JP7282319B1 - タイヤ - Google Patents
タイヤ Download PDFInfo
- Publication number
- JP7282319B1 JP7282319B1 JP2022101526A JP2022101526A JP7282319B1 JP 7282319 B1 JP7282319 B1 JP 7282319B1 JP 2022101526 A JP2022101526 A JP 2022101526A JP 2022101526 A JP2022101526 A JP 2022101526A JP 7282319 B1 JP7282319 B1 JP 7282319B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mass
- less
- rubber
- parts
- tire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C1/00—Tyres characterised by the chemical composition or the physical arrangement or mixture of the composition
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C3/00—Tyres characterised by the transverse section
- B60C3/04—Tyres characterised by the transverse section characterised by the relative dimensions of the section, e.g. low profile
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F236/00—Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds
- C08F236/02—Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds
- C08F236/04—Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds conjugated
- C08F236/10—Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds conjugated with vinyl-aromatic monomers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K3/00—Use of inorganic substances as compounding ingredients
- C08K3/34—Silicon-containing compounds
- C08K3/36—Silica
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L9/00—Compositions of homopolymers or copolymers of conjugated diene hydrocarbons
- C08L9/06—Copolymers with styrene
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/80—Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
- Y02T10/86—Optimisation of rolling resistance, e.g. weight reduction
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Tires In General (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
Description
トレッド部を備えたタイヤであって、
前記トレッド部を形成するキャップゴム層が、
スチレン量25質量%以下のスチレンブタジエンゴム(SBR)を、ゴム成分100質量部中に80質量部以上含有すると共に、
前記ゴム成分100質量部に対して、シリカを100質量部以下含有し、
温度30℃、周波数10Hz、初期歪5%、動歪率1%、変形モード:伸長で測定されたキャップゴム層の複素弾性率(30℃E*)が、8.0MPa以下であるゴム組成物から形成されており、
前記トレッド部の厚みが、9.0mm以下であることを特徴とするタイヤである。
最初に、本発明に係るタイヤの特徴について説明する。
本発明に係るタイヤは、トレッド部を備えたタイヤであって、トレッド部を形成するキャップゴム層が、スチレン量25質量%以下のSBRを、ゴム成分100質量部中に80質量部以上含有すると共に、ゴム成分100質量部に対して、シリカを100質量部以下含有するゴム組成物から形成されている。そして、このゴム組成物は、温度30℃、周波数10Hz、初期歪5%、動歪率1%、変形モード:伸長で測定されたキャップゴム層の複素弾性率(30℃E*)が、8.0MPa以下である。また、トレッド部の厚みが、9.0mm以下である。
本発明に係るタイヤにおける上記した効果発現のメカニズムについては、以下のように考えられる。
本発明に係るタイヤは、以下の態様を採ることにより、さらに大きな効果を得ることができる。
損失正接tanδは、エネルギーの吸収性能を示す粘弾性パラメータであり、値が大きいほどエネルギーを吸収して、熱に変換することができるため、ゴムの発熱を招いて、変形する恐れがあり、耐摩耗性が低下する懸念がある。
タイヤは走行中、変形しながら路面と接触しているが、高速走行時のように変形量が大きくなった場合には、摩耗によりゴムが千切れることがあり、耐摩耗性の悪化を招く恐れがある。
本発明において、キャップゴム層を形成するゴム組成物のゴム成分には、イソプレン系ゴムが含有されていることが好ましい。これにより、より高い補強性が発揮されて、高速走行時における耐摩耗性能をさらに向上させることができる。
本発明において、トレッド部は、キャップゴム層の1層のみで形成されていてもよく、キャップゴム層の内側にベースゴム層を設けて2層にされていてもよく、また、3層でもよく、4層以上であってもよい。この場合、トレッド部全体におけるキャップゴム層の厚みは、10%以上であることが好ましい。これにより、高速走行時であっても、トレッド部表面と路面との間の滑りが抑制されるため、耐摩耗性をより向上させることができる。70%以上であるとより好ましい。
本発明において、キャップゴム層に含有されるシリカの粒子径(平均一次粒子径)は、補強性の向上という観点から、17nm以下であることが好ましい。
本発明において、キャップゴム層のアセトン抽出分(AE)は、16質量%以上であることが好ましく、18質量%以上であるとより好ましく、20質量%以上であるとさらに好ましい。一方、上限としては特に限定されないが、24質量%以下であることが好ましく、23質量%以下であるとより好ましく、22質量%以下であるとさらに好ましい。
アセトン抽出量(%)={(抽出前のゴム試験片の質量-抽出後のゴム試験片の質量)
/(抽出前のゴム試験片の質量)}×100
本発明に係るタイヤにおいては、正規リムに組み込み、正規内圧としたタイヤのトレッド部におけるランド比が、40%以上であることが好ましい。
V={(Dt/2)2-(Dt/2-Ht)2}×π×Wt
WL=0.000011×V+175
WL:正規荷重(kg)
V:タイヤの仮想体積(mm3)
Dt:タイヤ外径Dt(mm)
Ht:タイヤの断面高さ(mm)
Wt:タイヤの断面幅(mm)
扁平率は、タイヤ断面幅に対する断面高さの比率を示しており、この比率が小さいほど、広い接地面積を確保することができ、トレッド部に多くの砂や土を取り込み、排出することが可能となるため、高速走行時における耐摩耗性能の向上を図ることができる。本発明において、具体的な扁平率としては、80%以下であることが好ましい。
扁平率(%)=(Ht/Wt)×100(%)
Ht=(Dt-R)/2
以下、実施の形態に基づいて、本発明を具体的に説明する。
本発明に係るタイヤにおいて、キャップゴム層を形成するゴム組成物は、以下に記載するゴム成分、充填剤、可塑剤、加硫剤および加硫促進剤などの各種配合材料について、その種類や量を、適宜、調整することにより得ることができる。
(a)ゴム成分
ゴム成分としては特に限定されず、イソプレン系ゴム、ブタジエンゴム(BR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ニトリルゴム(NBR)などのジエン系ゴム、ブチルゴムなどのブチル系ゴム、スチレンブタジエンスチレンブロック共重合体(SBS)、スチレンブタジエンブロック共重合体(SB)などの熱可塑性エラストマーなど、タイヤの製造に一般的に用いられるゴム(ポリマー)を用いることができる。
SBRの重量平均分子量は、例えば、10万超、200万未満である。そして、本発明においては、前記したように、SBR成分中におけるスチレン量を25質量%以下とする。SBRのビニル含量(1,2-結合ブタジエン含量)は、例えば、5質量%超、70質量%未満である。なお、SBRのビニル含量とは、SBR成分内におけるブタジエン部全体に対する1,2-結合ブタジエン含量を指す。そして、SBRの構造同定(スチレン量、ビニル含量の測定)は、例えば、日本電子(株)製JNM-ECAシリーズの装置を用いて行うことができる。
本発明においては、必要に応じて、ゴム組成物にBRを含んでもよい。この場合、ゴム成分100質量部中のBRの含有量は、10質量部以上であることが好ましく、13質量部以上であるとより好ましい。一方、20質量部以下であることが好ましく、17質量部未満であるとより好ましい。
本発明においては、必要に応じて、ゴム組成物にイソプレン系ゴムを含んでもよい。この場合、ゴム成分100質量部中のイソプレン系ゴムの含有量は、3質量部以上であることが好ましく、5質量部以上であるとより好ましい。一方、20質量部以下であることが好ましく、10質量部未満であるとより好ましい。
また、その他のゴム成分として、ニトリルゴム(NBR)などのタイヤの製造に一般的に用いられるゴム(ポリマー)を含んでもよい。
(イ)充填剤
本発明において、ゴム組成物は、ゴム組成物は、前記したように、充填剤として、シリカを含有しているが、その他の充填剤を含有してもよい。シリカ以外の具体的な充填剤としては、例えば、カーボンブラック、グラファイト、炭酸カルシウム、タルク、アルミナ、クレー、水酸化アルミニウム、マイカなどを挙げることができる。
本発明において、シリカの含有量は、前記したように、ゴム成分100質量部に対して、100質量部以下であり、98質量部以下であるとより好ましい。なお、下限としては、85質量部以上であることが好ましく、90質量部以上であるとより好ましく、95質量部以上であるとさらに好ましい。
本発明のキャップゴム層を形成するゴム組成物には、シリカと共にシランカップリング剤を含有することが好ましい。
本発明において、ゴム組成物には、補強性の観点から、カーボンブラックを含有することが好ましい。
ゴム組成物には、必要に応じて、上記したシリカやカーボンブラックの他に、タイヤ工業において一般的に用いられている、例えば、グラファイト、炭酸カルシウム、タルク、アルミナ、クレー、水酸化アルミニウム、マイカ等の充填剤をさらに含有してもよい。これらの含有量は、ゴム成分100質量部に対して、例えば、0.1質量部超、200質量部未満である。
ゴム組成物は、ゴムを軟化させる成分として、オイル(伸展油を含む)、液状ゴム、および樹脂を可塑剤成分として含んでもよい。なお、可塑剤成分は、加硫ゴム中からアセトンにより抽出可能な成分である。可塑剤成分の合計含有量は、ゴム成分100質量部に対して、45質量部以上であることが好ましく、55質量部以上であるとより好ましく、65質量部以上であるとさらに好ましい。一方、80質量部以下であることが好ましく、75質量部以下であるとより好ましく、70質量部以下であるとさらに好ましい。なお、前記したゴム成分がオイル油展のゴム成分である場合、その油展オイルの量は、オイルの含有量に含まれる。
オイルとしては、例えば、鉱物油(一般にプロセスオイルと言われる)、植物油脂、またはその混合物が挙げられる。鉱物油(プロセスオイル)としては、例えば、パラフィン系プロセスオイル、アロマ系プロセスオイル、ナフテン系プロセスオイルなどを用いることができる。植物油脂としては、ひまし油、綿実油、あまに油、なたね油、大豆油、パーム油、やし油、落花生油、ロジン、パインオイル、パインタール、トール油、コーン油、こめ油、べに花油、ごま油、オリーブ油、ひまわり油、パーム核油、椿油、ホホバ油、マカデミアナッツ油、桐油等が挙げられる。これらは、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。また、ライフサイクルアセスメントの観点から、ゴム混合用のミキサーや自動車用エンジンなどの潤滑油として用いられた後の廃オイルや、廃食用油などを適宜用いてもよい。
可塑剤として挙げた液状ゴムとは、常温(25℃)で液体状態の重合体であり、加硫後のタイヤからアセトン抽出により抽出可能なゴム成分である。液状ゴムとしては、ファルネセン系ポリマー、液状ジエン系重合体及びそれらの水素添加物等が挙げられる。
樹脂成分は、粘着性付与成分としても機能し、常温で固体であっても、液体であってもよく、具体的な樹脂成分としては、例えば、ロジン系樹脂、スチレン系樹脂、クマロン系樹脂、テルペン系樹脂、C5樹脂、C9樹脂、C5C9樹脂、アクリル系樹脂などの樹脂が挙げられ、2種以上を併用しても良い。樹脂成分の含有量は、ゴム成分100質量部に対して、2質量部超で、45質量部未満が好ましい。なお、これらの樹脂成分は、必要に応じて、シリカ等と反応できる変性基を付与してもよい。
本発明において、ゴム組成物には、ステアリン酸を含むことが好ましい。ステアリン酸の含有量は、ゴム成分100質量部に対して、例えば、0.5質量部超、10.0質量部未満である。ステアリン酸としては、従来公知のものを使用でき、例えば、日油(株)、NOF社、花王(株)、富士フイルム和光純薬(株)、千葉脂肪酸(株)等の製品を使用できる。
本発明において、ゴム組成物には、老化防止剤を含むことが好ましい。老化防止剤の含有量は、ゴム成分100質量部に対して、例えば、0.5質量部超、10質量部未満であり、1質量部以上がより好ましい。
本発明において、ゴム組成物には、ワックスを含むことが好ましい。ワックスの含有量は、ゴム成分100質量部に対して、例えば、0.5~20質量部、好ましくは1.0~15質量部、より好ましくは1.5~10質量部である。
ゴム組成物は、酸化亜鉛を含んでもよい。酸化亜鉛の含有量は、ゴム成分100質量部に対し、例えば、0.5質量部超、10質量部未満である。酸化亜鉛としては、従来公知のものを使用でき、例えば、三井金属鉱業(株)、東邦亜鉛(株)、ハクスイテック(株)、正同化学工業(株)、堺化学工業(株)等の製品を使用できる。
品を使用できる。
ゴム組成物は、硫黄等の架橋剤を含むことが好ましい。架橋剤の含有量は、ゴム成分100質量部に対して、例えば、0.1質量部超、10.0質量部未満である。
ゴム組成物には、前記成分の他、タイヤ工業において一般的に用いられている添加剤、例えば、脂肪酸金属塩、カルボン酸金属塩、有機過酸化物、リバージョン(加硫戻り)防止剤等を、必要に応じて、さらに配合してもよい。これらの添加剤の含有量は、ゴム成分100質量部に対して、例えば、0.1質量部超、200質量部未満である。
キャップゴム層を形成するゴム組成物は、上記した各種配合材料の適宜、調整して、一般的な方法、例えば、ゴム成分とカーボンブラック等のフィラーとを混練するベース練り工程と、前記ベース練り工程で得られた混練物と架橋剤とを混練する仕上げ練り工程とを含む製造方法により作製される。
本発明に係るタイヤは、上記で得られたゴム組成物をキャップゴム層として、所定の形状のトレッドゴムに成形した後、他のタイヤ部材と共に、タイヤ成型機上にて通常の方法で成形することにより、未加硫タイヤとして作製することができる。
(1)配合材料
(a)ゴム成分
(イ)SBR-1:下記(製造例1)に示す方法により得られた変性S-SBR
(スチレン含量:45質量%、ビニル含量:35質量%)
(ロ)SBR-2:下記(製造例2)に示す方法により得られた変性S-SBR
(スチレン含量:25質量%、ビニル含量:25質量%)
(ハ)SBR-3:JSR(株)製のHPR840(S-SBR)
(スチレン含量:10質量%、ビニル含量:42質量%)
(ニ)BR:宇部興産(株)製のウベポールBR150B(ハイシスBR)
(シス含量97質量%、トランス含量2質量%、ビニル含量1質量%)
(ホ)NR:TSR20
上記SBR-1は、以下の手順に従って作製する。まず、窒素置換されたオートクレーブ反応器に、シクロヘキサン、テトラヒドロフラン、スチレン、及び1,3-ブタジエンを仕込む。反応器の内容物の温度を20℃に調整した後、n-ブチルリチウムを添加して重合を開始する。断熱条件で重合し、最高温度は85℃に達し、重合転化率が99%に達した時点でブタジエンを追加し、更に5分重合させた後、メチルトリメトキシシランを変性剤として加えて15分間反応を行う。重合反応終了後、2,6-ジ-tert-ブチル-p-クレゾールを添加する。次いで、スチームストリッピングにより脱溶媒を行い、110℃に調温された熱ロールにより乾燥してSBR-1を得る。
上記SBR-2は、以下の手順に従って作製する。まず、内容積10Lで、底部に入口、頭部に出口を有し、撹拌機およびジャケットを付けたオートクレーブを反応器として2基直列に連結し、ブタジエン、スチレン、シクロヘキサンを各々所定の比率で混合する。この混合溶液を、活性アルミナを充填した脱水カラムを経由し、不純物を除去するためにn-ブチルリチウムをスタティックミキサー中で混合した後、1基目の反応器底部より連続的に供給し、さらに極性物質として2,2-ビス(2-オキソラニル)プロパンを、重合開始剤としてn-ブチルリチウムを所定の速度でそれぞれ1基目の反応器底部より連続的に供給し、反応器内温を95℃に保持する。反応器頭部より重合体溶液を連続的に抜き出し、2基目の反応器へ供給する。2基目の反応器の温度を95℃に保ち、変性剤としてテトラグリシジル-1,3-ビスアミノメチルシクロヘキサン(単量体)と、オリゴマー成分との混合物を所定の速度でシクロヘキサン1000倍希釈液として連続的に加えて変性反応を行なう。この重合体溶液を反応器から連続的に抜き出し、スタティックミキサーで連続的に酸化防止剤を添加した後、溶媒を除去してSBR-2を得る。
(イ)シリカ:エボニックインダストリーズ社製のウルトラシルVN3
(N2SA:175m2/g、平均一次粒子径:15nm)
(ロ)カーボンブラック:三菱化学(株)製のダイヤブラックN220
(N2SA:115m2/g)
(ハ)シランカップリング剤:エボニックインダストリーズ社製のSi69
(ビス(3-トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド)
(ニ)樹脂:ENEOS(株)製のT-REZ PR801
(水添芳香族変性脂環族系炭化水素樹脂)
(ホ)オイル:H&R社製のVIVATEC500(TDAEオイル)
(ヘ)酸化亜鉛:三井金属鉱業(株)製の酸化亜鉛2種
(ト)老化防止剤:住友化学(株)製のアンチゲン6C
(N-(1,3-ジメチルブチル)-N’-フェニル-p-フェニレンジアミン)
(チ)ワックス:大内新興化学工業(株)製のサンノックN(精選特殊ワックス)
(リ)ステアリン酸:日油(株)製のビーズステアリン酸「椿」
(ヌ)加硫促進剤-1:大内新興化学工業(株)製のノクセラーCZ
(N-シクロヘキシル-2-ベンゾチアジルスルフェンアミド(CBS))
(ル)加硫促進剤-2:大内新興化学工業(株)製のノクセラーD
(N,N’-ジフェニルグアニジン(DPG))
(ヲ)硫黄:軽井沢硫黄(株)製の粉末硫黄
