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JP7334526B2 - ユーザ端末、サーバ、キャラクター交流システム、キャラクター交流方法、およびプログラム - Google Patents

ユーザ端末、サーバ、キャラクター交流システム、キャラクター交流方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、仮想世界等のキャラクターと現実世界において交流するためのユーザ端末等に関する。
アニメ、漫画、ゲームなどのサブカルチャーコンテンツの分野において、旧来のユーザはコンテンツを受動的に享受することに留まっており、アニメを見たり漫画を読んだり、ゲーム内のキャラクターを操作するだけであった。しかしながら現在では、ユーザがこれら仮想世界等のキャラクターと現実世界において何らかの能動的な交流をしたいというニーズが大きい。
一例として、AR(拡張現実)を利用したゲームは現在多く楽しまれており、ユーザは、現実世界に登場するゲームのキャラクターと様々な形で交流することが可能である。また特許文献1、2には、キャラクターを立体的に表示させ、ユーザとキャラクターとの間で対話を楽しむことができる据え置き型の表示装置が開示されている。
特開2018-146965号公報 特開2018-14575号公報
しかしながら、ARを利用したゲームの場合、ユーザとキャラクターの交流は、通常、ゲームのシステムに沿った範囲内でのものとなる。これに対し、特許文献1、2の表示装置は、「おはよう」「おかえり」などの日常的な交流を、立体的に表示されたキャラクターとの間で行うことができる。
ところで、仮想世界等のキャラクターが身近に感じられる交流を行うには、その交流場面においてユーザに積極的な行動を促し、キャラクターのために何かしてあげる、という感覚をユーザが得ることも有効であると考えられる。
この点、特許文献1、2の表示装置では、ユーザがキャラクターに話しかけるとそれにキャラクターが応える、といった交流にとどまっており、より積極的な行動をユーザに促すことで、ユーザにとってキャラクターがより身近に感じられる交流を実現できる可能性がある。
さらに、上記のようにユーザに積極的な行動を促すようにしておくと、その行動によって特定のサービスの利用や商品のプロモーション等につなげることができ、商業的観点からも有用である。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、ユーザにとって仮想世界等のキャラクターをより身近に感じられる交流を可能にし、且つ当該交流が商業的観点からも有用となるユーザ端末等を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するための第1の発明は、キャラクターの音声データを再生する再生手段を有するユーザ端末であって、前記音声データは、ユーザの行動を指示するものと、前記指示に応じた所定のサービスである写真撮影サービスを利用する際に前記ユーザ端末とは異なる写真撮影装置に入力する所定の入力情報が、前記写真撮影装置に入力された後に、再生されるものと、を含み、前記写真撮影装置で撮影したユーザの画像とキャラクターの画像を合成した画像を、サーバまたは前記写真撮影装置から受信することを特徴とするユーザ端末である。
本発明のユーザ端末は、ユーザの行動を指示するキャラクターの音声データを再生し、その指示に応じた所定のサービスである写真撮影サービスをユーザが利用する際に所定の入力情報を写真撮影装置(ユーザ端末とは異なる装置)に入力させることで、キャラクターの感謝等の別の音声データを再生する。これにより、本発明ではユーザの行動によってキャラクターが感謝等の反応をしたという交流場面が創出され、ユーザはキャラクターのために何かしてあげることによりキャラクターから感謝等を受けたような感覚を得ることができる。このように、本発明では積極的な行動をユーザに促すことで、ユーザにとってキャラクターがより身近に感じられる交流を実現できる。しかも、その行動は写真撮影サービスを利用するものであるため、当該サービスの利用促進等につなげることができ、商業的観点からも有用である。
前記音声データは、立体音響方式によって録音されたものとすることが望ましい。
これにより、ユーザはキャラクターが自分の側に実際に存在するかのように感じることができる。
前記ユーザ端末は、前記音声データをサーバから受信する音声受信手段と、前記入力情報を前記サーバから受信する入力情報受信手段と、を有することも望ましい。
これにより、ユーザ端末とサーバからなるキャラクター交流システムによってユーザにサービスを提供できる。
本発明では、前記したように、ユーザに対する行動の指示を写真撮影サービスの利用促進につなげることが可能になる。当該写真撮影サービスとして、ユーザとキャラクターを合成した合成画像をユーザに提供することで、ユーザはキャラクターと一緒に写真を撮ったという感覚を得ることができる。
第2の発明は、キャラクターの音声データをユーザ端末に送信する音声送信手段と、所定の入力情報を前記ユーザ端末に送信する入力情報送信手段と、を有し、前記音声データは、ユーザの行動を指示するものと、前記指示に応じた所定のサービスである写真撮影サービスを利用する際に前記ユーザ端末とは異なる写真撮影装置に入力する前記入力情報が、前記写真撮影装置に入力された後に、再生されるものと、を含み、前記写真撮影装置で撮影したユーザの画像とキャラクターの画像を合成した画像を、前記ユーザ端末へと送信することを特徴とするサーバである。
第2の発明は、キャラクターがより身近に感じられる交流を実現でき、且つ当該交流が商業的観点からも有用となるサーバである。
第3の発明は、ユーザ端末とサーバを有するキャラクター交流システムであって、前記ユーザ端末は、キャラクターの音声データを前記サーバから受信する音声受信手段と、前記音声データを再生する再生手段と、所定の入力情報を前記サーバから受信する入力情報受信手段と、を有し、前記音声データは、ユーザの行動を指示するものと、前記指示に応じた所定のサービスである写真撮影サービスを利用する際に前記ユーザ端末とは異なる写真撮影装置に入力する前記入力情報が、前記写真撮影装置に入力された後に、再生されるものと、を含み、前記ユーザ端末は、前記写真撮影装置で撮影したユーザの画像とキャラクターの画像を合成した画像を、前記サーバまたは前記写真撮影装置から受信することを特徴とするキャラクター交流システムである。
第3の発明は、キャラクターがより身近に感じられる交流を実現でき、且つ当該交流が商業的観点からも有用となるキャラクター交流システムである。
第4の発明は、ユーザ端末が、ユーザの行動を指示するキャラクターの音声データを再生するステップと、前記指示に応じた所定のサービスである写真撮影サービスを利用する際に前記ユーザ端末とは異なる写真撮影装置に入力する所定の入力情報が、前記写真撮影装置に入力された後に、キャラクターの別の音声データを再生するステップと、を実行し、前記ユーザ端末は、前記写真撮影装置で撮影したユーザの画像とキャラクターの画像を合成した画像を、サーバまたは前記写真撮影装置から受信することを特徴とするキャラクター交流方法である。
第4の発明は、キャラクターがより身近に感じられる交流をユーザ端末によって実現でき、且つ商業的観点からも有用なキャラクター交流方法である。
第5の発明は、ユーザ端末を、キャラクターの音声データを再生する再生手段として機能させるためのプログラムであって、前記音声データは、ユーザの行動を指示するものと、前記指示に応じた所定のサービスである写真撮影サービスを利用する際に前記ユーザ端末とは異なる写真撮影装置に入力する所定の入力情報が、前記写真撮影装置に入力された後に、再生されるものと、を含み、且つ、前記ユーザ端末に、前記写真撮影装置で撮影したユーザの画像とキャラクターの画像を合成した画像を、サーバまたは前記写真撮影装置から受信させることを特徴とするプログラムである。
第5の発明は、ユーザが所持する携帯端末等のユーザ端末を、第1の発明のユーザ端末として機能させるためのプログラムである。
第6の発明は、コンピュータを、キャラクターの音声データをユーザ端末に送信する音声送信手段と、所定の入力情報を前記ユーザ端末に送信する入力情報送信手段と、を有するサーバとして機能させるためのプログラムであって、前記音声データは、ユーザの行動を指示するものと、前記指示に応じた所定のサービスである写真撮影サービスを利用する際に前記ユーザ端末とは異なる写真撮影装置に入力する前記入力情報が、前記写真撮影装置に入力された後に、再生されるものと、を含み、且つ、前記サーバに、前記写真撮影装置で撮影したユーザの画像とキャラクターの画像を合成した画像を、前記ユーザ端末へと送信させることを特徴とするプログラムである。
第6の発明は、コンピュータを、第2の発明のサーバとして機能させるためのプログラムである。
本発明により、ユーザにとって仮想世界等のキャラクターをより身近に感じられる交流を可能にし、且つ当該交流が商業的観点からも有用となるユーザ端末等を提供することができる。
キャラクター交流システム1の概略構成を示す図。 サーバ3のハードウェア構成を示す図。 ユーザ情報300とイベント情報400を示す図。 交流時間帯305の例。 ユーザ端末4のハードウェア構成を示す図。 写真撮影装置6を示す図。 キャラクター交流システム1の機能構成について説明する図。 キャラクター交流イベントのうちキャラクターがユーザに挨拶する部分の手順について示すフローチャート。 ユーザ端末4の表示部45での表示の例。 キャラクターAとユーザBの交流について説明する図。 キャラクター交流イベントのうちユーザがキャラクターのために行動する部分の手順について示すフローチャート。 キャラクターAとユーザBの交流について説明する図。 ユーザ端末4の表示部45での表示の例。 電子クーポンを用いてメニューCの注文や商品Dの購入を行う例。
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
(1.キャラクター交流システム1)
図1は、本発明の実施形態に係るキャラクター交流システム1の概略構成を示す図である。キャラクター交流システム1は、ユーザが漫画、アニメ等の仮想世界のキャラクターと現実世界において交流するイベント(以下、キャラクター交流イベントという)を提供するものである。ただし交流対象のキャラクターはこれに限らず、芸能人など現実世界における有名人のものであってもよい。
なお本実施形態のキャラクター交流イベントには、イベント達成条件をクリアすることで報酬を受け取れるもの(以下、条件達成型という)と、そのような条件の存在しないもの(以下、非条件達成型という)があるが、これらの詳細については後述する。また本実施形態では上記のイベント達成条件を「所定場所にある写真撮影装置6で写真撮影サービスを利用すること」とする例を説明する。
図1に示すように、キャラクター交流システム1は、サーバ3、ユーザ端末4、解析装置5、写真撮影装置6等を有する。
サーバ3は、キャラクター交流システム1における種々の処理を実行する。図2はサーバ3のハードウェア構成を示す図であり、サーバ3は、制御部31、記憶部32、通信部33等をバスにより接続して構成したコンピュータにより実現できる。ただしサーバ3の構成はこれに限定されず、適宜変更可能である。またサーバ3が複数のコンピュータによって実現されていてもよい。
制御部31は、CPU、ROM、RAM等を備える。CPUは、記憶部32、ROM等の記憶媒体に格納されたプログラムをRAM上のワークエリアに呼び出して実行する。ROMは不揮発性メモリであり、ブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持している。RAMは揮発性メモリであり、記憶部32、ROM等からロードしたプログラムやデータを一時的に保持するとともに、制御部31が各種処理を行うために使用するワークエリアを備える。
記憶部32は、ハードディスクドライブやソリッドステートドライブ等であり、後述する処理に際しサーバ3が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS等が格納される。これらのプログラムやデータは、制御部31により必要に応じて読み出され実行される。
通信部33は、通信制御装置、通信ポート等を有し、ネットワークを介した通信を媒介する。サーバ3はネットワークを介してユーザ端末4、解析装置5、写真撮影装置6等と通信可能に接続し、各種のデータを送受信可能である。
サーバ3の記憶部32には、ユーザ情報300とイベント情報400が記憶される。
ユーザ情報300はユーザに関する情報であり、事前に登録される。図3(a)に示すように、本実施形態では、ユーザ情報300としてユーザID301、登録情報302、送信先303、顔画像304、交流時間帯305等が対応付けて記憶される。
ユーザID301はユーザを識別する識別情報である。ユーザID301は、例えば、ユーザが事前登録を行った際にサーバ3により発行される。
登録情報302は、ユーザが事前登録を行う情報であり、例えばユーザの氏名や住所、年齢等である。
送信先303はサーバ3がキャラクター交流イベントに係るデータを送信する際の送信先を指定する情報であり、ユーザの事前登録時に登録される。送信先303は例えばユーザ端末4の識別情報、電話番号、メールアドレスなどであるが、これらに限ることはない。
顔画像304はユーザの顔画像であり、例えば事前登録を行う際にユーザがユーザ端末4のカメラ46(図5参照)で自らの顔画像を撮影し、サーバ3に送信して登録する。
交流時間帯305は、キャラクター交流イベントが発生する時間帯であり、事前登録を行う際にユーザによって設定され、また後から変更し再設定することも可能である。
図4は交流時間帯305の例であり、本実施形態では、キャラクター交流イベントが発生する時間帯として、1日のうち重複しない複数の区分、すなわち朝、昼、午後の3つの区分が定められる。各区分の時間帯を何時から何時までにするかがユーザによって設定され、図4の例では朝の交流時間帯305が8:00から10:00まで、昼の交流時間帯305が11:30から12:30まで、午後の交流時間帯305が15:00から22:00までと設定されている。
イベント情報400は、キャラクター交流イベントについての情報であり、予め記憶部32に記録される。図3(b)に示すように、本実施形態では、イベント情報400として日付401、時間帯区分402、音声データ(定期)403、音声データ(所定場所到着時)404、サービスID405、音声データ(イベント達成時)406、イベント画像407等が対応付けて記憶される。
日付401は、キャラクター交流イベントが発生する日付である。本実施形態では、例えば夏から秋にかけての一定期間、各日においてイベントが発生するものとし、時間帯区分402、音声データ(定期)403、音声データ(所定場所到着時)404、サービスID405、音声データ(イベント達成時)406、イベント画像407等が日ごとに定められる。
時間帯区分402は、キャラクター交流イベントが発生する時間帯の区分である。本実施形態では、前記した通り1日のうち重複しない3つの区分(朝、昼、午後)が定められている。
音声データ(定期)403は、キャラクター交流イベントの一環として、交流時間帯305においてユーザ端末4にて再生させる音声データである。音声データ403はキャラクターが発する声のデータであり、イベントのシナリオに沿って予め定められている。また音声データ403はバイノーラル録音等の立体音響方式によって録音されたものとする。
音声データ(所定場所到着時)404は、前記したイベント達成条件をクリアするため所定場所に到着したユーザのユーザ端末4で再生させる音声データである。音声データ404は、上記と同様、キャラクターが発する声のデータであり、イベントのシナリオに沿って予め定められている。またバイノーラル録音等の立体音響方式によって録音されることも上記と同様である。
サービスID405は、イベント達成条件をクリアするためユーザが写真撮影装置6に入力する入力情報であり、写真撮影装置6で提供する写真撮影サービスを識別する情報である。当該サービスは、写真撮影装置6で撮影を行ったユーザに対し、ユーザとキャラクターが一緒に写った画像を提供するというものであるが、これについては後述する。
音声データ(イベント達成時)406は、イベント達成条件をクリアしたユーザのユーザ端末4で再生させる音声データとして、音声データ403、404とは別に定めたものである。音声データ406も、上記と同様キャラクターが発する声のデータであり、イベントのシナリオに沿って予め定められている。またバイノーラル録音等の立体音響方式によって録音されることも上記と同様である。
イベント画像407は、イベント達成条件をクリアしたユーザに報酬として提供される画像データであり、サーバ3から当該ユーザのユーザ端末4に送信される。
前記したように、本実施形態ではキャラクター交流イベントとして条件達成型のものと非条件達成型のものがあり、音声データ(所定場所到着時)404、サービスID405、音声データ(イベント達成時)406、イベント画像407は前者についてのみ設定される。
図1の説明に戻る。ユーザ端末4は、サービスを利用するユーザが所持する端末であり、例えばスマートフォンやタブレット端末等の携帯端末である。
図5はユーザ端末4のハードウェア構成を示す図である。ユーザ端末4としては、例えば制御部41、記憶部42、通信部43、入力部44、表示部45、カメラ46、音声入出力部47等をバスにより接続して構成したコンピュータ端末が用いられる。ただしユーザ端末4の構成はこれに限定されず、適宜変更可能である。
ユーザ端末4の制御部41、記憶部42、通信部43の機能は、前記した制御部31、記憶部32、通信部33と略同様であり、記憶部42にはユーザ端末4が後述する処理を実行するための専用のアプリケーションプログラムが格納される。
表示部45は例えば液晶ディスプレイ等であり、入力部44としてのタッチパネルが設けられる。カメラ46は、例えばCCDやCMOS等の撮像素子を備えたデジタルカメラである。音声入出力部47は、音声を入力するマイクや音声を出力するスピーカー等を含む。
解析装置5は、キャラクター交流イベントの実施に際し種々の解析処理を実行する。解析装置5としてはサーバ3と同様、制御部、記憶部、通信部等を有するコンピュータを用いることができる。
写真撮影装置6は、ユーザの撮影や撮影画像のプリント等を行うものであり、街頭や観光地等の屋外、あるいはショッピングセンター等の商業施設などに設置される。図6(a)は写真撮影装置6の外観を示す図であり、図6(b)は写真撮影装置6のシステム構成を示す図である。
写真撮影装置6はユーザが中に入って撮影を行うボックス状の外観を有し、制御装置60、表示部61、課金部62、撮影部63、照明64、プリンタ65、プリント物取出口67、背景板68等を有する。
制御装置60は写真撮影装置6の内部に設けられ、写真撮影装置6の処理全体を制御する。制御装置60は例えば制御部、記憶部、通信部を有するコンピュータにより実現できる。但しこれに限ることなく、適宜様々な構成をとることができる。
表示部61は、写真撮影装置6の入力部を兼ねたタッチパネル付ディスプレイ等により実現される。表示部61は、ユーザの操作、選択に係る各種の画面を表示し、画面上でのユーザの指示入力等を受け付ける。
課金部62は、硬貨や紙幣の投入口、つり銭返却口、レシート取出口、レシートプリンタ等(不図示)を備え、ユーザからの課金やレシートの発行を管理する。
撮影部63は、撮影窓の内側にカメラ等を設けたものである。カメラには例えば高解像度のデジタルカメラが用いられるが、これに限ることはない。
照明64はユーザを撮影する際の照明である。照明64は例えば白色の光を照射する面光源であり、撮影部63の上部に設けられるが、これに限ることはない。
プリンタ65は、画像をプリントするものであり、写真撮影装置6の内部に設けられる。画像をプリントしたプリント物はプリント物取出口67に排出される。プリンタ65の方式や設置台数等は特に問わない。
背景板68は、写真撮影装置6の後部(図6(a)の右側に対応する)に設けられ、ユーザの撮影時の背景となる。背景板68は所定色のパネル等により構成される。
次に、図7を参照してキャラクター交流システム1の機能構成について説明する。図7に示すように、キャラクター交流システム1において、サーバ3は音声送信手段310、入力情報送信手段320等を有し、ユーザ端末4は音声受信手段410、再生手段420、入力情報受信手段430等を有する。
音声送信手段310は、サーバ3の制御部31が、通信部33を介してユーザ端末4に音声データ403、404、406を送信するものである。このうち音声データ403、404はユーザの行動の指示を含む場合があり、本実施形態では当該指示が「所定場所にある写真撮影装置6で写真撮影サービスを利用すること」となっている。音声データ406は、ユーザが当該指示に対応する写真撮影装置6にサービスID405等を入力し写真撮影サービスを利用した後に再生されるものであるが、その詳細については後述する。
入力情報送信手段320は、サーバ3の制御部31が、写真撮影装置6に入力するサービスID405等を通信部33を介してユーザ端末4に送信するものである。
音声受信手段410は、ユーザ端末4の制御部41が、通信部43を介してサーバ3から音声データ403、404、406を受信するものである。
再生手段420は、ユーザ端末4の制御部41が、上記音声データ403、404、406を音声入出力部47のスピーカーにより再生するものである。
入力情報受信手段430は、ユーザ端末4の制御部41が、通信部43を介してサーバ3からサービスID405等を受信するものである。
(2.キャラクター交流イベント)
次に、キャラクター交流システム1で実施するキャラクター交流イベント(キャラクター交流方法)について説明する。本実施形態のキャラクター交流イベントは、ユーザによって予め設定された交流時間帯305になると、仮想世界のキャラクターがユーザと交流するものである。
特に本実施形態では、ユーザとキャラクターが恋愛関係にあることを前提としたシナリオが設定されており、キャラクター交流イベントでは、そのシナリオに沿って予め定められた音声データ403、404、406がユーザ端末4において再生される。シナリオとしては、キャラクターがユーザに会って挨拶するもの、および、当該挨拶の後ユーザがキャラクターのために更なる行動をとるものがあり、以下ではそれぞれの手順について説明する。
(2-1.シナリオ1;キャラクターの挨拶)
図8は、キャラクター交流イベントのうちキャラクターがユーザに挨拶する部分の手順について示すフローチャートである。図8のS101、S106~S109、S111はサーバ3の制御部31がサーバ3の各部を制御して実行する処理であり、その他の処理はユーザ端末4の制御部41がユーザ端末4の各部を制御して実行する。
図8に示すように、本実施形態では、予め設定された交流時間帯305の開始時刻になると、サーバ3がユーザ端末4にイベント開始通知を送信する(S101)。
ユーザ端末4は、イベント開始通知を受信する(S102)と、当該通知をユーザ端末4の表示部45に表示させる(S103)。図9(a)はこのイベント開始通知501の例であり、ユーザ端末4の表示部45に「彼女が来ました」と表示される。これは、図10(a)のように、シナリオ上、キャラクターAがユーザに会いに来ていることを想定したものであり、この時点ではユーザ(図中Bで示す)はまだキャラクターに会っていない。なお本実施形態のイベント開始通知501は音声の再生を伴わないが、「彼女が来ました」などの音声の再生を伴うものとしてもよい。
ユーザは、例えばこのイベント開始通知501に対しフリック操作を行うことでアプリケーションを起動させ、ユーザ端末4は表示部45に図9(b)に示すような選択画面を表示させる。選択画面では「すぐに会う」ボタン502と「待ってもらう」ボタン503が表示され、ユーザがタップ操作などにより「すぐに会う」ボタン502を選択すると、ユーザ端末4はカメラ46を起動し、ユーザの操作に応じてカメラ46によりユーザの顔画像を撮影し、その入力を受け付ける(S104)。なお、ユーザが「待ってもらう」ボタン503を選択した場合は、図9(a)に示す前画面に戻る。
ここで、ユーザが自らの顔画像を撮影してユーザ端末4に入力するのは、シナリオ上、ユーザの顔をキャラクターに見せること、すなわち図10(b)に示すように、ユーザBがキャラクターAに会いに行き対面することを想定したものである。
ユーザ端末4は、上記顔画像をサーバ3に送信する(S105)。サーバ3は、ユーザの顔画像を受信する(S106)と、顔画像による認証として、上記受信した顔画像とユーザ情報300の顔画像304(図3(a)参照)の人物が一致するか否かを判定する(S107)。S107では、例えばサーバ3が両顔画像を解析装置5に送信して解析依頼を行い、解析装置5によって両顔画像の人物が一致するか否かを判定し、その判定結果を解析装置5から受信する。判定方法については既知の様々な手法を用いることができ、特に限定されない。
