JP7272828B2 - マスク及びマスクの製造方法 - Google Patents
マスク及びマスクの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7272828B2 JP7272828B2 JP2019041637A JP2019041637A JP7272828B2 JP 7272828 B2 JP7272828 B2 JP 7272828B2 JP 2019041637 A JP2019041637 A JP 2019041637A JP 2019041637 A JP2019041637 A JP 2019041637A JP 7272828 B2 JP7272828 B2 JP 7272828B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mask
- sheet material
- main body
- elastic member
- wearer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41D—OUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
- A41D13/00—Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches
- A41D13/05—Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches protecting only a particular body part
- A41D13/11—Protective face masks, e.g. for surgical use, or for use in foul atmospheres
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A62—LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
- A62B—DEVICES, APPARATUS OR METHODS FOR LIFE-SAVING
- A62B18/00—Breathing masks or helmets, e.g. affording protection against chemical agents or for use at high altitudes or incorporating a pump or compressor for reducing the inhalation effort
- A62B18/02—Masks
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Zoology (AREA)
- Pulmonology (AREA)
- Business, Economics & Management (AREA)
- Emergency Management (AREA)
- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
Description
このようなマスクは、プリーツを上下方向に広げて着用することにより、マスク本体部が山型の立体的形状となり、着用者の鼻や口の周辺に空間が形成され、着用者が呼吸し易くなる点等に利点がある。
そこで、形成されたマスク本体部を90°回転させる工程が必須となることから、マスク本体部を形成するシート材を一定の方向に流しつつ、一連の工程でマスクを製造することができず、製造効率の向上が困難であった。
シート材で形成され、着用者の顔面の対象部位を覆うマスク本体部と、当該マスク本体部を前記着用者の耳に係止するための左右一対の耳掛け部と、を備えるマスクであって、
前記マスク本体部は、
上下方向に広げることができる複数のプリーツと、
弾性を有する材料によって形成され、当該マスク本体部の左右それぞれの端部近傍に上下方向に延在するように備えられた弾性部材と、
を備え、
前記弾性部材は、上下方向に所定の間隔を空けて形成された複数の接続部においてマスク本体部を形成するシート材に接続され、前記プリーツは、上下方向に前記接続部の間となる位置に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、製造効率を向上することができるマスクを提供することができる。
前記マスク本体部は、
最前面に配置された外面側シート材を、右端部を回り込むようにして後面側へと折り返した右端部折り返し部と、
前記外面側シート材を、左端部を回り込むようにして後面側へと折り返した左端部折り返し部と、
を備え、
前記弾性部材は、
最後面に配置された着用者側シート材と前記右端部折り返し部との間と、
前記着用者側シート材と前記左端部折り返し部との間と、
に備えられていることを特徴とする。
本発明によれば、装着感の悪化を抑制しつつ、製造効率を向上することができるマスクを提供することができる。
着用者側の面の左右端部近傍に、当該面から起立するように形成されたギャザーシートを備え、
前記弾性部材は、前記ギャザーシートに備えられていることを特徴とする。