表2、表3に示す各配合内容に従い、バンバリーミキサーを用いて、硫黄および加硫促進剤以外の材料を150℃の条件下で5分間混練りして、混練物を得る。なお、各配合量は、質量部である。
並行して、ベースゴム層を形成するゴム組成物を表1に示す配合に基づいて、キャップゴム層を形成するゴム組成物の製造と同様にして、ベースゴム層を形成するゴム組成物を得る。
各ゴム組成物を用いて、(キャップゴム層/ベースゴム層)比率が8:2となるように、所定の形状で押出成形して、表2、表3に示す厚みのトレッド部を形成させる。
(1)30℃E*
各試験用タイヤのトレッド部のキャップゴム層から、タイヤ周方向が長辺となるように、長さ20mm×幅4mm×厚さ2mmで切り出して、粘弾性測定用ゴム試験片を作製し、各ゴム試験片について、GABO社製のイプレクサーシリーズを用いて、温度30℃、周波数10Hz、初期歪5%、動歪1%の条件下、変形モード:伸長で30℃E*(MPa)を測定する。そして、ベースゴム層の30℃E*は5MPaとする。
各試験用タイヤのトレッド部のキャップゴム層から、タイヤ周方向が長辺となるように、長さ20mm×幅4mm×厚さ2mmで切り出して、粘弾性測定用ゴム試験片を作製し、各ゴム試験片について、GABO社製のイプレクサーシリーズを用いて、温度30℃、周波数10Hz、初期歪5%、動歪1%、変形モード:引張の条件下、30℃tanδを測定する。なお、ベースゴム層の30℃tanδは0.07とする。
各試験用タイヤのキャップゴム層から採取したサンプルから厚さ1mmの7号ダンベル形状の試験片を作製し、JIS K6251:2010に準拠して、23℃において引張試験を実施して、100%伸長時モジュラス(M100:MPa)を測定する。
各試験用タイヤのトレッド部のキャップゴム層から切り出した加硫ゴム試験片を用い、JIS K 6229:2015に準拠してAE(質量%)を求める。
併せて、各試験用タイヤの仕様、および、配合内容に基づいて、スチレン量25質量%以下のSBRの含有量(質量部)とトレッド部におけるランド比(%)との積(SBR含有量×ランド比)、および、シリカ含有量(質量部)と扁平率(%)との積(シリカ含有量×扁平率)を算出する。
各試験用タイヤを車輌(国産のFF車、排気量2000cc)の全輪に装着させて、内圧が250kPa(乗用車の正規内圧)となるように空気を充填して、テストコース上を100km/hで8000km走行した後、トレッド部の溝深さを測定し、その減少の程度を求める。そして、溝深さの1mm減少に相当する走行距離を算出する。
高速走行時における耐摩耗性能
=[(試験用タイヤの結果)/(比較例4の結果)]×100
トレッド部を備えたタイヤであって、
前記トレッド部を形成するキャップゴム層が、
スチレン量25質量%以下のスチレンブタジエンゴム(SBR)を、ゴム成分100質量部中に80質量部以上含有すると共に、
前記ゴム成分100質量部に対して、シリカを100質量部以下含有し、
温度30℃、周波数10Hz、初期歪5%、動歪率1%、変形モード:伸長で測定されたキャップゴム層の複素弾性率(30℃E*)が、8.0MPa以下であるゴム組成物から形成されており、
前記トレッド部の厚みが、9.0mm以下であることを特徴とするタイヤである。
前記スチレンブタジエンゴム(SBR)におけるスチレン量が、20質量%以下であることを特徴とし、本発明(1)に記載のタイヤである。
前記スチレンブタジエンゴム(SBR)におけるスチレン量が、15質量%以下であることを特徴とし、本発明(1)に記載のタイヤである。
前記30℃E*が、7.5MPa以下であることを特徴とし、本発明(1)に記載のタイヤである。
前記30℃E*が、7.0MPa以下であることを特徴とし、本発明(1)に記載のタイヤである。
前記トレッド部の厚みが、8.5mm以下であることを特徴とし、本発明(1)に記載のタイヤである。
前記キャップゴム層を構成するゴム組成物の、温度30℃、周波数10Hz、初期歪5%、動歪率1%の条件下、変形モード:引張で測定された損失正接30℃tanδが、0.25以下であることを特徴とし、本発明(1)から(6)のいずれかとの任意の組合せのタイヤである。
前記キャップゴム層を構成するゴム組成物の、温度30℃、周波数10Hz、初期歪5%、動歪率1%の条件下、変形モード:引張で測定された損失正接30℃tanδが、0.23以下であることを特徴とし、本発明(1)から(6)のいずれかとの任意の組合せのタイヤである。
前記キャップゴム層を構成するゴム組成物の、温度30℃、周波数10Hz、初期歪5%、動歪率1%の条件下、変形モード:引張で測定された損失正接30℃tanδが、0.21以下であることを特徴し、本発明(1)から(6)のいずれかとの任意の組合せのタイヤである。
前記キャップゴム層の23℃における100%伸長時モジュラス(M100)が、2.5MPa以上であることを特徴とし、本発明(1)から(6)のいずれかとの任意の組合せのタイヤである。
前記キャップゴム層の23℃における100%伸長時モジュラス(M100)が、2.7MPa以上であることを特徴とし、本発明(1)から(6)のいずれかとの任意の組合せのタイヤである。
前記キャップゴム層を構成するゴム組成物のゴム成分に、イソプレン系ゴムが含有されていることを特徴とし、本発明(1)から(6)のいずれかとの任意の組合せのタイヤである。
前記トレッド部全体に占める前記キャップゴム層の厚みが10%以上であることを特徴とし、本発明(1)から(6)のいずれかとの任意の組合せのタイヤである。
前記トレッド部におけるランド比が、40%以上であり、
ゴム成分100質量部中における前記スチレン量25質量%以下のスチレンブタジエンゴム(SBR)の含有量(質量部)と、トレッド部におけるランド比(%)との積が、7000以下であることを特徴とし、本発明(1)から(6)のいずれかとの任意の組合せのタイヤである。
扁平率が、80%以下であり、
ゴム成分100質量部に対する前記シリカの含有量(質量部)と、扁平率(%)との積が、6500以下であることを特徴とし、本発明(1)から(6)のいずれかとの任意の組合せのタイヤである。
Claims (15)
- トレッド部を備えたタイヤであって、
前記トレッド部を形成するキャップゴム層が、
スチレン量25質量%以下のスチレンブタジエンゴム(SBR)を、ゴム成分100質量部中に80質量部以上含有すると共に、
前記ゴム成分100質量部に対して、シリカを100質量部以下含有し、
温度30℃、周波数10Hz、初期歪5%、動歪率1%、変形モード:伸長で測定されたキャップゴム層の複素弾性率(30℃E*)が、8.0MPa以下であるゴム組成物から形成されており、
前記トレッド部の厚みが、9.0mm以下であることを特徴とするタイヤ。 - 前記スチレンブタジエンゴム(SBR)におけるスチレン量が、20質量%以下であることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。
- 前記スチレンブタジエンゴム(SBR)におけるスチレン量が、15質量%以下であることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。
- 前記30℃E*が、7.5MPa以下であることを特徴とする請求項1に記載のタイ
- 前記30℃E*が、7.0MPa以下であることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。
- 前記トレッド部の厚みが、8.5mm以下であることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。
- 前記キャップゴム層を構成するゴム組成物の、温度30℃、周波数10Hz、初期歪5%、動歪率1%の条件下、変形モード:引張で測定された損失正接30℃tanδが、0.25以下であることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のタイヤ。
- 前記キャップゴム層を構成するゴム組成物の、温度30℃、周波数10Hz、初期歪5%、動歪率1%の条件下、変形モード:引張で測定された損失正接30℃tanδが、0.23以下であることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のタイヤ。
- 前記キャップゴム層を構成するゴム組成物の、温度30℃、周波数10Hz、初期歪5%、動歪率1%の条件下、変形モード:引張で測定された損失正接30℃tanδが、0.21以下であることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のタイヤ。
- 前記キャップゴム層の23℃における100%伸長時モジュラス(M100)が、2.5MPa以上であることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のタイヤ。
- 前記キャップゴム層の23℃における100%伸長時モジュラス(M100)が、2.7MPa以上であることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のタイヤ。
- 前記キャップゴム層を構成するゴム組成物のゴム成分に、イソプレン系ゴムが含有されていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のタイヤ。
- 前記トレッド部全体に占める前記キャップゴム層の厚みが10%以上であることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のタイヤ。
- 前記トレッド部におけるランド比が、40%以上であり、
ゴム成分100質量部中における前記スチレン量25質量%以下のスチレンブタジエンゴム(SBR)の含有量(質量部)と、トレッド部におけるランド比(%)との積が、7000以下であることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のタイヤ。 - 扁平率が、80%以下であり、
ゴム成分100質量部に対する前記シリカの含有量(質量部)と、扁平率(%)との積が、6500以下であることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のタイヤ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022101526A JP7282319B1 (ja) | 2022-06-24 | 2022-06-24 | タイヤ |
PCT/JP2023/016625 WO2023248616A1 (ja) | 2022-06-24 | 2023-04-27 | タイヤ |
CN202380047791.0A CN119384364A (zh) | 2022-06-24 | 2023-04-27 | 轮胎 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022101526A JP7282319B1 (ja) | 2022-06-24 | 2022-06-24 | タイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP7282319B1 true JP7282319B1 (ja) | 2023-05-29 |
JP2024002374A JP2024002374A (ja) | 2024-01-11 |
Family
ID=86538271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022101526A Active JP7282319B1 (ja) | 2022-06-24 | 2022-06-24 | タイヤ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7282319B1 (ja) |
CN (1) | CN119384364A (ja) |
WO (1) | WO2023248616A1 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020125378A (ja) | 2019-02-01 | 2020-08-20 | 住友ゴム工業株式会社 | トレッド用ゴム組成物及び空気入りタイヤ |
JP2021028400A (ja) | 2020-11-16 | 2021-02-25 | 住友ゴム工業株式会社 | トレッド用ゴム組成物及び空気入りタイヤ |
JP2021088676A (ja) | 2019-12-05 | 2021-06-10 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ用ゴム組成物及びタイヤ |
JP2021172213A (ja) | 2020-04-24 | 2021-11-01 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ |
JP2021172228A (ja) | 2020-04-24 | 2021-11-01 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ |
JP2021172248A (ja) | 2020-04-27 | 2021-11-01 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4414370A (en) | 1981-01-09 | 1983-11-08 | S. C. Johnson & Son, Inc. | Process for continuous bulk copolymerization of vinyl monomers |
US5010166A (en) | 1987-03-05 | 1991-04-23 | S. C. Johnson & Son, Inc. | Process and apparatus for producing polyol polymers and polyol polymers so produced |
JP3140303B2 (ja) | 1994-07-26 | 2001-03-05 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 半導体装置およびその作製方法 |
JP2007313522A (ja) | 2006-05-23 | 2007-12-06 | Nissan Motor Co Ltd | プレス型およびプレス加工方法 |
JP4881362B2 (ja) | 2008-11-05 | 2012-02-22 | 住友ゴム工業株式会社 | ゴム組成物及びタイヤ |
JP6253822B1 (ja) | 2017-02-20 | 2017-12-27 | 住友ゴム工業株式会社 | キャップトレッド用ゴム組成物及び空気入りタイヤ |
JP6536638B2 (ja) | 2017-08-22 | 2019-07-03 | 住友ゴム工業株式会社 | キャップトレッド用ゴム組成物及び空気入りタイヤ |
JP6417064B1 (ja) | 2018-04-09 | 2018-10-31 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ用ゴム組成物及びタイヤ |
-
2022
- 2022-06-24 JP JP2022101526A patent/JP7282319B1/ja active Active
-
2023
- 2023-04-27 CN CN202380047791.0A patent/CN119384364A/zh active Pending
- 2023-04-27 WO PCT/JP2023/016625 patent/WO2023248616A1/ja active Application Filing
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020125378A (ja) | 2019-02-01 | 2020-08-20 | 住友ゴム工業株式会社 | トレッド用ゴム組成物及び空気入りタイヤ |
JP2021088676A (ja) | 2019-12-05 | 2021-06-10 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ用ゴム組成物及びタイヤ |
JP2021172213A (ja) | 2020-04-24 | 2021-11-01 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ |
JP2021172228A (ja) | 2020-04-24 | 2021-11-01 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ |
JP2021172248A (ja) | 2020-04-27 | 2021-11-01 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ |
JP2021028400A (ja) | 2020-11-16 | 2021-02-25 | 住友ゴム工業株式会社 | トレッド用ゴム組成物及び空気入りタイヤ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2023248616A1 (ja) | 2023-12-28 |
JP2024002374A (ja) | 2024-01-11 |
CN119384364A (zh) | 2025-01-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7540491B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP7278538B1 (ja) | タイヤ | |
US20230415516A1 (en) | Tire | |
JP7282319B1 (ja) | タイヤ | |
JP7337333B1 (ja) | タイヤ | |
JP7321429B1 (ja) | タイヤ | |
JP7282320B1 (ja) | タイヤ | |
JP7520294B2 (ja) | タイヤ | |
JP7312363B1 (ja) | タイヤ | |
US20230166563A1 (en) | Pneumatic tire | |
JP2023078783A (ja) | 空気入りタイヤ | |
WO2023248826A1 (ja) | タイヤ | |
JP2025010200A (ja) | タイヤ | |
WO2023248828A1 (ja) | タイヤ | |
JP2024002375A (ja) | タイヤ | |
JP2025010201A (ja) | タイヤ | |
JP2024002376A (ja) | タイヤ | |
JP2024002911A (ja) | タイヤ | |
US20230415514A1 (en) | Tire |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221130 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20221215 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230206 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230404 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230417 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230430 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7282319 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |