JP7320905B2 - 車載ワイヤハーネス用フロアカバー及び車載ワイヤハーネスの保護構造 - Google Patents
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Description
同構成によれば、上記いずれか1つのフロアカバーと同様な作用を奏する。したがって、ワイヤハーネスの損傷を抑制できる。
同構成によれば、保護壁によって、車両走行時に飛散する小石などからワイヤハーネスを一層効果的に保護することができる。
この点、上記構成によれば、ワイヤハーネスの損傷を効果的に抑制できる。
以降において、車両の前後方向を単に前後方向Lとし、前後方向Lの前方及び後方を単に前方及び後方として説明する。また、車幅方向Wにおいて車両の中心位置に近づく方向及び中心位置から離れる方向を単に内方及び外方として説明する。
図1~図3に示すように、車体のフロアパネル10の下方には、前後方向Lに沿って延在するサイドフレーム14が設けられている。なお、図示は省略するが、一対のサイドフレーム14が、車幅方向Wにおいて互いに間隔をおいて設けられている。図1~図3に示すサイドフレーム14は、後から前を見たときの右側のサイドフレーム14である。
図3に示すように、貫通孔11の周縁は、車幅方向Wに沿って延在する直線部11aと、直線部11aの両端から前方に向かって延びるとともに前方に向かって凸なU字状の湾曲部11bとを有している。
一対の嵌合孔12aの間には、1つの係止孔13が設けられている。
<ワイヤハーネス20>
図5に示すように、ワイヤハーネス20は、貫通孔11に挿通して配索されている。
図3及び図5に示すように、グロメット30は、ワイヤハーネス20が挿通される筒状のインナー部材31と、インナー部材31の後端の外周を包囲する筒状のアウター部材33とを有している。インナー部材31は、硬質樹脂製である。アウター部材33は、エラストマーなどの軟質樹脂製である。
図5に示すように、インナー部材31のうちアウター部材33によって包囲される部分の外周面には、下方へ向かって突出する係止突部32が設けられている。
図1~図4(b)に示すように、フロアカバー40は、貫通孔11を上方から覆う平面視五角形板状のカバー本体41を有している。
カバー本体41の下面には、下方に向けて保護壁44が突設されている。
図4(a)及び図4(b)に示すように、フロアカバー40は、保護壁44に対してワイヤハーネス20とは反対側においてカバー本体41から下方に向けて突設された突壁45を有している。
カバー本体41の下面には、突壁45を外周側から囲む突条46が設けられている。突条46は、逃がし凹部43の下面にも設けられている。
カバー本体41の各挿通孔42a,42bに、上方からボルト52を挿通するとともに、ボルト52をスクリューグロメット51に螺入することにより、フロアカバー40がフロアパネル10に固定されている。
車両走行時などに、フロアパネル10の下方に位置するワイヤハーネス20に向かって飛散する小石などが保護壁44に衝突するようになり、ワイヤハーネス20に衝突しにくくなる(以上、作用1)。
(1)フロアカバー40は、貫通孔11を上方から覆うとともに、ワイヤハーネス20を逃がす逃がし凹部43を有するカバー本体41と、カバー本体41から下方に向けて突設され、フロアパネル10よりも下方においてワイヤハーネス20を覆う保護壁44とを有している。
(2)フロアカバー40は、保護壁44に対してワイヤハーネス20とは反対側においてカバー本体41から下方に向けて突設された突壁45を有している。突壁45の下端は、保護壁44の下端よりも上方に位置している。
(3)保護壁44の下端は、フロアパネル10よりも下方に位置するワイヤハーネス20よりも下方に位置している。
(4)保護壁44は、フロアパネル10よりも下方に位置するワイヤハーネス20に対して前方に位置する前壁部44aを有している。
こうした構成によれば、側壁部44bによって、車幅方向Wの外方から内方に向かってワイヤハーネス20に小石が衝突することについても抑制できる。したがって、ワイヤハーネス20の損傷を一層効果的に抑制できる。なお、本実施形態においては、車幅方向Wの内方から外方に向かってワイヤハーネス20に小石が衝突することについては、サイドフレーム14によって抑制することができる。
上記実施形態は、例えば以下のように変更して実施することもできる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・例えば前壁部44a及び側壁部44bのうち一方のみで保護壁44を構成してもよい。
・例えば直線部45a及び湾曲部45bのうちの一方のみで突壁45を構成してもよい。さらに、直線部45aを省略するとともに、湾曲部45bのうち、保護壁44の前壁部44aよりも前方に位置する部分、及び側壁部44bよりも側方に位置する部分の一方のみで突壁45を構成することもできる。
・フロアパネル10において、こうしたワイヤハーネス20の保護構造を適用する位置を適宜変更できる。例えば、車幅方向Wに沿って延びるとともに前後方向Lに間隔をおいて設けられる一対のクロスメンバのうち、前側のクロスメンバよりも前方に本発明を適用することもできる。
Claims (5)
- 車体のフロアパネルを上下に貫通する貫通孔に挿通して配索されるワイヤハーネスを備える車両に適用され、前記ワイヤハーネスと共に前記貫通孔を上方から覆うフロアカバーにおいて、
前記貫通孔を上方から覆うとともに、前記ワイヤハーネスを逃がす逃がし凹部を有するカバー本体と、
前記カバー本体から下方に向けて突設され、前記フロアパネルよりも下方において前記ワイヤハーネスを覆う保護壁と、
前記保護壁に対して前記ワイヤハーネスとは反対側において前記カバー本体から下方に向けて突設された突壁と、を有しており、
前記突壁の下端は、前記保護壁の下端よりも上方に位置している、
車載ワイヤハーネス用フロアカバー。 - 請求項1に記載のフロアカバーと、
前記フロアパネルと、
前記ワイヤハーネスと、を備える、
車載ワイヤハーネスの保護構造。 - 前記保護壁の下端は、前記フロアパネルよりも下方に位置する前記ワイヤハーネスよりも下方に位置している、
請求項2に記載の車載ワイヤハーネスの保護構造。 - 前記保護壁は、前記フロアパネルよりも下方に位置する前記ワイヤハーネスに対して車両の前後方向の前方に設けられている、
請求項2または請求項3に記載の車載ワイヤハーネスの保護構造。 - 前記保護壁は、前記フロアパネルよりも下方に位置する前記ワイヤハーネスに対して車幅方向の外方に設けられている、
請求項2~請求項4のいずれか一項に記載の車載ワイヤハーネスの保護構造。
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