JP7329333B2 - 火災報知設備 - Google Patents
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Description
本発明は、
受信機から警戒区域に引き出され、固有のアドレスが設定された火災感知器を含む端末機器が接続された伝送回線と、
受信機から伝送回線と共に警戒区域に引き出され、受信機に設けた電話親機と警戒区域に設置された電話子機を通話接続する電話回線と、
が設けられた火災報知設備に於いて、
受信機に設けられ、電話親機の通話接続を制御する電話親機制御部と、
伝送回線と電話回線に接続されると共に固有のアドレスが設定され、電話子機の通話接続を制御する電話中継器と、
が設けられ、電話親機制御部と電話中継器は、伝送回線により所定の通話制御信号を送受信して電話回線に対する電話親機と電話子機の通話接続を制御し、更に、
電話回線に接続された電話ジャックと、
電話ジャックに着脱自在に接続される保守電話子機と、
が設けられ、
電話親機制御部は、保守電話子機が電話ジャックに接続された場合に電話親機を電話回線に接続して保守電話子機に通話接続させることを特徴とする。
受信機は電話ジャックに保守電話子機が接続された場合の回線電圧の変化を検出して通話検出信号を出力する通話検出回路部を備え、電話親機制御部は、通話検出回路部から通話検出信号を入力した場合に、電話親機を電話回線に接続して保守電話子機に通話接続させる。
電話親機制御部は、通話検出回路部から通話検出信号を入力した場合に、通話呼出しを行うと共に保守電話子機の呼出しを画面表示し、電話親機のオフフックを検出した場合に電話親機を電話回線に接続する。
電話親機制御部は、電話親機と1の電話子機の通話接続中に、保守電話子機の電話ジャックへの接続を検出した場合に保守電話子機の通話呼出を報知し、保守電話子機の通話接続に切り替えるとともに、1の電話子機の電話中継部のアドレスを指定した保留コマンド信号を送信して1の電話子機を電話回線から切り離して所定の保留中音を出力させる。
本発明の別の形態にあっては、受信機から警戒区域に引き出され、固有のアドレスが設定された火災感知器を含む端末機器が接続された伝送回線と、
受信機から警戒区域に引き出され、受信機に設けた電話親機と警戒区域に設置された非常電話子機を通話接続する非常電話回線と、
受信機から警戒区域に引き出され、受信機に設けた電話親機と警戒区域に設置された保守電話子機を通話接続する保守電話回線と、
が設けられた火災報知設備に於いて、
受信機に設けられ、電話親機の通話接続を制御する電話親機制御部と、
伝送回線と非常電話回線に接続されると共に固有のアドレスが設定され、非常電話子機の通話接続を制御する電話中継器と、
が設けられ、電話親機制御部と電話中継器は、伝送回線により所定の通話制御信号を送受信して非常電話回線に対する電話親機と非常電話子機の通話接続を制御し、更に、
保守電話回線に接続された電話ジャックと、
電話ジャックに着脱自在に接続される保守電話子機と、
が設けられ、
電話親機制御部は、保守電話子機が電話ジャックに接続された場合に電話親機を保守電話回線に接続して保守電話子機に通話接続させることを特徴とする。
電話親機制御部は、非常電話子機と保守電話子機の各々の発信による通話を制御すると共に、非常電話子機と保守電話子機の両方からの発信が重複したとき少なくとも何れか一方を選択して通話を制御する。
本発明は、受信機から警戒区域に引き出され、固有のアドレスが設定された火災感知器を含む端末機器が接続された伝送回線と、受信機から伝送回線と共に警戒区域に引き出され、受信機に設けた電話親機と警戒区域に設置された電話子機を通話接続する電話回線とが設けられた火災報知設備に於いて、受信機に設けられ、電話親機の通話接続を制御する電話親機制御部と、伝送回線と電話回線に接続されると共に固有のアドレスが設定され、電話子機の通話接続を制御する電話中継器とが設けられ、電話親機制御部と電話中継器は、伝送回線により所定の通話制御信号を送受信して電話回線に対する電話親機と前記電話子機の通話接続を制御し、更に、電話回線に接続された電話ジャックと、電話ジャックに着脱自在に接続される保守電話子機とが設けられ、電話親機制御部は、保守電話子機が電話ジャックに接続された場合に電話親機を電話回線に接続して保守電話子機に通話接続させるようにしたため、R型の火災報知設備に使用されている伝送回線による伝送機能を通話制御に利用することで、電話子機を指定した呼出しを含む高度な通話制御が簡単且つ低コストで実現することができる。