本発明によれば、マスク左右の密閉性を向上しつつ、製造効率を向上することができるマスクを提供することができる。
前記ギャザーシートは、前記マスク本体部の最後面に配置された着用者側シート材と接続された第1面部と、前記第1面部の端部に接続された第2面部と、前記第2面部の前記第1面部と接続されているのと反対側の端部に接続された第3面部と、を備え、
前記弾性部材は、前記第2面部と前記第3面部との間に備えられていることを特徴とする。
本発明によれば、装着感の悪化を抑制しつつ、製造効率を向上することができるマスクを提供することができる。
長手方向にマスク本体部の上下方向の長さ複数枚分の長さを有するシート材の短手方向の両端部近傍に、弾性を有する材料によって形成された弾性部材を、当該端部に沿う方向に引き伸ばされた状態で、所定の間隔を空けて形成された接続部において接続する弾性部材取付工程と、
前記シート材に、耳掛け部を形成する耳掛け部形成工程と、
前記シート材を、マスク本体部の上下方向の幅に切断する切断工程と、
を含むことを特徴とする。
本発明によれば、製造効率を向上することができるマスクの製造方法を提供することができる。
複数枚の前記シート材を積層する積層工程を含むことを特徴とする。
本発明によれば、製造効率を向上することができるマスクの製造方法を提供することができる。
前記積層工程においては、マスク本体部最前面に位置する外面側シート材として、短手方向に他のシート材よりも長いシート材を用い、当該外面側シート材の短手方向両端部が露出するようにして前記シート材を積層し、
当該外面側シート材の短手方向両端部の露出部分をマスク本体部後面側へと折り返し、右端部折り返し部及び左端部折り返し部を形成する折り返し部形成工程をさらに含み、
前記弾性部材取付工程においては、
前記右端部折り返し部と最後面に配置された着用者側シート材との間と、
前記左端部折り返し部と前記着用者側シート材との間と、
に配置されるようにして、前記弾性部材を取り付けることを特徴とする。
本発明によれば、製造されたマスクの装着感の悪化を抑制しつつ、製造効率を向上することができるマスクの製造方法を提供することができる。
前記シート材のマスク本体部において着用者に向く面の短手方向両端部近傍に、当該シート材から起立するようにしてギャザーシートを取り付けるギャザーシート取付工程を含み、
前記弾性部材取付工程においては、
前記シート材に取り付けられた状態又は取り付けられる前の状態の前記ギャザーシートに、前記弾性部材を所定の間隔を空けて形成された接続部において接続することで、前記ギャザーシートを介して、前記シート材に前記弾性部材を取り付けることを特徴とする。
本発明によれば、マスク左右の密閉性を向上しつつ、製造効率を向上することができるマスクの製造方法を提供することができる。
前記弾性部材取付工程においては、前記ギャザーシートの間に挟まれるようにして前記弾性部材を取り付けることを特徴とする。
本発明によれば、製造されたマスクの装着感の悪化を抑制しつつ、製造効率を向上することができるマスクの製造方法を提供することができる。
第1実施形態に係るマスク100の構成及び製造方法につき、以下説明する。
まず、第1実施形態に係るマスク100の構成について、図1から図4に基づいて説明する。
なお、以下においては、図1に示すように、マスクを着用者が着用した状態において、当該着用者から見た方向を基準として、前後、左右及び上下を定めて説明する。
マスク100は、図1及び図2に示すように、着用者の顔面の鼻、口、顎等を覆うマスク本体部1と、マスク本体部1を着用者の右耳に掛止するための右耳掛け部2と、マスク本体部1を着用者の左耳に掛止するための左耳掛け部3と、を備えている。なお、マスク100は、マスク本体部1の後面側を着用者の顔面に向けて着用される。
マスク本体部1は、図1及び図2に示すように、複数のシート材によって正面視略矩形状に形成されている。
マスク本体部1は、左右方向に好ましくは120mmから210mm、さらに好ましくは145mmから175mm、上下方向に好ましくは70mmから100mm、さらに好ましくは80mmから90mmに形成される。
また、図2及び図4に示すように、マスク本体部1の左右両端部は、外面側不織布1aがマスクの左右を回り込むようにして後面側へと折り返され、右端部折り返し部13及び左端部折り返し部14が形成されている。
右端部折り返し部13及び左端部折り返し部14は、左右方向に5mmから20mmの幅を有することが好ましい。
最も好適には、外面側不織布1aとしてポリプロピレンスパンボンドが用いられ、着用者側不織布1cとして保湿剤を塗布したナイロンスパンボンドが用いられ、これらの間に挟み込まれるフィルター1bとしてポリプロピレンメルトブローが用いられる。
外面側不織布1a、フィルター1b及び着用者側不織布1cは、重ねられた上で、図3に示すように折れており、これによって、前面側に、図1から図3に示すように、左右方向に沿って延在し、前方に凸となる4か所のプリーツ(上から第1プリーツ111、第2プリーツ112、第3プリーツ113及び第4プリーツ114とする。)が形成されている。マスク100の着用時には、これらプリーツを上下方向に広げることによって、マスク本体部1を上下方向に展開させることができる
なお、プリーツの具体的な形成数及び配置はこれに限られず、これより多数又は少数のプリーツを形成してもよい。また、配置間隔も適宜変更可能である。
マスク本体部1を形成する外面側不織布1a、フィルター1b及び着用者側不織布1cは、上下及び左右の端部付近において、例えば熱・超音波等によって前後に溶着されており、図1から図3に示すように、上端部付近に上端部接合部121、下端部付近に下端部接合部122が形成され、図1、図2及び図4に示すように、右端部付近に右端部接合部123、左端部付近に左端部接合部124が形成されている。
また、図2に示すように、右端部接合部123は右端部折り返し部13のマスク本体部1中央よりの端部に沿って上下方向に延在する直線状に形成され、左端部接合部124は左端部折り返し部14のマスク本体部1中央寄りの端部に沿って上下方向に延在する直線状に形成されている。
マスク本体部1は、右端部近傍に、弾性を有する材料によって、マスク本体部1の右端部に沿って上下方向に延在するようにして右端部弾性部材15を備え、左端部近傍に、弾性を有する材料によって、マスク本体部1の左端部に沿って上下方向に延在するようにして左端部弾性部材16を備える。
具体的には、太さ470dtexから1200dtexのスパンデックスを、右端部弾性部材15及び左端部弾性部材16のそれぞれに3本から10本使用することが好ましい。
また、左端部弾性部材16は、図2及び図4に示すように、左端部折り返し部14と着用者側不織布1cとの間に挟まれるようにして、複数個所の接続部(上から左第1接続部161、左第2接続部162、左第3接続部163、左第4接続部164及び左第5接続部165)において、左端部折り返し部14及び着用者側不織布1cに接続されている。
鼻部補強部材171は、マスク本体部1の上部が着用者の鼻付近の形状に沿って、隙間が生じないようにするためのものであり、図1から図3に示すように、マスク本体部1の上端縁に沿って備えられている。
鼻部補強部材171は、左右方向に長い可塑性を有する部材であり、マスク本体部1の横幅よりも短く、左右方向に、好ましくは80から135mm、さらに好ましくは90mmから120mmの長さを有し、上下方向に、好ましくは幅3mmから5mm、前後方向に好ましくは厚み0.5mmから1.0mmとなるように形成されている。
なお、鼻部補強部材171の配置及び取り付け方法はこれに限られず、例えば外面側不織布1aとフィルター1bとの間に配置されていてもよい。
口部補強部材172は、マスク本体部1の着用者の口元付近の形状を維持するための部材であり、図1から図4に示すように、マスク本体部1の、第2プリーツ112と第3プリーツ113との間の位置の、マスク本体部1の上下方向中央部付近に取り付けられている。
なお、口部補強部材172の配置及び取り付け方法はこれに限られず、例えば外面側不織布1aとフィルター1bとの間に配置されていてもよい。
右耳掛け部2及び左耳掛け部3は、いずれもポリウレタン等の伸縮性を有する材料によって形成された紐状の部材を、マスク本体部1に取り付けることによって形成されている。
具体的には、図1及び図2に示すように、右耳掛け部2はマスク本体部1の右側において、紐状の部材の一方の端部がマスク本体部1の後面側右上端部付近(右端部折り返し部13の上部)に熱・超音波等によって溶着され、他方の端部がマスク本体部1の後面側右下端部付近(右端部折り返し部13の下部)に熱・超音波等によって溶着されるようにして形成されている。また左耳掛け部3はマスク本体部1の左側において、紐状の部材の一方の端部がマスク本体部1の後面側左上端部付近(左端部折り返し部14の上部)に熱・超音波等によって溶着され、他方の端部がマスク本体部1の後面側左下端部付近(左端部折り返し部14の下部)に熱・超音波等によって溶着されるようにして形成されている。
右耳掛け部2及び左耳掛け部3は、いずれも一端部から他端部までの長さが、好ましくは140mmから200mm、さらに好ましくは160mmから180mmとなるように形成される。
次に、第1実施形態に係るマスク100の製造方法について、図5から図10に基づいて説明する。マスク100の製造方法は、第1工程から第7工程の7つの工程からなる。
第1工程は、マスク本体部1を構成するシート材の積層工程である。
第2工程は、上端部接合部121、下端部接合部122、鼻部補強部材周辺接合部125及び口部補強部材周辺接合部126の形成工程である。
また、図7に示すように、上記のように積層された外面側不織布1a、フィルター1b及び着用者側不織布1cにつき、後の第7工程の切断後におけるマスク本体部1の下端部に沿って、各シート材の繰り出し方向と直行する直線状に接合することで、下端部接合部122を形成する。
具体的なシート材の接合方法としては、いずれについても、例えば、熱・超音波等を用いてシート材を溶着させればよい。
第3工程は、右端部弾性部材15及び左端部弾性部材16の取り付け工程である。
また、左端部弾性部材16については、マスク本体部1の上下方向の長さ複数枚分の長さを有する左端部弾性部材16つき、これを引きのばした状態で、作製するマスク本体部1それぞれの左第1接続部161、左第2接続部162、左第3接続部163、左第4接続部164及び左第5接続部165となる位置において、左端部折り返し部14となる外面側不織布1aのはみ出し部分に接続する。
具体的な接続方法としては、例えば、所定の糊・ホットメルト接着剤等を用いて接着すればよい。
第4工程は、右端部折り返し部13及び左端部折り返し部14の形成工程である。
ただし、これは必須ではなく、右端部弾性部材15及び左端部弾性部材16は、右端部折り返し部13又は左端部折り返し部14のみに接着されていてもよい。
第5工程は、右端部接合部123及び左端部接合部124の形成工程である。
また、折り返された左端部折り返し部14の右端部(マスク本体部1中央よりの端部)近傍において、外面側不織布1a、フィルター1b、着用者側不織布1c及び左端部折り返し部14を形成する外面側不織布1aの4層に重なったシート材につき、各シート材の繰り出し方向と平行な直線状に接合することで、左端部接合部124を形成する。
具体的なシート材の接合方法としては、ここでも、例えば、熱・超音波等を用いて溶着させればよい。
第6工程は、耳掛け部の形成工程である。
この際には、右耳掛け部2は、図10に示すように、連続した紐状の部材を、それぞれのマスク本体部1において右端部折り返し部13の上部及び右端部折り返し部13の下部となる位置に、例えば熱・超音波等によって溶着させることによって形成する。
また、左耳掛け部3は、図10に示すように、連続した紐状の部材を、それぞれのマスク本体部1において左端部折り返し部14の上部及び左端部折り返し部14の下部となる位置に、例えば熱・超音波等によって溶着させることによって形成する。
なお、連続して形成された右耳掛け部2及び左耳掛け部3は、第7工程においてマスク本体部1と共に切り離されることとなる。
第7工程は、マスク本体部1を形成するシート材の切断工程である。本工程によって、連なって形成されていたマスク本体部1が1枚ずつに分離される。
しかし第7工程において、シート材が切断され、マスク本体部1が1枚ずつに分離されると、上記のテンションが掛からなくなる。
そうすると、第3工程において引き伸ばされた状態で取り付けられた右端部弾性部材15及び左端部弾性部材16が収縮し、これに伴って、マスク本体部1が各シート材の繰り出し方向(マスク100の使用時における上下方向)に収縮することとなる。
これによって、図2に示すように、右第1接続部151と右第2接続部152との間及び左第1接続部161と左第2接続部162との間を通るようにして第1プリーツ111が形成され、右第2接続部152と右第3接続部153との間及び左第2接続部162と左第3接続部163との間を通るようにして第2プリーツ112が形成され、右第3接続部153と右第4接続部154との間及び左第3接続部163と左第4接続部164との間を通るようにして第3プリーツ113が形成され、右第4接続部154と右第5接続部155との間及び左第4接続部164と左第5接続部165との間を通るようにして第4プリーツ114が形成される。
第1実施形態に係るマスク100及びその製造方法によれば、上記のように、製造過程においてマスク本体部1を形成するシート材を回転させることを要せず、これを一定方向に流しつつ、一連の流れでプリーツ型のマスクを製造することができる。
したがって、マスクの製造効率を向上することが可能となる。
第2実施形態に係るマスク100Aの構成及び製造方法につき、以下説明する。なお、第1実施形態に係るマスク100と同一の部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
まず、第2実施形態に係るマスク100Aの構成について、図11から図13に基づいて説明する。
なお、本実施形態についても、図11に示すように、マスクを着用者が着用した状態において、当該着用者から見た方向を基準として、前後、左右及び上下を定めて説明する。
右ギャザーシート18及び左ギャザーシート19は、上下方向にマスク本体部1を形成する外面側不織布1a、フィルター1b及び着用者側不織布1cと同様の長さを有するシート材につき、図13に示すようにZ字状の断面形状となるように折り畳むことによって形成されている。これによって、図13に示すように、右ギャザーシート18には、第1面部181、第2面部182及び第3面部183が形成され、左ギャザーシート19には、第1面部191、第2面部192及び第3面部193が形成されている。
また、左ギャザーシート19は、第1面部191の、第2面部192と接続されていない側の端部が、マスク本体部1の左端部と一致するようにして、着用者側不織布1cに接続されている。
右端部弾性部材15は、図13に示すように、右ギャザーシート18に、第2面部182と第3面部183との間に挟まれるようにして備えられ、左端部弾性部材16は、図123に示すように、左ギャザーシート19の第2面部192と第3面部193との間に挟まれるようにして備えられている。
また、左端部弾性部材16は、図13に示すように左ギャザーシート19の第2面部192と第3面部193との間に挟まれた状態で、図12に示すように複数個所の接続部(上から左第1接続部161A、左第2接続部162A、左第3接続部163A、左第4接続部164A及び左第5接続部165A)において、図13に示すように第2面部192及び第3面部193の両者に接続されている。
右耳掛け部2及び左耳掛け部3は、第1実施形態と同様に、いずれもポリウレタン等の伸縮性を有する材料によって形成された紐状の部材をマスク本体部1に取り付けることによって形成されている。
また左耳掛け部3はマスク本体部1Aの左側において、紐状の部材の一方の端部がマスク本体部1Aの着用者側不織布1cの左上端部付近に熱・超音波等によって溶着され、他方の端部がマスク本体部1Aの着用者側不織布1cの左下端部付近に熱・超音波等によって溶着されるようにして、マスク本体部1Aに固定されている。
これによって、右耳掛け部2及び左耳掛け部3を強固にマスク本体部1Aに固定することができる。
上記のように、マスク本体部1Aは、右端部折り返し部13及び左端部折り返し部14を備えず、右端部接合部123A及び左端部接合部124Aは、図11及び図13に示すように、外面側不織布1a、フィルター1b及び着用者側不織布1cの3層を、例えば熱・超音波等によって前後に接合するようして、マスク本体部1Aの右端部又は左端部に沿って上下方向に延在する直線状に形成されている。
その他の構成については、第1実施形態に係るマスク100と同様である。
次に、第2実施形態に係るマスク100Aの製造方法について、図14から図18に基づいて説明する。マスク100Aの製造方法は、第1工程から第6工程の6つの工程からなる。なお、第1実施形態に係るマスク100の製造方法と同一の部分については、説明を省略する。
第1工程は、マスク本体部1を構成するシート材の積層工程である。
なお、具体的な各シート材の幅は上記に限られず、例えば、第1実施形態と同様にして、右端部折り返し部13及び左端部折り返し部14を形成することも可能である。また、第1実施形態と同様に外面側不織布1aの幅がフィルター1b及び着用者側不織布1cよりも広くなるように形成した上で、右端部折り返し部13及び左端部折り返し部14を形成せず、当該はみ出し部分をそのままの状態で、例えば耳掛け部の固定部分等として活用してもよい。
第2工程は、上端部接合部121、下端部接合部122、右端部接合部123A、左端部接合部124A、鼻部補強部材周辺接合部125及び口部補強部材周辺接合部126の形成工程である。
また、後の第6工程の切断後におけるマスク本体部1Aの右端部に沿って、各シート材の繰り出し方向と平行な直線状に外面側不織布1a、フィルター1b及び着用者側不織布1cを接合することで、右端部接合部123Aを形成し、後の第6工程の切断後におけるマスク本体部1Aの左端部に沿って、各シート材の繰り出し方向と平行な直線状に外面側不織布1a、フィルター1b及び着用者側不織布1cを接合することで、左端部接合部124Aを形成する。
さらに、図15に示すように、外面側不織布1a、フィルター1b及び着用者側不織布1cにつき、鼻部補強部材171及び口部補強部材172を囲むように接合することで、鼻部補強部材周辺接合部125及び口部補強部材周辺接合部126を形成する。
第3工程は、耳掛け部の形成工程である。
この際には、右耳掛け部2は、図16に示すように、連続した紐状の部材を、それぞれのマスク本体部1において、マスク本体部1後面側(着用者側不織布1c側)の右上端部付近及びマスク本体部1後面側(着用者側不織布1c側)の右下端部付近となる位置に、例えば熱・超音波等によって溶着させることによって形成する。
また、左耳掛け部3は、図16に示すように、連続した紐状の部材を、それぞれのマスク本体部1において、マスク本体部1後面側(着用者側不織布1c側)の左上端部付近及びマスク本体部1後面側(着用者側不織布1c側)の左下端部付近となる位置に、例えば熱・超音波等によって溶着させることによって形成する。
なお、連続して形成された右耳掛け部2及び左耳掛け部3は、第6工程においてマスク本体部1Aと共に切り離されることとなる。
第4工程は、右ギャザーシート18及び左ギャザーシート19の形成工程である。
また、左ギャザーシート19は、図13に示すように、第1面部191の、第2面部192と接続されていない側の端部が、マスク本体部1の左端部と一致するようにして、図17に示すように着用者側不織布1cに接続する。
これによって、右耳掛け部2及び左耳掛け部3のマスク本体部1への固定が強固になると共に、右耳掛け部2及び左耳掛け部3のマスク本体部1への接続部が、右ギャザーシート18又は左ギャザーシート19によって覆われることから、マスクの装着感も向上できる。
第5工程は、右端部弾性部材15及び左端部弾性部材16の取り付け工程である。
この際には、第1実施形態と同様に、太さ470dtexから1200dtexのスパンデックスを、右端部弾性部材15及び左端部弾性部材16のそれぞれに3本から10本使用することが好ましく、また、右端部弾性部材15及び左端部弾性部材16共に、これを元の長さの150%から250%に伸ばした状態で取り付けることが望ましい。
また、左端部弾性部材16については、マスク本体部1Aの上下方向の長さ複数枚分の長さを有する左端部弾性部材16つき、これを引き伸ばした状態で、作製するマスク本体部1Aそれぞれの左第1接続部161A、左第2接続部162A、左第3接続部163A、左第4接続部164A及び左第5接続部165Aとなる位置において、第2面部192及び第3面部193に接続する。
具体的には接続方法としては、例えば、所定の糊・ホットメルト接着剤等を用いて接着すればよい。
第6工程は、マスク本体部1Aを形成するシート材の切断工程である。本工程によって、連なって形成されていたマスク本体部1Aが1枚ずつに分離される。
しかし、第1実施形態と同様、第6工程においてシート材が切断され、マスク本体部1Aが1枚ずつに分離されると、上記のテンションが掛からなくなることで、第5工程において引き伸ばされた状態で取り付けられた右端部弾性部材15及び左端部弾性部材16が収縮し、これに伴って、マスク本体部1Aが各シート材の繰り出し方向(マスク100Aの使用時における上下方向)に収縮することとなる。
これによって、図12に示すように、右第1接続部151Aと右第2接続部152Aとの間及び左第1接続部161Aと左第2接続部162Aとの間を通るようにして第1プリーツ111が形成され、右第2接続部152Aと右第3接続部153Aとの間及び左第2接続部162Aと左第3接続部163Aとの間を通るようにして第2プリーツ112が形成され、右第3接続部153Aと右第4接続部154Aとの間及び左第3接続部163Aと左第4接続部164Aとの間を通るようにして第3プリーツ113が形成され、右第4接続部154Aと右第5接続部155Aとの間及び左第4接続部164Aと左第5接続部165Aとの間を通るようにして第4プリーツ114が形成される。
第2実施形態に係るマスク100A及びその製造方法によっても、第1実施形態と同様に、製造過程においてマスク本体部1Aを形成するシート材を回転させることを要せず、これを一定方向に流しつつ、一連の流れでプリーツ型のマスクを製造することができる。
したがって、マスクの製造効率を向上することが可能となる。
また、右ギャザーシート18及び左ギャザーシート19が隙間を埋めることから、これを備えない第1実施形態と比較して、さらにマスク本体部1Aの左右の密閉性を向上できる。
1、1A マスク本体部
1a 外面側不織布(外面側シート材)
1b フィルター
1c 着用者側不織布(着用者側シート材)
111 第1プリーツ(プリーツ)
112 第2プリーツ(プリーツ)
113 第3プリーツ(プリーツ)
114 第4プリーツ(プリーツ)
121 上端部接合部
122 下端部接合部
123、123A 右端部接合部
124、124A 左端部接合部
125 鼻部補強部材周辺接合部
126 口部補強部材周辺接合部
13 右端部折り返し部
14 左端部折り返し部
15 右端部弾性部材
151、151A 右第1接続部
152、152A 右第2接続部
153、153A 右第3接続部
154、154A 右第4接続部
155、155A 右第5接続部
16 左端部弾性部材
161、161A 左第1接続部
162、162A 左第2接続部
163、163A 左第3接続部
164、164A 左第4接続部
165、165A 左第5接続部
171 鼻部補強部材
172 口部補強部材
18 右ギャザーシート
181 第1面部
182 第2面部
183 第3面部
19 左ギャザーシート
191 第1面部
192 第2面部
193 第3面部
2 右耳掛け部(耳掛け部)
3 左耳掛け部(耳掛け部)
Claims (9)
- シート材で形成され、着用者の顔面の対象部位を覆うマスク本体部と、当該マスク本体部を前記着用者の耳に係止するための左右一対の耳掛け部と、を備えるマスクであって、
前記マスク本体部は、
上下方向に広げることができる複数のプリーツと、
弾性を有する材料によって形成され、当該マスク本体部の左右それぞれの端部近傍に上下方向に延在するように備えられた弾性部材と、
を備え、
前記弾性部材は、上下方向に所定の間隔を空けて形成された複数の接続部においてマスク本体部を形成するシート材に接続され、前記プリーツは、上下方向に前記接続部の間となる位置に形成されていることを特徴とするマスク。 - 前記マスク本体部は、
最前面に配置された外面側シート材を、右端部を回り込むようにして後面側へと折り返した右端部折り返し部と、
前記外面側シート材を、左端部を回り込むようにして後面側へと折り返した左端部折り返し部と、
を備え、
前記弾性部材は、
最後面に配置された着用者側シート材と前記右端部折り返し部との間と、
前記着用者側シート材と前記左端部折り返し部との間と、
に備えられていることを特徴とする請求項1に記載のマスク。 - 前記マスク本体部は、
着用者側の面の左右端部近傍に、当該面から起立するように形成されたギャザーシートを備え、
前記弾性部材は、前記ギャザーシートに備えられていることを特徴とする請求項1に記載のマスク。 - 前記ギャザーシートは、前記マスク本体部の最後面に配置された着用者側シート材と接続された第1面部と、前記第1面部の端部に接続された第2面部と、前記第2面部の前記第1面部と接続されているのと反対側の端部に接続された第3面部と、を備え、
前記弾性部材は、前記第2面部と前記第3面部との間に備えられていることを特徴とする請求項3に記載のマスク。 - 長手方向にマスク本体部の上下方向の長さ複数枚分の長さを有するシート材の短手方向の両端部近傍に、弾性を有する材料によって形成された弾性部材を、当該端部に沿う方向に引き伸ばされた状態で、所定の間隔を空けて形成された接続部において接続する弾性部材取付工程と、
前記シート材に、耳掛け部を形成する耳掛け部形成工程と、
前記シート材を、マスク本体部の上下方向の幅に切断する切断工程と、
を含むことを特徴とするマスクの製造方法。 - 複数枚の前記シート材を積層する積層工程を含むことを特徴とする請求項5に記載のマスクの製造方法。
- 前記積層工程においては、マスク本体部最前面に位置する外面側シート材として、短手方向に他のシート材よりも長いシート材を用い、当該外面側シート材の短手方向両端部が露出するようにして前記シート材を積層し、
当該外面側シート材の短手方向両端部の露出部分をマスク本体部後面側へと折り返し、右端部折り返し部及び左端部折り返し部を形成する折り返し部形成工程をさらに含み、
前記弾性部材取付工程においては、
前記右端部折り返し部と最後面に配置された着用者側シート材との間と、
前記左端部折り返し部と前記着用者側シート材との間と、
に配置されるようにして、前記弾性部材を取り付けることを特徴とする請求項6に記載のマスクの製造方法。 - 前記シート材のマスク本体部において着用者に向く面の短手方向両端部近傍に、当該シート材から起立するようにしてギャザーシートを取り付けるギャザーシート取付工程を含み、
前記弾性部材取付工程においては、
前記シート材に取り付けられた状態又は取り付けられる前の状態の前記ギャザーシートに、前記弾性部材を所定の間隔を空けて形成された接続部において接続することで、前記ギャザーシートを介して、前記シート材に前記弾性部材を取り付けることを特徴とする請求項5又は6に記載のマスクの製造方法。 - 前記弾性部材取付工程においては、前記ギャザーシートの間に挟まれるようにして前記弾性部材を取り付けることを特徴とする請求項8に記載のマスクの製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019041637A JP7272828B2 (ja) | 2019-03-07 | 2019-03-07 | マスク及びマスクの製造方法 |
PCT/JP2020/003677 WO2020179306A1 (ja) | 2019-03-07 | 2020-01-31 | マスク及びマスクの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019041637A JP7272828B2 (ja) | 2019-03-07 | 2019-03-07 | マスク及びマスクの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020143404A JP2020143404A (ja) | 2020-09-10 |
JP7272828B2 true JP7272828B2 (ja) | 2023-05-12 |
Family
ID=72337536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019041637A Active JP7272828B2 (ja) | 2019-03-07 | 2019-03-07 | マスク及びマスクの製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7272828B2 (ja) |
WO (1) | WO2020179306A1 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7390900B2 (ja) * | 2020-01-16 | 2023-12-04 | Tdk株式会社 | コイル装置 |
JP7405421B2 (ja) * | 2020-07-17 | 2023-12-26 | 明星産商株式会社 | マスク |
KR102281183B1 (ko) * | 2020-09-25 | 2021-07-23 | 주식회사 에스알 | 마스크 제조 장치 |
JP6941717B1 (ja) * | 2020-10-14 | 2021-09-29 | 哲夫 村山 | 折り返しマスク |
JP6941719B1 (ja) * | 2020-10-19 | 2021-09-29 | 哲夫 村山 | 分離マスク |
KR20220071780A (ko) * | 2020-11-24 | 2022-05-31 | 주식회사 해피라이프 | 호흡기용 다용도 위생 마스크 |
JP2023513864A (ja) * | 2021-01-20 | 2023-04-04 | スポコム カンパニー リミテッド | マスク及びその製造方法 |
KR20220157822A (ko) * | 2021-05-21 | 2022-11-29 | 기욱진 | 마스크 |
KR102298283B1 (ko) * | 2021-05-26 | 2021-09-07 | 섬밋헬스케어 주식회사 | 마스크 |
KR102645956B1 (ko) * | 2021-09-29 | 2024-03-11 | 노경일 | 마스크 제조장치 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004351190A (ja) | 2002-08-21 | 2004-12-16 | Daiya Seiyaku Kk | マスク及びその製造方法 |
JP2010187901A (ja) | 2009-02-18 | 2010-09-02 | Zuiko Corp | 使い捨てマスクおよびその製造方法 |
JP2011194067A (ja) | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Three M Innovative Properties Co | 漏れ防止部を備えたマスク |
JP2018127729A (ja) | 2017-02-07 | 2018-08-16 | イヅハラ産業株式会社 | マスク及びマスクの製造方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3681222B2 (ja) * | 1996-06-27 | 2005-08-10 | ユニ・チャーム株式会社 | マスク |
-
2019
- 2019-03-07 JP JP2019041637A patent/JP7272828B2/ja active Active
-
2020
- 2020-01-31 WO PCT/JP2020/003677 patent/WO2020179306A1/ja active Application Filing
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004351190A (ja) | 2002-08-21 | 2004-12-16 | Daiya Seiyaku Kk | マスク及びその製造方法 |
JP2010187901A (ja) | 2009-02-18 | 2010-09-02 | Zuiko Corp | 使い捨てマスクおよびその製造方法 |
JP2011194067A (ja) | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Three M Innovative Properties Co | 漏れ防止部を備えたマスク |
JP2018127729A (ja) | 2017-02-07 | 2018-08-16 | イヅハラ産業株式会社 | マスク及びマスクの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020143404A (ja) | 2020-09-10 |
WO2020179306A1 (ja) | 2020-09-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7272828B2 (ja) | マスク及びマスクの製造方法 | |
JP4831430B2 (ja) | マスク | |
JP5436262B2 (ja) | マスク | |
AU2009336030B2 (en) | Expandable face mask with reinforcing netting | |
CN102770185B (zh) | 口罩 | |
JP6883956B2 (ja) | マスク | |
US20100132713A1 (en) | Stiffened filter mask | |
TW201907982A (zh) | 具展翼之口罩及其製造工序 | |
WO2017002271A1 (ja) | 使い捨てマスク | |
CN101896231A (zh) | 带有拉伸片的呼吸面罩 | |
US20210346728A1 (en) | Protective Facemask And Method Of Manufacture | |
JP2011087936A5 (ja) | ||
KR101697766B1 (ko) | 수평 적첩식 안면부 여과식 호흡기 | |
JP3159977U (ja) | 立体マスク | |
JP4990228B2 (ja) | 衛生マスク | |
WO2022044597A1 (ja) | マスク | |
KR101292161B1 (ko) | 방진 마스크 및 이의 제조 방법 | |
JP3162028U (ja) | サイドフィット加工したマスク | |
JP2017014673A (ja) | 使い捨てマスク | |
US20230233888A1 (en) | Respirator mask | |
JP3156690U (ja) | マスク | |
JP7425571B2 (ja) | マスクの製造方法及び耳掛け部製造装置 | |
JP6081725B2 (ja) | マスク | |
CN212437383U (zh) | 一种口罩 | |
CN212088207U (zh) | 一种口罩 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230104 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230217 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230425 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230427 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7272828 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |