている。
そして、フットカバー10には、図1にも示すように、足底部12に位置する足底滑り止め部12a、踵部14に位置する踵滑り止め部14a、履き口16に位置する履き口滑り止め部16a等の滑り止め部2が設けられている。これらの滑り止め部2は、接触面に対して高い摩擦抵抗を発揮する高摩擦材料が、着用者の肌に接触する裏目側及び靴17に接触する表目側の一方又は両方に露出してなり、着用者の肌18や靴17の接触対象に対して高い摩擦抵抗を発揮してずれを防止するものとして構成されている。
そして、かかるフットカバー10及びその製造方法は、装着感や品質の低下を抑制しながら低コストで上記滑り止め部2に滑り止め機能を持たせるものとして構成されており、その詳細について以下に説明を加える。
本実施形態のフットカバー10の製造方法では、下記の特徴的な編成工程及び溶解除去工程が順次実行される。
即ち、編成工程では、図3に示すように、高摩擦材料製の芯糸5aを溶解除去可能な巻糸5bでカバーリングしてなるカバーリング糸5を用いて滑り止め部2が編成される。
そして、上記編成工程後の溶解除去工程では、上記のようなカバーリング糸5を用いて編成された滑り止め部2から当該カバーリング糸5を構成する巻糸5bが溶解除去されることで、芯糸5aが露出される。
尚、上記芯糸5aを構成する高摩擦材料は、接触面に対して高い摩擦抵抗を発揮する材料であればよいが、例えば、シリコーンゴム、天然ゴム、ウレタンゴム等のエラストマーを好適に利用できる。
上記カバーリング糸5を構成する巻糸5bについては、水溶性ビニロンなどの水溶性合成樹脂で形成された糸(例えば、ニチビ社の「ソルブロン糸」)や、低融点ナイロンなどの熱溶解性合成樹脂で形成された糸(例えば、東レ社の「エルダー糸」)を用いることができる。
そして、上記カバーリング糸5を構成する巻糸5bとして水溶性合成樹脂で形成された糸を用いる場合には、例えば溶解除去工程において、編成工程で編成されたフットカバー10の少なくとも滑り止め部2に対して、上記水溶性樹脂からなる巻糸5bの溶解温度以上の温水等による洗浄を施すことで、滑り止め部2から水溶性合成樹脂製の巻糸5bを溶解除去することができる。
また、上記カバーリング糸5を構成する巻糸5bとして熱溶融性合成樹脂で形成された糸を用いる場合には、例えば溶解除去工程において、編成工程で編成されたフットカバー10の少なくとも滑り止め部2に対して、上記熱溶融樹脂からなる巻糸5bの融点温度以上の温水温風を吹き付けるなどの熱処理を施すことで、滑り止め部2から熱溶融性合成樹脂製の巻糸5bを溶解除去することができる。
上記滑り止め部2は、高摩擦材料製の芯糸5aが外部に露出された状態で編み込まれた編地として構成される。即ち、外部に露出する高摩擦材料製の芯糸5aにより編地自身が滑り止め機能を有する滑り止め部2が筒状編地1に設けられることになる。
また、滑り止め部2の通気性を向上させるべく、上記編成工程においてカバーリング糸5をコース方向又はウェール方向で飛ばして編み込むようにして、滑り止め部2において滑り止め機能を有する芯糸5aが飛ばす目数等の状態を調整することもできる。
図2を参照して、足底部12に位置する足底滑り止め部12a、及び踵部14に位置する踵滑り止め部14aについては、着用者の肌18(足底や踵)に接触する裏目側と靴17に接触する表目側の両方で高摩擦材料製の芯糸5aが露出されており、着用者の肌18や靴17の接触対象に対して高い摩擦抵抗を発揮して足底部12や踵部14のずれを防止するものとして構成されている。
具体的に、足底滑り止め部12a及び踵滑り止め部14aについては、図4も参照して、編成工程において、表糸7aや裏糸7bとしてカバーリング糸5(図3参照)のみを用いて編成され、後の溶解除去工程において、この表糸7a及び裏糸7bとして編み込まれたカバーリング糸5から巻糸5bが除去される。すると、このように構成された足底滑り止め部12a及び踵滑り止め部14aでは、表目側及び裏目側の両方において高摩擦材料製の芯糸5aが露出された状態となる。結果、このように構成された足底滑り止め部12a及び踵滑り止め部14aは、着用者の肌18に接触する裏目側と靴17に接触する表目側の両方において滑り止め機能を発揮するものとなる。
尚、表目側と裏目側との両方に滑り止め機能を発揮する足底滑り止め部12a及び踵滑り止め部14aとなる編地7を編成する場合において、上記のように表糸7aと裏糸7bの両方にカバーリング糸5を用いるのではなく、表糸7aとしてカバーリング糸5のみを給糸し裏糸7bの給糸を停止して編地7を編成しても構わない。
履き口16に位置する履き口滑り止め部16aについては、履き口16の後方縁部に位置すると共に、着用者の肌18(踵上の窪み)に接触する裏目側のみで高摩擦材料製の芯糸5aが露出されており、着用者の肌18に対して高い摩擦抵抗を発揮して履き口16のずれや捲れを防止しながら、表目側の靴17に対しては滑り止め機能を持たないものとして構成されている。
具体的に、履き口滑り止め部16aについては、図4も参照して、編成工程において、表糸7aとして非溶解性の糸を用いると共に、裏糸7bとしてカバーリング糸5(図3参照)を用いて編成され、後の溶解除去工程において、この裏糸7bとして編み込まれたカバーリング糸5から巻糸5bが除去される。すると、このように構成された履き口滑り止め部16aでは、裏目側のみにおいて高摩擦材料製の芯糸5aが露出された状態となり、表目側では当該芯糸5aが露出されずに上記高摩擦材料よりも摩擦抵抗が小さい非溶解性の糸が露出された状態となる。結果、このように構成された履き口滑り止め部16aは、着用者の肌18に接触する裏目側において滑り止め機能を発揮するものとなる。また、このように構成された履き口滑り止め部16aは、靴17に接触する表目側において滑り止め機能を持たないので、靴17との摩擦に起因する履き口16のずれや捲れを防止することができる。
尚、上記非溶解性の糸としては、筒状編地1の編成に用いられる一般的な糸を用いることができ、例えば、綿糸、絹糸、ナイロン糸、ポリエステル糸、ポリウレタン糸、又はそれらを組み合わせた撚糸やカバーリング糸等を用いることができる。
更に、履き口16の後方縁部は、図5に示すように、履き口滑り止め部16aの上方側に通常の非溶解性の糸で編成された折り返し部16bが編成されており、この折り返し部16bが履き口滑り止め部16aの表目側に折り返される。
このことで、履き口滑り止め部16aの表目側が完全に折り返し部16bで覆われた状態となるので、靴17との摩擦に起因する履き口16のずれや捲れが一層防止される。更に、この折り返し部16bには、ゴム糸などの伸縮性が高い糸が緯方向に挿入されている。即ち、折り返し部16bは、他の部分よりも厚みがあって左右方向に高弾性の部分として構成されることになる。これらのことにより、折り返し部16bが配置された履き口16の後方縁部は、着用者の踵上方の窪みへの引っ掛かりが良好なものとなって、履き口16や踵部14のずれが一層抑制されることになる。
また、履き口16を、例えば内側の編地から外側の編地に折り返して編成された2重の袋編部として構成する場合には、内側の編地における少なくとも利用者の肌に接触する側の糸をカバーリング糸5(図3参照)とすれば、当該袋編部とされた履き口16の少なくとも内側の面に滑り止め機能を持たせることができる。
〔第2実施形態〕
本発明の第2実施形態として、図3、図4、及び図6を参照し、筒状編地1としてのアンクル丈ソックス20について説明する。尚、上述の実施形態と同様の構成については、同じ符号を使用すると共に、説明を割愛する場合がある。
