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JP7282449B2 - プラグおよびレセプタクル - Google Patents

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JP7282449B2
JP7282449B2 JP2019015533A JP2019015533A JP7282449B2 JP 7282449 B2 JP7282449 B2 JP 7282449B2 JP 2019015533 A JP2019015533 A JP 2019015533A JP 2019015533 A JP2019015533 A JP 2019015533A JP 7282449 B2 JP7282449 B2 JP 7282449B2
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Description

本発明は、電気・電子機器等の間の電気的接続を行うのに好適なコネクタ(プラグおよびレセプタクル)に関する。
下記の特許文献1には、電気・電子機器等の間の電気的接続を行うために利用することができるコネクタが記載されている。このコネクタは、メスコネクタの接続端部をオスコネクタの接続端部に挿入することにより、オスコネクタが有する3つの接触ピンが、メスコネクタが有する3つの接触受けピンの受け孔にそれぞれ挿入され、それぞれ電気的に接続される構成を有している。
実用新案登録第3146918号公報
ところで、今日、IoT(Internet of Things)の実現のための技術開発が進められている。例えば、家庭用電気機器、自動車、産業機械、医療機器等の様々な機器をインターネットに接続し、かつこれらの機器にセンサを搭載し、これらの機器を情報端末装置により遠隔監視または遠隔操作する技術の開発が進められている。機器にセンサを搭載するに当たり、機器とセンサとを電気的に接続するコネクタが必要になる。機器にセンサおよびコネクタを設けることにより機器が大型化してしまうことは避けなければならない。そのため、機器に設けるセンサおよびコネクタとして、それぞれ小型なものが望まれる。
コネクタの小型化を図るに当たり、次のような問題がある。コネクタにおいては、複数の端子がそれぞれ離間した決められた位置に配置され、それらの配置が維持されるように各端子がコネクタハウジング内に強固に支持されている。コネクタが小型になると、各端子およびコネクタハウジングが小さくなるため、複数の端子をコネクタハウジング内に強固に支持する構造を構築することが難しくなるおそれがある。
また、コネクタにおいては、コネクタ同士の抜き差しの繰り返しによりコネクタの端子が破損することのないように各端子の強度を確保する必要がある。コネクタが小型になると、各端子の径寸法が小さくなるので、各端子の強度を確保することが難しくなるおそれがある。
また、コネクタにおいて、コネクタ同士を接続する際に、一方のコネクタが有する複数の端子と、他方のコネクタが有する複数の端子とがそれぞれ正しく接触するように、双方のコネクタの向きを容易に合わせることができるようにする必要がある。この点、下記の特許文献1に記載されたコネクタは、オスコネクタとメスコネクタとを接続する際に、オスコネクタの接続端部の外周面に形成されたマークと、メスコネクタの接続端部の外周面に形成されたマークとを整列させることで、オスコネクタの接続端部に形成された溝に、メスコネクタの接続端部に形成されたリブが挿入され、オスコネクタの3つの接触ピンとメスコネクタの3つの接触受けピンとがそれぞれ接触するようになるといった構造を有している。しかしながら、コネクタが小型になると、コネクタハウジングの外周面にマークを形成するにしても、マークが小さくなって確認し難くなる。また、小型のコネクタの場合、コネクタを手で摘まんで周方向に細かく回転させることは容易でなく、それゆえ、コネクタ同士を接続する際に、一方のコネクタのリブが他方のコネクタの溝に挿入されるように位置合わせする作業が困難になる。
本発明は例えば上述したような問題に鑑みなされたものであり、本発明の課題は、複数の端子を強固に支持する構造、端子の強度の確保および相手コネクタとの接続容易性を実現しつつ、自身の小型化を図ることができるプラグまたはレセプタクルを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のプラグは、ケーブルに取り付けられ、かつ相手コネクタと接続されるプラグであって、第1のプラグ端子と、第2のプラグ端子と、第3のプラグ端子と、前記第1のプラグ端子、前記第2のプラグ端子および前記第3のプラグ端子を支持するプラグ支持体とを有し、前記第1のプラグ端子には、前後方向に伸長した軸線を有する円筒状に形成され、前記相手コネクタが有する第1の相手端子と接触する接触片と、前後左右方向に拡がった平板状に形成され、前記ケーブルが有する第1の電線が接続される接続片と、当該第1のプラグ端子の接触片と当該第1のプラグ端子の接続片とを連結する連結部とが設けられ、前記第2のプラグ端子には、円筒状に形成され、前記第1のプラグ端子の接触片の外周側に前記第1のプラグ端子の接触片と同心に配置され、前記相手コネクタが有する第2の相手端子と接触する接触片と、前後左右方向に拡がった平板状に形成され、前記ケーブルが有する第2の電線が接続される接続片と、当該第2のプラグ端子の接触片と当該第2のプラグ端子の接続片とを連結する連結部とが設けられ、前記第3のプラグ端子には、円筒状に形成され、前記第2のプラグ端子の接触片の外周側に前記第2のプラグ端子の接触片と同心に配置され、前記相手コネクタが有する第3の相手端子と接触する接触片と、前後左右方向に拡がった平板状に形成され、前記ケーブルが有する第3の電線が接続される接続片と、当該第3のプラグ端子の接触片と当該第3のプラグ端子の接続片とを連結する連結部とが設けられ、前記第1のプラグ端子の接続片、前記第2のプラグ端子の接続片および前記第3のプラグ端子の接続片は、前後方向においてそれぞれ互いに同じ位置に、それぞれ互いに離間した状態で、それぞれ互いに平行に配置され、前記プラグ支持体は、インサート成形により、前記第1のプラグ端子の連結部、前記第2のプラグ端子の連結部および前記第3のプラグ端子の連結部が当該プラグ支持体内に埋まった状態で前記第1のプラグ端子の連結部、前記第2のプラグ端子の連結部および前記第3のプラグ端子の連結部と一体化した樹脂成形物であることを特徴とする。
また、上記本発明のプラグにおいて、前記第1のプラグ端子、前記第2のプラグ端子および前記第3のプラグ端子の基端側部分はそれぞれ前記プラグ支持体内に埋まっていることとしてもよい。
また、上記本発明のプラグにおいて、前記第1の相手端子にはピン状または円筒状に形成された接触片が設けられ、前記第2の相手端子には、円筒状に形成され、前記第1の相手端子の接触片の外周側に前記第1の相手端子の接触片と同心に配置された接触片が設けられ、前記第3の相手端子には、円筒状に形成され、前記第2の相手端子の接触片の外周側に前記第2の相手端子の接触片と同心に配置された接触片が設けられ、前記プラグと前記相手コネクタとの接続時において、前記第1の相手端子の接触片が前記第1のプラグ端子の接触片の内側に挿入され、前記第2の相手端子の接触片が前記第2のプラグ端子の接触片の内側に挿入され、前記第3の相手端子の接触片が前記第3のプラグ端子の接触片の内側に挿入され、前記第1のプラグ端子、前記第2のプラグ端子および前記第3のプラグ端子の各接触片には第1の凸部および第2の凸部が設けられ、前記第1のプラグ端子、前記第2のプラグ端子および前記第3のプラグ端子の各接触片において、前記第1の凸部および前記第2の凸部は当該接触片の周方向における一部から径方向内側に突出し、前記第1の凸部および前記第2の凸部は当該接触片の周方向において同一の位置に配置され、前記第2の凸部は前記第1の凸部よりも当該接触片の軸方向基端側に配置され、前記第2の凸部の高さは前記第1の凸部の高さ以上であり、前記第2の凸部の幅は前記第1の凸部の幅以上であり、前記第2の凸部の一部は前記プラグ支持体内に埋まっており、前記プラグと前記相手コネクタとの接続時において、前記第1のプラグ端子の接触片に設けられた前記第1の凸部は前記第1の相手端子の接触片に接触し、前記第2のプラグ端子の接触片に設けられた前記第1の凸部は前記第2の相手端子の接触片に接触し、前記第3のプラグ端子の接触片に設けられた前記第1の凸部は前記第3の相手端子の接触片に接触することとしてもよい。
また、上記本発明のプラグにおいて、前記第1の相手端子にはピン状または円筒状に形成された接触片が設けられ、前記第2の相手端子には、円筒状に形成され、前記第1の相手端子の接触片の外周側に前記第1の相手端子の接触片と同心に配置された接触片が設けられ、前記第3の相手端子には、円筒状に形成され、前記第2の相手端子の接触片の外周側に前記第2の相手端子の接触片と同心に配置された接触片が設けられ、前記プラグと前記相手コネクタとの接続時において、前記第1のプラグ端子の接触片が前記第1の相手端子の接触片の内側に挿入され、前記第2のプラグ端子の接触片が前記第2の相手端子の接触片の内側に挿入され、前記第3のプラグ端子の接触片が前記第3の相手端子の接触片の内側に挿入され、前記第1のプラグ端子、前記第2のプラグ端子および前記第3のプラグ端子の各接触片には第1の凸部および第2の凸部が設けられ、前記第1のプラグ端子、前記第2のプラグ端子および前記第3のプラグ端子の各接触片において、前記第1の凸部および前記第2の凸部は当該接触片の周方向における一部から径方向外側に突出し、前記第1の凸部および前記第2の凸部は当該接触片の周方向において同一の位置に配置され、前記第2の凸部は前記第1の凸部よりも当該接触片の軸方向基端側に配置され、前記第2の凸部の高さは前記第1の凸部の高さ以上であり、前記第2の凸部の幅は前記第1の凸部の幅以上であり、前記第2の凸部の一部は前記プラグ支持体内に埋まっており、前記プラグと前記相手コネクタとの接続時において、前記第1のプラグ端子の接触片に設けられた前記第1の凸部は前記第1の相手端子の接触片に接触し、前記第2のプラグ端子の接触片に設けられた前記第1の凸部は前記第2の相手端子の接触片に接触し、前記第3のプラグ端子の接触片に設けられた前記第1の凸部は前記第3の相手端子の接触片に接触することとしてもよい。
また、上記本発明のプラグにおいて、前記第1のプラグ端子、前記第2のプラグ端子、前記第3のプラグ端子、前記プラグ支持体、前記第1のプラグ端子の接続片に接続された前記第1の電線の端部、前記第2のプラグ端子の接続片に接続された前記第2の電線の端部、および前記第3のプラグ端子の接続片に接続された前記第3の電線の端部を収容するハウジングを備え、前記ハウジングは、オーバーモールドにより、前記プラグ支持体、前記第1のプラグ端子の接続片に接続された前記第1の電線の端部、前記第2のプラグ端子の接続片に接続された前記第2の電線の端部、および前記第3のプラグ端子の接続片に接続された前記第3の電線の端部と一体化した樹脂成形物であることとしてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明のレセプタクルは、回路が設けられた基板に取り付けられ、かつ相手コネクタと接続されるレセプタクルであって、第1のレセプタクル端子と、第2のレセプタクル端子と、第3のレセプタクル端子と、前記第1のレセプタクル端子、前記第2のレセプタクル端子および前記第3のレセプタクル端子を支持するレセプタクル支持体とを有し、前記第1のレセプタクル端子には、前後方向に伸長した軸線を有するピン状または円筒状に形成され、前記相手コネクタが有する第1の相手端子と接触する接触片と、前後左右方向に拡がった平板状に形成され、前記回路における第1の部分に接続される接続片と、当該第1のレセプタクル端子の接触片と当該第1のレセプタクル端子の接続片とを連結する連結部とが設けられ、前記第2のレセプタクル端子には、円筒状に形成され、前記第1のレセプタクル端子の接触片の外周側に前記第1のレセプタクル端子の接触片と同心に配置され、前記相手コネクタが有する第2の相手端子と接触する接触片と、前後左右方向に拡がった平板状に形成され、前記回路における第2の部分に接続される接続片と、当該第2のレセプタクル端子の接触片と当該第2のレセプタクル端子の接続片とを連結する連結部とが設けられ、前記第3のレセプタクル端子には、円筒状に形成され、前記第2のレセプタクル端子の接触片の外周側に前記第2のレセプタクル端子の接触片と同心に配置され、前記相手コネクタが有する第3の相手端子と接触する接触片と、前後左右方向に拡がった平板状に形成され、前記回路における第3の部分に接続される接続片と、当該第3のレセプタクル端子の接触片と当該第3のレセプタクル端子の接続片とを連結する連結部とが設けられ、前記第1のレセプタクル端子の接続片、前記第2のレセプタクル端子の接続片および前記第3のレセプタクル端子の接続片は、前後方向においてそれぞれ互いに同じ位置に、それぞれ互いに離間した状態で、それぞれ互いに平行に配置され、前記レセプタクル支持体は、インサート成形により、前記第1のレセプタクル端子の連結部、前記第2のレセプタクル端子の連結部および前記第3のレセプタクル端子の連結部が当該レセプタクル支持体内に埋まった状態で前記第1のレセプタクル端子の連結部、前記第2のレセプタクル端子の連結部および前記第3のレセプタクル端子の連結部と一体化した樹脂成形物であることを特徴とする。
また、上記本発明のレセプタクルにおいて、前記第1のレセプタクル端子、前記第2のレセプタクル端子および前記第3のレセプタクル端子の基端側部分はそれぞれ前記レセプタクル支持体内に埋まっていることとしてもよい。
また、上記本発明のレセプタクルにおいて、前記第1の相手端子には円筒状に形成された接触片が設けられ、前記第2の相手端子には、円筒状に形成され、前記第1の相手端子の接触片の外周側に前記第1の相手端子の接触片と同心に配置された接触片が設けられ、前記第3の相手端子には、円筒状に形成され、前記第2の相手端子の接触片の外周側に前記第2の相手端子の接触片と同心に配置された接触片が設けられ、前記レセプタクルと前記相手コネクタとの接続時において、前記第1のレセプタクル端子の接触片が前記第1の相手端子の接触片の内側に挿入され、前記第2のレセプタクル端子の接触片が前記第2の相手端子の接触片の内側に挿入され、前記第3のレセプタクル端子の接触片が前記第3の相手端子の接触片の内側に挿入され、前記第1のレセプタクル端子、前記第2のレセプタクル端子および前記第3のレセプタクル端子の各接触片には第1の凸部および第2の凸部が設けられ、前記第1のレセプタクル端子、前記第2のレセプタクル端子および前記第3のレセプタクル端子の各接触片において、前記第1の凸部および前記第2の凸部は当該接触片の周方向における一部から径方向外側に突出し、前記第1の凸部および前記第2の凸部は当該接触片の周方向において同一の位置に配置され、前記第2の凸部は前記第1の凸部よりも当該接触片の軸方向基端側に配置され、前記第2の凸部の高さは前記第1の凸部の高さ以上であり、前記第2の凸部の幅は前記第1の凸部の幅以上であり、前記第2の凸部の一部は前記レセプタクル支持体内に埋まっており、前記レセプタクルと前記相手コネクタとの接続時において、前記第1のレセプタクル端子の接触片に設けられた前記第1の凸部は前記第1の相手端子の接触片に接触し、前記第2のレセプタクル端子の接触片に設けられた前記第1の凸部は前記第2の相手端子の接触片に接触し、前記第3のレセプタクル端子の接触片に設けられた前記第1の凸部は前記第3の相手端子の接触片に接触することとしてもよい。
