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JP7346250B2 - 内燃機関システムの異常診断装置 - Google Patents

内燃機関システムの異常診断装置 Download PDF

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JP7346250B2
JP7346250B2 JP2019202384A JP2019202384A JP7346250B2 JP 7346250 B2 JP7346250 B2 JP 7346250B2 JP 2019202384 A JP2019202384 A JP 2019202384A JP 2019202384 A JP2019202384 A JP 2019202384A JP 7346250 B2 JP7346250 B2 JP 7346250B2
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Description

本発明は、内燃機関システムの異常診断装置に関する。
例えば、特許文献1に記載されているように、ターボチャージャ付のディーゼルエンジンシステムが知られている。このシステムには、ディーゼルエンジンに供給されるガスの流量を計測するエアフロセンサ、及びディーゼルエンジンに供給されるガスのブースト圧を検出するブースト圧センサ等、種々のセンサが搭載されている。
ここで、上述したようなシステムにおいては、ブースト圧センサによって検出されたブースト圧センサ値に基づいて、ブースト圧の異常の有無を判定している。このブースト圧の異常の有無は、ブースト圧センサに特性異常が生じている場合には正しく判定できない。このため、上述したようなシステムでは、ブースト圧の異常の有無に加え、ブースト圧センサの特性異常の有無も判定することが求められている。例えば、ブースト圧センサの特性異常は、エアフロセンサの検出値を用いることで判定することができる。
特開2007-023977号公報
しかしながら、上述したシステムにおいて、システムの種類によってはエアフロセンサが設けられていない場合がある。この場合には、エアフロセンサの検出値を用いてブースト圧センサの特性異常の有無等を判定することができない。そこで、本発明は、エアフロセンサを用いることなく、ブースト圧の異常の有無、及びブースト圧センサの特性異常の有無を判定することが可能な内燃機関システムの異常診断装置を提供することを目的とする。
本発明は、内燃機関及びターボチャージャを備える内燃機関システムの異常を診断する異常診断装置であって、ターボチャージャによって内燃機関に供給されるガスのブースト圧を検出するブースト圧センサと、ブースト圧センサで検出されたブースト圧センサ値と内燃機関に供給されるガスの目標ブースト圧とに基づいて、ブースト圧センサ値と目標ブースト圧との差分であるブースト圧差分値を算出するブースト圧差分値算出部と、ブースト圧センサ値に基づいて推定される内燃機関に供給されるガスの流量である推定作動ガス流量と、内燃機関から排出されるガスの推定された流量である推定排ガス流量とに基づいて、推定作動ガス流量と推定排ガス流量との差分であるガス流量差分値を算出するガス流量差分値算出部と、ブースト圧差分値及びガス流量差分値に基づいて、内燃機関に供給されるガスがオーバーブーストであるか又はアンダーブーストであるかの判定、及び、ブースト圧センサの特性異常を判定する異常判定部と、を備え、異常判定部は、ブースト圧差分値がブースト圧閾値範囲外であり、ブースト圧センサ値が目標ブースト圧よりも小さく、ガス流量差分値がガス流量閾値範囲以内である場合、アンダーブーストであると判定し、ブースト圧差分値がブースト圧閾値範囲外であり、ブースト圧センサ値が目標ブースト圧よりも大きく、ガス流量差分値がガス流量閾値範囲以内である場合、オーバーブーストであると判定し、ブースト圧差分値がブースト圧閾値範囲外であり、ブースト圧センサ値が目標ブースト圧よりも大きく、ガス流量差分値がガス流量閾値範囲外であり、推定作動ガス流量が推定排ガス流量よりも大きい場合、ブースト圧センサに過剰側特性異常が生じていると判定し、ブースト圧差分値がブースト圧閾値範囲外であり、ブースト圧センサ値が目標ブースト圧よりも小さく、ガス流量差分値がガス流量閾値範囲外であり、推定作動ガス流量が推定排ガス流量よりも小さい場合、ブースト圧センサに過少側特性異常が生じていると判定する。
この内燃機関システムの異常診断装置は、ブースト圧差分値及びガス流量差分値に基づいて、オーバーブーストであるか又はアンダーブーストであるかの判定を行うことができ、更に、ブースト圧センサの特性異常も判定できる。すなわち、内燃機関システムの異常診断装置は、ブースト圧センサの特性異常を判定できるため、ブースト圧の異常の有無の判定結果の信頼性を向上させることができる。このように、内燃機関システムの異常診断装置は、エアフロセンサを用いることなく、ブースト圧の異常の有無、及びブースト圧センサの特性異常の有無を判定することができる。
内燃機関システムの異常診断装置は、内燃機関から排出されるガスの酸素濃度を検出する酸素濃度センサを更に備え、推定排ガス流量は、酸素濃度センサで検出された酸素濃度センサ値に基づいて推定され、異常判定部は、ブースト圧差分値がブースト圧閾値範囲以内であり、ガス流量差分値がガス流量閾値範囲外であり、推定作動ガス流量が推定排ガス流量よりも小さい場合、酸素濃度センサに過剰側特性異常が生じていると判定し、ブースト圧差分値がブースト圧閾値範囲以内であり、ガス流量差分値がガス流量閾値範囲外であり、推定作動ガス流量が推定排ガス流量よりも大きい場合、酸素濃度センサに過少側特性異常が生じていると判定してもよい。このように、内燃機関システムの異常診断装置では、推定排ガス流量を推定するために用いられる酸素濃度センサについても、特性異常の有無を判定できる。
内燃機関システムの異常診断装置は、大気圧を検出する大気圧センサと、内燃機関へ燃料が噴射されていないときにブースト圧センサで検出された無負荷時ブースト圧センサ値と大気圧センサで検出された大気圧センサ値との差分である無負荷時圧力差分値を算出する無負荷時圧力差分値算出部と、更に備え、異常判定部は、ブースト圧差分値がブースト圧閾値範囲外であり、ブースト圧センサ値が目標ブースト圧よりも小さく、ガス流量差分値がガス流量閾値範囲以内であり、無負荷時圧力差分値が無負荷時圧力閾値範囲以内である場合、アンダーブーストであると判定し、ブースト圧差分値がブースト圧閾値範囲外であり、ブースト圧センサ値が目標ブースト圧よりも大きく、ガス流量差分値がガス流量閾値範囲以内であり、無負荷時圧力差分値が無負荷時圧力閾値範囲以内である場合、オーバーブーストであると判定し、ブースト圧差分値がブースト圧閾値範囲外であり、ブースト圧センサ値が目標ブースト圧よりも大きく、ガス流量差分値がガス流量閾値範囲外であり、推定作動ガス流量が推定排ガス流量よりも大きく、無負荷時圧力差分値が無負荷時圧力閾値範囲外であり、無負荷時ブースト圧センサ値が大気圧センサ値よりも大きい場合、ブースト圧センサに過剰側特性異常が生じていると判定し、ブースト圧差分値がブースト圧閾値範囲外であり、ブースト圧センサ値が目標ブースト圧よりも小さく、ガス流量差分値がガス流量閾値範囲外であり、推定作動ガス流量が推定排ガス流量よりも小さく、無負荷時圧力差分値が無負荷時圧力閾値範囲外であり、無負荷時ブースト圧センサ値が大気圧センサ値よりも小さい場合、ブースト圧センサに過少側特性異常が生じていると判定してもよい。この場合、内燃機関システムの異常診断装置は、無負荷時圧力差分値を用いることによって、ブースト圧の異常の有無、及びブースト圧センサの特性異常の有無をより精度よく判定することができる。
内燃機関システムの異常診断装置において、異常判定部は、ガス流量差分値がガス流量差分値以内であり、無負荷時圧力差分値が無負荷時圧力閾値範囲外であり、無負荷時ブースト圧センサ値が大気圧センサ値よりも小さい場合、大気圧センサに過剰側特性異常が生じていると判定し、ガス流量差分値がガス流量差分値以内であり、無負荷時圧力差分値が無負荷時圧力閾値範囲外であり、無負荷時ブースト圧センサ値が大気圧センサ値よりも大きい場合、大気圧センサに過少側特性異常が生じていると判定してもよい。このように、内燃機関システムの異常診断装置では、無負荷時圧力差分値を算出するために用いられる大気圧センサについても、特性異常の有無を判定できる。
本発明によれば、エアフロセンサを用いることなく、ブースト圧の異常の有無、及びブースト圧センサの特性異常の有無を判定することができる。
図1は、実施形態に係る異常診断装置及びエンジンシステムの概略構成を示す図である。 図2は、異常診断装置の機能構成を示すブロック図である。 図3は、センサの特性異常を示す図である。 図4は、エンジンシステム等に生じる種々の異常内容とブースト圧差分値等との対応関係を示す表である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、同一又は相当する要素同士には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1に示されるように、異常診断装置10は、内燃機関としてのディーゼルエンジン2と、ターボチャージャ3とを備えるエンジンシステム(内燃機関システム)1の異常等を診断する。エンジンシステム1は、例えばトラック等の車両に搭載されている。
より詳細には、エンジンシステム1は、ディーゼルエンジン2、ターボチャージャ3、インタークーラ4、及び尿素SCRシステム5を備えている。ターボチャージャ3は、ディーゼルエンジン2から排出された排気ガスによってコンプレッサを作動させ、ディーゼルエンジン2に供給されるガス(空気)を加圧する。ターボチャージャ3によって加圧されたガスは、インタークーラ4において冷却されてディーゼルエンジン2に供給される。尿素SCRシステム5は、ディーゼルエンジン2から排出された排気ガスを浄化する。尿素SCRシステム5は、例えば上流側で添加される尿素水を用いて排気ガスに含まれるNOxを還元する。
異常診断装置10は、エンジンシステム1の異常等を診断する。異常診断装置10は、異常診断ユニット6、ブースト圧センサS1、吸気温センサS2、エンジン回転センサS3、酸素濃度センサS4、及び大気圧センサS5を備えている。
ブースト圧センサS1は、ターボチャージャ3によって加圧されてディーゼルエンジン2に供給されるガスのブースト圧を検出する。吸気温センサS2は、ディーゼルエンジン2に供給されるガスの温度(吸気温度)を検出する。吸気温センサS2は、例えば、ディーゼルエンジン2のインテークマニホールドに設けられている。
エンジン回転センサS3は、ディーゼルエンジン2の回転数(単位時間あたりの回転数:回転速度)を検出する。酸素濃度センサS4は、ディーゼルエンジン2から排出されるガスの酸素濃度を検出する。酸素濃度センサS4は、ターボチャージャ3と尿素SCRシステム5との間の排気経路に設けられている。大気圧センサS5は、ディーゼルエンジン2の周囲の大気圧を検出する。
異常診断ユニット6は、ブースト圧センサS1~大気圧センサS5の検出結果に基づいて、種々の異常の有無の判定等を行う。異常診断ユニット6は、例えば、CPU[Central Processing Unit]、ROM[Read Only Memory]、RAM[Random Access Memory]、CAN[Controller Area Network]通信回路等を有する電子制御ユニットである。異常診断ユニット6では、ROMに記憶されているプログラムをRAMにロードし、RAMにロードされたプログラムをCPUで実行することにより各種の機能を実現する。
図2に示されるように、異常診断ユニット6は、機能的には、ブースト圧差分値算出部11、ガス流量差分値算出部12、無負荷時圧力差分値算出部13、及び異常判定部14を備えている。
ブースト圧差分値算出部11は、ブースト圧センサS1で検出されたブースト圧センサ値とディーゼルエンジン2に供給されるガスの目標ブースト圧とに基づいて、ブースト圧センサ値と目標ブースト圧との差分であるブースト圧差分値Aを算出する。
ここで、ブースト圧差分値算出部11は、例えば、ディーゼルエンジン2を制御する図示しないエンジン制御ユニットから目標ブースト圧を取得することができる。例えば、エンジン制御ユニットは、エンジン回転数と燃料噴射量との関係を示すマップに基づいて目標ブースト圧を決定することができる。
本実施形態においてブースト圧差分値算出部11は、ブースト圧差分値Aを次の式(1)に基づいて算出する。
ブースト圧差分値A=ブースト圧センサ値-目標ブースト圧 …(1)
ガス流量差分値算出部12は、ディーゼルエンジン2に供給されるガスの流量である推定作動ガス流量と、ディーゼルエンジン2から排出されるガスの推定された流量である推定排ガス流量とに基づいて、推定作動ガス流量と推定排ガス流量との差分であるガス流量差分値Bを算出する。
ここで、ガス流量差分値算出部12は、ブースト圧センサS1で検出されたブースト圧センサ値に基づいて、周知の方法に基づいて推定作動ガス流量を推定することができる。具体的には、例えば、ガス流量差分値算出部12は、ブースト圧センサ値と、吸気温センサS2で検出された吸気温度と、エンジン回転センサS3で検出されたエンジン回転数とを用いて、推定ガス流量を推定することができる。
また、ガス流量差分値算出部12は、周知の方法に基づいて推定排ガス流量を推定することができる。例えば、ガス流量差分値算出部12は、酸素濃度センサS4で検出された酸素濃度センサ値に基づいて推定排ガス流量を推定することができる。より詳細には、例えば、ガス流量差分値算出部12は、推定排ガス流量を、次の式(2)に基づいて推定することができる。
Figure 0007346250000001

なお、上記式(2)において、指示燃料噴射量は、エンジン制御ユニットがインジェクタに対して指示する燃料の噴射量である。
本実施形態においてガス流量差分値算出部12は、ガス流量差分値Bを次の式(3)に基づいて算出する。
ガス流量差分値B=推定作動ガス流量-推定排ガス流量 …(3)
無負荷時圧力差分値算出部13は、無負荷時ブースト圧センサ値と大気圧センサS5で検出された大気圧センサ値との差分である無負荷時圧力差分値Cを算出する。無負荷時ブースト圧センサ値とは、ディーゼルエンジン2のシリンダ内に燃料が噴射されていないときにブースト圧センサS1で検出された検出値である。
本実施形態において無負荷時圧力差分値算出部13は、無負荷時圧力差分値Cを次の式(4)に基づいて算出する。
無負荷時圧力差分値C=
無負荷時ブースト圧センサ値-大気圧センサ値 …(4)
異常判定部14は、ブースト圧差分値A及びガス流量差分値Bに基づいて、ディーゼルエンジン2に供給されるガスがオーバーブーストであるか又はアンダーブーストであるかの判定、及び、ブースト圧センサS1の特性異常を判定する。
なお、ここでのオーバーブーストとは、目標とするブースト圧よりもディーゼルエンジン2に供給されるガスのブースト圧が高い状態である。アンダーブーストとは、目標とするブースト圧よりもディーゼルエンジン2に供給されるガスのブースト圧が低い状態である。ブースト圧センサS1の特性異常の判定とは、図3に示されるように、検出されたセンサ値が実際の値(実値)よりも過剰側にずれているか又は過少側にずれているかの判定である。以下で説明する他のセンサの特性異常の判定についても同様とする。
より詳細には、異常判定部14は、図4に示されるように、ブースト圧差分値Aがブースト圧閾値範囲AX以内であり、ガス流量差分値Bがガス流量閾値範囲BX以内である場合、エンジンシステム1等の各部は正常であると判定する。また、異常判定部14は、ブースト圧差分値Aがブースト圧閾値範囲AX以内であり、ガス流量差分値Bがガス流量閾値範囲BX以内であり、無負荷時圧力差分値Cが無負荷時圧力閾値範囲CX以内である場合、エンジンシステム1等の各部は正常であると判定することもできる。
なお、ブースト圧閾値範囲AX、ガス流量閾値範囲BX、及び無負荷時圧力閾値範囲CXは、それぞれ、予め設定されている。ブースト圧閾値範囲AXの下限値はブースト圧負閾値A1とし、ブースト圧閾値範囲AX上限値はブースト圧正閾値A2とする。ガス流量閾値範囲BXの下限値はガス流量負閾値B1とし、ガス流量閾値範囲BXの上限値はガス流量正閾値B2とする。無負荷時圧力閾値範囲CXの下限値は無負荷時圧力負閾値C1とし、無負荷時圧力閾値範囲CXの上限値は無負荷時圧力正閾値C2とする。
また、異常判定部14は、アンダーブーストであるかオーバーブーストであるかを判定する、具体的には、異常判定部14は、ブースト圧差分値Aがブースト圧閾値範囲AX外であり、ブースト圧センサ値が目標ブースト圧よりも小さく、ガス流量差分値Bがガス流量閾値範囲BX以内である場合、アンダーブーストであると判定する。すなわち、異常判定部14は、ブースト圧差分値Aがブースト圧負閾値A1未満であり、ガス流量差分値Bがガス流量閾値範囲BX以内である場合、アンダーブーストであると判定する。
一方、異常判定部14は、ブースト圧差分値Aがブースト圧閾値範囲AX外であり、ブースト圧センサ値が目標ブースト圧よりも大きく、ガス流量差分値Bがガス流量閾値範囲BX以内である場合、オーバーブーストであると判定する。すなわち、異常判定部14は、ブースト圧差分値Aがブースト圧正閾値A2を超えており、ガス流量差分値Bがガス流量閾値範囲BX以内である場合、オーバーブーストであると判定する。
また、異常判定部14は、ブースト圧センサS1の特性異常を判定する。具体的には、異常判定部14は、ブースト圧差分値Aがブースト圧閾値範囲AX外であり、ブースト圧センサ値が目標ブースト圧よりも大きく、ガス流量差分値Bがガス流量閾値範囲BX外であり、推定作動ガス流量が推定排ガス流量よりも大きい場合、ブースト圧センサS1に過剰側特性異常が生じていると判定する。すなわち、異常判定部14は、ブースト圧差分値Aがブースト圧正閾値A2を超えており、ガス流量差分値Bがガス流量正閾値B2を超えている場合、ブースト圧センサS1に過剰側特性異常が生じていると判定する。
一方、異常判定部14は、ブースト圧差分値Aがブースト圧閾値範囲AX外であり、ブースト圧センサ値が目標ブースト圧よりも小さく、ガス流量差分値Bがガス流量閾値範囲BX外であり、推定作動ガス流量が推定排ガス流量よりも小さい場合、ブースト圧センサS1に過少側特性異常が生じていると判定する。すなわち、異常判定部14は、ブースト圧差分値Aがブースト圧負閾値A1未満であり、ガス流量差分値Bがガス流量負閾値B1未満である場合、ブースト圧センサS1に過少側特性異常が生じていると判定する。
このように、異常診断装置10は、ブースト圧差分値A及びガス流量差分値Bに基づいて、オーバーブーストであるか又はアンダーブーストであるかの判定を行うことができ、更に、ブースト圧センサS1の特性異常も判定できる。すなわち、異常診断装置10は、ブースト圧センサS1の特性異常を判定できるため、ブースト圧の異常の有無の判定結果の信頼性を向上させることができる。このように、異常診断装置10は、エアフロセンサを用いることなく、ブースト圧の異常の有無、及びブースト圧センサS1の特性異常の有無を判定することができる。
また、上記では、ブースト圧差分値A及びガス流量差分値Bに基づいて、オーバーブースト又はアンダーブーストの判定、及び、ブースト圧センサS1の特性異常を判定する構成を説明した。異常判定部14は、ブースト圧差分値A及びガス流量差分値Bに加え、更に無負荷時圧力差分値Cに基づいて、オーバーブースト又はアンダーブーストの判定、及び、ブースト圧センサS1の特性異常を判定することもできる。
具体的には、異常判定部14は、ブースト圧差分値Aがブースト圧閾値範囲AX外であり、ブースト圧センサ値が目標ブースト圧よりも小さく、ガス流量差分値Bがガス流量閾値範囲BX以内であり、無負荷時圧力差分値Cが無負荷時圧力閾値範囲CX以内である場合、アンダーブーストであると判定する。すなわち、異常判定部14は、ブースト圧差分値Aがブースト圧負閾値A1未満であり、ガス流量差分値Bがガス流量閾値範囲BX以内であり、無負荷時圧力差分値Cが無負荷時圧力閾値範囲CX以内である場合、アンダーブーストであると判定する。
一方、異常判定部14は、ブースト圧差分値Aがブースト圧閾値範囲AX外であり、ブースト圧センサ値が目標ブースト圧よりも大きく、ガス流量差分値Bがガス流量閾値範囲BX以内であり、無負荷時圧力差分値Cが無負荷時圧力閾値範囲CX以内である場合、オーバーブーストであると判定する。すなわち、異常判定部14は、ブースト圧差分値Aがブースト圧正閾値A2を超えており、ガス流量差分値Bがガス流量閾値範囲BX以内であり、無負荷時圧力差分値Cが無負荷時圧力閾値範囲CX以内である場合、オーバーブーストであると判定する。
また、異常判定部14は、ブースト圧差分値Aがブースト圧閾値範囲AX外であり、ブースト圧センサ値が目標ブースト圧よりも大きく、ガス流量差分値Bがガス流量閾値範囲BX外であり、推定作動ガス流量が推定排ガス流量よりも大きく、無負荷時圧力差分値Cが無負荷時圧力閾値範囲CX外であり、無負荷時ブースト圧センサ値が大気圧センサ値よりも大きい場合、ブースト圧センサS1に過剰側特性異常が生じていると判定する。すなわち、異常判定部14は、ブースト圧差分値Aがブースト圧正閾値A2を超えており、ガス流量差分値Bがガス流量正閾値B2を超えており、無負荷時圧力差分値Cが無負荷時圧力正閾値C2を超えている場合、ブースト圧センサS1に過剰側特性異常が生じていると判定する。
一方、異常判定部14は、ブースト圧差分値Aがブースト圧閾値範囲AX外であり、ブースト圧センサ値が目標ブースト圧よりも小さく、ガス流量差分値Bがガス流量閾値範囲BX外であり、推定作動ガス流量が推定排ガス流量よりも小さく、無負荷時圧力差分値Cが無負荷時圧力閾値範囲CX外であり、無負荷時ブースト圧センサ値が大気圧センサ値よりも小さい場合、ブースト圧センサS1に過少側特性異常が生じていると判定する。すなわち、異常判定部14は、エンジンシステム1がブースト圧負閾値A1未満であり、ガス流量差分値Bがガス流量負閾値B1未満であり、無負荷時圧力差分値Cが無負荷時圧力負閾値C1未満である場合、ブースト圧センサS1に過少側特性異常が生じていると判定する。
このように、異常診断装置10は、無負荷時圧力差分値Cを更に用いることによって、ブースト圧の異常の有無、及びブースト圧センサS1の特性異常の有無をより精度よく判定することができる。
また、異常判定部14は、酸素濃度センサS4の特性異常の判定を行うことができる。具体的には、異常判定部14は、ブースト圧差分値Aがブースト圧閾値範囲AX以内であり、ガス流量差分値Bがガス流量閾値範囲BX外であり、推定作動ガス流量が推定排ガス流量よりも小さい場合、酸素濃度センサS4に過剰側特性異常が生じていると判定する。すなわち、異常判定部14は、ブースト圧差分値Aがブースト圧閾値範囲AX以内であり、ガス流量差分値Bがガス流量負閾値B1未満である場合、酸素濃度センサS4に過剰側特性異常が生じていると判定する。
一方、異常判定部14は、ブースト圧差分値Aがブースト圧閾値範囲AX以内であり、ガス流量差分値Bがガス流量閾値範囲BX外であり、推定作動ガス流量が推定排ガス流量よりも大きい場合、酸素濃度センサS4に過少側特性異常が生じていると判定する。すなわち、異常判定部14は、ブースト圧差分値Aがブースト圧閾値範囲AX以内であり、ガス流量差分値Bがガス流量正閾値B2を超えている場合、酸素濃度センサS4に過少側特性異常が生じていると判定する。
なお、ディーゼルエンジン2から排出される排気ガス流量は、燃料無噴射時には不定値となる。このため、異常判定部14は、酸素濃度センサS4の特性異常を判定する際に、無負荷時圧力差分値Cは不問(用いない)とする。
このように、異常診断装置10は、推定排ガス流量を推定するために用いられる酸素濃度センサS4についても、特性異常の有無を判定できる。
また、異常判定部14は、大気圧センサS5の特性異常を判定することができる。具体的には、異常判定部14は、ガス流量差分値Bがガス流量閾値範囲BX以内であり、無負荷時圧力差分値Cが無負荷時圧力閾値範囲CX外であり、無負荷時ブースト圧センサ値が大気圧センサ値よりも小さい場合、大気圧センサS5に過剰側特性異常が生じていると判定する。すなわち、異常判定部14は、ガス流量差分値Bがガス流量閾値範囲BX以内であり、無負荷時圧力差分値Cが無負荷時圧力負閾値C1未満である場合、大気圧センサS5に過剰側特性異常が生じていると判定する。
一方、異常判定部14は、ガス流量差分値Bがガス流量閾値範囲BX以内であり、無負荷時圧力差分値Cが無負荷時圧力閾値範囲CX外であり、無負荷時ブースト圧センサ値が大気圧センサ値よりも大きい場合、大気圧センサS5に過少側特性異常が生じていると判定する。すなわち、異常判定部14は、ガス流量差分値Bがガス流量閾値範囲BX以内であり、無負荷時圧力差分値Cが無負荷時圧力正閾値C2を超えている場合、大気圧センサS5に過少側特性異常が生じていると判定する。
なお、目標ブースト圧は大気圧の影響を受ける。このため、異常判定部14は、大気圧センサS5の特性異常を判定する際にブースト圧差分値Aは不問(用いない)とする。
このように、異常診断装置10は、無負荷時圧力差分値Cを算出するために用いられる大気圧センサS5についても、特性異常の有無を判定できる。
以上のように異常診断装置10は、図4に示されるように、ブースト圧差分値A、ガス流量差分値B、無負荷時圧力差分値Cの3つを用いることによって、エンジンシステム1の種々の異常の判定を行うことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、ブースト圧差分値Aは、変形例として、「目標ブースト圧-ブースト圧センサ値」によって算出されてもよい。この場合、図4に示されるブースト圧負閾値A1(負閾値A1)及びブースト圧正閾値A2(正閾値A2)の正負をそれぞれ逆にして上述した判定を行えばよい。ガス流量差分値B及び無負荷時圧力差分値Cについても、ブースト圧差分値Aの変形例と同様であってもよい。
エンジンシステム1の構成は、図1に示される構成に限定されない。例えば、エンジンシステム1は、排気ガスの一部をEGR(排気再循環)ガスとして還流させるEGRユニットを備えていてもよい。
また、エンジンシステム1は、内燃機関としてディーゼルエンジン2を備えていることに限定されない。例えば、エンジンシステム1は、ガソリンエンジン、ガスタービン等のディーゼルエンジン2以外の内燃機関を備えていてもよい。そして、異常診断装置10は、ディーゼルエンジン2以外の内燃機関を備えるエンジンシステム1の種々の異常の診断を行ってもよい。
以上に記載された実施形態及び種々の変形例の少なくとも一部が任意に組み合わせられてもよい。
1…エンジンシステム(内燃機関システム)、2…ディーゼルエンジン(内燃機関)、3…ターボチャージャ、4…インタークーラ、5…尿素SCRシステム、6…異常診断ユニット、10…異常診断装置、11…ブースト圧差分値算出部、12…ガス流量差分値算出部、13…無負荷時圧力差分値算出部、14…異常判定部、S1…ブースト圧センサ、S2…吸気温センサ、S3…エンジン回転センサ、S4…酸素濃度センサ、S5…大気圧センサ。

Claims (4)

  1. 内燃機関及びターボチャージャを備える内燃機関システムの異常を診断する異常診断装置であって、
    前記ターボチャージャによって前記内燃機関に供給されるガスのブースト圧を検出するブースト圧センサと、
    前記内燃機関から排出されるガスの酸素濃度を検出する酸素濃度センサと、
    前記ブースト圧センサで検出されたブースト圧センサ値と前記内燃機関に供給されるガスの目標ブースト圧とに基づいて、前記ブースト圧センサ値と前記目標ブースト圧との差分であるブースト圧差分値を算出するブースト圧差分値算出部と、
    記内燃機関に供給されるガスの推定された流量である推定作動ガス流量と、前記内燃機関から排出されるガスの推定された流量である推定排ガス流量とに基づいて、前記推定作動ガス流量と前記推定排ガス流量との差分であるガス流量差分値を算出するガス流量差分値算出部と、
    前記ブースト圧差分値及び前記ガス流量差分値に基づいて、前記内燃機関に供給されるガスがオーバーブーストであるか又はアンダーブーストであるかの判定、及び、前記ブースト圧センサの特性異常を判定する異常判定部と、
    を備え、
    前記ガス流量差分値算出部は、
    前記ブースト圧センサ値、前記内燃機関に供給されるガスの吸気温度、及び、前記内燃機関の回転数であるエンジン回転数に基づいて前記推定作動ガス流量を推定し、
    前記酸素濃度センサで検出された酸素濃度センサ値、前記内燃機関に供給されるガスの酸素濃度である空気中酸素濃度、前記内燃機関のインジェクタに対して指示される指示燃料噴射量、燃料密度、及び、量論混合比に基づいて前記推定排ガス流量を推定し、
    前記異常判定部は、
    前記ブースト圧差分値がブースト圧閾値範囲外であり、前記ブースト圧センサ値が前記目標ブースト圧よりも小さく、前記ガス流量差分値がガス流量閾値範囲以内である場合、前記アンダーブーストであると判定し、
    前記ブースト圧差分値が前記ブースト圧閾値範囲外であり、前記ブースト圧センサ値が前記目標ブースト圧よりも大きく、前記ガス流量差分値が前記ガス流量閾値範囲以内である場合、前記オーバーブーストであると判定し、
    前記ブースト圧差分値が前記ブースト圧閾値範囲外であり、前記ブースト圧センサ値が前記目標ブースト圧よりも大きく、前記ガス流量差分値が前記ガス流量閾値範囲外であり、前記推定作動ガス流量が前記推定排ガス流量よりも大きい場合、前記ブースト圧センサに過剰側特性異常が生じていると判定し、
    前記ブースト圧差分値が前記ブースト圧閾値範囲外であり、前記ブースト圧センサ値が前記目標ブースト圧よりも小さく、前記ガス流量差分値が前記ガス流量閾値範囲外であり、前記推定作動ガス流量が前記推定排ガス流量よりも小さい場合、前記ブースト圧センサに過少側特性異常が生じていると判定する、内燃機関システムの異常診断装置。
  2. 記異常判定部は、
    前記ブースト圧差分値が前記ブースト圧閾値範囲以内であり、前記ガス流量差分値が前記ガス流量閾値範囲外であり、前記推定作動ガス流量が前記推定排ガス流量よりも小さい場合、前記酸素濃度センサに過剰側特性異常が生じていると判定し、
    前記ブースト圧差分値が前記ブースト圧閾値範囲以内であり、前記ガス流量差分値が前記ガス流量閾値範囲外であり、前記推定作動ガス流量が前記推定排ガス流量よりも大きい場合、前記酸素濃度センサに過少側特性異常が生じていると判定する、請求項1に記載の内燃機関システムの異常診断装置。
  3. 大気圧を検出する大気圧センサと、
    前記内燃機関へ燃料が噴射されていないときに前記ブースト圧センサで検出された無負荷時ブースト圧センサ値と前記大気圧センサで検出された大気圧センサ値との差分である無負荷時圧力差分値を算出する無負荷時圧力差分値算出部と、更に備え、
    前記異常判定部は、
    前記ブースト圧差分値が前記ブースト圧閾値範囲外であり、前記ブースト圧センサ値が前記目標ブースト圧よりも小さく、前記ガス流量差分値が前記ガス流量閾値範囲以内であり、前記無負荷時圧力差分値が無負荷時圧力閾値範囲以内である場合、前記アンダーブーストであると判定し、
    前記ブースト圧差分値が前記ブースト圧閾値範囲外であり、前記ブースト圧センサ値が前記目標ブースト圧よりも大きく、前記ガス流量差分値が前記ガス流量閾値範囲以内であり、前記無負荷時圧力差分値が前記無負荷時圧力閾値範囲以内である場合、前記オーバーブーストであると判定し、
    前記ブースト圧差分値が前記ブースト圧閾値範囲外であり、前記ブースト圧センサ値が前記目標ブースト圧よりも大きく、前記ガス流量差分値が前記ガス流量閾値範囲外であり、前記推定作動ガス流量が前記推定排ガス流量よりも大きく、前記無負荷時圧力差分値が前記無負荷時圧力閾値範囲外であり、前記無負荷時ブースト圧センサ値が前記大気圧センサ値よりも大きい場合、前記ブースト圧センサに過剰側特性異常が生じていると判定し、
    前記ブースト圧差分値が前記ブースト圧閾値範囲外であり、前記ブースト圧センサ値が前記目標ブースト圧よりも小さく、前記ガス流量差分値が前記ガス流量閾値範囲外であり、前記推定作動ガス流量が前記推定排ガス流量よりも小さく、前記無負荷時圧力差分値が前記無負荷時圧力閾値範囲外であり、前記無負荷時ブースト圧センサ値が前記大気圧センサ値よりも小さい場合、前記ブースト圧センサに過少側特性異常が生じていると判定する、請求項1又は2に記載の内燃機関システムの異常診断装置。
  4. 前記異常判定部は、
    前記ガス流量差分値が前記ガス流量閾値範囲以内であり、前記無負荷時圧力差分値が前記無負荷時圧力閾値範囲外であり、前記無負荷時ブースト圧センサ値が前記大気圧センサ値よりも小さい場合、前記大気圧センサに過剰側特性異常が生じていると判定し、
    前記ガス流量差分値が前記ガス流量閾値範囲以内であり、前記無負荷時圧力差分値が前記無負荷時圧力閾値範囲外であり、前記無負荷時ブースト圧センサ値が前記大気圧センサ値よりも大きい場合、前記大気圧センサに過少側特性異常が生じていると判定する、請求項3に記載の内燃機関システムの異常診断装置。
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