JP7249157B2 - コネクタ端子 - Google Patents
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Description
また、他の開示は、前記ケーブル接続部は、平板状の基部から立ち上げられ、その先端側が前記ケーブルを挟む方向に対向する一対の第2板状片を含み、前記一対の第2板状片は、その先端側が前記一対の第1の板状片よりも広く離間した状態で対向し、前記先端側に前記ケーブルに差し込まれる差込刃が設けられ、前記差込刃の先端が前記立ち上げ方向で同じ高さに配置されている。
さらに本開示は、前記ケーブル接続部は、平板状の基部から立ち上げられ、その先端側が前記ケーブルを挟む方向に対向する一対の第3板状片を含み、前記一対の第3板状片は、その先端側が前記ケーブルを前記絶縁被覆材の外から挟むよう対向し、その先端が前記立ち上げ方向で同じ高さに配置されている。
(コネクタ)
図1は、本実施形態に係るケーブルコネクタ10を用いたコネクタ組立体CNを示す斜視図である。ここでは、コネクタ組立体CNとして電線対基板用のコネクタの組み合わせを示しており、ケーブルコネクタ10を含むプラグコネクタPLと、基板CBに取り付けられたレセプタクルコネクタRECPを備えている。ケーブルコネクタ10の適用にあたっては、図示の態様に限られるものではなく、本実施形態を適用することができれば、プラグコネクタPLを基板型とし、レセプタクルコネクタRECPをケーブル型としてもよい。また、双方をケーブル型としてもよい。
図2は、プラグコネクタPLからフードとシェルを取り外して、ケーブルコネクタ10の外観を示した斜視図である。ケーブルコネクタ10は、後方から前方に向かって(図中、左方から右方に向かって)、ケーブル50が挿入され、互いに対向して保持可能な一対のケーブルハウジング20(上側ケーブルハウジング20A、下側ケーブルハウジング20B)と、端子40が配置され、一対のケーブルハウジング20の間に装着されて固定される端子支持部32(図4及び図5参照)を有する本体ハウジング30と、を含む。ケーブルハウジング20と本体ハウジング30は、樹脂等の絶縁部材から形成される。
なお、ケーブルハウジング20からはみ出したケーブル50を切断する工程は、一対のケーブルハウジング20を仮保持状態としてから切断してもよい。仮保持状態で切断すると、束ねられたケーブル50をばらけさせてケーブル50がむき出しとなる部分を最小とすることができ、ケーブルの処理が容易かつ確実にできる。
一対のケーブルハウジング20及び本体ハウジング30の詳細について、図4及び図5を用いて説明する。図4及び図5は、ケーブルコネクタ10からケーブルハウジング20及び本体ハウジング30を抽出して示す分解斜視図であって、図4は前方(図1のレセプタクルコネクタRECP側)から、図5は後方(図1のケーブル50側)から、それぞれ見た図である。なお、図5には、本体ハウジング30に配置される端子40の一部を参考として抜き出して描画している。
尚なお、本実施の形態では上側ケーブルハウジング20Aと下側ケーブルハウジング20Bを同一の構成として本コネクタに係る部材の種類を低減するような構成としたが、これに限られることはない。例えば一方のケーブルハウジングの左右方向両側に短側壁部22を形成し、他方のケーブルハウジングの左右方向両側に長側壁部27を形成することもできる。
この場合、他方のケーブルハウジングに形成された、間隔の空いた一対の長側壁部27の間に、突出物(長側壁部27)が形成されていないほぼ直方体状の一方のケーブルハウジングを取り付けることになるので、仮保持までの作業が容易になる。
一対のケーブルハウジング20の内部について、図6及び図7を用いて説明する。図6は仮保持状態の一対のケーブルハウジング20にケーブル50を挿入中の状態を、図7は仮保持状態の一対のケーブルハウジング20にケーブル50を挿入後の状態をそれぞれ示しており、図6(b)及び図7(b)は、それぞれ、図6(a)及び図7(a)の前後方向中央線であるE-E線及びF-F線における矢視断面図である。
一対のケーブルハウジング20の仮保持機構について、図8から図11を用いて説明する。図8は一対のケーブルハウジング20の仮保持状態と本保持状態の変位を外観的に示しており、図8(a)は仮保持状態を、図8(b)は本保持状態を示す。図9(b)及び図10(b)は、それぞれ、図9(a)及び図10(a)の左右方向であるC-C線及びD-D線における仮保持状態及び本保持状態の矢視断面図である。図11は本保持状態のケーブルコネクタ10を示す。
第1突起部271は、長側壁部27の先端側端縁に前後方向に延在するリブ状の突起で、上下のケーブルハウジング20Aと20Bとが仮保持状態で離れないよう係合爪24と係合する。
第2突起部272は、長側壁部27の上壁部方向中央付近に第1突起部271と平行となるリブ状の突起で、係合爪24が相手側ケーブルハウジング20の上壁部21側へ移動しないよう規制する。
すなわち、一方のケーブルハウジング20の係合爪24は、他方のケーブルハウジング20の長側壁部27の第1突起部271に係合するとともに第2突起部272にその移動を規制されて、ケーブルハウジング20Aと20Bが互いに移動しないよう保持しされ、一対のケーブルハウジング20が仮保持状態とする。
そして、第3突起部273は、やはり前後方向に延在するリブ状の突起で、上下のケーブルハウジング20Aと20Bとが最接近、すなわち本保持となる位置で係合爪24と係合し、両ケーブルハウジング20を本保持状態に保持する。
仮保持状態にされた一対のケーブルハウジング20は、本体ハウジング30の端子支持部32が一対のケーブルハウジング20に挿入された後、図8(b)に示すように、両上壁部21がペンチなどで所定以上の外力で押圧されると、第2突起部272が変形して係合爪24の規制がなくなり、一対のケーブルハウジング20が近接し、一方の短側壁部22と他方の長側壁部27は本保持状態に係合される。この段階で、一方の本体係合突起部26は、本体ハウジング30の端子支持部32の切欠き33を通過して、他方の凹部26bに受容される。
なお、第2突起部272は必ずしも変形しなくともよく、係合爪24が仮保持状態で係合し、所定の外力で乗り越えるような、例えば断面台形となるリブ状の突起でもよい。
端子40の詳細及びケーブル50とのピアシング接続について、図12から図16を用いて説明する。図12及び図13は、端子40の構成を示しており、図12は端子40の全体を、図13は端子40のケーブル接続部41を拡大して示す。
板状基部は本体ハウジング30の端子支持部32に配置されるよう、端子支持部32の面と平行になるよう形成されている。
ケーブル位置制御部411の高さは、その先端が、ケーブルハウジング20が本保持状態に位置したときに上壁部21にほぼ達する位置に設定される。ケーブル50は上壁部21に押されてケーブル接続部に圧せられ、径の異なるケーブルであっても両ケーブル位置制御部411a、411bの間に位置させることができる。
細いケーブルも太いケーブルも、ケーブルハウジング20の本保持状態で、外周がケーブル位置制御部411の先端あるいはその近傍の上壁部21に押されたところに位置することとなる。すなわち、細い径のケーブル50は第1ピアス部412に対して差込みの浅い位置に配置され、太い径のケーブル50は差込の深い位置に配置されることになる。
第1ピアス部412は、ケーブル50の絶縁体51の中央部をピアシングして内部の芯線52(図15参照)に差し込まれて接触する。 本実施の形態では、一方の第1ピアス部412aと他方の第1ピアス部412bが密接した状態として説明するが、ケーブル50の芯線52の中心付近を貫通する位置であれば若干隙間のある近接した状態とすることもできる。
また、図15(c)に示すように、径の更に太いケーブル50Lがピアシングされる場合、相対的に長く突出する一方の第1ピアス部412aの差込刃4121aが上述と同様芯線52を貫通して接触する。そして、相対的に短く突出する他方の第1ピアス部412bの差込刃4121bを、根元まで芯線52に差し込まれるようにしておく。そうすると、太い導体としての接続として十分な接触を得ることができる。そして、差込刃4121bが深く根元まで絶縁体51に侵入しても、ケーブル50Lの径が太いため、ケーブル50が裂けてしまうことが無い。
なお、ケーブル50の径としては、例えば、AWG(米国ワイヤゲージ規格)において、径の細いケーブル50SとしてAWG♯26、径のやや太いケーブル50MとしてAWG♯24、径の更に太いケーブル50LとしてAWG♯22を、挙げることができる。
第2ピアス部413は、一方の第2ピアス部413aと他方の第2ピアス部413bが間隔L2を有して近接し、同じ高さとなるよう形成されている。その先端側は、内側及び前方に斜面を有する角錐状の差込刃4131a,4131bとなっている。
一対の第2ピアス部413は、図16(a)に示すように、一対の第1ピアス部412の差込刃4121a,4121bが密接しているのに対し、クリアランスL2をもって近接した差込刃4131a,4131bを有する。一対の第2ピアス部413は、内側(ケーブル接続部41の中心線CL)に向かって傾斜して形成されていることから、ケーブル50の周縁部をピアシングして絶縁体51を突き破った後、図16(b)に示すように、芯線52を両側から挟み込んで接触する。これにより、ケーブル50の中央部をピアシングする第1ピアス部412と相まって、ケーブル50と端子40との接続をより一層確実なものとする。
20、20A、20B…ケーブルハウジング
21…上壁部
22…短側壁部
23…案内部
24…係合爪
25…下壁部
26…本体係合突起部
27…長側壁部
28…スリット
29…本体案内突起部
30…本体ハウジング
31…上壁部
32…端子支持部
33…切欠き
34…側面
35…誘導部
36…狭窄部
37…前面
38…開口部
40…端子
41…ケーブル接続部
411…ケーブル位置制御部
412…第1ピアス部
413…第2ピアス部
42…取付部
43…接点部
50…ケーブル
51…絶縁体
52…芯線
Claims (3)
- 導線の周りが絶縁被覆材により被覆されたケーブルの端末にピアシングにより接続されるコネクタ端子において、
前記コネクタ端子は、ケーブルをピアシングにより接続するケーブル接続部を備え、
前記ケーブル接続部は、平板状の基部から立ち上げられ、その先端側が前記ケーブルを挟む方向に近接して対向する一対の第1板状片を含み、
前記先端側に前記ケーブルに差し込まれる差込刃が設けられ、前記差込刃の先端が前記立ち上げ方向で段違い状に配置されていることを特徴とするコネクタ端子。 - 前記ケーブル接続部は、平板状の基部から立ち上げられ、その先端側が前記ケーブルを挟む方向に対向する一対の第3板状片を含み、
前記一対の第3板状片は、その先端側が前記ケーブルを前記絶縁被覆材の外から挟むよう対向して配置されていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ端子。 - 前記ケーブル接続部は、平板状の基部から立ち上げられ、その先端側が前記ケーブルを挟む方向に対向する一対の第2板状片を含み、
前記一対の第2板状片は、その先端側が前記一対の第1の板状片よりも広く離間した状態で対向し、前記先端側に前記ケーブルに差し込まれる差込刃が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のコネクタ端子。
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