また、上記本発明のレセプタクルにおいて、前記第1の相手端子には円筒状に形成された接触片が設けられ、前記第2の相手端子には、円筒状に形成され、前記第1の相手端子の接触片の外周側に前記第1の相手端子の接触片と同心に配置された接触片が設けられ、前記第3の相手端子には、円筒状に形成され、前記第2の相手端子の接触片の外周側に前記第2の相手端子の接触片と同心に配置された接触片が設けられ、前記レセプタクルと前記相手コネクタとの接続時において、前記第1の相手端子の接触片が前記第1のレセプタクル端子の接触片の内側に挿入され、前記第2の相手端子の接触片が前記第2のレセプタクル端子の接触片の内側に挿入され、前記第3の相手端子の接触片が前記第3のレセプタクル端子の接触片の内側に挿入され、前記第1のレセプタクル端子、前記第2のレセプタクル端子および前記第3のレセプタクル端子の各接触片には第1の凸部および第2の凸部が設けられ、前記第1のレセプタクル端子、前記第2のレセプタクル端子および前記第3のレセプタクル端子の各接触片において、前記第1の凸部および前記第2の凸部は当該接触片の周方向における一部から径方向内側に突出し、前記第1の凸部および前記第2の凸部は当該接触片の周方向において同一の位置に配置され、前記第2の凸部は前記第1の凸部よりも当該接触片の軸方向基端側に配置され、前記第2の凸部の高さは前記第1の凸部の高さ以上であり、前記第2の凸部の幅は前記第1の凸部の幅以上であり、前記第2の凸部の一部は前記レセプタクル支持体内に埋まっており、前記レセプタクルと前記相手コネクタとの接続時において、前記第1のレセプタクル端子の接触片に設けられた前記第1の凸部は前記第1の相手端子の接触片に接触し、前記第2のレセプタクル端子の接触片に設けられた前記第1の凸部は前記第2の相手端子の接触片に接触し、前記第3のレセプタクル端子の接触片に設けられた前記第1の凸部は前記第3の相手端子の接触片に接触することとしてもよい。
本発明によれば、複数の端子を強固に支持する構造、端子の強度の確保および相手コネクタとの接続容易性を実現しつつ、自身の小型化を図ることができるプラグまたはレセプタクルを提供することができる
本発明の実施形態のコネクタ装置を示す説明図である。 本発明の実施形態のコネクタ装置におけるレセプタクルを示す外観図である。 本発明の実施形態のコネクタ装置のレセプタクルにおける内側端子、中間端子および外側端子を示す外観斜視図である。 図3中の矢示IV方向から見たレセプタクルの内側端子、中間端子および外側端子を示す外観図である。 図3中の矢示V方向から見たレセプタクルの内側端子、中間端子および外側端子を示す外観図である。 図2中の矢示VI-VI方向から見たレセプタクルの断面図である。 本発明の実施形態のコネクタ装置におけるプラグを示す分解図である。 本発明の実施形態のコネクタ装置のプラグにおけるプラグ本体を示す外観図である。 本発明の実施形態のコネクタ装置のプラグにおける内側端子、中間端子および外側端子を示す外観斜視図である。 図9中の矢示X方向から見たプラグの内側端子、中間端子および外側端子を示す外観図である。 図9中の矢示XI方向から見たプラグの内側端子、中間端子および外側端子を示す外観図である。 図8中の矢示XII-XII方向から見たプラグ本体の断面図である。 図12中の矢示XIII-XIII方向から見たプラグ本体の断面図である。 本発明の実施形態のコネクタ装置のプラグにおけるハウジングを示す断面図である。 本発明の実施形態のコネクタ装置においてレセプタクルとプラグとが互いに接続された状態を示す断面図である。 本発明の実施形態のコネクタ装置においてプラグの支持体の成形に用いられる金型片を示す説明図である。
(コネクタ装置)
図1は本発明の実施形態のコネクタ装置1を示している。図1に示すように、コネクタ装置1は、レセプタクル11、およびプラグ41を備えている。レセプタクル11は、電子・電気機器の基板2の上面および下面にそれぞれ設けられた回路3、4(図2参照)に接続される。プラグ41はケーブル5が有する複数の電線6、7、8に接続される。レセプタクル11とプラグ41とが互いに嵌合されることにより、回路3、4と複数の電線6、7、8とが電気的に接続される。
(レセプタクル)
図2はレセプタクル11を示している。図3はレセプタクル11が有する内側端子12、中間端子18および外側端子24を示している。図4は図3中の矢示IV方向から見たレセプタクル11の内側端子12、中間端子18および外側端子24を示している。図5は図3中の矢示V方向から見たレセプタクル11の内側端子12、中間端子18および外側端子24を示している。図6は図2中の矢示VI-VI方向から見たレセプタクル11の断面を示している。なお、説明の便宜上、レセプタクル11において、プラグ41が嵌合される側を「前」とし、基板2に取り付けられる側を「後ろ」とする。また、レセプタクル11を図2に示すように置いたときの図2における上および下をそれぞれレセプタクル11における「上」および「下」とする。また、図2に示すように置かれたレセプタクル11を前方から見たときの左および右をそれぞれレセプタクル11における「左」および「右」とする。図2ないし図6中のF1、B1、U1、D1、L1およびR1はレセプタクル11における「前」、「後ろ」、「上」、「下」、「左」および「右」をそれぞれ示している。
図2ないし図6に示すように、レセプタクル11は、内側端子12、中間端子18、外側端子24、支持体30およびシールリング35を有している。内側端子12、中間端子18および外側端子24は、例えば黄銅等、導電性を有する金属の板材をプレス加工することにより形成されている。また、内側端子12、中間端子18および外側端子24はそれぞれ電気的に分離している。
図3に示すように、レセプタクル11の内側端子12は、接触片13、接続片14および連結部15を有している。内側端子12において、接触片13は、レセプタクル11の前端側に配置され、プラグ41の内側端子43の接触片44と接触する。また、接触片13は、図6に示すように、その軸線A1がレセプタクル11の前後方向に伸長するピン状に形成されている。具体的には、接触片13は、金属の板材を有蓋円筒状に曲げることにより、その外形がピン状となるように形成されている。
レセプタクル11の内側端子12において、接続片14は、図2に示すように、レセプタクル11の後端側に配置され、基板2の上面に設けられた回路3(基板に設けられた回路における第1の部分)に接続される。また、接続片14は、図5に示すように、その下面がレセプタクル11の前後左右方向に拡がった平板状に形成されている。また、接続片14は、図2に示すように、軸線A1よりも上側に配置されており、接続片14の下面は、軸線A1と平行である。
レセプタクル11の内側端子12において、連結部15は、図3に示すように、接触片13の後端と接続片14の前端とを連結している。連結部15は、接触片13の後端から後方へ伸長した後、上へ曲がって上方へ伸長し、その後、後ろへ曲がり、接続片14の前端に達している。
レセプタクル11の中間端子18は、接触片19、接続片20および連結部21を有している。中間端子18において、接触片19はプラグ41の中間端子49の接触片50と接触する。また、図4に示すように、接触片19は、レセプタクル11の内側端子12の接触片13の外径よりも大きい内径を有する円筒状に形成されている。また、接触片19は、レセプタクル11の内側端子12の接触片13の外周側に、当該接触片13と同心に配置されている。
レセプタクル11の中間端子18において、接続片20は、図2に示すように、基板2の下面に設けられた回路4の一部分(基板に設けられた回路における第2の部分)に接続される。また、接続片20は、図5に示すように、その上面がレセプタクル11の前後左右方向に拡がり、レセプタクル11の内側端子12の接続片14の下面と平行な平板状に形成されている。また、接続片20は、軸線A1よりも下側に配置され、かつレセプタクル11の内側端子12の接続片14の左下側に配置されている。
レセプタクル11の中間端子18において、連結部21は接触片19の後端左部と接続片20の前端とを連結している。連結部21は、接触片19の後端左部から後方へ伸長した後、左へ曲がり接続片20の前端に達している。
レセプタクル11の外側端子24は、接触片25、接続片26および連結部27を有している。外側端子24において、接触片25はプラグ41の外側端子55の接触片56と接触する。また、図4に示すように、接触片25は、レセプタクル11の中間端子18の接触片19の外径よりも大きい内径を有する円筒状に形成されている。また、接触片25は、レセプタクル11の中間端子18の接触片19の外周側に、レセプタクル11における内側端子12の接触片13および中間端子18の接触片19と同心に配置されている。
レセプタクル11の外側端子24において、接続片26は、基板2の下面に設けられた回路の他の部分(基板に設けられた回路における第3の部分)が接続される。なお、基板2の下面に設けられた回路の他の部分の図示は省略している。接続片26は、図3ないし図5に示すように、その上面がレセプタクル11の前後左右方向に拡がり、レセプタクル11の内側端子12の接続片14の下面と平行な平板状に形成されている。また、接続片26は、軸線A1よりも下側に配置され、かつレセプタクル11の内側端子12の接続片14の右下側に配置されている。また、図5に示すように、レセプタクル11を上から見たとき、接続片26は、軸線A1を基準に、レセプタクル11の中間端子18の接続片20と略左右対称に配置されている。また、レセプタクル11において、中間端子18の接続片20の上面と外側端子24の接続片26の上面とは同一平面内にある。
レセプタクル11の外側端子24において、連結部27は接触片25の右部後端と接続片26の前端とを連結している。連結部27は、接触片25の右部後端から後方へ伸長した後、右へ曲がり、接続片26の前端に達している。
レセプタクル11の支持体30は、内側端子12、中間端子18および外側端子24をそれぞれ電気的に絶縁された状態で支持している。図6に示すように、支持体30は、内側端子12、中間端子18および外側端子24のそれぞれの連結部15、21、27をまとめて包囲し、かつこれら連結部15、21、27の間を埋める一体の樹脂成形物により形成されている。支持体30は、後述するように、インサート成形(またはモールド一体成形)により形成されている。また、支持体30は、レセプタクル11の内側端子12の接触片13と同心の円柱状に形成されている。また、レセプタクル11において、内側端子12、中間端子18および外側端子24のそれぞれの接触片13、19、25の後端側部分(基端側部分)は支持体30を形成する樹脂成形物内に埋まっている。
また、支持体30の後端側の外周部には取付溝部31が全周に亘って形成されている。取付溝部31は、基板2が収容された電子・電気機器のケースにレセプタクル11を取り付けるのに用いられる。また、支持体30の前後方向中間部の外周部にはシールリング挿入凹部32が全周に亘って形成されている。シールリング挿入凹部32にはシール部材としてのシールリング35が挿入されている。シールリング35は、レセプタクル11とプラグ41との間を防水するための部材であり、例えばゴム等の弾性材料によりリング状に形成されている。また、支持体30の前端側の外周部には、レセプタクル11とプラグ41とを係止するための係止部としての係止凸部33が全周に亘って形成されている。
(プラグ)
図7はプラグ41を示す分解図である。図8はプラグ41のプラグ本体42を示している。図9はプラグ41の内側端子43、中間端子49および外側端子55を示している。図10は図9中の矢示X方向から見た内側端子43、中間端子49および外側端子55を示している。図11は図9中の矢示XI方向から見た内側端子43、中間端子49および外側端子55を示している。図12は図8中の矢示XII-XII方向から見たプラグ本体42の断面を示している。図13は図12中の矢示XIIIーXIII方向から見たプラグ本体42の断面を示している。図14はプラグ41のハウジング68の縦断面(ハウジング68をその軸線を含む平面で切断したときの断面)を示している。なお、説明の便宜上、プラグ41において、レセプタクル11に嵌合される側を「前」とし、ケーブル5の電線6、7、8が取り付けられる側を「後ろ」とする。また、プラグ本体42を図8に示すように置いたときの図8における上および下をそれぞれプラグ41における「上」および「下」とする。また、図2に示すように置かれたプラグ本体42を前方から見たときの左および右をそれぞれプラグ41における「左」および「右」とする。図7ないし図14中のF2、B2、U2、D2、L2およびR2はプラグ41における「前」、「後ろ」、「上」、「下」、「左」および「右」をそれぞれ示している。
図7に示すように、プラグ41はプラグ本体42およびハウジング68を有している。また、プラグ本体42は、内側端子43、中間端子49、外側端子55および支持体65を有している。内側端子43、中間端子49および外側端子55は、例えば黄銅等、導電性を有する金属の板材をプレス加工することにより形成されている。また、内側端子43、中間端子49および外側端子55はそれぞれ電気的に分離している。
図9に示すように、プラグ41の内側端子43は、接触片44、接続片45および連結部46を有している。内側端子43において、接触片44は、プラグ41の前端側に配置され、レセプタクル11の内側端子12の接触片13と接触する。また、接触片44は、図10および図12に示すように、その軸線A2がプラグ41の前後方向に伸長する円筒状に形成されている。接触片44の外径は、レセプタクル11の内側端子12の接触片13の外径よりも大きく、かつレセプタクル11の中間端子18の接触片19の内径よりも小さい。
プラグ41の内側端子43の接触片44には接触凸部61および遮断凸部62が形成されている。接触凸部61は、プラグ41とレセプタクル11との接続時にレセプタクル11の内側端子12の接触片13がプラグ41の内側端子43の接触片44の内側に挿入されたときにレセプタクル11の内側端子12の接触片13に接触し、両接触片44、13を互いに電気的に接続させる機能を有している。遮断凸部62は、後述するように、プラグ41の支持体65の成形時に樹脂が内側端子43の接触片44の先端側へ流れるのを阻止する機能を有している。接触凸部61および遮断凸部62はそれぞれ、内側端子43の接触片44の周方向における同一の位置から、内側端子43の接触片44の径方向における内側に向かって突出している。また、遮断凸部62は接触凸部61よりも内側端子43の接触片44の後ろ側(基端側)に配置されている。また、遮断凸部62の高さ(接触片44の内周面から遮断凸部62の突出端までの長さ)は接触凸部61の高さ(接触片44の内周面から接触凸部61の突出端までの長さ)以上である。また、遮断凸部62の幅の大きさは接触凸部61の幅の大きさ以上である。また、本実施形態のプラグ41の内側端子43には、図12に示すように、接触凸部61および遮断凸部62の組が接触片44の左部と右部に、軸線A2を基準に左右対称にそれぞれ形成されている。
プラグ41の内側端子43において、接続片45は、図9に示すように、プラグ41の後端側に配置されている。図14において破線で示すように、接続片45の上面には電線6(第1の電線)の端部が例えばはんだ付けにより接続される。接続片45は、図12および図13に示すように、その上面がプラグ41の前後左右方向に拡がり、軸線A2と平行な平板状に形成されている。また、接続片45は、軸線A2よりも僅かに下側に配置され、かつ軸線A2よりも左側に配置されている。
プラグ41の内側端子43において、連結部46は、図10および図11に示すように、接触片44の下部後端と接続片45の前端とを連結している。連結部46は、接触片44の下部後端から後方へ伸長した後、左へ曲がり、接続片45の前端に達している。
プラグ41の中間端子49は、図9に示すように、接触片50、接続片51および連結部52を有している。プラグ41の中間端子49において、接触片50はレセプタクル11の中間端子18の接触片19と接触する。接触片50は円筒状に形成されている。接触片50の外径は、プラグ41の内側端子43の接触片44の外径よりも大きく、レセプタクル11の中間端子18の接触片19の外径よりも大きく、かつレセプタクル11の外側端子24の接触片25の外径よりも小さい。また、図10に示すように、接触片50は、プラグ41の内側端子43の接触片44の外周側に、プラグ41の内側端子43の接触片44と同心に配置されている。また、中間端子49の接触片50には、内側端子43の接触片44と同様に、接触凸部61および遮断凸部62の組が2組形成されている。
プラグ41の中間端子49において、接続片51は、図9に示すように、プラグ41の後端側に配置されている。図14において破線で示すように、接続片51の上面には、電線7(第2の電線)の端部が例えばはんだ付けにより接続される。また、接続片51は、図8および図11に示すように、その上面がプラグ41の前後左右方向に拡がり、プラグ41の内側端子43の接続片45の上面と平行な平板状に形成されている。また、接続片51は、プラグ41の内側端子43の接続片45よりも下側に配置され、かつ軸線A2よりも右側に配置されている。
プラグ41の中間端子49において、連結部52は接触片50の下部後端と接続片51の前端とを連結している。図10および図11に示すように、連結部52は、接触片50の下部後端から後方へ伸長した後、右へ曲がり、接続片51の前端に達している。
