JP7312038B2 - 偏光板の製造方法 - Google Patents
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Description
1つの実施形態において、上記酸成分が、塩化水素を含む。
1つの実施形態において、上記酸成分が、硫酸を含む。
1つの実施形態において、上記酸性水溶液が、水溶性樹脂をさらに含み、上記偏光膜の少なくとも一方の面に塗布および乾燥された後に機能膜を形成する。
1つの実施形態において、上記水溶性樹脂が、ポリビニルアルコール系樹脂を含む。
1つの実施形態において、上記ポリビニルアルコール系樹脂の重合度が、1500~4500である。
1つの実施形態において、上記酸性水溶液の粘度が、350mPa・sec以下である。
本発明の実施形態による偏光板の製造方法は、酸成分を含み、pHが2.5以下である酸性水溶液を、偏光膜の少なくとも一方の面に塗布することを含む。当該酸性水溶液を表面に塗布することにより、偏光膜の高温高湿環境下における耐久性を向上することができる。
本発明の1つの実施形態による偏光板の製造方法は、長尺状の熱可塑性樹脂基材の片側にPVA系樹脂層を形成して積層体とすること、該積層体を延伸および染色して、該PVA系樹脂層を偏光膜とすること、および、酸成分を含み、pHが2.5以下である酸性水溶液を該偏光膜の少なくとも一方の面に塗布すること、を含む。本実施形態においては、積層体に、空中補助延伸処理と、染色処理と、水中延伸処理と、をこの順に施すことによって、PVA系樹脂層を偏光膜にすることが好ましい。また、好ましくはPVA系樹脂層は、ハロゲン化物とPVA系樹脂とを含む。該製造方法は、水中延伸処理後の積層体を長手方向に搬送しながら加熱することにより、幅方向に2%以上収縮させる乾燥収縮処理を施すこと、をさらに含むことができる。乾燥収縮処理は、加熱ロールを用いて処理することが好ましく、加熱ロールの温度は、好ましくは60℃~120℃である。特に、ハロゲン化物とPVA系樹脂とを含むPVA系樹脂層を含む積層体を作製し、上記積層体の延伸を空中補助延伸および水中延伸を含む多段階延伸とし、延伸後の積層体を加熱ロールで加熱することにより、優れた光学特性(代表的には、単体透過率および偏光度)を有する偏光膜を得ることができる。偏光板の製造方法が乾燥収縮処理を含む場合、酸性水溶液の塗布は、水中延伸処理後であって乾燥収縮処理前、あるいは、乾燥収縮処理後に行われ得る。
熱可塑性樹脂基材とPVA系樹脂層との積層体を作製する方法としては、任意の適切な方法が採用され得る。好ましくは、熱可塑性樹脂基材の表面に、PVA系樹脂を含む塗布液を塗布し、乾燥することにより、熱可塑性樹脂基材上にPVA系樹脂層を形成する。
特に、高い光学特性を得るためには、乾式延伸(補助延伸)と水中延伸(好ましくは、ホウ酸水中延伸)を組み合わせる、2段延伸の方法が選択される。2段延伸のように、補助延伸を導入することにより、熱可塑性樹脂基材の結晶化を抑制しながら延伸することができ、後の水中延伸(好ましくは、ホウ酸水中延伸)において熱可塑性樹脂基材の過度の結晶化により延伸性が低下するという問題を解決し、積層体をより高倍率に延伸することができる。さらには、熱可塑性樹脂基材上にPVA系樹脂を塗布する場合、熱可塑性樹脂基材のガラス転移温度の影響を抑制するために、通常の金属ドラム上にPVA系樹脂を塗布する場合と比べて塗布温度を低くする必要があり、その結果、PVA系樹脂の結晶化が相対的に低くなり、十分な光学特性が得られない、という問題が生じ得る。これに対して、補助延伸を導入することにより、熱可塑性樹脂基材上にPVA系樹脂を塗布する場合でも、PVA系樹脂の結晶性を高めることが可能となり、高い光学特性を達成することが可能となる。また、同時にPVA系樹脂の配向性を事前に高めることで、後の染色工程や延伸工程で水に浸漬された時に、PVA系樹脂の配向性の低下や溶解などの問題を防止することができ、高い光学特性を達成することが可能になる。
必要に応じて、空中補助延伸処理の後、水中延伸処理や染色処理の前に、不溶化処理を施す。上記不溶化処理は、代表的には、ホウ酸水溶液にPVA系樹脂層を浸漬することにより行う。上記染色処理は、代表的には、PVA系樹脂層をヨウ素で染色することにより行う。必要に応じて、染色処理の後、水中延伸処理の前に、架橋処理を施す。上記架橋処理は、代表的には、ホウ酸水溶液にPVA系樹脂層を浸漬させることにより行う。不溶化処理、染色処理および架橋処理の詳細については、例えば特開2012-73580号公報に記載されている。
水中延伸処理は、積層体を延伸浴に浸漬させて行う。水中延伸処理によれば、上記熱可塑性樹脂基材やPVA系樹脂層のガラス転移温度(代表的には、80℃程度)よりも低い温度で延伸し得、PVA系樹脂層を、その結晶化を抑えながら、高倍率に延伸することができる。その結果、優れた光学特性を有する偏光膜を製造することができる。
好ましくは、水中延伸処理の後、乾燥収縮処理の前に、洗浄処理を施す。上記洗浄処理は、代表的には、ヨウ化カリウム等のヨウ化物を含む水溶液にPVA系樹脂層を浸漬させることにより行う。洗浄液中のヨウ化物濃度は、好ましくは0.5重量%~10重量%、好ましくは0.5重量%~5重量%、より好ましくは1重量%~4重量%である。洗浄液の温度は、通常、10℃~50℃、好ましくは20℃~35℃である。浸漬時間は、通常、1秒~1分、好ましくは10秒~1分である。
上記乾燥収縮処理は、ゾーン全体を加熱して行うゾーン加熱により行っても良いし、搬送ロールを加熱する(いわゆる加熱ロールを用いる)ことにより行う(加熱ロール乾燥方式)こともできる。好ましくは、その両方を用いる。加熱ロールを用いて乾燥させることにより、効率的に積層体の加熱カールを抑制して、外観に優れた偏光膜を製造することができる。具体的には、加熱ロールに積層体を沿わせた状態で乾燥することにより、上記熱可塑性樹脂基材の結晶化を効率的に促進させて結晶化度を増加させることができ、比較的低い乾燥温度であっても、熱可塑性樹脂基材の結晶化度を良好に増加させることができる。その結果、熱可塑性樹脂基材は、その剛性が増加して、乾燥によるPVA系樹脂層の収縮に耐え得る状態となり、カールが抑制される。また、加熱ロールを用いることにより、積層体を平らな状態に維持しながら乾燥できるので、カールだけでなくシワの発生も抑制することができる。この時、積層体は、乾燥収縮処理により幅方向に収縮させることにより、光学特性を向上させることができる。PVAおよびPVA/ヨウ素錯体の配向性を効果的に高めることができるからである。乾燥収縮処理による積層体の幅方向の収縮率は、好ましくは2%~10%であり、より好ましくは2%~8%であり、特に好ましくは4%~6%である。加熱ロールを用いることにより、積層体を搬送しながら連続的に幅方向に収縮させることができ、高い生産性を実現することができる。
1つの実施形態においては、上記のようにして得られた熱可塑性樹脂基材と偏光膜との積層体(偏光板)の偏光膜表面に、酸成分を含み、pHが2.5以下である酸性水溶液を塗布する。当該実施形態では、熱可塑性樹脂基材がそのまま偏光膜の保護層として用いられ得る。別の実施形態においては、熱可塑性樹脂基材と偏光膜との積層体の偏光膜表面に樹脂フィルム(保護層となる)を貼り合わせて保護層/偏光膜/熱可塑性樹脂基材の積層体を作製し、当該積層体から熱可塑性樹脂基材を剥離して保護層/偏光膜の積層体(偏光板)を作製して、得られた偏光板の偏光膜表面に当該酸性水溶液を塗布する。上記酸性水溶液の塗布後、必要に応じて、偏光膜の保護層(熱可塑性樹脂基材)が設けられていない側(酸性水溶液の塗布面側)に別の保護層を貼り合わせてもよい。
A-1項では熱可塑性樹脂基材と該熱可塑性樹脂基材に塗布形成されたPVA系樹脂層との積層体を用いる偏光板の製造方法を説明したが、本発明は、単一のPVA系樹脂フィルムを用いる偏光板の製造方法にも適用され得る。このような製造方法は、代表的には、自己支持性を有するPVA系樹脂フィルムを延伸および染色して、該PVA系樹脂フィルムを偏光膜とすること、および、該偏光膜の少なくとも一方の面に、酸成分を含み、pHが2.5以下である酸性水溶液を塗布することを含む。より具体的には、長尺状のPVA系樹脂フィルムを、ロール延伸機により長尺方向に一軸延伸しながら、膨潤、染色、架橋および洗浄処理を施して偏光膜を作製し、洗浄処理後の偏光膜の少なくとも一方の面に、酸成分を含み、pHが2.5以下である酸性水溶液を塗布する。酸性水溶液の塗布は、A-1-7項と同様にして行うことができる。必要に応じて、偏光膜の片面または両面に保護層を貼り合わせてもよい。
上記A項に記載の製造方法で得られる偏光板は、偏光膜を含み、好ましくは、その少なくとも一方の側に設けられた保護層をさらに含む。上記製造方法において偏光膜表面に塗布される酸性水溶液が水溶性樹脂を含む場合、当該塗布面に機能膜が形成された偏光板が得られ得る。
偏光膜は、上記のとおり、ヨウ素を含むPVA系樹脂フィルムで構成される。偏光膜の厚みは、好ましくは8μm以下であり、より好ましくは7μm以下であり、さらに好ましくは5μm以下であり、特に好ましくは3μm以下である。偏光膜の厚みの下限は、1つの実施形態においては1μmであり得、別の実施形態においては2μmであり得る。このような厚みは、例えば、熱可塑性樹脂基材と当該熱可塑性樹脂基材に塗布形成されたPVA系樹脂層との積層体を用いて偏光膜を作製することにより実現され得る。偏光膜を単一のPVA系樹脂フィルムから作製する場合には、偏光膜の厚みは、例えば12μm~35μmであり得る。
偏光度(%)={(Tp-Tc)/(Tp+Tc)}1/2×100
C=R1-R0
R0=((1.50-1)2/(1.50+1)2)×(T1/100)
R1=((n1-1)2/(n1+1)2)×(T1/100)
ここで、R0は、屈折率が1.50である保護層を用いた場合の透過軸反射率であり、n1は使用する保護層の屈折率であり、T1は偏光膜の透過率である。例えば、表面屈折率が1.53である基材(シクロオレフィン系フィルム、ハードコート層付きフィルムなど)を保護層として用いる場合、補正量Cは約0.2%となる。この場合、測定により得られた透過率に0.2%を加算することで、表面の屈折率が1.53である偏光膜を屈折率が1.50である保護層を用いた場合の透過率に換算することが可能である。なお、上記式に基づく計算によれば、偏光膜の透過率T1を2%変化させたときの補正値Cの変化量は0.03%以下であり、偏光膜の透過率が補正値Cの値に与える影響は限定的である。また、保護層が表面反射以外の吸収を有する場合は、吸収量に応じて適切な補正を行うことができる。
ΔP=P240-P0
(式中、P240は耐久試験後の偏光度であり、P0は耐久試験前の偏光度(上記で説明した偏光度)である)
機能膜は、酸成分と水溶性樹脂とを含む。機能膜の厚みは、好ましくは0.1μm以上、より好ましくは0.2μm以上、さらに好ましくは0.3μm以上とすることができる。機能膜の厚みが上記値以上であれば、高温高湿環境下における耐久性向上効果が好適に得られ得る。一方、機能膜の厚みは、3.0μm以下とすることができる。
第1および第2の保護層は、偏光膜の保護層として使用できる任意の適切なフィルムで形成される。当該フィルムの主成分となる材料の具体例としては、トリアセチルセルロース(TAC)等のセルロース系樹脂や、ポリエステル系、ポリビニルアルコール系、ポリカーボネート系、ポリアミド系、ポリイミド系、ポリエーテルスルホン系、ポリスルホン系、ポリスチレン系、ポリノルボルネン系、ポリオレフィン系、(メタ)アクリル系、アセテート系等の透明樹脂等が挙げられる。また、(メタ)アクリル系、ウレタン系、(メタ)アクリルウレタン系、エポキシ系、シリコーン系等の熱硬化型樹脂または紫外線硬化型樹脂等も挙げられる。この他にも、例えば、シロキサン系ポリマー等のガラス質系ポリマーも挙げられる。また、特開2001-343529号公報(WO01/37007)に記載のポリマーフィルムも使用できる。このフィルムの材料としては、例えば、側鎖に置換または非置換のイミド基を有する熱可塑性樹脂と、側鎖に置換または非置換のフェニル基ならびにニトリル基を有する熱可塑性樹脂を含有する樹脂組成物が使用でき、例えば、イソブテンとN-メチルマレイミドからなる交互共重合体と、アクリロニトリル・スチレン共重合体とを有する樹脂組成物が挙げられる。当該ポリマーフィルムは、例えば、上記樹脂組成物の押出成形物であり得る。
(1)厚み
実施例および比較例の偏光板を切削し、偏光板断面を走査電子顕微鏡(日本電子株式会社製 「JSM7100F」)を用いて観察し、隣接層の厚みを測定した。偏光膜の厚みについては、干渉膜厚計(大塚電子社製、製品名「MCPD-3000」)を用いて測定した。
(2)単体透過率、直交透過率および偏光度
実施例および比較例の偏光板(単体透過率に関しては、酸性水溶液を塗布する前の保護層/偏光膜の構成を有する積層体)について、紫外可視分光光度計(大塚電子社製 LPF200)を用いて測定した単体透過率Ts、平行透過率Tp、直交透過率Tcをそれぞれ、偏光膜のTs、TpおよびTcとした。これらのTs、TpおよびTcは、JIS Z8701の2度視野(C光源)により測定して視感度補正を行なったY値である。得られたTpおよびTcから、下記式を用いて偏光度を求めた。
偏光度(%)={(Tp-Tc)/(Tp+Tc)}1/2×100
次に、偏光板の酸性水溶液塗布面側に、粘着剤を介し、アルカリ成分を除去したガラス(無アルカリガラス)を貼り合わせ、温度60℃および相対湿度95%に設定されたオーブンに240時間投入して耐久試験を行い、耐久試験後の偏光度P240を上記と同様にして求めた。
(3)粘度
酸性水溶液の粘度は、VISCOMETER R85型粘度計(東機産業社製 RE85L)を用いて、測定温度:25℃、回転数:0.5~100rpmの条件で測定を行った。
熱可塑性樹脂基材として、長尺状で、Tg約75℃である、非晶質のイソフタル共重合ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚み:100μm)を用い、樹脂基材の片面に、コロナ処理を施した。
ポリビニルアルコール(重合度4200、ケン化度99.2モル%)およびアセトアセチル変性PVA(日本合成化学工業社製、商品名「ゴーセファイマー」)を9:1で混合したPVA系樹脂100重量部に、ヨウ化カリウム13重量部を添加したものを水に溶かし、PVA水溶液(塗布液)を調製した。
樹脂基材のコロナ処理面に、上記PVA水溶液を塗布して60℃で乾燥することにより、厚み13μmのPVA系樹脂層を形成し、積層体を作製した。
得られた積層体を、130℃のオーブン内で縦方向(長手方向)に2.4倍に一軸延伸した(空中補助延伸処理)。
次いで、積層体を、液温40℃の不溶化浴(水100重量部に対して、ホウ酸を4重量部配合して得られたホウ酸水溶液)に30秒間浸漬させた(不溶化処理)。
次いで、液温30℃の染色浴(水100重量部に対して、ヨウ素とヨウ化カリウムを1:7の重量比で配合して得られたヨウ素水溶液)に、最終的に得られる偏光板の単体透過率(Ts)が44.0%となるように濃度を調整しながら60秒間浸漬させた(染色処理)。
次いで、液温40℃の架橋浴(水100重量部に対して、ヨウ化カリウムを3重量部配合し、ホウ酸を5重量部配合して得られたホウ酸水溶液)に30秒間浸漬させた(架橋処理)。
その後、積層体を、液温70℃のホウ酸水溶液(ホウ酸濃度4重量%、ヨウ化カリウム濃度5重量%)に浸漬させながら、周速の異なるロール間で縦方向(長手方向)に総延伸倍率が5.5倍となるように一軸延伸を行った(水中延伸処理)。
その後、積層体を液温20℃の洗浄浴(水100重量部に対して、ヨウ化カリウムを4重量部配合して得られた水溶液)に浸漬させた(洗浄処理)。
その後、約90℃に保たれたオーブン中で乾燥しながら、表面温度が約75℃に保たれたSUS製の加熱ロールに接触させた(乾燥収縮処理)。乾燥収縮処理による積層体の幅方向の収縮率は2%であった。
このようにして、樹脂基材上に厚み5.0μmの偏光膜を形成し、偏光膜表面に、保護層(保護フィルム)としてのシクロオレフィン系フィルム(ZEON社製、製品名「G-Film」)をUV硬化型接着剤(厚み1.0μm)により貼り合わせ、その後、樹脂基材を剥離して保護層/偏光膜の構成を有する積層体を得た。得られた積層体の単体透過率(Ts)は、44.0%であり、これは、当該積層体を構成する偏光膜/保護層の表面屈折率が1.53/1.53であるため、実際の測定値に+0.2%補正し、1.53/1.50の状態に換算した値である。
次いで、積層体の偏光膜表面に、塩化水素を含み、水溶性樹脂を含まない水溶液(HCl含有水溶液)を10g/m2の塗布量で塗布した。次いで、HCl含有水溶液の塗布面を60℃で5分乾燥し、保護層が配置されていない側の表面に酸性水溶液が塗布された保護層/偏光膜の構成を有する偏光板を得た。なお、当該HCl含有水溶液のpHは1.3であった。
酸性水溶液として、塩化水素とポリビニルアルコール(重合度2600、ケン化度99.98モル%)とを含む水溶液(HCl含有PVA水溶液(PVA濃度:3.5重量%))を用いて、機能膜の厚みが0.4μmとなるように当該HCl含有PVA水溶液を塗布したこと以外は実施例1と同様にして、保護層/偏光膜/機能膜の構成を有する偏光板を得た。なお、当該HCl含有PVA水溶液のpHは0.9であり、粘度は72mPa・secであった。
機能膜の厚みが0.8μmとなるようにHCl含有PVA水溶液を塗布したこと以外は実施例2-1と同様にして、保護層/偏光膜/機能膜の構成を有する偏光板を得た。
機能膜の厚みが1.2μmとなるようにHCl含有PVA水溶液を塗布したこと以外は実施例2-1と同様にして、保護層/偏光膜/機能膜の構成を有する偏光板を得た。
酸性水溶液として、硫酸と上記ポリビニルアルコールとを含む水溶液(H2SO4含有PVA水溶液(PVA濃度:3.5重量%))を用いて、機能膜の厚みが0.6μmとなるように当該H2SO4含有PVA水溶液を塗布したこと以外は実施例1と同様にして、保護層/偏光膜/機能膜の構成を有する偏光板を得た。なお、当該H2SO4含有PVA水溶液のpHは0.9であり、粘度は70mPa・secであった。
機能膜の厚みが1.2μmとなるようにH2SO4含有PVA水溶液を塗布したこと以外は実施例3-1と同様にして、保護層/偏光膜/機能膜の構成を有する偏光板を得た。
酸性水溶液として、塩化水素と上記ポリビニルアルコールとを含む水溶液(HCl含有PVA水溶液(PVA濃度:3.5重量%))を用いて、機能膜の厚みが1.2μmとなるように当該HCl含有PVA水溶液を塗布したこと以外は実施例1と同様にして、保護層/偏光膜/機能膜の構成を有する偏光板を得た。なお、当該HCl含有PVA水溶液のpHは0.9であり、粘度は70mPa・secであった。
pHが1.2であるHCl含有PVA水溶液を用いたこと以外は実施例4-1と同様にして、保護層/偏光膜/機能膜の構成を有する偏光板を得た。
pHが1.6であるHCl含有PVA水溶液を用い、機能膜の厚みが1.1μmとなるように当該HCl含有PVA水溶液を塗布したこと以外は実施例4-1と同様にして、保護層/偏光膜/機能膜の構成を有する偏光板を得た。
pHが1.8であるHCl含有PVA水溶液を用い、機能膜の厚みが1.5μmとなるように当該HCl含有PVA水溶液を塗布したこと以外は実施例4-1と同様にして、保護層/偏光膜/機能膜の構成を有する偏光板を得た。
pHが2.0であるHCl含有PVA水溶液を用い、機能膜の厚みが1.2μmとなるように当該HCl含有PVA水溶液を塗布したこと以外は実施例4-1と同様にして、保護層/偏光膜/機能膜の構成を有する偏光板を得た。
