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JP7328094B2 - 洗浄装置 - Google Patents

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本発明は、洗浄装置に関する。
研削砥石を用いてウェーハを研削する研削装置は、特許文献1に開示のように、チャックテーブルに保持されたウェーハの上面に二流体を噴射させて上面を洗浄している。この洗浄では、チャックテーブルの上においてウェーハの上面の大きなごみを取り除いている。
チャックテーブルから搬出されたウェーハは、スピン洗浄ユニットにおいて、洗浄水とエアとが混合された二流体を吹き掛けられながら高速回転させられて、その上面の洗浄が行われたあと、保持テーブルを高速回転させることによって、遠心力により乾燥させられる。しかし、二流体として生成される水滴より細かい研削屑は洗浄しにくい。
そのため、特許文献2、3に開示のように、ウェーハの上面にスポンジを当接させながらスポンジとウェーハの上面との間に洗浄水を供給して、ウェーハを洗浄している。
特開2011-200785号公報 特開2007-214590号公報 特開2018-137257号公報
しかし、ウェーハの汚れがスポンジに付着して、次に洗浄するウェーハを汚してしまうという問題がある。
したがって、ウェーハをスポンジで洗浄する洗浄装置は、ウェーハの洗浄によるスポンジの汚れによって別のウェーハを汚してしまうおそれを抑制するという、解決すべき課題がある。
本発明は、洗浄液とスポンジとを用いてウェーハを洗浄する洗浄装置であって、ウェーハを保持する保持手段と、該保持手段に保持されたウェーハの中心を軸にしてウェーハを回転させるモータと、該保持手段に保持されたウェーハの上面に接触し、該上面を洗浄するスポンジと、該スポンジをウェーハの上面に平行な方向に移動させる水平移動手段と、ウェーハに接触する該スポンジの洗浄面を洗浄する洗浄手段と、を備え、該洗浄手段は、桶と、該桶に洗浄液を供給する液供給手段と、該桶に所定量の該洗浄液を溜めた状態に維持して該桶に供給される該洗浄液を排水する排水手段と、上面に複数の凸部と凸部に連接する凹部とが形成され、該桶に溜めた該洗浄液に水没する洗浄板と、を備え、該洗浄板の上面の複数の該凸部に該スポンジの該洗浄面を接触させて、該スポンジを水平方向に移動させ、該桶に溜められた該洗浄液の液面と該洗浄板の上面の該凸部上端とを面一にして、該洗浄面を洗浄する洗浄装置である。
上記の洗浄液は、アルカリ水又は界面活性剤であることが望ましい。
上記の洗浄装置は、該洗浄液を該スポンジに供給して、該スポンジから流出される洗浄液を該桶に溜めるスポンジ洗浄液供給手段を備える洗浄装置であることが望ましい。
本洗浄装置は、ウェーハを洗浄するスポンジの洗浄面の洗浄時に、当該洗浄面が洗浄板の凸部の上面に接触し、洗浄面から離反したシリコン粒子等の汚れが洗浄液とともに排水口から桶の外部へと排出されるため、汚れが再びスポンジの洗浄面に付着する可能性を抑制し、これによりスポンジが他のウェーハを汚染するおそれを抑制することができる。
洗浄装置全体を表す斜視図である。 洗浄板を用いて、スポンジの洗浄面を洗浄する様子を表した断面図である。 洗浄手段を用いてウェーハの上面を洗浄する様子を表した断面図である。 横軸を洗浄水のph、縦軸をゼータ電位として、シリコン粒子及び樹脂が洗浄水に接触した場合における、洗浄液のphとそれぞれのゼータ電位との関係を表したグラフである。 別の洗浄手段を用いてウェーハの上面又は下面を洗浄する様子を表した断面図である。
1 洗浄装置の構成
図1に示す洗浄装置1はウェーハWを洗浄する洗浄装置である。以下、洗浄装置1の構成について説明する。
洗浄装置1は、図1に示すように、円筒状のケース10と、ケース10の下端に連結された円形基台11とを備えている。円形基台11は、Z軸方向に立設された複数の脚部13を介してベース12に支持されている。ケース10によって囲われた空間の内部は、ウェーハWの洗浄が行われる領域となっている。
洗浄装置1は保持手段2を備えている。保持手段2は、例えば円板状の吸着部20と吸着部20を支持する枠体21とを有するテーブルであり、吸着部20の上面はウェーハWが保持される保持面20aとなっている。
吸着部20は、例えば、図示しない吸引手段等に接続されている。保持面20aの上に、ウェーハWが、保持面20aの中心OとウェーハWの中心Woとが一致するようにして、上面Wa又は下面Wbが上に向けられて載置させる。そしてその状態で、図示しない該吸引手段等を用いて吸引力を発揮させることにより、生み出された吸引力が保持面20aに伝達されて、ウェーハWを保持面20aに吸引保持することができる。
枠体21の下端には支持軸22が連結されており、支持軸22の下部にはモータ23が接続されている。保持面20aにウェーハWが吸引保持されている状態で、モータ23を制御することによって、ウェーハWの中心Woを通る回転軸25を軸に保持面20a及びウェーハWを回転させることが可能である。
円形基台11の上面11aには、ウェーハWを洗浄するスポンジ3をウェーハWの上面Wa又は下面Wbに平行な方向(水平方向)に移動させる水平移動手段4が配設されている。
水平移動手段4は、回転手段43と、回転手段43の上部に連結され、Z軸方向に立設された軸部40と、軸部40に一端が連結されたアーム部41と、アーム部41の他端に連結されたスポンジ保持部42とを備えている。
スポンジ保持部42は、例えば円筒形状を有しており、その内部には例えばスポンジ3を保持することができる凹部421が形成されている。
回転手段43は、Z軸方向の回転軸45を軸にして軸部40を回転させる機能を有している。
例えばウェーハWの上面Wa又は下面Wbのどちらかが上側に向いた状態で保持面20aにウェーハWが保持されているときに、回転手段43を用いて回転軸45を軸にして軸部40を回転させることによって、軸部40に一端が連結されているアーム部41が回転軸45を軸にして旋回するとともに、アーム部41の他端に連結されているスポンジ保持部42、及びスポンジ保持部42に保持されているスポンジ3が、例えばウェーハWの上面Waの中心Woを通る円弧を描くようにして、ウェーハWの上面Waに平行な方向に一体的に水平移動することとなる。
水平移動手段4には、回転手段43をZ軸方向に昇降移動させる昇降手段46が配設されている。昇降手段46を用いて回転手段43をZ軸方向に昇降移動させることによって、回転手段43に連結されている軸部40、軸部40に一端が連結されているアーム部41、アーム部41の他端に連結されているスポンジ保持部42、及びスポンジ保持部42に保持されているスポンジ3が一体的にZ軸方向に昇降移動することとなる。
スポンジ3は、樹脂等を含んでおり、スポンジ保持部42の凹部421の形状に対応する形状を有している。
スポンジ3の下面は、ウェーハWの洗浄時にウェーハWの上面Wa又は下面Wbに当接される洗浄面3aとなっている。スポンジ3は、洗浄面3aが-Z方向に向けられて凹部421からやや突出した状態で凹部421に着脱可能に保持される。
洗浄装置1は、図2に示すように、洗浄手段5を備えている。
洗浄手段5は、略有底円筒形状を有する桶50を備えている。桶50の側部500の上部には、洗浄液Lが供給される給液口501が形成されており、給液口501は、給液路56を介して洗浄液供給手段51に接続されている。洗浄液供給手段51に蓄えられている洗浄液Lは、スポンジ3の洗浄面3aの洗浄に際して、給液路56を通じて給液口501から桶50に供給されることとなる。
また、側部500における、給液口501が形成されている高さよりも低い高さ位置にあたる部分には、排水口502が形成されている。桶50に蓄えられている洗浄液Lは、排水口502から排水路52を通って桶50の外部へと排水されることとなる。
洗浄手段5においては、桶50に所定量の洗浄液Lが溜められている状態を維持するために、桶50に供給された洗浄液Lを排水する排水手段53を備えている。
排水手段53は、排水口502の開閉状態を制御する機能を有している。具体的には、例えば、排水口502の近傍に、排水口502に嵌合可能な図示しない栓等が配設されており、排水手段53を用いて、該栓が排水口502に嵌合して排水口502が閉栓されている状態と、該栓が排水口502に嵌合していなく排水口502が開栓されている状態とを切り替えることが可能となっている。
あるいは、例えば、排水口502から排水路52に差し掛かる部分の道管においてはその内径を自在に収縮・拡張させることができる構成とし、排水手段53により該道管の内径を制御して排水口502の開閉状態を切り替えることを可能としてもよい。
排水手段53の構成や排水手段53による排水口502の開閉制御に係る構成は、上記の実施形態に限定されるものではない。
スポンジ3の洗浄面3aの洗浄時には、給液口501から洗浄液Lが供給されるとともに、排水口502から排水路52を通じて洗浄液Lが排水され、給液口501から供給する洗浄液Lの供給量を排水口502から排水される洗浄液Lの排水量と同じにすることで、桶50に綺麗な洗浄液Lを一定量貯められることとなる。
桶50の底部503の上には洗浄板54が配設されている。洗浄板54は、石英ガラスを含んでおり、洗浄板54の上面には複数の凸部540と凸部540に連接された凹部541とが交互に形成されている。例えば複数の凸部540の上端540aの高さはそれぞれ略同一となっている。
洗浄液供給手段51から供給される洗浄液Lは、アルカリ水又は界面活性剤である。
図3に示すように、水平移動手段4には洗浄液供給機構6が着脱可能に配設される。
洗浄液供給機構6は、洗浄液供給手段51に接続された管状の洗浄液供給路60と、洗浄液供給路60に連結された洗浄液噴出手段61とを備えている。ウェーハWの上面Wa又は下面Wbの洗浄時には、洗浄液Lが洗浄液供給手段51から洗浄液供給路60を通じて洗浄液噴出手段61へと供給され、洗浄液噴出手段61に有する噴出口610からスポンジ3の洗浄面3aとウェーハWの上面Wa又は下面Wbとが接触する位置に噴出されることとなる。
2 洗浄装置の動作
(ウェーハの洗浄)
上記の洗浄装置1を用いてウェーハWの上面Wa又は下面Wbの洗浄を行う際の洗浄装置1の動作について、以下に説明する。
図1に示した保持手段2の保持面20aにウェーハWを例えばその上面Waを上に向けて載置して、図示しない吸引手段等を用いて保持面20aに吸引力を発揮させることにより、保持面20aにウェーハWを吸引保持する。
ウェーハWが保持面20aに吸引保持されている状態で、水平移動手段4を用いてスポンジ3を水平移動させて、ウェーハWの上面Waの上方に位置付ける。
そして、昇降手段46を用いてスポンジ3を適宜-Z方向に降下させて、図3に示すように、スポンジ3の洗浄面3aをウェーハWの上面Waに接触させる。
ウェーハWの上面Waにスポンジ3の洗浄面3aが接触している状態で、モータ23を用いて回転軸25を軸にして保持面20aを回転させることにより、保持面20aに保持されているウェーハWをウェーハWの中心Woを軸に回転させる。
ウェーハWが中心Woを軸にして回転している状態で、洗浄液供給手段51を作動させて、洗浄液噴出手段61の噴出口610から洗浄液LをウェーハWの上面Waとスポンジ3の洗浄面3aとの接触位置に向けて供給しながら、水平移動手段4を用いてスポンジ保持部42に保持されているスポンジ3を、ウェーハWの上面Waに平行な方向に水平移動させる。これにより、ウェーハWの上面Waに付着しているシリコン粒子等の加工屑が洗浄される。
ウェーハWの下面Wbの洗浄においては、ウェーハWをその下面Wbを上に向けて保持面20aに吸引保持してから、同様に洗浄装置1を作動させて、スポンジ3をウェーハWの下面Wbに平行な方向に水平移動させる。これにより、ウェーハWの下面Wbを洗浄することができる。
(スポンジの洗浄)
上記のようにスポンジ3の洗浄面3aをウェーハWの上面Wa又は下面Wbに接触させてウェーハWの上面Wa又は下面Wbを洗浄すると、スポンジ3の洗浄面3aにシリコン粒子等が付着して汚れていく。
そこで、洗浄装置1においてはスポンジ3の洗浄面3aの洗浄が行われる。以下、洗浄装置1を用いてスポンジ3の洗浄面3aを洗浄する際の洗浄装置1の動作について説明する。
まず、図2に示すように、例えば排水手段53を用いて、図示しない栓等を排水口502に嵌合させて排水口502を閉栓する等により、洗浄液Lが桶50の外部に排水されないようにしてから、洗浄液供給手段51を用いて給液口501から所定の流量の洗浄液Lを桶50に供給する。こうして、洗浄液Lの液面Laと洗浄板54の凸部540の上端540aと面一になるように、所定量の洗浄液Lを溜める。
次いで、水平移動手段4を用いてスポンジ保持部42に保持されているスポンジ3を桶50の上方へと移動させる。そして、昇降手段46を用いてスポンジ3を-Z方向に降下させて、図2に示すようにスポンジ3の洗浄面3aと洗浄板54の凸部540の上端540aとを接触させる。
この状態で、桶50に所定量の洗浄液Lが溜められている状態が維持されるように、洗浄液Lの供給と排水とを行う。
具体的には、洗浄液供給手段51を用いて給液口501から所定の流量の洗浄液Lを桶50に供給するとともに、排水手段53を制御して排水口502を開栓状態にし、排水口502から該所定の流量と同じ流量の洗浄液Lを排水する。これにより、桶50に溜められている洗浄液Lの全体量を保ちながら、桶50の内部の洗浄液Lを新たな洗浄液Lに交換し続ける。
桶50の内部の洗浄液Lの交換がなされている状態で、水平移動手段4を用いてスポンジ保持部42に保持されているスポンジ3を水平移動させる。これにより、スポンジ3の洗浄面3aが洗浄板54に形成されている複数の凸部540の上端540aに接触し、洗浄面3aに付着しているシリコン粒子等の汚れが洗浄面3aから洗い落とされる。
このとき、洗浄液Lがアルカリ水であり、洗浄液Lに接触しているスポンジ3、スポンジ3の洗浄面3aに付着している汚れであるシリコン粒子、及び石英ガラスを含む洗浄板54は、それぞれマイナスに帯電している。
図4に示すように、スポンジ3の材質である樹脂のゼータ電位と、ウェーハWの加工屑であるシリコン粒子のゼータ電位とは、アルカリ性溶液中においてどちらもマイナスの値となる。
マイナスに帯電したスポンジ3とシリコン粒子との間には、クーロン力による斥力が働いており、スポンジ3からシリコン粒子が離れやすくなっている。
また、シリコン粒子と洗浄板54との間においても、クーロン力による斥力が働いており、洗浄板54にシリコン粒子が付着しにくい状態となっている。
従って、洗浄板54の凸部540の上端540aに接触し、洗浄面3aから離反したシリコン粒子等の汚れは、再びスポンジ3の洗浄面3aに付着することなく、洗浄液Lとともに排水口502から桶50の外部へと排出される。これにより、スポンジ3の洗浄面3aが一度除去したシリコン屑等によって汚染される可能性を低減することができ、スポンジ3が他のウェーハを洗浄する際に、当該他のウェーハが汚染されるおそれを低減することができる。
図5に示すように、第2洗浄装置1Aは、スポンジ保持部42の内部に形成されている洗浄液流路64と、洗浄液流路64の上端に接続されたスポンジ洗浄液供給手段51Aとを備えている。第2洗浄装置1Aのその他の部分は、上記の洗浄装置1と同様の構成を有しており、その説明を省略する。
かかる第2洗浄装置1Aを用いてウェーハWの上面Waを洗浄する際には、洗浄液Lをスポンジ洗浄液供給手段51Aから洗浄液流路64を通じてスポンジ3に供給する。これにより、洗浄液Lがスポンジ3の内部を流下していき、スポンジ3の洗浄面3aから流出して、洗浄面3aとウェーハWの上面Waとの間に供給される。
