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JP7276499B2 - ステータおよびステータの製造方法 - Google Patents

ステータおよびステータの製造方法 Download PDF

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JP7276499B2
JP7276499B2 JP2021558182A JP2021558182A JP7276499B2 JP 7276499 B2 JP7276499 B2 JP 7276499B2 JP 2021558182 A JP2021558182 A JP 2021558182A JP 2021558182 A JP2021558182 A JP 2021558182A JP 7276499 B2 JP7276499 B2 JP 7276499B2
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Description

本発明は、ステータおよびステータの製造方法に関する。
従来、ステータコアのスロットに挿入されるスロット挿入部とスロット外に配置されるコイルエンド部とを含むコイル部を備えたステータが知られている。このようなステータは、たとえば、特開2009-95193号公報に開示されている。
特開2009-95193号公報には、複数のスロットが設けられたステータコアと、スロットに挿入される挿入部(スロット挿入部)とスロット外に配置されるコイルエンド部および段差部とからなるコイルと、スロット内に配置される絶縁スリーブ(スロット絶縁部材)と、を備える回転電機のステータが開示されている。特開2009-95193号公報に記載のステータにおいて、段差部は、挿入部とコイルエンド部との間に設けられた部分である。特開2009-95193号公報に記載のステータでは、コイルのうちのコイルエンド部および段差部のみが絶縁性樹脂によりコーティング(被覆)されている。また、特開2009-95193号公報に記載のステータでは、絶縁スリーブが、スロット内において、スロットの内側面とスロットに挿入された挿入部との間に配置されている。なお、特開2009-95193号公報に記載のステータでは、絶縁スリーブは、挿入部の段差部側の部分には配置されていない。
特開2009-95193号公報
しかしながら、特開2009-95193号公報に記載のステータでは、コイルのうちの挿入部(スロット挿入部)は、絶縁性樹脂によりコーティング(被覆)されていないとともに、絶縁スリーブ(スロット絶縁部材)が、挿入部の段差部側の部分に配置されていない。したがって、特開2009-95193号公報には明確には記載されていないが、特開2009-95193号公報に記載のステータでは、挿入部の絶縁スリーブが配置されていない段差部側の部分に対して、ステータコアとコイル部(スロット挿入部)とを電気的に絶縁するための絶縁処理を別途行う必要があると考えられる。このため、特開2009-95193号公報に記載のステータのように、コイル部のうちのスロットに挿入されるスロット挿入部が絶縁被覆部により被覆されていない場合、ステータコアとコイル部(スロット挿入部)とを電気的に絶縁するための作業工程が増加するという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、コイルエンド部が絶縁被覆されているとともにスロット挿入部が絶縁被覆されていない場合でも、ステータコアとコイル部(スロット挿入部)とを電気的に絶縁するための作業工程が増加するのを防止することが可能なステータおよびステータの製造方法を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面におけるステータは、複数のスロットが設けられているステータコアと、ステータコアの軸方向の端面よりも軸方向の外側に配置され、導体表面が絶縁被覆部により被覆されているコイルエンド部と、コイルエンド部と連続して形成されるとともにスロットに挿入され、スロットの軸方向の一方側の端部から他方側の端部に亘って導体表面が絶縁被覆部により被覆されていないスロット挿入部と、を含むコイル部と、スロット内において、少なくともスロットの内側面とスロット挿入部との間に設けられた第1絶縁部を含み、ステータコアとコイル部とを電気的に絶縁するためのスロット絶縁部材と、を備え、スロット挿入部の少なくとも一部は、スロット絶縁部材と接触しており、スロット絶縁部材は、ステータコアの軸方向の端面に沿った方向から見て、コイルエンド部におけるスロット挿入部側の絶縁被覆部の端部とオーバラップするように構成されている。
この発明の第1の局面におけるステータでは、上記のように、少なくともスロットの内側面とスロット挿入部との間に設けられた第1絶縁部を含み、ステータコアとコイル部とを電気的に絶縁するためのスロット絶縁部材が、ステータコアの軸方向の端面に沿った方向から見て、コイルエンド部におけるスロット挿入部側の絶縁被覆部の端部とオーバラップするように構成されている。これにより、スロット絶縁部材の第1絶縁部を、スロットの内側面とスロット挿入部との間だけでなく、コイルエンド部におけるスロット挿入部側の絶縁被覆部の端部よりもコイルエンド部側まで延びるように配置することができるので、絶縁被覆部の端部のスロット挿入部側に隣接する導体表面が絶縁被覆部により被覆されていない部分と、ステータコアとの間の必要絶縁沿面距離を容易に確保することができる。したがって、ステータコアとコイル部(スロット挿入部)とを電気的に絶縁するための絶縁処理を別途行うことなく、ステータコアとコイル部(スロット挿入部)との電気的な絶縁を十分に行うことができる。その結果、コイルエンド部が絶縁被覆されているとともにスロット挿入部が絶縁被覆されていない場合でも、ステータコアとコイル部(スロット挿入部)とを電気的に絶縁するための作業工程が増加するのを防止することができる。なお、「必要絶縁沿面距離」とは、絶縁確保のために最低限必要な沿面距離であり、ステータコアとコイル部と間の電位差に基づいて決定される閾値を意味する。