酸性水溶液として、硫酸と上記ポリビニルアルコールとを含む水溶液(H2SO4含有PVA水溶液(PVA濃度:3.5重量%))を用いて、機能膜の厚みが0.7μmとなるように当該H2SO4含有PVA水溶液を塗布したこと以外は実施例1と同様にして、保護層/偏光膜/機能膜の構成を有する偏光板を得た。なお、当該H2SO4含有PVA水溶液のpHは1.0であり、粘度は70mPa・secであった。
pHが1.2であるH2SO4含有PVA水溶液を用いたこと以外は実施例5-1と同様にして、保護層/偏光膜/機能膜の構成を有する偏光板を得た。
pHが1.5であるH2SO4含有PVA水溶液を用いたこと以外は実施例5-1と同様にして、保護層/偏光膜/機能膜の構成を有する偏光板を得た。
pHが1.7であるH2SO4含有PVA水溶液を用いたこと以外は実施例5-1と同様にして、保護層/偏光膜/機能膜の構成を有する偏光板を得た。
pHが2.0であるH2SO4含有PVA水溶液を用いたこと以外は実施例5-1と同様にして、保護層/偏光膜/機能膜の構成を有する偏光板を得た。
酸性水溶液として、硝酸と上記ポリビニルアルコールとを含む水溶液(HNO3含有PVA水溶液(PVA濃度:3.5重量%))を用いて、機能膜の厚みが0.7μmとなるように当該HNO3含有PVA水溶液を塗布したこと以外は実施例1と同様にして、保護層/偏光膜/機能膜の構成を有する偏光板を得た。なお、当該HNO3含有PVA水溶液のpHは1.1であり、粘度は72mPa・secであった。
酸性水溶液として、クエン酸と上記ポリビニルアルコールとを含む水溶液(クエン酸含有PVA水溶液(PVA濃度:3.5重量%))を用いたこと以外は実施例6-1と同様にして、保護層/偏光膜/機能膜の構成を有する偏光板を得た。なお、当該クエン酸含有PVA水溶液のpHは1.3であり、粘度は75mPa・secであった。
酸性水溶液として、リン酸と上記ポリビニルアルコールとを含む水溶液(リン酸含有PVA水溶液(PVA濃度:3.5重量%))を用いたこと以外は実施例6-1と同様にして、保護層/偏光膜/機能膜の構成を有する偏光板を得た。なお、当該リン酸含有PVA水溶液のpHは1.1であり、粘度は68mPa・secであった。
pHが4.0であるHCl含有水溶液を用いたこと以外は実施例1と同様にして、保護層/偏光膜の構成を有する偏光板を得た。
pHが3.1であるHCl含有PVA水溶液を用いたこと以外は実施例4-1と同様にして、保護層/偏光膜/機能膜の構成を有する偏光板を得た。
pHが2.6であるH2SO4含有PVA水溶液を用いたこと以外は実施例5-1と同様にして、保護層/偏光膜/機能膜の構成を有する偏光板を得た。
酸性水溶液を塗布しなかったこと以外は実施例1と同様にして、保護層/偏光膜の構成を有する偏光板(Ts:44.0%)を得た。なお、得られた偏光板(実質的には、偏光膜)の耐久試験前の偏光度P0は、99.8%であり、これは、上記酸性水溶液の塗布を行った実施例および比較例の偏光板のP0と概ね同じ値であった。
12 偏光膜
14 機能膜
16 第1の保護層
18 第2の保護層
Claims (6)
- 酸成分を含み、pHが2.5以下である酸性水溶液(ただし、ビニルアルコール系ポリマーの水溶性架橋剤を含む酸性水溶液およびオキサゾリン基含有重合体を含む酸性水溶液を除く)を、偏光膜の少なくとも一方の面に塗布することを含み、
該偏光膜が、ヨウ素を含むポリビニルアルコール系樹脂フィルムで構成されており、
該酸性水溶液が、水溶性樹脂をさらに含み、該偏光膜の少なくとも一方の面に塗布および乾燥された後に機能膜を形成する、偏光板の製造方法。 - 前記酸成分が、塩化水素を含む、請求項1に記載の製造方法。
- 前記酸成分が、硫酸を含む、請求項1に記載の製造方法。
- 前記水溶性樹脂が、ポリビニルアルコール系樹脂を含む、請求項1から3のいずれかに記載の製造方法。
- 前記ポリビニルアルコール系樹脂の重合度が、1500~4500である、請求項4に記載の製造方法。
- 前記酸性水溶液の粘度が、350mPa・sec以下である、請求項4または5に記載の製造方法。
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