JP7250042B2 - 液体皮膚洗浄剤組成物 - Google Patents
液体皮膚洗浄剤組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7250042B2 JP7250042B2 JP2020554761A JP2020554761A JP7250042B2 JP 7250042 B2 JP7250042 B2 JP 7250042B2 JP 2020554761 A JP2020554761 A JP 2020554761A JP 2020554761 A JP2020554761 A JP 2020554761A JP 7250042 B2 JP7250042 B2 JP 7250042B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mass
- component
- content
- skin
- cleanser composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/19—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing inorganic ingredients
- A61K8/24—Phosphorous; Compounds thereof
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/33—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing oxygen
- A61K8/36—Carboxylic acids; Salts or anhydrides thereof
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/72—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
- A61K8/81—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions involving only carbon-to-carbon unsaturated bonds
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q19/00—Preparations for care of the skin
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Birds (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Dermatology (AREA)
- Emergency Medicine (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Cosmetics (AREA)
Description
しかしながら、前記塩化ジメチルジアリルアンモニウム-アクリルアミド共重合体を配合すると、アミン臭やアンモニア臭といった基剤臭が発生するという課題がある。
<1> (A)アニオン性界面活性剤と、
(B)塩化ジメチルジアリルアンモニウム重合体、及び塩化ジメチルジアリルアンモニウム-アクリル酸共重合体から選択される少なくとも1種のカチオン性ポリマーと、
(C)メタクリロイルエチルジメチルベタインと、塩化メタクリロイルエチルトリメチルアンモニウムとを構造単位として含む共重合体とを含有し、
前記(B)成分の塩化ジメチルジアリルアンモニウム-アクリル酸共重合体における塩化ジメチルジアリルアンモニウムに由来する構造単位のモル比率が65モル%以上であり、
前記(B)成分の含有量と、前記(C)成分の含有量との質量比(B)/(C)が、0.4~5であることを特徴とする液体皮膚洗浄剤組成物である。
<2> (D)下記一般式(D1)で表される共重合体0.1質量%~0.4質量%を更に含む前記<1>に記載の液体皮膚洗浄剤組成物である。
<3> 前記(B)成分の含有量が、0.3質量%~1質量%であり、
前記(C)成分の含有量が、0.2質量%~1質量%である前記<1>から<2>のいずれかに記載の液体皮膚洗浄剤組成物である。
<4> 前記(A)成分が、ラウリン酸塩、ミリスチン酸塩、パルミチン酸塩、及びステアリン酸塩をいずれも含む高級脂肪酸塩である前記<1>から<3>のいずれかに記載の液体皮膚洗浄剤組成物である。
<5> (E)ポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム、及びリン酸二水素ナトリウムから選択される少なくとも1種を更に含む前記<1>から<4>のいずれかに記載の液体皮膚洗浄剤組成物である。
本発明の液体皮膚洗浄剤組成物は、(A)成分のアニオン性界面活性剤と、(B)成分のカチオン性ポリマーと、(C)成分の共重合体とを少なくとも含有し、(D)成分の共重合体、(E)成分のポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム、及びリン酸二水素ナトリウムから選択される少なくとも1種を更に含有することが好ましく、必要に応じて更にその他の成分を含有する。
前記(A)成分のアニオン性界面活性剤は、主に、泡のクリーミー性を向上させるために含有される。