また、上記目的を達成するために、この発明の第2の局面におけるステータの製造方法は、複数のスロットが設けられているステータコアと、スロットに挿入されるスロット挿入部を含むコイル部と、を備えるステータの製造方法であって、導体表面が絶縁被覆部により被覆されているコイルエンド部と、スロットの軸方向の一方側の端部から他方側の端部に亘って導体表面が絶縁被覆部により被覆されていないスロット挿入部と、を含むコイル部を準備するコイル部準備工程と、第1絶縁部を含み、ステータコアとコイル部とを電気的に絶縁するためのスロット絶縁部材を準備する絶縁部材準備工程と、第1絶縁部をスロット内に配置する絶縁部材配置工程と、第1絶縁部が、スロット内において、少なくともスロットの内側面とスロット挿入部との間に設けられた状態、かつ、スロット挿入部の少なくとも一部が、スロット絶縁部材と接触した状態となるように、スロット挿入部をスロットに挿入するとともに、コイルエンド部をステータコアの軸方向の端面よりも軸方向の外側に配置するコイル部配置工程と、を備え、コイル部配置工程は、スロット絶縁部材を、ステータコアの軸方向の端面に沿った方向から見て、コイルエンド部におけるスロット挿入部側の絶縁被覆部の端部とオーバラップするように配置する工程である。
この発明の第2の局面におけるステータの製造方法では、上記のように、第1絶縁部分を含み、ステータコアとコイル部とを電気的に絶縁するためのスロット絶縁部材を、第1絶縁部が、スロット内において、少なくともスロットの内側面とスロット挿入部との間に設けるとともに、ステータコアの軸方向の端面に沿った方向から見て、コイルエンド部におけるスロット挿入部側の絶縁被覆部の端部とオーバラップするように配置する工程を備える。これにより、上記第1の局面におけるステータと同様に、スロット絶縁部材の第1絶縁部を、スロットの内側面とスロット挿入部との間だけでなく、コイルエンド部におけるスロット挿入部側の絶縁被覆部の端部よりもコイルエンド部側まで延びるように配置することができるので、絶縁被覆部の端部のスロット挿入部側に隣接する導体表面が絶縁被覆部により被覆されていない部分と、ステータコアとの間の必要絶縁沿面距離を容易に確保することができる。その結果、上記第1の局面におけるステータと同様に、コイルエンド部が絶縁被覆されているとともにスロット挿入部が絶縁被覆されていない場合でも、ステータコアとコイル部(スロット挿入部)とを電気的に絶縁するための作業工程が増加するのを防止することができる。
本発明によれば、上記のように、コイルエンド部が絶縁被覆されているとともにスロット挿入部が絶縁被覆されていない場合でも、ステータコアとコイル部(スロット挿入部)とを電気的に絶縁するための作業工程が増加するのを防止することができる。
第1実施形態によるステータを備える回転電機の平面図である。 第1実施形態によるステータの斜視図である。 第1実施形態によるステータコアの構成を示す拡大平面図である。 第1実施形態によるコイル部の構成を示す斜視図である。 第1実施形態によるスロット挿入部の横断面図である。 第1実施形態によるコイルエンド部の横断面図である。 図1の900-900線に沿った断面図である。 第1実施形態による絶縁部材の構成を示す拡大平面断面図である。 第1実施形態によるスロット挿入部とコイルエンド部との境界部の近傍の拡大断面図である。 第1実施形態によるステータの製造フローを示す図である。 第2実施形態による絶縁部材の構成を示す拡大平面断面図である。 第1実施形態の変形例による絶縁部材の構成を示す拡大平面断面図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
(ステータの構造)
図1~図9を参照して、第1実施形態によるステータ100の構造について説明する。なお、以下の説明では、ステータ100が備えるステータコア10(図1参照)の軸方向、径方向および周方向を、それぞれ、Z方向、R方向およびC方向とする。また、軸方向(Z方向)の一方側および他方側を、それぞれ、Z1側およびZ2側とする。また、径方向(R方向)の内側(一方側)および外側(他方側)を、それぞれ、R1側およびR2側とする。
図1に示すように、ステータ100は、ロータ110と共に、回転電機120の一部を構成する。回転電機120は、たとえば、モータ、ジェネレータ、または、モータ兼ジェネレータである。ロータ110は、ステータ100のR1側に、ロータ110の内周面とステータ100の外周面とがR方向に対向するように配置されている。すなわち、ステータ100は、インナーロータ型の回転電機120の一部として構成されている。
図2に示すように、ステータ100は、ステータコア10と、コイル部20と、を備えている。
ステータコア10は、Z方向に沿った中心軸線A(ロータ110(図1参照)の回転軸線)を中心軸とした円筒形状を有する。ステータコア10は、複数の電磁鋼板(たとえば、珪素鋼板)がZ方向に積層されることにより形成されている。ステータコア10は、Z方向の長さL1(ステータコア10のZ1側の端面10aとステータコア10のZ2側の端面10aとの間の距離)を有する。図3に示すように、ステータコア10は、円環状のバックヨーク11と、バックヨーク11からR1側に突出する複数のティース12と、C方向に隣接するティース12同士の間に形成される複数のスロット13と、を含む。
スロット13は、Z方向に延びるように形成されている。また、スロット13は、Z1側およびZ2側それぞれに開口している。すなわち、スロット13のZ方向の長さL1は、ステータコア10のZ方向の長さL1と等しい。また、スロット13は、R2側、R1側、C方向の一方側およびC方向の他方側の内側面13aに囲まれている。また、スロット13は、Z方向から見て、R1側に開放されるとともにスロット13のC方向の幅W1よりも小さい幅W2を有する開口部13bを含む、セミオープン型の形状を有する。
図4に示すように、コイル部20は、波巻きコイルとして構成されている。コイル部20は、複数相(U相、V相およびW相)の各々に設けられている。コイル部20は、複数のセグメント導体30が電気的に接続されることにより構成されている。なお、図4では、説明の便宜上、U相、V相およびW相のコイル部20のうちのU相のコイル部20のみを図示している。
セグメント導体30は、一対のスロット挿入部31と、一対のスロット挿入部31同士を接続するように、スロット挿入部31と連続して形成されたコイルエンド部32と、を含む。セグメント導体30は、一対のスロット挿入部31と、コイルエンド部32とにより、R方向に見て略U字形状を有するように形成されている。セグメント導体30は、Z1側およびZ2側に複数ずつ配置されている。Z1側に配置されたセグメント導体30とZ2側に配置されたセグメント導体30とは、スロット挿入部31の先端部31a同士が接触することにより、電気的に接続されている。なお、図2に示すように、コイルエンド部32は、異相のセグメント導体30のコイルエンド部32と隣接するよう配置されている。
図5および図6に示すように、セグメント導体30は、銅またはアルミニウムにより構成された導体30aを含む。導体30aは、略矩形形状の横断面を有する平角導線である。図5に示すように、スロット挿入部31は、導体30aの表面(導体表面30b)が絶縁被覆部30cにより被覆されていない。また、図6に示すように、コイルエンド部32は、隣接する異相のセグメント導体30のコイルエンド部32と電気的に絶縁するように導体表面30bが、絶縁被覆部30cにより被覆されている。絶縁被覆部30cは、たとえば、電着塗装により被覆されている。
図7に示すように、スロット挿入部31は、Z方向に沿って直線状に形成されている。そして、スロット挿入部31は、スロット13内に挿入されている(配置されている)。また、スロット挿入部31の先端部31a同士は、ステータコア10のZ方向における略中央部の接触位置13cにおいて接触している。一方、コイルエンド部32は、スロット13外に配置されている。すなわち、コイルエンド部32は、ステータコア10のZ方向の端面10aよりもZ方向の外側に配置されている。
図8に示すように、複数のスロット13の各々には、Z1側およびZ2側の各々から、ステータコア10のR方向に並ぶように複数(第1実施形態では、8つ)のスロット挿入部31が挿入されている。これにより、コイル部20(図7参照)は、複数(8つ)のセグメント導体30がR方向に並ぶように配置されている。なお、コイル部20は、同一のスロット13に同相のセグメント導体30が配置されるように構成されている。
図7に示すように、ステータ100は、押圧部材40と、絶縁部材50と、を備えている。なお、絶縁部材50は、請求の範囲の「スロット絶縁部材」の一例である。
押圧部材40は、スロット13内において、コイル部20(図4参照)のR1側の面20a(R方向に並ぶ複数のセグメント導体30のうちの最もR1側に配置されるセグメント導体30のR1側の面)とスロット13のR1側の内側面13aとの間に挟まれるように設けられている。押圧部材40は、R方向に撓み変形可能な板ばね部材により構成されている。押圧部材40は、R1側からコイル部20を押圧することにより、スロット挿入部31の先端部31a同士の接触状態を維持するように構成されている。
絶縁部材50は、ポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS:Poly Phenylene Sulfide Resin)、アラミド紙等により構成された絶縁層を含む。絶縁部材50は、シート状に形成されている。絶縁部材50は、ステータコア10とコイル部20とを電気的に絶縁するための第1絶縁部51と、同一のスロット13にスロット挿入部31が挿入されたセグメント導体30同士を電気的に絶縁するための第2絶縁部52と、を含む。
図8に示すように、第1絶縁部51は、スロット13内において、少なくともスロット13の内側面13aとスロット挿入部31との間に設けられている。具体的には、第1絶縁部51は、スロット13内の全てのセグメント導体30が配置された領域13dの周囲において直線状に延びる部分51aを含む。直線状に延びる部分51aは、領域13dの周囲の殆どを囲むように配置されている。なお、スロット挿入部31の少なくとも一部は、第1絶縁部51と接触している。
第2絶縁部52は、スロット13内において、少なくとも同一のスロット13に挿入された複数のスロット挿入部31同士の間に設けられている。具体的には、第2絶縁部52は、同一のスロット13内のR1側に配置されたセグメント導体30からR2側に配置されたセグメント導体30までに渡って設けられる蛇行形状を有する部分52aを含む。蛇行形状を有する部分52aは、R方向に隣接するセグメント導体30の各々に対して、セグメント導体30間をステータコア10のC方向に延びるとともにセグメント導体30とスロット13の内側面13aとの間をR方向に延びるように蛇行している。すなわち、蛇行形状を有する部分52aは、セグメント導体30間をステータコア10のC方向に延びる部分52bと、セグメント導体30とスロット13の内側面13aとの間をR方向に延びる部分52cと、を含み、R1側からR2側に向かって、C方向の一方側に配置される部分52b、部分52c、C方向の他方側に配置される部分52b、部分52cの順に、連続して形成されている。そして、第2絶縁部52は、蛇行形状を有する部分52aが第1絶縁部51の直線状に延びる部分51aと接続されることにより、第1絶縁部51と一体的に形成されている。
図9に示すように、第1実施形態では、絶縁部材50は、ステータコア10のZ方向の端面10aに沿った方向(C方向)から見て、コイルエンド部32におけるスロット挿入部31側の絶縁被覆部30cの端部30dとオーバラップするように構成されている。詳細には、絶縁部材50は、絶縁被覆部30cの端部30dのスロット挿入部31側に隣接する導体表面30bが絶縁被覆部30cにより被覆されていない部分30eからステータコア10の端面10aのスロット13側の端部10bまでの沿面距離L2が必要絶縁沿面距離となるように、端面10aに沿った方向(C方向)から見て、絶縁被覆部30cの端部30dとオーバラップするように構成されている。また、絶縁部材50は、端面10aに沿った方向(C方向)から見て、コイルエンド部32とスロット挿入部31との境界部33においてオーバラップするように、端面10aからZ方向の外側に突出するように構成されている。なお、図9では、図示の便宜上、絶縁被覆部30cの厚みと絶縁部材50の厚みとを略同じ大きさで示しているが、絶縁被覆部30cの厚みと、絶縁部材50の厚みとは、それぞれの材質や要求される絶縁性能により決定されるため、厚みが同じであっても、いずれかが大きくてもよい。
具体的には、セグメント導体30は、スロット挿入部31とコイルエンド部32との境界部33が、Z方向において、ステータコア10のZ方向の端面10aの位置に略一致するように、スロット13に対して配置されている。そして、絶縁被覆部30cのスロット挿入部31側の端部30dは、境界部33に位置する。そして、絶縁被覆部30cの端部30dのスロット挿入部31側に隣接する導体表面30bが絶縁被覆部30cにより被覆されていない部分30eと、ステータコア10の端面10aのスロット13側の端部10bとの間(ステータコア10とコイル部20との間)で、電気的に絶縁する必要がある。
そこで、ステータコア10とスロット挿入部31との間に設けられた第1絶縁部51のZ方向における端部50aを、絶縁被覆部30cの端部30dのスロット挿入部31側に隣接する導体表面30bが絶縁被覆部30cにより被覆されていない部分30eとステータコア10の端面10aのスロット13側の端部10bとの沿面距離L2が必要絶縁沿面距離となるように、ステータコア10の端面10aからZ方向の外側に突出させている。これにより、第1絶縁部51のZ方向における端部50aは、ステータコア10のZ方向の端面10aに沿った方向(R方向)から見て、絶縁被覆部30cの端部30dとオーバラップしている。すなわち、沿面距離L2は、絶縁被覆部30cの端部30dのスロット挿入部31側に隣接する導体表面30bが絶縁被覆部30cにより被覆されていない部分30eと、ステータコア10の端面10aのスロット13側の端部10bとの間の、第1絶縁部51のZ方向における端部50aにおける沿面距離である。なお、第1絶縁部51は、第1絶縁部51のZ方向における端部50aを、ステータコア10の端面10aからZ方向の外側に突出させることが可能なように、ステータコア10のZ方向における距離L1よりも大きな距離L3を有する。
なお、図9では、第1絶縁部51の端部50aが、C方向から見て、絶縁被覆部30cの端部30dとオーバラップする様子を示したが、R方向から見た場合も同様である。また、図7に示すように、第2絶縁部52も、第1絶縁部51と略同じ距離だけ、ステータコア10のZ方向における端面10aからZ方向の外側に突出している。すなわち、第2絶縁部52の端部50aも、第1絶縁部51の端部50aと同様に、絶縁被覆部30cの端部30dとオーバラップしている。
(ステータの製造方法)
次に、図10を参照して、ステータ100の製造方法について説明する。
図10に示すように、まず、ステップS1において、複数のスロット13が設けられているステータコア10を準備する。
次に、ステップS2において、導体表面30bが絶縁被覆部30cにより被覆されているコイルエンド部32と、導体表面30bが絶縁被覆部30cにより被覆されていないスロット挿入部31と、を含むコイル部20を準備する。なお、ステップS2は、請求の範囲の「コイル部準備工程」の一例である。
次に、ステップS3において、第1絶縁部51を含み、ステータコア10とコイル部20とを電気的に絶縁するための絶縁部材50を準備する。なお、ステップS2は、請求の範囲の「絶縁部材準備工程」の一例である。
次に、ステップS4において、第1絶縁部51をスロット13内に配置する。なお、ステップS4は、請求の範囲の「絶縁部材配置工程」の一例である。
次に、ステップS5において、スロット13内において、少なくともスロット13の内側面13aとスロット挿入部31との間に設けられた状態、かつ、スロット挿入部31の少なくとも一部が、絶縁部材50と接触した状態となるように、スロット挿入部31をスロット13に挿入するとともに、コイルエンド部32をステータコア10のZ方向の端面10aよりもZ方向の外側に配置する。本実施形態では、ステップS5において、絶縁部材50を、ステータコア10のZ方向の端面10aに沿った方向から見て、コイルエンド部32におけるスロット挿入部31側の絶縁被覆部30cの端部30dとオーバラップするように配置する。なお、ステップS5は、請求の範囲の「コイル部配置工程」の一例である。
なお、上記のフローにおいて、ステップS1とステップS2との順序は逆であってもよい。
[第2実施形態]
図11を参照して、第2実施形態によるステータ200の構造について説明する。この第2実施形態では、絶縁部材250が、第1実施形態によるステータ100の絶縁部材50と異なる形状を有する。なお、図中において、上記第1実施形態と同様の構成の部分には、同一の符号を付している。
図11に示すように、第2実施形態によるステータ200は、絶縁部材250を備えている。なお、絶縁部材250は、請求の範囲の「スロット絶縁部材」の一例である。
絶縁部材250は、第1絶縁部251と、第2絶縁部252と、を含む。第1絶縁部251は、スロット13内の全てのセグメント導体30が配置された領域13dの周囲を取り囲むように環状に設けられた環状部分251aから構成されている。第2絶縁部252は、同一のスロット13内のセグメント導体30間にステータコア10の周方向(C方向)に延びるように設けられたセグメント導体間部分252aから構成されている。そして、セグメント導体間部分252aは、環状部分251aと連続的に形成されている。すなわち、第1絶縁部51を構成する環状部分251aと第2絶縁部52を構成するセグメント導体間部分252aとが一体的に形成されている。なお、絶縁部材250は、Z方向から見て、梯子形状を有する。
図示を省略するが、第2実施形態では、絶縁部材250は、第1実施形態の絶縁部材50と同様に、ステータコア10のZ方向の端面10aに沿った方向(R方向またはC方向)から見て、コイルエンド部32におけるスロット挿入部31側の絶縁被覆部30cの端部30dとオーバラップするように構成されている。すなわち、絶縁部材250は、絶縁被覆部30cの端部30dのスロット挿入部31側に隣接する導体表面30bが絶縁被覆部30cにより被覆されていない部分30eからステータコア10の端面10aのスロット13側の端部10bまでの沿面距離L2が必要絶縁沿面距離となるように、端面10aに沿った方向(C方向)から見て、絶縁被覆部30cの端部30dとオーバラップするように構成されている。
なお、第2実施形態によるステータ200のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
[実施形態の効果]
上記第1および第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
(ステータの効果)
上記第1および第2実施形態では、上記のように、少なくともスロット(13)の内側面(13a)とスロット挿入部(31)との間に設けられた第1絶縁部(51、251)を含み、ステータコア(10)とコイル部(20)とを電気的に絶縁するための絶縁部材(50、250)(スロット絶縁部材)が、ステータコア(10)の軸方向(Z方向)の端面(10a)に沿った方向(R方向またはC方向)から見て、コイルエンド部(32)におけるスロット挿入部(31)側の絶縁被覆部(30c)の端部(30d)とオーバラップするように構成されている。これにより、絶縁部材(50、250)(スロット絶縁部材)の第1絶縁部(51、251)を、スロット(13)の内側面(13a)とスロット挿入部(31)との間だけでなく、コイルエンド部(32)におけるスロット挿入部31側の絶縁被覆部(30c)の端部(30d)よりもコイルエンド部(32)側まで延びるように配置することができるので、絶縁被覆部(30c)の端部(30d)のスロット挿入部(31)側に隣接する導体表面(30b)が絶縁被覆部(30c)により被覆されていない部分(30e)と、ステータコア(10)との間の必要絶縁沿面距離を容易に確保することができる。したがって、ステータコア(10)とコイル部(20)(スロット挿入部(31))とを電気的に絶縁するための絶縁処理を別途行うことなく、ステータコア(10)とコイル部(20)(スロット挿入部(31))との電気的な絶縁を十分に行うことができる。その結果、コイルエンド部(32)が絶縁被覆されているとともにスロット挿入部(31)が絶縁被覆されていない場合でも、ステータコア(10)とコイル部(20)(スロット挿入部(31))とを電気的に絶縁するための作業工程が増加するのを防止することができる。
また、上記第1および第2実施形態では、上記のように、絶縁部材(50、250)(スロット絶縁部材)は、絶縁被覆部(30c)の端部(30d)のスロット挿入部(31)側に隣接する導体表面(30b)が絶縁被覆部(30c)により被覆されていない部分(30e)からステータコア(10)の端面(10a)のスロット(13)側の端部(10b)までの沿面距離(L2)が必要絶縁沿面距離となるように、端面(10a)に沿った方向(R方向またはC方向)から見て、絶縁被覆部(30c)の端部(30d)とオーバラップするように構成されている。このように構成すれば、絶縁被覆部(30c)の端部(30d)のスロット挿入部(31)側に隣接する導体表面(30b)が絶縁被覆部(30c)により被覆されていない部分(30e)と、ステータコア(10)との必要絶縁沿面距離を確実に確保することができるので、ステータコア(10)とコイル部(20)(スロット挿入部(31))とを電気的に絶縁するための絶縁処理を別途行うことなく、ステータコア(10)とコイル部(20)(スロット挿入部(31))との電気的な絶縁を確実に行うことができる。
また、上記第1および第2実施形態では、上記のように、コイル部(20)は、複数のスロット(13)の各々にステータコア(10)の径方向(R方向)に並ぶように複数のスロット挿入部(31)が挿入されることによりコイル部(20)を構成するセグメント導体(30)が径方向(R方向)に並ぶように配置されており、絶縁部材(50、250)(スロット絶縁部材)は、スロット(13)内において、少なくとも同一のスロット(13)に挿入された複数のスロット挿入部(31)同士の間に設けられ、同一のスロット(13)にスロット挿入部(31)が挿入されたセグメント導体(30)同士を電気的に絶縁するための第2絶縁部(52、252)をさらに含む。このように構成すれば、第2絶縁部(52、252)により、同一のスロット(13)にスロット挿入部(31)が挿入されたセグメント導体(30)(スロット挿入部(31))同士を電気的に絶縁するための絶縁処理を別途行うことなく、同一のスロット(13)にスロット挿入部(31)が挿入されたセグメント導体(30)(スロット挿入部(31))同士の電気的な絶縁を十分に行うことができる。
また、上記第1実施形態では、上記のように、セグメント導体(30)は、略矩形形状の横断面を有する平角導線であり、第2絶縁部(52)は、径方向(R方向)に隣接するセグメント導体(30)の各々に対して、セグメント導体(30)間をステータコア(10)の周方向(C方向)に延びるとともにセグメント導体(30)とスロット(13)の内側面(13a)との間を径方向(R方向)に延びるように蛇行しながら、同一のスロット(13)内の径方向(R方向)の最も一方側(R1側)に配置されたセグメント導体(30)から径方向(R方向)の最も他方側(R2側)に配置されたセグメント導体(30)までに渡って設けられる蛇行形状を有する部分(52a)を含む。このように構成すれば、蛇行形状を有する部分(52a)により、第2絶縁部(52)を、同一のスロット(13)にスロット挿入部(31)が挿入されたセグメント導体(30)(スロット挿入部(31))同士を電気的に絶縁することができるように容易に配置することができる。また、蛇行形状を有する部分(52a)が、セグメント導体(30)間をステータコア(10)の周方向(C方向)に延びるとともにセグメント導体(30)とスロット(13)の内側面(13a)との間を径方向(R方向)に延びるように蛇行するので、セグメント導体(30)間をステータコア(10)の周方向(C方向)に延びる部分(52b)と、セグメント導体(30)とスロット(13)の内側面(13a)との間を径方向(R方向)に延びる部分(52c)とが別体として設けられる場合と比較して、部品点数を減少させることができる。
また、上記第1実施形態では、上記のように、第1絶縁部(51)は、スロット(13)内の全てのセグメント導体(30)が配置された領域(13d)の周囲において直線状に延びる部分(51a)を含み、第2絶縁部(52)は、蛇行形状を有する部分(52a)が第1絶縁部(51)の直線状に延びる部分(51a)と接続されることにより、第1絶縁部(51)と一体的に形成されている。このように構成すれば、直線状に延びる部分(51a)により、第1絶縁部(51)を、スロット(13)の内側面(13a)とスロット挿入部(31)との間において、第2絶縁部(52)の蛇行形状を有する部分(52a)が配置されていない部分に配置することができるので、第1絶縁部(51)を、ステータコア(10)とコイル部(20)(スロット挿入部(31))とを電気的に絶縁することができるよう容易に配置することができる。また、蛇行形状を有する部分(52a)と直線状に延びる部分(51a)とにより、第1絶縁部(51)と第2絶縁部(52)とが一体的に形成されているので、第1絶縁部(51)と第2絶縁部(52)とが別体として設けられる場合と比較して、部品点数を減少させることができる。
また、上記第2実施形態では、上記のように、セグメント導体(30)は、略矩形形状の横断面を有する平角導線であり、絶縁部材(250)(スロット絶縁部材)は、スロット(13)内の全てのセグメント導体(30)が配置された領域(13d)の周囲を取り囲むように環状に設けられた第1絶縁部(251)を構成する環状部分(251a)と、環状部分(251a)と連続的に形成され、同一のスロット(13)内のセグメント導体(30)間にステータコア(10)の周方向(C方向)に延びるように設けられた第2絶縁部(252)を構成するセグメント導体間部分(252a)とが一体的に形成されている。このように構成すれば、第1絶縁部(251)の環状部分(251a)および第2絶縁部(252)のセグメント導体間部分(252a)により、絶縁部材(250)(スロット絶縁部材)を、ステータコア(10)とコイル部(20)とを電気的に絶縁することができるとともにセグメント導体(30)同士を電気的に絶縁することができるように容易に配置することができる。また、環状部分(251a)とセグメント導体間部分(252a)とにより、第1絶縁部(251)と第2絶縁部(252)とが一体的に形成されているので、第1絶縁部(251)と第2絶縁部(252)とが別体として設けられる場合と比較して、部品点数を減少させることができる。また、第1実施形態のように、第2絶縁部(52)が蛇行形状を有する部分(52a)を含む場合と比較して、第2絶縁部(252)を単純な形状にすることができるので、絶縁部材(250)(スロット絶縁部材)を製造する作業を容易に機械化(たとえば、射出成型により形成)することができる。
また、上記第1および第2実施形態では、上記のように、コイル部(20)は、複数相(U相、V相、W相)の各々に設けられるとともに、同一のスロット(13)に同相のセグメント導体(30)が配置されるように構成されおり、コイルエンド部(32)は、異相のセグメント導体(30)のコイルエンド部(32)と隣接するとともに、隣接する異相のセグメント導体(30)のコイルエンド部(32)と電気的に絶縁するように導体表面(30b)が絶縁被覆部(30c)により被覆されている。このように構成すれば、同相のセグメント導体(30)同士の電位差は、異相のセグメント導体(30)同士の電位差と比較して小さいので、互いに隣接する異相のセグメント導体(30)同士を電気的に絶縁するために、スロット(13)外に配置されるコイルエンド部(32)の絶縁被覆部(30c)の厚みを比較的大きくする必要がある一方、スロット(13)内に配置される同相のセグメント導体(30)同士の電気的な絶縁を行うために必要となる絶縁部材(50、250)(スロット絶縁部材)の厚みを比較的小さくすることができる。その結果、スロット(13)内におけるコイル部(20)の占積率が低下するのを防止することができる。
また、上記第1および第2実施形態では、上記のように、絶縁部材(50、250)(スロット絶縁部材)は、端面(10a)に沿った方向(R方向またはC方向)から見て、コイルエンド部(32)とスロット挿入部(31)との境界部(33)において絶縁被覆部(30c)の端部(30d)とオーバラップするように、端面(10a)から軸方向(Z方向)の外側に突出するように構成されている。このように構成すれば、コイルエンド部(32)における絶縁被覆部(30c)の端部(30d)は、コイルエンド部(32)とスロット挿入部(31)との境界部(33)に位置することが一般的なので、絶縁部材(50、250)(スロット絶縁部材)を、ステータコア(10)の軸方向(Z方向)の端面(10a)に沿った方向(R方向またはC方向)から見て、コイルエンド部(32)における絶縁被覆部(30c)の端部(30d)とオーバラップするように容易に配置することができる。
(ステータの製造方法の効果)
上記第1および第2実施形態の製造方法では、上記のように、第1絶縁部(51、251)を含み、ステータコア(10)とコイル部(20)とを電気的に絶縁するための絶縁部材(50、250)(スロット絶縁部材)を、第1絶縁部(51、251)が、スロット(13)内において、少なくともスロット(13)の内側面(13a)とスロット挿入部(31)との間に設けるとともに、ステータコア(10)の軸方向(Z方向)の端面(10a)に沿った方向から見て、コイルエンド部(32)におけるスロット挿入部(31)側の絶縁被覆部(30c)の端部(30d)とオーバラップするように配置する工程を備える。これにより、スロット絶縁部材(50、250)(スロット絶縁部材)の第1絶縁部(51、251)を、スロット(13)の内側面(13a)とスロット挿入部(31)との間だけでなく、コイルエンド部(32)におけるスロット挿入部(31)側の絶縁被覆部(30c)の端部(30d)よりもコイルエンド部(32)側まで延びるように配置することができるので、絶縁被覆部(30c)の端部(30d)のスロット挿入部(31)側に隣接する導体表面(30b)が絶縁被覆部(30c)により被覆されていない部分(30e)と、ステータコア(10)との間の必要絶縁沿面距離を容易に確保することができる。その結果、コイルエンド部(32)が絶縁被覆されているとともにスロット挿入部(31)が絶縁被覆されていない場合でも、ステータコア(10)とコイル部(20)(スロット挿入部(31))とを電気的に絶縁するための作業工程が増加するのを防止することができる。
[変形例]
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく請求の範囲によって示され、さらに請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記第1および第2実施形態では、絶縁部材50、250(スロット絶縁部材)を、端面10aに沿った方向(R方向またはC方向)から見て、コイルエンド部32とスロット挿入部31との境界部33において絶縁被覆部30cの端部30dとオーバラップするように、端面10aから軸方向(Z方向)の外側に突出するように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、絶縁被覆部の端部が、コイルエンド部とスロット挿入部との境界部に位置していない場合、絶縁部材(スロット絶縁部材)を、端面に沿った方向から見て、コイルエンド部とスロット挿入部との境界部以外において絶縁被覆部の端部とオーバラップするように、端面から軸方向の外側に突出するように構成してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、コイル部20を、同一のスロット13に同相のセグメント導体30が配置されるように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、コイル部を、同一のスロットに異相のセグメント導体が配置されるように構成してもよい。
また、上記第1実施形態では、蛇行形状を有する部分52aを含む第2絶縁部52が、直線状に延びる部分51aを含む第1絶縁部51と一体的に形成されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、図12に示す上記第1実施形態の変形例によるステータ300が備える絶縁部材350(スロット絶縁部材)のように、蛇行形状を有する部分52aを含む第2絶縁部52が、直線状に延びる部分51aを含む第1絶縁部351と別体として設けられてもよい。
また、上記第1実施形態では、蛇行形状を有する部分52aが、径方向(R方向)に隣接するセグメント導体30の各々に対して、セグメント導体30間をステータコア10の周方向(C方向)に延びるとともにセグメント導体30とスロット13の内側面13aとの間を径方向(R方向)に延びるように蛇行しながら、同一のスロット13内の径方向(R方向)の最も一方側(R1側)に配置されたセグメント導体30から径方向(R方向)の最も他方側(R2側)に配置されたセグメント導体30までに渡って設けられる例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、径方向に隣接するセグメント導体の各々に対して、セグメント導体間をステータコアの周方向に延びるとともにセグメント導体とスロットの内側面との間を径方向に延びるように蛇行する蛇行形状を有する部材が、同一のスロット内の径方向の最も一方側に配置されたセグメント導体から径方向の最も他方側に配置されたセグメント導体までに渡って、径方向に複数に分割されて並ぶように設けられてもよい。また、径方向に隣接するセグメント導体間をステータコアの周方向に延びる部分を含む部材(以下、単位部材)が、同一のスロット内の全てのセグメント導体に対して各々設けられてもよい。この場合、単位部材は、セグメント導体間をステータコアの周方向に延びる部分の周方向の端部と連続的に形成されるとともに、セグメント導体とスロットの内側面との間を径方向に延びる部分を含むのが好ましい。
また、上記第1および第2実施形態では、絶縁部材50、250(スロット絶縁部材)が、同一のスロット13にスロット挿入部31が挿入されたセグメント導体30同士を電気的に絶縁するための第2絶縁部52、252を含む例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、絶縁部材(スロット絶縁部材)が、同一のスロットにスロット挿入部が挿入されたセグメント導体同士を電気的に絶縁するための第2絶縁部を含まないように構成してもよい。
10 ステータコア
10a (ステータコアの軸方向の)端面
10b (ステータコアの軸方向の端面のスロット側の)端部
13 スロット
13a (スロットの)内側面
13d (スロット内の全てのセグメント導体が配置された)領域
20 コイル部
30 セグメント導体
30b 導体表面
30c 絶縁被覆部
30d (絶縁被覆部の)端部
30e (絶縁被覆部の端部のスロット挿入部側に隣接する導体表面が絶縁被覆部により被覆されていない)部分
31 スロット挿入部
32 コイルエンド部
33 (コイルエンド部とスロット挿入部との)境界部
50、250、350 絶縁部材(スロット絶縁部材)
51、251、351 第1絶縁部
52、252 第2絶縁部
100、200、300 ステータ
L2 (絶縁被覆部の端部のスロット挿入部側に隣接する導体表面が絶縁被覆部により被覆されていない部分からステータコアの端面のスロット側の端部までの)沿面距離

Claims (6)

  1. 複数のスロットが設けられているステータコアと、
    前記ステータコアの軸方向の端面よりも前記軸方向の外側に配置され、導体表面が絶縁被覆部により被覆されているコイルエンド部と、前記コイルエンド部と連続して形成されるとともに前記スロットに挿入され、前記スロットの前記軸方向の一方側の端部から他方側の端部に亘って前記導体表面が前記絶縁被覆部により被覆されていないスロット挿入部と、を含むコイル部と、
    前記スロット内において、少なくとも前記スロットの内側面と前記スロット挿入部との間に設けられた第1絶縁部を含み、前記ステータコアと前記コイル部とを電気的に絶縁するためのスロット絶縁部材と、を備え、
    前記スロット挿入部の少なくとも一部は、前記スロット絶縁部材と接触しており、
    前記スロット絶縁部材は、前記ステータコアの前記軸方向の端面に沿った方向から見て、前記コイルエンド部における前記スロット挿入部側の前記絶縁被覆部の端部とオーバラップするように構成されている、ステータ。
  2. 前記スロット絶縁部材は、前記絶縁被覆部の端部の前記スロット挿入部側に隣接する前記導体表面が前記絶縁被覆部により被覆されていない部分から前記ステータコアの前記端面の前記スロット側の端部までの沿面距離が必要絶縁沿面距離となるように、前記端面に沿った方向から見て、前記絶縁被覆部の端部とオーバラップするように構成されている、請求項1に記載のステータ。
  3. 前記コイル部は、前記複数のスロットの各々に前記ステータコアの径方向に並ぶように複数の前記スロット挿入部が挿入されることにより前記コイル部を構成するセグメント導体が前記径方向に並ぶように配置されており、
    前記スロット絶縁部材は、前記スロット内において、少なくとも同一の前記スロットに挿入された複数の前記スロット挿入部同士の間に設けられ、同一の前記スロットに前記スロット挿入部が挿入された前記セグメント導体同士を電気的に絶縁するための第2絶縁部をさらに含む、請求項1または2に記載のステータ。
  4. 前記コイル部は、複数相の各々に設けられるとともに、同一の前記スロットに同相の前記セグメント導体が配置されるように構成されており、
    前記コイルエンド部は、異相の前記セグメント導体の前記コイルエンド部と隣接するとともに、隣接する異相の前記セグメント導体の前記コイルエンド部と電気的に絶縁するように前記導体表面が前記絶縁被覆部により被覆されている、請求項3に記載のステータ。
  5. 前記スロット絶縁部材は、前記端面に沿った方向から見て、前記コイルエンド部と前記スロット挿入部との境界部において前記絶縁被覆部の端部とオーバラップするように、前記端面から前記軸方向の外側に突出するように構成されている、請求項1~4のいずれか1項に記載のステータ。
  6. 複数のスロットが設けられているステータコアと、前記スロットに挿入されるスロット挿入部を含むコイル部と、を備えるステータの製造方法であって、
    導体表面が絶縁被覆部により被覆されているコイルエンド部と、前記スロットの前記軸方向の一方側の端部から他方側の端部に亘って前記導体表面が前記絶縁被覆部により被覆されていない前記スロット挿入部と、を含む前記コイル部を準備するコイル部準備工程と、
    第1絶縁部を含み、前記ステータコアと前記コイル部とを電気的に絶縁するためのスロット絶縁部材を準備する絶縁部材準備工程と、
    前記第1絶縁部を前記スロット内に配置する絶縁部材配置工程と、
    前記第1絶縁部が、前記スロット内において、少なくとも前記スロットの内側面と前記スロット挿入部との間に設けられた状態、かつ、前記スロット挿入部の少なくとも一部が、前記スロット絶縁部材と接触した状態となるように、前記スロット挿入部を前記スロットに挿入するとともに、前記コイルエンド部を前記ステータコアの軸方向の端面よりも前記軸方向の外側に配置するコイル部配置工程と、を備え、
    前記コイル部配置工程は、前記スロット絶縁部材を、前記ステータコアの前記軸方向の端面に沿った方向から見て、前記コイルエンド部における前記スロット挿入部側の前記絶縁被覆部の端部とオーバラップするように配置する工程である、ステータの製造方法。
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