JP7333057B2 - アメリシウムの抽出方法 - Google Patents
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Description
[1]アメリシウムを含む酸性水溶液を準備する準備工程、
下記一般式(A)で表されるイミノ二酢酸アミドの存在下、前記準備工程で準備した酸性
水溶液と有機溶媒を接触させる液液接触工程、
前記液液接触工程で接触させた酸性水溶液と有機溶媒を分液する分液工程、及び
前記分液工程で分液した有機溶媒に水溶性錯化剤、好ましくはジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)などの窒素ドナー系の水溶性錯化剤を含む酸性水溶液を接触させる逆抽出工程、
を含むことを特徴とする、アメリシウムの抽出方法。
(式(A)中、R及びR’はそれぞれ独立して炭素数1~20の炭化水素基又は水素原子を表す。)
[2]前記準備工程で準備した酸性水溶液が、硝酸イオン(NO3 -)を含む、[1]に記載のアメリシウムの抽出方法。
[3]式(A)中、R及びR’がいずれも炭素数8のアルキル基である、[1]または[2]に記載のアメリシウムの抽出方法。
[4]液液接触工程で使用する一般式(A)で表されるイミノ二酢酸アミドの濃度が0.1~0.3Mである、[1]~[3]のいずれかに記載のアメリシウムの抽出方法。
[5]前記逆抽出工程で接触させる酸性水溶液が、0.01~0.05MのDTPAを含む、[1]~[4]のいずれかに記載のアメリシウムの抽出方法。
[6]前記準備工程で準備した酸性水溶液が、アメリシウムと、キュリウム、イットリウム、ランタノイド、ストロンチウム、バリウム、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、ジルコニウム、セシウム、モリブデンから選択される1種類以上の非抽出対象元素とを含み、アメリシウムを前記非抽出対象元素と分離する、[1]~[5]の何れかに記載のアメリシウムの抽出方法。
[7]前記アメリシウムと非抽出対象元素を含む酸性水溶液が使用済燃料の再処理廃液である、[6]に記載のアメリシウムの抽出方法。
本発明の一態様であるアメリシウムの抽出方法(以下、「本発明の抽出方法」と略す場合がある。)は、アメリシウムを含む酸性水溶液を準備する準備工程(以下、「準備工程」と略す場合がある。)、下記一般式(A)で表されるイミノ二酢酸アミドの存在下、準備工程で準備した酸性水溶液と有機溶媒を接触させる液液接触工程(以下、「液液接触工程」と略す場合がある。)、前記液液接触工程で接触させた酸性水溶液と有機溶媒を分液する分液工程(以下、「分液工程」と略す場合がある。)、及び前記分液工程で分液した有機溶媒に逆抽出水溶液を接触させる逆抽出工程(以下、「逆抽出工程」と略す場合がある。)を含むことを特徴とする。
なお、ランタノイドは、具体的にはランタン(La)、セリウム(Ce)、プラセオジム(Pr)、ネオジム(Nd)、プロメチウム(Pm)、サマリウム(Sm)、ユウロピウム(Eu)、ガドリニウム(Gd)、テルビウム(Tb)、ジスプロシウム(Dy)、ホルミウム(Ho)、エルビウム(Er)、ツリウム(Tm)、イッテルビウム(Yb)、ルテチウム(Lu)である。
なお、スカンジウム、イットリウム、ランタノイドの酸化数は、通常1~6価であり、それぞれの元素に応じた安定な酸化数を有しているが、3価、4価、5価が好ましく、3価が特に好ましい。
酸性水溶液は、抽出対象元素であるアメリシウム及び希土類元素以外に、その他の元素を含むものであってもよい。その他の元素としては、リチウム(Li)、ナトリウム(Na)、カリウム(K)、ルビジウム(Rb)、セシウム(Cs)等のアルカリ金属元素、ベリリウム(Be)、マグネシウム(Mg)、カルシウム(Ca)、ストロンチウム(Sr)、バリウム(Ba)、ラジウム(Ra)等のアルカリ土類金属元素、マンガン(Mn)、鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、銅(Cu)、ジルコニウム(Zr)、モリブデン(Mo)等の遷移金属元素等が挙げられる。
また、アメリシウムを抽出対象元素とする場合の酸性水溶液の水素イオン濃度は、好ましくは5.0M以下、より好ましくは4.0M以下、さらに好ましくは2.0M以下であり、好ましくは0.01M以上、より好ましくは0.1M以上、さらに好ましくは1.0M以上である。
液液接触工程は、下記一般式(A)で表されるイミノ二酢酸アミドの存在下、準備工程で準備した酸性水溶液と有機溶媒を接触させる工程であるが、一般式(A)で表されるイミノ二酢酸アミドの具体的種類は、特に限定されず、目的に応じて適宜選択することができる。
(式(A)中、R及びR’はそれぞれ独立して炭素数1~20の炭化水素基又は水素原子を表す。)
R及びR’はそれぞれ独立して炭素数1~20の炭化水素基を表しているが、「炭化水素基」は、直鎖状の飽和炭化水素基に限られず、炭素-炭素不飽和結合、分岐構造、環状構造のそれぞれを有していてもよいことを意味する。また、R及びR’の炭素数は、好ましくは2以上、より好ましくは3以上、さらに好ましくは4以上、さらに好ましくは6以
上であり、好ましくは18以下、より好ましくは15以下、さらに好ましくは12以下、さらに好ましくは10以下である。特に好ましくは、R及びR’は炭素数8のアルキル基である。
程の回数は、通常1回~20回の範囲であり、好ましくは2回以上、より好ましくは5回以上、さらに好ましくは10回以上である。上記範囲内であると、アメリシウムを効率良く抽出し易くなる。
(a)一般式(A)で表されるイミノ二酢酸アミドを含む有機溶媒溶液を、容器内等で酸性水溶液と接触させる方法。
(b)一般式(A)で表されるイミノ二酢酸アミドを含む酸性水溶液を、容器内等で有機溶媒と接触させる方法。
(c)一般式(A)で表されるイミノ二酢酸アミドと酸性水溶液と有機溶媒をそれぞれ容器等に投入し、接触させる方法。
この中でも、より効率良く抽出することができることから、(a)が特に好ましい。
ただし、酸性溶液にLa、Ce、Pr、Nd、Moなどが含まれていた場合、アメリシウムと一緒に有機溶媒中に回収されるため、本発明においては、次の逆抽出工程を行う。
以下、逆抽出工程の詳細について説明する。
逆抽出工程は、分液工程で分液した有機溶媒に水溶性錯化剤、好ましくはDTPAなどの窒素ドナー系の水溶性錯化剤を含んだ酸性水溶液を接触させる工程であるが、逆抽出工程で接触させる酸性水溶液の水素イオン濃度等は、特に限定されず、目的に応じて適宜選択することができる。
逆抽出工程で接触させる酸性水溶液の水素イオン濃度は、通常0.0001~12Mの範囲であり、好ましくは1M以下、より好ましくは0.1M以下、さらに好ましくは0.01M以下であり、好ましくは0.0001M以上、より好ましくは0.001M以上、さらに好ましくは0.01M以上である。また、マロン酸を加えることで、水素イオン濃度を一定に保ちやすくすることができる。さらに、硝酸アンモニウムや硝酸ナトリウムを
加えると、アメリシウム以外の元素を有機相に残したまま、希土類元素を逆抽出することができる。水相中に添加するDTPAなどの窒素ドナー系の水溶性錯化剤の濃度は、特に限定されず、適宜選択することができるが、通常0.001~1Mの範囲であり、好ましくは0.001M以上、より好ましくは0.01M以上、さらに好ましくは0.02M以上であり、好ましくは1M以下、より好ましくは0.1M以下、さらに好ましくは0.05M以下である。
窒素ドナー系の水溶性錯化剤としては、DTPA以外にも、ジカルボキシメチルグルタミン酸(CMGA)、シクロヘキサンジアミン四酢酸(CyDTA)、ジヒドロキシエチルグリシ
ン(DHEG)、ジアミノヒドロキシ三酢酸(DPTA-OH)、エチレンジアミンコハク酸(EDDS
)、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、グリコールエーテルジアミン四酢酸(GEDTA)、
エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸(HEDTA)、ヒドロキシエチルイミノニ酢酸(HIDA)、ニトリロ三酢酸(NTA)、プロピレンジアミン四酢酸(PDTA)、またはトリエチレンテトラミン六酢酸(TTHA)、テトラキス(2-ピリジルメチル)エチレンジアミン(TPEN)、及びテトラキス(2-ピリジルメチル)エチレンジアミン誘導体などを使用することもできる。
逆抽出工程により、アメリシウムが選択的に酸性水溶液中に回収されるため、アメリシウムをLa、Ce、Pr、Nd、Moなどから分離して回収することができる。