前記アルカリ金属イオンとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ナトリウムイオン、カリウムイオンなどが挙げられる。
前記アルカノールアミンとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン、2-アミノ-2-メチルプロパノール、2-アミノ-2-メチルプロパンジオールなどが挙げられる。
前記塩基性アミノ酸としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、リジン、アルギニンなどが挙げられる。
これらの中でも、泡のクリーミー性の点から、カリウムイオンが好ましい。
なお、前記高級脂肪酸塩は、高級脂肪酸塩として配合することも可能であるが、高級脂肪酸と、水酸化カリウム、トリエタノールアミン、モノエタノールアミン等の塩とを別々に、配合槽中に添加して中和反応させて高級脂肪酸塩としてもよい。
R1-O(CH2-CH2O)n-SO3X ・・・ 一般式(A1)
前記アルカリ金属としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ナトリウム、カリウムなどが挙げられる。
前記有機アンモニウムとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン由来の有機アンモニウムなどが挙げられる。
なお、前記( )内の数値は、エチレンオキサイドの平均付加モル数(n)を表す。
前記ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩の市販品としては、例えば、テキサポンN28AS 270N(BASF社製)、エマール 270J(花王株式会社製)などが挙げられる。
前記エーテルカルボン酸系界面活性剤の市販品としては、例えば、エナジコールEC-30(ライオン株式会社製)、ビューライト LCA-25F、ビューライト LCA、ビューライト LCA-30D、ビューライト LCA-H、ビューライト LCA-25NH、ビューライト SHAA(以上、三洋化成工業株式会社製)、カオーアキポRLM-45NV、カオーアキポRLM-100NV(以上、花王株式会社製)などが挙げられる。
前記アミノ酸系界面活性剤の市販品としては、例えば、アミライト GCK-11、アミライト GCK-12K、アミライト GCS-12K、アミライト GCS-11、アミソフト CS-11、アミソフト CS-22、アミソフトLS-11、アミノサーファクトAMMS-P1、アミソフトMS-11、アミソフトHS-11P、アミソフトHS-11P(F)、アミソフトHS21、アミライトACS-12(以上、味の素株式会社製)、NIKKOL サルコシネート MN、アラニネート LN-30(以上、日光ケミカルズ株式会社製)、アラノンACE、アラノンAME、アラノンALE(川研ファインケミカル株式会社製)、エナジコール L-30AN(ライオン株式会社製)、ソフティルトAT-L(日油株式会社製)などが挙げられる。
前記(B)成分のカチオン性ポリマーは、塩化ジメチルジアリルアンモニウム重合体、及び塩化ジメチルジアリルアンモニウム-アクリル酸共重合体から選択される少なくとも1種であり、主に、タオルドライ後の肌のしっとり感、及びタオルドライ後の肌が手に吸い付く感じを向上させるために含有される。
前記塩化ジメチルジアリルアンモニウム-アクリル酸共重合体は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
[測定条件]
溶媒:重水(D2O)
測定器:JNM-LA300(300MHz、日本電子株式会社製)
前記(B)成分のカチオン性ポリマーの重量平均分子量は、例えば、SEC-MALLS-RIシステム(測定条件:カラム:東ソー株式会社製TSKgelαシリーズ α-Mカラム30cm、溶媒:硝酸ナトリウム0.3M水溶液)で測定することができる。
前記粘度は、例えば、ブルックフィールド粘度計LVF(ブルックフィールド社製)を用いて測定することができる。
マーコート(MERQUAT)100(成分名:塩化ジメチルジアリルアンモニウム重合体、ルーブリゾール社製、固形分39質量%~44質量%の25℃での粘度:8,000mPa・s~12,000mPa・s、重量平均分子量:150,000)。前記粘度は、ブルックフィールド粘度計LVF(ブルックフィールド社製)を用いて、25℃でスピンドルNo.3のローターを使用し、6回転/分間の条件において測定することができる。
前記(C)成分のメタクリロイルエチルジメチルベタインと、塩化メタクリロイルエチルトリメチルアンモニウムとを構造単位として含む共重合体は、主に、すすぎ時の肌のなめらかさ、及びタオルドライ後の肌のすべすべ感を向上させるために含有される。
前記(B)成分の含有量(質量%)と、前記(C)成分の含有量(質量%)との質量比(B)/(C)としては、泡のクリーミー性、タオルドライ後の肌のしっとり感、及びタオルドライ後の肌が手に吸い付く感じの点から、0.4~5であり、0.6~3が好ましい。前記質量比(B)/(C)が、0.4未満であると、タオルドライ後の肌のしっとり感、及びタオルドライ後の肌が手に吸い付く感じが不十分であり、5を超えると、泡のクリーミー性、及びタオルドライ後の肌のすべすべ感が不十分である。
前記(D)成分の下記一般式(D1)で表される共重合体は、主に、すすぎ時の肌のなめらかさを向上させるために含有させることができる。