プラグ41の外側端子55は、図9に示すように、接触片56、接続片57および連結部58を有している。プラグ41の外側端子55において、接触片56はレセプタクル11の外側端子24の接触片25と接触する。接触片56は円筒状に形成されている。また、接触片56の外径は、プラグ41の中間端子49の接触片44の外径よりも大きく、レセプタクル11の外側端子24の接触片25の外径よりも大きい。また、図10に示すように、接触片56は、プラグ41の中間端子49の接触片50の外周側に、プラグ41の内側端子43の接触片44およびプラグ41の中間端子49の接触片50と同心に配置されている。また、接触片56には、プラグ41の内側端子43の接触片44およびプラグ41の中間端子49の接触片50と同様に、接触凸部61および遮断凸部62の組が2組形成されている。
プラグ41の外側端子55において、接続片57は、図9に示すように、プラグ41の後端側に配置されている。図14において破線で示すように、接続片57の上面には電線8(第3の電線)の端部が接続される。接続片57は、図8および図11に示すように、その上面がプラグ41の前後左右方向に拡がり、プラグ41の内側端子43および中間端子49のそれぞれの接続片45、51の上面と平行な平板状に形成されている。また、接続片57は、軸線A2の真下に配置され、かつプラグ41の中間端子49の接続片51よりも下側に配置されている。
プラグ41の外側端子55において、連結部58は接触片56の下部後端と接続片57の前端とを連結している。図9に示すように、連結部58は、接触片56の下部後端から後方へ直線状に伸長している。
プラグ41の支持体65は、内側端子43、中間端子49および外側端子55をそれぞれ電気的に絶縁された状態で支持している。図12および図13に示すように、支持体65は、内側端子43、中間端子49および外側端子55のそれぞれの連結部46、52、58をまとめて包囲し、かつこれら連結部46、52、58の間を埋める一体の樹脂成形物により形成されている。支持体65は、レセプタクル11の支持体30と同様に、インサート成形(またはモールド一体成形)により形成されている。支持体65は、プラグ41の内側端子43の接触片44と同心の円柱状に形成されている。プラグ41において、内側端子43、中間端子49および外側端子55のそれぞれの接触片44、50、56の後端側部分(基端側部分)は支持体65を形成する樹脂成形物内に埋まっている。また、図7および図12に示すように、支持体65の外周側の上部および下部には、支持体65をハウジング68の収容部69内に固定するための固定溝部66がそれぞれ形成されている。
プラグ41のハウジング68は、図7に示すように、例えば樹脂等の非導電性を有する材料により円筒状または円柱状に形成されている。図14に示すように、ハウジング68内には、プラグ41の内側端子43、中間端子49、外側端子55および支持体65を収容する収容部69が形成されている。また、収容部69の周壁の2箇所には、支持体65の固定溝部66に挿入されることにより、支持体66を収容部69内に係止して固定する固定突起70が形成されている。また、ハウジング68内において収容部69よりも後側には、内側端子43、中間端子49および外側端子55のそれぞれの接続片45、51、57に接続された電線6、7、8の端部を支持する電線支持部71が形成されている。また、ハウジング68の前端側には、レセプタクル11の支持体31が挿入される挿入穴72が形成されている。挿入穴72は収容部69と連通している。内側端子43、中間端子49および外側端子55のそれぞれの接触片44、50、56の前端側部分は挿入穴72内に配置されている。挿入穴72の内径は、レセプタクル11の支持体31が嵌合されるように支持体31の外径よりも僅かに大きい。また、挿入穴72の奥側(後ろ側)の内周面には、レセプタクル11とプラグ41とを係止するための係止部としての係止凹部73が全周に亘って形成されている。また、挿入穴72の開口側(前側)の内周面には、シールリング35を接触させるシールリング接触面74が全周に亘って形成されている。また、ハウジング68は後述するようにオーバーモールドにより形成されている。
(各コネクタの製造)
レセプタクル11は例えば次のように製造される。まず、金属の板材をプレス加工することにより、内側端子12、中間端子18および外側端子24をそれぞれ形成する。次に、インサート成形により、内側端子12、中間端子18および外側端子24のそれぞれの連結部15、21、27の周囲に支持体30を形成する。具体的には、金型内に内側端子12、中間端子18および外側端子24のそれぞれの連結部15、21、27を配置した後、金型内に非導電性材料である樹脂を注入することにより、支持体30を成形する。以上により、レセプタクル11が完成する。
また、プラグ41のプラグ本体42の製造方法は例えば次の通りである。まず、金属の板材をプレス加工することにより、内側端子43、中間端子49および外側端子55をそれぞれ形成する。次に、インサート成形により、内側端子43、中間端子49および外側端子55のそれぞれの連結部46、52、58の周囲に支持体65を形成する。具体的には、金型内に内側端子43、中間端子49および外側端子55のそれぞれの連結部46、52、58を配置した後、金型内に非導電性材料である樹脂を注入することにより、支持体65を成形する。以上により、プラグ41のプラグ本体42が完成する。
ここで、図16は、プラグ本体42の支持体65の成形に用いられる金型の一部を構成する金型片81を示している。支持体65の成形工程において、図16に示す金型片81が、円筒状に形成された内側端子43の接触片44の内部、同心状に配置された内側端子43の接触片44と中間端子49の接触片50との間、および同心に配置された中間端子49の接触片50と外側端子55の接触片56との間にそれぞれ挿入される。金型片81において、内側端子43の接触片44の内部に挿入される部分82は円柱状に形成され、その外形は接触片44の内径と実質的に見て等しい。また、接触片44には、その内側に向かってそれぞれ突出する2つの接触凸部61が形成されている。そのため、金型片81の円柱状の部分82の外周面の2箇所には、金型片81の円柱状の部分82の先端から基端側に向かって軸方向に伸長した溝85が形成されている。金型片81の円柱状の部分82が接触部44の内部に挿入されるときには、上記各溝85内に接触凸部61が入るので、金型片81の円柱状の部分82は接触部44の内部の奥へ進入することができる。さらに、接触片44には、接触凸部61と同様に内側に突出する2つの遮断凸部62が形成されている。各遮断凸部62は接触凸部61と接触片44の周方向において同じ位置にそれぞれ配置されているので、金型片81の円柱状の部分82が接触部44の内部に挿入されるときには、金型片81の円柱状の部分82に形成された各溝85内に遮断凸部62が入る。各遮断凸部62は接触凸部61よりも内側端子43の接触片44の後側に配置されているので、金型片81の円柱状の部分82が接触部44の内部に挿入されたとき、各遮断凸部62は、各接触凸部61よりも、金型片81の円柱状の部分82の先端側に配置されることになる。したがって、金型内に樹脂が注入されたときに、金型片81の円柱状の部分82に形成された各溝85内を通って接触片44の先端側へ流れようとする樹脂が各遮断凸部62によって遮断される。仮に、遮断凸部62がないとすると、金型内に樹脂が注入されたときに、樹脂が、金型片81の円柱状の部分82に形成された溝85内を通り、接触片44において接触凸部61が形成されている先端側の位置まで樹脂が流れ込んでしまう。樹脂が接触片44の先端側まで流れ込むと、プラグ41の完成品において、接触片44内に筋状の樹脂片が形成されてしまい、その樹脂片が曲がり、または折れて、プラグ41の内側端子43の接触片44とレセプタクル11の内側端子12の接触片13との間に挟まり、接触不良を引き起こすおそれがある。接触片44に遮断凸部62を形成することで、このような樹脂片が形成されることを阻止することができ、このような樹脂片による接触片44と接触片13との接触不良を防止することができる。
同様に、樹脂注入時に、金型片81において、内側端子43の接触片44と中間端子49の接触片50との間に挿入される円筒状の部分83に形成された2つの溝85内を接触片50の先端側に向かって流れ込もうとする樹脂は、接触片50に形成された2つの遮断凸部62によって遮断される。これにより、接触片50内に筋状の樹脂片が形成されることを阻止することができ、このような樹脂片が接触片50と接触片19との間に挟まり、両接触片間の接触不良が起こることを防止することができる。同様に、樹脂注入時に、金型片81において、中間端子49の接触片50と外側端子55の接触片56との間に挿入される円筒状の部分84に形成された2つの溝85内を接触片56の先端側に向かって流れ込もうとする樹脂は、接触片56に形成された2つの遮断凸部62によって遮断される。これにより、接触片56内に筋状の樹脂片が形成されることを阻止することができ、このような樹脂片が接触片56と接触片25との間に挟まり、両接触片間の接触不良が起こることを防止することができる。
(コネクタ装置の組立)
コネクタ装置1は例えば次のように組み立てられる。レセプタクル11において、内側端子12の接続片14を、基板2の上面に設けられた回路3に例えばはんだ付けにより接続する。また、中間端子18の接続片20を、基板2の下面に設けられた回路4の一部に例えばはんだ付けにより接続する。また、外側端子24の接続片26を、回路4の他の部分に例えばはんだ付けにより接続する。一方、プラグ41において、内側端子43、中間端子49および外側端子55のそれぞれの接続片45、51、57に、ケーブル5の電線6、7、8を例えばはんだ付けによりそれぞれ接続する。その後、プラグ本体42、電線6、7、8の端部等を包囲するように、ハウジング68をオーバーモールドにより成形する。ハウジング68の成形の完了により、プラグ41が完成する。
レセプタクル11とプラグ41とを接続するときには、図15に示すように、レセプタクル11の支持体30をハウジング68の挿入穴72に挿入し、両者を互いに嵌合させる。支持体30が挿入穴72に挿入されたとき、レセプタクル11の内側端子12、中間端子18および外側端子24のそれぞれの接触片13、19、25と、プラグ41の内側端子43、中間端子49および外側端子55のそれぞれの接触片44、50、56とがそれぞれ接触する。また、支持体30が挿入穴72に挿入されたとき、レセプタクル11の支持体30に形成された係止凸部33と、プラグ41のハウジング68に形成された係止凹部73とが互いに係止され、レセプタクル11とプラグ41とがロックされる。また、支持体30が挿入穴72に挿入されたとき、シールリング35が、シールリング挿入凹部32の内面とシールリング接触面74にそれぞれ接触し、レセプタクル11とプラグ41との間を液密にシールする。
以上説明した通り、本発明の実施形態のコネクタ装置1のレセプタクル11において、支持体30をインサート成形により成形された一体の樹脂成形物により形成する構成としたから、レセプタクル11を小型化しつつ、内側端子12、中間端子18および外側端子24を支持体30により強固に支持することができる。同様に、プラグ41においても、支持体65をインサート成形により成形された一体の樹脂成形物により形成する構成としたから、プラグ41を小型化しつつ、内側端子43、中間端子49および外側端子55を支持体65により強固に支持することができる。また、インサート成形により成形された樹脂成形物により端子を支持する構成によれば、本実施形態のレセプタクル11またはプラグ41のように3つの端子を強固に支持する構造、または4つ以上の多数の端子を強固の支持する構造を容易に実現することができる。
また、レセプタクル11において、内側端子12の接触片13を有蓋円筒状(外形ピン状)に形成し、かつ中間端子18および外側端子24のそれぞれの接触片19、25を円筒状に形成したから、レセプタクル11を小型化しつつ、それぞれの接触片13、19、25について高い強度を確保することができる。同様に、プラグ41において、内側端子43、中間端子49および外側端子55のそれぞれの接触片44、50、56を円筒状に形成したから、プラグ41を小型化しつつ、それぞれの接触片44、50、56について高い強度を確保することができる。したがって、レセプタクル11とプラグ41との抜き差しの繰り返しにより、接触片13、19、25、44、50、56が破損することを防止することができ、小型でかつ頑丈なコネクタ装置1を実現することができる。
また、レセプタクル11において、内側端子12の接触片13は有蓋円筒状(外形ピン状)に形成され、中間端子18および外側端子24のそれぞれの接触片18、24は円筒状に形成され、かつそれぞれの接触片13、18、24は同心に配置されている。同様に、プラグ41において、内側端子43、中間端子49および外側端子55のそれぞれの接触片44、50、56は円筒状に形成され、かつ同心に配置されている。したがって、プラグ41をレセプタクル11に接続するときに、プラグ41の周方向における位置が制限されない。すなわち、プラグ41が軸線A2を回転軸として回転することによってプラグ41の周方向における位置がどのように変化しても、プラグ41をレセプタクル11に嵌合することができ、各端子の接触片同士を確実に接触させることができる。したがって、コネクタ装置1を小型化しながらも、レセプタクル11とプラグ41との高い接続容易性を実現することができる。また、複数の円筒状の接触片を同心に配置する構成によれば、本実施形態のレセプタクル11またはプラグ41のように3つの端子を有する構成、または4つ以上の多数の端子を有する構成であっても、レセプタクルとプラグとの高い接続容易性を実現することができる。
ここで、本実施形態のコネクタ装置1において、例えばレセプタクル11の全長はおよそ5mmであり、外径はおよそ3mmである。また、例えばプラグ41の全長はおよそ12mmであり、外径はおよそ4mmである。このような小型のコネクタ装置1において、上述したように、各端子を強固に支持することができ、各端子の接触片につき高い強度を確保することができ、かつレセプタクル11とプラグ41との高い接続容易性を実現することができる。
また、レセプタクル11においては、内側端子12、中間端子18および外側端子24のそれぞれの接触片13、19、25の基端側部分が支持体30を形成する樹脂成形物内に埋まっている。この構成により、支持体30による各接触片13、19、25の支持強度を高めることができる。同様に、プラグ41において、内側端子43、中間端子49および外側端子55のそれぞれの接触片44、50、56の基端側部分が支持体65を形成する樹脂成形物内に埋まっている。この構成により、支持体65による各接触片44、50、56の支持強度を高めることができる。
また、コネクタ装置1において、レセプタクル11の支持体30の外周部に設けたシールリング35により、互いに接続されたレセプタクル11とプラグ41との間を液密にシールすることができる。これにより、レセプタクル11とプラグ41とが互いに接続された状態で、プラグ41のハウジング98内に水が浸入することを防止することができ、コネクタ装置1の防水性能を高めることができる。
また、コネクタ装置1において、レセプタクル11の支持体30の外周部に設けられた係合凸部33と、プラグ41のハウジング68の挿入穴72の内周部に設けられた係合凹部73との係止により、互いに接続されたレセプタクル11およびプラグ41とをロックすることができ、両者の接続状態を保持することができる。
また、プラグ41において、内側端子43、中間端子49および外側端子55のそれぞれの接触片44、50、56に形成された遮断凸部62により、支持体65の成形時に、金型内に注入された樹脂が接触片44、50、56の先端側へ流れることを阻止することができる。これにより、上述したように、各接触片間の接触不良の発生を防ぐことができる。
なお、上記実施形態では、レセプタクル11およびプラグ41のそれぞれには同心に配置された3つの端子を設ける場合を例にあげたが、レセプタクル11およびプラグ41のそれぞれに同心に配置された2つまたは4つ以上の端子を設けてもよい。