前述のように、イミノ二酢酸アミドは、例えば水素イオン濃度やアニオン濃度によって、それぞれの元素に対する親和性が変化するため、特定の元素を選択的に抽出することも可能となる。これに、DTPAなどの窒素ドナー系の水溶性錯化剤を用いた逆抽出を組み合わせることにより、アメリシウムを非抽出対象元素から分離して回収することができる。
アメリシウムと、スカンジウム(Sc)、イットリウム(Y)、ランタノイド(Lu)との分離は、特に困難であるが、イミノ二酢酸アミドを用いた液液抽出におけるこれらの元素の分配比(後述の実施例1を参照。)に差が出る、即ちこれらの元素同士について十分な分離係数(後述の実施例1を参照。)が得られることを本発明者らは明らかとしている。特に分配比と分離係数が高くなるように、抽出装置、有機溶媒、添加剤等を選択する
ことによって、これらを効率良く抽出分離することができる。そして、さらにDTPAなどの窒素ドナー系の水溶性錯化剤を用いた逆抽出を組み合わせることにより、アメリシウムを非抽出対象元素から分離して回収することができる。
アメリシウムイオン(Am(III))、3価のキュリウムイオン(Cm(III))、種々の3価の希土類元素イオンであるランタンイオン(La(III))、セリウムイオン(Ce(III))、プラセオジムイオン(Pr(III))、ネオジムイオン(Nd(III))、サマリウムイオン(Sm(III))、ユウロピウムイオン(Eu(III))、イットリウムイオン(Y(III))、種々の2価のアルカリ土類金属元素イオンである2価のストロンチウムイオン(Sr(II))、2価のバリウムイオン(Ba(II))、種々の白金族元素イオンであるルテニウムイオン(Ru(III))、ロジウムイオン(Rh(III))、パラジウムイオン(Pd(II))、6価のモリブデンイオン(Mo(VI))、4価のジルコニウムイオン(Zr(IV))、1価のセシウムイオン(Cs(IV))をそれぞれ濃度約1ppm含んだ1.5Mの硝酸水溶液(0.1M HEDTA含む)と、下記式で表されるイミノ二酢酸アミド(IDAA(EH))を0.2M含んだn-ドデカン溶液をそれぞれ準備した。
なお、硝酸として多摩化学工業株式会社製の超高純度分析用試薬TAMAPURE-AA-100を、希釈水として超純水製造装置(Milli-Q Merck Millipore社製)を用いて調製した超純水を、n-ドデカンとして和光純薬株式会社製の特級試薬を用いた。
し、振とう機(YS-8D 株式会社ヤヨイ社製)を用いて、25℃±1℃で10分間振とうした。その後、5分間遠心分離(CN-820 アズワン株式会社製)を行って相分離させ、水相と有機相からそれぞれ溶液をサンプリングし、溶液中の金属イオン濃度をICP-MS(Agilent7500cx アジレント・テクノロジー社製)により計測
して、Am(III)、Cm(III)、La(III)、Ce(III)、Pr(III)、Nd(III)、Sm(III)、Eu(III)、Y(III)、Sr(II)、Ba(II)、Ru(III)、Rh(III)、Pd(II)、Mo(VI)、Zr(IV)、Cs(IV)の濃度をそれぞれ定量した。得られた値から各イオンの分配比(D)または抽出率を算出し、その値を表にまとめた。結果を表1に示す。
(III))、種々の3価の希土類元素イオンであるランタンイオン(La(III))、
セリウムイオン(Ce(III))、プラセオジムイオン(Pr(III))、ネオジムイオン(Nd(III))、サマリウムイオン(Sm(III))、ユウロピウムイオン(Eu(III))、イットリウムイオン(Y(III))、種々の2価のアルカリ土類金属元素イオンである2価のストロンチウムイオン(Sr(II))、2価のバリウムイオン(Ba(II))、種々の白金族元素イオンであるルテニウムイオン(Ru(III))、ロジウムイオン(Rh(III))、パラジウムイオン(Pd(II))、6価のモリブデンイオン(Mo(VI))、4価のジルコニウムイオン(Zr(IV))、1価のセシウムイオン(Cs(IV))の抽出率を示した。
%となり、有機相に抽出されることがわかる。このとき、La(III)、Ce(III)、Pr(III)、Nd(III)、Mo(VI)の抽出率はそれぞれ98.2%、97.3%、94.9%、87.3%、67.2%となり、Am(III)とともに有機相に抽出されることがわかる。
一方、Cm(III)及び種々の金属イオンの抽出率は、何れも50%を下回ることから、水相中に移行することがわかる。
