JP7274294B2 - エンコーダの製造方法、エンコーダおよびエンコーダ付きモータ - Google Patents
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Description
また、前記所定の位置関係は、前記基準面と前記着磁面とが同一面上に位置する位置関係である。このようにすると、治具には両部材を当接させる平面(位置決め面)があればよい。従って、治具を単純な形状にすることができ、高精度な加工を必要としない。従って、安価な治具を使用して組み立てることができるので、製造コストを下げることができる。
モータ3は、ロータおよびステータ(図示省略)を収容するモータケース4を備える。ロータは回転軸2と一体に回転し、ステータはモータケース4に固定される。モータケース4から外部へ突出する回転軸2の端部には、被駆動部材が連結される。本明細書において、モータケース4から回転軸2が突出する方向を出力側L1とし、出力側L1の反対側を反出力側L2とする。エンコーダ10は、モータ3の反出力側L2の端部に固定される。
0は、第1軸受ホルダ42Aに対して反出力側L2から固定される。図4に示すように、第1軸受ホルダ42Aは、出力側L1に凹む円形凹部44と、円形凹部44の外周側に拡がるフランジ45と、円形凹部44の縁に沿って反出力側L2に突出する環状壁46を備える。
図2~図5に示すように、エンコーダ10は、第1軸受ホルダ42Aに固定されるエンコーダケース11と、エンコーダケース11の内側に配置されるエンコーダカバー12と、エンコーダカバー12の内側に配置される回路基板組13と、回路基板組13が固定されるエンコーダホルダ14と、エンコーダホルダ14の内周側に配置される磁石組立体15と、エンコーダケース11とエンコーダカバー12の間に配置されるケーブル案内部材20を備える。
エンコーダケース11は、中心軸線L方向に見た場合に略矩形の端板部111と、端板部111の外周縁から出力側L1へ延びる筒状の側板部112を備える。図1に示すように、側板部112のX1側を向く側面には、エンコーダケーブル5を通すための配線取り出し部113が設けられている。図4、図5に示すように、配線取り出し部113は、側板部112に形成された切り欠き部117と、切り欠き部117に取り付けられる保持部材118と、保持部材118および切り欠き部117を覆うエンコーダケーブルホルダ119を備える。
図4、図5に示すように、エンコーダホルダ14は、円形の磁石配置孔141が形成された胴部140と、胴部140から外周側に突出する3本の脚部150を備える。図5に示すように、脚部150の出力側L1の端面は、胴部140の出力側L1の端面よりも出
力側L1に突出している。脚部150は、第1軸受ホルダ42Aの円形凹部44の内側に配置され、プレート47の外周縁に形成された切り欠き471に配置されて、円形凹部44の底面に当接する。脚部150には、ホルダ固定ねじ145を通す固定孔147が設けられている。エンコーダホルダ14は、3本のホルダ固定ねじ145によって脚部150が円形凹部44の底面にねじ止めされることにより、第1軸受ホルダ42Aに固定される。エンコーダホルダ14を第1軸受ホルダ42Aに固定すると、磁石配置孔141の中央に、回転軸2および磁石組立体15が配置される。
図6は、エンコーダケース11を取り外したエンコーダ10および第1軸受ホルダ42Aの斜視図である。図7は、エンコーダケース11を取り外したエンコーダ10および第1軸受ホルダ42Aの分解斜視図である。図2~図7に示すように、エンコーダカバー12は、回路基板組13に対して磁石16とは反対側(反出力側L2)から対向する端板部121と、端板部121の外周縁から出力側L1へ延びる側板部122を備える。図2、図3に示すように、エンコーダカバー12は、回路基板組13を磁石16とは反対側(反出力側L2)から覆っている。側板部122は回路基板組13の外周側を囲んでおり、回路基板組13に搭載された感磁素子17の外周側を囲んでいる。側板部122の先端は、回路基板組13よりも出力側L1まで延びている。図3、図6に示すように、エンコーダカバー12は、側板部122の先端がエンコーダホルダ14の環状面143に当接することにより、中心軸線L方向に位置決めされる。