また、上記実施形態では、レセプタクル11の内側端子12、中間端子18および外側端子24が、プラグ41の内側端子43の内部、中間端子49の内部および外側端子55の内部にそれぞれ挿入される場合を例にあげたが、プラグ41の内側端子43、中間端子49および外側端子55が、レセプタクル11の内側端子12の内部、中間端子18の内部および外側端子24の内部にそれぞれ挿入されるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、シールリング35をレセプタクル11の支持体30の外周部に取り付ける場合を例にあげたが、シールリング35をプラグ41のハウジング68の挿入穴72の内周部に取り付けてもよい。
また、上記実施形態では、レセプタクル11の支持体30の外周部に係止凸部33を形成し、プラグ41のハウジング68の挿入穴72の内周部に係止凹部73を形成する場合を例にあげたが、レセプタクル11の支持体30の外周部に係止凹部を形成し、プラグ41のハウジング68の挿入穴72の内周部に係止凸部を形成してもよい。
また、上記実施形態では、プラグ41の内側端子43、中間端子49および外側端子55のそれぞれの接触片44、50、56に2組の接触凸部61および遮断凸部62を形成する場合を例にあげたが、接触片44、50または56に3組以上の接触凸部61および遮断凸部62を形成してもよい。
また、上記実施形態では、プラグ41の内側端子43、中間端子49および外側端子55のそれぞれの接触片44、50、56に内側に突出する接触凸部61および遮断凸部62を形成する場合を例にあげたが、これに代え、レセプタクル11の内側端子12、中間端子18および外側端子24のそれぞれの接触片13、19、25に外側に突出する接触凸部および遮断凸部を形成してもよい。
また、レセプタクル11およびプラグ41のそれぞれに接続される被接続体は基板または電線に限定されない。また、上述した実施形態では、コネクタ装置を、基板に接続されるレセプタクルとケーブルの電線が接続されるプラグとの組合せにより構成する場合を例にあげたが、本発明はこれに限らない。本発明のコネクタ装置を、ケーブルの電線が接続されるジャックと、他のケーブルの電線が接続されるプラグとの組合せにより構成してもよい。
また、本発明は、請求の範囲および明細書全体から読み取ることのできる発明の要旨または思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うプラグまたはレセプタクルもまた本発明の技術思想に含まれる。
1 コネクタ装置
3、4 回
6、7、8 電
11 レセプタクル
12 内側端子(第1のレセプタクル端子)
13、19、25 接触片
14、20、26 接続片
15、21、27 連結部
18 中間端子(第2のレセプタクル端子)
24 外側端子(第3のレセプタクル端子)
30 支持体(レセプタクル支持体)
33 係止凸部(係止部)
35 シールリング(シール部材)
41 プラグ
43 内側端子(第1のプラグ端子)
44、50、56 接触片
45、51、57 接続片
46、52、58 連結部
49 中間端子(第2のプラグ端子)
55 外側端子(第3のプラグ端子)
61 接触凸部(第1の凸部)
62 遮断凸部(第2の凸部)
65 支持体(プラグ支持体)
68 ハウジング
69 収容部
72 挿入穴
73 係止凹部(係止部)




Claims (9)

  1. ケーブルに取り付けられ、かつ相手コネクタと接続されるプラグであって、
    第1のプラグ端子と、第2のプラグ端子と、第3のプラグ端子と、前記第1のプラグ端子、前記第2のプラグ端子および前記第3のプラグ端子を支持するプラグ支持体とを有し、
    前記第1のプラグ端子には、前後方向に伸長した軸線を有する円筒状に形成され、前記相手コネクタが有する第1の相手端子と接触する接触片と、前後左右方向に拡がった平板状に形成され、前記ケーブルが有する第1の電線が接続される接続片と、当該第1のプラグ端子の接触片と当該第1のプラグ端子の接続片とを連結する連結部とが設けられ、
    前記第2のプラグ端子には、円筒状に形成され、前記第1のプラグ端子の接触片の外周側に前記第1のプラグ端子の接触片と同心に配置され、前記相手コネクタが有する第2の相手端子と接触する接触片と、前後左右方向に拡がった平板状に形成され、前記ケーブルが有する第2の電線が接続される接続片と、当該第2のプラグ端子の接触片と当該第2のプラグ端子の接続片とを連結する連結部とが設けられ、
    前記第3のプラグ端子には、円筒状に形成され、前記第2のプラグ端子の接触片の外周側に前記第2のプラグ端子の接触片と同心に配置され、前記相手コネクタが有する第3の相手端子と接触する接触片と、前後左右方向に拡がった平板状に形成され、前記ケーブルが有する第3の電線が接続される接続片と、当該第3のプラグ端子の接触片と当該第3のプラグ端子の接続片とを連結する連結部とが設けられ、
    前記第1のプラグ端子の接続片、前記第2のプラグ端子の接続片および前記第3のプラグ端子の接続片は、前後方向においてそれぞれ互いに同じ位置に、それぞれ互いに離間した状態で、それぞれ互いに平行に配置され、
    前記プラグ支持体は、インサート成形により、前記第1のプラグ端子の連結部、前記第2のプラグ端子の連結部および前記第3のプラグ端子の連結部が当該プラグ支持体内に埋まった状態で前記第1のプラグ端子の連結部、前記第2のプラグ端子の連結部および前記第3のプラグ端子の連結部と一体化した樹脂成形物であることを特徴とするプラグ。
  2. 前記第1のプラグ端子、前記第2のプラグ端子および前記第3のプラグ端子の基端側部分はそれぞれ前記プラグ支持体内に埋まっていることを特徴とする請求項1に記載のプラグ。
  3. 前記第1の相手端子にはピン状または円筒状に形成された接触片が設けられ、前記第2の相手端子には、円筒状に形成され、前記第1の相手端子の接触片の外周側に前記第1の相手端子の接触片と同心に配置された接触片が設けられ、前記第3の相手端子には、円筒状に形成され、前記第2の相手端子の接触片の外周側に前記第2の相手端子の接触片と同心に配置された接触片が設けられ、
    前記プラグと前記相手コネクタとの接続時において、前記第1の相手端子の接触片が前記第1のプラグ端子の接触片の内側に挿入され、前記第2の相手端子の接触片が前記第2のプラグ端子の接触片の内側に挿入され、前記第3の相手端子の接触片が前記第3のプラグ端子の接触片の内側に挿入され、
    前記第1のプラグ端子、前記第2のプラグ端子および前記第3のプラグ端子の各接触片には第1の凸部および第2の凸部が設けられ、
    前記第1のプラグ端子、前記第2のプラグ端子および前記第3のプラグ端子の各接触片において、前記第1の凸部および前記第2の凸部は当該接触片の周方向における一部から径方向内側に突出し、前記第1の凸部および前記第2の凸部は当該接触片の周方向において同一の位置に配置され、前記第2の凸部は前記第1の凸部よりも当該接触片の軸方向基端側に配置され、前記第2の凸部の高さは前記第1の凸部の高さ以上であり、前記第2の凸部の幅は前記第1の凸部の幅以上であり、前記第2の凸部の一部は前記プラグ支持体内に埋まっており、
    前記プラグと前記相手コネクタとの接続時において、前記第1のプラグ端子の接触片に設けられた前記第1の凸部は前記第1の相手端子の接触片に接触し、前記第2のプラグ端子の接触片に設けられた前記第1の凸部は前記第2の相手端子の接触片に接触し、前記第3のプラグ端子の接触片に設けられた前記第1の凸部は前記第3の相手端子の接触片に接触することを特徴とする請求項2に記載のプラグ。
  4. 前記第1の相手端子にはピン状または円筒状に形成された接触片が設けられ、前記第2の相手端子には、円筒状に形成され、前記第1の相手端子の接触片の外周側に前記第1の相手端子の接触片と同心に配置された接触片が設けられ、前記第3の相手端子には、円筒状に形成され、前記第2の相手端子の接触片の外周側に前記第2の相手端子の接触片と同心に配置された接触片が設けられ、
    前記プラグと前記相手コネクタとの接続時において、前記第1のプラグ端子の接触片が前記第1の相手端子の接触片の内側に挿入され、前記第2のプラグ端子の接触片が前記第2の相手端子の接触片の内側に挿入され、前記第3のプラグ端子の接触片が前記第3の相手端子の接触片の内側に挿入され、
    前記第1のプラグ端子、前記第2のプラグ端子および前記第3のプラグ端子の各接触片には第1の凸部および第2の凸部が設けられ、
    前記第1のプラグ端子、前記第2のプラグ端子および前記第3のプラグ端子の各接触片において、前記第1の凸部および前記第2の凸部は当該接触片の周方向における一部から径方向外側に突出し、前記第1の凸部および前記第2の凸部は当該接触片の周方向において同一の位置に配置され、前記第2の凸部は前記第1の凸部よりも当該接触片の軸方向基端側に配置され、前記第2の凸部の高さは前記第1の凸部の高さ以上であり、前記第2の凸部の幅は前記第1の凸部の幅以上であり、前記第2の凸部の一部は前記プラグ支持体内に埋まっており、
    前記プラグと前記相手コネクタとの接続時において、前記第1のプラグ端子の接触片に設けられた前記第1の凸部は前記第1の相手端子の接触片に接触し、前記第2のプラグ端子の接触片に設けられた前記第1の凸部は前記第2の相手端子の接触片に接触し、前記第3のプラグ端子の接触片に設けられた前記第1の凸部は前記第3の相手端子の接触片に接触することを特徴とする請求項2に記載のプラグ。
  5. 前記第1のプラグ端子、前記第2のプラグ端子、前記第3のプラグ端子、前記プラグ支持体、前記第1のプラグ端子の接続片に接続された前記第1の電線の端部、前記第2のプラグ端子の接続片に接続された前記第2の電線の端部、および前記第3のプラグ端子の接続片に接続された前記第3の電線の端部を収容するハウジングを備え、
    前記ハウジングは、オーバーモールドにより、前記プラグ支持体、前記第1のプラグ端子の接続片に接続された前記第1の電線の端部、前記第2のプラグ端子の接続片に接続された前記第2の電線の端部、および前記第3のプラグ端子の接続片に接続された前記第3の電線の端部と一体化した樹脂成形物であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のプラグ。
  6. 回路が設けられた基板に取り付けられ、かつ相手コネクタと接続されるレセプタクルであって、
    第1のレセプタクル端子と、第2のレセプタクル端子と、第3のレセプタクル端子と、前記第1のレセプタクル端子、前記第2のレセプタクル端子および前記第3のレセプタクル端子を支持するレセプタクル支持体とを有し、
    前記第1のレセプタクル端子には、前後方向に伸長した軸線を有するピン状または円筒状に形成され、前記相手コネクタが有する第1の相手端子と接触する接触片と、前後左右方向に拡がった平板状に形成され、前記回路における第1の部分に接続される接続片と、当該第1のレセプタクル端子の接触片と当該第1のレセプタクル端子の接続片とを連結する連結部とが設けられ、
    前記第2のレセプタクル端子には、円筒状に形成され、前記第1のレセプタクル端子の接触片の外周側に前記第1のレセプタクル端子の接触片と同心に配置され、前記相手コネクタが有する第2の相手端子と接触する接触片と、前後左右方向に拡がった平板状に形成され、前記回路における第2の部分に接続される接続片と、当該第2のレセプタクル端子の接触片と当該第2のレセプタクル端子の接続片とを連結する連結部とが設けられ、
    前記第3のレセプタクル端子には、円筒状に形成され、前記第2のレセプタクル端子の接触片の外周側に前記第2のレセプタクル端子の接触片と同心に配置され、前記相手コネクタが有する第3の相手端子と接触する接触片と、前後左右方向に拡がった平板状に形成され、前記回路における第3の部分に接続される接続片と、当該第3のレセプタクル端子の接触片と当該第3のレセプタクル端子の接続片とを連結する連結部とが設けられ、
    前記第1のレセプタクル端子の接続片、前記第2のレセプタクル端子の接続片および前記第3のレセプタクル端子の接続片は、前後方向においてそれぞれ互いに同じ位置に、それぞれ互いに離間した状態で、それぞれ互いに平行に配置され、
    前記レセプタクル支持体は、インサート成形により、前記第1のレセプタクル端子の連結部、前記第2のレセプタクル端子の連結部および前記第3のレセプタクル端子の連結部が当該レセプタクル支持体内に埋まった状態で前記第1のレセプタクル端子の連結部、前記第2のレセプタクル端子の連結部および前記第3のレセプタクル端子の連結部と一体化した樹脂成形物であることを特徴とするレセプタクル。
  7. 前記第1のレセプタクル端子、前記第2のレセプタクル端子および前記第3のレセプタクル端子の基端側部分はそれぞれ前記レセプタクル支持体内に埋まっていることを特徴とする請求項6に記載のレセプタクル。
  8. 前記第1の相手端子には円筒状に形成された接触片が設けられ、前記第2の相手端子には、円筒状に形成され、前記第1の相手端子の接触片の外周側に前記第1の相手端子の接触片と同心に配置された接触片が設けられ、前記第3の相手端子には、円筒状に形成され、前記第2の相手端子の接触片の外周側に前記第2の相手端子の接触片と同心に配置された接触片が設けられ、
    前記レセプタクルと前記相手コネクタとの接続時において、前記第1のレセプタクル端子の接触片が前記第1の相手端子の接触片の内側に挿入され、前記第2のレセプタクル端子の接触片が前記第2の相手端子の接触片の内側に挿入され、前記第3のレセプタクル端子の接触片が前記第3の相手端子の接触片の内側に挿入され、
    前記第1のレセプタクル端子、前記第2のレセプタクル端子および前記第3のレセプタクル端子の各接触片には第1の凸部および第2の凸部が設けられ、
    前記第1のレセプタクル端子、前記第2のレセプタクル端子および前記第3のレセプタクル端子の各接触片において、前記第1の凸部および前記第2の凸部は当該接触片の周方向における一部から径方向外側に突出し、前記第1の凸部および前記第2の凸部は当該接触片の周方向において同一の位置に配置され、前記第2の凸部は前記第1の凸部よりも当該接触片の軸方向基端側に配置され、前記第2の凸部の高さは前記第1の凸部の高さ以上であり、前記第2の凸部の幅は前記第1の凸部の幅以上であり、前記第2の凸部の一部は前記レセプタクル支持体内に埋まっており、
    前記レセプタクルと前記相手コネクタとの接続時において、前記第1のレセプタクル端子の接触片に設けられた前記第1の凸部は前記第1の相手端子の接触片に接触し、前記第2のレセプタクル端子の接触片に設けられた前記第1の凸部は前記第2の相手端子の接触片に接触し、前記第3のレセプタクル端子の接触片に設けられた前記第1の凸部は前記第3の相手端子の接触片に接触することを特徴とする請求項7に記載のレセプタクル。
  9. 前記第1の相手端子には円筒状に形成された接触片が設けられ、前記第2の相手端子には、円筒状に形成され、前記第1の相手端子の接触片の外周側に前記第1の相手端子の接触片と同心に配置された接触片が設けられ、前記第3の相手端子には、円筒状に形成され、前記第2の相手端子の接触片の外周側に前記第2の相手端子の接触片と同心に配置された接触片が設けられ、
    前記レセプタクルと前記相手コネクタとの接続時において、前記第1の相手端子の接触片が前記第1のレセプタクル端子の接触片の内側に挿入され、前記第2の相手端子の接触片が前記第2のレセプタクル端子の接触片の内側に挿入され、前記第3の相手端子の接触片が前記第3のレセプタクル端子の接触片の内側に挿入され、
    前記第1のレセプタクル端子、前記第2のレセプタクル端子および前記第3のレセプタクル端子の各接触片には第1の凸部および第2の凸部が設けられ、
    前記第1のレセプタクル端子、前記第2のレセプタクル端子および前記第3のレセプタクル端子の各接触片において、前記第1の凸部および前記第2の凸部は当該接触片の周方向における一部から径方向内側に突出し、前記第1の凸部および前記第2の凸部は当該接触片の周方向において同一の位置に配置され、前記第2の凸部は前記第1の凸部よりも当該接触片の軸方向基端側に配置され、前記第2の凸部の高さは前記第1の凸部の高さ以上であり、前記第2の凸部の幅は前記第1の凸部の幅以上であり、前記第2の凸部の一部は前記レセプタクル支持体内に埋まっており、
    前記レセプタクルと前記相手コネクタとの接続時において、前記第1のレセプタクル端子の接触片に設けられた前記第1の凸部は前記第1の相手端子の接触片に接触し、前記第2のレセプタクル端子の接触片に設けられた前記第1の凸部は前記第2の相手端子の接触片に接触し、前記第3のレセプタクル端子の接触片に設けられた前記第1の凸部は前記第3の相手端子の接触片に接触することを特徴とする請求項7に記載のレセプタクル。
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