また、受信機は電話ジャックに保守電話子機が接続された場合の回線電圧の変化を検出して通話検出信号を出力する通話検出回路部を備え、電話親機制御部は、通話検出回路部から通話検出信号を入力した場合に、電話親機を電話回線に接続して保守電話子機に通話接続させるようにしたため、電話ジャックに対する携帯型の保守電話子機の接続を確実に検出して電話親機との通話接続を確立することができる。
また、電話親機制御部は、通話検出回路部から通話検出信号を入力した場合に、通話呼出しを行うと共に保守電話子機の呼出しを画面表示し、電話親機のオフフックを検出した場合に電話親機を電話回線に接続するようにしたため、電話ジャックに保守電話子機を接続した場合に受信機から通話呼出音を出力すると共に画面表示により担当者が携帯する保守電話子機からの通話呼出しであることを知って適切に対応できる。
また、電話親機制御部は、電話親機と1の電話子機の通話接続中に、保守電話子機の電話ジャックへの接続を検出した場合に保守電話子機の通話呼出を報知し、保守電話子機の通話接続に切り替えるとともに、1の電話子機の電話中継部のアドレスを指定した保留コマンド信号を送信して1の電話機を電話回線から切り離して所定の保留中音を出力させるようにしたため、電話親機と電話子機の通話中に電話ジャックへ保守電話子機が接続されると、電話親機と電話子機によるそれまでの通話接続を保留して保守電話子機との通話を優先的に行うことができる。
本発明の別の形態にあっては、受信機から警戒区域に引き出され、固有のアドレスが設定された火災感知器を含む端末機器が接続された伝送回線と、受信機から警戒区域に引き出され、受信機に設けた電話親機と警戒区域に設置された非常電話子機を通話接続する非常電話回線と、受信機から警戒区域に引き出され、受信機に設けた電話親機と警戒区域に設置された保守電話子機を通話接続する保守電話回線と、が設けられた火災報知設備に於いて、受信機に設けられ、電話親機の通話接続を制御する電話親機制御部と、伝送回線と非常電話回線に接続されると共に固有のアドレスが設定され、非常電話子機の通話接続を制御する電話中継器と、が設けられ、電話親機制御部と電話中継器は、伝送回線により所定の通話制御信号を送受信して非常電話回線に対する電話親機と非常電話子機の通話接続を制御し、更に、保守電話回線に接続された電話ジャックと、電話ジャックに着脱自在に接続される保守電話子機と、が設けられ、電話親機制御部は、保守電話子機が電話ジャックに接続された場合に電話親機を保守電話回線に接続して保守電話子機に通話接続させるようにしたため、非常電話回線を使用した非常電話設備については、発信元を表示した高度な通話制御が簡単且つ低コストで実現することができ、また、保守電話回線を使用した保守電話設備については、電話ジャックに対する携帯型の保守電話子機の接続により通話を行うことができ、非常電話設備と保守電話設備との両立が可能となり、更に、高い利便性が得られる。
また、電話親機制御部は、非常電話子機と保守電話子機の各々の発信による通話を制御すると共に、非常電話子機と保守電話子機の両方からの発信が重複したとき少なくとも何れか一方を選択して通話を制御するようにしたため、保守電話子機と非常電話子機の着信が重複しても、必要に応じて発信者を自由に選択した通話を可能とする。
(通話制御機能を備えた火災報知設備の概要)
図1は通話制御機能を備えた火災報知設備の概要を示した説明図である。図1に示すように、火災報知設備が設置された建物の一階の管理人室などには例えばR型の受信機10が設置され、受信機10から警戒区域に対し伝送回線12a,12bと電話回線16a,16bが引き出されている。
受信機10は、受信制御部22、伝送部24、電話親機回路部26、電話親機28、タッチパネル付きのディスプレイ30、表示部31、操作部32、スピーカを備えた警報部33、移報部34及び通話検出回路部35を備える。
受信機10の受信制御部22にはCPUによるプログラムの実行で実現される機能として、火災監視制御部44の機能が設けられる。
受信機10の受信制御部22にはCPUによるプログラムの実行で実現される機能として、電話親機制御部46の機能が設けられる。
(1) 電話子機を指定した呼出しによる通話制御。
(2) 電話子機からの呼出しによる通話制御。
(3) 電話子機との通話中に別の電話子機からの呼出しによる通話切替え制御。
(4) 電話親機と電話子機2台の3者通話制御。
(5) 電話ジャックに対する保守電話子機の接続による通話制御。
受信機10に設けられた通話検出回路部35は、発信機36の電話ジャック38に保守電話子機40のプラグ42を差し込んで電話回線16a,16bに接続した場合に回線電流が流れることから、この回線電流を検出して通話検出信号を受信制御部22に出力する。