洗浄面3aとウェーハWの上面Waとの間に洗浄液Lを供給しながら、水平移動手段4を用いてスポンジ3をウェーハWの上面Waに平行に移動させることにより、ウェーハWの上面Waを洗浄することができる。
また、第2洗浄装置1Aを用いてスポンジ3を洗浄する際には、洗浄液Lをスポンジ洗浄液供給手段51Aから洗浄液流路64を通じてスポンジ3に供給する。これにより、洗浄液Lがスポンジ3の内部を流下していき、洗浄面3aから流出して図2に示した桶50に溜められる。
予め、桶50に液面Laが洗浄板54の凸部540の上端540aと面一になるように所定量の洗浄液Lを溜めておいてから、図2に示したように、桶50に洗浄液Lを供給し、かつ供給される洗浄液Lの流量と同じ流量だけの洗浄液Lを桶50から排水する。これにより、桶50に溜められている洗浄液Lの全体量を維持して、洗浄液Lの液面Laと洗浄板54の凸部540の上端540aとが面一になっている状態を維持しながら、桶50の内部の洗浄液Lを交換する。
このようにして桶50の内部の洗浄液Lの交換を行いながら、水平移動手段4を用いてスポンジ3をウェーハWの上面Waに平行に移動させることにより、スポンジ3の洗浄面3aが洗浄板54に形成されている複数の凸部540の上端540aに接触されて洗浄面3aが洗浄される。
第2洗浄装置1Aは、スポンジ洗浄液供給手段51Aからスポンジ3の内部に配設された洗浄液流路64を通じて洗浄液Lを供給するため、洗浄液供給機構6を要さず、これにより装置全体のコンパクト化を図ることができる。
1:洗浄装置 1A:第2洗浄装置 10:ケース 11:円形基台
11a:円形基台の上面 12:ベース 13:脚部
2:保持手段 20:吸着部 20a:保持面 O:保持面の中心
21:枠体 22:支持軸 23:モータ 25:回転軸
3:スポンジ 3a:洗浄面 4:水平移動手段 40:軸部 41:アーム部
42:スポンジ保持部 43:回転手段 45:回転軸 46:昇降手段
5:洗浄手段 50:桶 500:側部 501:給液口 502:排水口
503:底部 51:洗浄液供給手段 51A:スポンジ洗浄液供給手段
52:排水路 53:排水手段 54:洗浄板 540:凸部 540a:凸部の上端
541:凹部 56:給液路
6:洗浄液供給機構 60:洗浄液供給路 61:洗浄液噴出手段 610:噴出口
L:洗浄液 La:洗浄液の液面
W:ウェーハ Wa:ウェーハの上面 Wb:ウェーハの下面 Wo:ウェーハの中心

Claims (3)

  1. 洗浄液とスポンジとを用いてウェーハを洗浄する洗浄装置であって、
    ウェーハを保持する保持手段と、
    該保持手段に保持されたウェーハの中心を軸にしてウェーハを回転させるモータと、
    該保持手段に保持されたウェーハの上面に接触し、該上面を洗浄するスポンジと、
    該スポンジをウェーハの上面に平行な方向に移動させる水平移動手段と、
    ウェーハに接触する該スポンジの洗浄面を洗浄する洗浄手段と、を備え、
    該洗浄手段は、
    桶と、
    該桶に洗浄液を供給する洗浄液供給手段と、
    該桶に所定量の該洗浄液を溜めた状態に維持して該桶に供給される該洗浄液を排水する排水手段と、
    上面に複数の凸部と該凸部に連接する凹部とが形成され、該桶に溜めた該洗浄液に水没する洗浄板と、を備え、
    該洗浄板の上面の複数の該凸部に該スポンジの該洗浄面を接触させて、該スポンジを水平方向に移動させ、該桶に溜められた該洗浄液の液面と該洗浄板の上面の該凸部上端とを面一にして、該洗浄面を洗浄する洗浄装置。
  2. 該洗浄液は、アルカリ水又は界面活性剤を用いる請求項1記載の洗浄装置。
  3. 該洗浄液を該スポンジに供給して、該スポンジから流出される該洗浄液を該桶に溜めるスポンジ洗浄液供給手段を備える請求項1記載の洗浄装置。
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