両顔画像の人物が一致しない場合、サーバ3は認証失敗とし(S108;NG)、認証失敗の旨をユーザ端末4に送信する(S109)。ユーザ端末4は認証失敗の旨を受信し、表示部45に表示して(S110)処理を終了する。
両顔画像の人物が一致する場合、サーバ3は認証成功とし(S108;OK)、予め定められたキャラクターの音声データ403をユーザ端末4に送信する(S111)。ユーザ端末4は、音声データ403を受信する(S112)と、音声データ403を再生する(S113)。
音声データ403は、図10(c)に示すように「やっほー 元気?」などキャラクターAによる挨拶を想定したものであり、ユーザはあたかもキャラクターAに会って挨拶されたという感覚を得ることができる。ただし音声データ403の内容は特に限定されず、シナリオの内容やキャラクター設定により様々なものが考えられる。また音声データ403と併せてキャラクターの画像をユーザ端末4に送信し、音声データ403の再生時に表示部45に表示されるようにしてもよい。さらに、音声データ403や上記画像をユーザ端末4の記憶部42に記憶できるようにしてもよい。
一部のキャラクター交流イベントは、以上の処理で終了する。サーバ3は、音声データ403の送信後所定時間が経過した時や交流時間帯305の終了時刻となった時に、イベント終了の旨をユーザ端末4に送信し、ユーザ端末4は表示部45にイベント終了の旨を示す表示を行う。
当該イベントは、ユーザが予め設定した交流時間帯305になるとユーザが仮想世界のキャラクターに挨拶されるというものであり、前記した非条件達成型のイベントに対応する。本実施形態では、イベントの際、顔画像を撮影、入力するという行動をユーザに積極的に行わせることで、ユーザはキャラクターに会って対面したという感覚を得ることができ、ユーザにとってキャラクターが身近に感じられる交流を実現できる。
一方、その他のキャラクター交流イベントでは、上記した挨拶の後、ユーザがキャラクターのために更なる行動をとるという流れになり、ユーザは当該行動によってイベント達成条件のクリアを目指す。これは前記した条件達成型のイベントに対応し、S113で再生される音声データ403は、前記した挨拶だけでなく、上記の行動を指示する音声を挨拶の後に続けて発するものとなる。
図10(d)はその例であり、前記の挨拶の後、「○○ショッピングセンターに行こう」というような音声が続けて再生され、目的となる場所(「○○ショッピングセンター」)によってユーザの行動が指定される。なおユーザの行動を指定する方法は場所の名称を指定するものに限らず、当該場所のカテゴリや属性、当該場所の連想が容易なキーワード等によって行うこともできる。
(2-2.シナリオ2;キャラクターのための行動)
上記音声を聞いたユーザは、キャラクターのため、音声データ403で指定された所定場所(「○○ショッピングセンター」)へと向かう。図11はキャラクター交流イベントのうちユーザがキャラクターのために行動する部分の手順について示すフローチャートである。図11のS201、S205~S206、S212~S213はユーザ端末4の制御部41がユーザ端末4の各部を制御して実行する処理であり、S207~S209は写真撮影装置6の制御装置60が写真撮影装置6の各部を制御して実行する処理である。その他の処理はサーバ3の制御部31がサーバ3の各部を制御して実行する。
ユーザが上記所定場所へ向かう間、ユーザ端末4は定期的にその位置情報をサーバ3に送信しており(S201)、サーバ3はユーザ端末4から位置情報を受信し(S202)、その位置情報により、所定場所にユーザがいるかどうかを判定する(S203)。
サーバ3は、ユーザが所定場所にいないと判定した場合(S203;NO)、位置情報の受信を再び待機するが、ユーザが所定場所にいると判定した場合(S203;YES)、予め定められたキャラクターの音声データ404、ユーザID301、サービスID405、および写真撮影装置6の位置情報をユーザ端末4に送信する(S204)。ユーザID301とサービスID405は、例えばユーザID301とサービスID405を暗号化した文字列によるコードや二次元コードとしてユーザ端末4に送信される。ただし、これに限ることはない。
ユーザ端末4は、音声データ404、ユーザID301、サービスID405、写真撮影装置6の位置情報を受信する(S205)と、音声データ404を再生する(S206)。
図12(a)に示すように、音声データ404は「ふたりで写真撮ろうよ」というように、ユーザの行動すなわち写真撮影装置6での写真撮影サービスの利用を直接的に指定するものである。しかしながら、前記と同様、ユーザの行動を指定する方法は特に限定されない。また音声データ404と併せてキャラクターの画像をユーザ端末4に送信し、音声データ404の再生時に表示部45に表示されるようにしてもよい。さらに、音声データ404や上記画像をユーザ端末4の記憶部42に記憶できるようにしてもよい。
写真撮影装置6の位置情報は、ユーザ端末4の表示部45で例えば図13(a)に示すように前記した所定場所(「○○ショッピングセンター」)の地図504上でマーク505として表示できるようになっており、上記音声を聞いたユーザは、地図504を参考にして、写真撮影サービスが提供される写真撮影装置6の設置場所へと向かうことができる。
写真撮影装置6の設置場所に着いたユーザは、写真撮影装置6にユーザID301とサービスID405を入力し、写真撮影装置6はユーザID301とサービスID405の入力を受け付ける(S207)。
本実施形態では、図13(a)に示す表示画面で地図504ともに「サービスを受ける」ボタン506が表示されており、当該ボタン506を選択することで、図13(b)に示すようにユーザID301とサービスID405を暗号化した文字列によるコード507と二次元コード508が表示される。ユーザは、S207において、コード507を写真撮影装置6の表示部61のタッチパネル等を用いて直接入力するか、あるいは写真撮影装置6が二次元コード508の読取部を備えている場合には、表示部45に表示した二次元コード508を読取部で読み取らせる。すなわち、本実施形態では、写真撮影装置6が、本発明における「サービスID405等の入力情報を入力する(ユーザ端末4とは異なる)装置」に対応している。
写真撮影装置6は入力されたコード507または二次元コード508を復号してユーザID301とサービスID405を取得し、サービスID405に対応する写真撮影サービスをユーザに提供する。当該サービスは、前記したように写真撮影装置6で撮影を行ったユーザに対してユーザとキャラクターが一緒に写った画像を提供するというものであり、写真撮影装置6はユーザを撮影する(S208)。
写真撮影装置6で撮影を行うことは、図12(b)のように、シナリオ上、ユーザがキャラクターAを写真撮影装置6のところまで連れて行き、一緒に写真を撮る、といったことを想定したものである。図12(c)の符号500はユーザとキャラクターが一緒に写った画像(ユーザとキャラクターの合成画像)の例であり、後ほどユーザに提供されるが、これについては後述する。
写真撮影装置6は、S208で撮影した撮影画像をユーザID301、サービスID405とともにサーバ3に送信する(S209)。
サーバ3は、ユーザID301、サービスID405、撮影画像を写真撮影装置6から受信する(S210)と、上記ユーザについてイベント達成条件がクリアされたとし、予め定められたキャラクターの音声データ406、イベント画像407、およびユーザとキャラクターの合成画像500をユーザ端末4に送信する(S211)。
なお、合成画像500については、例えばサーバ3が、S210で受信した撮影画像からクロマキー処理等によりユーザの画像を抽出し、これを予め記憶部32に記憶したキャラクターAの画像と合成して作成する。特別なフレーム画像などをさらに合成した画像としてもよい。
ユーザ端末4は、音声データ406、イベント画像407、合成画像500を受信する(S212)と、音声データ406を再生する(S213)。
この音声データ406は、図12(c)に示すように「わー ありがとう」などキャラクターAのユーザへの感謝を想定したものであるが、シナリオの内容やキャラクター設定により様々なものが考えられる。音声データ406として、図12(d)に示すように、別れの挨拶、例えば「今日は楽しかったよー ではでは」などを含め、「わー ありがとう」の後に続けて再生してもよい。前記と同様、音声データ406はユーザ端末4の記憶部42に記憶できるようにしてもよい。
イベント画像407はイベントの達成報酬として前記の合成画像500とは別にユーザに配布される画像データである。イベント画像407は例えばキャラクターの特典画像等であり、音声データ406を再生する際に表示部45に表示される。なお、イベントの達成報酬として、イベント画像407の代わりに、あるいはイベント画像407と併せて、音楽等のデータをユーザ端末4に送信し、再生させてもよい。
以上のようにして、条件達成型のイベントが終了する。この場合も、サーバ3は、音声データ406の送信後所定時間が経過した時や交流時間帯305の終了時刻となった時に、イベント終了の旨をユーザ端末4に送信し、ユーザ端末4は表示部45にイベント終了の旨を示す表示を行う。
条件達成型のイベントでは、ユーザに写真撮影装置6で写真撮影サービスを利用するという行動を積極的に行わせ、その後にキャラクターの感謝等の音声を再生することで、ユーザは、あたかもキャラクターのために何かしてあげることにより、キャラクターからその行動に対し感謝等を受けたような感覚を得ることができ、ユーザにとってキャラクターが身近と感じられる交流を実現できる。またイベントの一環として写真撮影装置6での写真撮影サービスが利用されるので、商業的観点からも有用である。
なお、音声データ406の再生の後、ユーザが「ばいばい」などの音声データを音声入出力部47のマイクを介してユーザ端末4に入力することを条件達成型のイベントの終了条件としてもよい。
この場合、ユーザ端末4は上記音声データをサーバ3に送信する。サーバ3には、例えばユーザ情報300としてユーザの音声データを予め登録しておき、当該音声データと上記送信された音声データの声紋の類似度を用いて、上記送信された音声データがユーザのものかどうか判定を行う。声紋の類似度の算出は、既知の手法により解析装置5等によって行うことが可能である。サーバ3は例えば両音声データの声紋の類似度が所定値以上である場合に、上記送信された音声データがユーザのものであるとし、イベント終了の旨をユーザ端末4に送信する。
さらに、上記類似度が所定値以上であり、且つ上記送信された音声データの意味内容が所定のもの(例えば「ばいばい」などの別れの挨拶)である場合にイベント終了の旨をユーザ端末4に送信してもよい。意味内容の解析も、既知の手法により解析装置5等によって行うことが可能である。
以上は非条件達成型のイベント(図8のフローのみで終了するイベント)においても同様であり、前記した音声データ403の再生の後、ユーザが「ばいばい」などの音声データを音声入出力部47のマイク等を介してユーザ端末4に入力することをイベント終了条件としてもよい。
以上説明したように、本実施形態のユーザ端末4は、ユーザの行動を指示するキャラクターの音声データ403を再生し、その指示に応じた写真撮影サービスをユーザが利用する際にサービスID405等を写真撮影装置6に入力させることで、キャラクターの感謝等の別の音声データ406を再生する。これにより、本実施形態ではユーザの行動によってキャラクターが感謝等の反応をしたという交流場面が創出され、ユーザはキャラクターのために何かしてあげることによりキャラクターから感謝等を受けたような感覚を得ることができ、キャラクターが身近に感じられる。
このように、本実施形態では積極的な行動をユーザに促すことで、ユーザにとってキャラクターがより身近に感じられる交流を実現できる。しかも、その行動は写真撮影サービスを利用するものであるため、写真撮影サービスの利用促進につなげることができ、商業的観点からも有用である。また当該写真撮影サービスとして、ユーザとキャラクターを合成した合成画像500をユーザに提供することで、ユーザはキャラクターと一緒に写真を撮ったという感覚を得ることもできる。またユーザの行動を促すことは、引きこもり対策等にも有効である。
また音声データ403、404、406は立体音響方式によって録音されたものとし、ユーザはイヤホン等を介してこれを聞くことで、キャラクターが自分の側に実際に存在するかのように感じることができる。
さらに、本実施形態においてユーザ端末4は音声データ403、404、406および写真撮影装置6に入力するサービスID405等をサーバ3から受信しており、ユーザ端末4とサーバ3からなるキャラクター交流システム1によってユーザにサービスを提供することができる。
しかしながら、本発明はこれに限らない。例えば本実施形態ではユーザとキャラクターが一緒に写った合成画像500をサーバ3が作成し、ユーザ端末4に送信するが、合成画像500を写真撮影装置6において作成し、写真撮影装置6で合成画像500をプリントしたり、ユーザ端末4が写真撮影装置6から合成画像500を受信(ダウンロード)できるようにしてもよい。
また本実施形態では音声データ403によりユーザに所定場所(「○○ショッピングセンター」)に行くことを指示し、音声データ404によりその場所の写真撮影装置6を利用することを指示しているが、音声データ403により上記所定場所にある写真撮影装置6を利用することを直接指示することも可能である。
また本実施形態ではキャラクター交流イベントの一環として写真撮影装置6での写真撮影サービスの利用を促しているが、ユーザに利用を促すサービスはこれに限らない。例えば図14(a)に示すような、コーヒーチェーンなどの所定の飲食店の利用を促すことなども可能であり、この場合、例えばS111(図8参照)で所定の飲食店で利用可能な電子クーポン(所定の入力情報)とユーザID301を前記の二次元コード508として音声データ403と併せてユーザ端末4に送信し、音声データ403等により指示するユーザの行動(イベント達成条件)を、「その電子クーポンを用いて所定の飲食店を利用すること」とする。
ユーザは上記指示に応じた飲食店にてメニューC(例えばコーヒー)の注文を行う際に二次元コード508を店舗の読取装置100に読み取らせ、読取装置100は二次元コード508を復号して得た電子クーポンとユーザID301をサーバ3に送信する。サーバ3はこれらの情報を受信すると、上記ユーザについてイベント達成条件をクリアしたものとする。
また、キャラクター交流イベントの一環としてユーザに所定の商品の購入を促すことも可能であり、例えば上記と同様、S111(図8参照)で所定の商品の購入時に利用可能な電子クーポン(所定の入力情報)とユーザID301を前記の二次元コード508として音声データ403と併せてユーザ端末4に送信し、音声データ403等により指示するユーザの行動(イベント達成条件)を、「その電子クーポンを用いて所定の商品を購入すること」とする。
図14(b)に示すように、小売店などで上記指示に応じた所定の商品Dの購入を行う際、ユーザは前記と同様、二次元コード508を店舗の読取装置100に読み取らせ、読取装置100は二次元コード508を復号して得た電子クーポンとユーザID301をサーバ3に送信する。サーバ3はこれらの情報を受信すると、上記ユーザについてイベント達成条件をクリアしたものとする。この場合もユーザへの行動の指示を商品Dのプロモーション等につなげることができ、商業的観点から有用である。なお、これらの電子クーポンは、イベント達成時の報酬としてS211(図11参照)においてユーザ端末4に送信することも可能である。図14(a)、(b)の例では、読取装置100が、本発明における「電子クーポン等の入力情報を入力する(ユーザ端末4とは異なる)装置」に対応している。
また本実施形態では図8のS107でユーザの顔画像による認証を行っているが、顔画像による認証を省略することも可能である。この場合、図9(b)に示す選択画面で「すぐに会う」ボタン502を選択すると、サーバ3からユーザ端末4に行動の指示を含む音声データ403を送信する。その他、所定の地域等で配布されるコードをユーザ端末4で読み取ることにより音声データ403を再生することも可能である。この場合、サーバ3の記憶部32にはイベント情報400として上記コードを記録しておき、ユーザ端末4で読み取った上記コードをユーザ端末4から受信した場合に、音声データ403をユーザ端末4に送信して再生させる。
また、音声データ403、404、406の再生時に、キャラクターの画像の他、音声データ403、404、406をテキスト化したものを表示部45に表示できるようにしてもよい。これらのテキストはサーバ3から音声データ403、404、406とともに送信することが可能であり、ユーザ端末4に保存できるようにしてもよい。
また本実施形態では、顔画像による認証の成功時にサーバ3からユーザ端末4に音声データ403を送信しているが、例えばアプリケーションをダウンロードする際に音声データ403も事前にダウンロードしておき、認証の成功時にサーバ3からユーザ端末4に音声データ403の再生指示を送信し、当該音声データ403がユーザ端末4にて再生されるようにしてもよい。これは所定場所到着時の音声データ404やイベント達成時の音声データ406、交流時間帯305の開始時刻になった時のイベント開始通知501についても同様である。
また、本実施形態ではユーザ端末4の位置情報によりユーザが所定場所にいることを判定したが、例えばサーバ3からユーザ端末4に前記の音声データ403と併せて特定のコードを送信し、上記所定場所に設置した読取装置(不図示)で当該コードを読み取らせた場合に、ユーザがその場所にいると判定されるようにしてもよい。また所定場所で配布されるコードをユーザ端末4で読み取ることで、ユーザがその場所にいると判定されるような運用としてもよい。これらの場合、サーバ3の記憶部32にはイベント情報400として上記コードを記録しておき、読取装置やユーザ端末4で読み取った当該コードを読取装置やユーザ端末4から受信した場合に、ユーザがその場所にいるとして音声データ404をユーザ端末4に送信して再生させる。これらの場合、ユーザ端末4の位置情報による判定は不要になる。
また本実施形態では、写真撮影装置6からサーバ3にサービスID405等が送信されることでイベント達成条件がクリアされるが、写真撮影装置6からサーバ3に送信された撮影画像がユーザのものであることをイベント達成条件のクリアに必要な条件としてもよい。この場合、サーバ3は前記した顔画像による認証時(図8のS107参照)と同様の手順で、当該撮影画像の人物と顔画像304の人物が一致するか否か、すなわち撮影画像がユーザのものであるか否かを判定することができる。また、サーバ3が写真撮影装置6だけでなく写真撮影装置6とユーザ端末4の双方からサービスID405等を受信することをイベント達成条件のクリアに必要な条件とすることも可能であり、セキュリティ性を高めることができる。
その他、イベント開始通知501をしたもののその後顔画像による認証が行われず、イベントが実施されなかった場合、その交流時間帯305のイベントは別日、例えば次の日の同じ区分の時間帯に持ち越すことも可能である。同様に、一日のうちすべての区分の時間帯で上記のようにイベントが行われなかった場合には、当該全てのイベントを別日に持ち越すことも可能である。
以上、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1:キャラクター交流システム
3:サーバ
4:ユーザ端末
5:解析装置
6:写真撮影装置
300:ユーザ情報
301:ユーザID
302:登録情報
303:送信先
304:顔画像
305:交流時間帯
310:音声送信手段
320:入力情報送信手段
400:イベント情報
401:日付
402:時間帯区分
403、404、406:音声データ
405:サービスID
407:イベント画像
410:音声受信手段
420:再生手段
430:入力情報受信手段
500:合成画像
501:イベント開始通知

Claims (8)

  1. キャラクターの音声データを再生する再生手段を有するユーザ端末であって、
    前記音声データは、
    ユーザの行動を指示するものと、
    前記指示に応じた所定のサービスである写真撮影サービスを利用する際に前記ユーザ端末とは異なる写真撮影装置に入力する所定の入力情報が、前記写真撮影装置に入力された後に、再生されるものと、
    を含み、
    前記写真撮影装置で撮影したユーザの画像とキャラクターの画像を合成した画像を、サーバまたは前記写真撮影装置から受信することを特徴とするユーザ端末。
  2. 前記音声データは、立体音響方式によって録音されたものとすることを特徴とする請求項1記載のユーザ端末。
  3. 前記音声データをサーバから受信する音声受信手段と、
    前記入力情報を前記サーバから受信する入力情報受信手段と、
    を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のユーザ端末。
  4. キャラクターの音声データをユーザ端末に送信する音声送信手段と、
    所定の入力情報を前記ユーザ端末に送信する入力情報送信手段と、
    を有し、
    前記音声データは、
    ユーザの行動を指示するものと、
    前記指示に応じた所定のサービスである写真撮影サービスを利用する際に前記ユーザ端末とは異なる写真撮影装置に入力する前記入力情報が、前記写真撮影装置に入力された後に、再生されるものと、
    を含み、
    前記写真撮影装置で撮影したユーザの画像とキャラクターの画像を合成した画像を、前記ユーザ端末へと送信することを特徴とするサーバ。
  5. ユーザ端末とサーバを有するキャラクター交流システムであって、
    前記ユーザ端末は、
    キャラクターの音声データを前記サーバから受信する音声受信手段と、
    前記音声データを再生する再生手段と、
    所定の入力情報を前記サーバから受信する入力情報受信手段と、
    を有し、
    前記音声データは、
    ユーザの行動を指示するものと、
    前記指示に応じた所定のサービスである写真撮影サービスを利用する際に前記ユーザ端末とは異なる写真撮影装置に入力する前記入力情報が、前記写真撮影装置に入力された後に、再生されるものと、
    を含み、
    前記ユーザ端末は、前記写真撮影装置で撮影したユーザの画像とキャラクターの画像を合成した画像を、前記サーバまたは前記写真撮影装置から受信することを特徴とするキャラクター交流システム。
  6. ユーザ端末が、
    ユーザの行動を指示するキャラクターの音声データを再生するステップと、
    前記指示に応じた所定のサービスである写真撮影サービスを利用する際に前記ユーザ端末とは異なる写真撮影装置に入力する所定の入力情報が、前記写真撮影装置に入力された後に、キャラクターの別の音声データを再生するステップと、
    を実行し、
    前記ユーザ端末は、前記写真撮影装置で撮影したユーザの画像とキャラクターの画像を合成した画像を、サーバまたは前記写真撮影装置から受信することを特徴とするキャラクター交流方法。
  7. ユーザ端末を、キャラクターの音声データを再生する再生手段として機能させるためのプログラムであって、
    前記音声データは、
    ユーザの行動を指示するものと、
    前記指示に応じた所定のサービスである写真撮影サービスを利用する際に前記ユーザ端末とは異なる写真撮影装置に入力する所定の入力情報が、前記写真撮影装置に入力された後に、再生されるものと、
    を含み、
    且つ、前記ユーザ端末に、前記写真撮影装置で撮影したユーザの画像とキャラクターの画像を合成した画像を、サーバまたは前記写真撮影装置から受信させることを特徴とするプログラム。
  8. コンピュータを、
    キャラクターの音声データをユーザ端末に送信する音声送信手段と、
    所定の入力情報を前記ユーザ端末に送信する入力情報送信手段と、
    を有するサーバとして機能させるためのプログラムであって、
    前記音声データは、
    ユーザの行動を指示するものと、
    前記指示に応じた所定のサービスである写真撮影サービスを利用する際に前記ユーザ端末とは異なる写真撮影装置に入力する前記入力情報が、前記写真撮影装置に入力された後に、再生されるものと、
    を含み、
    且つ、前記サーバに、前記写真撮影装置で撮影したユーザの画像とキャラクターの画像を合成した画像を、前記ユーザ端末へと送信させることを特徴とするプログラム。
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