図2は図1の電話中継器の実施形態を示したブロック図である。図2に示すように、電話中継器18の回路部は、伝送回線12a,12b側の回路部として、電話子機制御部48と伝送部50が設けられ、電話回線16a,16b側の回路として、接続切替部52、制御音生成部54、一対のスイッチ回路部56、トランス58、フックスイッチ60及びスピーカ61が設けられ、電話子機20には受話器45と送話器47が設けられている。
(1) 電話親機の呼出しによる通話制御。
(2) 電話親機からの呼出しによる通話制御。
(3) 別の電話子機との通話中の電話親機の呼出しによる通話切替え制御。
(4) 電話親機と電話子機2台の3者通話制御。
図3は図1の受信機に設けられた電話親機回路部及び通話検出回路部の実施形態を示したブロック図である。
図3に示すように、電話親機回路部26は、接続切替部62、制御音生成部64、一対のスイッチ回路部66、トランス68及びフックスイッチ70が設けられ、電話親機28には受話器72と送話器74が設けられている。電話親機回路部26からは電話回線16a,16b間に例えばDC48Vの電話回線電圧Vtが印加されている。
図3に示すように、通話検出回路部35は、所定の回線電圧Vtが印加された電話回線16aとマイナス側となる電話回線16bとの間に、抵抗76,78,80が直列接続され、抵抗76と抵抗78の間から端末側に電話回線16aが引き出され、抵抗78と抵抗80の間から通話検出信号を取り出して受信制御部22に出力している。
(電話親機による電話子機の指定呼出し)
図4は電話親機により電話子機を指定して呼出する通話制御を示したタイムチャートであり、図1に示した受信機10の電話親機制御部46と図2に示した電話中継器18の電話子機制御部48による制御動作となる。
図5は電話子機により電話親機を呼出する通話制御を示したタイムチャートである。警戒区域にいる担当者が受信機10側と連絡をとるため電話子機20を取り上げると、フックスイッチ60からオフフック検出信号が出力され、図5に示すように、電話子機制御部48はステップS21で電話子機20のオフフックを判別してステップS22に進み、制御音生成部54に指示して電話子機20の受話器45から例えば「ツー」といった連続音となる回線接続音を出力させる。
図6は電話親機が別の電話子機と通話中に電話子機のオフフックした場合の通話制御を示したタイムチャートである。
図7は電話親機と電話子機の通話中に別の電話子機の通話呼出を受けて切り替えた場合の通話制御を示したタイムチャートである。ここで、最初に通話呼出を行った電話中継器18を電話中継器18-1とし、次に通話呼出を行った電話中継器18を電話中継器18-2とし、それぞれに設けられた電話子機制御部48を電話子機制御部48-1,48-2とし、電話子機20を電話子機20-1,20-2とする。
図8は電話親機と2台の電話子機による3者通話の通話制御を示したタイムチャートであり、図7と同様に、3者通話を行う2台の電話中継器18、電話子機20及び電話子機制御部48を、それぞれ電話中継器18-1,18-2、電話子機20-1,20-2及び電話子機制御部48-1,48-2としている。
図9は電話ジャックに非常用電話子機を接続して行う通話制御を示したタイムチャートである。
(設備の概要)
図10は非常用放送設備に連動する非常電話設備と保守点検で使用する保守電話設備の通話制御機能を備えた火災報知設備の実施形態を示した説明図である。
受信機10は、受信制御部22、伝送部24、非常電話親機回路部26a、保守電話親機回路部26b、電話親機28、タッチパネル付きのディスプレイ30、表示部31、操作部32、スピーカを備えた警報部33、移報部34、通話検出回路部35及び切替部82を備える。
電話親機制御部46は、非常電話子機20aの着信に対する通話制御と、保守電話子機40aの着信に対する通話制御、非常電話子機20aと保守電話子機40aの着信が重複したときの通話制御を行う。
電話親機制御部46は、電話中継器18及び中継器15を経由した非常電話子機20aからの発信元アドレスを含む発呼コマンド信号に基づき、及び又は、通話検出回路部35からの通話検出信号に基づき、電話親機28との通話制御に必要な操作表示をディスプレイ30に行い、画面操作等に基づき次に示す通話制御を行う。
定期点検時等に点検要員が携帯している保守電話子機40aのプラグ42を発信機36又はアドレッサブル発信機37の電話ジャック38に差し込んで保守用電話回線84a,84bに接続すると、保守電話子機40aの接続で流れる回線電流を受信機10の通話検出回路部35が検出し、電話親機制御部46に通話検出信号を出力する。