本実施形態のアンクル丈ソックス20は、図6に示すように、履き口26が着用者の踝部分に位置する靴下として構成されている。
アンクル丈ソックス20は、上記第1実施形態と同様に、公知の全自動丸編み機によって一体的に編成された編地7(図4参照)で構成されている。
そして、アンクル丈ソックス20には、足底部22に位置する足底滑り止め部22a、履き口26の周囲縁部に位置する履き口滑り止め部26a等の滑り止め部2が設けられている。その滑り止め部2は、上記第1実施形態と同様の編成工程及び溶解除去工程が順次実行されることによって、高摩擦材料製の芯糸5aが外部に露出された状態で編み込まれた編地として構成される。
足底部22に位置する足底滑り止め部22aについては、水玉模様等の柄部分のみにおいて高摩擦材料製の芯糸5aが露出されており、当該柄部分において着用者の肌や靴の接触対象に対して高い摩擦抵抗を発揮して足底部22や踵部24のずれを防止するものとして構成されている。
具体的に、足底滑り止め部22aについては、図4も参照して、編成工程において、カバーリング糸5(図3参照)を柄糸7cとして非溶解性の地糸7a,7bに給糸して編成され、後の溶解除去工程において、この柄糸7cとして編み込まれたカバーリング糸5から巻糸5bが除去される。すると、このように構成された足底滑り止め部22aでは、柄糸7cが給糸された柄部分が高摩擦材料製の芯糸5aが露出され、柄糸7cが給糸されていない非柄部分において上記高摩擦材料よりも摩擦抵抗が小さい非溶解性の地糸7a,7bが露出された状態となる。結果、このように構成された足底滑り止め部22aは、柄部分において滑り止め機能を発揮するものとなる。
また、カバーリング糸5を柄糸7cとして給糸する足底滑り止め部22aの編成時において、表糸7a及び裏糸7bの一方又は両方の給糸を停止しても構わない。
履き口26に位置する履き口滑り止め部26aについては、履き口26の全周縁部に位置すると共に、着用者の肌(足首)に接触する裏目側のみで高摩擦材料製の芯糸5aが露出されており、着用者の肌に対して高い摩擦抵抗を発揮して履き口26のずれや捲れを防止しながら、表目側の靴に対しては滑り止め機能を持たないものとして構成されている。
具体的に、履き口滑り止め部26aについては、図4も参照して、編成工程において、表糸7aとして非溶解性の糸を用いると共に、裏糸7bとしてカバーリング糸5(図3参照)を用いて編成され、後の溶解除去工程において、この裏糸7bとして編み込まれたカバーリング糸5から巻糸5bが除去される。すると、このように構成された履き口滑り止め部26aでは、裏目側のみにおいて高摩擦材料製の芯糸5aが露出された状態となり、表目側では当該芯糸5aが露出されずに上記高摩擦材料よりも摩擦抵抗が小さい非溶解性の糸が露出された状態となる。結果、このように構成された履き口滑り止め部26aは、着用者の肌に接触する裏目側において滑り止め機能を発揮するものとなる。また、このように構成された履き口滑り止め部26aは、靴に接触する表目側において滑り止め機能を持たないので、靴との摩擦に起因する履き口26のずれや捲れを防止することができる。
また、履き口26を、例えば内側の編地から外側の編地に折り返して編成された2重の袋編部として構成する場合には、内側の編地における少なくとも利用者の肌に接触する側の糸をカバーリング糸5(図3参照)とすれば、当該袋編部とされた履き口26の少なくとも内側の面に滑り止め機能を持たせることができる。
〔第3実施形態〕
本発明の第3実施形態として、図3、図4、及び図7を参照し、筒状編地1としてのハイソックス30について説明する。尚、上述の実施形態と同様の構成については、同じ符号を使用すると共に、説明を割愛する場合がある。
本実施形態のハイソックス30は、図7に示すように、着用者のふくらはぎを包むふくらはぎ部37を有し、履き口36が着用者のひざ付近に位置する靴下として構成されている。