また、いずれの濃度であっても、Am(III)とCm(III)の分離係数(SFAm/Cm)、及びAm(III)とSm(III)、Eu(III)等のランタノイドイ
オンの分離係数(SFAm/Ln)はそれぞれ、6.7以上、53.2以上となり、Am(III)とCm(III)、及びAm(III)と種々のランタノイドイオンとの分離が可能であることが明らかである。
実施例1の条件によって、有機相に抽出されたアメリシウム、及びランタノイド(ランタン、セリウム、プラセオジム、ネオジム、モリブデン)を含む有機相(イミノ二酢酸アミド濃度0.2M)と逆抽出水相を接触させて、有機相中からの金属イオン逆抽出率を調べた。
イオン(La(III))、セリウムイオン(Ce(III))、プラセオジムイオン(Pr(III))、ネオジムイオン(Nd(III))、サマリウムイオン(Sm(III))、6価のモリブデンイオン(Mo(VI))の逆抽出率とDTPA濃度との関係を調べた。
0.2MのADAAMをドデカンに溶解した有機相中に抽出された元素を、1.5M
硝酸アンモニウム、0.3M マロン酸、20 mM DTPAと接触させた逆抽出試験の
結果を表2に示す。
94.3%となり、水相中に逆抽出されることがわかる。このとき、La(III)、Ce(III)、Pr(III)、Nd(III)、Mo(VI)の抽出率はそれぞれ0.961%、1.88%、5.35%、19.7%、7.57%となり、逆抽出されずに有機相に残ることがわかる。この結果から、Am(III)と、種々のランタノイドイオンとの分離が可能であることが明らかである。
Claims (9)
- アメリシウムを含む酸性水溶液を準備する準備工程、
下記一般式(A)で表されるイミノ二酢酸アミドの存在下、前記準備工程で準備した酸性水溶液と有機溶媒を接触させる液液接触工程、
前記液液接触工程で接触させた酸性水溶液と有機溶媒を分液する分液工程、及び
前記分液工程で分液した有機溶媒に水溶性錯化剤を含む酸性水溶液を接触させる逆抽出工程、
を含むことを特徴とする、アメリシウムの抽出方法であって、
前記準備工程で準備した酸性水溶液が、アメリシウムと、非抽出対象元素としてキュリウム及び/又はネオジムとを含み、アメリシウムを前記非抽出対象元素と分離する、アメリシウムの抽出方法。
(式(A)中、R及びR’はそれぞれ独立して炭素数1~20の炭化水素基又は水素原子を表す。) - 前記準備工程で準備した酸性水溶液が、硝酸イオン(NO3 -)を含む、請求項1に記載のアメリシウムの抽出方法。
- 式(A)中、R及びR’がいずれも炭素数8のアルキル基である、請求項1または2に記載のアメリシウムの抽出方法。
- 液液接触工程で使用する一般式(A)で表されるイミノ二酢酸アミドの濃度が0.1~
0.3Mである、請求項1~3のいずれか一項に記載のアメリシウムの抽出方法。 - 前記逆抽出工程で接触させる酸性水溶液に含まれる水溶性錯化剤が窒素ドナー系の水溶性錯化剤である、請求項1~4のいずれか一項に記載のアメリシウムの抽出方法。
- 窒素ドナー系の水溶性錯化剤がジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)である、請求項5に記載のアメリシウムの抽出方法。
- 前記逆抽出工程で接触させる酸性水溶液が、0.01~0.05MのDTPAを含む、請求項6に記載のアメリシウムの抽出方法。
- 前記非抽出対象元素が、イットリウム、ネオジム以外のランタノイド、ストロンチウム、バリウム、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、ジルコニウム、セシウム、モリブデンから選択される1種類以上の元素をさらに含み、アメリシウムを前記非抽出対象元素と分離する、請求項1~7の何れか1項に記載のアメリシウムの抽出方法。
- 前記アメリシウムと非抽出対象元素を含む酸性水溶液が使用済燃料の再処理廃液である、請求項1~8の何れか1項に記載のアメリシウムの抽出方法。
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JP2016113674A (ja) | 2014-12-16 | 2016-06-23 | 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 | アクチノイド及び/又はランタノイドの抽出方法 |
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