監視員等が巡回中に火災を発見した場合には、近くに設置されている非常電話子機20aを取り上げるとフックスイッチがオンし、電話中継器18及び中継器15を経由して受信機10に発信元アドレスを含む発呼コマンド信号が送信される。非常電話子機20aからの発呼コマンド信号を受信した受信機10の電話親機制御部46は、発信アドレスに基づく発信場所と共に非常電話の着信をディスプレイ30に表示し、警報部33のスピーカから所定の非常電話着信音(非常電話呼出音)を出力させ、電話親機28を切替部82により非常電話親機回路部26aに切り替える。
また、受信機10の電話親機制御部46は、複数の非常電話子機20aからの発信が重複した場合、ディスプレイ30に複数の発信元を表示し、画面操作により選択された発信元の非常電話子機20aと通話接続する制御を行う。このとき選択されなかった非常電話子機からは保留音を出力させる制御を行う。
また、受信機10の電話親機制御部46は、非常電話子機20aと保守電話子機40aの着信が重複した場合、ディスプレイ30に非常電話の着信と保守電話の着信を表示し、画面操作により選択された発信元の非常電話子機20a又は保守電話子機40aと通話接続する制御を行う。このとき選択されなかった電話子機からは保留音を出力させる制御を行う。なお、非常電話と保守電話の着信に予め優先度を設定し、優先度の高い着信側を選択して通話接続するようにしても良い。
また、非常電話子機20aの着信はディスプレイ30で表示し、保守電話子機40aの着信は盤内に配置された保守電話灯により表示するようにしても良い。非常電話子機20aは固有の発信元アドレスを含む非常電話発信信号を送信するため設置場所を認識可能であるためディスプレイ30で発信元を示すことが好適である。
保守電話子機40aが発信機36又はアドレッサブル発信機37に接続されたとき、発信機36又はアドレッサブル発信機37はプラグの接続を検出して受信機10に対して伝送回路上のアドレス情報を受信機10に送信して、受信機10は当該情報から保守電話子機40aが接続された発信機36又はアドレッサブル発信機37を特定する情報を表示するようにしても良い。非常電話子機20aと保守電話子機40aのいずれの着信元表示を可能とすることでどちらとの通話を優先させるか判断する助けとすることが可能となる。
(電話ジャック)
上記の実施形態は、発信機に電話ジャックを設けた場合を例にとっているが、必要に応じて適宜の端末機器に電話ジャックを設けて良い。また、保守電話設備は、携帯型に限定されず、警戒区域に固定設置されて電話ジャックに差し込んで使用される保守電話子機としても良い。
上記の実施形態の電話親機制御部46は、電話親機28と何れかの非常話子機20の通話接続中に、保守電話子機40の電話ジャック38への接続を検出した場合に保守電話子機40aの通話呼出を報知し、保守電話子機40の通話接続に切り替えるとともに、通話中の非常電話子機20の電話中継部18のアドレスを指定した保留コマンド信号を送信して非常電話子機20を電話回線16a,16bから切り離して所定の保留中音を出力させる。
上記の実施形態は、受信機の電話親機と警戒区域に設置された電話子機との間の通話制御を例にとっているが、これに限定されず、電話中継器に電話番号を入力して通話呼出しを行う操作表示部を設けることで、ある電話子機から別の電話子機を指定した通話呼出しにより電話子機間での通話ができるようにしても良い。
上記の実施形態は、電話親機と電話子機による通話を例にとっているが、これに限定されず、受信機の電話親機及び電話中継器の電話子機のそれぞれに加え、マイクとスピーカを電話機近傍のパネル面等に設置し、所定のスイッチ操作により電話機をマイクとスピーカに切替え、電話機を使用することなく通話するハンズフリー通話機能を設けるようにしても良い。
上記の実施形態は、R型の受信機からの伝送回線を介してR型の火災感知器を接続した火災報知設備を例にとっているが、P型の受信機から引き出した感知器回線にアドレスを設定すると共に伝送機能を備えたアドレッサブル火災感知器を接続した火災報知設備についても、同様に、感知器回線を使用した各種のコマンド信号の送受信により、同様な通信制御を実現することができる。
また、本発明はその目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
12a,12b:伝送回線
14:火災感知器
15:中継器
16a,16b:電話回線
16c,16d:非常電話回線
18:電話中継器
20:電話子機
20a:非常電話子機
22:受信制御部
24,50:伝送部
26:電話親機回路部
26a:非常電話親機回路部
26b:保守電話親機回路部
28:電話親機
30:ディスプレイ
35:通話検出回路部
36:発信機
37:アドレッサブル発信機
38:電話ジャック
40:保守電話子機
40a:保守電話子機
44:火災監視制御部
46:電話親機制御部
45,72:受話器
47,74:送話器
48:電話子機制御部
52,62:接続切替部
54,64:制御音生成部
56,66:スイッチ回路部
58,68:トランス
60,70:フックスイッチ
61,94:スピーカ
76,78,80:抵抗
82:切替部
84a,84b:保守電話回線
90:非常用放送盤
92:放送回線
Claims (5)
- 受信機から警戒区域に引き出され、固有のアドレスが設定された火災感知器を含む端末機器が接続された伝送回線と、
前記受信機から前記伝送回線と共に前記警戒区域に引き出され、前記受信機に設けた電話親機と前記警戒区域に設置された電話子機を通話接続する電話回線と、
が設けられた火災報知設備に於いて、
前記受信機に設けられ、前記電話親機の通話接続を制御する電話親機制御部と、
前記伝送回線と前記電話回線に接続されると共に固有のアドレスが設定され、前記電話子機の通話接続を制御する電話中継器と、
が設けられ、前記電話親機制御部と前記電話中継器は、前記伝送回線により所定の通話制御信号を送受信して前記電話回線に対する前記電話親機と前記電話子機の通話接続を制御し、更に、
前記電話回線に接続された電話ジャックと、
前記電話ジャックに着脱自在に接続される保守電話子機と、
が設けられ、
前記電話親機制御部は、
前記保守電話子機が前記電話ジャックに接続された場合に前記電話親機を前記電話回線に接続して前記保守電話子機に通話接続させ、
前記電話親機と1の電話子機の通話接続中に、前記保守電話子機の前記電話ジャックへの接続を検出した場合に前記保守電話子機の通話呼出を報知し、前記保守電話子機の通話接続に切り替えると共に、前記1の電話子機の電話中継部のアドレスを指定した保留コマンド信号を送信して前記1の電話子機を前記電話回線から切り離して所定の保留中音を出力させることを特徴とする火災報知設備。
- 請求項1記載の火災報知設備に於いて、
前記受信機は前記電話ジャックに前記保守電話子機が接続された場合の回線電圧の変化を検出して通話検出信号を出力する通話検出回路部を備え、前記電話親機制御部は、前記通話検出回路部から前記通話検出信号を入力した場合に、前記電話親機を前記電話回線に接続して前記保守電話子機に通話接続させることを特徴とする火災報知設備。
- 請求項2記載の火災報知設備に於いて、
前記電話親機制御部は、前記通話検出回路部から前記通話検出信号を入力した場合に、通話呼出しを行うと共に保守電話子機の呼出しを画面表示し、前記電話親機のオフフックを検出した場合に前記電話親機を前記電話回線に接続することを特徴とする火災報知設備。
- 受信機から警戒区域に引き出され、固有のアドレスが設定された火災感知器を含む端末機器が接続された伝送回線と、
前記受信機から前記警戒区域に引き出され、前記受信機に設けた非常電話親機と前記警戒区域に設置された非常電話子機を通話接続する非常電話回線と、
前記受信機から前記警戒区域に引き出され、前記受信機に設けた保守電話親機と前記警戒区域に設置された保守電話子機を通話接続する保守電話回線と、
が設けられた火災報知設備に於いて、
前記受信機に設けられ、非常電話親機と非常電話子機の通話接続を制御する電話親機制御部と、
前記伝送回線と前記非常電話回線に接続されると共に固有のアドレスが設定され、前記非常電話子機の通話接続を制御する電話中継器と、
が設けられ、前記電話親機制御部と前記電話中継器は、前記伝送回線により所定の通話制御信号を送受信して前記非常電話回線に対する前記電話親機と前記非常電話子機の通話接続を制御し、更に、
前記保守電話回線に接続された電話ジャックと、
前記電話ジャックに着脱自在に接続される保守電話子機と、
が設けられ、
前記電話親機制御部は、前記保守電話子機が前記電話ジャックに接続された場合に前記電話親機を前記保守電話回線に接続して前記保守電話子機に通話接続させることを特徴とする火災報知設備。
- 請求項4記載の火災報知設備に於いて、前記電話親機制御部は、前記非常電話子機と前記保守電話子機の各々の発信による通話を制御すると共に、前記保守電話子機と前記非常電話子機の両方からの発信が重複したとき少なくとも何れか一方を選択して通話を制御することを特徴とする火災報知設備。
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