ハイソックス30は、上記第1実施形態と同様に、公知の全自動丸編み機によって一体的に編成された編地7(図4参照)で構成されている。
そして、ハイソックス30には、ふくらはぎ部37に位置する複数のふくらはぎ滑り止め部37a,37b、履き口36に位置する履き口滑り止め部36a等の滑り止め部2が設けられている。その滑り止め部2は、上記第1実施形態と同様の編成工程及び溶解除去工程が順次実行されることによって、高摩擦材料製の芯糸5aが外部に露出された状態で編み込まれた編地として構成される。
ふくらはぎ部37に位置する複数のふくらはぎ滑り止め部37a,37bについては、ふくらはぎ部37の上方側周囲及び下方側周囲の夫々に位置すると共に、着用者の肌(ふくらはぎの上下)に接触する裏目側のみで高摩擦材料製の芯糸5aが露出されており、着用者の肌に対して高い摩擦抵抗を発揮して履き口36のずれや捲れを防止しながら、表目側には滑り止め機能を持たないものとして構成されている。
具体的に、ふくらはぎ滑り止め部37a,37bについては、図4も参照して、編成工程において、表糸7aとして非溶解性の糸を用いると共に、裏糸7bとしてカバーリング糸5(図3参照)を用いて編成され、後の溶解除去工程において、この裏糸7bとして編み込まれたカバーリング糸5から巻糸5bが除去される。すると、このように構成されたふくらはぎ滑り止め部37a,37bでは、裏目側のみにおいて高摩擦材料製の芯糸5aが露出された状態となり、表目側では当該芯糸5aが露出されずに上記高摩擦材料よりも摩擦抵抗が小さい非溶解性の糸が露出された状態となる。結果、このように構成されたふくらはぎ滑り止め部37a,37bは、着用者の肌に接触する裏目側において滑り止め機能を発揮するものとなる。また、このように構成されたふくらはぎ滑り止め部37a,37bは、着用者の被覆に接触する表目側において滑り止め機能を持たないので、被覆との摩擦に起因するずれ等を防止することができる。
履き口36に位置する履き口滑り止め部36aについては、履き口36の全周縁部に位置すると共に、着用者の肌(ひざ付近)に接触する裏目側のみで高摩擦材料製の芯糸5aが露出されており、着用者の肌に対して高い摩擦抵抗を発揮して履き口36のずれや捲れを防止しながら、表目側には滑り止め機能を持たないものとして構成されている。
具体的に、履き口滑り止め部36aについては、図4も参照して、編成工程において、表糸7aとして非溶解性の糸を用いると共に、裏糸7bとしてカバーリング糸5(図3参照)を用いて編成され、後の溶解除去工程において、この裏糸7bとして編み込まれたカバーリング糸5から巻糸5bが除去される。すると、このように構成された履き口滑り止め部36aでは、裏目側のみにおいて高摩擦材料製の芯糸5aが露出された状態となり、表目側では当該芯糸5aが露出されずに上記高摩擦材料よりも摩擦抵抗が小さい非溶解性の糸が露出された状態となる。結果、このように構成された履き口滑り止め部36aは、着用者の肌に接触する裏目側において滑り止め機能を発揮するものとなる。また、このように構成された履き口滑り止め部36aは、着用者の被覆に接触する表目側において滑り止め機能を持たないので、被覆との摩擦に起因するずれ等を防止することができる。
また、履き口36を、例えば内側の編地から外側の編地に折り返して編成された2重の袋編部として構成する場合には、内側の編地における少なくとも利用者の肌に接触する側の糸をカバーリング糸5(図3参照)とすれば、当該袋編部とされた履き口36の少なくとも内側の面に滑り止め機能を持たせることができる。
〔第4実施形態〕
本発明の第4実施形態として、図3、図4、及び図8を参照し、筒状編地1としての手袋40について説明する。尚、上述の実施形態と同様の構成については、同じ符号を使用すると共に、説明を割愛する場合がある。