図2に示すように、エンコーダカバー12と基板60との間には、開口部123を塞ぐ防塵部材126が配置される。防塵部材126は弾性部材からなり、回路基板組13に対してエンコーダカバー12を固定した状態では、エンコーダカバー12の端板部121と基板60との間で圧縮されている。図5~図7に示すように、防塵部材126は直線状の部材であり、開口部123の縁に沿って直線状に延びている。開口部123に防塵部材126を配置することにより、導電性の異物が基板60上へ侵入することを抑制することができる。
図2~図5に示すように、エンコーダケース11とエンコーダカバー12の間には、同一形状の2個のケーブル案内部材20が配置される。ケーブル案内部材20は、XZ面と平行な案内面21と、案内面21とは反対側を向く円弧面22を備える。2個のケーブル案内部材20は、円弧面22が同一円上に位置し、且つ、案内面21がY方向に対向するように位置決めされて、エンコーダケース11に固定される。エンコーダケース11の端板部111には、2個のケーブル案内部材20を図2、図3に示す配置で位置決めするための位置決め部が設けられている。
円弧状のリブ115と、リブ115の内周側に設けられた凸部116を備える。リブ115および凸部116は、ケーブル案内部材20を位置決めするための位置決め部である。リブ115は、ケーブル案内部材20の円弧面22と接触し、凸部116は、ケーブル案内部材20を貫通する位置決め孔24に配置される。ケーブル案内部材20は、例えば、接着剤によって端板部111に固定される。
図8は回路基板組13を反出力側L2から見た分解斜視図であり、図9は回路基板組13を出力側L1から見た分解斜視図である。図8、図9に示すように、回路基板組13は、基板ホルダ50と、基板ホルダ50に対して反出力側L2から当接する基板60と、基板ホルダ50に対して基板60を固定する導電性の固定部材70と、基板ホルダ50に出力側L1から固定されるシールド部材80を備える。基板60は、中心軸線L方向に見て略円形であり、X2側の縁にコネクタ18が搭載されている。コネクタ18は、基板60の縁を直線状に切り欠いた直線部61に沿って配置されている。基板ホルダ50は、中心軸線L方向に見て基板60と略同一形状であり、基板60と基板ホルダ50は、中心軸線L方向に当接する。
および、第1磁石161と同軸に配置される環状の第2磁石162が配置される。回路基板組13をエンコーダホルダ14に対して固定すると、図2、図3に示すように、第1感磁素子171と第1磁石161が対向し、第2感磁素子172と第2磁石162が対向する。エンコーダ10は、第1感磁素子171の出力側L1の表面と第1磁石161との間、および、第2感磁素子172の出力側L1の表面と第2磁石162の間に所定のギャップが形成されるように組み立てられている。後述するように、本形態では、エンコーダホルダ14の基準面Pを基準として磁石組立体15および回路基板組13を位置決めすることにより、感磁素子17と磁石16とのギャップを精度良く管理する。
シールド部材80は、基板ホルダ50の段差部57に出力側L1から取り付けられている。シールド部材80は可撓性のシート材であり、段差部57に形成された貫通孔56および貫通孔58を完全に塞ぐ大きさである。段差部57は出力側L1を向くシールド取付面59を備えており、シールド部材80は、導電性接着剤を介してシールド取付面59に固定される。上記のように、シールド部材80は、基板ホルダ50と同様に、導電性の非磁性金属、例えばアルミで形成されている。このため、シールド部材80は、基板ホルダ50を介して、基板60に搭載されたエンコーダ回路のシグナルグランドと電気的に接続される。
図10は、磁石組立体の分解斜視図である。磁石組立体15は、磁石ホルダ19と、磁石ホルダ19に保持される磁石16を備える。図10に示すように、磁石ホルダ19は、略円板状の磁石保持部191と、磁石保持部191の中心から出力側L1へ突出する筒状の軸部192を備える。軸部192には、回転軸2の先端が圧入、接着剤、および止めねじの何れか、あるいは、これらを併用して固定される。図2、図3に示すように、本形態では、軸部192を径方向に貫通するねじ孔195に止めねじ196が締め込まれ、軸部192の中心を通る軸孔197に配置される回転軸2を側面から固定する。図10に示すように、磁石16は、磁石保持部191の中央に形成された凹部に嵌合する円形の第1磁石161、および、磁石保持部191の外周縁に形成された段部に嵌合する環状の第2磁石162を備える。
図12は、磁石組立体15の製造方法のフローチャートである。磁石組立体15は、着磁分極線M1、M2の角度位置が一致しない位置関係となるように第1磁石161と第2磁石162の磁極の目標位置を設定して製造される。図11に示すように、第1磁石161の目標位置は、着磁分極線M1とケガキ線198(位置基準となる目印)の角度位置が一致する位置である。また、第2磁石162の目標位置は、N極領域もしくはS極領域の周方向の中央(周方向で隣り合う着磁分極線M2の中間点)とケガキ線198の角度位置とが一致する位置である。
L方向の位置決めを行う。磁石保持部191に対する第1磁石161の固定は、圧入、接着剤等の方法で行う。
図13は、磁石組立体15および回路基板組13の位置決め構造を示す部分分解断面図であり、図6のD-D位置で切断した部分分解断面図である。エンコーダ10は、感磁素子17と磁石16とのギャップを精度良く管理するため、エンコーダホルダ14に設けられた基準面Pを基準として、磁石組立体15と回路基板組13が組み立てられている。上記のように、基準面Pは、回路基板組13が当接するボス部144の先端面である。図7に示すように、基準面Pは、周方向に離間した3箇所に設けられている。
ルダ14に設けられた基準面Pと第2磁石162の着磁面162aとが所定の位置関係となる位置に磁石組立体15を位置決めする。本形態では、平板状の治具100を用いてこの位置決めを行う。例えば、治具100に設けられた位置決め面101を基準面Pに当接させると共に、第2磁石162の着磁面162aを位置決め面101に当接させる。
エンコーダケーブル5は、複数の信号線を金属製の網状のシールドで覆ったシールドケーブルである。エンコーダケーブル5の端部には、信号線から絶縁されて信号線を覆うシールドと接続されたフレームグランド線が複数の信号線と並んで引き出されている。フレームグランド線は、基板60上にエンコーダ回路と絶縁されて設けられたパターンおよびターミナル部材9を介して、モータ3のフレームグランド電位と電気的に接続される。
びる第1部分94と、第1部分94に対して略直角に屈曲して反出力側L2へ延びる第2部分95を備える。回路基板組13をエンコーダホルダ14に固定すると、第2部分95の先端部96が第1貫通孔7および第2貫通孔8に配置される。第2部分95の先端部96を第1貫通孔7に半田付けすると、ターミナル部材9は、第1貫通孔7の縁に設けられたランド7aと電気的に接続される。
以上のように、本形態のエンコーダ10は、磁石組立体15と、回路基板組13と、エンコーダホルダ14を有する。磁石組立体15は、回転軸2と一体に回転する磁石ホルダ19、および、磁石ホルダ19に固定される磁石16(第1磁石161、第2磁石162)を備える。回路基板組13は、磁石16の着磁面(着磁面161a、162a)と対向する感磁素子17(第1感磁素子171、第2感磁素子172)および基板60を備えており、基板60には、感磁素子17の信号が入力されるエンコーダ回路が設けられている。エンコーダホルダ14は、回路基板組13が載る基準面Pを備える。磁石組立体15は、基準面Pと第2磁石162の着磁面162aとが所定の位置関係(本形態では、同一面上)となる位置に位置決めされて、回転軸2に固定されている。
となる位置に磁石組立体15を位置決めして(ステップST22)、磁石組立体15を回転軸2に固定し(ステップST23)、回路基板組13を基準面Pに載せてエンコーダホルダ14に固定する(ステップST24)。
接させ、第2磁石162の着磁面162aで治具100を吸着することにより、磁力によって磁石組立体15を位置決めできる。このように、磁力で吸着することにより、着磁面162aを確実に治具100に当接させることができる。従って、磁石組立体15を精度良く位置決めできる。また、回転軸2に固定する作業の間は磁力によって磁石組立体15を保持できるため、磁石組立体15を保持するための治具を別途必要としない。従って、磁石組立体15を位置決めして固定する作業を精度良く、且つ、容易に行うことができる。
(1)上記形態では、回路基板組13が基板60と基板ホルダ50を備えており、第1感磁素子171は基板60に搭載され、第2感磁素子172は基板ホルダ50に固定されてフレキシブル配線基板174によって基板60に接続されているが、回路基板組13は、基板ホルダ50を備えていない構成であってもよい。例えば、第1感磁素子171および第2感磁素子172を基板60に搭載し、エンコーダホルダ14に基板60を当接させて固定する構造を採用してもよい。
い、第2磁石162を磁石ホルダ19に固定する製造方法を採用してもよい。
Claims (11)
- モータの回転軸と一体に回転する磁石ホルダ、および、前記磁石ホルダに固定される磁石を備えた磁石組立体と、
前記磁石の着磁面と対向する感磁素子、および、前記感磁素子の信号が入力されるエンコーダ回路が設けられた基板を備えた回路基板組と、
前記回路基板組が載る基準面を備えたエンコーダホルダと、を有するエンコーダの製造方法であって、
前記エンコーダホルダを前記モータに固定し、
前記基準面と前記着磁面とが前記回転軸の軸線方向で所定の位置関係となる位置に前記磁石組立体を位置決めして前記回転軸に固定し、
前記回路基板組を前記基準面に当接させて前記エンコーダホルダに固定し、
前記所定の位置関係は、前記基準面と前記着磁面とが同一面上に位置する位置関係であることを特徴とするエンコーダの製造方法。 - モータの回転軸と一体に回転する磁石ホルダ、および、前記磁石ホルダに固定される磁石を備えた磁石組立体と、
前記磁石の着磁面と対向する感磁素子、および、前記感磁素子の信号が入力されるエンコーダ回路が設けられた基板を備えた回路基板組と、
前記回路基板組が載る基準面を備えたエンコーダホルダと、を有するエンコーダの製造方法であって、
前記エンコーダホルダを前記モータに固定し、
前記基準面と前記着磁面とが前記回転軸の軸線方向で所定の位置関係となる位置に前記磁石組立体を位置決めして前記回転軸に固定し、
前記回路基板組を前記基準面に当接させて前記エンコーダホルダに固定し、
前記磁石は、周方向にN極とS極が1極ずつ着磁された第1磁石、および、N極とS極が周方向に交互に複数着磁された第2磁石を備え、
前記感磁素子は、前記第1磁石と対向する第1感磁素子、および、前記第2磁石と対向する第2感磁素子を備え、
前記第1磁石と前記第2磁石は、径方向に離間し、
前記磁石ホルダは、前記第1磁石と前記第2磁石の間に位置するシールド部を備え、
前記第2磁石の着磁面を、前記第1磁石の着磁面および前記シールド部の先端面よりも
前記第2感磁素子側に突出させた位置に前記第1磁石および前記第2磁石を位置決めして、前記磁石ホルダに固定することを特徴とするエンコーダの製造方法。 - モータの回転軸と一体に回転する磁石ホルダ、および、前記磁石ホルダに固定される磁石を備えた磁石組立体と、
前記磁石の着磁面と対向する感磁素子、および、前記感磁素子の信号が入力されるエンコーダ回路が設けられた基板を備えた回路基板組と、
前記回路基板組が載る基準面を備えたエンコーダホルダと、を有するエンコーダの製造方法であって、
前記エンコーダホルダを前記モータに固定し、
前記基準面と前記着磁面とが前記回転軸の軸線方向で所定の位置関係となる位置に前記磁石組立体を位置決めして前記回転軸に固定し、
前記回路基板組を前記基準面に当接させて前記エンコーダホルダに固定し、
磁性材からなる治具を前記基準面に載せて、前記磁石の着磁面を前記治具に吸着することにより、前記磁石組立体を位置決めして前記回転軸に固定することを特徴とするエンコーダの製造方法。 - モータの回転軸と一体に回転する磁石ホルダ、および、前記磁石ホルダに固定される磁石を備えた磁石組立体と、
前記磁石の着磁面と対向する感磁素子、および、前記感磁素子の信号が入力されるエンコーダ回路が設けられた基板を備えた回路基板組と、
前記回路基板組が載る基準面を備えたエンコーダホルダと、を有するエンコーダの製造方法であって、
前記エンコーダホルダを前記モータに固定し、
前記基準面と前記着磁面とが前記回転軸の軸線方向で所定の位置関係となる位置に前記磁石組立体を位置決めして前記回転軸に固定し、
前記回路基板組を前記基準面に当接させて前記エンコーダホルダに固定し、
磁性材からなる治具に前記着磁面を吸着した状態で、前記基準面に前記治具が接触するまで、前記回転軸を前記磁石ホルダに対して圧入することを特徴とするエンコーダの製造方法。 - 前記磁石ホルダは、止めねじにより前記回転軸に固定され、
前記エンコーダホルダは、前記磁石ホルダが配置される磁石配置孔と、前記磁石配置孔を囲む部分を径方向に貫通する貫通部と、を備え、
前記貫通部から、前記止めねじを固定する作業を行うことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載のエンコーダの製造方法。 - 前記エンコーダホルダに固定された少なくとも2本のスプリングピンを前記回路基板組の孔に嵌め込むことにより、前記回路基板組を周方向に位置決めすることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載のエンコーダの製造方法。
- 前記回路基板組は、前記磁石側から前記基板を覆う基板ホルダを備え、
前記感磁素子は、前記磁石と対向するセンサ面を備え、前記基板ホルダに設けられたセンサ基準面に対して前記センサ面が位置決めされており、
前記基板ホルダを前記基準面に当接させて、前記回路基板組を前記エンコーダホルダに固定することを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載のエンコーダの製造方法。 - 回転軸と一体に回転する磁石ホルダ、および、前記磁石ホルダに固定される磁石を備えた磁石組立体と、
前記磁石の着磁面と対向する感磁素子、および、前記感磁素子の信号が入力されるエン
コーダ回路が設けられた基板を備えた回路基板組と、
前記回路基板組が載る基準面を備えたエンコーダホルダと、を有し、
前記基準面と前記着磁面とが、前記回転軸の軸線方向で所定の位置関係に位置決めされて、前記磁石組立体が前記回転軸に固定され、
前記所定の位置関係は、前記基準面と前記着磁面とが同一面上に位置する位置関係であることを特徴とするエンコーダ。 - 前記磁石ホルダは、前記回転軸が配置される軸孔と、前記軸孔を囲む部分を貫通するねじ孔を備え、
前記エンコーダホルダは、前記磁石ホルダが配置される磁石配置孔と、前記磁石配置孔を囲む部分を径方向に貫通する貫通部と、を備えることを特徴とする請求項8に記載のエンコーダ。 - 前記回路基板組は、前記基板に対して前記磁石と同じ側に配置される基板ホルダを備え、
前記基板ホルダが前記基準面と当接しており、
前記感磁素子は、前記磁石と対向するセンサ面を備え、前記センサ面と前記基板ホルダに設けられたセンサ基準面とが同一面上に位置することを特徴とする請求項8また9に記載のエンコーダ。 - 請求項8から10の何れか一項に記載のエンコーダと、
前記回転軸を備えたモータと、を有することを特徴とするエンコーダ付きモータ。
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