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JP2015004319A - 内燃機関の排気浄化システム - Google Patents

内燃機関の排気浄化システム Download PDF

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JP2015004319A
JP2015004319A JP2013130391A JP2013130391A JP2015004319A JP 2015004319 A JP2015004319 A JP 2015004319A JP 2013130391 A JP2013130391 A JP 2013130391A JP 2013130391 A JP2013130391 A JP 2013130391A JP 2015004319 A JP2015004319 A JP 2015004319A
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Masato Ogiso
誠人 小木曽
知由 小郷
Tomoyoshi Ogo
知由 小郷
大河 萩本
Taiga Hagimoto
大河 萩本
有史 松本
Yuji Matsumoto
有史 松本
一哉 高岡
Kazuya Takaoka
一哉 高岡
大和 西嶋
Yamato Nishijima
大和 西嶋
憲治 古井
Kenji Furui
憲治 古井
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  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)

Abstract

【課題】内燃機関におけるポスト噴射や燃料添加弁による燃料添加などにより、排気浄化触媒の下流側における排気の未燃HC濃度が高くなった場合でも、当該排気浄化触媒の下流側に配置されたA/FセンサやNOxセンサの測定精度の低下を抑制し、結果としてOBD精度の低下を抑制できる技術を提供する。
【解決手段】排気浄化手段のOBDの実施時において、前記未燃燃料供給手段により未燃燃料が添加され前記排気浄化手段の下流における排気の未燃燃料量が増加する場合(S101)は、前記EGR手段により再循環される排気の量を増加させた上(S102)でOBDを開始する(S104)。
【選択図】図3

Description

本発明は内燃機関の排気系を通過する排気を浄化する、内燃機関の浄化システムに関する。
自動車の内燃機関から排出される排気中の有害成分(例えば、HC,CO,NOx)の規制が強化されるに伴い、排気中の有害成分を排気浄化触媒によって浄化する技術が提案されている。この排気浄化触媒としては、代表的なものにNOxの還元処理と、HC,COの酸化処理を同時に行う三元触媒や、排気中の酸素濃度が高いときにNOxを吸蔵する
とともに排気中の酸素濃度が低下し且つ還元剤が存在する状態でNOxを放出還元する吸
蔵還元型NOx触媒(以下、NSRともいう。)などがあり、さらには、内燃機関から排
出される微粒子物質を捕捉するPMフィルタの機能と吸蔵還元型NOx触媒の機能を併せ
持つDPNRも知られている。
ところで、近年では、車両に搭載されている排気浄化触媒が故障した場合、速やかにユーザーに警告を与えて修理等の実施を促すための車載式故障自己診断(OBD)システム(On-board Diagnosis System)の開発も盛んに行われている。そして、このOBDを行
うために、排気浄化触媒の前後にA/FセンサやNOxセンサを配置してこれらのセンサ
の出力を比較することで、排気浄化触媒の性能劣化の評価を行う構成が知られている。
ここで、A/FセンサやNOxセンサは、酸素ポンピング機能を利用しているため、排
気中のHC濃度に応じてセンサ出力が影響を受ける場合がある。そのため、内燃機関による燃料のポスト噴射や燃料添加弁による燃料の添加時など、排気中の未燃HCの濃度が高くなる場合や排気浄化触媒をすり抜ける未燃HC量が多くなる場合には、排気浄化触媒の下流側に設けられたA/FセンサやNOxセンサの測定精度が低下し、排気浄化触媒が劣
化している場合と同様の信号が出力される場合があった。その結果、排気中の未燃HCの濃度が高い場合にOBD精度が低下してしまう場合があった。
特開2012−163062号公報 特許第4868096号公報 特開2008−232058号公報 特開2012−026423号公報
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、内燃機関におけるポスト噴射や燃料添加弁による燃料添加などにより、排気浄化触媒の下流側における排気の未燃HC濃度が高くなった場合や排気浄化触媒をすり抜ける未燃HC量が多くなった場合でも、当該排気浄化触媒の下流側に配置されたA/FセンサやNOxセンサの測定精度の低下を抑制し、結果としてOBD精度の低下を抑制できる技術を提供することである。
上記目的を達成するための本発明は、排気浄化手段の故障の自己診断時において、排気浄化手段の下流における排気の未燃燃料濃度が増加する場合や排気浄化手段をすり抜ける未燃燃料量が多くなる場合に、EGR手段により再循環される排気の量を増加させた上で
、排気浄化手段の故障の自己診断を開始することを最大の特徴とする。
より詳しくは、内燃機関の排気通路に設けられ、排気中の特定成分を浄化する排気浄化手段と、
内燃機関の排気通路に未燃燃料を噴射または添加することで前記排気浄化手段に未燃燃料を供給する未燃燃料供給手段と、
前記排気通路における前記排気浄化手段の下流に配置され酸素ポンピング機能を利用して排気中の成分を測定する排気測定手段と、
前記排気通路における前記排気浄化手段と前記排気測定手段の間の領域と内燃機関の吸気通路とを連通するEGR通路を有するとともに、前記排気通路を通過する排気の一部をEGRガスとして前記EGR通路を介して前記吸気通路に再循環させるEGR手段と、
前記排気浄化手段の故障を自己診断するOBD手段と、
を備えた内燃機関の排気浄化システムであって、
前記OBD手段による前記排気浄化手段の故障の自己診断時において、前記未燃燃料供給手段により未燃燃料が添加され前記排気浄化手段の下流における排気の未燃燃料濃度が増加する場合および/または前記排気浄化手段をすり抜ける未燃燃料量が増加する場合は、前記EGR手段により再循環される排気の量を増加させた上で前記自己診断を開始することを特徴とする。
車両に搭載されている排気浄化手段の故障自己診断(以下、単にOBDともいう)のために、排気浄化手段に未燃燃料を供給して、排気浄化手段の上流側と下流側の排気成分を測定して比較する排気浄化システムが知られている。しかしながら、そのような排気浄化システムにおいて、排気浄化手段に未燃燃料を供給した際に、排気浄化手段の下流における排気の未燃HC濃度が増加する場合には、排気浄化手段の下流側に設けられ酸素ポンピング機能を有する排気測定手段のセンサ特性にHC濃度依存の影響を及ぼす場合があった。
また、未燃HCが排気浄化手段をすり抜け、HC液滴がセンサ検知部や拡散律速部を覆ってしまうような場合には、排気測定手段の測定結果にさらなる影響を及ぼす場合があった。そうすると、排気浄化手段が正常であるにも拘わらず、排気測定手段から、排気浄化手段が劣化している場合と同様の信号が出力され、誤診断の原因となる場合があった。また上記の測定結果に対する影響には、排気浄化手段の下流の排気のHC濃度に加え、排気の量が大きな要因になっていることが分かってきた。
それに対し、本発明においては、未燃燃料供給手段から未燃燃料を排気浄化手段に供給して故障自己診断を行う際には、EGR手段によって再循環される排気の量を増加させ、排気測定手段を通過する未燃HC濃度の高い排気の量を低減することとした。これによって、未燃HCによって排気測定手段の測定精度が低下することを抑制できる。その結果、OBD手段による故障自己診断の精度を向上させることが可能となる。
なお、本発明において、「前記未燃燃料供給手段により未燃燃料が添加され前記排気浄化手段の下流における排気の未燃燃料濃度が増加する場合および/または前記排気浄化手段をすり抜ける未燃燃料量が増加する場合」とは、未燃燃料供給手段により未燃燃料の添加が開始される場合と、未燃燃料供給手段による未燃燃料の添加量が増量される場合の両方を含む。これは、OBDにおいては、未燃燃料供給手段からの未燃燃料の添加開始後の未燃HCの有無のみならず未燃HC量の変化量や傾きにも着目しているからである。
また、本発明においては、前記EGR手段により再循環される排気の量を増加させた際の、前記排気浄化手段の下流側の排気流量の減少量に基づいて、前記排気測定手段の出力における時間的変化の傾きを補正するようにしてもよい。
ここで上記のように、OBD手段による故障自己診断を行う際に、EGR手段によって再循環される排気の量を増加させると、排気測定手段の測定精度の低下を抑制できる一方、排気測定手段を通過する排気の流量の低下に伴い、排気測定手段の応答性に遅れが生じる場合がある。そして、応答性に遅れが生じた状態で排気測定手段の出力を用いて故障自己診断を行うと誤診断の原因になる場合があった。
これに対し、本発明においては、排気測定手段を通過する排気の流量の低下の度合いに基づいて排気測定手段の出力における時間的変化の傾きを補正することにした。これにより、より確実に排気測定手段の測定精度の低下を抑制できる。その結果、OBD手段による故障自己診断の精度をより確実に向上させることが可能になる。
なお、本発明における課題を解決するための手段は、可能な限り組み合わせて使用することができる。
本発明にあっては、内燃機関におけるポスト噴射や燃料添加弁による燃料添加などにより、排気浄化手段の下流側における排気の未燃HC濃度が高くなった場合や排気浄化触媒をすり抜ける未燃HC量が多くなった場合でも、排気浄化手段の下流側に配置された排気測定手段の測定精度の低下を抑制し、結果としてOBD手段による故障自己診断の精度の低下を抑制できる。
本発明の実施例における内燃機関と、その吸排気系の概略構成を示す図である。 本発明の実施例1において、燃料添加弁からの燃料添加によるHC濃度増加時の、上流側A/Fセンサ及び下流側A/Fセンサの出力について示す図である。 本発明の実施例1におけるOBD時EGR量制御ルーチンについてのフローチャートである。 本発明の実施例1における排気浄化装置下流の排気流量低下時の、下流側A/Fセンサ出力の応答遅れについて示す図である。 本発明の実施例2におけるOBD時EGR量制御ルーチン2についてのフローチャートである。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を例示的に詳しく説明する。
〔実施例1〕
図1は本発明を適用する内燃機関及び吸排気系、制御系の概略構成を示す図である。図1に示す内燃機関1は、4つの気筒2と各気筒2に燃料を噴射する4つの燃料噴射弁3を有する。
内燃機関1には、吸気マニホールド8が接続されており、吸気マニホールド8の各枝管は吸気ポートを介して各気筒2の燃焼室と連通されている。吸気マニホールド8と吸気管9との接続部近傍には、吸気管9の流路断面積を変更可能な第2スロットル弁12が設けられている。第2スロットル弁12は電気配線を介して後述するECU22に接続されている。第2スロットル弁12は、ECU22からの制御信号に基づいてその弁開度が制御される事で、吸気管9を流れる吸気の流量を調節する事ができる。第2スロットル弁12より上流には、吸気管9を流れるガスを冷却するインタークーラ13が設けられている。
インタークーラ13より上流には、過給機10のコンプレッサが格納されたコンプレッサハウジング6が設けられている。また、コンプレッサハウジング6のさらに上流側には吸気管9の流路断面積を変更可能な第1スロットル弁17が設けられている。第1スロットル弁17もECU22に接続されており、ECU22からの制御信号に基づいて吸気管9を流れる吸気の流量を調節する。吸気管9における第1スロットル弁17のさらに上流側には、吸気管9を通過する吸気の量を検出するエアフローメータ24と、新気に浮遊するゴミを除去するエアクリーナ25が備えられている。
一方、内燃機関1には、排気マニホールド18が接続されており、排気マニホールド18の各枝管は排気ポートを介して各気筒2の燃焼室と連通されている。排気マニホールド18には集合管16を介して過給機10のタービンが格納されたタービンハウジング7が接続されている。タービンハウジング7の排気が流出する開口部には排気管19が接続されている。排気管19には排気浄化手段としての排気浄化装置20が設けられている。この排気浄化装置20内には、排気中のNOxを浄化する排気浄化触媒としての吸蔵還元型
NOx触媒20a及び、排気中の微粒子物質を捕集するフィルタ20bが設けられている
この吸蔵還元型NOx触媒20aは、その温度が活性温度以上に上昇した状態において
、流入する排気の酸素濃度が高いときは排気中のNOxを吸収(吸蔵、吸着)し、流入す
る排気の酸素濃度が低下し且つ還元剤が存在するときには吸収していたNOxを放出しつ
つNに還元する。
排気管19における排気浄化装置20より下流には排気管19の流路断面積を変更可能な排気絞り弁11が設けられている。排気絞り弁11より下流において排気管19は大気に開放されている。排気絞り弁11は電気配線を介してECU22に接続されており、ECU22からの制御信号に基づいてその弁開度が制御される事で、排気管19を流れる排気の流量を調節する事ができる。ここで排気マニホールド18、集合管16及び排気管19は、本実施例における排気通路を構成する。
排気管19における排気浄化装置20の上流側には、上流側A/Fセンサ30と未燃燃料供給手段としての燃料添加弁31が設けられている。上流側A/Fセンサ30は電気配線を介してECU22に接続されており、排気管19における排気浄化装置20の上流側の空燃比に応じて変化する出力信号がECU22に入力される。また、燃料添加弁31は電気配線を介してECU22に接続されており、ECU22からの制御信号に基づいて所定量の燃料を排気管19に添加することで、未燃燃料を排気浄化装置20に供給する事ができる。また、排気管19における排気浄化装置20の下流側には、排気測定手段としての下流側A/Fセンサ26が設けられている。下流側A/Fセンサ26は電気配線を介してECU22に接続されており、排気管19における排気浄化装置20の下流側の空燃比に応じて変化する出力信号がECU22に入力される。
排気管19の排気浄化装置20より下流かつ下流側A/Fセンサ26より上流の箇所と、吸気管9のコンプレッサハウジング6より上流の箇所とは、低圧EGR管23によって連通されている。この低圧EGR管23は本実施例においてEGR通路に相当する。低圧EGR管23には、低圧EGR管23を流れるガスを冷却するEGRクーラ14、低圧EGR管23の流路断面積を変更可能な低圧EGR弁5が設けられている。低圧EGR弁5は電気配線を介してECU22に接続されている。そして、低圧EGR弁5は、ECU22からの制御信号に基づいてその弁開度が制御されることで、低圧EGR管23を流れるガスの量を調節する事ができる。以下、低圧EGR管23を用いて行う排気再循環を「低圧EGR」という場合がある。また、低圧EGR管23を流れるガスを「低圧EGRガス
」という場合がある。また、本実施例ではEGR手段が低圧EGR管23、EGRクーラ14、低圧EGR弁5及びECU22を含んで構成される。
次に、排気マニホールド18と吸気マニホールド8とは高圧EGR管15によって連通されている。高圧EGR管15には、高圧EGR管15の流路断面積を変更可能な高圧EGR弁21が設けられている。高圧EGR弁21は電気配線を介してECU22に接続されており、ECU22からの制御信号に基づいてその弁開度が制御されることで、高圧EGR管15を流れるガスの量を調節する事ができる。
また、内燃機関1には、内燃機関1を制御する電子制御コンピュータであるECU22が併設されている。ECU22は図示しないROM、RAM、CPU、入力ポート、出力ポート等を備え、前記各種センサによって検出される内燃機関1の運転状態や運転者による要求に応じて、燃料噴射等の既知の制御を行うとともに、高圧EGR弁21、低圧EGR弁5、第2スロットル弁12、第1スロットル弁17、排気絞り弁11等に対して開度指令信号を出力する。
そして、内燃機関1においては、運転状態が低負荷及び低回転数の場合には、応答性に優れる高圧EGRを優先して用いることによりEGR全体の応答性を確保している。また、内燃機関の運転状態が高負荷または高回転数の場合には、低圧EGRによる低圧EGRガスの再循環を促進するとともに高圧EGRによる高圧EGRガスの再循環を抑制し、EGRガスの温度が過剰に高温になることを抑制している。その結果、より広い運転状態の範囲において排気の再循環を可能としている。
ところで、上記の内燃機関及び吸排気系、制御系においては、排気浄化装置20が故障した場合、速やかにユーザーに警告を与えて修理等の実施を促すための車載式故障自己診断(以下、OBDともいう)システム(On-board Diagnosis System)が搭載されている
。OBDを行うための条件が整った際には、燃料添加弁31から排気中に燃料が添加される。そして、その際の上流側A/Fセンサ30の出力信号と下流側A/Fセンサ26の出力信号とを比較することで、排気浄化装置20内の吸蔵還元型NOx触媒20a(以下、単にNOx触媒ともいう。)の異常の検出を行う。本実施例においてOBD手段は、燃料添加弁31、上流側A/Fセンサ30、下流側A/Fセンサ26、排気浄化装置20及びECU22を含んで構成される。
しかしながら、このようなOBDにおいて、燃料添加弁31から多量の燃料を排気に添加する場合、未燃HCがNOx触媒20a、フィルタ20bをすり抜け、下流側A/Fセンサ26に未燃HCが到達する場合があった。下流側A/Fセンサ26においては、センサに流入する排気に対して最初に酸素のポンピングが行われ、NO2のNO化、及びHCのCO2、H2O化に繋がるため、HCが下流側A/Fセンサ26に過度に流入した場合には、酸素のポンピングが阻害され、センサの測定精度が悪化する場合があった。
そして、基本的には、下流側A/Fセンサ26のHC濃度依存性によってセンサ特性が変化することによりセンサの測定精度が悪化するが、HC液滴がセンサの検知部や拡散律速部を覆うと、さらにセンサ特性が変化するので、下流側A/Fセンサ26を通過する排気のHC濃度に加えてガス量に応じて下流側A/Fセンサ26の精度が悪化する場合があった。この場合、HC濃度の影響度が大きいことは当然であるが、下流側A/Fセンサ26に流入するガス量が多いほど、HCが衝突する確率が高くなるためにセンサ特性が悪化する要因となる。
図2には、この場合の下流側A/Fセンサ26センサ特性の変化について示す。図2のグラフの縦軸は空燃比に相当するセンサ出力、横軸は時間を示している。また、グラフ中
の一点鎖線は上流側A/Fセンサ30の出力を示し、実線は下流側A/Fセンサ26の出力を示している。図2(a)はNOx触媒20a及び下流側A/Fセンサ26の両方が正常である場合のグラフである。また、図2(b)はNOx触媒20aの異常時か、あるいは、HCが多量に排気浄化装置20をすり抜けた場合のグラフである。
図2(a)に示すように、NOx触媒20a及び下流側A/Fセンサ26の双方が正常である場合には、リッチ制御が開始された直後から上流側A/Fセンサ30が示すA/Fは急峻に下降し所定時間経過後に回復する。これに対し、燃料添加弁31から添加された未燃HCは、NOx触媒20aにおける反応によって消費され、また、消費されずに排気浄化装置20をすり抜けた未燃HCが下流側A/Fセンサ26に到達するまでには時間差があるため、下流側A/Fセンサ26が示すセンサ出力は、上流側A/Fセンサ30のセンサ出力に対して一定期間の遅れを伴い、また、変化幅は、上流側A/Fセンサ30が示すセンサ出力と比較すると小さくなっている。
ところが、図2(b)に示すようにNOx触媒20aに異常が生じた場合には、燃料添加弁31から排気に添加された燃料はNOx触媒20aで消費されないので排気浄化装置20をすり抜ける未燃HCの量が増加する。従って、下流側A/Fセンサ26が示すセンサ出力の、上流側A/Fセンサ30が示すセンサ出力に対する時間的な遅れ量が減少するとともに、変化幅が上流側A/Fセンサ30が示すセンサ出力に近づくことになる。
よって、OBDとしては、図2に示した下流側A/Fセンサ26が示すセンサ出力により囲まれる部分の面積と、上流側A/Fセンサ30が示すセンサ出力により囲まれる部分の面積とを比較して、その面積比によってNOx触媒20aの異常を判定してもよい。また、下流側A/Fセンサ26が示すセンサ出力により囲まれる部分の面積からNOx触媒20aをすり抜けた未燃HC量を検出して、未燃HCのすり抜け率からNOx触媒20aの異常を判定してもよい。前者の場合には、下流側A/Fセンサ26が示すセンサ出力と、上流側A/Fセンサ30が示すセンサ出力の両方を利用するのに対し、後者の場合には、下流側A/Fセンサ26が示すセンサ出力のみを利用すればよい。
ところで、仮にNOx触媒20aが正常な場合であっても、燃料添加弁31からの燃料添加量が多量である場合には、排気浄化装置20をすり抜ける未燃HC量が増加し排気浄化装置20の下流における排気のHC濃度が上昇する。また、未燃HCの液滴が下流側A/Fセンサ26のセンサ検知部や拡散律速部を覆うことになる。そうすると、下流側A/Fセンサ26の測定精度が悪化し、センサ出力は触媒が異常な場合と同等な挙動を示すことになり、結果としてOBD誤検出の危険性が増大する。
これに対し、本実施例では、燃料添加弁31からの燃料添加量が多い場合には、低圧EGRによるEGRガスの再循環量を増加し、これにより下流側A/Fセンサ26を通過するHC濃度の高い排気ガスの量を低減し、下流側A/Fセンサ26の測定精度の悪化を抑制することとした。
図3には、本実施例におけるOBD時EGR量制御ルーチンを示す。本ルーチンはECU22のメモリーに格納されたプログラムであり、OBD開始前には必ず実行されるルーチンである。本ルーチンが実行されると、まず、S101において、排気浄化装置20に供給されるHC量が所定の閾値S1より大きいか否かが判定される。これは、燃料添加弁31からの燃料添加量を決定するためのマップからその時点における燃料添加量を導出し、その値と閾値S1とを比較することにより判定してもよい。
ここで、閾値S1の値は、燃料添加弁31からの燃料添加量がこれ以上の場合には、排気浄化装置20をすり抜けるHCの量が増加し、下流側A/Fセンサ26を通過する排気
のHC濃度が上昇しまたは未燃HC液滴が下流側A/Fセンサ26のセンサ検知部や拡散律速部を覆うことで、下流側A/Fセンサ26の測定精度が低下する境界の値として実験的または理論的、あるいは実験で得られた結果を用いて理論的に導出してもよい。ここで排気浄化装置20に供給されるHC量が所定の閾値S1未満であると判定された場合には、そのまま本ルーチンを一旦終了する。一方、排気浄化装置20に供給されるHC量が所定の閾値S1以上と判定された場合には、S102に進む。
S102においては、排気絞り弁11及び低圧EGR弁5の開度が制御されることにより低圧EGRガスの量が増加する。これにより排気浄化装置20を通過した排気のうち、下流側A/Fセンサ26を通過する排気の量が減少する。S102の処理が終了するとS103に進む。
S103においては、下流側A/Fセンサ26の精度が確保されたかどうかが判定される。具体的には、例えば前回にS101において、排気浄化装置20に供給されるHC量が所定の閾値S1未満であると判定された場合の下流側A/Fセンサ26の所定期間に亘るセンサ出力を記憶しておく。そして、当該センサ出力値と、その際のS101における判定に用いられた燃料添加弁31からの燃料添加量と、今回のS101における判定に用いられた燃料添加弁31からの燃料添加量と、今回のS102において増加させた低圧EGRガス量とから、今回の下流側A/Fセンサ26の所定期間に亘るセンサ出力を推測する。
そして、そのセンサ出力の推測値と、今回の下流側A/Fセンサ26の所定期間に亘るセンサ出力の実測値との相違から、下流側A/Fセンサ26の精度が確保されたかどうかを判定してもよい。S103の処理が終了するとS104に進む。S104においてはOBDが開始される。S104の処理が終了すると本ルーチンが一旦終了する。
以上、説明したとおり、本実施例によれば、OBD開始前において燃料添加弁31から排気への燃料添加量が多く、下流側A/Fセンサ26の測定精度の低下が予測される場合には、低圧EGRガス量を増加させて、下流側A/Fセンサ26を通過する排気の量を低下させる。これにより、下流側A/Fセンサ26を通過する排気のHC濃度を低下させ、また、下流側A/Fセンサ26のセンサ検知部や拡散律速部を覆う未燃HC液滴を減少させることで、下流側A/Fセンサ26の測定精度の低下を抑制することが可能となり、結果としてOBDの精度の低下を抑制することができる。
なお、本実施例において低圧EGRガス量を増加させるとは、低圧EGRを実施していない状態からONする場合と、既に低圧EGRが実施されている状態で、低圧EGRガス量を増加させる場合の両方を含んでいる。
〔実施例2〕
次に、本発明における実施例2について説明する。本実施例においては、実施例1で示したようにOBD実行時に低圧EGRガス量を増加させる際に、下流側A/Fセンサ26の応答性に遅れが生じた場合には、下流側A/Fセンサ26のセンサ出力における時間的変化の傾きを補正した上で、OBDを開始する例について説明する。
ここで、上流側A/Fセンサ30の出力と下流側A/Fセンサ26の出力とを比較してOBDを実行するシステムにおいては、実施例1で説明したように低圧EGRガス量を増加させた場合には、下流側A/Fセンサ26を通過する排気の流量が減少するので、下流側A/Fセンサ26の応答性が変化する場合があった。すなわち、A/Fの値が同等であっても排気流量が少ないために最終的な測定値に達するまでの時間が長くなる場合があった。
図4には、下流側A/Fセンサ26を通過する排気流量の減少による応答性の変化の例を示す。図4のグラフの縦軸は空燃比に相当するセンサ出力、横軸は時間を示している。また、図中実線で示すのは通常の排気流量の場合のセンサ出力の変化、破線で示すのは排気流量が減少した場合のセンサ出力の変化である。図4に示すように、排気の流量が減少することにより、A/Fの値が同等であってもガス流量自体が少ないために最終的な測定値に達するまでの時間が長くなる場合があった。これに対し、本実施例では、下流側A/Fセンサ26のセンサ出力における応答遅れが閾値以上である場合には、センサ出力の傾きを補正することとした。
図5には、本実施例におけるOBD時EGR量制御ルーチン2についてのフローチャートを示す。ここでは、実施例1で説明したOBD時EGR量制御ルーチンとの相違点についてのみ説明する。本ルーチンにおいては、S102で低圧EGRガス量を増加した後に、S201に進む。S201においては、上流側A/Fセンサ30と下流側A/Fセンサ26を各々通過する排気流量の差を算出する。より具体的には、内燃機関の運転状態と、排気管19を通過する排気の量と、低圧EGR管23を通過する低圧EGRガス量の値から、上流側A/Fセンサ30と下流側A/Fセンサ26を通過する排気流量の差を導出するようにしても構わない。S201の処理が終了するとS202に進む。
S202においては、下流側A/Fセンサ26の応答遅れが所定の閾値S2より大きいか否かが判定される。ここで下流側A/Fセンサ26の応答遅れの量は、S201で導出された、上流側A/Fセンサ30と下流側A/Fセンサ26との間の流量差と、下流側A/Fセンサ26の応答遅れとの間の関係を予め実験的に求めてマップ化しておき、S201で導出された流量差の値に対応する下流側A/Fセンサ26の遅れの量を読み出すことによって求めても良い。
あるいは、上流側A/Fセンサ30におけるセンサ出力の傾きと、下流側A/Fセンサ26におけるセンサ出力の傾きの差から、下流側A/Fセンサ26の応答遅れの量を導出しても構わない。また、閾値S2の値は、下流側A/Fセンサ26の応答遅れの量がこれ以上の場合には、OBDの精度が低下する境界の値として実験的または理論的、あるいは実験で得られた結果を用いて理論的に導出してもよい。
ここで、下流側A/Fセンサ26の応答遅れの量が閾値S2より小さい場合は、センサ出力の傾きを補正する必要はないと判断されるので直接S103に進む。一方、下流側A/Fセンサ26の応答遅れの量が閾値S2以上である場合は、センサ出力の傾きを補正する必要があると判断されるので203に進む。
S203においては、S201において導出された上流側A/Fセンサ30と下流側A/Fセンサ26を各々通過する排気流量の差に応じて、下流側A/Fセンサ26のセンサ出力の傾きを補正する。より具体的には、予め排気流量の差の値と、下流側A/Fセンサ26のセンサ出力の傾きの補正値との関係を実験的に導出してマップ化しておき、当該マップからS201において導出された排気流量の差に応じた補正値を読み出し、当該補正値によって傾きを補正してもよい。S203の処理が終了するとS103に進む。S103及びS104の処理については図3で説明した処理内容と同等であるのでここでは説明を省略する。
以上、説明したとおり、本実施例においては、低圧EGRガス量を増加させることにより、下流側A/Fセンサ26を通過する排気流量が変化する場合に、下流側A/Fセンサ26のセンサ出力の応答遅れを補正する。そして、その上で、上流側A/Fセンサ30と下流側A/Fセンサ26のセンサ出力を比較してOBDを実行する。これにより、OBD
の精度をより確実に向上させることが可能になる。
なお、上記の実施例においては、未燃燃料供給手段の例として燃料添加弁31を用いた場合について説明したが、未燃燃料供給手段としては、他に内燃機関1においてポスト噴射を行うシステムを採用しても構わない。また、上記の実施例においては、排気測定手段として下流側A/Fセンサ26を用いた場合について説明したが、排気測定手段としてNOxセンサを採用しても構わない。
NOxセンサの検出原理は、センサに流入する排気ガスに対して最初に酸素のポンピングを行うことで、NOのNO化、HCのCO、HO化が生じることを利用している。従って、NOxセンサにおいても、HCが過度に流入すると酸素のポンピングが阻害され、A/Fセンサと同様にセンサ精度が悪化する。よって、NOxセンサによるOBDに対しても本発明は有効に働くと考えられる。
また、上記の実施例では、排気浄化装置20が、吸蔵還元型NOx触媒20a及びフィ
ルタ20bの組合せで構成されている例について説明したが、本発明は、三元触媒、DPNR等の他のタイプの排気浄化触媒を含む排気浄化装置に適用可能であることは当然である。
1・・・内燃機関
2・・・気筒
3・・・燃料噴射弁
5・・・低圧EGR弁
8・・・吸気マニホールド
9・・・吸気管
10・・・過給機
11・・・排気絞り弁
12・・・第2スロットル弁
15・・・高圧EGR管
16・・・集合管
17・・・第1スロットル弁
18・・・排気マニホールド
19・・・排気管
20・・・排気浄化装置
20a・・・NOx触媒
20b・・・フィルタ
22・・・ECU
23・・・低圧EGR管
26・・・下流側A/Fセンサ
30・・・上流側A/Fセンサ
31・・・燃料添加弁

Claims (2)

  1. 内燃機関の排気通路に設けられ、排気中の特定成分を浄化する排気浄化手段と、
    内燃機関の排気通路に未燃燃料を噴射または添加することで前記排気浄化手段に未燃燃料を供給する未燃燃料供給手段と、
    前記排気通路における前記排気浄化手段の下流に配置され酸素ポンピング機能を利用して排気中の成分を測定する排気測定手段と、
    前記排気通路における前記排気浄化手段と前記排気測定手段の間の領域と内燃機関の吸気通路とを連通するEGR通路を有するとともに、前記排気通路を通過する排気の一部をEGRガスとして前記EGR通路を介して前記吸気通路に再循環させるEGR手段と、
    前記排気浄化手段の故障を自己診断するOBD手段と、
    を備えた内燃機関の排気浄化システムであって、
    前記OBD手段による前記排気浄化手段の故障の自己診断時において、前記未燃燃料供給手段により未燃燃料が添加され前記排気浄化手段の下流における排気の未燃燃料濃度が増加する場合および/または前記排気浄化手段をすり抜ける未燃燃料量が増加する場合は、前記EGR手段により再循環される排気の量を増加させた上で前記自己診断を開始することを特徴とする内燃機関の排気浄化システム。
  2. 前記EGR手段により再循環される排気の量を増加させた際の、前記排気浄化手段の下流側の排気流量の減少量に基づいて、前記排気測定手段の出力における時間的変化の傾きを補正することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気浄化システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107703907A (zh) * 2017-08-11 2018-02-16 中国汽车技术研究中心 一种用于发动机排放控制系统的检测系统
CN112947381A (zh) * 2021-03-10 2021-06-11 深圳市博盛科电子有限公司 一种基于obd车载诊断系统的环保检测系统及方法

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