本実施形態の手袋40は、図8に示すように、履き口46と指部48とを有する手袋として構成されている。
手袋40は、上記第1実施形態と同様に、公知の全自動横編み機によって一体的に編成された編地7(図4参照)で構成されている。
そして、手袋40には、履き口46に位置する履き口滑り止め部46a、指部48に位置する複数の指部滑り止め部48a、手のひら部49に位置する複数の手のひら部滑り止め部49a等の滑り止め部2が設けられている。その滑り止め部2は、上記第1実施形態と同様の編成工程及び溶解除去工程が順次実行されることによって、高摩擦材料製の芯糸5aが外部に露出された状態で編み込まれた編地として構成される。
履き口46に位置する履き口滑り止め部46aについては、履き口46の全周縁部に位置すると共に、着用者の肌(手首付近)に接触する裏目側のみで高摩擦材料製の芯糸5aが露出されており、着用者の肌に対して高い摩擦抵抗を発揮して履き口46のずれや捲れを防止しながら、表目側には滑り止め機能を持たないものとして構成されている。
具体的に、履き口滑り止め部46aについては、図4も参照して、編成工程において、表糸7aとして非溶解性の糸を用いると共に、裏糸7bとしてカバーリング糸5(図3参照)を用いて編成され、後の溶解除去工程において、この裏糸7bとして編み込まれたカバーリング糸5から巻糸5bが除去される。すると、このように構成された履き口滑り止め部46aでは、裏目側のみにおいて高摩擦材料製の芯糸5aが露出された状態となり、表目側では当該芯糸5aが露出されずに上記高摩擦材料よりも摩擦抵抗が小さい非溶解性の糸が露出された状態となる。結果、このように構成された履き口滑り止め部46aは、着用者の肌に接触する裏目側において滑り止め機能を発揮するものとなる。また、このように構成された履き口滑り止め部46aは、着用者の被覆に接触する表目側において滑り止め機能を持たないので、被覆との摩擦に起因するずれ等を防止することができる。
また、履き口46を、例えば内側の編地から外側の編地に折り返して編成された2重の袋編部として構成する場合には、内側の編地における少なくとも利用者の肌に接触する側の糸をカバーリング糸5(図3参照)とすれば、当該袋編部とされた履き口46の少なくとも内側の面に滑り止め機能を持たせることができる。
指部48に位置する複数の指部滑り止め部48aについては、着用者の手の各指先に位置すると共に、着用者の肌(各指先)に接触する裏目側と当該指先で把持される把持物に接触する表目側の両方で高摩擦材料製の芯糸5aが露出されており、着用者の肌や把持物の接触対象に対して高い摩擦抵抗を発揮して手袋40の指部48のずれや把持物の脱落を防止するものとして構成されている。
具体的に、指部滑り止め部48aについては、図4も参照して、編成工程において、表糸7aや裏糸7bとしてカバーリング糸5(図3参照)のみを用いて編成され、後の溶解除去工程において、この表糸7a及び裏糸7bとして編み込まれたカバーリング糸5から巻糸5bが除去される。すると、このように構成された指部滑り止め部48aでは、表目側及び裏目側の両方において高摩擦材料製の芯糸5aが露出された状態となる。結果、このように構成された指部滑り止め部48aは、着用者の指先に接触する裏目側と把持物に接触する表目側の両方において滑り止め機能を発揮するものとなる。
尚、表目側と裏目側との両方に滑り止め機能を発揮する指部滑り止め部48aとなる編地7を編成する場合において、上記のように表糸7aと裏糸7bの両方にカバーリング糸5を用いるのではなく、表糸7aとしてカバーリング糸5のみを給糸し裏糸7bの給糸を停止して編地7を編成しても構わない。
また、この指部滑り止め部48aにおいて、裏目側には滑り止め機能を持たせることなく、表目側のみに滑り止め機能を持たせることもできる。この場合、編成工程において、表糸7aとしてカバーリング糸5(図3参照)を用いると共に、裏糸7bとして非溶解性の糸を用いて編成され、後の溶解除去工程において、この表糸7aとして編み込まれたカバーリング糸5から巻糸5bが除去される。すると、このように構成された指部滑り止め部48aでは、表目側のみにおいて高摩擦材料製の芯糸5aが露出された状態となり、裏目側では当該芯糸5aが露出されずに上記高摩擦材料よりも摩擦抵抗が小さい非溶解性の糸が露出された状態となる。結果、このように構成された指部滑り止め部48aは、把持物に接触する表目側において滑り止め機能を発揮するものとなる。
手のひら部49に位置する複数の手のひら部滑り止め部49aについては、水玉模様等の柄部分のみにおいて高摩擦材料製の芯糸5aが露出されており、当該柄部分において着用者の手のひらや把持物等の接触対象に対して高い摩擦抵抗を発揮して手のひら部49のずれを防止するものとして構成されている。
具体的に、手のひら部滑り止め部49aについては、編成工程において、カバーリング糸5(図3参照)を柄糸7cとして非溶解性の地糸7a,7bに給糸して編成され、後の溶解除去工程において、この柄糸7cとして編み込まれたカバーリング糸5から巻糸5bが除去される。すると、このように構成された手のひら部滑り止め部49aでは、柄糸7cが給糸された柄部分が高摩擦材料製の芯糸5aが露出され、柄糸7cが給糸されていない非柄部分において上記高摩擦材料よりも摩擦抵抗が小さい非溶解性の地糸7a,7bが露出された状態となる。結果、このように構成された手のひら部滑り止め部49aは、柄部分において滑り止め機能を発揮するものとなる。
また、カバーリング糸5を柄糸7cとして給糸する手のひら部滑り止め部49aの編成時において、表糸7a及び裏糸7bの一方又は両方の給糸を停止しても構わない。
〔別実施形態〕
本発明の他の実施形態について説明する。尚、以下に説明する各実施形態の構成は、それぞれ単独で適用することに限らず、他の実施形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
(1)上記実施形態では、夫々の滑り止め部2において滑り止め機能を持たせる面及び部分を設定するべく、編地7において表糸7a、裏糸7b、及び柄糸7cからカバーリング糸5を用いる糸を適宜設定する例を説明したが、これら夫々の滑り止め部2においてカバーリング糸5を用いる糸については適宜変更可能である。
(2)上記実施形態では、本発明に係る筒状編地及びその製造方法の実施形態として、靴下10,20,30や手袋40について説明したが、それ以外の筒状編地についても本発明を適用することができる。
(3)上記実施形態では、編地7の表目側及び裏目側のうちの一方側に滑り止め機能を持たせるべく、表糸7a及び裏糸7bのうちの一方を非溶解性の糸とし他方をカバーリング糸5して当該編地7を編成したが、このように表糸7a及び裏糸7bの一方側にカバーリング糸5を用いる場合において、編成途中で表糸7aと裏糸7bとを適宜入れ替えるようにすれば、表目側と裏目側との間で滑り止め機能を持つ面を適宜入れ替える形態で編地7を編成することができる。
(4)上記実施形態では、図3に示すように、高摩擦材料製の芯糸5aを溶解除去可能な巻糸5bでカバーリングしてなるカバーリング糸5を用いて滑り止め部が編成したが、図9(a)に示すように、巻糸5bよりも細径(例えば巻糸5bの1/10の径)の非溶解性の補強用巻糸5cを予め芯糸5aに巻きつけておき、当該補強用巻糸5cを巻きつけた芯糸5aを溶解除去可能な巻糸5bでカバーリングしてなるカバーリング糸51を用いて滑り止め部編成しても構わない。このことで、カバーリング糸51を高強度で低伸縮なものとして、当該カバーリング糸51を用いた編成工程を容易にすることができる。そして、編成後の溶解除去工程では、図9(b)に示すように、巻糸5bのみが溶解除去されて補強用巻糸5cは芯糸5aに巻きつけられた状態で残るので、これにより編成された滑り止め部の補強に寄与できる。また、その補強用巻糸5cが巻糸5bと比べて充分に細いため、高摩擦材料製の芯糸5aが一部を補強用巻糸5cの間から露出された状態となるので、露出された芯糸5aの部分により滑り止め部に滑り止め機能を持たせることができる。尚、図9(a)では、芯糸5aに対して、補強用巻糸5cを巻きつけた後に巻糸5bを巻きつけるようにしたが、補強用巻糸5cを沿わせた巻糸5bを給糸してこれらを同時に巻きつけたり、巻糸5aを巻きつけた後に補強用巻糸5cを巻きつけるようにしても構わない。また、芯糸5aに対する補強用巻糸5cの巻きつけ方向やピッチを巻糸5bとは異ならせても構わない。
1 筒状編地
2 滑り止め部
5 カバーリング糸
5a 芯糸
5b 巻糸
7 編地
7a 表糸(地糸)
7b 裏糸(地糸)
7c 柄糸
10 フットカバー(靴下)
12 足底部
12a 足底滑り止め部(滑り止め部)
14 踵部
14a 踵滑り止め部(滑り止め部)
16 履き口
16a 履き口滑り止め部(滑り止め部)
20 アンクル丈ソックス(靴下)
22 足底部
22a 足底滑り止め部(滑り止め部)
26 履き口
26a 履き口滑り止め部(滑り止め部)
30 ハイソックス(靴下)
36 履き口
36a 履き口滑り止め部(滑り止め部)
37 部
37a ふくらはぎ滑り止め部(滑り止め部)
37b ふくらはぎ滑り止め部(滑り止め部)
40 手袋
46 履き口
46a 履き口滑り止め部(滑り止め部)
48 指部
48a 指部滑り止め部(滑り止め部)
49 手のひら部
49a 手のひら部滑り止め部(滑り止め部)

Claims (8)

  1. 高摩擦材料が露出してなる滑り止め部を有する筒状編地を製造する筒状編地の製造方法であって、
    前記高摩擦材料製の芯糸を溶解除去可能な巻糸でカバーリングしてなるカバーリング糸を用いて前記滑り止め部を編成する編成工程と、
    前記編成工程で編成された前記滑り止め部から前記巻糸を溶解除去して前記芯糸を露出させる溶解除去工程と、を備え
    前記カバーリング糸として、前記巻糸よりも細径の非溶解性の補強用巻糸を予め前記芯糸に巻きつけておき、当該補強用巻糸を巻きつけた前記芯糸を前記巻糸でカバーリングしてなるカバーリング糸を用いる筒状編地の製造方法。
  2. 前記芯糸がエラストマー製の糸である請求項1に記載の筒状編地の製造方法。
  3. 前記編成工程において、表糸及び裏糸のうちの一方をカバーリング糸とすると共に他方を非溶解性の糸として、前記滑り止め部を編成する請求項1又は2に記載の筒状編地の製造方法。
  4. 前記編成工程において、前記カバーリング糸を柄糸として非溶解性の地糸に給糸して前記滑り止め部を編成する請求項1又は2に記載の筒状編地の製造方法。
  5. 前記編成工程において、前記カバーリング糸のみで前記滑り止め部を編成する請求項1又は2に記載の筒状編地の製造方法。
  6. 前記編成工程において、前記カバーリング糸をコース方向又はウェール方向で飛ばして編み込む請求項1~5の何れか1項に記載の筒状編地の製造方法。
  7. 前記筒状編地が靴下であり、
    前記滑り止め部が、足底部、踵部、及び履き口、ふくらはぎ部から選択される少なくとも一部に設けられている請求項1~6の何れか1項に記載の筒状編地の製造方法。
  8. 前記筒状編地が手袋であり、
    前記滑り止め部が、指部、履き口、及び手のひら部から選択される少なくとも一部に設けられている請求項1~6の何れか1項に記載の筒状編地の製造方法。
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