前記nは、0~34が好ましく、前記mは、26.5~31が好ましく、前記lは、35~70が好ましい。これらの中でも、すすぎ時の肌のなめらかさの点から、前記一般式(D1)におけるモル比率(n:m:l)は、(0:30:70)が好ましい。
前記一般式(D1)で表される共重合体は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
[測定条件]
溶媒:重水(D2O)
測定器:JNM-LA300(300MHz、日本電子株式会社製)
前記(D)成分の共重合体の重量平均分子量は、例えば、SEC-MALLS-RIシステム(測定条件:カラム:東ソー株式会社製TSKgelαシリーズ α-Mカラム30cm、溶媒:硝酸ナトリウム0.3M水溶液)で測定することができる。
前記粘度は、ブルックフィールド粘度計LVF(ブルックフィールド社製)を用いて測定することができる。
マーコート(MERQUAT)550PR(成分名:塩化ジメチルアリルアンモニウム-アクリルアミド共重合体、ルーブリゾール社製、固形分8.8質量%~9.8質量%の25℃での粘度:7,500mPa・s~15,000mPa・s、重量平均分子量:1,600,000、前記一般式(D1)におけるn:m:l=0:30:70)。前記粘度は、ブルックフィールド粘度計LVF(ブルックフィールド社製)を用いて、25℃でスピンドルNo.4のローターを使用し、10回転/分間の条件で測定することができる。
前記(E)成分のポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム、及びリン酸二水素ナトリウムから選択される少なくとも1種は、主に、泡のクリーミー性を向上させるために含有させることができる。
本発明の液体皮膚洗浄剤組成物には、前記(A)~前記(E)の各成分以外にも、本発明の効果を損なわない範囲で必要に応じて、その他の成分を配合することができる。
前記その他の成分としては、例えば、精製水、前記(B)成分、(C)成分、及び(D)成分以外の水溶性ポリマー、油分、低級、高級アルコール等のアルコール類、ラノリン誘導体、蛋白誘導体、ビタミンなどの薬剤、殺菌剤、防腐剤、粘度調整剤、pH調整剤、酸化防止剤、金属封鎖剤、紫外線吸収剤、動植物抽出物又はその誘導体、色素、香料、顔料、無機粉体、粘土鉱物、ナイロン、ポリエチレン等の水不溶性ポリマー粉体などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記その他の成分は、市販品を使用することもできる。
前記その他の成分の前記液体皮膚洗浄剤組成物における含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記液体皮膚洗浄剤組成物の25℃におけるpHとしては、9.5~11.0が好ましく、9.8~10.6がより好ましい。
前記pHは、例えば、pHメーター(HM-30R、TOA DKK社製)を使用して測定することができる。
前記液体皮膚洗浄剤組成物の25℃における粘度としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、1mPa・s~6,000mPa・sが好ましく、50mPa・s~4,000mPa・sがより好ましい。
前記粘度は、例えば、BM型粘度計(株式会社東京計器製)を用いて、試料温度25℃にて、以下の条件で測定することができる。前記粘度が、1mPa・s~3,000mPa・sであれば、BMアダプター、回転数30rpm、No.3のローターを用いて1分間後の粘度を測定し、3,000mPa・sを超える場合は、BMアダプター、回転数30rpm、No.4のローターにて1分間後の粘度を測定することにより測定できる。
本発明の液体皮膚洗浄剤組成物は、特に制限はなく、通常の容器に充填して使用される。
前記容器としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ポンプディスペンサー容器、チューブ、フォーマー容器、袋状容器などが挙げられる。これらの中でも、ポンプディスペンサー容器が好ましい。前記ポンプディスペンサー容器としては、例えば、株式会社吉野工業所製のノズル口径(内径)3.5mm、吐出量3mLのポンプディスペンサー容器などが挙げられる。
本発明の液体皮膚洗浄剤組成物の製造方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、前記(A)~(C)成分、必要に応じて、前記(D)成分、前記(E)成分、前記その他の成分、及び前記精製水(液体皮膚洗浄剤組成物全体が100質量%となるように残量配合)を混合して得ることができる。
具体的には、以下のようにして製造することができる。70℃~80℃に加温した精製水に前記(A)成分を溶解し、40℃以下に冷却してから、前記(B)成分、及び前記(C)成分、並びに必要に応じて、前記(D)成分、及び前記(E)成分を添加して製造できる。
前記液体皮膚洗浄剤組成物は、装置を用いて調製してもよい。前記装置としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、剪断力があり、全体を混合することができる攪拌羽根を備えた攪拌装置などが挙げられる。
前記攪拌羽根としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、プロペラ、タービン、ディスパーなどが挙げられる。
本発明の液体皮膚洗浄剤組成物は、良好な泡性能と、洗浄中及び洗浄後の良好な肌感触のいずれも満足し、更に、基剤臭が発生しないため、例えば、洗顔料、ハンドソープ、ボディソープ、クレンジングフォーム、メイク落としなどに用いることができ、特にボディソープに好適に用いることができる。
また、(B)成分の含有量(質量%)と、(C)成分の含有量(質量%)との質量比(B)/(C)は、小数点以下第2位を四捨五入し、小数点以下第1位まで求め、記載した。
下記表1~表10に示す組成、及び含有量の液体洗浄剤成物を以下の方法で調製した。
最終的に得られる液体洗浄剤組成物全量の95質量%になる量の精製水を、70℃~80℃に加温し、(A)成分のアニオン性界面活性剤を溶解し、共通成分の水酸化カリウムを用いて中和した。40℃以下に冷却してから、(B)成分、(C)成分、適宜(D)成分のカチオン性ポリマーを添加することにより液体皮膚洗浄剤組成物を調製した。その後、所定のpHに満たない場合は、共通成分である水酸化カリウムを添加し、所定のpHに調整後、全体量が100質量%になるように精製水を加えて、目的とする液体皮膚洗浄剤組成物を得た。また、攪拌羽根としてはプロペラを使用し、スリーワンモーター(HEIDON BL1200、新東化学株式会社製)を用いて攪拌した。なお、pHは、pHメーター(HM-30R、TOA DKK社製)を用いて、25℃で測定した。また、得られた実施例1~32、及び比較例1~9の各液体皮膚洗浄剤組成物は、ポンプディスペンサー付き容器[吐出量3mL、ノズル口径(内径)3.5mm、株式会社吉野工業所製]に充填した。
専門評価者10名が、40℃の温水に濡らして、軽く水気をとったナイロンタオルに、実施例1~32、及び比較例1~10の液体皮膚洗浄剤組成物を2プッシュ(約6g)取り、ナイロンタオルを10回擦って泡立てたときの、泡のクリーミー性を観察し、下記評価基準に従って評価した。結果は、前記専門評価者10名の平均評価点を求め、「泡のクリーミー性」を評価した。なお、平均評価点が3.0点以上であれば、「泡のクリーミー性」は良好である。
[評価基準]
-「泡のクリーミー性」の評価基準-
5点 : ほとんどの泡が細かい泡で、非常にクリーミーである。
4点 : 細かい泡の中の一部に大きな泡が混ざっているが、クリーミーである。
3点 : 細かい泡の中に大きな泡が半分ぐらい混ざり、ややクリーミーである。
2点 : 細かい泡よりも大きく粗い泡の方が多く、クリーミーではない。
1点 : 大きく粗い泡しか立たず、全くクリーミーではない。
専門評価者10名が、40℃の温水に濡らして、軽く水気をとったナイロンタオルに、実施例1~32、及び比較例1~10の液体皮膚洗浄剤組成物を2プッシュ(約6g)取り、10回擦って泡立て、前記ナイロンタオルで全身を擦った後、40℃の温水で、前記液体皮膚洗浄剤組成物をすすぎ流し、タオルで水滴を拭き取った。その後、「タオルドライ後の肌のしっとり感」をそれぞれ、下記評価基準に従って評価した。結果は、前記専門評価者10名の平均評価点を求め、「タオルドライ後の肌のしっとり感」を評価した。なお、平均評価点が3.0点以上であれば、「タオルドライ後の肌のしっとり感」は良好である。
[評価基準]
5点 : しっとり感を強く感じる。
4点 : しっとり感を感じる。
3点 : しっとり感をやや感じる。
2点 : しっとり感をあまり感じない。
1点 : しっとり感を全く感じない。
専門評価者10名が、40℃の温水に濡らして、軽く水気をとったナイロンタオルに、実施例1~32、及び比較例1~10の液体皮膚洗浄剤組成物を2プッシュ(約6g)取り、10回擦って泡立て、前記ナイロンタオルで全身を擦った後、40℃の温水で、前記液体皮膚洗浄剤組成物をすすぎ流し、タオルで水滴を拭き取った。その後、「タオルドライ後の肌が手に吸い付く感じ」をそれぞれ、下記評価基準に従って評価した。なお、評価が○以上であれば、「タオルドライ後の肌が手に吸い付く感じ」は良好である。
[評価基準]
◎ : 専門評価者の8名以上10名以下が吸い付き感を感じる。
○ : 専門評価者の5名以上7名以下が吸い付き感を感じる。
△ : 専門評価者の3名以上4名以下が吸い付き感を感じる。
× : 専門評価者の0名以上2名以下が吸い付き感を感じる。
専門評価者10名が、40℃の温水に濡らして、軽く水気をとったナイロンタオルに、実施例1~32、及び比較例1~10の液体皮膚洗浄剤組成物を2プッシュ(約6g)取り、10回擦って泡立て、前記ナイロンタオルで全身を擦った後、40℃の温水で、前記液体皮膚洗浄剤組成物をすすぎ流した。すすぎ流した直後に「すすぎ時の肌のなめらかさ」を下記評価基準に従って評価した。結果は、前記専門評価者10名の平均評価点を求め、「すすぎ時の肌のなめらかさ」を評価した。なお、平均評価点が3.0点以上であれば、「すすぎ時の肌のなめらかさ」は良好である。
[評価基準]
5点 : すすぎ時のなめらかさを強く感じる。
4点 : すすぎ時のなめらかさを感じる。
3点 : すすぎ時のなめらかさをやや感じる。
2点 : すすぎ時のなめらかさをあまり感じない。
1点 : すすぎ時のなめらかさを全く感じない。
専門評価者10名が、40℃の温水に濡らして、軽く水気をとったナイロンタオルに、実施例1~32、及び比較例1~10の液体皮膚洗浄剤組成物を2プッシュ(約6g)取り、10回擦って泡立て、前記ナイロンタオルで全身を擦った後、40℃の温水で、前記液体皮膚洗浄剤組成物をすすぎ流し、タオルで水滴を拭き取った。その後、「タオルドライ後の肌のすべすべ感」をそれぞれ、下記評価基準に従って評価した。なお、評価が○以上であれば、「タオルドライ後の肌のすべすべ感」は良好である。
[評価基準]
◎ : 専門評価者の8名以上10名以下がすべすべ感を感じる。
○ : 専門評価者の5名以上7名以下がすべすべ感を感じる。
△ : 専門評価者の3名以上4名以下がすべすべ感を感じる。
× : 専門評価者の0名以上2名以下がすべすべ感を感じる。
実施例1~32、及び比較例1~10の各液体皮膚洗浄剤組成物を50mL容量のガラス瓶(ねじ口瓶SV-50A、日電理化硝子株式会社製)に50mL入れ、ガラス瓶の蓋を閉めて、40℃において30日間保存した。保存した前記液体皮膚洗浄剤組成物の香りを、専門評価者が、下記の評価基準に従って評価した。なお、評価が○以上であれば、「経時保存品の基剤臭」は良好である。
[評価基準]
◎ : 40℃30日間保存後で、基剤臭を感じない。
○ : 40℃30日間保存後で、基剤臭をわずかに感じるが、問題ないレベルである。
△ : 40℃30日間保存後で、基剤臭を感じる。
× : 40℃30日間保存後で、基剤臭を非常に感じる。
Claims (5)
- (A)アニオン性界面活性剤と、
(B)塩化ジメチルジアリルアンモニウム重合体、及び塩化ジメチルジアリルアンモニウム-アクリル酸共重合体から選択される少なくとも1種のカチオン性ポリマーと、
(C)メタクリロイルエチルジメチルベタインと、塩化メタクリロイルエチルトリメチルアンモニウムとを構造単位として含む共重合体とを含有し、
前記(A)成分が、高級脂肪酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、エーテルカルボン酸系界面活性剤、及びアミノ酸系界面活性剤から選択される少なくとも1種であり、
前記(B)成分の塩化ジメチルジアリルアンモニウム-アクリル酸共重合体における塩化ジメチルジアリルアンモニウムに由来する構造単位のモル比率が65モル%以上であり、
前記(A)成分の含有量が、10質量%~34質量%であり、
前記(B)成分の含有量が、0.2質量%~3質量%であり、
前記(C)成分の含有量が、0.1質量%~2質量%であり、
前記(B)成分の含有量と、前記(C)成分の含有量との質量比(B)/(C)が、0.4~5であることを特徴とする液体皮膚洗浄剤組成物。 - 前記(B)成分の含有量が、0.3質量%~1質量%であり、
前記(C)成分の含有量が、0.2質量%~1質量%である請求項1から2のいずれかに記載の液体皮膚洗浄剤組成物。 - 前記(A)成分が、ラウリン酸塩、ミリスチン酸塩、パルミチン酸塩、及びステアリン酸塩をいずれも含む高級脂肪酸塩である請求項1から3のいずれかに記載の液体皮膚洗浄剤組成物。
- (E)ポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム、及びリン酸二水素ナトリウムから選択される少なくとも1種を更に含む請求項1から4のいずれかに記載の液体皮膚洗浄剤組成物。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018206587 | 2018-11-01 | ||
JP2018206587 | 2018-11-01 | ||
PCT/JP2019/027155 WO2020090158A1 (ja) | 2018-11-01 | 2019-07-09 | 液体皮膚洗浄剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2020090158A1 JPWO2020090158A1 (ja) | 2021-10-07 |
JP7250042B2 true JP7250042B2 (ja) | 2023-03-31 |
Family
ID=70462617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020554761A Active JP7250042B2 (ja) | 2018-11-01 | 2019-07-09 | 液体皮膚洗浄剤組成物 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7250042B2 (ja) |
WO (1) | WO2020090158A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102682265B1 (ko) * | 2021-09-09 | 2024-07-05 | 코스맥스 주식회사 | 피부 세정용 화장료 조성물 및 이의 제조 방법 |
WO2024142440A1 (ja) * | 2022-12-26 | 2024-07-04 | ライオン株式会社 | 液体皮膚洗浄剤組成物 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004098558A1 (ja) | 2003-05-07 | 2004-11-18 | Ajinomoto Co., Inc. | 洗浄剤組成物 |
JP2006316035A (ja) | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Lion Corp | シャンプー組成物及びその製造方法 |
JP2011162459A (ja) | 2010-02-05 | 2011-08-25 | Kracie Home Products Ltd | シャンプー組成物 |
JP2017071688A (ja) | 2015-10-07 | 2017-04-13 | クラシエホームプロダクツ株式会社 | 基剤臭が改善された組成物及び基剤臭改善方法 |
JP2017214327A (ja) | 2016-05-31 | 2017-12-07 | ライオン株式会社 | 液体皮膚洗浄剤組成物 |
-
2019
- 2019-07-09 WO PCT/JP2019/027155 patent/WO2020090158A1/ja active Application Filing
- 2019-07-09 JP JP2020554761A patent/JP7250042B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004098558A1 (ja) | 2003-05-07 | 2004-11-18 | Ajinomoto Co., Inc. | 洗浄剤組成物 |
JP2006316035A (ja) | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Lion Corp | シャンプー組成物及びその製造方法 |
JP2011162459A (ja) | 2010-02-05 | 2011-08-25 | Kracie Home Products Ltd | シャンプー組成物 |
JP2017071688A (ja) | 2015-10-07 | 2017-04-13 | クラシエホームプロダクツ株式会社 | 基剤臭が改善された組成物及び基剤臭改善方法 |
JP2017214327A (ja) | 2016-05-31 | 2017-12-07 | ライオン株式会社 | 液体皮膚洗浄剤組成物 |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
Body Soap,Noevir,Mintel GNPD,2015年07月,ID#:3319537 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2020090158A1 (ja) | 2020-05-07 |
JPWO2020090158A1 (ja) | 2021-10-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6287835B2 (ja) | 液体皮膚洗浄剤製品 | |
JPWO2016103892A1 (ja) | 液体皮膚洗浄剤組成物 | |
JP6845847B2 (ja) | 液体皮膚洗浄剤組成物 | |
JP7250042B2 (ja) | 液体皮膚洗浄剤組成物 | |
JP7291009B2 (ja) | 液体皮膚洗浄剤組成物 | |
JP7236314B2 (ja) | 液体皮膚洗浄剤組成物 | |
JP7204664B2 (ja) | 液体皮膚洗浄剤組成物 | |
JP6726030B2 (ja) | 液体皮膚洗浄剤組成物 | |
JP6654990B2 (ja) | 液体皮膚洗浄剤組成物 | |
JP6745144B2 (ja) | 液体皮膚洗浄剤組成物 | |
WO2023276272A1 (ja) | 液体皮膚洗浄剤組成物 | |
JP7286526B2 (ja) | 液体皮膚洗浄剤組成物 | |
JP6831747B2 (ja) | 液体皮膚洗浄剤組成物 | |
JP6654968B2 (ja) | 液体皮膚洗浄剤組成物 | |
JP6951916B2 (ja) | 液体皮膚洗浄剤組成物 | |
JP7349473B2 (ja) | 液体皮膚洗浄剤組成物 | |
JP7652487B2 (ja) | 皮膚洗浄剤組成物 | |
JP2017119656A (ja) | 液体皮膚洗浄用組成物 | |
JP2017119657A (ja) | 液体皮膚洗浄用組成物 | |
JP2023088105A (ja) | 液体皮膚洗浄剤組成物 | |
JP2023062607A (ja) | 皮膚洗浄剤組成物 | |
JP2022147996A (ja) | さらさら感増強剤及び洗浄剤組成物 | |
JP2020158434A (ja) | 液体皮膚洗浄剤組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220106 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20220523 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221213 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230124 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230221 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230320 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7250042 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |